JP5192268B2 - カムシャフトの研削加工装置及び研削加工方法 - Google Patents
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Description
また、カムシャフトの研削加工装置は、砥石車として、カムの2箇所のイベント部に形成する凹部の断面形状にそれぞれ対応した断面形状をそれぞれ備える2個の砥石車をZ軸方向に延びる砥石軸に軸方向にオフセットして装着され、砥石台は、位置決め手段により位置決めされたイベント部に対応して、Z軸方向に移動して凹部研削に使用する砥石車をX−Y平面に移動させるため、対象とする加工部位が凹部のみであり、プロフィール全面を加工するのに対して、最少の時間でよく、量産工法として最適である。
図1は、本発明を適用したカムシャフト研削加工装置及び研削加工方法の第1実施形態を示すカムシャフトの研削加工装置の平面図(A)、左側面図(B)、および右側面図(C)である。
図6〜図7は、本発明を適用したカムシャフトの研削加工装置及び研削加工方法の第2実施形態を示し、図6はカムシャフトの研削加工装置を示すカムシャフトの研削加工装置の平面図(A)、左側面図(B)、および右側面図(C)、図7は凹部研削用の第2砥石車の部分断面図である。本実施形態においては、カム部に設ける一対の凹部Gの左右の壁面形状が概略対称な形状を備える構成を第1実施形態に追加したものである。なお、第1実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
1 ベッド
2 ワークテーブル
3 第1工具テーブル
4 第2工具テーブル
5 主軸台
6 主軸
7 心押台
10 第1砥石台
13 第1砥石車
20 第2砥石台
23 第2砥石車
Claims (6)
- 各気筒に対するカムプロフィール研削された複数のカムを備えるカムシャフトを支持するワーク支持装置と砥石車を支承する砥石台とが、カムシャフトの軸心方向と平行なY軸方向およびY軸に直交するX軸方向に相対移動可能にベッド上に装架され、前記砥石車は前記X−Y平面に直交するZ軸に平行な砥石軸を介して前記砥石台に支承される一方、
前記ワーク支持装置によるカムシャフトの軸心回りの割出し回転によりカムシャフトの各気筒毎のカムプロフィールの2箇所のイベント部の凹部形成部位を前記砥石車に対面させて順次位置決めする位置決め手段と、
前記位置決め手段の位置決め毎に、前記砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動とY軸方向の往復相対移動とを同時2軸制御して、前記ワークと前記砥石車との間でカムプロフィールのイベント部に凹部の研削創成運動を行なわせる凹部創成制御手段と、
前記気筒毎の凹部研削後に、前記砥石台と前記ワーク支持装置との相対的なY軸方向位置をトラバース送りして砥石車を隣接する気筒のカムに対面させるトラバース送り制御手段と、を備え、
前記砥石車は、前記カムの2箇所のイベント部に形成する断面形状にそれぞれ対応した断面形状をそれぞれ備える2個の砥石車を前記Z軸方向に延びる砥石軸に軸方向にオフセットして装着され、
前記砥石台は、前記位置決め手段により位置決めされたイベント部に対応して、Z軸方向に移動して凹部研削に使用する砥石車を前記X−Y平面に移動させることを特徴とするカムシャフトの研削加工装置。 - 各気筒に対するカムプロフィール研削された複数のカムを備えるカムシャフトを支持するワーク支持装置と第1砥石車を支承する第1砥石台とが直交するY軸およびX軸方向に相対移動可能にベッド上に装架され、前記第1砥石車が装着される砥石軸が前記Y軸に平行に軸承され、前記ワーク支持装置によるカムシャフトの回転と、第1砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動とを同時2軸制御して前記カムシャフトと前記第1砥石車との間でカムプロフィール創成運動を行わせるカムプロフィール創成制御手段と、
前記気筒毎のカムへのプロフィール研削後に、前記第1砥石台と前記ワーク支持装置との相対的なY軸方向位置をトラバース送りして第1砥石車を隣接する気筒のカムに対面させるトラバース送り制御手段と、から構成されたカムプロフィール研削手段を備えると共に、
前記ワーク支持装置と第2砥石車を支承する第2砥石台とが、カムシャフトの軸心方向と平行なY軸方向およびY軸に直交するX軸方向に相対移動可能にベッド上に装架され、前記第2砥石車は前記X−Y平面に直交するZ軸に平行な第2砥石軸を介して前記第2砥石台に支承される一方、
前記ワーク支持装置によるカムシャフトの軸心回りの割出し回転によりカムシャフトの各気筒毎のカムプロフィールの2箇所のイベント部の凹部形成部位を前記第2砥石車に対面させて順次位置決めする位置決め手段と、
前記位置決め手段の位置決め毎に、前記第2砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動とY軸方向の往復相対移動とを同時2軸制御して、前記ワークと前記第2砥石車との間でカムプロフィールのイベント部に凹部の研削創成運動を行なわせる凹部創成制御手段と、
前記気筒毎の凹部研削後に、前記第2砥石台と前記ワーク支持装置との相対的なY軸方向位置をトラバース送りして第2砥石車を隣接する気筒のカムに対面させるトラバース送り制御手段と、を備え、
前記凹部を研削する第2砥石台は、前記カムプロフィールを研削する第1砥石台に対して、カムシャフトの軸心を挟んで互いが交差する位置に配置されていることを特徴とするカムシャフトの研削加工装置。 - 前記第2砥石車は、前記カムの2箇所のイベント部に形成する凹部の断面形状の両者に対応した断面形状を備える1個の砥石車を前記Z軸方向に延びる砥石軸に前記X−Y平面と交差する位置において装着されていることを特徴とする請求項2に記載のカムシャフトの研削加工装置。
- 前記第2砥石車は、前記カムの2箇所のイベント部に形成する凹部の断面形状より小さい曲率半径の断面形状をなした周面を備える1個の砥石車を前記Z軸方向に延びる砥石軸に前記X−Y平面と交差する位置において装着されており、
前記位置決め手段は、凹部の研削開始位相および研削終了位相を割出し、カムシャフトを研削開始位相と研削終了位相との間で往復回転させ、
前記凹部創成制御手段は、カムシャフトの回転位相角に応じて砥石車のX軸方向の送りを変化させてコンタリングさせつつY軸方向に往復移動させることで凹部を研削加工することを特徴とする請求項2に記載のカムシャフトの研削加工装置。 - 前記凹部創成制御手段は、前記砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動を砥石台のX方向への所定前進位置までは粗研削送りし、その後に仕上げ研削送りすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカムシャフトの研削加工装置。
- カムシャフトを支持するワーク支持装置と第1砥石車を支承する第1砥石台とが直交するY軸およびX軸方向に相対移動可能にベッド上に装架し、前記第1砥石車が装着される第1砥石軸が前記Y軸に平行に軸承され、前記ワーク支持装置によるカムシャフトの回転と、第1砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動とを同時2軸制御して前記カムシャフトと前記第1砥石車との間でカムプロフィール創成運動を行わせてカムプロフィールを研削創成し、
前記カムプロフィール研削された複数のカムを備えるカムシャフトを支持しているワーク支持装置と第2砥石車を支承すると共にカムシャフトの軸心を挟んで第1砥石台に対して交差する位置に配置されている第2砥石台とが、カムシャフトの軸心方向と平行なY軸方向およびY軸に直交するX軸方向に相対移動可能にベッド上に装架し、前記第2砥石車は前記X−Y平面に直交するZ軸に平行な第2砥石軸を介して前記第2砥石台に支承し、
前記ワーク支持装置によるカムシャフトの軸心回りの割出し回転によりカムシャフトの各気筒毎のカムプロフィールの2箇所のイベント部の凹部形成部位を前記砥石車に対面させて順次位置決めし、
前記位置決め毎に、前記第2砥石台のワーク支持装置に対するX軸方向の相対移動とY軸方向の往復相対移動とを同時2軸制御して、前記ワークと前記第2砥石車との間でカムプロフィールのイベント部に凹部の研削創成運動を行なわせ、
前記気筒毎のカムへの凹部研削後に、前記第2砥石台と前記ワーク支持装置との相対的なY軸方向位置をトラバース送りして砥石車を隣接する気筒のカムに対面させるようにしたことを特徴とするカムシャフトの研削加工方法。
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