JP5197360B2 - 2つの工具部材間の接続部 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの工具部材を有しており、そのうち第1工具部材が、第2工具部材を差し込むことができる1つの差込口を有しており、さらに前記両工具部材を互いに締着する1つのクランプ装置を有している、2つの工具部材間の接続具に関する。
ここで論じる種類の接続具は、公知である。これは、2つの工具部材を互いに接続するために利用されるものである。接続具は、工作機械に直接設けることができ、したがって工具部材の一方は、工作機械の工具を受け入れるスピンドルによって形成される。しかし、この工具部材が、コネクタ、アダプタ、または工具のいずれかの部分要素によって形成されることも考えられる。他方の工具部材は、工具ホルダ、コネクタ、アダプタ、またはその類であってよい。要するに、ここで工具部材という概念によって論じられているのは、接続具の領域において互いに接続される、各種各様に構成された要素のことである。接続具の各工具部材を、互いに締着することが知られている。これは、手動式、または、自動式を含め機械式に作動可能な1つのクランプ装置を用いて行われる。2つの工具部材を突き合わせた直後に、接続具の領域においてこれらの工具部材を接続する際には、クランプ装置を起動する前に、両方の工具部材が再びばらける怖れがあることが判明している。その結果、工具および/または工作機械の損傷、さらに操作員の負傷を来たすことがある。特に接続具に配置された2つの工具部材を、手作業により互いに締着する場合は、操作員が両手を用いて接続具の一方の工具部材を他方の工具部材にはめ込まなければならず、その後、手動式のクランプ装置を操作し、その際同時に身の安全を確保するないしは何かにつかまるのに苦労するという問題がしばしば生じる。
したがって本発明の課題は、操作員への危害も、また接続具の一方または両方の工具部材の損傷も回避される、2つの工具部材を有する接続具を提供することにある。
この課題を解決するために、請求項1に記載の各特徴を備えた接続具を提案する。この接続具は、それぞれの工具部材を接続具の領域で突き合わせた後に、接続具に対して配置されるクランプ装置の作動に関係なく、これらをばらけないように保持する1つの保持装置が設けられることを特徴としている。すなわち両方の工具部材は、これらを突き合わせた後は、クランプ装置がまだ作動されていないとしても、保持装置によって互いにつなぎ止められる。このため操作員は、2つの工具を手で突き合わせることができるとともに、その後、それぞれの工具部材を接続具の領域で互い固く締着するために、工具部材が再びばらける怖れなく、クランプ装置を手で操作することもできる。
特に好ましいのは、接続具の領域で両方の工具部材を突き合わせる際に、保持装置が自動的に起動されることを特徴とする、接続具の例示的実施形態である。すなわち、保持装置を起動させるために、追加の取扱いステップが一切不要である。両方の工具部材が突き合わされると、これらは保護装置によっていわば自動的にばらけないように保持され、したがって操作員は、一方では身の安全を確保するために、他方ではクランプ装置を操作するために、両手を自由に使うことができる。
その他の構成例は、従属請求項から明らかになれる。
次に本発明を図面に基づき詳しく説明する。
図1には、接続具1の第1の例示的実施形態が縦断面図で示されている。接続具は、ここには一部を切り取って示されている、1つの差込口を形成する第1工具部材3を有しており、この差込口内に第2工具部材5が部分的に差し込まれている。そのために第1工具部材は1つの凹所7を有しており、その内部に第2工具部材5のシャフト9とも呼ばれる部分が差し込まれている。
凹所7は、図1に示されるように、円筒形、多角形、あるいは円錐形に構成してもよい。これは、第2工具部材5に向かって拡幅されており、そのシャフト9も相応に円錐形に構成されている。接続具1の両方の工具部材3および5は、互いにはめ合わされた状態にあるとき、接続具1の中心軸11に対して同心に位置しており、したがってこの中心軸11は同時に第1工具部材3および第2工具部材5の中心軸をもなしている。
第2工具部材5のシャフト9は、ここに示されている例示的実施形態においては中空に構成されており、そこではシャフト9の中空部13が、クランプ用の1つの肩部17を有する1つの円周溝15を有している。この溝には、ここには示されていないクランプ要素がはまり込み、クランプ状態においては、クランプ用の肩部にこれらのクランプ要素が当接し、第1工具部材3を第2工具部材5と締着する。これらのクランプ要素は、中心軸11に対して垂直に延びるそれぞれの開口部を介して、あるいは第1工具部材3の1つの中央開口部19を介して外部から作動可能である。
ここに示されている例示的実施形態から明らかであるように、両方の工具部材3および5は、接続具1の領域で互いに接しており、好ましくは、中心軸11に対して同心に配置され中心軸11に対して垂直に立つ同一平面内に位置する、環状面21および23を有する。そこでは環状面21が第1工具部材3に、環状面23が第2工具部材5に配置されている。
接続具1のこの構成は原理上公知であるため、ここではそれ以上詳しくは説明しない。
ここに示されている接続具1は、ここには示されていないクランプ装置がまだ作動されていなくても、接続具1の両方の工具部材3および5をはめ合わされた状態にばらけないように保持する、1つの保持装置25を特徴としている。
そのために、この保持装置が、工具部材の一方、ここでは第1工具部材3内に変位可能に支承され、両方の工具部材3および5がはめ合わされた状態にある場合は、ある作動位置、具体的にはここに示されているロック位置において、他方の工具部材内に、すなわちここでは第2工具部材5内にはまり込む、少なくとも1つのロック要素27を有するようになっている。つまりこのようにして、上述のように、両方の工具部材3および5が、これらを突き合わせた後は、ばらけないように保持される。
ここに示されている例示的実施形態においては、ロック位置にあるロック要素27が、凹所7内に若干突出し、他方の工具部材、すなわちここでは第2工具部材5に設けられた1つの凹所29内にはまり込んでいる。この凹所29は、両方の工具部材3および5を接続具1の領域ではめ合わせた後には、中心軸11の方向に見て、ロック要素27の図1の右側の外面が凹所29の右側の内面に当接することにより、第2工具部材5が第1工具部材3から脱落し得ないように、配置されている。
ここに示されている例示的実施形態においては、第2工具部材5は、凹所29が中心軸11に対して実質的に垂直に延びる1つの穴、好ましくは1つのボアによって形成されるように構成されている。しかしまた、第2工具部材の外面にディンプルを幾つか設け、それにより第2工具部材5にロック要素27用の当接面を設けること、あるいは、シャフト9の外側に、両工具部材3および5がつなぎ合わされた状態にあるときに、ロック要素27がはまり込むことができる1つの円周溝を設けることも考えられる。後者の場合、ロック要素27は常にこの環状溝内にはまり込むことができるので、両方の工具部材3および5を突き合わせる際の、それぞれの回転位置は重要ではなくなる。ここに示されているように、第2工具部材5にボアとして構成される1つの凹所29が作り込まれる場合は、ロック要素27が凹所29内にはまり込めることを保証するために、接続具1の領域における両方の工具部材3および5の特定の回転位置合わせが必要となる。
図1に示される例示的実施形態においては、ロック要素27が、中心軸11に対して実質的に垂直に延びる1つのボア内を案内される。またこのボアが、中心軸11に対してある角度で延びるようにすることも十分に考えられる。ロック要素27が、そのロック位置において、いずれか1つの凹所29内にはまり込むことにより、第2工具部材5が、中心軸11の方向に見て所定の位置に保持されることが、決定的に重要である。
ここに示されている例示的実施形態においては、保持装置25が、第1工具部材3の前側の領域、すなわち環状面21の付近に配置されている。それによりロック要素27は、凹所7内にはまり込み、第2工具部材5をそのシャフト9の領域で把持することができる。このためロック要素27は接続具1の内側に位置することになり、こうして汚染から守られる。
ロック要素27は、保持装置25の1つの作動要素31と協働する。これは、ロック要素27が設けられている方の工具部材内に、すなわちここでは第1工具部材3内に、変位可能に支承されている。ここに示されている例示的実施形態においては、作動要素31の中心軸33が、したがってその変位ストロークの中心軸が、接続具1の中心軸11と、したがって第1工具部材3の中心軸と実質的に平行に延びている。
作動要素31は、これがその中心軸33の向きに変位する際にロック要素27に引張力または押付け力を加え、それによりロック要素27が、押付け力の場合は中心軸11に向かって、引張力の場合はそれとは逆向きに移動されるように、ロック要素27と連結されている。
作動要素31のこの運動の、ロック要素27の変位への変換は、1つのカップリング装置35によって行われる。ここに示されている例示的実施形態においては、作動要素31が、作動要素31の中心軸33に対して鋭角に延びる1つのスリット37を有しており、それにより2つの当接面、すなわち上側の当接面39と下側の当接面41とを有している。これらの当接面も同様に、作動要素31の中心軸33に対して鋭角に、したがってその運動方向に対しても鋭角に延びている。両方の当接面39および41は、ここに示されているように、互いに実質的に平行に延びていることが好ましい。
スリット37内には、図1の平面に対して垂直に延びる1つのピン43がはまり込むが、その直径は、これが上側の当接面39および下側の当接面41との接触状態に入ることができるように、スリット37の幅に対して適合されている。ピン43の直径は、ピンがスリット37内を遊びがあるかないかぐらいで案内されるように選定されることが好ましい。ピン43は、ロック要素27に固定して連結されている。
作動要素31には、これをその第1の作動位置に、すなわち左に向かって押しやるバイアス力が加えられる。このバイアス力は、ここではコイルばねとして設計されている1つのばね要素45によってもたらされる。このコイルばねは、作動要素31のピン状にテーパした領域46の周囲を取り囲むとともに、一方では作動要素に、他方では、作動要素31とばね要素45とを受け入れる1つのボア47の底部に支持されている。
作動要素31の運動ストロークは、これが左に向かって摺動してボア47から外に出ることができないように、1つのストッパによって制限されている。このストッパは、ここでは、ピン状にテーパした領域46の外面に設けられた、中心軸33の向きに延びる1つの溝と係合する1つのボルト49によって実現される。
カップリング装置35により、作動要素31に加えられたバイアス力は、次のようにロック要素27に伝達される。ばね要素45により、作動要素31は左に向かってストップ位置まで移動される。それによりピン43が、これに当接している下側の当接面41によって上に向かって押しやられ、その結果、ロック要素27は、これが中心軸11に最も近接しているそのロック位置に変位される。
すなわち、ばね要素45により、カップリング装置35を介してロック要素27に押付け力が加えられ、この力によってロック要素27は、第2工具部材5の凹所29内に押しやられる。
ロック要素は、その中心軸11と対向する側の端部に、図1においては左から右に中心軸11に向かって高くなっていく1つの上り斜面51を有している。したがって第2工具部材5が第1工具部材3内に押し込まれると、ロック要素27はシャフト9により、ばね要素45のバイアス力に抗って押し戻される。第2工具部材5が第1工具部材3内に十分に押し込まれると、ロック要素27はばね力により凹所29内にスナップイン式にはまり込む。
第2工具部材5を押し込む際には、ロック要素27に上から力が加わり、そのためロック要素が下に向かって押しやられて中心軸11から遠ざかり、ピン43がスリット37の下側の当接面41を押し付け、その結果、作動要素31は、ばね要素45のバイアス力に抗って(図1においては)右に向かって変位される。
接続具1の両方の工具部材3および5を、互いに切り離すべき場合は、外側から手が届く作動要素31に、左から右に向かって作用する押付け力が加えられ、それにより作動要素31は、ばね要素45のバイアス力に抗って右に向かって変位される。この場合は、上側の当接面39が、図の平面に対して垂直に延びるスリット37内のピン43に作用する。スリット37は右肩上がりになっているので、作動要素31がこの向きに変位する場合はピン43が上側の当接面39によって押し下げられ、その結果ロック要素27も同様に下に向かって引っ張られて、第2工具部材5の凹所29から外に出る。それにより、接続具1の工具部材3および5のロック状態が解除される。
すなわちスリット37の当接面39および41は、作動要素31が中心軸33の向きに右および左に向かって変位されるとき、これに連結されているロック要素29に引張力ないしは押付け力が加えられるように、ピン43に作用する。
ここに示されているように、作動要素31に、これを特定の作動位置に押しやるバイアス力が加えられる場合は、このカップリング装置35で十分である。このバイアス力は、ロック要素27に伝達される。しかし、バイアス力をロック要素27に直接加えることも考えられ、その場合バイアス力は、カップリング装置35を介して作動要素31にも作用する。しかしながら、ここに示されている実施形態により、接続具1の比較的小さくコンパクトな構成が可能となることが判明している。軸方向、すなわち中心軸11の向きに見て、第1工具部材3内には、ボア47内に作動要素31とばね要素45を収納するための十分なスペースがある。中心軸11に対して垂直な向きについては、ロック要素27を収納するために、比較的小さな取付け空間しか必要としない。
以上の図1の説明では、保持装置35が第1工具部材3の環状面21の付近に設けられることを前提とした。しかし第2工具部材5のシャフト9が、図1に示されるよりも長く構成されるべきである場合、あるいは、公知の工具においては周知であるように、延長部材を備えるべき場合は、保持装置が、環状面21からある距離をおいて配置され、シャフト9の後側の端部、またはこれに接続された延長部材に作用するようにしてもよい。
さらに付言すると、接続具1の周囲には、特に非常に大型で重量のある工具では、ここに説明される保持装置35を2つ以上設けることもできる。
図2には、保持装置25の部材が分解構成図で示されている。同じ部品には同じ符号が付されており、これらについては上述の説明を参照されたい。
図2の右上には、ロック要素27が、図1にも示されるのと同じ位置関係で示されている。そこでは上り斜面51がはっきり認められる。
ロック要素27の上り斜面51とは反対側の端部領域には、1つのスリット53が作り込まれ、それによって、ある距離を間にはさんで互いに対向する2つの接続アーム55、55'が形成されており、そのうち接続アーム55が図2の右上に示されている。図2の左上には、ロック要素27が90°回転された状態で示されており、したがってここにはスリット53および他方の接続アーム55'が見えている。
それぞれの接続アーム55、55'の上り斜面51とは反対側の端部領域に、穴57ないし57'が1つずつ設けられており、これに、図1に基づいて説明した、ここには示されていないピン43が差し込まれる。これは、ここでは任意の方法で固定することができる。
図2の右下には、作動要素31が側面図で示されている。すなわち作動要素は、ここでは図1から明らかであるのと同様に配置されている。これは、作動要素31の中心軸33の向きに延びる1つの溝59を有する1つのピン状の領域46を有しており、この溝に図1に基づいて説明したボルト49が係合する。このボルトは、基本的に作動要素31の運動を妨げない。すなわち作動要素31は、ボア47内を自由に往復運動可能である。しかしいずれにせよその運動ストロークは、図2において溝59の右側の側面がボルト49に当たることにより、作動要素31が図1の左に向かって随意に変位できないように制限されている。
作動要素31のスリット37は、図2の右下にはっきり認められる。これは、作動要素31が薄肉に構成された領域61に作り込まれている。ここでは例えば、中心軸33に対して垂直に立ち、ロック要素27のスリット53内にはまり込むことができるように薄肉に構成された1つの壁領域63が設けられてよい。したがってロック要素27の接続アーム55および55'は、組付け状態においてはこの壁領域63のそれぞれ反対側に位置することになる。
図2からはっきり認められるように、スリット37は、互いに実質的に平行に延びる中心軸33に対して、したがって作動要素31の運動ストロークに対しても、ある鋭角をなして延びる、1つの上側の当接面39および1つの下側の当接面41を有している。
図2の左下には、この領域61によって案内される作動要素31の断面が示されている。ここでは、図の左上に示されるロック要素27のスリット53内にはまり込むことができる壁領域63がはっきり認められる。そこでは、ロック要素23と作動要素31の間の相対運動が可能な限り低摩耗で行えるように、壁領域63の厚さが選定されている。その際に作動要素31は、図1に基づいて説明したように、中心軸33の向きに往復運動し、一方、ロック要素27は、カップリング装置35により、中心軸33ならびに接続具1の中心軸11に対して垂直な運動を行う。カップリング装置35の各部材のこの協働から明らかであるように、ロック要素27は、中心軸11に対して垂直に配置できるだけではなく、これに対してある角度で配置することもできる。スリット37内のピン43により、作動要素31が中心軸の向きに運動する際には常に、中心軸11に対するロック要素27の相対変位がもたらされる。
図3には、第1工具部材3と第2工具部材5とを有する接続具1の第2の例示的実施形態が示されている。同じ部品には同じ符号が付されおり、これらについては重複を避けるために図1の説明を参照されたい。
図1と図3に示される2つの例示的実施形態の相違点は、この図3には、保持装置25の変形形態が部分断面図で示されている点にある。これは、対称に構成されている。対称線65の右側には、ロック状態にある保持装置25が、その左側にはロック解除状態にある保持装置が示されている。
この例示的実施形態においても、各工具部材の寸法および/または重量に応じて、1つまたは複数の保持装置25を設けることができる。
この保持装置25を、これが大幅に拡大して示されている図4に基づいて詳しく説明する。以下では、ロック状態にある保持装置25が示されている、対称線65の右側の図について説明する。
保持装置25は、1つの上り斜面51を有する1つのロック要素27を有しており、この上り斜面は、ここでは第1工具部材3の凹所7の内面を通り過ぎて突出している。それによりロック要素27は、図1に基づいて説明したように、ここには示されていない接続具1の第2工具部材5内にはまり込んでいる。
ロック要素27は、第1の例示的実施形態と同様に、ここには示されていない接続具1の中心軸11に対して垂直に、往復方向に、すなわち図4においては上下方向に、変位可能である。これは、中心軸11に対してある角度で延びるようにしてもよい。
保持装置25は、第1の例示的実施形態とは異なり、ここには示されていない接続具1の中心軸11に対して、同様に垂直に、またはある角度で、すなわち図4においては上下に、変位可能である、1つの作動要素31を有している。対称線65の右側において、作動要素31は、下側の第1の作動位置にあり、この位置において、第1のロック要素27は、1つのばね要素45aによって加えられるバイアス力により、その第1の上に向かって最大限変位された位置に配置されている。この作動位置において、作動要素31は1つのストッパ67に当接しており、それにより作動要素は、作動要素31およびロック要素27がばね要素45aと一緒に収納されている第1工具部材3のボア47から下に脱落できず、ないしは下に押し出せないようになっている。
ストッパ67は、ここでは、ボア47の内面に設けられた雌ねじと噛み合う雄ねじを有する1つのアイボルトとして実現される。したがってストッパは、対称線65に対して、接続具1の中心軸11の向きに上に向かって、あるいはその逆方向に、変位することができる。
作動要素31は、ばね要素45aを受け入れることができるように中空に構成された、実質的に円筒形の1つの本体部69を有している。本体部の底部は、ばね要素45a用の支持面を形成しており、ばね要素は、ここでもコイルばねとして構成され、その反対側を、ロック要素27の下面で、すなわちロック要素27の上り斜面51とは反対側の端部で支持されている。すなわちそれにより、ロック要素27は、対称線65の右側に示される上のロック位置に向かって押しやられる。
図4から、作動要素31の対称線65の向きで上向きの運動を、ばね要素45aのバイアス力とは逆向きにロック要素27を引き下げる、下向きの引張力に変換する、カップリング装置35aが明らかである。
すなわちロック要素27に上向きに作用する押付け力は、ばね要素45aだけによって加えられる。したがってここでは、作動要素31が、上方に運動する際に、カップリング装置35を介して、ロック要素27に引張力だけを加えるのに対し、第1の例示的実施形態では、作動要素31が、カップリング装置35を介して、引張力も押付け力も発生できるようになっている。
カップリング装置35aは、少なくとも1つのボール71を有している。ここでは、ボア47の内周面の全体にわたり幾つかのボールが設けられている。ロック要素27への均等な入力を実現するためには、円周方向に等間隔で保持される、少なくとも3つのそのようなボールが設けられることが好ましい。しかしながら特に好ましいのは、多数のボール71を有するカップリング装置35aである。
作動要素31は、その上縁部に、対称線65から見ると上に向かって円錐状に拡幅している1つの作動面73を有している。これに、上述の少なくとも1つのボール71が当接している。
ロック要素27は、ロック要素27の上り斜面51とは反対側の端部領域の外周面に作り込まれた1つの凹所75を有しており、この凹所は、作動面73と対向して延びる、ロック要素27の下端部から上に向かってテーパした、すなわち対称線65に向かって円錐状に延びる、1つの作動面77を有している。
カップリング装置35aの作動方式については、次の点を押さえることができる。
対称線65の左側に示されているように、作動要素31が、ばね要素45の力に抗って、対称線65の向きで上に向かって運動すると、作動要素31の作動面73により、ボール71は、ボア47の中心軸でもある対称線65に向かって内側に押しやられる。すなわち、作動面37と少なくとも1つのボール71の間に、いわばウェッジ駆動部が構成される。
ボール71の内向きの力は、少なくとも1つのボール71が内側に向かって運動する際には、ロック要素27に、これを対称線65の向きで下に向かって、すなわち中心線11から遠ざかる向きに移動させる引張力が加わるように、ロック要素27の作動面77に作用する。
図4の対称線65の左側から明らかであるように、ロック要素27の下方への運動は、作動要素31の上方への運動およびカップリング装置35aの作用によって行われる。
ここに示されている例示的実施形態においては、作動要素31が1つの円筒形のアタッチメント79を有しており、これが、アイボルトとして構成されたストッパ67の自由な内部空間を貫通して突出し、その結果、利用者の手が外側からこれに届くようになっている。したがって利用者は、ここに説明されるように、作動要素31をばね要素45aの力に抗って、図4の対称線65の左側に示されるように、上に向かって押し付けることができる。
図1に基づいて説明したロック要素27は、その両方の接続アーム55および55'により、作動要素31の壁領域63を把持する。この構成により、ロック要素27の回り止めを実現している。それにより、上り斜面51が常に正しい位置を取ることによって、第2工具部材5を第1工具部材3に挿入する際に、ロック要素27をバイアス力に抗って押し戻せることが保証される。
図3および4に示される保持装置25の例示的実施形態においても同様に、ロック要素27が回転せず、上り斜面51が所望の正しい位置を取ることが適切に保証されている。回り止めは、例えばロック要素27を多角形に構成することによって達成できよう。しかしこの場合は、ボア47のこの領域に、それに対応して多角形状の案内部が実現されなければならない。ここに示されている例示的実施形態においては、ボア47の内側に1つの溝81が作り込まれ、これに、例えば1つのピン、または1つのボルトによって実現される、ロック要素27の外壁から突出した1つの突起83が係合するようになっている。
ロック要素27と第1工具部材3の間の接触領域には、1つの適切なガイド、および/またはシール、例えば、ロック要素27の1つの溝85にはめ込まれ、好ましくはOリングとして構成される1つのシール85が設けられることが好ましい。
これに対応する1つの機構、すなわち1つのOリングまたはその類が、作動要素31の円筒形のアタッチメント79とストッパ67の内側との間の接触領域に設けられることが好ましい。
図5には、図4に示されている保持装置25の各部材が分解構成図で示されている。下の図に、環状のストッパ67を認めることができるが、これは、1つの自由な内部空間86、1つの雄ねじ87、および内部空間86の内壁に設けられた、ここには図示されない1つのシールを受け入れるための1つの円周溝89を有している。
ストッパ67の上には、対称線65と一致する保持装置25の中心軸に対して同心で、作動要素31が位置しており、その円筒形のアタッチメント79は、内部空間86内に可能な限り低摩耗ではまり込むように構成されている。
作動要素31の上部には、上に向かって円錐形に開口する作動面73が認められ、これは、図4において説明したように、ここには図示されないカップリング装置35aの少なくとも1つのボール71と協働する。
ロック要素27は、作動要素31に対して同心で位置するとともに、ここではキャップ状に構成された作動要素31の内部空間91内に部分的にはまり込めるようになっており、それにより、ロック要素27と作動要素31の間の、対称線65の向きへの相対運動が可能である。
図5の上ではっきり認められるように、ロック要素27の外周面には、1つの作動面77を有する1つの凹所75が作り込まれている。この作動面は、対称線65の向きで上に向かって円錐形にテーパしている。
ロック要素27の上部には、上り斜面51が認められる。また溝84もはっきりと見て取ることができる。
図3から5についての上述の説明から明らかであるように、保持装置25は、ここでも次のように自動的に動作する。2つの工具部材3および5が接続具1の領域でつぎ合わされると、ロック要素27はいったん押し戻されるが、その後、1つのばね要素45aによって加えられるバイアス力により、上記でロック位置と呼んだ1つの作動位置に押しやられる。ロック要素27は、この位置において、第2工具部材5の1つの凹所29内にはまり込むが、この凹所は、ボアとして、環状溝として、または、今しがた上で説明したように、任意の凹所として、第2工具部材5の1つの部分の外面に実現されたものでよい。
すなわち接続具1の両方の工具部材3および5は、手動式であれ、機械式、特に自動式であれ、両方の工具部材3および5を最終的に接続するために起動されるクランプ装置が作動されなくても、保持部材25により、つぎ合わせた状態に保持される。
したがって操作員は、両方の工具部材を手で突き合わせることができるが、その後は、保持装置25が自動的に動作するので、突き合わされた両工具部材をそれ以上保持する必要はない。したがって操作員は、クランプ装置を操作し、身の安全を確保する、すなわち作業の際に何かにつかまるために、両手を自由に使うことができる。
どちらの例示的実施形態からも明らかであるように、ロック要素27は、中心軸11に対して垂直に、またはほかにもある角度で、変位可能であり、また、カップリング装置35、35aを介してロック要素27と協働する作動要素31は、ロック要素27に引張力および/または押付け力を加えるために、中心軸11と実質的に平行に、またはこれに対して垂直に、変位可能である。
保持装置25は、どちらの場合にも、非常に簡単に構成されており、したがって故障しにくくなっている。また、その取扱いも容易である。保持装置25が自動的に動作するので、手作業によるロックは廃止される。保持装置25のロック解除のために、作動要素31に押付け力を加えることだけが必要となる。この場合、クランプ装置は既に解放されており、したがって操作員はいずれにせよ工具部材2および5をつかみ、その際に作動要素31に押付け力を加えることにより、ロックを解除することができる。
上述の説明から明らかなように、保持装置25は、各種各様の接続具1と結び付けて設けることができる。特に、第2工具部材のシャフト9、および第1工具部材3のこれに対応する凹所7が、円筒形、多角形、および/または円錐形のいずれに構成されるかは、重要ではない。
さらに、シャフト9の長さに応じて、保持装置を第1工具部材3の前側、すなわちその環状面21から、多少なりとも大きく離して配置することも可能である。したがって、接続具1の構成を、広い範囲にわたって変更することができる。
その際、ここに記載される保持装置を、1つ、または、接続具1の外周面の全体にわたって分散して配置される複数のロック要素27によって構成すること、または、まさに複数の保持装置25を設けることも可能である。
その際、図に基づいて説明したそれぞれの例示的実施形態を、互いに組み合わせることも基本的には可能である。
ここに記載される接続具1は、ロック要素27と作動要素31の間の、ここに記載されるカップリング装置35ないしは35aによる、簡単な連結が可能であり、ロック要素27に引張力および/または押付け力を簡単に加えることができるので、非常に故障しにくいものとなっている。
図3、4および5に関して説明されるストッパ67は、図1に示される例示的実施形態にも、非常に都合よく設けることができる。例えば、ボア47内に、ボアの中心軸33の長手方向に変位可能な1つの要素、例えば1つの環状の調整ボルトを取り付けることができ、これは、ボア内に多少とも深くねじ込まれ、それにより、ばね要素45用の調整可能な支持部を形成する。
原理的には、図1に示される例示的実施形態において、ボア47の作動要素31を挿入できる方の端部に、1つのストッパを設けることも可能である。ここでも、作動要素31がボア47から脱落する、または押し出されるのを阻止する、例えば1つのアイボルトが設けられてもよい。
接続具の第1の例示的実施形態の縦断面図である。 図1に示される接続具の保持装置の部材の分解構成図である。 接続具の第2の例示的実施形態縦断面図である。 図3に示される接続具の保持装置の拡大断面図である。 図3および4に示される保持装置の部材の分解構成図である。

Claims (14)

  1. 2つの工具部材を有しており、そのうち第1工具部材(3)が、第2工具部材を差し込むことができる1つの差込口(7)を有しており、さらに前記両工具部材を互いに締着する1つのクランプ装置を有している、接続具において、
    前記両工具部材(3、5)を、前記クランプ装置に関係なく、はめ合わされた状態にばらけないように保持する1つの保持装置(25)が設けられており、
    前記保持装置(25)は少なくとも1つのロック要素(27)を有しており、これが、前記両工具部材のいずれか一方(3)内に変位可能に支承されるとともに、前記両工具部材(3、5)がはめ合わされている場合は、ロック位置である作動位置において、他方の工具部材(5)内にはまり込み、それによって前記両工具部材(3、5)がばらけないように保持されるものであり、
    前記保持装置(25)が1つの作動要素(31)を有しており、これが、前記両工具部材のいずれか一方内に変位可能に支承される、接続具であって、
    前記作動要素(31)は前記ロック要素(27)と協働して該ロック要素(27)に引張力および/または押付け力を加えるようになっており、その際に前記作動要素(31)は該作動要素(31)に付勢可能なバイアス力によって第1の作動位置に変位可能であり、この位置にあるとき前記ロック要素(27)をそのロック位置に押しやるものであり、
    前記ロック要素(27)が、前記接続具(1)の中心軸(11)に対して0°より大きく90°以下の角度で配置可能であり、
    前記作動要素(31)が、前記接続具(1)の中心軸(11)に対して0°より大きく90°以下の角度で配置可能であり、
    前記ロック要素(27)が少なくとも1つの作動面(77)を有しており、これが、前記ロック要素(27)の運動方向に対してある角度で配置されるとともに、前記作動要素と1つのカップリング装置(35a)を介して協働するものであり、
    前記カップリング装置(35a)が少なくとも1つのボール(71)を有する接続具。
  2. 前記接続具(1)に配置された前記両工具部材(3、5)をはめ合わせる際に、前記保持装置(25)が自動的に起動されることを特徴とする、請求項1に記載の接続具。
  3. 前記作動要素(31)に引張力または押付け力が作用すると、前記ロック要素(27)がロック解除位置であるその第2の作動位置に変位され、この位置において、前記接続具(1)に配置された前記両工具部材(3、5)が切り離し可能になるように、前記ロック要素(27)および前記作動要素(31)が連結されることを特徴とする、請求項1または2に記載の接続具。
  4. 前記ロック要素(27)に、これをその第1の作動位置、特にロック位置に押しやるバイアス力を付勢可能であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の接続具。
  5. 前記バイアス力を発生する1つのばね要素(45a)が設けられることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の接続具。
  6. 前記作動要素(31)が、少なくとも1つの作動面(73)を有しており、これが、前記作動要素(31)の運動方向に対してある角度で配置されるとともに、前記ロック要素(27)と1つのカップリング装置(35a)を介して協働することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の接続具。
  7. 前記保持装置(25)が少なくとも1つの調整要素を有しており、これが、前記ロック要素(27)および/または前記作動要素(31)用のストッパとして利用され、かつ/または、前記ロック要素(27)および/または前記作動要素(31)に作用する前記バイアス力の調整に利用されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の接続具。
  8. 前記ロック要素(27)が、他方の工具部材の穴、溝、またはその類として構成された1つの凹所(29)内にはまり込むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の接続具。
  9. 前記ロック要素(27)が1つの上り斜面(51)を有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の接続具。
  10. 前記ロック要素(27)および/または前記作動要素(31)の回転を防止することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の接続具。
  11. 前記第1工具部材(3)の前記差込口が、前記第2工具部材(5)を少なくとも部分的に受け入れる1つの凹所(7)を有することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の接続具。
  12. 前記凹所(7)が円筒形または円錐形であることを特徴とする、請求項11に記載の接続具。
  13. 前記凹所が多角形であることを特徴とする、請求項11に記載の接続具。
  14. 前記第2工具部材(5)の前記凹所(7)内に差し込み可能な領域がシャフト(9)として構成され、その外部輪郭形状が、前記第1工具部材(3)の前記凹所(7)の内部輪郭形状に対して相補的に構成されることを特徴とする、請求項11から13のいずれか一項に記載の接続具。
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