JP2606117Y2 - 手持ち式電気機器 - Google Patents
手持ち式電気機器Info
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- JP2606117Y2 JP2606117Y2 JP1992079779U JP7977992U JP2606117Y2 JP 2606117 Y2 JP2606117 Y2 JP 2606117Y2 JP 1992079779 U JP1992079779 U JP 1992079779U JP 7977992 U JP7977992 U JP 7977992U JP 2606117 Y2 JP2606117 Y2 JP 2606117Y2
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- operation knob
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電源コードの先端のプ
ラグを抜き差し自在とするヘアードライヤ、電気かみそ
り、アイロンなどの手持ち式電気機器に係り、電源コー
ドの不用意な抜け出し防止対策を講じたものである。
ラグを抜き差し自在とするヘアードライヤ、電気かみそ
り、アイロンなどの手持ち式電気機器に係り、電源コー
ドの不用意な抜け出し防止対策を講じたものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の電気機器として、使用時に電源
コードの先端のプラグが電気機器側のプラグ受口から不
用意に抜け出たり、ぐらついてアークを発生することの
ないようにプラグ側の端子とプラグ受口内のプラグピン
との接触状態を確実に保持するためのロック部材をプラ
グに対し係脱自在に備え、使用後前記ロック部材による
係合を解放する解除操作ノブを備えたものがある（文献
不詳）。
コードの先端のプラグが電気機器側のプラグ受口から不
用意に抜け出たり、ぐらついてアークを発生することの
ないようにプラグ側の端子とプラグ受口内のプラグピン
との接触状態を確実に保持するためのロック部材をプラ
グに対し係脱自在に備え、使用後前記ロック部材による
係合を解放する解除操作ノブを備えたものがある（文献
不詳）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、解除操作ノ
ブを備える上記電気機器では、電源スイッチのスイッチ
操作ノブと、解除操作ノブとが電気機器の同一外表面上
に並べて配設されている。そのため、使用時に両者のノ
ブを間違えて操作してしまうことがある。とくに、手持
ち式の電気機器、例えば電気かみそりやハンドル付きヘ
アードライヤなどにおいては、通常、スイッチ操作ノブ
と解除操作ノブとが、両者の操作容易性のみ重視して電
気機器の同一外表面上に並べて設けられている。しか
し、これでは、使用時に、前記スイッチ操作ノブおよび
解除操作ノブが備えられた同一面上に親指または人指し
指を掛けて挟み持って使用し、スイッチ操作ノブは手探
りで親指または人差し指で操作することになるが、そう
した場合、誤って解除操作ノブを操作すると、不用意に
ロック部材による係合を解放し、電源コードが抜け出た
り、ぐらついてアークを発生するという問題が生じてい
た。
ブを備える上記電気機器では、電源スイッチのスイッチ
操作ノブと、解除操作ノブとが電気機器の同一外表面上
に並べて配設されている。そのため、使用時に両者のノ
ブを間違えて操作してしまうことがある。とくに、手持
ち式の電気機器、例えば電気かみそりやハンドル付きヘ
アードライヤなどにおいては、通常、スイッチ操作ノブ
と解除操作ノブとが、両者の操作容易性のみ重視して電
気機器の同一外表面上に並べて設けられている。しか
し、これでは、使用時に、前記スイッチ操作ノブおよび
解除操作ノブが備えられた同一面上に親指または人指し
指を掛けて挟み持って使用し、スイッチ操作ノブは手探
りで親指または人差し指で操作することになるが、そう
した場合、誤って解除操作ノブを操作すると、不用意に
ロック部材による係合を解放し、電源コードが抜け出た
り、ぐらついてアークを発生するという問題が生じてい
た。
【０００４】本考案の目的は、こうした問題を解消する
ためになされたもので、外表面上にスイッチ操作ノブと
解除操作ノブを備えた電気機器において、両者の配置方
に工夫を凝らすことにより、誤操作を防止し、使用時に
おける電源コードの不用意な抜け出しやぐらつき防止を
図る点にある。
ためになされたもので、外表面上にスイッチ操作ノブと
解除操作ノブを備えた電気機器において、両者の配置方
に工夫を凝らすことにより、誤操作を防止し、使用時に
おける電源コードの不用意な抜け出しやぐらつき防止を
図る点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、図示例のよ
うに、負荷５と、負荷５への通電回路を開閉操作可能と
するスイッチ操作ノブ１０と、負荷５へ給電する電源コ
ード１４のプラグ１５が抜き差しされるプラグ受口１２
とを有する手持ち式電気機器において、プラグ１５のプ
ラグ受口１２からの抜け出しを規制するロック部材１９
と、ロック部材１９による抜け出し規制を解除する解除
操作ノブ２２を備えており、解除操作ノブ２２は、手持
ち式電気機器の手持ち部２の外表面上における上記スイ
ッチ操作ノブ１０の配設面とは異なる面に配設するとと
もに、手持ち部２の手持ち方向に押圧する押圧式である
ことを特徴とする。また上記構成において、ロック部材
１９のロック爪２１と操作ノブ２２は、プラグ受口１２
を挟む対向位置にあって且つ一体的に成ることを特徴と
する。また上記構成において、ロック部材１９と操作ノ
ブ２２は、プラグ受口１２を囲うリング状に構成される
ことを特徴とする。また上記構成において、ロック部材
１９をプラグ１５側に設け、ロック部材１９の抜け出し
規制を解除する解除操作ノブ２２を手持ち部２側に設け
たことを特徴とする。
うに、負荷５と、負荷５への通電回路を開閉操作可能と
するスイッチ操作ノブ１０と、負荷５へ給電する電源コ
ード１４のプラグ１５が抜き差しされるプラグ受口１２
とを有する手持ち式電気機器において、プラグ１５のプ
ラグ受口１２からの抜け出しを規制するロック部材１９
と、ロック部材１９による抜け出し規制を解除する解除
操作ノブ２２を備えており、解除操作ノブ２２は、手持
ち式電気機器の手持ち部２の外表面上における上記スイ
ッチ操作ノブ１０の配設面とは異なる面に配設するとと
もに、手持ち部２の手持ち方向に押圧する押圧式である
ことを特徴とする。また上記構成において、ロック部材
１９のロック爪２１と操作ノブ２２は、プラグ受口１２
を挟む対向位置にあって且つ一体的に成ることを特徴と
する。また上記構成において、ロック部材１９と操作ノ
ブ２２は、プラグ受口１２を囲うリング状に構成される
ことを特徴とする。また上記構成において、ロック部材
１９をプラグ１５側に設け、ロック部材１９の抜け出し
規制を解除する解除操作ノブ２２を手持ち部２側に設け
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】互いに異なる面上にそれぞれ配設されたスイッ
チ操作ノブ１０と解除操作ノブ２２とは両者の使い分け
が容易となるため、スイッチ操作ノブ１０を操作すべき
ところを解除操作ノブ２２を操作するという誤操作はな
くなり、その誤操作による電源コード１４のプラグ受口
１２からの抜け出しやぐらつきを防止できるとともに、
プラグ受口１２からプラグ１５を抜き出す際の操作性が
良くプラグ１５の抉れを防止することができる。ロック
部材１９のロック爪２１と操作ノブ２２は、プラグ受口
１２を挟む対向位置にあって且つ一体的に成るので、構
成が簡素化し組み付け作業が容易となる。ロック部材１
９と操作ノブ２２は、プラグ受口１２を囲うリング状に
構成されることにより、ロック部材１９と操作ノブ２２
の抉れを防止することができる。ロック部材１９をプラ
グ１５側に設け、ロック部材１９の抜け出し規制を解除
する解除操作ノブ２２を手持ち部２側に設けたことによ
り、手持ち部２側の構成を簡素化すなわち手持ち部２を
小型コンパクト化できるので、手で持ちやすい構成をと
ることができる。
チ操作ノブ１０と解除操作ノブ２２とは両者の使い分け
が容易となるため、スイッチ操作ノブ１０を操作すべき
ところを解除操作ノブ２２を操作するという誤操作はな
くなり、その誤操作による電源コード１４のプラグ受口
１２からの抜け出しやぐらつきを防止できるとともに、
プラグ受口１２からプラグ１５を抜き出す際の操作性が
良くプラグ１５の抉れを防止することができる。ロック
部材１９のロック爪２１と操作ノブ２２は、プラグ受口
１２を挟む対向位置にあって且つ一体的に成るので、構
成が簡素化し組み付け作業が容易となる。ロック部材１
９と操作ノブ２２は、プラグ受口１２を囲うリング状に
構成されることにより、ロック部材１９と操作ノブ２２
の抉れを防止することができる。ロック部材１９をプラ
グ１５側に設け、ロック部材１９の抜け出し規制を解除
する解除操作ノブ２２を手持ち部２側に設けたことによ
り、手持ち部２側の構成を簡素化すなわち手持ち部２を
小型コンパクト化できるので、手で持ちやすい構成をと
ることができる。
【０００７】
【実施例】本考案をヘアードライヤに適用した場合の一
実施例を図面に基づき説明する。図１において、このヘ
アードライヤは前後方向に長い筒形状の本体ケース１
と、本体ケース１の後部寄りの周面下部から下方へ突出
するよう取り付けたハンドル２とを有する。本体ケース
１はその前端側に吹出口３を、後端側に吸込口４をそれ
ぞれ開口し、本体ケース１内の吹出口３と吸込口４との
間には負荷５たるヒータ６およびファン７を回転駆動す
るモータ８をそれぞれ前後に配して収容している。上記
ハンドル２の前側外面２ａには、負荷５への通電回路を
開閉する電源スイッチ９のオン・オフ切換えを可能にす
る、プッシュ式のスイッチ操作ノブ１０を装着してい
る。
実施例を図面に基づき説明する。図１において、このヘ
アードライヤは前後方向に長い筒形状の本体ケース１
と、本体ケース１の後部寄りの周面下部から下方へ突出
するよう取り付けたハンドル２とを有する。本体ケース
１はその前端側に吹出口３を、後端側に吸込口４をそれ
ぞれ開口し、本体ケース１内の吹出口３と吸込口４との
間には負荷５たるヒータ６およびファン７を回転駆動す
るモータ８をそれぞれ前後に配して収容している。上記
ハンドル２の前側外面２ａには、負荷５への通電回路を
開閉する電源スイッチ９のオン・オフ切換えを可能にす
る、プッシュ式のスイッチ操作ノブ１０を装着してい
る。
【０００８】図２及び図３において、手持ち部としての
ハンドル２の底側外面２ｃには角筒状のプラグ受口１２
が形成され、このプラグ受口１２の内底に一対のプラグ
ピン１３が植設されている。一方、プラグ受口１２に対
して抜き出しされる電源コード１４の先端のプラグ１５
は前記プラグピン１３に対応するピン受け端子１６を露
呈しない状態に内臓し、またその外面の所定箇所に抜け
止めロック用の凹部１７を設けている。ハンドル２の底
部には、電源コード１４の抜け止めを規制するためのロ
ック部材１９が備えられる。このロック部材１９は、図
３に示すように、プラグ受口１２の外周を囲む状態にか
つ前後方向に移動自在に組付けられ、常にばね部材２０
によって後方へ移動付勢される。ロック部材１９の内面
の前側には先端にテーパ２１ａを有する断面山形のロッ
ク爪２１を設けてこれをプラグ受口１２の開口１２ａ内
に突入させ、かつ同ロック部材１９の後側外面に解除操
作ノブ２２を一体に突設し、該解除操作ノブ２２はハン
ドル２の底部の開口２３から後側外面２ｂへ突出させて
いる。解除操作ノブ２２とロック部材１９は一体的にリ
ング状に形成されているので構成が簡素化され組付け作
業が容易となる。
ハンドル２の底側外面２ｃには角筒状のプラグ受口１２
が形成され、このプラグ受口１２の内底に一対のプラグ
ピン１３が植設されている。一方、プラグ受口１２に対
して抜き出しされる電源コード１４の先端のプラグ１５
は前記プラグピン１３に対応するピン受け端子１６を露
呈しない状態に内臓し、またその外面の所定箇所に抜け
止めロック用の凹部１７を設けている。ハンドル２の底
部には、電源コード１４の抜け止めを規制するためのロ
ック部材１９が備えられる。このロック部材１９は、図
３に示すように、プラグ受口１２の外周を囲む状態にか
つ前後方向に移動自在に組付けられ、常にばね部材２０
によって後方へ移動付勢される。ロック部材１９の内面
の前側には先端にテーパ２１ａを有する断面山形のロッ
ク爪２１を設けてこれをプラグ受口１２の開口１２ａ内
に突入させ、かつ同ロック部材１９の後側外面に解除操
作ノブ２２を一体に突設し、該解除操作ノブ２２はハン
ドル２の底部の開口２３から後側外面２ｂへ突出させて
いる。解除操作ノブ２２とロック部材１９は一体的にリ
ング状に形成されているので構成が簡素化され組付け作
業が容易となる。
【０００９】かくして、図１に示すように、電源コード
１４のプラグ１５をプラグ受口１２に差し込むと、プラ
グ１５の先端がロック爪２１の先端のテーパ２１ａを滑
りながら該ロック部材１９を一旦ばね部材２０の力に抗
して前方へ押し動かし、ロック爪２１が凹部１７と合致
する時点でプラグ１５がプラグピン１３に完全に挿入す
ると同時に、ロック爪２１が凹部１７に突入係合し、そ
の抜け止め状態やぐらつき防止状態を保持することがで
きる。
１４のプラグ１５をプラグ受口１２に差し込むと、プラ
グ１５の先端がロック爪２１の先端のテーパ２１ａを滑
りながら該ロック部材１９を一旦ばね部材２０の力に抗
して前方へ押し動かし、ロック爪２１が凹部１７と合致
する時点でプラグ１５がプラグピン１３に完全に挿入す
ると同時に、ロック爪２１が凹部１７に突入係合し、そ
の抜け止め状態やぐらつき防止状態を保持することがで
きる。
【００１０】電源コード１４を抜き出すには、図２に示
すように、解除操作ノブ２２をばね部材２０の力に抗し
てプッシュ操作すると、ロック部材１９がロック爪２１
を凹部１７から外すまで前方へ押し動かされ、これでロ
ック状態が解除されるため、電源コード１４を抜き出す
ことができる。このとき、解除操作ノブ２２は手持ち部
としてのハンドル２の手持ち方向に解除操作を行う形態
のノブであるので、一方の手で解除操作ノブ２２を押し
ながらハンドル２をしっかり握ることができ、ハンドル
２を固定した状態で他方の手でプラグ１５を握り容易に
抜き出すことができる。このため操作性が良くプラグ１
５の抉れを防止することができる。
すように、解除操作ノブ２２をばね部材２０の力に抗し
てプッシュ操作すると、ロック部材１９がロック爪２１
を凹部１７から外すまで前方へ押し動かされ、これでロ
ック状態が解除されるため、電源コード１４を抜き出す
ことができる。このとき、解除操作ノブ２２は手持ち部
としてのハンドル２の手持ち方向に解除操作を行う形態
のノブであるので、一方の手で解除操作ノブ２２を押し
ながらハンドル２をしっかり握ることができ、ハンドル
２を固定した状態で他方の手でプラグ１５を握り容易に
抜き出すことができる。このため操作性が良くプラグ１
５の抉れを防止することができる。
【００１１】しかるときは、この手持ち式のヘアードラ
イヤの使用に際しては、電源コード１４を前述したよう
にプラグ受口１２に差込み、通常、ハンドル２の前側外
面２ａ上に人指し指を、一側面に親指をそれぞれ掛ける
握り状態で使用するが、このときスイッチ操作ノブ１０
に人指し指を掛けてプッシュ操作すると、電源スイッチ
９をオン・オフすることができるが、このとき解除操作
ノブ２２はハンドル２の後側外面２ｂ上でかつスイッチ
操作ノブ１０よりも下方に位置しているので、スイッチ
操作ノブ１０を有する前側外面２ａ上の指でその解除操
作ノブ２２を誤操作するのを防止できる。
イヤの使用に際しては、電源コード１４を前述したよう
にプラグ受口１２に差込み、通常、ハンドル２の前側外
面２ａ上に人指し指を、一側面に親指をそれぞれ掛ける
握り状態で使用するが、このときスイッチ操作ノブ１０
に人指し指を掛けてプッシュ操作すると、電源スイッチ
９をオン・オフすることができるが、このとき解除操作
ノブ２２はハンドル２の後側外面２ｂ上でかつスイッチ
操作ノブ１０よりも下方に位置しているので、スイッチ
操作ノブ１０を有する前側外面２ａ上の指でその解除操
作ノブ２２を誤操作するのを防止できる。
【００１２】図４および図５は他の実施例を示す。上記
実施例ではロック部材１９がプラグ受口１２側に設けら
れるが、この実施例では、先端にロック爪２１を有する
ロック部材１９を電源コード１４のプラグ１５側に設け
る。すなわち、ロック部材１９をプラグ１５に弾性変形
自在に一体成形するかもしくはコイルや板状のばね部材
で出没自在に形成する一方、そのロック爪２１が係合す
る凹部１７をプラグ受口１２の内部に設けている。この
場合、プラグ受口１２に差し込まれているプラグ１５を
握る指によってロック部材１９が弾性変形することのな
いように該ロック部材１９を設けることが肝要である。
そのために、図５に示すようにプラグ１５の外面にロッ
ク部材１９を沈ませるために設ける凹溝２８をできる限
り狭幅に、かつロック部材１９をプラグ１５の外面と面
一または少し沈み勝手に設ける。そして、ハンドル２の
後側外面２ｂの下側に弾性変形自在なコイルばねや板ば
ね２９の一端部を固着し、この他端に装着した解除操作
ノブ２２を板ばね２９の力に抗してプッシュ操作するこ
とにより、解除操作ノブ２２に設けた突起２２ａがロッ
ク部材１９に押圧接当し、ロック部材１９はその押圧接
当作用を受けてロック爪２１を凹部１７から外すよう弾
性変形し、プラグ１５の抜き出しを可能にするようにし
てある。このようにプラグ１５側にロック爪２１を設け
ているので、ハンドル２側の構成が簡素化されることに
なる。
実施例ではロック部材１９がプラグ受口１２側に設けら
れるが、この実施例では、先端にロック爪２１を有する
ロック部材１９を電源コード１４のプラグ１５側に設け
る。すなわち、ロック部材１９をプラグ１５に弾性変形
自在に一体成形するかもしくはコイルや板状のばね部材
で出没自在に形成する一方、そのロック爪２１が係合す
る凹部１７をプラグ受口１２の内部に設けている。この
場合、プラグ受口１２に差し込まれているプラグ１５を
握る指によってロック部材１９が弾性変形することのな
いように該ロック部材１９を設けることが肝要である。
そのために、図５に示すようにプラグ１５の外面にロッ
ク部材１９を沈ませるために設ける凹溝２８をできる限
り狭幅に、かつロック部材１９をプラグ１５の外面と面
一または少し沈み勝手に設ける。そして、ハンドル２の
後側外面２ｂの下側に弾性変形自在なコイルばねや板ば
ね２９の一端部を固着し、この他端に装着した解除操作
ノブ２２を板ばね２９の力に抗してプッシュ操作するこ
とにより、解除操作ノブ２２に設けた突起２２ａがロッ
ク部材１９に押圧接当し、ロック部材１９はその押圧接
当作用を受けてロック爪２１を凹部１７から外すよう弾
性変形し、プラグ１５の抜き出しを可能にするようにし
てある。このようにプラグ１５側にロック爪２１を設け
ているので、ハンドル２側の構成が簡素化されることに
なる。
【００１３】なお、本考案はヘアードライヤ以外に、電
気かみそり、アイロン、などの手持ち式電気機器にも同
様に適用できる。
気かみそり、アイロン、などの手持ち式電気機器にも同
様に適用できる。
【００１４】
【考案の効果】本考案によれば、負荷５へ給電する電源
コード１４のプラグ１５が抜き差しされるプラグ受口１
２とを有する手持ち式電気機器において、プラグ１５の
プラグ受口１２からの抜け出しを規制するロック部材１
９と、ロック部材１９による抜け出し規制を解除する解
除操作ノブ２２を備えており、解除操作ノブ２２は、手
持ち式電気機器の手持ち部２の外表面上における上記ス
イッチ操作ノブ１０の配設面とは異なる面に配設すると
ともに、手持ち部２の手持ち方向に押圧する押圧式であ
ることにより、互いに異なる面上にそれぞれ配設された
スイッチ操作ノブ１０と解除操作ノブ２２とは両者の使
い分けが容易となるため、スイッチ操作ノブ１０を操作
すべきところを解除操作ノブ２２を操作するという誤操
作はなくなり、その誤操作による電源コード１４のプラ
グ受口１２からの抜け出しやぐらつきを防止できるとと
もに、プラグ受口１２からプラグ１５を抜き出す際の操
作性が良くプラグ１５の抉れを防止することができる。
また、ロック部材１９のロック爪２１と操作ノブ２２
は、プラグ受口１２を挟む対向位置にあって且つ一体的
に成るので、構成が簡素化し組み付け作業が容易となる
とともに部品点数が少なくてすみコスト的に有利であ
る。ロック部材１９と操作ノブ２２は、プラグ受口１２
を囲うリング状に構成されることにより、ロック部材１
９と操作ノブ２２の抉れを防止することができるととも
に強度的にも優れ解除操作の安定性を増すことができ
る。ロック部材１９をプラグ１５側に設け、ロック部材
１９の抜け出し規制を解除する解除操作ノブ２２を手持
ち部２側に設けたことにより、手持ち部２側の構成を簡
素化すなわち手持ち部２を小型コンパクト化できるの
で、手で持ちやすい構成をとることができる。
コード１４のプラグ１５が抜き差しされるプラグ受口１
２とを有する手持ち式電気機器において、プラグ１５の
プラグ受口１２からの抜け出しを規制するロック部材１
９と、ロック部材１９による抜け出し規制を解除する解
除操作ノブ２２を備えており、解除操作ノブ２２は、手
持ち式電気機器の手持ち部２の外表面上における上記ス
イッチ操作ノブ１０の配設面とは異なる面に配設すると
ともに、手持ち部２の手持ち方向に押圧する押圧式であ
ることにより、互いに異なる面上にそれぞれ配設された
スイッチ操作ノブ１０と解除操作ノブ２２とは両者の使
い分けが容易となるため、スイッチ操作ノブ１０を操作
すべきところを解除操作ノブ２２を操作するという誤操
作はなくなり、その誤操作による電源コード１４のプラ
グ受口１２からの抜け出しやぐらつきを防止できるとと
もに、プラグ受口１２からプラグ１５を抜き出す際の操
作性が良くプラグ１５の抉れを防止することができる。
また、ロック部材１９のロック爪２１と操作ノブ２２
は、プラグ受口１２を挟む対向位置にあって且つ一体的
に成るので、構成が簡素化し組み付け作業が容易となる
とともに部品点数が少なくてすみコスト的に有利であ
る。ロック部材１９と操作ノブ２２は、プラグ受口１２
を囲うリング状に構成されることにより、ロック部材１
９と操作ノブ２２の抉れを防止することができるととも
に強度的にも優れ解除操作の安定性を増すことができ
る。ロック部材１９をプラグ１５側に設け、ロック部材
１９の抜け出し規制を解除する解除操作ノブ２２を手持
ち部２側に設けたことにより、手持ち部２側の構成を簡
素化すなわち手持ち部２を小型コンパクト化できるの
で、手で持ちやすい構成をとることができる。
【図１】プラグをプラグ受口に差し込んだ状態を一部破
断状態で示す全体の側面図である。
断状態で示す全体の側面図である。
【図２】プラグをプラグ受口から抜き出した状態で示す
断面図である。
断面図である。
【図３】図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図４】他の実施例をプラグをプラグ受口に差し込んだ
状態で示す断面図である。
状態で示す断面図である。
【図５】図４に示す実施例のプラグをプラグ受口から抜
き出した状態で示す斜視図である。
き出した状態で示す斜視図である。
１ 本体ケース ２ 手持ち部 ５ 負荷 １０ スイッチ操作ノブ １４ 電源コード １５ プラグ １９ ロック部材 ２１ ロック爪 ２２ 解除操作ノブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A45D 20/12
Claims (4)
- 【請求項１】負荷５と、負荷５への通電回路を開閉操作
可能とするスイッチ操作ノブ１０と、負荷５へ給電する
電源コード１４のプラグ１５が抜き差しされるプラグ受
口１２とを有する手持ち式電気機器において、 プラグ１５のプラグ受口１２からの抜け出しを規制する
ロック部材１９と、ロック部材１９による抜け出し規制
を解除する解除操作ノブ２２を備えており、 解除操作ノブ２２は、手持ち式電気機器の手持ち部２の
外表面上における上記スイッチ操作ノブ１０の配設面と
は異なる面に配設するとともに、手持ち部２の手持ち方
向に押圧する押圧式であることを特徴とする手持ち式電
気機器。 - 【請求項２】 上記ロック部材１９のロック爪２１と上
記操作ノブ２２は、上記プラグ受口１２を挟む対向位置
にあって且つ一体的に成ることを特徴とする請求項１に
記載の手持ち式電気機器。 - 【請求項３】 上記ロック部材１９と上記操作ノブ２２
は、上記プラグ受口１２を囲うリング状に構成されるこ
とを特徴とする請求項２に記載の手持ち式電気機器。 - 【請求項４】 上記ロック部材１９を上記プラグ１５側
に設け、上記ロック部材１９の抜け出し規制を解除する
上記解除操作ノブ２２を上記手持ち部２側に設けたこと
を特徴とする請求項１に記載の手持ち式電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992079779U JP2606117Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 手持ち式電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992079779U JP2606117Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 手持ち式電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636505U JPH0636505U (ja) | 1994-05-17 |
| JP2606117Y2 true JP2606117Y2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=13699697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992079779U Expired - Fee Related JP2606117Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 手持ち式電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606117Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104124586B (zh) * | 2014-08-08 | 2018-12-04 | 惠州信兴荣电业塑胶有限公司 | 一种可拆卸安全转尾 |
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1992
- 1992-10-23 JP JP1992079779U patent/JP2606117Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH0636505U (ja) | 1994-05-17 |
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