JP5189123B2 - 高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの作製方法 - Google Patents

高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの作製方法 Download PDF

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Description

本発明は、高温での乾熱殺菌(dry heat sterilized)が可能な皮下注射器外筒(hypodermic syringe barrel)とニードルカニューレ(needle cannula)のアセンブリに関する。より具体的には、本発明は、約250℃よりも高くかつ約350℃までの温度での乾熱殺菌が可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリに関し、このアセンブリは、注射器外筒、ニードルカニューレ、および接着材料を含み、この接着材料は、ニードルカニューレが装着される通路の一部を満たし、それによってニードルカニューレを注射器外筒の先部に固定かつ固着する。選択された接着用材料は、約250℃よりも上で安定し、かつ硬化して透明な接着層(bond)となる。使用する接着材料の量は、好ましくは、アセンブリに少なくとも約30ニュートンの殺菌後針引抜き強さ(post-sterilization needle pullout strength)を与えるように、通路の干渉長さ(interference length)に対して予め選択される。
皮下注射器は、一般に、対向する基端および末端と、これらの間にて液体の薬物、薬剤、またはワクチンなどの物質の収容に適した少なくとも1つの部屋と、を有する細長い円筒形の外筒を含む。基端は、プランジャ(plunger)を導入できるように開口され、指当てとして機能するフランジ部を含むことができる。末端は、一般に、狭い通路以外は閉じられる先部を形成し、この通路は、外筒部屋から先部を通って先端まで延在して外部に達する。ニードルカニューレは、外筒の先部に対して、通路内に直接あるいはニードルホルダーを介して間接的に取り付けられる。ニードルカニューレが通路内に固着されるとき、それは一般に接着剤で取り付けられる。
接着剤で固着されたニードルカニューレ付きの外筒は、注射器外筒の先端から固着されたニードルカニューレの底端(bottom end)までの長さの通路の一部を形成する「干渉長さ(interference length)」として知られる寸法によって特徴付けられる。従来技術の注射器は、一般に、約5から10ミリメートルの干渉長さを有することが知られている。
高温での乾熱殺菌は、主として、製造または処理時に注射器中に残存するおそれのある微生物性発熱物質(microbial pyrogens)と細菌性内毒素(bacterial endotoxins)を消滅または不活性化させることができるので、注射器を含むガラスおよび鋼製の医療装置製品を殺菌するために好ましい手法である。好ましい乾熱殺菌温度は、250℃から350℃の範囲内にある。
しかし、従来技術の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリは、主として、注射器先部内にニードルカニューレを保持するために用いられる接着剤が灰化かつ蒸発するために、250℃に迫る温度に耐えることができなかった。このような接着剤の劣化過程によって、先部の破損および/または針引抜き強さの喪失が生じた。しかも、約180℃を超える温度では、アセンブリで使用した接着剤のほとんどが熱による着色(coloration)を呈し、主に美観的な理由で受け入れられなかった。これまでは皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリを実質的に低め目の温度で殺菌する必要があった。
したがって、高温乾熱殺菌の課せられる利点のために、ニードルカニューレを注射器外筒に固着するために用いられる接着剤を劣化させることなく、約250℃よりも高い温度での乾熱殺菌が可能な皮下注射器外筒とニードルのアセンブリを開発する必要性が依然としてある。
本発明は、少なくとも約250℃かつ約350℃までの温度での高温乾熱殺菌/発熱物質除去(high temperature dry heat sterilization/-depyrogenation)に耐えることができる皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリである。本発明において企図されているように、ニードルカニューレは、接着材料によって注射器外筒の先部内に固着される。この注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリ(本明細書では「外筒アセンブリ」または「アセンブリ」という)は、接着剤またはアセンブリを少しも劣化させることなく、少なくとも250℃かつ約350℃までの温度での乾熱殺菌が可能である。より詳細には、本発明の外筒アセンブリは、重合開始剤を含み、かつ約250℃よりも高く約350℃までの温度で安定を保つ重合体ベースの接着材料を使用することが好ましい。接着材料は、ニードルカニューレの外面と通路の内面との間に形成される隙間領域の一部を満たす。使用される接着材料の量は、アセンブリに、少なくとも約30ニュートンの殺菌後針引抜き強さまたは少なくとも約60ニュートンの平均針引抜き強さを付与するように、予め選択される。隙間領域内に使用される接着材料の量は、ここにおいて「接着深さ(bonding depth)」という寸法によって特徴付けられ、それは、先端から測った通路内の接着剤の深さを定める。本発明において、この接着深さは、干渉長さ(上記にて言及したように、「干渉長さ」は、通路内におけるニードルカニューレの長さをいう)に、好ましく関連する。接着深さは、カニューレの外部寸法に伴って異なり得ることが十分に企図されるが、接着深さは、少なくとも約2ミリメートルであり、かつ干渉長さの約100%までであることが好ましい。
本発明による皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの一例を示す側断面図である。 図1の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリを示す拡大部分断面図であり、ニードルカニューレと通路との間の隙間を示す。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの組立に関する逐次的なステップを示す図である。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの組立に関する逐次的なステップを示す図である。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの組立に関する逐次的なステップを示す図である。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの組立に関する逐次的なステップを示す図である。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリに使用する接着用材料に関する代替プロセスの実施形態を示す図である。 本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリに使用する接着用材料に関する代替プロセスの実施形態を示す図である。
図1および2に、本発明の皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリを例示する。図示の構成は、典型を示そうとするものであり、いずれにしても限定しようとするものではない。例えば、本発明で使用するために企図される注射器外筒は、異なる構成の通路を有してもよく、例えば、テーパ付きのもの、通路の底端近くに位置する内部リッジが有るものまたは無いもの、通路が外筒アセンブリの長手軸に沿って中心に位置するもの、および通路がアセンブリの長手軸と芯違いになっているものが含まれており、また企図されるニードルカニューレは、例えば、細い寸法のものから太い寸法のもの、短いものから長いもの、および滑らかなものから溝付きのものを含む任意のタイプでもよい。したがって、図示はしないが、多様な注射器外筒とニードルカニューレが企図されており、本発明の意図から逸脱することなく、それらを本発明のアセンブリの作製に際して代わりに使用できることが理解されよう。
図1を参照するに、本発明の外筒アセンブリは細長い外筒10を含み、それは、基端12と末端14を有し、これらの端部の間に液体の薬物、薬剤、およびワクチンなどの物質を収容するための少なくとも1つの部屋16を有する。末端14は、ニードルカニューレ26を保持するための先部18を含む。先部18は、部屋16に連通する底端20と外部に連通する先端22とを有する通路24を含む。完全な注射器として組み立てるとき、外筒10の基端12は、部屋16内にて移動可能なプランジャによって封止される。
図2を参照するに、ニードルカニューレ26は、隙間領域30の干渉長さの少なくとも一部を満たす接着材料28によって、通路24内部の先部18の中に固着される。隙間領域30は、ニードルカニューレ26の外面と通路24の内面との間の領域を形成する。接着材料28は、少なくとも約30ニュートンの殺菌後針引抜き強さ(post-sterilization needle pullout strength)を与えるために十分なように、隙間領域30の干渉長さを予め選択された接着深さまで満たす。接着材料28は、企図されているように、接着材料28によるニードルカニューレ26の目詰まりのおそれを防止するために、底端20に連通するニードルカニューレ26の端部までは延在しないことが好ましい。
本発明のアセンブリでは、接着深さが通路24の全長に延在し得るように企図されているが、接着深さは、少なくとも約2ミリメートル(mm)でありかつ干渉長さの約100%までであることが好ましく、その場合に、その干渉長さは少なくとも約2mmであり、好ましくは約6mmから約10mmである。本発明の外筒アセンブリでは、任意適切な材料を使用できるが、ニードルカニューレはステンレス鋼製、また注射器外筒はガラス製であることが好ましい。
選択された接着材料は、約250℃を超える温度で安定していなければならず、急速に乾燥および/または硬化して透明な接着層を形成できなければならず、しかもガラス(またはプラスチック)に対するステンレス鋼の接着に適さなければならない。さらに、選択された接着材料は、例えば、熱、可視光、赤外線エネルギー、および/または紫外線エネルギーなどの知られたエネルギー源を使用して、乾燥および/または硬化可能でなければならない。例えば、磁気および/または電磁フラックス、マイクロ波、エックス線、ガンマ線および同様のものを含めて、当業者にとって明らかな適当なエネルギー源を使用できることは理解されよう。
接着材料は、例えば、熱可塑性樹脂、重合体ベースの材料、エポキシ系、熱溶融型接着剤、熱硬化性接着剤、UV(紫外線)硬化性接着剤、およびこれらの組合せを含めて、特定の性能要件を満足する任意の材料または材料の組合せから、選択可能である。接着材料は、選択された接着材料の重合および/または硬化の促進に適切な開始剤をさらに含むことが好ましい。例えば、接着材料は、重合開始剤と組み合わせたポリイミド樹脂または他の重合体ベースの材料、またはUV開始剤と組み合わせたUV硬化性エポキシ樹脂から選択可能である。
本発明において企図されているように、接着材料中の適切な開始剤の含有は、ニードルカニューレを注射器外筒の中に挿入すると同時にまたは挿入後に、「予備硬化(pre-curing)」すなわち接着材料の部分的な硬化を開始する能力を有利に与え、時間の経過につれて接着材料を完全に硬化することができる。このことは、重合体ベースまたはエポキシ系ベースの接着材料を使用するときに特に有利である。開始剤が活性化するとき、このような接着材料の粘度が増加し始め、すなわち、ゲル化し始め、それによりニードルカニューレを通路内部に固定して、工程ラインを中断せずに次段階の処理を容易にする。本発明のアセンブリは、そのように予備硬化することができ、それは、出荷および/または次処理の前に、例えば、紫外線照射、加熱、またはエージング(aging)を含む適切な手段によってアセンブリが完全に硬化されるからである。
選択された接着材料が開始剤を含まないときは、注入(potting)が生じるまでニードルカニューレを定位置に保持しなければならない。このような状況では、即時硬化性または急速硬化性の接着材料の使用が好ましい。
本発明において接着材料として使用することが好ましいUV硬化性エポキシ接着剤の1つは、ビスフェノールAエポキシ接着剤(bisphenol A epoxy adhesive)のグリシジルエーテル(glycidyl ether)である。本発明において接着材料として使用可能な市販の接着剤は、ニュージャージ州ブリッジウォータ市にあるNational Starch & Chemical Company社のPermabond Divisionによって発売されているPermabond DU176である。
ここで企図されている接着材料、特にUV硬化性エポキシ接着剤を使用することによって、高温での先部の破損、針の抜け、および着色が抑えられて、性能が向上することが判明した。本発明によって、このような接着材料、特にUV硬化性エポキシ接着剤を有利に使用して、ニードルカニューレを確実に注射器外筒に固着し、かつ注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリに約250℃を超える温度で高温乾熱殺菌に耐える能力を付与できることが判明した。
外筒アセンブリの応用例における接着材料の性能は、接着深さに直接関連することがさらに判明した。接着深さが隙間領域の干渉長さに沿って十分に延在して、少なくとも約30ニュートンの殺菌後針引抜き強さが与えられるときに、最適な性能が得られる。本発明では、接着深さが少なくとも2ミリメートルであり、かつ隙間領域の干渉長さの約100%までであることが好ましく、接着深さは干渉長さの約70%から90%の間であることがより好ましい。最も好ましい1つの実施形態では、接着深さが干渉長さの約80%から85%までの間にある。
本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリは、この分野において知られた装置を用いて構成することができる。本発明のアセンブリは、また、任意の知られた方法によって構成可能であるが、以下に説明する方法が好ましい。例えば、1つの工程では、注射器外筒をフィーダ(feeder)から引き抜いてレール(rail)上で位置合わせする。図3Aを参照するに、それぞれの注射器外筒10の基(開放)端はロッド40と位置合わせされて、その上に静かに安定され、ロッドの端部は、内部を通って注射器外筒10の末端14に延在する。図3Aおよび3Bを参照するに、ニードルカニューレ26は第2フィーダから取り出され、注射器外筒10の先部18の先端22と位置合わせされ、その鈍い端部が静かに通路24内に挿入される。図3Bを参照するに、通路24は、ニードルカニューレ26を受け入れるように設計されている。図3Cを参照するに、少なくとも約30ニュートンの殺菌後針引抜き強さを与えるに十分な予め選択された少量の接着材料28は、先端22とニードルカニューレ26との接合部に滴のように配置され、そして毛管作用によって隙間領域30を充填することができる。硬化の準備が整った注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリは、図3Dに示される。
図4Aおよび4Bに示すように、接着材料を様々な方式でニードルカニューレに付与することができる。例えば、図4Aを参照するに、1つの代替実施形態では、通路24内に挿入する前に、接着材料28をニードルカニューレ26上に配置することができる。別の実施形態では、図4Bに示すように、ニードルカニューレの一部を通路24内に挿入した後に、接着材料28をニードルカニューレ26上に配置し、次いで、そのカニューレを要求される深さまでさらに挿入することができる。
そして、注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリ内の接着材料は、硬化されて透明な接着層を生成することができる。注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリ内の接着材料は、好ましくは予備硬化され、続いてエージングされて、その間に完全に硬化される。注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリは、室温で約24時間そのようにエージングされるか、または同等に、接着材料の特徴と使用条件に応じて、例えば、100℃で2時間または200℃から275℃で5分間等々の加速エージング(accelerated aging)などによってエージングされる。
硬化(または予備硬化)は、任意適切な手段によって実現可能である。例えば、紫外線硬化性エポキシ接着剤の接着材料を使用するときは、UV照射によって、約25秒までの間、約325nmから約375nm、好ましくは約350nmから約375nm、より好ましくは約365nmの吸収波長(absorption)で硬化/予備硬化を実現することができる。例えば、高輝度加熱ランプを用い、約5分までの間、約200℃から約275℃の間の温度の熱硬化を利用して、硬化または最終硬化(予備硬化に続く)を行うこともできる。
また、本発明の外筒アセンブリは、接着材料が予備硬化されて、乾熱殺菌の初期段階の間に完全に硬化されるような殺菌処理と組み合わせても、硬化可能である。例えば、本発明の外筒アセンブリを予備硬化し、それに続いて約10分間、約250℃から300℃で乾熱硬化を行うことができる。さらには、完全な硬化を乾熱殺菌時にのみ実行できるようにも企図される。
本発明の外筒アセンブリは、最初に予備硬化し、次いで、ばら包装(bulk packaging)の後に完全硬化することもできる。例えば、ばら包装または即使用可能な製品(ready-to-use products)として、多量発送を意図した外筒アセンブリは、組立の直後に包装し、それに続いて、例えば、低温熱硬化または室温エージングなどの適切な硬化方法を用いることができる。多量発送用に包装される外筒アセンブリは、例えば、ロンド(Rondo)トレイ、バッグまたは段ボール箱など任意の知られたシステムに応じて包装可能である。
そして、ばら包装製品は、例えば製薬産業ユーザに発送することができ、その製薬産業ユーザは、外筒アセンブリを処理し、液体の薬物、薬剤、ワクチン等々の物質をそれらに充填し、そして最終ユーザに発送するためにそれらを包装する。このような更なる処理の間に、本発明の外筒アセンブリは、その包装から取り出され、処理ラインに配給され、浄化および/または洗浄され、乾燥され、そして殺菌される。
本発明の外筒アセンブリは、例えば、注射器外筒の内面におよびニードルカニューレの外面上に塗布されるシリコーン油などの適切な潤滑剤の塗布に続いて、乾熱を使用して殺菌されることが好ましい。本発明の外筒アセンブリは乾熱殺菌に耐え得るので殺菌前に潤滑剤の塗布が可能であり、得られる利点は、この潤滑剤が殺菌作業と並行してアセンブリ上で硬化する(または焼き固まる)ことである。しかも、潤滑剤は、後で接合しなければならない個々の構成要素ではなく、アセンブリ上で硬化される(焼き固められる)。作業に際して、シリコーン油(または別の潤滑剤)は、注射器外筒の内面およびニードルカニューレの外面上に塗布されることが好ましい。次いで、このアセンブリは乾熱殺菌され、その処理中に、シリコーン油が注射器外筒の内面およびニードルカニューレの外面上で硬化される(焼き固められる)。
殺菌に続いて、ニードルシールドまたは同様のニードル保護材をニードルカニューレに被せる。次いで、液体の薬物、薬剤、ワクチン等々の物質を外筒部屋内に充填し、プランジャストッパ(これはプランジャロッドを含むことができる)を外筒内に挿入して、その開口端を閉じる。次いでアセンブリを検査し、必要ならばプランジャロッドを追加して注射器アセンブリを完成する。次に、完全な充填注射器にラベルを貼付し、そして最終ユーザに発送するために包装する。
本発明の外筒アセンブリは、即使用可能な製品として包装することもできる。企図されているように、このような即使用可能な外筒アセンブリをばら包装の前後でさらに処理することができる。いずれの場合も接着材料は次処理の前に硬化され、ばら包装の外筒アセンブリは随意的にエージングされる。ばら包装の外筒アセンブリは、包装を解いて(必要ならば)処理ラインに配送することによって、さらに処理される。このような処理ラインは、別個のラインであっても、注射器外筒とニードルカニューレの組立ラインに連結していても、あるいはその連続であってもよいことが理解されよう。次いで、外筒アセンブリは浄化および/または洗浄され、乾燥され、そして殺菌される。
上述のように、乾熱殺菌に先立って、シリコーン油(または同様の潤滑剤)を注射器外筒の内面におよびニードルカニューレの外面上に塗布することが好ましい。このシリコーン油は、乾熱殺菌と並行してアセンブリで硬化される(または焼き固められる)。必要ならば、シリコーン油を硬化するための別の熱処理を行うこともできる。次いで、ニードルシールドまたは同様なニードル保護材を無菌のニードルカニューレに被せる。次に、これらの殺菌済みのアセンブリをネスト(nests)、トレイ、バッグおよび/または段ボール箱中に包装して、顧客に出荷する。顧客は、受け取るとアセンブリの包装を解いて、所期の物質を直接充填する。所期の物質を外筒部屋内に充填した後、プランジャストッパまたは同様のもの(プランジャロッドを含むことができる)を外筒部屋の開口端に取り付ける。充填済みのアセンブリを検査し、そしてプランジャロッドを(必要ならば)装着する。完成した注射器アセンブリにラベルを貼付して、注射器の最終ユーザに出荷するために包装することができる。
本発明の外筒アセンブリは、ニードルカニューレを注射器外筒に固着した後の任意の時点、例えば、ニードルカニューレを挿入した後、接着剤の一部が硬化した後、接着剤が完全に硬化した後、エージングした後、または配送した後などにおいて、殺菌可能である。企図されているように、本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリは、当業者に知られた市販の乾熱殺菌/発熱物質除去(depyrogenation)オーブンまたはトンネルを使用して殺菌/発熱物質除去(depyrogenated)を可能にしようとするものである。本発明の外筒アセンブリは、乾熱殺菌を利用して一括または連続処理によって殺菌可能である。当業者によって理解されるように、乾熱殺菌のために選択された温度および時間は、政府規制、および特定の地域に存在する該当の製薬および/または薬理学的基準に準拠することになる。このような条件は地方毎に異なり得るが、このような全ての条件下において、本アセンブリが乾熱殺菌できることは十分に企図される。いずれにおいても限定を意図するものではなく、本発明のアセンブリは、例えば、約180℃で約3時間、250℃で約45分間約、300℃で約10分間約、または350℃で約8分間乾熱殺菌を行うことができる。
次の実施例は、本発明にしたがって作製された外筒アセンブリの性能を例示するものである。
様々な接着深さで幾つかのUV硬化性接着剤を使用して、本発明によるアセンブリを製造した。全ては、ステンレス鋼製ニードル、ガラス製注射器外筒、およびUV硬化接着剤を有した。硬化後および殺菌前と、次いで300℃で10分間の乾熱殺菌後のアセンブリに関する結果を示す。針引抜きテストは、それぞれの実験群の30個の標本に対して実施し(接着深さにしたがって報告してある)、一方、着色および先部破損テストは、それぞれの実験群の100個に対して実施した。合格するには、60ニュートンの殺菌後最小平均引抜き力(minimum post-sterilization average pullout force)が必要とされる。
Figure 0005189123
表に示すように、全てのアセンブリが60ニュートンの閾値よりも実質的に大きい殺菌後平均引抜き力を実証し、0%の先部破損が達成され、かつ色は一貫して透明であった。その上、全てのアセンブリが少なくとも30ニュートンの最小引抜き力を実証した。
当業者が本発明の注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリを実施できるように、本発明の好ましい実施形態を説明してきたが、特許請求の範囲に記載した本発明の概念および意図から逸脱することなく、変形および変更を講じることが可能であることは理解されるであろう。以上の説明は、典型を例示しようとするものであり、本発明の範囲を限定するために利用するべきものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲を参照することによってのみ決定されるべきである。

Claims (12)

  1. 皮下注射針と注射器外筒のアセンブリを作製する方法において、
    ニードルカニューレと、内面を有する部屋を形成する細長い外筒と、を提供し、前記細長い外筒は、基端と、前記部屋に連通する通路を形成する先部をもつ末端と、を有し、
    熱可塑性樹脂、重合体ベースの材料、エポキシ系、熱溶融型接着剤、熱硬化性接着剤、UV(紫外線)硬化性接着剤、およびこれらの組合せから選択されて、250℃を越える殺菌温度に耐える接着材料を提供し、
    前記細長い外筒の前記先部の前記通路内に前記ニードルカニューレを挿入し、
    前記ニードルカニューレと前記通路との間に形成される境界面近傍で前記アセンブリに前記接着材料を塗布し、
    250℃を越える殺菌温度での前記アセンブリの殺菌時に前記接着材料を硬化させ、それによって前記ニードルカニューレを前記細長い外筒に固着する
    各ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記アセンブリに前記接着材料を塗布する前記ステップは、前記細長い外筒の前記先部に隣接する前記ニードルカニューレに、接着剤の玉を塗布することによってさらに規定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記アセンブリに前記接着剤を塗布する前記ステップは、前記ニードルカニューレを前記先部内に挿入する前に、前記先部の前記通路に前記接着材料を塗布することによってさらに規定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記アセンブリに前記接着材料を塗布する前記ステップは、前記ニードルカニューレと前記先部の前記通路との間に形成される境界面の70%から90%を接着するのに十分な量の接着材料を塗布することによってさらに規定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記アセンブリに前記接着材料を塗布する前記ステップは、前記ニードルカニューレと前記先部の前記通路との間に形成される境界面の80%から85%を接着するのに十分な量の接着剤を塗布することによってさらに規定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記アセンブリの殺菌前に前記接着材料を予備硬化するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記接着材料を予備硬化する前記ステップは、325nmから375nmの間の波長のUV照射によって前記接着材料を予備硬化することによってさらに規定されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記接着材料を硬化させる前記ステップは、乾熱殺菌によって前記アセンブリを殺菌することによってさらに規定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 少なくともニードルカニューレと前記細長い外筒の前記小室とを潤滑するための潤滑剤を提供するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記アセンブリを殺菌する前記ステップの時に、前記潤滑剤を硬化させるステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記接着材料は、エポキシ系から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記接着材料は、UV硬化性エポキシ接着剤としてのビスフェノールAエポキシ接着剤のグリシジルエーテルであることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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