JP5191708B2 - 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 - Google Patents

横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5191708B2
JP5191708B2 JP2007215328A JP2007215328A JP5191708B2 JP 5191708 B2 JP5191708 B2 JP 5191708B2 JP 2007215328 A JP2007215328 A JP 2007215328A JP 2007215328 A JP2007215328 A JP 2007215328A JP 5191708 B2 JP5191708 B2 JP 5191708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interconnector
lanthanum chromite
cathode
nio
anode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007215328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009048917A (ja
Inventor
徹 波多江
和郎 中村
祥二 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Kyocera Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2007215328A priority Critical patent/JP5191708B2/ja
Publication of JP2009048917A publication Critical patent/JP2009048917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5191708B2 publication Critical patent/JP5191708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

本発明は、横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法に関する。
固体酸化物形燃料電池(以下、適宜“SOFC”と略称する)は、固体酸化物からなる電解質材料を挟んでアノードとカソードを配した三層ユニットで構成される。その作動温度は一般的には800〜1000℃程度と高いが、800〜650℃程度という作動温度のものも開発されつつある。
SOFCの運転時には、アノード側に燃料ガス(水素、一酸化炭素、メタンまたはそれらの混合ガス。なお、メタンはアノードでの内部改質により水素、一酸化炭素となる)を通し、カソード側に酸化剤ガス、例えば空気を通して、両電極を外部負荷に接続することで電力が得られる。ところが、単電池(以下“セル”と言う)一つでは高々0.8V程度の電圧しか得られないので、実用的な電力を得るためには複数個のセルを電気的に直列に接続する必要がある。隣接するセルを電気的に直列に接続するのと同時に、アノードとカソードのそれぞれに燃料と空気とを適正に分配、供給し、また排出する目的で、インターコネクタとセルとが交互に積層される。
上記のようなSOFCは複数個のセルを積層するタイプであるが、複数個のセルを横縞状に配置するタイプのSOFCも考えられている。横縞方式には円筒タイプ(特開平10−3932号公報)や中空扁平タイプ(国際公開第2004/082058号パンフレット、国際公開第2004/088783号パンフレット、特表2004−511070号公報)などの方式がある。
特開平10−3932号公報 国際公開第2004/082058号パンフレット 国際公開第2004/088783号パンフレット 特表2004−511070号公報
図1は中空扁平タイプの横縞型SOFCの構成例を説明する図である。図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図、図1(c)は、図1(b)中A−A線断面図である。中空扁平状の電気絶縁性基板1の上に順次、アノード2、電解質3及びカソード4からなるセル5を複数個形成する。そして、隣接するセルをインターコネクタ6、集電体7を介して電気的に直列に接続して構成される。絶縁性基板は多孔質で、支持基板、チューブ基板、フラットチューブ基板などとも称される。
燃料ガスは、図1(a)及び図1(c)中矢印(→)で示すとおり、絶縁性基板1内の空間すなわち燃料ガスの流通部(=燃料流路)8をセル5の配列と平行に流通させる。燃料ガスの流通部は、燃料流路1個とは限らず複数個でもよく、その断面形状についても、矩形状(含、中空扁平状)、四角形状、楕円形状などに構成される。これらはそのように中空の燃料流通部を有することからフラットチューブ型とも称される。
ここで図2に従い、横縞型SOFCスタックの作製過程例を説明する。図2(a)は絶縁性基板1であり、図2(b)のとおり絶縁性基板1上にアノード2を配置する。次いで図2(c)のとおりインターコネクタ6を配置し、また図2(d)のとおり電解質3を配置する。そして図2(e)のとおりカソード4を配置し、また図2(f)のとおりカソード4とインターコネクタ6間に集電体7を配置する。
なお、上記のように作製過程例の説明において、絶縁性基板、アノード、インターコネクタ、電解質、カソード、集電体との用語を用いているが、それら部材は横縞型SOFCスタックとしての完成時に絶縁性基板、アノード、インターコネクタ、電解質、カソード、集電体となるので、作製過程では、それぞれ、絶縁性基板となるもの、アノードとなるもの、インターコネクタとなるもの、電解質となるもの、カソードとなるもの、集電体となるものとの意味である。
絶縁性基板1は内部に燃料ガスの流通部を有し且つ少なくともセル及びインターコネクタに接する面が絶縁体となるよう構成される。図2の例で言えば、絶縁性基板1の下面側が燃料ガスの流通部となり〔図1(c)参照〕、上面側の面が絶縁体となるよう構成される。図2の例で言えば、絶縁性基板1の上面側にアノード2、電解質3が接するので、絶縁性基板1の上下面のうちこれらアノード2、電解質3と接する面は絶縁体とする。
また、集電体7は、インターコネクタ6とともに、隣接するセルのアノード2及びカソード4間、すなわち一つのセルのアノード2と当該セルの隣のセルのカソード4との間を電気的に接続することから、一種のインターコネクタであるが、本発明の特徴点との関係で本明細書では集電体と称している。
図3は図2(e)、(f)を拡大して示した図である。図3(a)は図2(e)の拡大図、図3(b)は図2(f)の拡大図であり、図3(b)に発電時における酸化剤ガス(空気等)、燃料ガス(水素等)、電流の流れを示している。
横縞型SOFCにおいては、絶縁性基板内を燃料ガスが拡散するため、該基板は多孔質な構造となっていなければならない。また、燃料の流出を防ぐために該基板外部の酸化雰囲気とは緻密な部材を介して良好に隔離されていなければならない。そして、このようなガスの流出を防ぐ部材(電解質やインターコネクタ)は高温での焼成を必要としている。
また、インターコネクタの構成材料は、より高温での使用を考慮するとランタンクロマイトが有用である。ランタンクロマイトの場合、緻密に焼結させるためには高温焼成が必要となる。しかし、ランタンクロマイトの緻密薄膜を形成する際の焼成温度には、例えば特開平9−263961号公報に記載のとおり、1550℃という上限があることが知られており、1550℃以上では焼成収縮が著しく起こり、まためくれ、焼成切れ等を引き起こし、安定な膜が得られない。また、フラットチューブ基板内を燃料ガスが拡散するため、気孔率を確保するために部材の焼成温度要件として上限温度約1500℃程度という制限がある。
特開平9−263961号公報
ところで、本発明者らが、インターコネクタの構成材料としてランタンクロマイトを使用し、前述事実を考慮して1500℃で焼結させたところ、アノードの構成成分であるNiがインターコネクタに拡散していることが観察された。この状態でランタンクロマイトからなるインターコネクタ側に空気を流し、フラットチューブ内に還元ガス(水素=燃料ガス)を流して還元を行うと、インターコネクタ内部に拡散したNiがランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ側の空気に接している表面側に析出し、これが空気中の酸素によって酸化して電気絶縁性のNiOになることが観察された。
そこで、本発明においては、そのようなNiOによる絶縁層形成の問題を解決することにより、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタについて、絶縁層形成による電気伝導性低下の問題を解決したものである。
すなわち、本発明は、横縞型SOFCスタックにおいて、インターコネクタ材料としてランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とする材料を使用する際の電気伝導性低下の問題を解決してなる横縞型SOFCスタック及びその作製方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなるセルを複数個配置するとともに、隣接するセル間をランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる横縞型固体酸化物形燃料電池スタックであって、前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位に、NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層を設けてなることを特徴とする横縞型固体酸化物形燃料電池スタックである。以下、本発明(1)とする。
本発明は、内部に燃料の流通部を有する支持基板を形成し、その表面に順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなる複数個のセルを形成するとともに、隣接するセル間に、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを形成して隣接するセル間を電気的に直列に接続して横縞型SOFCスタックを作製するに際して、前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位に、NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層を形成することを特徴とする横縞型SOFCスタックの作製方法である。以下、本発明(2)とする。
本発明によれば、横縞型SOFCスタックにおいて、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを使用するに際して、その表面すなわちインターコネクタのうちアノードと接しない側の面にNiO生成抑制層を設けることにより、NiOによる絶縁層形成の問題を解決し、隣接するセル間の、つまり隣接するセル同士の電気的な接合を良好に保持することができる。
また、本発明においては、その作製に際して、その特性を備えたランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを高い歩留まりで、再現性よく形成でき、横縞型SOFCスタックによる発電の安定性、信頼性を向上させることができる。
前述のとおり、インターコネクタ材料としてランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするものを使用する場合、緻密に焼結させるためには高温焼成が必要となるが、前述事実を考慮して1500℃で焼結させたところ、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタに接触しているNiを含有するアノードからランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ内部にNiが拡散することが観察された。
この状態でランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ側に空気を流し、フラットチューブ内に還元性ガス(水素=燃料ガス)を流して還元を行うと、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ内部に拡散したNiがランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ側の空気に接している表面側に析出し、これがランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ側に流れる空気中の酸素によって酸化してNiO特有の緑色となっていることが観察された。
変色前、すなわち空気、還元性ガスを流す前の状態では、中央の矩形部分(長方形部分)はランタンクロマイト特有の色である黒色である。図4は、図3(a)中矩形状の点線枠Aで示す部分を拡大して示した図であるが、図4で云えば、左右の電解質3、3間の凹部にあるインターコネクタ6として示す部分に相当している。
変色後、すなわち空気、還元性ガスを流した後の状態では、中央の矩形部分がNiOに特有の色である緑色に変色していることが観察された。図5は、図4に対比して変色後の状態を示した図であるが、図5で云えば、左右の電解質3、3間にある“NiO(析出)=緑色”として示す部分に相当している。
そして、NiOは電気絶縁物であることから、導電性であるべきランタンクロマイトがその部分で電気絶縁性となり、これによりインターコネクタ本来の役割である電気伝導性が低下し、ひいて発電効率の低下、電圧損失を来すことになる。
そこで、NiOの生成を抑制するために、ランタンクロマイトからなるインターコネクタまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面、すなわちランタンクロマイトからなるインターコネクタまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ層についてアノード側と相対する側の表面にカソード材料であるLSM、LSC、LSCF等の層を配したところ、前述と同様に、ランタンクロマイトからなるインターコネクタまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ側に空気を流し、フラットチューブ内に還元性ガスを流しても、ランタンクロマイトからなるインターコネクタまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面にNiOの絶縁層が形成されないことがわかった。なお、LSM、LSC、LSCFの意味については後述のとおりである。
本発明においては、そのようにランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面にカソード材料層を配することにより、隣接するセル間の、つまり隣接するセル同士の電気的な接合を良好に保持することができる。ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面に配する材料はカソード材料であればよく、例えばカソードはLSMとし、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面に配するカソード材料はLSMでもLSCでもLSCMでもよく、あるいは他のカソード材料でもよい。
本発明(1)〜(2)において「前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位」とは、図6に示す例で言えば、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面つまりアノード側と相対する側の表面で、且つ、左右の電解質3、3の間を意味する。なお、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの裏面はアノードと接している。
また、本発明(1)における「NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層を設けてなる」、本発明(2)における「NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層を形成する」とは、図6に示す例で言えば、それぞれ、上記部位にカソード材料の層を設けてなること、上記部位にカソード材料の層を形成することを意味する。
インターコネクタのうちアノードと接続されない部位にカソード材料層を形成する手法としては、その表面にカソード材料を均一ないし、できるだけ均一に配し得る手法であれば特に限定はなく、塗布法その他、適宜の手法により行うことができる。その厚みは、NiOの生成を抑制する上で必要な厚みであればよい。
本発明において、絶縁性基板の構成材料としては、例えばMgOとMgAl24の混合物、ジルコニア系酸化物、ジルコニア系酸化物とMgOとMgAl24の混合物などを用いることができるが、これらに限定されない。このうち、MgOとMgAl24の混合物は、MgOが20〜70vol%含まれるMgOとMgAl24の混合物であるのが好ましい。また、ジルコニア系酸化物の例としては、イットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X,式中、x=0.03〜0.12〕などが挙げられるが、これら材料に限定されない。
本発明において、アノードの構成材料としては、例えばNiを主成分とする材料、NiとYSZ〔(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)〕との混合物からなる材料などが用いられるが、Niを含むアノードの構成材料であればこれらに限定されない。NiとYSZとの混合物からなる材料の場合、当該混合物中、Niを40vol%以上分散させた材料であるのが好ましい。
インターコネクタの構成材料としては、式(Ln,A)CrO3(式中、Lnはランタノイド、AはBa、Ca、MgまたはSrである)で示される酸化物またはこの酸化物を主成分とする材料(これら材料を本明細書において「ランタンクロマイト」と称している)を使用する。ランタンクロマイトには適宜Al23、MgOなどの助剤が添加されることから、ランタンクロマイトを主成分とする材料も使用される。
本発明において、固体電解質の構成材料としては、イオン導電性を有する固体電解質であればよく、その構成材料の例としては下記(1)〜(4)の材料が挙げられるが、これらに限定されない。
(1) イットリア安定化ジルコニア〔YSZ:(Y23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15〕。
(2) スカンジア安定化ジルコニア〔(Sc23X(ZrO21-X(式中、x=0.05〜0.15)〕。
(3) イットリアドープセリア〔(Y23X(CeO21-X(式中、x=0.02〜0.4)〕。
(4) ガドリアドープセリア〔(Gd23X(CeO21-X(式中、x=0.02〜0.4)〕。
本発明において、カソードの構成材料としては、下記(1)〜(4)の材料が挙げられるが、これらに限定されない。これらはカソードそのものの構成材料としてのほか、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタの表面つまりアノード側と相対する側の表面に設けるカソード材料としても使用される。
(1) La0.6Sr0.4Mn1.03などの(La,Sr)MnO3系材料:本明細書中LSMと略称する)。
(2) La0.6Sr0.4Co1.03などの(La,Sr)CoO3系材料:本明細書中LSCと略称する)。
(3) La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.83、La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.83などの(La,Sr)CoFeO3系材料:本明細書中LSCFと略称している)。
(4) La0.9Ca0.1MnO3などの(La,Ca)MnO3系材料。
集電体の構成材料としては、耐熱性且つ導電性の材料を使用するが、インターコネクタの構成材料と同じ材料でもよい。集電体はインターコネクタよりも緻密でなくてもよいが、緻密であってもよい。
〈横縞型SOFCスタックの作製態様〉
本発明(2)に係る横縞型SOFCスタックの作製方法の態様については、以下のとおりである。
(a) 前記絶縁性基板の構成材料(前記0033段落参照)から適当な材料を選んで使用して横縞型SOFCスタックの完成時において内部に燃料の流通部を有する絶縁性基板となるものを形成する。図2(a)で言えば絶縁性基板1として示す部分である。
(b) 前記アノードの構成材料(前記0034段落参照)から適当な材料を選んで使用して、上記絶縁性基板となるものの表面に横縞型SOFCスタックの完成時においてアノードとなるものを形成する。図2(b)で言えばアノード2として示す部分である。
(c) 前記インターコネクタの構成材料(前記0035段落参照)から適当なランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とする材料を選んで使用して、上記アノードとなるものの表面に横縞型SOFCスタックの完成時においてインターコネクタとなるものを形成する。図2(c)で言えばインターコネクタ6として示す部分である。
(d) 前記電解質の構成材料(前記0036段落参照)から適当な材料を選んで使用して、前記インターコネクタとなるものの上面以外の部分と前記アノードとなるものを覆うように横縞型SOFCスタックの完成時において電解質となるものを形成する。図2(d)で言えば電解質3として示す部分である。ここで、上記“インターコネクタとなるものの上面”については、インターコネクタとなるものの上面の全面とは限らず、その上面全面のうちの1部についても電解質となるもので覆うようにしてもよく、図2(d)にはこの場合を示している。
(e) 横縞型SOFCスタックの完成時において、前記絶縁性基板となるもの、前記アノードとなるもの、前記インターコネクタとなるものおよび前記電解質となるものを共焼結する。
(f) 前記カソードの構成材料(前記0037段落参照)から適当な材料を選んで使用して、前記電解質となるものを介して前記アノードとなるものと対向する部位に横縞型SOFCスタックの完成時においてカソードとなるものを形成する。図2(e)で言えばカソード4として示す部分である。
(g) 前記カソードの構成材料(前記0037段落参照)から適当な材料を選んで使用して、前記インターコネクタとなるものの上面に横縞型SOFCスタックの完成時においてNiO生成抑制層となるものを形成する。後述図6で言えば“カソード材料と同じ材料”として示す部分である。
(h) 前記集電体の構成材料(前記0038段落参照)から適当な材料を選んで使用して、前記カソードとなるものと前記インターコネクタとなるものの間に横縞型SOFCスタックの完成時において集電体となるものを形成する。図2(f)で言えば集電体7として示す部分である。
こうして形成したところの横縞型SOFCスタック、すなわち完成した横縞型SOFCスタックが本発明(1)の横縞型SOFCスタックとなる。
このことから、本発明(1)の横縞型SOFCスタックにおいて、前記(a)に記載の絶縁性基板となるものが当該スタックにおいて絶縁性基板となり、前記(b)に記載のアノードとなるものが当該スタックにおいてアノードとなり、前記(c)に記載のインターコネクタとなるものが当該スタックにおいてインターコネクタとなり、前記(d)に記載の電解質となるものが当該スタックにおいて電解質となり、前記(f)に記載のカソードとなるものが当該スタックにおいてカソードとなり、前記(g)に記載のNiO生成抑制層となるものが当該スタックにおいてNiO生成抑制層となり、前記(h)に記載の集電体となるものが当該スタックにおいて集電体となる。
本明細書においては、横縞型SOFCスタックとしての完成時に各部材となるものの形成過程についても、便宜上、例えば横縞型SOFCスタックとしての完成時に絶縁性基板となるものを形成することを「絶縁性基板を形成し」、「絶縁性基板を形成する」等と記載している。この点、横縞型SOFCスタックとしての完成時に、アノードとなるものを形成すること、インターコネクタとなるものを形成すること、電解質となるものを形成すること、カソードとなるものを形成すること、NiO生成抑制層となるものを形成すること、集電体となるものを形成することについても同様である。
前記(a)〜(h)の作製工程のうち、(a)〜(f)の工程は本発明(1)の特徴部分を形成するための前提となる工程であり、(h)の工程は本発明(1)の特徴部分を形成した後の工程であることから、これを纏めると「内部に燃料の流通部を有する支持基板を形成し、その表面に順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなる複数個のセルを形成するとともに、隣接するセル間に、ランタンクロマイトからなるインターコネクタまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ、および集電体を形成して隣接するセル間を電気的に直列に接続して横縞型SOFCスタックを作製する」との構成となる。
そして、前記(a)〜(h)の作製工程のうち、(g)の工程が本発明(1)の横縞型SOFCスタックの特徴部分を形成する工程であることから、これを前記「本発明(1)の特徴部分を形成する前提となる工程」、前記「本発明(1)の特徴部分を形成した後の工程」を含めて纏めると「内部に燃料の流通部を有する支持基板を形成し、その表面に順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなる複数個のセルを形成するとともに、隣接するセル間に、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタ、および集電体を形成して隣接するセル間を電気的に直列に接続して横縞型SOFCスタックを作製するに際して、前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位に、NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層を形成することを特徴とする横縞型SOFCスタックの作製方法」となる。
以下、実施例を基に本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が実施例に限定されないことはもちろんである。
〈インターコネクタの表面の処理、観察試験〉
Niとイットリア安定化ジルコニアを重量比1:5で混合した粉末に、混合粉末総量の15wt%のグラファイトを添加し、さらに蒸留水を加えた後、ボールミルで混合し、その混合溶液に有機溶媒(トルエンと2−プロパノールの混合溶媒、以下有機溶媒について同じ)、分散剤、消泡剤を加えた後、乾燥して粉末とした。得られた粉末を用いて、静水圧プレス法により中空扁平状の多孔質絶縁性基板を作製した。図2(a)の状態である。
NiOとイットリア安定化ジルコニアを重量比2:3で混合した粉末に、有機溶媒、分散剤、消泡剤を加え、ボールミルで混合してスラリーを作製した。前記作製した中空扁平状の多孔質絶縁性基板上にスクリーン印刷によりアノードを形成した。図2(b)の状態である。
ランタンクロマイト(La0.8Sr0.2CrO3)の粉末に、有機溶媒、分散剤、消泡剤を添加し、ボールミルで混合してスラリーを作製し、アノード上にスクリーン印刷にて塗布した。図2(c)の状態である。
イットリア安定化ジルコニアに、有機溶媒、バインダー、分散剤を添加し、ボールミルで混合してスラリーを作製した。このスラリーに、マスキングにより図2(c)の状態でのインターコネクタ材料の塗布部上面を残して〔すなわち、図2(c)の状態でのインターコネクタ材料の塗布部上面の部分にマスキングをして〕、ディッピングし、これを2回繰り返した後、乾燥して電解質膜を形成した。図2(d)の状態である。
図2(d)の状態で温度1500℃で焼成し、基板材料とアノード材料とインターコネクタ材料と電解質材料を共焼結した。
溶媒としてヘキシレングリコール(hexylene glycol)を使用し、バインダーとしてPVB(polyvinyl butyral)を使用し、可塑剤としてDOP(dioctyl phthalate)を使用して、LSC(La0.6Sr0.4Co1.03)のペーストを作製した。このペーストを用いて以下の2種類のサンプルを作製した。
このペーストを図2(e)中カソード4、図4中カソード4として示すように塗布したものと、このペーストを図6のようにカソード部(図6中カソード4の箇所)と電解質膜間に露出しているランタンクロマイトからなるインターコネクタの表面に塗布したものと、を作製し、両者を温度1050℃で熱処理した。こうして、LSCからなるカソードを形成したサンプル(サンプル1とする)と、LSCからなるカソードとランタンクロマイトからなるインターコネクタの表面にカソード同じLSC層を形成したサンプル(サンプル2とする)を作製した。サンプル2における、ランタンクロマイトからなるインターコネクタ表面のLSC層の厚さは約30μmであった。
以上の工程で作製したサンプル1、サンプル2を、それぞれ電気炉中に入れ、温度750℃に保持して、ランタンクロマイトからなるインターコネクタ側に空気を流し、中空扁平状の多孔質絶縁性基板内の流路に水素(=燃料ガス)を流して還元を行った後、それぞれのサンプルについてその表面を観察した。サンプル1ではランタンクロマイトからなるインターコネクタ表面が緑色に変色していた。これに対して、サンプル2ではLSC層表面にNiOは観察されず、NiOによる絶縁層の形成は阻止されていることがわかった。
〈性能試験〉
上記〈インターコネクタのカソード側表面の処理、観察試験〉と同様にして、カソード部と電解質膜間に露出しているインターコネクタ(ランタンクロマイト)の表面にLSCのペーストを塗布し、熱処理して形成したLSC層の上に集電体を配置して(LSC層の形成に用いたペーストと同じペーストを塗布、熱処理して形成)実施例SOFC模擬セルを作製した。また、比較例SOFC模擬セルを、LSC層は形成しない点を除き、上記と同様にして作製した。比較例模擬セルを図7に、実施例模擬セルを図8に示しいる。
こうして作製した比較例模擬セル、実施例模擬セルをそれぞれを電気炉中にセットし、それぞれについて電圧損失の有無、程度を測定した。図9にその試験装置の概略を示している。図9中、10は電気炉のヒータ、11は電気炉外周壁であり、その中央部に模擬セルを配置する。そして図示のように、模擬セルの集電体7とアノード2との間に電流発生器と電圧測定器をセットした。
電流発生器は外部から電流を流すためのものである。本試験装置は、インターコネクタでの電圧損失の有無、程度を測定するための装置で、電流を流した時の電圧損失を測定する仕組みである。
本性能試験は、アノード側に水素(=燃料ガス)を、インターコネクタ側に空気を流し、作動温度を750℃とし、電流密度を1A/cm2と一定にして実施した。表1はその結果である。電圧損失(mV)が大きいほど、セルとしての性能が悪いことになる。
表1のとおり、比較例模擬セルでは200mV/1Aの電圧損失である。これに対して実施例模擬セルでの電圧損失は60〜120mV/1Aと格段に小さい。なお、実施例模擬セルの電圧損失に幅があるのは複数の実施例模擬セルでばらつきがあったためであるが、比較例模擬セルに対して改善されていることに変わりはなく、その幅は作製上の工夫などにより収斂できるものである。また、比較例模擬セルに対して、実施例模擬セルは時間経過に対して電圧損失の変化が小さく、安定性の点でも改善されている。また、同様にしてランタンクロマイトの表面にLSCF層、LSM層を配置して試験したところ、LSC層と同じく改善されていることがわかった。
Figure 0005191708
図10に本発明適用前の状況と本発明適用後の状況を対比して示している。本発明適用前ではNiO析出により電流が流れにくく、電圧損失が大きいのに対して、本発明適用後は電圧損失が小さく、電流が流れる。
中空扁平タイプの横縞型SOFCの構成例を説明する図 横縞型SOFCスタックの作製過程例を説明する図 図2(e)、(f)を拡大して示した図 図3(a)中、矩形状の点線枠Aで示す部分を拡大して示した図 図4に対比して変色後の状態を示した図 カソード材料と同じ材料をカソード部と電解質膜間に露出しているランタンクロマイトからなるインターコネクタの表面に塗布した状態を示す図 比較例模擬セルに電圧計等をセットした状況を示す図 実施例模擬セルに電圧計等をセットした状況を示す図 性能試験として電圧損失を測定した試験装置の概略を示す図 本発明適用前の状況と本発明適用後の状況を対比して示した図
符号の説明
1 絶縁性基板(支持基板)
2 アノード
3 電解質
4 カソード
5 セル
6 インターコネクタ
7 集電体(インターコネクタ)
8 燃料流通路
9 金属箔
10 電気炉のヒータ
11 電気炉外周壁

Claims (4)

  1. 内部に燃料の流通部を有する支持基板の表面に、順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなるセルを複数個配置するとともに、隣接するセル間をランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを介して電気的に直列に接続してなる横縞型固体酸化物形燃料電池スタックであって、前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位に、NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層としてカソード材料と同じ材料で形成された層を設けてなることを特徴とする横縞型固体酸化物形燃料電池スタック。
  2. 前記NiO生成抑制層の材料が(La,Sr)CoO3系材料、(La,Sr)CoFeO3系材料、(La,Sr)MnO3系材料または(La,Ca)MnO3系材料であることを特徴とする請求項1に記載の横縞型固体酸化物形燃料電池スタック。
  3. 内部に燃料の流通部を有する支持基板を形成し、その表面に順次、Niを含有するアノード、電解質及びカソードからなる複数個のセルを形成するとともに、隣接するセル間に、ランタンクロマイトまたはランタンクロマイトを主成分とするインターコネクタを形成して隣接するセル間を電気的に直列に接続して横縞型SOFCスタックを作製するに際して、前記インターコネクタのうち前記アノードと接続されない部位に、NiOによる絶縁層形成を抑制するためのNiO生成抑制層としてカソード材料と同じ材料で形成された層を形成することを特徴とする横縞型SOFCスタックの作製方法。
  4. 前記NiO生成抑制層の材料が(La,Sr)CoO3系材料、(La,Sr)CoFeO3系材料、(La,Sr)MnO3系材料または(La,Ca)MnO3系材料であることを特徴とする請求項3に記載の横縞型固体酸化物形燃料電池スタックの作製方法。

JP2007215328A 2007-08-21 2007-08-21 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 Active JP5191708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215328A JP5191708B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215328A JP5191708B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009048917A JP2009048917A (ja) 2009-03-05
JP5191708B2 true JP5191708B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=40500947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007215328A Active JP5191708B2 (ja) 2007-08-21 2007-08-21 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5191708B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038583A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Ngk Insulators Ltd 燃料電池の構造体
JP5140787B1 (ja) * 2011-12-19 2013-02-13 日本碍子株式会社 空気極材料、インターコネクタ材料及び固体酸化物型燃料電池セル
EP2750227B1 (en) * 2011-12-19 2016-11-30 NGK Insulators, Ltd. Air electrode material and solid oxide fuel cell

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05242900A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Isuzu Motors Ltd 固体電解質型燃料電池のインタコネクタ
JPH08185882A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体電解質型燃料電池の製造方法
AUPN173595A0 (en) * 1995-03-15 1995-04-06 Ceramic Fuel Cells Limited Fuel cell interconnect device
GB0024106D0 (en) * 2000-10-03 2000-11-15 Rolls Royce Plc A solid oxide fuel cell stack and a method of manufacturing a solid oxide fuel cell stack
JP2004087353A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体電解質型燃料電池用基体管
WO2004082058A1 (ja) * 2003-03-13 2004-09-23 Tokyo Gas Company Limited 固体酸化物形燃料電池モジュール
JP4851692B2 (ja) * 2004-05-31 2012-01-11 京セラ株式会社 固体電解質形燃料電池セルスタック、バンドル及び燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009048917A (ja) 2009-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6437821B2 (ja) 機械的健全性および効率を向上させた固体酸化物型燃料電池用複合アノード
JP5080951B2 (ja) 横縞型燃料電池セルスタックおよび燃料電池
JP5328275B2 (ja) セルスタックおよびそれを具備する燃料電池モジュールならびに燃料電池装置
KR20030066042A (ko) 연료극 지지체식 원통형 고체산화물 연료전지 스택과 그제조 방법
JP4776930B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池の支持基体
JP2009176701A (ja) 横縞型固体酸化物形燃料電池
JP5645712B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セルおよび燃料電池モジュール
JP5281950B2 (ja) 横縞型燃料電池セルスタックおよびその製法ならびに燃料電池
JP5214227B2 (ja) 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法
JP5191708B2 (ja) 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法
JP5642855B1 (ja) 燃料電池
JP5404973B1 (ja) 固体酸化物形燃料電池セルおよび燃料電池モジュールならびに燃料電池装置
JP6803437B2 (ja) セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置
JP6585407B2 (ja) セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置
JP4130135B2 (ja) 集電部材の表面処理方法
KR20190028340A (ko) 고체산화물 연료 전지 및 이를 포함하는 전지 모듈
JP7301768B2 (ja) 電気化学セル、電気化学セルスタックおよび電気化学セル用電解質
JP5289010B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP5220437B2 (ja) 横縞型固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法
JP2011187180A (ja) 固体酸化物形燃料電池用単セルおよび固体酸化物形燃料電池
KR100957794B1 (ko) 씨지오 코팅층을 갖는 고체산화물 연료전지의 제조방법
JP5752297B1 (ja) 燃料電池
JP5248177B2 (ja) 横縞型固体酸化物形燃料電池スタックおよびその作製方法
JP6063368B2 (ja) 燃料電池
KR102463568B1 (ko) 공기극 활물질 및 이를 포함하는 전기화학 소자

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5191708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250