JP5198890B2 - プリンターのジャミング検出機構およびプラテンローラー駆動制御装置 - Google Patents
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とくに、ラベルがロール状に巻かれている場合には、その巻付け力により台紙およびラベル基材がわずかでも押しつぶされる結果、粘着剤がラベル基材および台紙の側面部から浸み出しやすく、ジャミングを引き起こしやすいという問題がある。
さらに、帯状ラベルがプラテンローラーに複数回巻き付くことになれば、帯状ラベルがプラテンローラーに堅く巻き付いてしまって、その取除き作業が困難であるという問題がある。
もちろん、ラベル用紙が帯状の連続体である場合に限らず、単葉のラベル用紙を一枚ずつ移送して印字する場合にも、上述と同様の問題がある。
さらに、ラベル用紙に限らず、粘着剤層を形成していない下げ札などの印字用紙であっても、その用紙供給部にロール状に装填される結果、ロール状のカール癖がついてしまった場合には、プラテンローラーの部分において上述と同様のジャミングが発生する場合がある。
図1は、上記プリンター(たとえばサーマルプリンター8)のプラテンローラー駆動制御装置1およびジャミング検出機構2の概略回路図であって、プラテンローラー駆動制御装置1は、ジャミング検出機構2と、プラテン駆動制御回路3と、プラテン駆動回路4と、プラテン駆動機構5と、タイマー6と、プラテン逆転制御回路7と、を有する。
用紙供給部14は、帯状のラベル用紙10をロール状に保持し、移送路9に帯状に操り出し可能とする。
ラベル用紙10は、一般的には白色で帯状の台紙16と、この台紙16上に仮着した一般的には白色のラベル片17と、を有し、ラベル片17の裏面には粘着剤を塗布して、粘着剤層18を形成している。
このAND回路13は、その出力端子をプラテン駆動制御回路3に接続している。
すなわち、プラテン逆転制御回路7は、第1の反射型センサー11および第2の反射型センサー12からの出力信号があって、AND回路13からプラテン駆動制御回路3に入力されて、タイマー6からの出力があったときに、プラテンローラー20を所定時間だけ逆転駆動する。
図3は、印字部15のプラテンローラー20付近においてラベル用紙10が適正に移送されているときの状態を示す概略側面図であって、第1の反射型センサー11が「H」、第2の反射型センサー12が「L」であり、したがって、AND回路13の出力も「L」である。
図4は、印字部15のプラテンローラー20付近においてラベル用紙10がプラテンローラー20に巻き付いて、すなわち、ラベル用紙10の先端部10Aが本来の移送路9を外れて、プラテンローラー20の外周下方側に巻き込まれている状態、いわゆるジャミングを起こしているときの状態を示す概略側面図であって、第1の反射型センサー11が「H」、第2の反射型センサー12が「H」であり、したがって、AND回路13の出力も「H」である。
図5は、プラテンローラー20の駆動制御の一例を示すフローチャート図であって、ステップS1において、移送路9上をラベル用紙10を移送し、印字部15において印字を行う。
ステップS2において、AND回路13の出力(AND)が「H」であるか否かを判断し、「L」であれば、ジャミングが発生していないとしてそのまま移送および印字を継続する。
すなわち、図6は、プラテンローラー20の駆動制御の他例を示すフローチャート図であって、ステップS11において、移送路9上をラベル用紙10を移送し、印字部15において印字を行う。
ステップS12において、AND回路13の出力(AND)が「H」であるか否かを判断し、「L」であれば、ジャミングが発生していないとしてそのまま移送および印字を継続する。
すなわち、プラテンローラー20を逆転して、第2の反射型センサー12がラベル用紙10を第2の位置に検出したときに、プラテンローラー20を所定時間だけ逆転駆動するように制御する。
所定のセット時間が経過すれば、ステップS17においてプラテンローラー20の駆動を停止する。
したがって、この状態で、ラベル用紙10がまだプラテンローラー20のまわりに巻き付いているとしても、プラテンローラー20を所定のセット時間だけ逆転駆動しているので、ラベル用紙10とプラテンローラー20との間がゆるんで、ラベル用紙10の取除き作業を比較的容易に行うことができる。
所定のセット時間が経過すれば、ステップS17においてプラテンローラー20の駆動を停止する。
したがって、この状態で、ラベル用紙10がまだプラテンローラー20のまわりに存在しているとしても、あるいは、ラベル用紙10がプラテンローラー20のまわりに複数回巻き付いていたとしても、プラテンローラー20を所定のセット時間だけ逆転駆動しているので、ラベル用紙10とプラテンローラー20との間がゆるんで、ラベル用紙10の取除き作業を比較的容易に行うことができる。
すなわち、ステップS15、S18およびS17の流れのように、プラテンローラー20を逆転して、第2の反射型センサー12がラベル用紙10の第2の位置における不在を検出し、第1の反射型センサー11がラベル用紙10の第1の位置における不在を検出したときに、プラテンローラー20を停止するように制御することができる。
また、ステップS15、S18およびS16の流れのように、プラテンローラー20を逆転して、第2の反射型センサー12がラベル用紙10の第2の位置における不在を検出し、第1の反射型センサー11がラベル用紙10を第1の位置に検出したときに、プラテンローラー20を所定時間だけ逆転駆動するように制御することができる。
かくして、プラテンローラー20の逆転駆動により、好ましくは、ラベル用紙10のジャミングを解消可能であり、ジャミングを解除することができない場合であっても、ラベル用紙10とプラテンローラー20との間をゆるませることができるので、ラベル用紙10を簡単に取り除くことができる。
2 ジャミング検出機構(実施例、図1)
3 プラテン駆動制御回路
4 プラテン駆動回路
5 プラテン駆動機構
6 タイマー
7 プラテン逆転制御回路
8 サーマルプリンター(プリンター)
9 移送路
10 ラベル用紙(印字用紙)
10A ラベル用紙10の先端部(図4)
11 第1の反射型センサー
12 第2の反射型センサー
13 AND回路(ジャミング検出回路)
14 用紙供給部
15 印字部
16 台紙
17 ラベル片
18 粘着剤層
19 サーマルヘッド
20 プラテンローラー
Claims (2)
- 印字用紙に印字するプリントヘッドと、
このプリントヘッドに対向し、この印字用紙を挟持して移送するプラテンローラーと、
を有するプリンターにおけるこのプラテンローラーの駆動回転方向を制御するプリンターのプラテンローラー駆動制御装置であって、
前記プラテンローラーにより前記印字用紙が適正に移送される第1の位置を検出する第1の反射型センサーと、
前記プラテンローラーに前記印字用紙が巻き付いて移送される第2の位置を検出する第2の反射型センサーと、を設けて、
これら第1の反射型センサーおよび第2の反射型センサーが前記印字用紙を前記第1の位置および前記第2の位置にそれぞれ検出したときに、前記印字用紙のジャミングと判断して、
前記プラテンローラーの回転を停止するとともに前記プラテンローラーを逆転駆動するように制御し、
前記プラテンローラーを逆転駆動している間に、前記第2の反射型センサーが前記印字用紙の前記第2の位置における不在を検出し、前記第1の反射型センサーが前記印字用紙の前記第1の位置における不在を検出したときに、前記プラテンローラーを停止するように制御し、
前記プラテンローラーを逆転駆動した後、前記第2の反射型センサーが前記印字用紙を前記第2の位置に検出しているときに、前記プラテンローラーを所定時間経過するまでは逆転駆動するように制御することを特徴とするプリンターのプラテンローラー駆動制御装置。 - 前記プラテンローラーを逆転駆動した後、前記第2の反射型センサーが前記印字用紙の前記第2の位置における不在を検出し、前記第1の反射型センサーが前記印字用紙を前記第1の位置に検出しているときに、前記プラテンローラーを所定時間経過するまでは逆転駆動するように制御することを特徴とする請求項1記載のプリンターのプラテンローラー駆動制御装置
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