JP5196143B2 - 車両用照明装置 - Google Patents
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Description
この車両用照明装置は、LEDを光源に使用することにより、電球を光源として設計された車両用照明装置に比較してコンパクト化が図られるようになり、更に筐体をプラスチック樹脂で形成することで軽量化を図ることができるようになった(例えば、特許文献1参照)。
このように、筐体をプラスチック樹脂で形成することにより密封状態が保たれ防水効果を上げることができるが、車両用照明装置の内部に熱が籠もり、その熱により電子部品に影響を与えるという問題が発生していた。
以上の構成により、車両用照明装置は、防水・防塵性を得ながら通気性を良くすることができる。
車両用照明装置10は図2に示すように、筐体11と、透過レンズ20と、シール部材30と、ベース板40と、LED53を備えたLED光源部50とから構成されている。
筐体11は、車両1の長手方向に沿って長く延び、LED光源部50を包み込むように樹脂で形成されている。そして、LED光源部50と相対する位置には、傾斜した傾斜面13が設けられ、その傾斜面13には、LED光源部50からの光を透過させるように長方形状に窓12が切り欠かれている。
図3及び図4に示すように、筐体11内部の下部の周囲は、シール部材30と嵌合する形状で形成されている。筐体11のシール部材30に接する面には、2個の突起14が間隔を空け、筐体11の全周に亘って設けられている。そして、筐体11内部には、ベース板40とビスで固定するための固定ボス15が設けられている。
シール部材30は、ベース板40の形状に沿って帯状に形成され、弾力がある部材(ゴム・ウレタン・発泡ゴム等)で輪状に繋がり形成されている。そして、この帯状の内側周囲には、ベース板40の厚みに対応して溝状の嵌合溝31が形成されている。この嵌合溝31はベース板40の外周と嵌合される。
ベース板40のシール部材30に接する面には、筐体11の突起14と同様に2個の突起14が間隔を設けベース板40の全周に亘って設けられている。また、図4に示すように筐体11の突起14とベース板40の突起61とが互いに重ならないように位置をずらして設けられている。そのため、シール部材30が九十九折り状となりベース板40及び筐体11との接触面積が増すのである。
多孔質膜47は、微細孔を持ち防水・防塵性と通気性を兼ね備えたフッ素樹脂で形されており、上述した空気孔44よりも径が大きく円形状に形成され、ベース板40の下面から空気孔44を塞ぐように貼り付けされている。
車両用照明装置10のプリント基板52から発生する熱は、放熱板51自体が金属板で構成されているため、プリント基板52から発生する熱を放熱板51が熱伝導させることによりその熱を放出する作用を有している。このように、車両用照明装置10は、プリント基板52から発生する熱を放熱板51が熱伝導させることにより、その熱を放出する第1の放熱手段を採用しているので、放熱効果を向上させている。
また、透過レンズ20から空間S1の距離をおいてLED光源部50がベース板40の固定基部42にビス等で固定され、またLED光源部50は、ベース板40からも空間S2の距離をおいて固定されている。そして、これら空間(S1・S2)に籠もった熱は、空気孔44から起こる対流により、内部の空気と冷やされた外部の空気とが入れ替わり(換気手段)、その空間(S1・S2)に籠もった熱は冷やされる。その結果、放熱板51も冷やされることになり、車両用照明装置10は、プリント基板52から発生する熱を放熱する作用を有している。このように、車両用照明装置10は、内部の空気と冷やされた外部の空気とが入れ替わる換気手段により、プリント基板52から発生する熱が放熱される第2の放熱手段を採用しているので、放熱効果を向上させている。
また、固定基部42に沿って空気孔44を囲み互いに直交するように設けられた2つの壁62は、冷たい外部の空気(外気)を放熱板51に向かって誘導している。そして、冷たい外気は放熱板51を冷やしている。その結果、車両用照明装置10は、プリント基板52から発生する熱を放熱する作用を有している。このように、固定基部42に沿って空気孔44を囲み互いに直交するように設けられた2つの壁62は、冷たい外部の空気を放熱板51に向かって誘導する第2の誘導手段となり、外気が直接放熱板51に注がれ、放熱板51を冷却させる第4の放熱手段を採用しているので、放熱効果を向上させている。
放熱板51と空気孔44とが相対する位置に接近し設けられているため、外部の冷たい空気(外気)が放熱板51に直接当たり冷されることにより、車両用照明装置10は、プリント基板52から発生する熱を放熱する作用を有している。このように、放熱板51と空気孔44とが相対する位置に接近し設け冷たい外部の空気を放熱板51に直接誘導する第3の誘導手段によって、外気が直接放熱板51に注がれ、放熱板51を冷却させる第5の放熱手段を採用しているので、放熱効果を向上させている。
空気孔44からは上述した多孔質膜47を通して防水・防塵性を得ながら通気性を良くする作用を有している。
筐体11の内側が、透過レンズ20が内側から嵌合又は溶着により固定されることにより密封される。
。また筐体11は、弾力があるシール部材30と筐体11とが嵌合することで密封される第1の密封手段を有している。更に弾力があるシール部材30と筐体11の突起14とが嵌合することで密封される第2の密封手段を有している。その筐体11の突起14が間隔を空け設けられることで、シール部材30が筐体11の突起14に接する面積が大きくなり、シール部材30が密着し更に密封がなされるのである。
次に、ベース板40も同様に弾力があるシール部材30とベース板40とが嵌合することで密封がなされる第3の密封手段を有している。更に、ベース板40も同様に弾力があるシール部材30とベース板の突起61とが嵌合することで密封がなされる第4の密封手段を有している。そのベース板40の突起61が間隔を空け設けられることで、シール部材30がベース板40の突起61に接する面積が大きくなり、シール部材30が密着し更に密封がなされるのである。
また、配線を通すためのパッキン挿入孔43は、弾力があるパッキン46が嵌合されることで車両用照明装置10内部が密封される第6の密封手段を有している。
更に、車両用照明装置10は、ベース板40の空気孔44を多孔質膜47を貼り付けることで、水を通さずに空気だけを通して筐体11内部の密封がなされる封止手段を有している。そのため、通気性を良くしつつ防水・防塵性という効果を得ることができる。
(本実施形態の効果)
(本実施の形態から考えられる他の技術的思想)
以上の構成により、車両用照明装置10は、弾力のあるシール部材30(密封手段)は、ベース板40と接する面積が多くなり、ベース板40との密着がますので、車両用照明装置10の内部への水の侵入を更に防ぐことができる(第4の密封手段)。
以上の構成により、車両用照明装置10は、弾力のあるシール部材30(密封手段)は、筐体11と接する面積が多くなり、筐体11との密着がますので、車両用照明装置10の内部への水の侵入を更に防ぐことができる(第2の密封手段)。
(他の実施形態への変更例)
・ビスやボルトと孔との間にゴムワッシャーを使用することで更に密封性を高めることができる。
・多孔質膜47を空気孔44だけでなく各孔(41・44)に使用することで更に密封性を向上させることが出来る。
・固定基部42を円柱状で説明したが、直方体形状や三角錐形状等であっても良く、柱状であれば特に形状は限定することもない。
・突起(14・61)は、筐体11及びベース板40のそれぞれに2個設けたが、特に数を限定する必要もなく、1個であっても複数個であっても良い。複数であればあるほど防水効果は増す。
・少なくとも固定基部42及び壁62を熱伝導の良い金属製にすることで、図2及び図4に見られるように固定基部42及び壁62まで放熱面積が広がり、放熱効果が更に上がる。また、空気孔44が近接しているので空気の対流により熱が逃げやすくなり、また外部の冷たい空気が放熱板51や固定基部42や壁62を冷やし放熱効果が更に高くなる。
・ベース板40を金属製にすることで更に熱伝導が良くなり、放熱効果が向上する。
・筐体11とベース板40との固定は、溶着であっても良く。この溶着した筐体11とベース板40をシール部材30の嵌合溝31によって挟み込んで筐体内部の密封性を高めても良い。
・壁62を三角形状で形成したが、四角形状、多角形状、楕円形状であっても良い。
・空気孔44の形状は円状に限定することなく、三角形状、四角形状、多角形状、楕円形状であっても良い。
10・・・車両用照明装置、11・・・筐体、12・・・窓、13・・・傾斜面、
14・61・・・突起、15・・・固定ボス、
20・・・透過レンズ、
30・・・密封手段としてのシール部材、31・・・嵌合溝、
40・・・ベース板、41・・・筐体固定孔、42・・・固定手段としての固定基部、
43・・・パッキン挿入孔、44・・・空気孔、45・・・ボルト取付部、
46・・・パッキン、47・・・封止手段としての多孔質膜、
48・・・配線通し孔、49・・・固定ボルト、
50・・・LED光源部、51・・・放熱板、52・・・プリント基板、
53・・・LED、54・55・・・基板固定孔、56・・・固定孔、
62・・・壁、
R・・・路面、S1・S2・・・放熱空間部としての空間。
Claims (2)
- 車両の側方に装着され内蔵されたLED光源により車輪近傍の道路の路面を照らす車両用照明装置であって、
当該車両用照明装置は、
前記LED光源からの光を透過する透過レンズを装着し、前記LED光源や電子部品を実装したプリント基板を覆いプラスチック樹脂で形成された筐体と、
前記透過レンズに対向して設けられ前記プリント基板を固定する金属製の放熱板と、
当該放熱板を固定する固定手段を備えた板状のベース板と、
弾力のある素材で形成され当該ベース板と前記筐体との両方に嵌合することにより水の進入を防止する密封手段と、
前記透過レンズと前記放熱板との間及び前記ベース板と前記放熱板との間とに空間を形成した放熱空間部と、
を備え、
前記ベース板には、前記放熱空間部の空気を換気する空気孔と、当該空気孔の近傍に前記放熱板に向かって起立して設けた板状の壁とをさらに備えたことを特徴とする車両用照明装置。 - 前記ベース板には、前記空気孔を封止する多孔質膜で形成された封止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。
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