JP4610924B2 - 自動旋盤 - Google Patents

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Description

本発明は自動旋盤に係り、特に、自動旋盤本体側のインターロック手段と給材機側のインターロック手段を相互にリンクさせることにより、安全性の向上を図ることができるように工夫したものに関する。
マシニングセンタ等の工作機械におけるインターロック手段を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。
特開平5−123937号公報
上記特許文献1に開示されているインターロック手段は概略次のようなものである。
まず、工作機械において、機体カバーのドアが開いたことを検出するドア開検出器があり、このドア開検出器によってドアが開かれたことが検出されると、動力断手段が機能して、各軸モータの電源回路に介在された電磁接触器等の開閉器を遮断するようにしたものである。
それによって、制御系の誤動作や作業者による誤操作によって各軸が不用意に動作することがなくなり、作業者は機体カバー内での工具交換等の作業を安全な状態で行うことができるものである。
又、このようなインターロック手段は自動旋盤においても同様に適用されている。また、自動旋盤の場合には、自動旋盤側に長尺であって棒状の材料を供給するための給材機が併設されていて、該給材機によって材料を自動旋盤本体側に供給しながら所定の加工を行う構成になっている。そして、上記特許文献1には開示されていないが、この種の給材機側においても同様のインターロック手段が設けられている。
すなわち、給材機の機体カバーのドアが開いたことを検出するドア開検出器があり、このドア開検出器によってドアが開かれたことが検出されると、動力断手段が機能して、モータの電源回路に介在された電磁接触器等の開閉器を遮断するようにしたものであり、それによって、材料を押し出すフィードパイプを動作させるモータを停止させるものである。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
既に説明した特許文献1記載の発明のように、ドア開検出器によってドアが開かれたことが検出された場合に動力断手段が機能して、各軸モータの電源回路に介在された電磁接触器等の開閉器を遮断する等、動作を制限するようにした場合には、自動旋盤本体側の動作は規制されるものの給材機側の給材動作は規制されず、よって、自動旋盤本体側で作業者が何等かの作業を行っていた場合には該作業者の安全性が損なわれるおそれがあった。
具体的に説明すると、例えば、自動旋盤本体側のドアを開放して、主軸台周りにおいて作業を行っている場合に、給材機による動作が行われてしまうと、給材機のフィードパイプ或いは該フィードパイプによって押し出される材料が上記作業部位に出現することになり、それによって、作業者が指や手を挟んだりするような事態が発生してしまう懸念がある。
又、これは逆のケースでも同様に心配されるものである。すなわち、給材機側においてドア開検出器によってドアが開かれたことが検出された場合に動力断手段が機能して、モータの電源回路に介在された電磁接触器等の開閉器を遮断するようにした場合には、給材機側の動作は停止するものの自動旋盤本体側の動作は停止せず、よって、その状態で給材機側で何等かの作業を行っていた場合には該作業の安全性が損なわれるおそれがあった。
具体的には、給材機側においてドアを開放して何等かの作業を行っている場合に、材料をコレットチャックによって把持している主軸台が移動するようなことがあると、給材機側においてフィードパイプの押し潰しが心配されるものである。又、主軸がコレットチャックによって材料を把持した状態で回転した場合には、給材機側において巻き込みが生ずることが懸念されるものである。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、自動旋盤本体側のインターロック手段と給材機側のインターロック手段を相互にリンクさせることにより、作業の安全性を向上させることが可能な自動旋盤を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による自動旋盤は、自動旋盤本体側安全ガードを備えた自動旋盤本体と、長尺棒状の材料を上記自動旋盤本体に連通させて供給すると共に給材機側安全ガードを備えた給材機と、上記自動旋盤本体に設けられ上記自動旋盤本体側安全ガードが開放された場合に上記自動旋盤本体側の動作に規制を掛ける自動旋盤本体側インターロック手段と、上記給材機に設けられ上記給材機側安全ガードが開放された場合に上記給材機側の動作に規制を掛ける給材機側インターロック手段と、上記自動旋盤本体側インターロック手段と上記給材機側インターロック手段の何れか一方が「オン」した場合に何れか他方を「オン」させる連動手段を備えた制御手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による自動旋盤は、請求項1記載の自動旋盤において、上記制御手段は上記給材機における材料交換動作を監視し材料交換動作が完了するまでは上記自動旋盤本体側安全ガードの開放を禁止する禁止手段を備えているものであることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明による自動旋盤によると、自動旋盤本体側安全ガードを備えた自動旋盤本体と、上記自動旋盤本体に材料を供給すると共に給材機側安全ガードを備えた給材機と、上記自動旋盤本体に設けられ上記自動旋盤本体側安全ガードが開放された場合に上記自動旋盤本体側の動作に規制を掛ける自動旋盤本体側インターロック手段と、上記給材機に設けられ上記給材機側安全ガードが開放された場合に上記給材機側の動作に規制を掛ける給材機側インターロック手段と、上記自動旋盤本体側インターロック手段と上記給材機側インターロック手段の何れか一方が「オン」した場合に何れか他方を「オン」させる連動制御手段を備えた制御手段と、を具備した構成であるので、自動旋盤本体側の安全ガードが開放された場合、或いは、給材機側の安全ガードが開放された場合の何れの場合においても、自動旋盤本体側インターロック手段と給材機側インターロック手段の両方が機能することになり、それによって、作業の安全性を大幅に向上させることができる。
又、制御手段に上記給材機における材料交換動作を監視し材料交換動作が完了するまでは上記自動旋盤本体側安全ガードの開放を禁止する機能をもたせた場合には、材料交換動作が中途半端な状態で停止してしまうことを防止することができると共に、新しい材料が不用意に供給されることによる押し潰し等の事態の発生を防止することができる。
以下、図1乃至図8を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による自動旋盤の構成を示す側面図であり、図2は同上の平面図である。上記自動旋盤1は自動旋盤本体3と給材機5とから構成されている。上記給材機5によって長尺棒状の材料を自動旋盤本体3側に供給するように構成されている。
上記自動旋盤本体3は次のような構成になっている。まず、自動旋盤本体3の外周を覆う筐体9があり、この筐体9の内方には、主軸を回転可能に保持した主軸台がZ軸方向に移動可能に設置されている。上記主軸の前方にはガイドブッシュが設置されていて、このガイドブッシュの周囲には複数の工具を備えた櫛型刃物台が、例えば、上記Z軸方向に直交すると共に相互に直交するX軸方向・
Y軸方向に移動可能に設置されている。又、上記ガイドブッシュを挟んで上記主軸台の反対側には背面主軸台がZ軸方向に移動可能に設置されている。この背面主軸台は背面主軸を回転可能に保持している。その他、各種工具が設置されているものである。
尚、上記自動旋盤本体の構成はあくまで一例である。
上記筐体9の上部には自動旋盤本体側安全ガード11、13が夫々開閉自在に設置されていて、これら自動旋盤本体側安全ガード11、13を適宜開放することにより、既に説明した各機器を露出させることができ、各種の保守・点検作業を行うことができるようになっている。具体的には、上記自動旋盤本体側安全ガード11を開放することにより主軸台及びその近傍のコレットチャック等の構成を露出させることができる。又、上記自動旋盤本体側安全ガード13を開放することによりガイドブッシュと背面主軸台との間の加工部位及びその近傍を露出させることができる。
又、図3に示すように、上記自動旋盤本体側安全ガード11、13の開閉を検出するための自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17が夫々設置されている。又、これら自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17にはロック機構16、18が併設されている。これらロック機構16、18は上記自動旋盤本体側安全ガード11、13の開放を機械的に規制するものである。これらロック機構16、17は、通電された時に、上記自動旋盤本体側安全ガード11、13が開放されないようにロックするものであり、非通電でアンロックとなるタイプのものを使用している(コイルが励磁されるとロックピンが突出するタイプ)。
次に、給材機5の構成を説明する。図4乃至図6にも示すように、まず、3本の脚柱21があり、これら3本の脚柱21上には、給材機筐体23が設けられている。この給材機筐体23内には、給材を行うための各種機器が内装されている。上記給材機筐体23には、3個の給材機側安全ガード25が開閉自在に取り付けられている。又、図5に示すように、上記3個の給材機側安全ガード25には、給材機側安全ガード25の開閉を検出するための給材機側安全ガード開閉検出センサ27が夫々設置されている。
次に、図7を参照して制御手段の構成について説明する。まず、自動旋盤本体3側から説明すると、既に説明した自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17がある。
尚、図7ではブロックを1個のみ示している。
上記自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17からの開閉検出信号は、I/O部31を介してシーケンサ部33に入力される。
上記シーケンサ部33は、上記自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17からの開閉検出信号に基づいて、NC部(数値制御部)35に制御信号を出力する。上記NC部35は、入力した制御信号に基づいて、主軸アンプ37、送り軸サーボアンプ39に制御信号を出力して、主軸モータ41、送り軸モータ43を制御する。又、上記主軸アンプ37、送り軸サーボアンプ39、主軸モータ41、送り軸サーボモータ43等は、自動旋盤本体3側の筐体9内方に配置される脚上の適所に設置されている。
尚、図7では単に上記主軸アンプ37、送り軸サーボアンプ39、主軸モータ41、送り軸サーボモータ43として示しているが、実際には、主軸用の主軸モータや背面主軸用の主軸モータがあり、同様に、X、Y、Z軸用の各送り軸サーボモータがあり、図7ではそれらを1個のブロックで代表的に示しているものである。
又、上記シーケンサ部33からは自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ15、17に併設されたロック機構16、18に対して制御信号が出力される。
次に、給材機5側について説明する。まず、すでに説明した給材機側安全ガード開閉検出スイッチ27があり、この給材機側安全ガード開閉検出スイッチ27からの開閉検出信号が、上記自動旋盤本体3側のシーケンサ部33に入力される。
尚、図7では給材機側安全ガード開閉検出スイッチ27を示すブロックを1個のみ示している。
又、それ以外の各種センサ51からの検出信号も上記シーケンサ部33に入力される。
そして、上記シーケンサ部33から各種アクチュエータ53に対して制御信号が出力されると共に、給材機側安全ガード開閉検出スイッチ27からの開閉検出信号に基づいて給材機用サーボアンプ55に制御信号を出力し、それによってフィードパイプ用モータ57を制御するものである。
尚、上記給材機用サーボアンプ55、フィードパイプ用モータ57等は、給材機側筐体23の適所に設置されている。又、フィードパイプとは、給材機内部において棒材を保持して自動旋盤本体3の主軸に向けて棒材を移動させるためのものである。
以上の構成を基に、図8のフローチャートを参照しながらその作用を説明する。
まず、ステップS1において、自動旋盤本体3と給材機5が運転可能な状態にあるか否かを判別する。自動旋盤本体3と給材機5が運転可能な状態にあると判別された場合にはステップS2に移行する。これに対して、自動旋盤本体3と給材機5が運転可能な状態にはないと判別された場合には、同じ判別を繰り返し実行する。
ステップS2においては、自動旋盤本体3と給材機5の安全ガードが全て閉じているか否かが判別される。全ての安全ガードが閉じられていると判別された場合には、ステップS3に移行する。ステップS3では、自動旋盤本体3が運転中か否かが判別される。ここで、運転中であると判別された場合には、ステップS4に移行して、自動旋盤本体側安全ガード11、13のロック機構16、18によって上記自動旋盤本体側安全ガード11、13にロックを掛けてその開放を規制する。
これに対して、ステップS3において、自動旋盤本体3が運転中ではないと判別された場合には、ステップS5に移行する。このステップS5においては、給材機5側において、材料交換中であるか否かの判別が実行される。ここで、材料交換中であると判別された場合には、すでに説明したステップS4に移行する。これに対して、材料交換中ではないと判別された場合には、ステップS6に移行する。そして、上記ロック機構16、18によるロックを解除するものである。
次に、ステップS2において、全ての安全ガードが閉じられていないと判別された場合について説明する。この場合には、ステップS7、ステップS8に移行する。そして、これらの処理は同時並行で実行される。まず、ステップS7側から説明する。ステップS7においては、給材機5側の給材機側安全ガード27が開いているか否かの判別が実行される。開いていないと判別された場合にはそのままリターンする。これに対して、開いていると判別された場合には、ステップS9に移行する。
ステップS9では次のような処理が実行される。まず、シーケンサ部33においてNC部35に対する制御信号が出力される。具体的には、主軸停止信号、送り軸サーボの速度制限・トルク制限信号が出力される。それと同時に、給材機用アンプ55に対してフィードパイプモータ停止信号が出力されるものである。そして、ステップS10に移行する。
ステップS10では、NC部35における処理が実行される。すなわち、主軸アンプ37に対しては停止信号が出力され、送り軸サーボアンプ39に対しては、速度制御・トルク制御信号が出力されるものである。そして、ステップS11に移行する。ステップS11では、主軸アンプ37による主軸モータ41の停止が実行される。そして、ステップS12に移行する。ステップS12では、送り軸サーボアンプ39による処理、すなわち、送り軸サーボモータ43の速度制御とトルク制御が実行される。
次いで、ステップS13に移行する。ステップS13では、給材機用サーボアンプ55によって、フィードパイプモータ57の停止処理が実行される。
次に、ステップS8側の処理を説明する。ステップS8においては、自動旋盤本体3側の自動旋盤本体側安全ガード11、13が開いているか否かの判別が実行される。開いていないと判別された場合にはそのままリターンする。これに対して、開いていると判別された場合には、ステップS14に移行する。
ステップS14では次のような処理が実行される。まず、シーケンサ部33においてNC部35に対する制御信号が出力される。具体的には、主軸停止信号、送り軸サーボの速度制限・トルク制限信号が出力される。それと同時に、給材機用アンプ55に対して、速度制限・トルク制限信号が出力されるものである。そして、ステップS15に移行する。
ステップS15では、NC部35における処理が実行される。すなわち、主軸アンプ37に対しては停止信号が出力され、送り軸サーボアンプ39に対しては、速度制御・トルク制御信号が出力されるものである。そして、ステップS16に移行する。ステップS16では、主軸アンプ37による主軸モータ41の停止が実行される。そして、ステップS17に移行する。ステップS17では、送り軸サーボアンプ39による処理、すなわち、送り軸サーボモータ43の速度制御とトルク制御が実行される。
次いで、ステップS18に移行する。ステップS18では、給材機用サーボアンプ55によって、フィードパイプモータ57の速度制限・トルク制限が実行される。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、作業の安全性を向上させることができる。これは、自動旋盤本体3側のインターロック手段と給材機5側のインターロック手段を相互にリンクさせたからである。
より具体的に説明すると、例えば、自動旋盤本体3側において自動旋盤本体側安全ガード11、13が開放されていると判別された場合には、自動旋盤本体3側のインターロック手段が機能して、主軸アンプ37を介して主軸モータ41を停止させると共に送り軸サーボアンプ39を介して送り軸サーボモータ43の速度を制限すると共にトルクを制限する。そして、同時に給材機5側のインターロック手段も機能させるものである。すなわち、給材機用サーボアンプ55を介してフィードパイプ用モータ57に速度制限とトルク制限を掛けるものである。したがって、給材機5側にインターロックが掛っていないことにより、自動旋盤本体3側における作業の安全性が損なわれることはない。
又、このように自動旋盤本体側安全ガード11、13が開放されたと判断され、インターロック動作が実行される場合では、給材機5におけるフィードパイプ用モータ57に対しては、速度制限とトルク制限を掛けるものとしているため、自動旋盤本体側安全ガード11、13が開放されている状態で行われる段取作業の作業性を損なうことなく安全性が十分に確保される(段取作業中は給材機を動かしての作業もあるため)。
これは逆の場合も同じである。すなわち、給材機5側の給材機側安全ガード25が開放されている場合には、自動旋盤本体3側のインターロック手段が機能して、主軸アンプ37を介して主軸モータ41を停止させると共に送り軸サーボアンプ39を介して送り軸サーボモータ43の速度を制限すると共にトルクを制限する。そして、同時に給材機5側のインターロック手段を機能させて、給材機用サーボアンプ55を介してフィードパイプ用モータ57を停止させるものである。したがって、自動旋盤本体3側にインターロックが掛かっていないことにより、給材機5側における作業の安全性が損なわれることはない。
又、給材機5において、材料交換動作が行われている場合には、自動旋盤本体3側の自動旋盤本体側安全ガード11、13に対してロック機構16、18によってロックを掛けてその開放を規制するようにしているので、材料交換動作の途中で動作が停止してしまってその後の処理が煩雑になってしまうといった事態の発生を防止することができると共に、新しい材料が不用意に供給されることによる押し潰し等の発生を防止することができる。
次に、図9を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、自動旋盤本体3側にのみシーケンサ部33を設け、該シーケンサ部33によって給材機5側についても制御するように構成したが、この第2の実施の形態の場合には、図9に示すように、給材機5側にもシーケンサ部61、I/O部63を設けたものである。又、相互のシーケンサ部33、61の間で信号の授受を行うようにしているものである。又、上記I/O部63に給材機用サーボアンプ55からの信号が入力され、両者間で信号の授受が行われる。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
このような第2の実施の形態の場合にも、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができるものである。
又、その効果が得られるように行われる制御動作に必要な信号は全てI/O部31とI/O部63との間で授受が行われる。
尚、本発明は前記第1、第2の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、自動旋盤本体、給材機の構成は図示したものに限定されず、様々な構成のものが考えられる。
又、インターロック手段の内容に関しては様々な内容が考えられ、例えば、前記各実施の形態の場合には、図8に示したステップS13において、フィードパイプモータを停止させるようにしているが、これを
速度制限・トルク制限とすることも考えられる。
上述では、図8のシーケンスS6に示すように、自動旋盤本体側安全ガード11、13は、自動旋盤本体3側が運転中ではなく、且つ、給材機5側が材料交換中でないことを条件に開放可能とされる。緊急に自動旋盤本体側安全ガード11、13の開放を行い、自動旋盤本体3に対して何等かの作業を行いたい要求に対しては、ロック機構16、18が、自動旋盤本体3の稼動を停止させるための非常停止ボタン操作に応動して、自動旋盤本体側安全ガード11、13のロック状態を開放可能となるようにしてもよい。又、ロック機構16、18を構成するユニットが非通電でロック解除のものとし、自動旋盤本体3の主電源がオフされた時連動して自動旋盤本体側安全ガード11、13のロック状態を解除するものとしてもよい。又、それらの両方の構成を兼備するような構成でもよい。
本発明は自動旋盤本体側のインターロック手段と給材機側のインターロック手段をリンクさせることにより安全性の向上を図ることができるように工夫した自動旋盤に関するものであり、給材機を併設して備えた各種の自動旋盤に対して適用可能である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、自動旋盤と給材機とからなる自動旋盤装置の全体の構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、自動旋盤と給材機とからなる自動旋盤装置の全体の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、自動旋盤の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、給材機の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、給材機の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、給材機の正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 自動旋盤
3 自動旋盤本体
5 給材機
11 自動旋盤本体側安全ガード
13 自動旋盤本体側安全ガード
15 自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ
17 自動旋盤本体側安全ガード開閉検出スイッチ
25 給材機側安全ガード
27 給材機側安全ガード開閉検出スイッチ
31 I/O部
33 シーケンサ部
35 NC部
37 主軸アンプ
39 送り軸サーボアンプ
41 主軸モータ
43 送り軸モータ
55 給材機用サーボアンプ
57 フィードパイプモータ
61 シーケンサ部
63 I/O部



























Claims (2)

  1. 自動旋盤本体側安全ガードを備えた自動旋盤本体と、
    長尺棒状の材料を上記自動旋盤本体に連通させて供給すると共に給材機側安全ガードを備えた給材機と、
    上記自動旋盤本体に設けられ上記自動旋盤本体側安全ガードが開放された場合に上記自動旋盤本体側の動作に規制を掛ける自動旋盤本体側インターロック手段と、
    上記給材機に設けられ上記給材機側安全ガードが開放された場合に上記給材機側の動作に規制を掛ける給材機側インターロック手段と、
    上記自動旋盤本体側インターロック手段と上記給材機側インターロック手段の何れか一方が「オン」した場合に何れか他方を「オン」させる連動手段を備えた制御手段と、
    を具備したことを特徴とする自動旋盤。
  2. 請求項1記載の自動旋盤において、
    上記制御手段は上記給材機における材料交換動作を監視し材料交換動作が完了するまでは上記自動旋盤本体側安全ガードの開放を禁止する禁止手段を備えているものであることを特徴とする自動旋盤。
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