JP5195495B2 - 電子制御スロットルバルブシステム - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に用いられる電子制御スロットルバルブシステムに関する。
従来の電子制御スロットルバルブシステムは、アクセルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、スロットルバルブのスロットル開度(実開度)を検出するスロットルポジションセンサと、スロットルバルブを開閉駆動するアクチュエータとを備える。
ところで、従来の電子制御スロットルバルブシステムでは、システムのフェイル時に、例えばエンジンへの燃料の供給を停止して、エンジントルクを急速に減少させるようなフェイルセーフを行うのが一般的である。具体的には、従来の電子制御スロットルバルブシステムは、アクセルポジションセンサおよびスロットルポジションセンサをそれぞれ2個ずつ備え、少なくとも一方のセンサ系統でセンサ出力に不整合が生じた場合に、アクチュエータを停止し、スロットルバルブの開度を即座にリンプホーム開度(最低限のエンジン出力で車両の退避走行を可能とするスロットルバルブの開度)にするフェイルセーフ制御装置を備える(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−54866号公報
自動二輪車は、旋回走行する際に、路面に対して車両を傾ける(バンクさせる)必要がある。このような自動二輪車の旋回走行においては、スロットルバルブの開閉が車両の挙動に大きな影響を与え、自動二輪車が高速走行している場合には特に顕著に現われる。
ここで、従来の電子制御スロットルバルブシステムを自動二輪車に適用する場合、高速走行、すなわちスロットルバルブ開度が大きい状態で旋回走行している際に、フェイルセーフ制御装置がシステムの異常を検知し、スロットルバルブの開度を即座にリンプホーム開度にしてしまうと、強大なエンジンブレーキが発生し、ライダーが予期しない挙動変化が突如として生じる虞がある。
そこで、本発明は、アクセルポジションセンサもしくはスロットルポジションセンサの異常発生時に、緩やかに待避走行状態へ移行させることを可能にする電子制御スロットルバルブシステムを提案する。
前記の課題を解決するため本発明は、アクセルグリップと、前記アクセルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前記アクセルグリップの操作量に応じて駆動される電動モータと、前記電動モータによって開閉されるスロットルバルブと、前記スロットルバルブの実開度を検出するスロットルポジションセンサと、前記アクセルポジションセンサおよび前記スロットルポジションセンサの出力値に基づいて前記電動モータを駆動制御するコントロールユニットと、を備え、前記コントロールユニットは、前記アクセルポジションセンサおよび前記スロットルポジションセンサの少なくともいずれか一方に異常が生じた場合に、予め定められた所定の条件が満たされた後に前記スロットルバルブをリンプホーム開度に位置させ、前記所定の条件は、前記アクセルポジションセンサによって前記アクセルグリップの所定の減速操作が検出されること、または、前記両ポジションセンサの少なくともいずれか一方に異常が生じてから所定の時間が経過すること、であり、前記所定の時間が経過した後、前記スロットルバルブの開度を一定の割合で漸減させてリンプホーム開度に位置させ、前記所定の時間は、前記ポジションセンサに異常が発生する直前の前記アクセルグリップの開度変化量が大きいほど長く設定されることを特徴とする。
本発明によれば、アクセルポジションセンサもしくはスロットルポジションセンサの異常発生時に、緩やかに待避走行状態へ移行させることを可能にする電子制御スロットルバルブシステムを提案できる。
本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムを備えた自動二輪車を示した左側面図。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムとエンジンとを示した概略図。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるアクセルポジションセンサおよびスロットルポジションセンサの異常判定方法を説明する図。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したフローチャートであり、アクセルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したフローチャート。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御中、所定の時間の決定方法を示した図。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるアクセル開度変化量を示した図。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したタイムチャートであり、アクセルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したタイムチャート。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御のフローチャートであり、スロットルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したフローチャート。 本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したタイムチャートであり、スロットルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したタイムチャート。
以下、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムの実施の形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムを備えた自動二輪車を示した左側面図である。
図1に示すように、自動二輪車1は車体フレーム2を有し、その前方にヘッドパイプ3が設けられる。ヘッドパイプ3にはステアリングシャフト(図示省略)が内装され、前輪4を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク5やハンドルバー6、ステアリングシャフト等から構成されるステアリング機構7が設けられる。前輪4は、ハンドルバー6によって左右に回動自在に操舵される。
車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のもので、主にヘッドパイプ3の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に斜下後方に延びるタンクレールを兼ねた左右一対のメインフレーム8と、メインフレーム8の後端部に一体的に接続され、略上下方に向かって延びる左右一対のセンターフレーム9と、センターフレーム9の後上端から斜め後上方に延びる左右一対のシートレール10と、から構成される。
メインフレーム8の上方には燃料タンク11が配置される。シートレール10の上方には運転シート12が配置される。センターフレーム9の略中央下部にはピボット軸13が架設される。ピボット軸13にはスイングアーム14がピボット軸13廻りにスイング自在に枢着される。スイングアーム14の後端には後輪15が回動自在に軸支される。
自動二輪車1の中央下部、すなわち燃料タンク11下方の車体フレーム2には、例えば、4サイクル多気筒エンジン16が搭載される。
エンジン16の後上部にはエンジン吸気系を構成するスロットルボディ17が接続される。スロットルボディ17の上流側にはエアクリーナ18が接続される。エンジン吸気系は、後述の電子制御スロットルバルブシステム20を備える。
他方、エンジン16の前部にはエンジン排気系を構成するエキゾーストパイプ21が接続され、エンジン16の下部を回って後方に延びると共に、車体の一側、本実施形態では後輪15の右側にはマフラ22が斜め後上がりに配置される。エキゾーストパイプ21とマフラ22とは接続管23によって接続される。
エンジン16の出力は二次減速機構24を構成するチェーン25からドリブンスプロケット27を介して後輪15に伝達される。
また、自動二輪車1は車体の少なくとも一部、本実施形態では前部から中央下部にかけては流線形のカウリング28で覆われ、自動二輪車1の走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダーの保護とが図られる。
前輪4は、前輪車軸30によってフロントフォーク5に回動自在に軸支される前輪ホイール31と、前輪ホイール31の外周部に被着された前輪タイヤ32と、前輪ホイール31にボルトなどによって固着された前輪ブレーキプレート33とを備える。
後輪15は、後輪車軸35によってスイングアーム14に回動自在に軸支される後輪ホイール36と、後輪ホイール36の外周部に被着された後輪タイヤ37と、後輪ホイール36にボルトなどによって固着された後輪ブレーキプレート(図示省略)とを備える。
図2は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムとエンジンとを示した概略図である。
図2に示すように、エンジン16は、シリンダブロック41と、シリンダヘッド42と、ピストン43と、クランクシャフト44と、コネクティングロッド46と、燃焼室48と、吸気管49と、吸気バルブ50と、排気管52と、排気バルブ53と、点火プラグ55と、エンジン回転数センサ56と、を備える。
シリンダヘッド42は、シリンダブロック41に固定される。
ピストン43は、シリンダブロック41の内部に往復動自在に収容される。
クランクシャフト44は、シリンダブロック41の内部に回転自在に収容される。
コネクティングロッド46は、その一端がクランクシャフト44に揺動自在に接続され、その他端がピストン43に揺動自在に接続される。コネクティングロッド46は、ピストン43の往復動をクランクシャフト44の回転運動に変換する。
燃焼室48は、ピストン43とシリンダブロック41およびシリンダヘッド42との間に区画形成される。
吸気管49および排気管52は、それぞれ燃焼室48に連通される。
吸気バルブ50は、シリンダヘッド42に設けられ、吸気管49の吸気ポート49aを開閉させる。
排気バルブ53は、シリンダヘッド42に設けられ、排気管52の排気ポート52aを開閉させる。
点火プラグ55は、燃焼室48に配設される。
エンジン回転数センサ56は、クランクシャフト44の回転数からエンジン16の回転数を検出する。
吸気管49には、スロットルボディ17が設けられる。スロットルボディ17の内部には、スロットルバルブ62が設けられる。スロットルバルブ62は、ハンドルバー6に設けられたアクセルグリップ63の開度に応じ、電子制御スロットルバルブシステム20によって開閉される。
スロットルバルブ62と吸気バルブ50との間には、燃料噴射装置としてのインジェクタ64が設けられる。インジェクタ64は、燃料タンク11の内部に配設されたストレーナ(図示省略)と、燃料ポンプ(図示省略)と、圧力制御バルブ(プレッシャレギュレータ、図示省略)とに接続される。なお、エンジン16は、例えば独立吸気系であり、インジェクタ64は、各気筒毎に設けられる。
電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルグリップ63の操作量(アクセル開度)に応じてスロットルバルブ62を開閉駆動させる。電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルグリップ63と、アクセルポジションセンサ66と、電動モータ67と、スロットルバルブ62と、スロットルポジションセンサ68と、ブレーキスイッチ69と、エレクトリックコントロールユニット71と、を備える。
アクセルポジションセンサ66は、アクセルグリップ63のアクセル開度を検出する。
電動モータ67は、アクセルポジションセンサ66で検出されたアクセルグリップ63のアクセル開度に応じて駆動される。
スロットルバルブ62は、電動モータ67によって開閉駆動される。スロットルバルブ62は、電動モータ67が停止されると、スプリングなどを用いた付勢部72によって冷間始動時のアイドルアップ時の開度となる。また、このときの開度とリンプホーム開度とを同じにすることができる。自動二輪車1は、スロットルバルブ62がリンプホーム開度であれば低速での退避走行が可能である。
スロットルポジションセンサ68は、スロットルバルブ62のスロットル開度(実開度)を検出する。
ブレーキスイッチ69は、フロントブレーキ(図示省略)もしくはリアブレーキ(図示省略)のブレーキ操作のON/OFFを検出する。
エレクトリックコントロールユニット71は、エンジン16の運転状態を制御する。エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66およびスロットルポジションセンサ68の出力値に基づいて電動モータ67を駆動制御する。
具体的には、エレクトリックコントロールユニット71は、その制御入力として、アクセルポジションセンサ66と、スロットルポジションセンサ68と、エンジン回転数センサ56と、ブレーキスイッチ69とから検出結果を受け取る。また、エレクトリックコントロールユニット71は、吸気管49内の圧力を検出するための圧力センサ(図示省略)から検出結果を受け取ることもできる。
他方、エレクトリックコントロールユニット71は、制御入力に基づいてインジェクタ64、点火プラグ55、電動モータ67に制御信号を出力する。エレクトリックコントロールユニット71は、例えば、マイクロコンピュータ(図示省略)から構成される。
また、エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66で検出されたアクセル開度からスロットルバルブ62の目標開度を算出してエンジン16のフィードフォワード制御(以下、単にFF制御という。)を行う。スロットルバルブ62の目標開度とは、アクセルポジションセンサ66で検出されたアクセル開度の大きさに応じて、スロットルバルブ62で達成されるべきスロットル開度であり、例えば、アクセル開度に所定の係数を乗じて求められるが、乗算以外の演算式を用いてもよいし、予め定められた2次元テーブルを用いてもよい。FF制御は、スロットルバルブ62の目標開度とエンジン回転数とに応じてあらかじめ設定されたフィードフォワードマップを検索することで、当該目標開度を保持可能な電動モータ67の目標デューティ値を決定する。フィードフォワードマップは、エンジン16の回転数と、スロットルバルブ62の目標開度と、この目標開度を保持可能な電動モータ67の目標デューティ値とから構成された、いわゆる3次元マップである。
さらに、エレクトリックコントロールユニット71は、FF制御で算出されたスロットルバルブ62の目標開度(目標値)と、スロットルポジションセンサ68で検出されたスロットルバルブ62のスロットル開度(実開度)との偏差に応じてスロットルバルブ62のスロットル開度を目標開度に収束させるフィードバック制御(以下、単にFB制御という。)を行う。
そして、エレクトリックコントロールユニット71は、FF制御とFB制御とを用いて[数1]のように電動モータ67の制御デューティ値(総デューティ値)を決定する。エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66およびスロットルポジションセンサ68が正常に機能していれば、係数A、Bをともに1としてエンジン16の運転状態を制御する。
[数1]
制御デューティ値(%)=係数A×FB値+係数B×FF値
係数A:1または0の係数。
係数B:1または0の係数。
FB値:FB制御においてスロットルバルブ62のスロットル開度を目標開度に収束させる偏差分のデューティ値(%)
FF値:目標デューティ値(%)
さらにまた、エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66およびスロットルポジションセンサ68の少なくともいずれか一方に異常が生じた場合に、予め定められた所定の条件が満たされた後にスロットルバルブ62をリンプホーム開度に位置させる。エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66の出力からアクセルポジションセンサ66の異常を判定し、スロットルポジションセンサ68の出力からスロットルポジションセンサ68の異常を判定する。
図3は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるアクセルポジションセンサおよびスロットルポジションセンサの異常判定方法を説明する図である。
図3に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20のアクセルポジションセンサ66およびスロットルポジションセンサ68は、いずれも5V、GND、OUT1、およびOUT2の4極の端子を有し、第1センサ系66a、68aと、第2センサ系66b、68bとから構成される。アクセルポジションセンサ66およびスロットルポジションセンサ68は、いずれも第1センサ系66a、68aおよび第2センサ系66b、68bのいずれか一方が正常範囲内の出力値を示さなくても、いずれか他方の第1センサ系66a、68aまたは第2センサ系66b、68bの出力値が正常範囲内であればその出力値に基づいてエンジン16の制御が可能になるよう出力系統(OUT1、OUT2)を2系統備える。
そこで、エレクトリックコントロールユニット71は、次に説明するいずれかの条件が成立した場合に、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常と判定する。
先ず、エレクトリックコントロールユニット71は、OUT1およびOUT2のいずれも電圧出力が通常の範囲(0〜5V)でありながら、OUT1とOUT2との差が許容誤差△より大きい場合には、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常と判定する。このようなケースは、OUT1およびOUT2のいずれかの端子の接触抵抗が増大し、電圧出力が許容誤差△より大きく変化した場合である。
次に、エレクトリックコントロールユニット71は、OUT1およびOUT2のいずれも電圧出力が通常の範囲外となった場合には、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常と判定する。このようなケースは、GNDの端子の接触抵抗が増大もしくは断線した場合、GNDの端子が5V、OUT1、およびOUT2のいずれかと短絡した場合、5Vの端子の接触抵抗が増大もしくは断線した場合、5Vの端子がGND、OUT1、およびOUT2のいずれかと短絡した場合、OUT1の端子の接触抵抗が増大もしくは断線した場合、OUT1の端子が5V、GND、OUT2のいずれかと短絡した場合、OUT2の端子に接触抵抗が増大もしくは断線した場合、OUT2の端子が5V、GND、OUT1のいずれかと短絡した場合、である。
エレクトリックコントロールユニット71が電圧を監視できるのは、OUT1とOUT2とである。このため、5V、GND、OUT1、およびOUT2のそれぞれの異常は、OUT1およびOUT2の電圧を監視することで検出する。なお、エレクトリックコントロールユニット71は、OUT1およびOUT2のいずれか一方のみが通常の範囲外になった場合は、通常の範囲にある他方のOUT1またはOUT2で検知された結果に基づいてエンジン16の制御を継続する。
図4は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したフローチャートであり、アクセルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したフローチャートである。
図4に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルポジションセンサ66の異常発生時のフェイルセーフ制御において、アクセルポジションセンサ66の異常発生から所定の時間Tが経過した後、制御デューティ値=0%になるまで制御デューティ値を漸減させた後、電動モータ67を停止させてスロットルバルブ62の開度をリンプホーム開度へ移行させる。
電子制御スロットルバルブシステム20は、スロットルポジションセンサ68に異常が発生した場合とは異なり、アクセルポジションセンサ66に異常が発生すると、ライダーによるアクセルグリップ63の操作(例えば、減速操作)の有無を検出できないので、予め定められた所定の条件としてアクセルポジションセンサ66に異常が発生してから所定の時間Tが経過した後に、スロットルバルブ62の開度を一定の割合で漸減させてリンプホーム開度に徐々に移行させる。
このとき、電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルポジションセンサ66に異常が発生する直前のFF制御における目標デューティ値に基づいて制御デューティ値を決定してエンジン16の運転状態を制御する。
なお、エレクトリックコントロールユニット71は、フェイルセーフ制御中にブレーキ(フロントブレーキもしくはリアブレーキ)の操作を検出した場合は、ライダーに減速意思があると判断し、スロットルバルブ62を即座にリンプホーム開度へ移行させる。
具体的には、先ず、ステップS1において、エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66の異常監視を開始する。
次に、ステップS2において、エレクトリックコントロールユニット71は、アクセルポジションセンサ66に異常が発生しているか否かを判断する。アクセルポジションセンサ66に異常が発生している場合は、ステップS3に進む。その他の場合は、ステップS1に戻って繰り返す。
次に、ステップS3において、エレクトリックコントロールユニット71は、[数1]における係数A=0、係数B=1とするとともに、FF値をアクセルポジションセンサ66に異常が発生する直前の値とする。これによって、エレクトリックコントロールユニット71は、FB制御を行わず、かつFF制御をアクセルポジションセンサ66に異常が発生する直前の状態で維持し、電動モータ67の制御デューティ値を決定する。
次に、ステップS4において、エレクトリックコントロールユニット71は、ブレーキスイッチ69の状態(ONもしくはOFF)を監視してブレーキが操作されたか否かを判断する。ブレーキが操作されてブレーキスイッチ69がONされた場合は、ステップS9に進む。その他の場合は、ステップS5に進む。
次に、ステップS5において、エレクトリックコントロールユニット71は、所定の時間Tが経過するまでフェイルセーフ制御を待機する。
次に、ステップS6において、エレクトリックコントロールユニット71は、[数1]における係数Bから、0より大きく1より小さい所定の量ΔBを減じ、[数1]によって制御デューティ値を決定して電動モータ67を駆動させる。係数Bは、ステップS6が繰り返される度に所定の量ΔBずつ減少するので、スロットルバルブ62は徐々に閉じられ、リンプホーム開度に近づくことになる。
次に、ステップS7において、エレクトリックコントロールユニット71は、[数1]における係数Bが0以下か否かを判断する。係数Bが0以下であればステップS9に進む。その他の場合は、ステップS8に進む。
次に、ステップS8において、エレクトリックコントロールユニット71は、ブレーキスイッチ69の状態(ONもしくはOFF)を監視してブレーキが操作されたか否かを判断する。ブレーキが操作されてブレーキスイッチ69がONされた場合は、ステップS9に進む。その他の場合は、ステップS6に戻って繰り返す。
次に、ステップS9において、エレクトリックコントロールユニット71は、制御デューティ値を0%とし、電動モータ67を停止させ、フェイルセーフ制御が終了する。そうすると、スロットルバルブ62は電動モータ67が停止したときの位置から、付勢部72によってリンプホーム開度に移行する。このとき、エンジン16は、自動二輪車1が走行可能な最低限の出力で運転される。
なお、ステップS9において、エレクトリックコントロールユニット71は、電動モータ67を駆動させてスロットルバルブ62をリンプホーム開度に位置させたうえで制御デューティ値を0%とし、電動モータ67を停止させることもできる。この場合には、電子制御スロットルバルブシステム20は、付勢部72に代えて、エレクトリックコントロールユニット71および電動モータ67によってスロットルバルブ62をリンプホーム開度に移行する。
図5は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御中、所定の時間の決定方法を示した図である。
図6は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるアクセル開度変化量を示した図である。
先ず、図5に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20のフェイルセーフ制御において、ステップS5の所定の時間T、すなわち、アクセルポジションセンサ66に異常が発生した後、エレクトリックコントロールユニット71がフェイルセーフ制御を待機する所定の時間Tは、アクセルポジションセンサ66に異常が発生する直前のアクセルグリップ63の開度変化量DAをパラメータとする二次元テーブルに基づいて決定される。
所定の時間Tは、アクセルグリップ63の開度変化量DAが正、かつ大きい値であるほど長く設定され、アクセルグリップ63の開度変化量DAが負、かつ小さい値であるほど短く設定される。
ここで、図6に示すように、開度変化量DAは、アクセルポジションセンサ66に異常が発生した時からX時間前のアクセル開度aと、X時間前よりもアクセルポジションセンサ66に異常が発生した時に近いY時間前のアクセル開度bとから[数2]のように求められる。
[数2]
開度変化量DA=アクセル開度b−アクセル開度a
アクセル開度a:アクセルポジションセンサ66に異常が発生した時よりX時間前のアクセル開度。
アクセル開度b:アクセルポジションセンサ66に異常が発生した時よりY時間前のアクセル開度。ただし、X>Y。
すなわち、開度変化量DAが正の場合は、アクセルグリップ63は開く方に操作され、他方、開度変化量DAが負の場合は、アクセルグリップは閉じる方に操作されたことを意味する。
このような開度変化量DAは、ライダーの加速意思を定量化するものであり、開度変化量DAが大きいほどライダーが自動二輪車1を加速しようとする意思が強いものと判断でき、この加速意思が強いときほど所定の時間Tを長く設定してリンプホーム開度への移行開始時期を遅らせる。
このように、エレクトリックコントロールユニット71は、開度変化量DAに基づく所定の時間Tが経過するまでフェイルセーフ制御を待機させることで、アクセルポジションセンサ66異常発生直前のライダーの加速しようとする意思の強さに対応させてスロットルバルブ62がリンプホーム開度に移行するまでの期間を変化させることができる。これにより、電子制御スロットルバルブシステム20は、ライダーの意図しない挙動が自動二輪車1に突然現われるのを防止できる。
図7は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したタイムチャートであり、アクセルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したタイムチャートである。なお、図7中、実線Aoはアクセル開度(%)、実線Voはスロットルバルブ開度(%)、実線Dは制御デューティ値(%)、実線DFFはFF値(%)、実線DFBはFB値(%)である。
図7に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20は、通常の運転状態からアクセルポジションセンサ66に異常が発生すると(図7中、a)、先ず[数1]における係数A=0としてFB制御を停止し(図7中、b)、FF制御におけるFF値を異常発生直前の値で維持する(図7中、c)。これによってスロットルバルブ62がリンプホーム開度に急激に移行する状態が回避される(図7中、d)。
その後、所定の時間Tの経過後に(図7中、e)、係数Bを0に向かって漸減させ(図7中、f)、スロットルバルブ62を徐々にリンプホーム開度に移行させる(図7中、g)。
図8は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御のフローチャートであり、スロットルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したフローチャートである。
図8に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20は、スロットルポジションセンサ68の異常発生時のフェイルセーフ制御において、FB制御を行わず、FF制御のみ有効にし、ライダーによるアクセルグリップ63の操作(例えば、減速操作)に基づき、スロットルバルブ62の開度をリンプホーム開度に移行させる。
電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルポジションセンサ66に異常が発生した場合とは異なり、スロットルポジションセンサ68に異常が発生しても、アクセル開度に基づいてライダーの加速しようとする意思を検出することができる。そこで、電子制御スロットルバルブシステム20は、予め定められた所定の条件としてアクセルポジションセンサ66で検出されたアクセル開度に基づいてライダーが自動二輪車を減速させようとする意思を検出した後に、スロットルバルブをリンプホーム開度に移行させる。
このとき、電子制御スロットルバルブシステム20は、スロットルポジションセンサ68に異常が発生する直前のFF制御における目標デューティ値に基づいて制御デューティ値を決定してエンジン16の運転状態を制御する。
なお、エレクトリックコントロールユニット71は、フェイルセーフ制御中にブレーキの操作を検出した場合は、ライダーに強い減速意思があると判断し、スロットルバルブ62を即座にリンプホーム開度へ移行させる。
具体的には、先ず、ステップS11において、エレクトリックコントロールユニット71は、スロットルポジションセンサ68の異常監視を開始する。
次に、ステップS12において、エレクトリックコントロールユニット71は、スロットルポジションセンサ68に異常が発生しているか否かを判断する。スロットルポジションセンサ68に異常が発生している場合は、ステップS13に進む。その他の場合は、ステップS11に戻って繰り返す。
次に、ステップS13において、エレクトリックコントロールユニット71は、[数1]における係数A=0、係数B=1とするとともに、FF値をスロットルポジションセンサ68に異常が発生する直前の値とする。これによって、エレクトリックコントロールユニット71は、FB制御を行わず、かつFF制御をスロットルポジションセンサ68に異常が発生する直前の状態で維持し、電動モータ67の制御デューティ値を決定する。
次に、ステップS14において、エレクトリックコントロールユニット71は、ブレーキスイッチ69の状態(ONもしくはOFF)を監視してブレーキが操作されたか否かを判断する。ブレーキが操作されてブレーキスイッチ69がONされた場合は、ステップS16に進む。その他の場合は、ステップS15に進む。
次に、ステップS15において、エレクトリックコントロールユニット71は、アクセル開度が所定の開度域Asよりも大きいか否かを判断する。アクセル開度が所定の開度域Asよりも大きい場合は、ステップ14に戻って繰り返す。その他の場合は、ステップ16に進む。
ここで、アクセル開度の所定の開度域Asとは、例えば、2%未満のアクセル開度とする。この2%程度のアクセル開度は、正常制御時でスロットルバルブ62の実開度がファーストアイドル制御(冷間始動時のアイドルアップ制御)時の開度となるときのアクセル開度と同等である。
次に、ステップS16において、エレクトリックコントロールユニット71は、制御デューティ値を0%とし、電動モータ67を停止させ、フェイルセーフ制御が終了する。スロットルバルブ62は電動モータ67が停止したときの位置から、付勢部72によってリンプホーム開度に移行する。このとき、エンジン16は、自動二輪車1が走行可能な最低限の出力で運転される。
なお、ステップS16において、エレクトリックコントロールユニット71は、電動モータ67を駆動させてスロットルバルブ62をリンプホーム開度に位置させたうえで制御デューティ値を0%とし、電動モータ67を停止させることもできる。この場合には、電子制御スロットルバルブシステム20は、付勢部72に代えて、エレクトリックコントロールユニット71および電動モータ67によってスロットルバルブ62をリンプホーム開度に移行する。
図9は、本発明に係る電子制御スロットルバルブシステムにおけるフェイルセーフ制御を示したタイムチャートであり、スロットルポジションセンサの異常発生時のフェイルセーフ制御を示したタイムチャートである。なお、図9中、実線Aoはアクセル開度(%)、実線Voはスロットルバルブ開度(%)、実線Dは制御デューティ値(%)、実線DFFはFF値(%)、実線DFBはFB値(%)である。
図9に示すように、電子制御スロットルバルブシステム20は、通常の運転状態からスロットルポジションセンサ68に異常が発生すると(図9中、a)、先ず[数1]における係数A=0としてFB制御を停止し(図9中、b)、FF制御におけるFF値を異常発生直前の値で維持する(図9中、c)。これによってスロットルバルブ62がリンプホーム開度に急激に移行する状態が回避される(図9中、d)。
その後、アクセルポジションセンサ66が所定の開度域Asより小さくなると(図9中、e)ライダーに減速の意思があると判断し、電動モータ67を停止し(図9中、f)、スロットルバルブ62をリンプホーム開度に移行させる(図9中、g)。
このように構成された電子制御スロットルバルブシステム20は、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常発生時にスロットルバルブ62を即座にリンプホーム開度に移行させるのではなく、ライダーによるアクセルグリップ63もしくはブレーキの減速操作の検出、もしくは所定の時間Tが経過した後にスロットルバルブ62をリンプホーム開度に移行させる。具体的には、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常発生時に、電動モータ67を停止させる前にFF制御におけるFF値を所定の時間T維持し、電動モータ67の制御デューティ値を決定する。
したがって、本実施形態に係る電子制御スロットルバルブシステム20によれば、アクセルポジションセンサ66もしくはスロットルポジションセンサ68の異常発生時に、緩やかに待避走行状態へ移行させることが可能となる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 前輪
5 フロントフォーク
6 ハンドルバー
7 ステアリング機構
8 メインフレーム
9 センターフレーム
10 シートレール
11 燃料タンク
12 運転シート
13 ピボット軸
14 スイングアーム
15 後輪
16 エンジン
17 スロットルボディ
18 エアクリーナ
20 電子制御スロットルバルブシステム
21 エキゾーストパイプ
22 マフラ
23 接続管
24 二次減速機構
25 チェーン
27 ドリブンスプロケット
28 カウリング
30 前輪車軸
31 前輪ホイール
32 前輪タイヤ
33 前輪ブレーキプレート
35 後輪車軸
36 後輪ホイール
37 後輪タイヤ
41 シリンダブロック
42 シリンダヘッド
43 ピストン
44 クランクシャフト
46 コネクティングロッド
48 燃焼室
49 吸気管
49a 吸気ポート
50 吸気バルブ
52 排気管
52a 排気ポート
53 排気バルブ
55 点火プラグ
56 エンジン回転数センサ
61 クランクシャフト
62 スロットルバルブ
63 アクセルグリップ
64 インジェクタ
66 アクセルポジションセンサ
66a 第1センサ系
66b 第2センサ系
67 電動モータ
68 スロットルポジションセンサ
68a 第1センサ系
68b 第2センサ系
69 ブレーキスイッチ
71 エレクトリックコントロールユニット
72 付勢部

Claims (6)

  1. アクセルグリップと、
    前記アクセルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前記アクセルグリップの操作量に応じて駆動される電動モータと、
    前記電動モータによって開閉されるスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブの実開度を検出するスロットルポジションセンサと、
    前記アクセルポジションセンサおよび前記スロットルポジションセンサの出力値に基づいて前記電動モータを駆動制御するコントロールユニットと、を備え、
    前記コントロールユニットは、前記アクセルポジションセンサおよび前記スロットルポジションセンサの少なくともいずれか一方に異常が生じた場合に、予め定められた所定の条件が満たされた後に前記スロットルバルブをリンプホーム開度に位置させ、
    前記所定の条件は、前記アクセルポジションセンサによって前記アクセルグリップの所定の減速操作が検出されること、または、前記両ポジションセンサの少なくともいずれか一方に異常が生じてから所定の時間が経過すること、であり、
    前記所定の時間が経過した後、前記スロットルバルブの開度を一定の割合で漸減させてリンプホーム開度に位置させ、
    前記所定の時間は、前記ポジションセンサに異常が発生する直前の前記アクセルグリップの開度変化量が大きいほど長く設定されることを特徴とする電子制御スロットルバルブシステム。
  2. 前記コントロールユニットは、前記所定の条件が満たされた後、先ず前記電動モータの駆動を停止させたうえで前記スロットルバルブをリンプホーム開度に位置させることを特徴とする請求項1に記載の電子制御スロットルバルブシステム。
  3. 前記スロットルバルブをリンプホーム開度に位置させる付勢力を有するスプリングを備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子制御スロットルバルブシステム。
  4. 前記コントロールユニットは、前記所定の条件が満たされた後、先ず、前記電動モータを駆動させて前記スロットルバルブをリンプホーム開度に位置させたうえで前記電動モータの駆動を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電子制御スロットルバルブシステム。
  5. 前記所定の減速操作は、前記アクセルグリップを所定の開度域まで閉じるアクセル操作であること特徴とする請求項に記載の電子制御スロットルバルブシステム。
  6. ブレーキの操作を検出するブレーキスイッチを備え、
    前記所定の条件が満たされる前に、前記ブレーキスイッチが前記ブレーキ操作を検出した場合、前記スロットルバルブを即座にリンプホーム開度に位置させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子制御スロットルバルブシステム。
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