JP5201359B2 - 自動販売機のヒンジ装置 - Google Patents
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Description
また、前記目的を達成するため請求項2に係る発明は、請求項1記載の自動販売機のヒンジ装置において、付勢手段は第2回転軸に巻回され、一端が本体キャビネットに係止されるとともに他端がリンクに係止されたコイルばねからなることを特徴とする。
そして、前記目的を達成するため請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動販売機のヒンジ装置において、外扉が第2回転軸を支点として回動する第2段階から第1回転軸を支点として回動する第1段階に移行した際、第1回転軸を元の定位置に復帰させるガイド機構を有してなることを特徴とする。
そしてまた、前記目的を達成するため請求項5に係る発明は、請求項4記載の自動販売機のヒンジ装置において、ガイド機構は本体キャビネットの基台に設けられ、第1回転軸の軸線上に位置するガイド軸、および外扉に形成され、前記ガイド軸に嵌合するとともに外扉が第2回転軸を支点として回動する際に第1回転軸が移動する軌跡に一致した湾曲形状のガイド溝からなり、外扉が第1回転軸を支点として回動する第1段階においてはガイド軸とガイド溝とが嵌合し、外扉が第2回転軸を支点に回動する第2段階においてはガイド軸とガイド溝との嵌合が解除されるよう構成されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機のヒンジ装置においては、請求項1記載の自動販売機のヒンジ装置において、付勢手段は前記リンクを弾性材料により形成するとともに本体キャビネットに当接する係合片としたことにより、付勢手段としてリンクを利用することができるので部品点数を増加することなく付勢手段を設けることができる。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機のヒンジ装置においては、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動販売機のヒンジ装置において、外扉が第2回転軸を支点として回動する第2段階から第1回転軸を支点として回動する第1段階に移行した際、第1回転軸を元の定位置に復帰させるガイド機構を有してなることにより、第1段階における第1回転軸を常に定位置に保持することができる。すなわち、外扉開放の第1段階における軸となる第1回転軸が外扉を第2段階まで開放させた場合に本体キャビネット1の外部に移動することから、外扉自身の荷重や外扉に外力が加えられた場合にヒンジ装置に歪みや変形が生じて第1回転軸が元の位置からずれるおそれがあるが、前記ガイド機構を備えることにより第1回転軸を常に定位置に復帰させて保持することができるものである。
図1に示すように、この自動販売機は前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面に本発明に係るヒンジ装置10により開閉可能に支持された外扉2とからなる。本体キャビネット1の開口面は開閉可能な断熱内扉3によって閉塞されて商品収納庫を画成している。本体キャビネット1の庫内は、不図示の断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室には缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル入り飲料などの商品を収容するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックが収設され、また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷却または加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。
さて、ヒンジ装置10は本体キャビネット1の補強金具1Aにねじにより固着された蝶番片11を有し、この蝶番片11の先端に形成したカール部111(図4参照)に第2回転軸HP2が挿通されている(第2回転軸HP2は頭付きピンとして形成されているが、図ではカール部111が分かるように省略している)。また、ヒンジ装置10は両端にカール部121,122を有するリンク12を備え、このリンク12のカール部121が前記第2回転軸HP2に遊嵌され、カール部122が外扉2に取付けられた第1回転軸HP1に挿通されている。前記リンク12は第1回転軸HP1および前記第2回転軸HP2に直結されており、その迂回部123が外扉2の内側に向けて湾曲するように折り曲げて形成されている。前記蝶番片11のカール部111とリンク12のカール部121(図では下側のカール部121)との間には付勢手段としてのコイルばね13が巻装され、コイルばね13の一端が蝶番片11(本体キャビネット1)に、他端がリンク12に係止されている。前記コイルばね13はリンク12を介して外扉2に常時閉塞する方向の付勢力を付与しており、図3ではリンク12に第2回転軸HP2を中心に反時計方向に回動する付勢力を付与している。したがって、リンク12はコイルばね13の付勢力に抗する外力が加えられない限りは図3の状態を維持し、コイルばね13の付勢力に抗する外力が加えられた場合に第2回転軸HP2を中心に時計方向に回動するように構成されている。なお、前記リンク12は外扉2の左枠2A(図3参照)に形成した貫通穴2A1を介して第1回転軸HP1および前記第2回転軸HP2に直結されている。
図7に示す実施の形態2のヒンジ装置100が図4などに示す実施の形態1のヒンジ装置10と相違する点はリンク120の一部の構造が異なる点である。すなわち、図7に示す実施の形態2のヒンジ装置100のリンク120は弾性材料により形成されるとともにリンク120の一端に形成された一対のカール部121の間から蝶番片11に向けて延在する係合片124を形成した点が実施の形態1のリンク12と異なる点であり、リンク120が両端にカール部121,122を有し、前記カール部121,122を第1回転軸HP1,第2回転軸HP2に挿通してそれぞれに直結され、その迂回部123が外扉2の内側に向けて湾曲するように折り曲げて形成されている点は実施の形態1のリンク12と同一である。
2 外扉
10、100 ヒンジ機構
11 蝶番片
12 リンク
33 コイルばね(付勢手段)
120 リンク(弾性部材)
124 係合片(可撓性)
200 ガイド機構
220 ガイド軸
230 ガイド溝
Claims (5)
- 前面が開口した本体キャビネットと、この本体キャビネットの前面にヒンジ装置を介して開閉可能に配設された外扉を備え、前記ヒンジ装置が外扉の内部に取付けられた第1回転軸と本体キャビネットの内部に取付けられた第2回転軸および前記第1回転軸,第2回転軸を連結し、外扉の内部側に屈曲したリンクからなり、前記外扉が第1回転軸および第2回転軸を支点として第1段階から第2段階に回動することにより開放角度が漸増する自動販売機のヒンジ装置において、前記第1回転軸と第2回転軸をリンクにより直結し、前記リンクは第2回転軸を支点として外扉を閉成する方向に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする自動販売機のヒンジ装置。
- 請求項1記載の自動販売機のヒンジ装置において、付勢手段は第2回転軸に巻回され、一端が本体キャビネットに係止されるとともに他端がリンクに係止されたコイルばねからなることを特徴とする自動販売機のヒンジ装置。
- 請求項1記載の自動販売機のヒンジ装置において、付勢手段は前記リンクを弾性材料により形成するとともに本体キャビネットに当接する係合片としたことを特徴とする自動販売機のヒンジ装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動販売機のヒンジ装置において、外扉が第2回転軸を支点として回動する第2段階から第1回転軸を支点として回動する第1段階に移行した際、第1回転軸を元の定位置に復帰させるガイド機構を有してなることを特徴とする自動販売機のヒンジ装置。
- 請求項4記載の自動販売機のヒンジ装置において、ガイド機構は本体キャビネットの基台に設けられ、第1回転軸の軸線上に位置するガイド軸、および外扉に形成され、前記ガイド軸に嵌合するとともに外扉が第2回転軸を支点として回動する際に第1回転軸が移動する軌跡に一致した湾曲形状のガイド溝からなり、外扉が第1回転軸を支点として回動する第1段階においてはガイド軸とガイド溝とが嵌合し、外扉が第2回転軸を支点に回動する第2段階においてはガイド軸とガイド溝との嵌合が解除されるよう構成されてなることを特徴とする自動販売機のヒンジ装置。
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