JP5200425B2 - 農薬活性微生物製剤 - Google Patents
農薬活性微生物製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5200425B2 JP5200425B2 JP2007150109A JP2007150109A JP5200425B2 JP 5200425 B2 JP5200425 B2 JP 5200425B2 JP 2007150109 A JP2007150109 A JP 2007150109A JP 2007150109 A JP2007150109 A JP 2007150109A JP 5200425 B2 JP5200425 B2 JP 5200425B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- liquid
- ester compound
- acid
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N63/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
- A01N63/30—Microbial fungi; Substances produced thereby or obtained therefrom
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N63/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
- A01N63/30—Microbial fungi; Substances produced thereby or obtained therefrom
- A01N63/38—Trichoderma
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Virology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
即ち、本発明は、
1.下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物(以下、本エステル化合物と記すこともある。)、当該エステル化合物の乳化に適する界面活性剤(以下、本界面活性剤と記すこともある。)及び農薬活性微生物を含有することを特徴とする農薬活性微生物製剤(以下、本発明製剤と記すこともある。)
<エステル化合物群>
(1)一般式 化1
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(2)ジグリセリンと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物;
2.一般式 化1で示される多価アルコールが、ペンタエリスリトール、トリメチロールアルカン又はネオペンチルグリコールであることを特徴とする前項1記載の農薬活性微生物製剤;
3.1価脂肪酸が2−エチルヘキサン酸、n−オクタデカン酸の異性体又はカプリン酸であることを特徴とする前項1又は2記載の農薬活性微生物製剤;
4.1価アルコールが2−ヘプチルウンデシルアルコールであることを特徴とする前項1、2又は3記載の農薬活性微生物製剤;
5.エステル化合物が、
(a)ペンタエリスリトールと2−エチルヘキサン酸とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(b)トリメチロールプロパンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物
(c)ネオペンチルグリコールとカプリン酸とが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
(d)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(e)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物、及び、
(f)アジピン酸と2−ヘプチルウンデシルアルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
の中から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物であることを特徴とする前項1記載の農薬活性微生物製剤;
6.界面活性剤が、ノニオン性界面活性剤であることを特徴とする前項1〜5のいずかの前項記載の農薬活性微生物製剤;
7.界面活性剤が、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも一種以上のノニオン性界面活性剤であることを特徴とする前項1〜5のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤;
8.界面活性剤が、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも一種以上のノニオン性界面活性剤であって、当該界面活性剤のHLBが7〜12の範囲にあることを特徴とする前項1〜5のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤;
9.農薬活性微生物が、ペーシロマイセス属、ボーベリア属、メタリジウム属、ノムラエア属、バーティシリウム属、ヒルステラ属、クリシノミセス属、ソロスポレラ属、トリポクラディウム属、フザリウム属、トリコデルマ属及びエキセロハイラム属からなる群から選択されるいずれか一つ以上の属から構成される一種以上の微生物であることを特徴とする前項1〜8記載のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤;
10.農薬活性微生物が病害虫防除性糸状菌であることを特徴とする前項1〜8記載のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤;
11.農薬活性微生物が下記のいずれかの害虫防除性糸状菌であることを特徴とする前項1〜8記載のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤
(1)ペーシロマイセス属の糸状菌
(2)核の5.8SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号1で示される塩基配列を有し、かつ、核の28SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号2で示される塩基配列を有する糸状菌
(3)ペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)に属する糸状菌
(4)独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託番号FERM BP−7861として寄託されているペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)T1菌株である糸状菌;
12.前項1〜11記載のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤を、病害虫、病害虫の生育場所又は病害虫から保護するべき植物に施用することを特徴とする病害虫防除方法(以下、本発明防除方法と記すこともある。);
13.前項1〜12記載のいずれかの前項記載の農薬活性微生物製剤を、農園芸用作物病害虫、農園芸用作物病害虫の生育場所又は農園芸用作物病害虫から保護するべき農園芸用作物に施用することを特徴とする病害虫防除方法;
14.下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物、当該エステル化合物の乳化に適する界面活性剤及び農薬活性微生物を混合する工程を有することを特徴とする農薬活性微生物製剤の製造方法(以下、本発明製造方法と記すこともある。)
<エステル化合物群>
(1)一般式 化2
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(2)ジグリセリンと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物;
15.下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物の、農薬活性微生物製剤を製造するための媒体としての使用
<エステル化合物群>
(1)一般式 化3
本発明製剤は、通常、油系フロアブル製剤と呼ばれているような製剤形態であることがよい。
本発明製剤において用いられる農薬活性微生物としては、病害虫防除効果(本発明における「病害虫防除効果」とは、病害防除効果、害虫防除効果およびこれら両防除効果を纏めて記載した表記であり、当該両防除効果のみを意味するものでない。)を有する微生物は勿論であるが、それ以外にも、例えば、雑草防除効果を有する微生物や植物生長調節効果を有する微生物等も挙げることができる。
例えば、ペーシロマイセス(Paecilomyces)属、ボーベリア(Beauveria)属、メタリジウム(Metarhizium)属、ノムラエア(Nomuraea)属、バーティシリウム(Verticillium)属、ヒルステラ(Hirsutella)属、クリシノミセス(Culicinomyces)属、ソロスポレラ(Sorosporella)属、トリポクラディウム(Tolypocladium)属、フザリウム(Fusarium)属、トリコデルマ(Trichoderma)属及びエキセロハイラム(Exserohilum)属からなる群から選択されるいずれかの一つ以上の属から構成される一種以上の微生物等を挙げられる。
(2)核の5.8SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号1で示される塩基配列を有し、かつ、核の28SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号2で示される塩基配列を有する害虫防除性糸状菌
(3)ペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)に属する害虫防除性糸状菌
(4)独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託番号FERM BP−7861として寄託されているペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)T1菌株である害虫防除性糸状菌
農薬活性微生物が害虫防除性糸状菌である場合には、例えば、下記のように害虫防除性糸状菌を選抜すればよい。天然から分離する場合には、まず、体が硬化し、体からキノコ状のものが生えている死亡虫を野外から採取する。当該死亡虫に形成されている分生子を白金耳で触れ、SDY培地(組成:ペプトン 1%(W/V)、酵母エキス 1%(W/V)、ブドウ糖 2%(W/V)、寒天 1.5%(W/V))やCzapek培地(組成:NaNO3 0.3%(W/V)、K2HPO4 0.1%(W/V)、MgSO4・7H2O 0.05%(W/V)、KCl 0.05%(W/V)、FeSO4・7H2O 0.001%(W/V)、ショ糖 3%(W/V)、寒天 1.5%(W/V))等の固体培地に線を引くように擦りつける。25℃で培養し、数日後に生えてきた菌の独立したコロニーを切り取り、新しいSDY培地やCzapek培地等の固体培地に移植し、さらに25℃で培養する。生育してきた菌について、植物防疫特別増刊号No.2天敵微生物の研究手法(社団法人日本植物防疫協会発行)記載の方法等に従って、属の同定(例えば、ペーシロマイセス属に属する害虫防除性糸状菌であるか同定)を行い、害虫防除性糸状菌を選抜すればよい。
つぎに、選抜された害虫防除性糸状菌の殺虫活性の有無を確認する。選抜された害虫防除性糸状菌(例えば、ペーシロマイセス属に属する害虫防除性糸状菌)をSDY培地やCzapek培地等の固体培地で25℃で培養し、形成された分生子を1×108cfu/mlとなるように滅菌水に懸濁し、分離源となった死亡虫と同種の昆虫10頭を懸濁液に30秒間浸漬する。浸漬した昆虫を25℃、湿度100%の条件下で飼育し、接種後6日後に死亡虫が観察される菌株を、害虫防除性糸状菌(例えば、ペーシロマイセス属に属する害虫防除性糸状菌)として選抜することができる。
(1)生育速度(25℃、7日間)
集落の直径:25〜30mm(2%マルトエキス寒天平板培地)、25〜30mm(オートミール寒天平板培地)
(2)集落表面の色調
白色(2%マルトエキス寒天平板培地)、白色(オートミール寒天平板培地)
(3)集落裏面の色調
白色(2%マルトエキス寒天平板培地)、白色〜明るい黄色(オートミール寒天平板培地)
(4)集落表面の組織
羊毛状〜綿毛状
(5)分生子柄
滑面、分岐して不規則な輪生となる。
(6)分生胞子
滑面、楕円形〜円筒形、連鎖する、約4μm×約2μm
(7)厚膜胞子
形成せず(25℃、9日間)
(8)核の5.8SリボソームRNAをコードするDNAの塩基配列及び核の28SリボゾームRNAをコードするDNAの塩基配列
核の5.8SリボゾームRNAをコードするDNAの塩基配列を配列番号1に、核の28SリボゾームRNAをコードするDNAの塩基配列を配列番号2に示す。
当該菌の培養に用いられる液体培地又は固体培地は、当該菌が増殖するものであれば特に限定されるものではなく、微生物培養に通常使用される炭素源、窒素源、有機塩及び無機塩等を適宜含む培地が用いられる。
液体培地は、通常水に炭素源、窒素源、有機塩、無機塩、ビタミン類等を適宜混合することにより調製できる。
液体培地に用いられる炭素源としては、例えば、グルコース、デキストリン、シュークロース等の糖類、グリセロール等の糖アルコール類、フマル酸、クエン酸、ピルビン酸等の有機酸、動植物油及び糖蜜等が挙げられる。培地に含まれる炭素源の量は、通常0.1〜20%(w/v)である。
液体培地に用いられる窒素源としては、例えば、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、麦芽エキス、大豆粉、コーン・スティープ・リカー(Corn Steep Liquor)、綿実粉、乾燥酵母、カザミノ酸等の天然有機窒素源、硝酸ナトリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、リン酸アンモニウム等の無機酸のアンモニウム塩や硝酸塩、フマル酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム等の有機酸のアンモニウム塩、尿素及びアミノ酸類が挙げられる。培地に含まれる窒素源の量は、通常0.1〜30%(w/v)である。
液体培地に用いられる有機塩や無機塩としては、例えば、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、マンガン、コバルト、亜鉛等の塩化物、硫酸塩、酢酸塩、炭酸塩、リン酸塩が挙げられ、具体的には例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、塩化コバルト、硫酸亜鉛、硫酸銅、酢酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸一水素カリウム及びリン酸ニ水素カリウムが挙げられる。培地に含まれる無機塩や有機塩の量は、通常0.0001〜5%(w/v)である。
ビタミン類としては、チアミン等が挙げられる。
固体培地としては、例えば、米類、麦類等の主穀類、トウモロコシ、栗、稗、コーリャン、蕎麦等の雑穀類、オガ粉、バガス、籾殻、フスマ、莢、藁、コ−ンコブ、綿実粕、オカラ、寒天、ゼラチン等を挙げることができる。また、これらの2種以上を混合して使用することもでき、さらに、前記液体培地に使用される炭素源、窒素源、有機塩、無機塩、ビタミン等を適宜混合したものが挙げられる。
即ち、液体培地を用いて培養する方法としては、例えば、試験管振盪式培養、往復式振盪培養、ジャーファーメンター培養及びタンク培養が挙げられ、固体培地を用いて培養する方法としては、例えば、静置培養が挙げられ、必要に応じ切り返しを加えてもよい。
培養温度は、当該菌が生育可能な範囲で適宜変更することができるが、通常10℃〜35℃の範囲、好ましくは15℃〜35℃の範囲で有り、培地のpHは通常約4〜11の範囲、好ましくは約5〜7である。培養時間は培養条件により異なるが、通常約1日間〜約2ヶ月間の範囲である。
当該菌は、当該菌を培養した培養液を遠心分離する方法、当該菌を培養した固体培地上に蒸留水等を加えて表面から菌体をかきとる方法や、固体培地を乾燥させ粉砕した後、篩により分画する方法等により得ることができる。
<エステル化合物群>
(1)一般式 化4
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物(因みに、当該エステル化合物の中の遊離した水酸基数は少ない方が好ましい。)
(2)ジグリセリン[CAS No.627-82-7で登録されるO[CH2CH(OH)CH2OH]2である。別名として、Diglycerolとしても知られている。]
と1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸[CAS No.124-04-9で登録されるHOOC(CH2)4COOHである。別名として、Adipic Acidとしても知られている。]
と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
、トリメチロールアルカン(Trimethylolalkane)[例えば、CAS No.77-85-0で登録されるC5H12O3、CAS No.77-99-6で登録されるC6H14O3等で代表されるような2−アルキル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオールである。ここで「アルキル」としては、例えば、低級アルキル(具体的には例えば、メチル、エチル等)を挙げることができる。]
,ネオペンチルグリコール(Neopentyl Glycol)[CAS No.126-30-7で登録されるHOCH2C(CH3)2CH2OHである。別名として、2,2−ジメチルー1,3−プロパンジオールとしても知られている。]
等を挙げることができる。
<特に好ましいエステル化合物群>
(a)ペンタエリスリトールと2−エチルヘキサン酸とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(b)トリメチロールプロパンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物
(c)ネオペンチルグリコールとカプリン酸とが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
(d)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(e)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物、及び、
(f)アジピン酸と2−ヘプチルウンデシルアルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
本エステル化合物の乳化に適する界面活性剤(即ち、本界面活性剤)としては、例えば、ノニオン性界面活性剤を好ましく挙げることができる。具体的には、ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、糖アルコール誘導体、シリコーン系界面活性剤等のノニオン性界面活性剤等があげられる。
より好ましくは、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル若しくはポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。具体的には例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルとしてはペグノール14−O(登録商標)(東邦化学工業株式会社製)、ペグノール24−O(登録商標)(東邦化学工業株式会社製)等が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしてはペグノールO−4(登録商標)(東邦化学工業株式会社製)、ペグノールO−6A(登録商標)(東邦化学工業株式会社製)等があげられる。
HLB=(親水基部分の分子量/界面活性剤の分子量)×20
これらの副資材を添加する場合、その添加量は合計で、本発明製剤の全重量に対して、通常0.1重量%以上50重量%以下、好ましくは0.5重量%以上20重量%以下である。
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)等のスリップス属、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)等のフランクリニエラ属、チャノキイロアザミウマ(Sciltothrips dorsalis)等のシルトスリップス属等のアザミウマ類、クダアザミウマ類等。
病害虫から保護すべき植物に施用する場合には、通常、本発明製剤を農薬活性微生物の菌体の量として、その濃度が103〜1012CFU/mlとなるように水で希釈した後、当該希釈液を当該植物の茎葉等に対して散布処理することにより使用することがよい。
また場合によっては、当該希釈液を当該植物が栽培される土壌等に対して潅注することにより使用することもできる。当該施用法は農薬活性微生物が病害防除性糸状菌(特に土壌病害防除性糸状菌)である場合に利用すればよい。
本発明製剤を病害虫、病害虫の生息場所又は病害虫から保護すべき植物等に施用する際には、その施用量は、通常1000m2当たり本発明製剤で用いられる農薬活性微生物の菌体の量として、105〜1019CFU、好ましくは107〜1017CFUである。
ガラス瓶に、サラコス5408(日清オイリオグループ株式会社製)93.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末2.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(1)を得た。
ガラス瓶に、サラコス6318V(日清オイリオグループ株式会社製)93.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末2.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(2)を得た。
ガラス瓶に、コスモール44V(日清オイリオグループ株式会社製)93.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末2.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(3)を得た。
ガラス瓶に、コスモール43V(日清オイリオグループ株式会社製)93.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末2.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(4)を得た。
ガラス瓶に、サラコス618(日清オイリオグループ株式会社製)93.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末2.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(5)を得た。
ガラス瓶に、ユニスターHー210R(日本油脂株式会社製)85.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)10.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末5.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(6)を得た。
ガラス瓶に、サラコス5408(日清オイリオグループ株式会社製)30.0重量%、コスモール44V(日清オイリオグループ株式会社製)25.0重量%、ユニスターHー210R(日本油脂株式会社製)30.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)10.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末5.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(7)を得た。
ガラス瓶に、サラコス5408(日清オイリオグループ株式会社製)94.7重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)5.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例4で得られる菌体粉末0.3重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(8)を得る。
ガラス瓶に、サラコス5408(日清オイリオグループ株式会社製)40.0重量%、コスモール44V(日清オイリオグループ株式会社製)45.0重量%及びペグノール24−O(東邦化学工業株式会社製)10.0重量%を入れ、これをよく混和した後、参考例3で得られた菌体粉末5.0重量%を加えて混合することにより、本発明製剤(9)を得る。
本発明製剤(1)〜(7)を各々20mg計り取り、これに20mlの滅菌希釈水を加えて懸濁した。この懸濁液を滅菌希釈水により適当な濃度に希釈して、得られた希釈液をポテトデキストロース寒天培地に100μl滴下し塗り広げ、25℃で3日間培養した。培養後、生育したコロニー数を計測することにより、当該製剤中の農薬活性微生物の生菌数を求めた。一方、本発明製剤(1)〜(7)を各々ねじ口の付いたガラス瓶に入れ密栓した後、40℃暗所で2、4、8週間保存した。保存された本発明製剤(1)〜(7)の各々及び比較油系製剤1を20mg計り取り、これに20mlの滅菌希釈水を加えて懸濁した。この懸濁液を滅菌希釈水により適当な濃度に希釈して得られた希釈液をポテトデキストロース寒天培地に100μl滴下し塗り広げ、25℃で3日間培養した。培養後、生育したコロニー数を計測することにより、保存後の当該製剤中の農薬活性微生物の生菌数を求めた。滅菌希釈水としては0.85%(w/v)塩化ナトリウム水溶液に新リノー(日本農薬株式会社製)及びSilwet L−77(日本ユニカ製)を各々0.1%(w/v)濃度で添加し、滅菌したものを使用した。保存開始日から保存8週間後までの本発明製剤(1)〜(7)の各々の農薬活性微生物の生存数の経時変化を表1に示す。
250mL共栓付シリンダーに硬度3度水を230ml入れた。共栓をした後、当該シリンダーを20℃恒温水槽中で30分以上静置した。これに本発明製剤(1)〜(7)を各々500mg滴下し、さらに20℃の硬度3度水により250mLにメスアップした。共栓をした後、当該シリンダーを20秒間に10回転倒し、再び20℃恒温水槽中に静置した。30分間後に当該シリンダーを恒温水槽より取り出し、乳化状態を観察した。その結果を表2に示す。
100mlガラスビーカーに本発明製剤(1)〜(7)を各々1g計りとり、100mlの蒸留水を加えた。マグネティックスターラ−を用いて3分間攪拌し、散布溶液とした。
本葉4葉位以上を切除したきゅうりCucumis sativus(品種:相模半白)及び本葉3〜4葉のトマトLycopersicon esculentum(品種:パティオ)を供試植物として、前記の散布溶液を植物葉の表裏に十分量散布した。処理後の供試植物を温室内へ移動し、試験期間中は常に肥料水を底面潅水した。処理後定期的に発育状況及び薬害症状を観察し、処理後7日後(きゅうり)又は14日後(トマト)に薬害症状を4段階(−:薬害なし、±:薬害及び薬害とみられる症状が認められるが実用上問題なし、+:薬害が認められ実用上問題あり、++:枯死)で記録した。尚、試験期間中の平均温湿度は、24℃/30〜40%Rhであった。
その結果を表3に示す。
本葉3〜4葉のキャベツBrassica oleracea(品種:グリーンボール)にタバココナジラミ(バイオタイプB)成虫を放虫した。放虫1日後に成虫を除去し、キャベツ葉上に卵を採取した。温度25℃、湿度50%Rh程度の条件で2週間栽培を行い、キャベツ葉上にタバココナジラミを孵化させた。キャベツ葉上に孵化したタバココナジラミ幼虫数を数え、薬液散布前幼虫数とした。次に、100mlガラスビーカーに本発明製剤(1)〜(7)を各々200mg計りとり、100mlの蒸留水を加えた。マグネティックスターラ−を用いて3分間攪拌し、散布溶液とした。タバココナジラミが孵化したキャベツ葉の表裏に前記の散布溶液を十分量散布した。散布後にキャベツを風乾させた後、温度25℃、湿度95%Rh以上の条件で1週間栽培を行い、キャベツ葉上に生存するタバココナジラミ幼虫数を数え、薬液散布1週間後生存幼虫数とした。下記の計算式から、薬液散布1週間後の死虫率を算出し、算出された死虫率に基づき4段階(A:安定した効力あり(死虫率80%以上)、B:効力あり(死虫率60%以上80%未満)、C:効力不十分(死虫率40%以上60%未満)D:効力なし(死虫率40%未満))で害虫防除効果を評価した。結果を表4に示す。
体が硬化し、体からキノコ状のものが生えている死亡虫を野外から採取する。当該死亡虫に形成されている分生子を白金耳で触れ、SDY培地に線を引くように擦りつける。25℃で培養し、数日後に生えてきた菌の独立したコロニーを切り取り、新しいSDY培地に移植し、さらに25℃で培養する。
得られた菌株のうち、以下のア)〜ク)に記載された性質をもつ菌株を、ペーシロマイセス属に属する糸状菌として選抜する。
ア)栄養菌糸が隔壁を持つ
イ)有性生殖が認められない。
ウ)分生子は分生子殻と呼ばれる壺上の器官の中に作られるのではなく、外生する。
エ)分生子はフィアライド頂端にフィアロ型に形成され、乾燥し連鎖状をなす。
オ)分生子柄は先端に小のうを持たない。
カ)フィアライドは分生子柄束上に柵状に配列されない。
キ)分生子の連鎖は束をなさない。
ク)フィアライドは頸部が明瞭、不規則あるいは緩く輪生である。
選抜されたペーシロマイセス属に属する糸状菌をSDY培地で25℃で培養し、形成された分生子を1×108CFU/mlとなるように滅菌水に懸濁し、分離源となった死亡虫と同種の昆虫10頭を懸濁液に30秒間浸漬する。浸漬した昆虫を25℃、湿度100%の条件下で飼育し、接種後6日後に死亡虫が観察されるものを、ペーシロマイセス属に属する農薬活性微生物として選抜する。
500ml容フラスコに入れた100mlのポテトデキストロース培地(Difco Laboratories製)に予めポテトデキストロース寒天培地(Difco Laboratories製)で培養されたペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)T1菌株の菌体を接種し、25℃で3日間振とう培養することにより、培養液を得た。滅菌水160mlが添加された滅菌済みフスマ80gに、前記培養液20mlを接種し、25℃、湿度90%の条件下で、光(2000〜3000ルクス)を間欠照射(明条件:連続14時間/日、暗条件:連続10時間/日)しながら14日間培養した。培養後、菌体(分生子を多く含む)が形成されたフスマを乾燥させ、乾燥後のフスマ及び直径20mmの瑪瑙ボール5個を日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:60メッシュのふるいを使用)に入れ、これを日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:100、200メッシュのふるいを使用)と重ねて、自動ふるい振とう機(FRITSCH社)で10分間振とうすることにより、200メッシュ以下の画分に前記菌株の菌体粉末2.0gを得た。
500ml容フラスコに入れた100mlのポテトデキストロース培地(Difco Laboratories製)に予めポテトデキストロース寒天培地(Difco Laboratories製)で培養されたペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)T1株の菌体を接種し、25℃で3日間振とう培養することにより、培養液を得た。次に、大麦皮付圧ぺん麦(松景精麦社製)80gをハンドクラッシャーHC−1(大阪ケミカル社製)で粒径が1〜5mm程度になるように粗粉砕し、オートクレーブで滅菌した。これを、滅菌されたPET製透明トレー(縦310mm、横220mm、高さ80mm)に移し、次いで前記培養液20gと滅菌水100gとを加えて混合した。当該トレーに滅菌された布をかぶせて、温度25℃、湿度90%RHの人工気象器で照度6000ルクスの光を連続照射しながら17日間培養した。培養後、菌体(分生子を多く含む)が形成された大麦皮付圧ぺん麦を乾燥させ、乾燥後の大麦皮付圧ぺん麦及び直径20mmの瑪瑙ボール5個を日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:60メッシュのふるいを使用)に入れ、これを日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:100、200メッシュのふるいを使用)と重ねて、自動ふるい振とう機(FRITSCH社製)で10分間振とうすることにより、200メッシュ以下の画分に前記菌株の1×1011CFU/gのT1株菌体粉末を2g得た。
500ml容フラスコに入れた100mlのポテトデキストロース培地(Difco Laboratories製)に予めポテトデキストロース寒天培地(Difco Laboratories製)で培養されたフザリウム属に属する病害防除性糸状菌の菌体を接種し、25℃で3日間振とう培養することにより、培養液を得る。次に、オートクレーブ滅菌したフスマ(増田製粉所社製)100gを、滅菌されたPET製透明トレー(縦310mm、横220mm、高さ80mm)に移し、次いで前記培養液20gと滅菌水100gとを加えて混合した。当該トレーに滅菌された布をかぶせて、温度25℃、湿度90%RHの人工気象器で照度6000ルクスの光を連続照射しながら14日間培養する。培養後、菌体(分生子を多く含む)が形成されたフスマを乾燥させ、乾燥後のフスマ及び直径20mmの瑪瑙ボール5個を日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:60メッシュのふるいを使用)に入れ、これを日本工業規格標準ふるい(JIS Z 8801:100、200メッシュのふるいを使用)と重ねて、自動ふるい振とう機(FRITSCH社製)で10分間振とうすることにより、200メッシュ以下の画分に前記菌株の1×109CFU/gの前記病害防除性糸状菌の菌体粉末を2g得る。
Claims (14)
- 下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物、当該エステル化合物の乳化に適するノニオン性界面活性剤及び農薬活性微生物を含有することを特徴とする農薬活性微生物製剤。
<エステル化合物群>
(1)一般式 化1
[式中、R1及びR2は、同じ又は異なって、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基又は2−ヒドロキシエチル基を表し、m及びnは、同じ又は異なって、1又は2を表す。但し、R1及びR2が同時に水素原子ではない。]
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(2)ジグリセリンと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物 - 一般式 化1で示される多価アルコールが、ペンタエリスリトール、トリメチロールアルカン又はネオペンチルグリコールであることを特徴とする請求項1記載の農薬活性微生物製剤。
- 1価脂肪酸が2−エチルヘキサン酸、n−オクタデカン酸の異性体又はカプリン酸であることを特徴とする請求項1又は2記載の農薬活性微生物製剤。
- 1価アルコールが2−ヘプチルウンデシルアルコールであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の農薬活性微生物製剤。
- エステル化合物が、
(a)ペンタエリスリトールと2−エチルヘキサン酸とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(b)トリメチロールプロパンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物
(c)ネオペンチルグリコールとカプリン酸とが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
(d)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるテトラエステル化合物
(e)ジグリセリンとn−オクタデカン酸の異性体とが反応してなる25℃で液体であるトリエステル化合物、及び、
(f)アジピン酸と2−ヘプチルウンデシルアルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
の中から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物であることを特徴とする請求項1記載の農薬活性微生物製剤。 - ノニオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも一種以上のノニオン性界面活性剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤。
- ノニオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも一種以上のノニオン性界面活性剤であって、当該界面活性剤のHLBが7〜12の範囲にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤。
- 農薬活性微生物が、ペーシロマイセス属、ボーベリア属、メタリジウム属、ノムラエア属、バーティシリウム属、ヒルステラ属、クリシノミセス属、ソロスポレラ属、トリポクラディウム属、フザリウム属、トリコデルマ属及びエキセロハイラム属からなる群から選択されるいずれか一つ以上の属から構成される一種以上の微生物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤。
- 農薬活性微生物が病害虫防除性糸状菌であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤。
- 農薬活性微生物が下記のいずれかの害虫防除性糸状菌であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤。
(1)ペーシロマイセス属の糸状菌
(2)核の5.8SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号1で示される塩基配列を有し、かつ、核の28SリボゾームRNAをコードするDNAが配列番号2で示される塩基配列を有する糸状菌
(3)ペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)に属する糸状菌
(4)独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託番号FERM BP−7861として寄託されているペーシロマイセス・テヌイペス(Paecilomyces tenuipes)T1菌株である糸状菌 - 請求項1〜10のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤を、病害虫、病害虫の生育場所又は病害虫から保護するべき植物に施用することを特徴とする病害虫防除方法。
- 請求項1〜10のいずれかの請求項記載の農薬活性微生物製剤を、農園芸用作物病害虫、農園芸用作物病害虫の生育場所又は農園芸用作物病害虫から保護するべき農園芸用作物に施用することを特徴とする病害虫防除方法。
- 下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物、当該エステル化合物の乳化に適するノニオン性界面活性剤及び農薬活性微生物を混合する工程を有することを特徴とする農薬活性微生物製剤の製造方法。
<エステル化合物群>
(1)一般式 化2
[式中、R 1 及びR 2 は、同じ又は異なって、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基又は2−ヒドロキシエチル基を表し、m及びnは、同じ又は異なって、1又は2を表す。但し、R 1 及びR 2 が同時に水素原子ではない。]
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(2)ジグリセリンと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物 - 農薬活性微生物製剤を製造するための、媒体として下記のエステル化合物群から選ばれる少なくとも一種以上のエステル化合物と、当該エステル化合物の乳化に適するノニオン性界面活性剤との使用。
<エステル化合物群>
(1)一般式 化3
[式中、R1及びR2は、同じ又は異なって、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基又は2−ヒドロキシエチル基を表し、m及びnは、同じ又は異なって、1又は2を表す。但し、R1及びR2が同時に水素原子ではない。]
で示される多価アルコールと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(2)ジグリセリンと1価脂肪酸とが反応してなる25℃で液体であるエステル化合物
(3)アジピン酸と1価アルコールとが反応してなる25℃で液体であるジエステル化合物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007150109A JP5200425B2 (ja) | 2006-06-23 | 2007-06-06 | 農薬活性微生物製剤 |
Applications Claiming Priority (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006173688 | 2006-06-23 | ||
| JP2006173687 | 2006-06-23 | ||
| JP2006173687 | 2006-06-23 | ||
| JP2006173686 | 2006-06-23 | ||
| JP2006173686 | 2006-06-23 | ||
| JP2006173688 | 2006-06-23 | ||
| JP2006292106 | 2006-10-27 | ||
| JP2006292106 | 2006-10-27 | ||
| JP2006321454 | 2006-11-29 | ||
| JP2006321454 | 2006-11-29 | ||
| JP2007150109A JP5200425B2 (ja) | 2006-06-23 | 2007-06-06 | 農薬活性微生物製剤 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008156332A JP2008156332A (ja) | 2008-07-10 |
| JP2008156332A5 JP2008156332A5 (ja) | 2010-04-22 |
| JP5200425B2 true JP5200425B2 (ja) | 2013-06-05 |
Family
ID=38743968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007150109A Expired - Fee Related JP5200425B2 (ja) | 2006-06-23 | 2007-06-06 | 農薬活性微生物製剤 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US8771676B2 (ja) |
| EP (1) | EP1886570B1 (ja) |
| JP (1) | JP5200425B2 (ja) |
| ES (1) | ES2587694T3 (ja) |
| HU (1) | HUE030564T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2010232729A1 (en) | 2009-03-31 | 2011-10-20 | Arqule, Inc. | Substituted indolo-pyridinone compounds |
| JP5326043B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2013-10-30 | アリスタライフサイエンス株式会社 | 病原性微生物を含む害虫の防除剤、及びそれを用いる害虫の防除法 |
| RU2442329C1 (ru) * | 2010-06-02 | 2012-02-20 | Учреждение Российской Академии Наук Институт Нефтехимии И Катализа Ран | N-координированный метилиодидом 3,7-дитиа-1,5-диазабицикло[3.3.0]октан - водорастворимое средство с фунгицидной активностью |
| US9788551B2 (en) * | 2011-05-27 | 2017-10-17 | Bayer CropScience Biologies GmbH | Liquid preparation for biological plant protection, method for producing it and use thereof |
| EP2805616A1 (en) * | 2013-05-24 | 2014-11-26 | Fachhochschule Bielefeld | Spray formulation and its use in plant protection |
| GB201509055D0 (en) * | 2015-05-27 | 2015-07-08 | Alpha Biopesticides Ltd | New product |
| JP6920283B2 (ja) * | 2016-04-28 | 2021-08-18 | クミアイ化学工業株式会社 | 微生物農薬製剤組成物、その製造方法及び使用方法 |
| WO2017188051A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | クミアイ化学工業株式会社 | トリコデルマ属菌を用いた農薬製剤組成物、その製造法及び施用法 |
| AU2019303904B2 (en) * | 2018-07-20 | 2024-12-12 | Bayer Aktiengesellschaft | Novel carrier fluids for liquid fungal spore formulations |
| CN109287632A (zh) * | 2018-09-26 | 2019-02-01 | 广西田园生化股份有限公司 | 一种油基农药制剂增效剂组合物及其应用 |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158703A (en) * | 1981-03-25 | 1982-09-30 | Hokko Chem Ind Co Ltd | Improved powdery pesticide |
| DE3116995A1 (de) * | 1981-04-29 | 1982-11-25 | Röhm GmbH, 6100 Darmstadt | Latex zur immobilisierung von biologisch wirksamen substanzen |
| DE3584610D1 (de) * | 1984-09-21 | 1991-12-12 | Cernitin Sa | Lebende mikroorganismen enthaltendes fluessiges praeparat, verfahren zu dessen herstellung, lebende mikroorganismen enthaltendes pelletiertes produkt und verfahren zu dessen herstellung. |
| US4755207A (en) * | 1986-07-28 | 1988-07-05 | Mycogen Corporation | Synergistic mycoherbicidal compositions |
| IT1240335B (it) * | 1990-03-21 | 1993-12-07 | Ministero Dell'universita' E Della Ricerca Scientifica E Tecnologi | Composizioni insetticide a base di bacillus thuringiensis |
| US5512280A (en) * | 1994-10-26 | 1996-04-30 | Ecoscience Corporation | Maintenance and long term stabilization of fungal conidia using surfactants |
| WO1996039844A1 (en) * | 1995-06-07 | 1996-12-19 | Mycogen Corporation | Materials and methods for inoculating plants with microbes |
| US6103248A (en) * | 1998-05-22 | 2000-08-15 | Burkhart; Craig G. | Topical preparation and therapy for head lice |
| FR2808026B1 (fr) * | 2000-04-25 | 2002-06-14 | Alexandre Laurent | Biomateriau a base de polymere hydrophile presentant un signal specifique en imagerie par resonance magnetique et procede de preparation d'un tel biomateriau |
| JP4945854B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2012-06-06 | 住友化学株式会社 | 殺虫・殺ダニ組成物 |
| FR2808703B1 (fr) * | 2000-05-09 | 2002-08-02 | Centre Nat Rech Scient | Procede de preparation d'une emulsion double monodisperse |
| JP2002226311A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-08-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | 油性殺虫殺ダニ組成物 |
| JP4792685B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2011-10-12 | 住友化学株式会社 | 広宿主範囲を持つ昆虫病原性糸状菌 |
| JP4501426B2 (ja) * | 2002-12-26 | 2010-07-14 | 住友化学株式会社 | 殺虫性糸状菌製剤 |
| JP2005013849A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
| JP4581410B2 (ja) * | 2004-01-21 | 2010-11-17 | 住友化学株式会社 | 殺虫性油剤 |
| US20070244153A1 (en) * | 2004-07-21 | 2007-10-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Diamine Derivative, Process of Preparation Thereof, and Fungicide Comprising Diamine Derivative as an Active Ingredient |
| JP2006265226A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 殺虫性糸状菌を含有する殺虫性油系製剤 |
-
2007
- 2007-06-06 JP JP2007150109A patent/JP5200425B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-06-22 US US11/767,095 patent/US8771676B2/en active Active
- 2007-06-25 EP EP07252562.9A patent/EP1886570B1/en active Active
- 2007-06-25 HU HUE07252562A patent/HUE030564T2/en unknown
- 2007-06-25 ES ES07252562.9T patent/ES2587694T3/es active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20090035280A1 (en) | 2009-02-05 |
| HUE030564T2 (en) | 2017-05-29 |
| US8771676B2 (en) | 2014-07-08 |
| EP1886570B1 (en) | 2016-07-20 |
| JP2008156332A (ja) | 2008-07-10 |
| EP1886570A2 (en) | 2008-02-13 |
| EP1886570A3 (en) | 2009-07-01 |
| ES2587694T3 (es) | 2016-10-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5200425B2 (ja) | 農薬活性微生物製剤 | |
| De La Cruz Quiroz et al. | Fungi-based biopesticides: Shelf-life preservation technologies used in commercial products | |
| Valero-Jiménez et al. | Genes involved in virulence of the entomopathogenic fungus Beauveria bassiana | |
| Jackson et al. | Ecological considerations in producing and formulating fungal entomopathogens for use in insect biocontrol | |
| Konstantopoulou et al. | Evaluation of Beauveria bassiana and B. brongniartii strains and four wild-type fungal species against adults of Bactrocera oleae and Ceratitis capitata | |
| Perumal et al. | First report on the enzymatic and immune response of Metarhizium majus bag formulated conidia against Spodoptera frugiperda: an ecofriendly microbial insecticide | |
| Sarwar | Microbial insecticides-an ecofriendly effective line of attack for insect pests management | |
| Kim et al. | Correlation of the aphicidal activity of Beauveria bassiana SFB-205 supernatant with enzymes | |
| Mishra et al. | Preparation, characterization, and insecticidal activity evaluation of three different formulations of Beauveria bassiana against Musca domestica | |
| Taylor et al. | Nannocystis exedens: A potential biocompetitive agent against Aspergillus flavus and Aspergillus parasiticus | |
| Rivas-Franco et al. | Production of microsclerotia from entomopathogenic fungi and use in maize seed coating as delivery for biocontrol against Fusarium graminearum | |
| JP2006265226A (ja) | 殺虫性糸状菌を含有する殺虫性油系製剤 | |
| Mantzoukas et al. | Entomopathogenic fungi tested in planta on pepper and in field on sorghum, to control commercially important species of aphids | |
| KR20180033774A (ko) | 곤충병원성 곰팡이 보베리아 바시아나 anu1 및 이를 이용한 파밤나방, 배추좀나방, 담배나방 또는 좁은가슴잎벌레 방제용 미생물제제 | |
| JP4581410B2 (ja) | 殺虫性油剤 | |
| JP4792685B2 (ja) | 広宿主範囲を持つ昆虫病原性糸状菌 | |
| Sayed et al. | Comparing formulations for a mixed-microbial biopesticide with Bacillus thuringiensis var. kurstaki and Beauveria bassiana blastospores | |
| Mwamburi | Isolation and assessment of stability of six formulations of entomopathogenic Beauveria bassiana | |
| TWI444141B (zh) | (LECANICILLIUM MUSCARIUM) V-5 strain, a pest control method using the same, and a microorganism pesticide containing the same | |
| Bhattacharyya et al. | Unveiling the Virulence and Stress Tolerance of Beauveria bassiana Against Major Insect Pests in Tea with an Emphasis on Bibliometrics Using Data Mining Tools | |
| KR101249283B1 (ko) | 살충 활성이 있는 바실러스 투린지엔시스 아종 쿠르스타키 kb100 균주 및 이의 용도 | |
| JP4501426B2 (ja) | 殺虫性糸状菌製剤 | |
| Hanash et al. | Nymphicidal and adulticidal action of Beauveria bassiana isolates in whitefly Bemisia tabaci (Hemiptera: Aleyrodidae) in vitro | |
| JP4448731B2 (ja) | 新規微生物及びその利用 | |
| JP4692023B2 (ja) | 有害生物防除方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20080516 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100303 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100303 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100303 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120425 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120713 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130115 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130128 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5200425 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
