JP5191313B2 - 工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械に関する。
NC(Numerical Control)旋盤などの工作機械を用いて、加工対象となる素材(ワーク)に対し所定の加工を施すことにより、所望の精密部品が製造される。工作機械においては、ワークに対して加工を施すための加工部(主軸や刃物台等)が加工室に収納されている。また加工室には、加工室の一部を開閉可能な扉が備えられている。このような工作機械では、扉が開けられている場合には加工室内の加工部の動作(回転や移動)を強制的に禁止させるいわゆるインターロック機能によって、作業者の安全性を確保している。
また、安全カバーが開いたときに自動挿入機の動作を停止させるインターロック機能と、このインターロック機能を解除させるインターロック解除スイッチを備え、当該インターロック解除スイッチをオンにすることで再起動スイッチを有効とし、安全カバーが開いたままでの動作を可能とする自動挿入機が知られている(特許文献1参照。)。
また、それぞれに加工機器部を有する2つの区分加工領域のいずれか一方が閉じている場合(対応する前扉が閉状態かつ2つの区分加工領域の間の中間シャッタが閉状態である場合)には、他方の区分加工領域の前扉が開状態であっても、上記一方の区分加工領域内の加工機器部の駆動を可能とし、上記他方の区分加工領域内の加工機器部の駆動を禁止する工作機械が知られている(特許文献2参照。)。
特開平5‐96441号公報 特許第4058957号公報
工作機械では、作業者の安全性を重視して上記インターロック機能を備える。その一方で、加工中のワークを、上記扉を開けた状態で観察したいという作業者(ユーザ)の要望も存在する。例えば、工作機械ではワークに対して正面加工や背面加工といった複数の加工工程を施す場合があり、作業者としては、正面加工中あるいは正面加工後のワークを、背面加工を施す前に詳細に確認したいと望むことがある。しかし、正面加工や背面加工を実行する工作機械においては、その加工室内に、正面加工用の加工部や背面加工用の加工部といった複数の可動部位(危険部位)が存在し、これら複数の稼動部位は互いに独立して動作することもある。よって、上記扉を開けた状態での工作機械の運転が作業者にもたらす危険性は非常に高い。そのため従来においては、作業者の安全性を確保し、かつ加工中のワークを上記扉を開けた状態で観察したいという要望に応える技術は、開発されていなかった。
なお、特許文献1に開示された技術では、インターロック解除スイッチを一旦オンにしてインターロックを解除した後は、作業者は、安全カバーが開いた状態において自由に自動挿入機を運転させることができ、運転中の作業者の行動の自由度も高い。そのため、作業者が危険を感じたときに瞬間的に自動挿入機の運転を停止させることが困難である。
また、特許文献2は、扉が閉じている区分加工領域内に限って加工機器部の駆動を可能にする構成に過ぎないため、加工中のワークを上記扉を開けた状態で観察したいという要望に応えていない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、作業者の安全性の確保と、加工室の扉を開けた状態での加工中のワークの観察の実現とを両立することが可能な工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の工作機械は、共通の加工室内に設けられ、ワークに対する加工を実行可能な複数の加工部と、上記加工室を覆う外装と、上記外装の一部を開閉する扉と、上記扉が開状態である場合に上記加工部の動作を制限又は禁止するインターロック手段と、上記複数の加工部のうちの第一の加工部に対応して設けられた第一のモーメンタリスイッチと、上記第一のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている間は、上記インターロック手段による上記加工部に対する動作の制限又は禁止のうち上記第一の加工部に対する動作の制限又は禁止のみを解除するインターロック解除手段とを備える構成としてある。
本発明によれば、扉が開状態である場合、一つの加工室内に複数在る各加工部の動作は基本的に制限又は禁止されるが、第一のモーメンタリスイッチをオン状態にしている間だけ、第一の加工部の動作の制限又は禁止が解除される。よって、作業者は、扉を開状態にして第一のモーメンタリスイッチのオン状態を維持することで、第一の加工部によるワークへの加工状況を詳細に観察することができるとともに、第一の加工部以外の動きに注意する必要が殆どなく安全である。また作業者は、扉を開状態としながら第一の加工部を動作させている間は、少なくとも一方の手は常に第一のモーメンタリスイッチを押している。そのため、第一の加工部に注目している状況において何らかの危険性を感じたときには、瞬時に第一のモーメンタリスイッチから手を離すことで、全ての加工部の動きを制限又は禁止して安全性を確保することができる。
工作機械は、第二のモーメンタリスイッチを備え、上記インターロック解除手段は、上記第一のモーメンタリスイッチおよび第二のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている間は、上記インターロック手段による全ての加工部に対する動作の制限又は禁止を解除するとしてもよい。当該構成によれば、第一および第二のモーメンタリスイッチを同時にオン状態としている間だけ全ての加工部を動作させることができるため、作業者の安全性が確保される。
工作機械は、上記加工部への起動指示を行なう起動ボタンを備え、上記インターロック解除手段は、上記扉が開状態である場合には、上記第一のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている場合にのみ上記起動ボタンのオンによる起動指示を受付け、当該指示を受付けた場合に、上記解除の対象とした加工部を動作させるとしてもよい。当該構成によれば、作業者は、扉が開状態である場合、第一のモーメンタリスイッチを押し続けている間だけ、起動ボタンを操作して上記解除の対象の加工部を動作させることができる。そのため、不用意に工作機械が起動することが無くなり、作業者の安全性がより高まる。
これまでは、本発明にかかる技術的思想を工作機械として説明したが、上述した工作機械が備える各手段に対応した工程を備えた方法の発明や、上述した工作機械が備える各手段に対応した機能をコンピュータに実行させるプログラムの発明も、把握可能である。
1.工作機械の説明
以下では、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかるNC旋盤140の外観の一例を簡易的に示している。図1では、NC旋盤140を正面から示している。NC旋盤140は工作機械の一種である。NC旋盤140の略全体は外装110に覆われており、外装110の内部には、一続きの空間としての加工室120が形成されている。加工室120内には、ワークの加工に用いられる加工部(図1では不図示)が複数設けられている。また、外装110の所定位置には、外装110の一部を開閉する扉130が設けられている。図1においては、扉130は閉じた状態(閉状態)である。本実施形態では、扉130は、NC旋盤140の一部を上から覆う箱状の蓋体となっている。扉130には取手130aが形成されている。
図2は、扉130を開けた状態(開状態)の一例を、NC旋盤140の側方から示している。扉130の側面と外装110の側面とは連結部材130bによって連結されている。連結部材130bは伸縮自在であり、かつ両端は扉130の側面および外装110の側面に対して回転可能に軸支されている。このような構成において、作業者は、閉状態の扉130の取手130aを手前側から上方奥側へ引き上げることにより、図2において2点鎖線で示すように、扉130を開状態にすることができる。あるいは、NC旋盤140では扉130の近傍に開閉用スイッチを設け、開閉用スイッチが操作された場合に、扉130を自動で開閉させるとしてもよい。扉130を開状態にすることにより、作業者は、加工室120内の加工部を直接視認することができ、また各種調整のために加工部に直に触れることもできる。なお、扉130の形状や開閉の仕方は特に限られるものではない。扉130は、例えば、左右にスライドして外装110の一部を開閉する引き戸であってもよい。
図1に示すように、NC旋盤140は、所定位置にNC装置10を備えている。NC装置10はコンピュータであり、加工部の動作を数値制御する際の制御主体となる。また、NC装置10は、操作受付部20や表示部30を備えている。操作受付部20は、作業者の入力操作を受付ける複数のボタンやキー等からなり、表示部30上のタッチパネルを含むものであってもよい。表示部30は、作業者が操作受付部20を介して入力した各種数値や設定の内容や、NC旋盤140に関する各種情報を表示するディスプレイである。表示部30の表示内容は、NC装置10によって制御される。
操作受付部20は、イネーブルスイッチSW1と起動ボタンB1とを含んでいる。イネーブルスイッチSW1は、第一のモーメンタリスイッチの一例に該当する。起動ボタンB1は、加工部への起動指示を受付ける(起動指示を行う)ボタンであり、起動ボタンB1が押される(オンにされる)ことによって、数値制御に基づく加工部の動作が開始され、ワークに対する加工が行なわれる。イネーブルスイッチSW1と起動ボタンB1とは、互いに近い位置に配置されており、本実施形態では、作業者が通常片手で同時に操作できる範囲(片方の手の2本の指で同時に操作できる範囲)内に配置されている。
外装110の所定位置には、さらにイネーブルスイッチSW2が設けられている。イネーブルスイッチSW2は、第二のモーメンタリスイッチの一例に該当する。イネーブルスイッチSW2は、イネーブルスイッチSW1および起動ボタンB1からは離れた位置に設けられる。具体的には、イネーブルスイッチSW2は、作業者がイネーブルスイッチSW1や起動ボタンB1を操作している手によって同時には操作できないほどイネーブルスイッチSW1および起動ボタンB1から離れた位置に配置される。従って、作業者はイネーブルスイッチSW1とイネーブルスイッチSW2とを同時に操作するには、両手を用いる必要がある。図1の例では、作業者がNC旋盤140の正面に向いたときの左上の位置にイネーブルスイッチSW1および起動ボタンB1を含む操作受付部20や表示部30が配置され、右上の位置に扉130が配置され、扉130下方の外装110の表面にイネーブルスイッチSW2が配置されている。
図3は、NC旋盤140を構成する各部の電気的な接続関係を、ブロック図により簡易的に示している。NC装置10は、少なくともCPU10a、RAM10b、ROM10cを有している。NC旋盤140においては、NC装置10と、第一サーボアンプ40と、第二サーボアンプ50と、正面主軸用アンプ60と、背面主軸用アンプ70と、開閉検知部80と、アクチュエータ90と、イネーブルスイッチSW2とが、互いにバス10dによって通信可能に接続されている。
第一サーボアンプ40は、X1軸サーボモータ41、Y1軸サーボモータ42、Z1軸サーボモータ43とそれぞれ接続しており、接続する各サーボモータ41,42,43に対して電力を供給する。X1軸サーボモータ41およびY1軸サーボモータ42は刃物台44と接続しており、供給された電力を刃物台44を移動させるための動力に変換し、刃物台44をX1軸方向およびY1軸方向へ移動させる。Z1軸サーボモータ43は、正面主軸台45と接続し、供給された電力を正面主軸台45を移動させるための動力に変換し、正面主軸台45をZ1軸方向へ移動させる。
第二サーボアンプ50は、X2軸サーボモータ51、Z2軸サーボモータ52とそれぞれ接続しており、接続する各サーボモータ51,52に対して電力を供給する。X2軸サーボモータ51およびZ2軸サーボモータ52は、背面主軸台53と接続し、供給された電力を背面主軸台53を移動させるための動力に変換し、背面主軸台53をX2軸方向およびZ2軸方向へ移動させる。
正面主軸用アンプ60は、正面主軸モータ61と接続し、正面主軸モータ61に電力を供給する。正面主軸モータ61は正面主軸62と接続している。正面主軸62は、後述の図4に示すように、正面主軸台45に搭載されている。正面主軸モータ61は、供給された電力を正面主軸62を回転させるための動力に変換し、正面主軸62を回転させる。
背面主軸用アンプ70は、背面主軸モータ71と接続し、背面主軸モータ71に電力を供給する。背面主軸モータ71は背面主軸72と接続している。背面主軸72は、後述の図4に示すように、背面主軸台53に搭載されている。背面主軸モータ71は、供給された電力を背面主軸72を回転させるための動力に変換し、背面主軸72を回転させる。
開閉検知部80は、扉130の開閉状況(閉状態または開状態)を検知する手段であり、検知した開閉状況に応じて、扉130が閉状態か開状態かを示す所定の信号(検知信号)をNC装置10に対して送信する。開閉検知部80は、例えば、所定のセンサによって扉130の開閉状況を検知してもよいし、扉130の位置情報に応じて扉130の開閉状況を検知してもよいし、上述したような開閉用スイッチがNC旋盤140に設けられている場合には、開閉用スイッチに対する外部からの操作に応じて扉130の開閉状況を検知してもよい。アクチュエータ90は、例えば、正面主軸62や背面主軸72が備えるコレット(把持手段)の開閉動作を行なうための各種動力機構である。
NC装置10では、起動ボタンB1の押下げを検知したことを契機として、CPU10aが、RAM10bをワークエリアとして所定の加工プログラムPに従った処理を実行し、各アンプ40,50,60,70による電力供給やアクチュエータ90等の動作を数値制御することが可能である。その結果、主軸や刃物台などの加工部によるワークに対する加工が実現される。数値制御は、例えばRAM10bに記憶された各種数値データDを参照して行われる。
図4は、NC旋盤140内部の概略構成であって、主に加工室120に配設された各加工部を示している。正面主軸台45は、所定の高さ位置に正面主軸62を搭載している。正面主軸台45は、正面主軸62の軸方向(Z1軸方向)に、正面主軸62とともに移動可能である。Z1軸は、図4においては左右方向を向いている。正面主軸62は、例えば、正面主軸62の背後(図4では左側)から供給される長尺な円柱状の素材(ワークW)を解放可能に把持するコレット62aを先端部に備える。本実施形態では、Z1軸のプラス方向(図4では右方向)を前進方向と呼ぶ。
加工室120には、ガイドブッシュ(GB)100が備えられている。GB100は、コレット62aに把持されて正面主軸62から前進方向に突出するワークWを、中央の貫通孔に挿入させ、ワークWがZ1軸方向に摺動可能な状態で支持する。GB100はワークWを貫通させた状態で、正面主軸62と同じ回転軸を中心として回転可能である。
GB100の略上方には、刃物台44が配置されている。刃物台44には、GB100から突出したワークWの加工(正面加工)に用いられる工具44aが装着される。刃物台44には、正面加工用のバイト、突っ切り加工用のバイトといった複数種類の工具が同時に取り付けられても良いし、これらの工具が交換可能に取り付けられてもよい。刃物台44が移動するX1軸方向は、Z1軸方向に対して垂直であり、図4においては上下方向を向いている。また、刃物台44が移動するY1軸方向は、X1軸方向およびZ1軸方向に対して垂直な方向(図4の紙面に対して垂直な方向)である。正面主軸台45、正面主軸62および刃物台44は、ワークWに対する正面加工に用いられる可動部位であり、正面主軸台45、正面主軸62および刃物台44を含むユニットは、第一の加工部の一例に該当する。
正面主軸台45との間にGB100を挟んで略対向する位置には、背面主軸台53が配置されている。背面主軸台53は、背面主軸72を搭載している。背面主軸台53は、背面主軸72とともに、背面主軸72の軸方向(Z2軸方向)およびX2軸方向に移動可能である。Z2軸は、図4においては左右方向を向いている。X2軸方向は、Z2軸方向に対して垂直であり、図4においては上下方向を向いている。背面主軸72は、GB100から突出したワークWを解放可能に把持するためのコレット72aを先端部に備える。さらに背面主軸台53近傍の所定位置には、刃物台54が配設されている。刃物台54は、背面主軸72が把持するワークWに対して加工(背面加工)を施すための各種工具54aが装着されている。
背面加工は、正面加工の終了後、背面主軸72によって把持されて上記長尺な円柱状の素材から突っ切り加工によって切り離された後のワークWに対して実行される。図4では、刃物台54が加工室120内に固定されている場合を例示しているが、第二サーボアンプ50等が供給する電力によって刃物台54を所定の軸方向に移動させる構成としてもよい。背面主軸台53および背面主軸72は、ワークWに対する背面加工に用いられる可動部であり、背面主軸台53および背面主軸72は第一の加工部以外の加工部(第二の加工部と呼ぶ。)の一例に該当する。あるいは、背面主軸台53、背面主軸72と刃物台54とを含むユニットを第二の加工部と呼んでもよい。第一の加工部と第二の加工部とは、互いに独立した(非同期の)動きによってワークWに対する加工を実現することができる。なお、加工室120内の各加工部の構成や移動方向は、上述した内容に限られるものではない。
2.インターロック解除処理の説明
NC装置10はインターロック機能を有している。具体的には、NC装置10は、加工プログラムPに従った加工処理中に、開閉検知部80から扉130が開状態であることを示す検知信号を入力した場合には、開閉検知部80から扉130が閉状態であることを示す検知信号を入力するまでは加工処理を停止(各加工部の移動や回転を停止)させる。また、NC装置10は、上記加工処理を実行していない期間に、開閉検知部80から扉130が開状態であることを示す検知信号を入力した場合には、開閉検知部80から扉130が閉状態であることを示す検知信号を入力するまでは、起動ボタンB1に対する入力を無効化し、上記加工処理を開始しない。このようなインターロック機能によって、NC旋盤140は作業者の安全性を確保している。
しかしながら、NC旋盤140においてインターロック機能を常時有効化していると、作業者の利便性を損なってしまうこともある。そこで本実施形態では、NC装置10は、所定の条件の下で例外的にインターロック機能を解除し、扉130が開状態であっても加工部を動作させることを可能としている。つまり、NC装置10はインターロック手段およびインターロック解除手段を兼ねている。
図5は、NC装置10(CPU10a)が、所定のプログラム(ROMcに記憶されたアプリケーションプログラムAPL)に従って実行するインターロック解除処理をフローチャートにより示している。当該処理は、NC旋盤140の電源がオンの状態において、加工プログラムPに従った加工処理とは別途実行される。ただし、加工プログラムPがアプリケーションプログラムAPLの機能を含むものであってもよい。
ステップS(以下、ステップの表記を省略。)200では、CPU10aは、開閉検知部80から出力される検知信号に応じて、扉130が閉状態であるか否か判定する。CPU10aは、扉130が閉状態であると判定した場合(Yes)には、S210に進み、扉130が閉状態ではないと判定した場合(No)には、S220に進む。
S210では、CPU10aは、加工室120内の全ての加工部の運転を許可した上で、S200の判定に戻る。具体的には、CPU10aは、全加工部の運転が可能であることを示す所定のフラグ(通常運転フラグ)をオンに設定する。CPU10aは、起動ボタンB1が押されたことを検知した際に、通常運転フラグがオンに設定されている場合は、加工プログラムPに従って各加工部を稼働させる。また、加工プログラムPに従った加工処理の開始後において、通常運転フラグがオンに設定されていることを確認した場合には、当該加工処理を継続し、又は直前においてインターロック機能により加工処理の一部または全部を停止していた場合には加工処理を再開する。その結果、ワークWに対する正面加工および背面加工が実行される。
S220では、CPU10aは、イネーブルスイッチSW1がオン状態であるか否かを判断する。CPU10aは、イネーブルスイッチSW1がオン状態であると判定した場合(Yes)には、S240に進み、イネーブルスイッチSW1がオン状態ではないと判定した場合(No)には、S230に進む。イネーブルスイッチSW1,SW2などのモーメンタリスイッチは、作業者がスイッチを押圧している間だけオン状態となり、作業者がスイッチから手を離した瞬間にオフ状態となるスイッチである。
S230では、CPU10aは、加工室120内の全ての加工部の運転を禁止した上で、S200の判定に戻る。つまり、扉130が開状態でありかつイネーブルスイッチSW1が押されていない場合は、作業者にとって危険な状態であると判断し、CPU10aは全ての加工部の運転を禁止する。具体的には、CPU10aは、全加工部の運転を禁止することを示す所定のフラグ(運転禁止フラグ)をオンに設定する。CPU10aは、起動ボタンB1が押されたことを検知しても、運転禁止フラグがオンに設定されている場合は加工プログラムPに従った加工処理を開示しない。また、加工プログラムPに従った加工処理の開始後において、運転禁止フラグがオンに設定されていることを確認した場合には、当該加工処理を停止し、又は直前において加工処理を停止していた場合には加工処理の停止を継続する。すなわち本実施形態では、扉130が開状態でありかつイネーブルスイッチSW1が押されていない場合に、全ての加工部に対してインターロック機能が働く。
S240では、CPU10aは、イネーブルスイッチSW2がオン状態であるか否かを判定する。CPU10aは、イネーブルスイッチSW2がオン状態であると判定した場合(Yes)には、S260に進み、イネーブルスイッチSW2がオン状態ではないと判定した場合(No)には、S250に進む。
S250では、CPU10aは、各加工部のうちイネーブルスイッチSW1に予め対応付けられている第一の加工部(例えば、正面主軸台45、正面主軸62および刃物台44)のみの運転を許可した上で、S200の判定に戻る。具体的には、CPU10aは、第一の加工部のみの運転が可能であることを示す所定のフラグ(一部運転フラグ)をオンに設定する。CPU10aは、起動ボタンB1が押されたことを検知した際に、一部運転フラグがオンに設定されている場合は、加工プログラムPに従った数値制御によって第一の加工部のみを稼働させる。また、加工プログラムPに従った加工処理の開始後において、一部運転フラグがオンに設定されていることを確認した場合には、第一の加工部のみの稼働による加工処理に切換え、又は直前において第一の加工部のみ稼働させていた場合には第一の加工部のみの稼働を継続する。その結果、加工室120内においては、第一の加工部以外の加工部についてはインターロックがかかった状態となり、ワークWに対する正面加工だけが実行される。なおCPU10aは、一部運転フラグがオンに設定されている状況で第一の加工部を稼働させる場合は、通常運転フラグがオンに設定されている状況で第一の加工部を稼働させるときの第一の加工部の運転速度(例えば、正面主軸62や刃物台44の移動速度)よりも遅い速度にて、第一の加工部を稼働させるとしてもよい。また、加工プログラムPに従った加工処理の開始後において、第一の加工部のみの稼働による加工処理に切換えた場合は、第二の加工部の可動部位を第一の加工部から離間させてから第二の加工部を停止させてもよい。これにより第一の加工部と第二の加工部の干渉を確実に防止できる。
S260では、CPU10aは、全ての加工部の運転を許可した上で、S200の判定に戻る。具体的には、CPU10aは、扉130が開状態であってかつ全加工部の運転が可能であることを示す所定のフラグ(開状態運転フラグ)をオンに設定する。CPU10aは、起動ボタンB1が押されたことを検知した際に、開状態運転フラグがオンに設定されている場合は、通常運転フラグがオンに設定されている場合と同様に、加工プログラムPに従って各加工部を稼働させる。また、加工プログラムPに従った加工処理の開始後において、開状態運転フラグがオンに設定されていることを確認した場合には、当該加工処理を継続する。ただし、CPU10aは、開状態運転フラグがオンに設定されている状況で各加工部を稼働させる場合は、通常運転フラグがオンに設定されている状況で各加工部を稼働させるときの各加工部の運転速度よりも遅い速度にて、各加工部を稼働させるとしてもよい。
このように本実施形態では、扉130が開状態であっても、イネーブルスイッチSW1がオン状態に維持されている間は、各加工部のうち第一の加工部についての運転を許可する。従って、作業者は、扉130を開けた状態でイネーブルスイッチSW1を押しながらイネーブルスイッチSW1近傍の起動スイッチB1を押せば、イネーブルスイッチSW1を押し続けている期間に限って、ワークWに対して正面加工が施される様子を詳細に観察することができる。扉130を開けた状態で第一の加工部のみを稼働させている期間は、作業者のイネーブルスイッチSW1を押している手(例えば左手)とは逆の手(例えば右手)は拘束されていない状況である。しかし、作業者は、第一の加工部についてはその動きに対して注意を払っており、かつ第一の加工部以外の加工部は稼働していないため、当該拘束されていない側の手が危険に晒されることは無いと言え、安全である。
また作業者は、加工部の動作の調整等を目的として、正面加工後のワークWをより詳細に(手に取って)観察したいと望むことがある。本実施形態によれば、作業者は、扉130を開けた状態で、一方の手でイネーブルスイッチSW1を押しながら正面加工の様子を観察し、拘束されていない他方の手でワークWを回収するための道具(例えば、柄杓のような道具)を持ち、当該道具を使用することにより、正面加工が終了した後に突っ切りバイトによって切断され落下するワークWを加工室120から回収することができる。そのため、上記のようなワークWを詳細に観察したいという作業者の要望に的確に応えることができる。
また本実施形態によれば、扉130が開状態であっても、作業者がイネーブルスイッチSW1・SW2の両方を押している期間は、全ての加工部についてのインターロックが解除されて運転が許可される。作業者は、イネーブルスイッチSW1・SW2の両方を押すには両手を使用しなければいけない。そのため、イネーブルスイッチSW1・SW2の両方を押し続けている間は、作業者の手が加工室120内の各加工部に接触する恐れは無く、扉130が開いている状況で全加工部についてのインターロックが解除されていても安全性は確保される。
なお図5より明らかなように、S200以下の判定および処理は、NC旋盤140の電源がオンである間は繰り返し実行される。そのため、一旦、一部運転フラグがオンに設定されても、作業者がイネーブルスイッチSW1から手を離した瞬間に一部運転フラグはオフになるとともに運転禁止フラグがオンになり、全ての加工部の運転が禁止される。また、一旦、開状態運転フラグがオンに設定されても、作業者がイネーブルスイッチSW2から手を離した瞬間に開状態運転フラグがオフになるとともに一部運転フラグがオンになり、作業者がイネーブルスイッチSW1およびイネーブルスイッチSW2から手を離した瞬間に開状態運転フラグがオフになるとともに運転禁止フラグがオンになる。
上記では、S230において全ての加工部の運転を禁止し、S250において第一の加工部以外の加工部の運転を禁止すると説明した。ただし、S230,S250では、これら加工部の運転を完全に禁止せずに所定の制限の下で運転を許容してもよい。ここで言う制限とは、例えば、作業者の安全性を確保するために予め設定された各加工部の速度に対する制限(例えば、正面主軸台45や、背面主軸台53や、刃物台44の移動速度に対する制限)である。つまり、CPU10aは、扉130が開状態でありかつイネーブルスイッチSW1がオン状態でない場合は、当該制限以下の速度にて各加工部が移動するように制御を行い、扉130が開状態でありかつイネーブルスイッチSW1がオン状態である場合は、第一の加工部以外の加工部が当該制限以下の速度にて移動するように制御を行なうとしてもよい。また上記では、ワークWの正面加工に用いられる加工部を第一の加工部としたが、例えば、ワークWの背面加工に用いられる加工部をイネーブルスイッチSW1と関連付けて第一の加工部として扱っても良い。
NC旋盤の外観の一例を示した正面図である。 NC旋盤の外観の一例を示した側面図である。 NC旋盤内の電気的な接続関係の一例を示したブロック図である。 NC旋盤内の主な構成の一例を示した図である。 NC装置が実行する処理の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
10…NC装置、10a…CPU、10b…RAM、10c…ROM、20…操作受付部、30…表示部、44…刃物台、45…正面主軸台、53…背面主軸台、54…刃物台、62…正面主軸、72…背面主軸、80…開閉検知部、110…外装、120…加工室、130…扉、140…NC旋盤、SW1,SW2…イネーブルスイッチ、B1…起動ボタン

Claims (2)

  1. 共通の加工室内に設けられ、ワークに対する加工を実行可能な複数の加工部と、
    上記加工室を覆う外装と、
    上記外装の一部を開閉する扉と、
    上記扉が開状態である場合に上記加工部の動作を制限又は禁止するインターロック手段と、
    上記複数の加工部のうちの第一の加工部に対応して設けられた第一のモーメンタリスイッチと、
    上記第一のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている間は、上記インターロック手段による上記加工部に対する動作の制限又は禁止のうち上記第一の加工部に対する動作の制限又は禁止のみを解除するインターロック解除手段と
    第二のモーメンタリスイッチとを備え、
    上記インターロック解除手段は、上記第一のモーメンタリスイッチおよび第二のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている間は、上記インターロック手段による全ての加工部に対する動作の制限又は禁止を解除することを特徴とする工作機械。
  2. 上記加工部への起動指示を行なう起動ボタンを備え、
    上記インターロック解除手段は、上記扉が開状態である場合には、上記第一のモーメンタリスイッチのオン状態が維持されている場合にのみ上記起動ボタンのオンによる起動指示を受付け、当該指示を受付けた場合に、上記解除の対象とした加工部を動作させることを特徴とする請求項に記載の工作機械。
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