JPS61263454A - 医療用針装置およびそれを備えた医療用器具 - Google Patents

医療用針装置およびそれを備えた医療用器具

Info

Publication number
JPS61263454A
JPS61263454A JP60256080A JP25608085A JPS61263454A JP S61263454 A JPS61263454 A JP S61263454A JP 60256080 A JP60256080 A JP 60256080A JP 25608085 A JP25608085 A JP 25608085A JP S61263454 A JPS61263454 A JP S61263454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
hub
hollow needle
needle
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60256080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0224149B2 (ja
Inventor
徹郎 西村
田野倉 伸和
漆畑 正博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/734,094 external-priority patent/US4657535A/en
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Publication of JPS61263454A publication Critical patent/JPS61263454A/ja
Publication of JPH0224149B2 publication Critical patent/JPH0224149B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■・ 発明の背景 (技術分野) 本発明は、医療用針装置およびこれを備えた医療用器具
に関するものである。
(従来技術およびその問題点) 医療用針のハブおよびプロテクターを一体成形してタン
パ−プルーフ性、衛生性などを保証した医療用針装置が
知られている(米国特許第3.523,530号参照)
。このような医療用針では、ハブとプロテクタとを一体
成形する時に両者の間に薄肉の脆弱部を同時に形成し、
使用時には、この薄肉脆弱部を捩シ切ることによシカヌ
ラを露出させるよう構成されている。ところで、このよ
うにハブおよびプロテクタを一体成形することは非常に
合理的に見えるが、以下に述べるような多くの問題が指
摘されている。全体的に薄く長いハブおよびプロテクタ
複合体を成形することが高度な技術を要する上K、小さ
な薄肉脆弱部を同時に形成することは更にむずかしく、
必然的に、薄肉部とすべき部分が比較的厚肉化しなけれ
ばならない傾向があシ、そのため、捩り切りに要する力
が大きくなるばかシか、製品によるばらつきが大きくな
る傾向がある。また、1製造用金型が精密でなければな
らず、コスト高となる結果となりている。さらにまた、
一体成°形の都合上ハブおよびfoデテクタ構成材料は
同じものであシ、中空針が植設されているハブ部分は丈
夫であるが、これに連続しているプロテクタ部分は中空
で比較的薄肉であって変形し易い。これを防止するには
、プロテクタ部分を比較的厚肉化しなければならないと
いう一体成形に伴う問題がある。一般に、医療用針は塩
化ビニル系樹脂製のチ、−プに接続されるものであるか
ら、ハブおよびプロテクタの材料も必然的に限定され、
上述したような問題点に帰結するのである。
また他の例として、プロテクタとハブとの嵌着部周辺の
外表面をプラスチック製の被膜で被覆するものが知られ
ている(実公昭55−49075号参照)。しかしなが
ら、この場合も被膜に剥がれや破れが生じるおそれがあ
シ、液密性が保之れないおそれがある。
これら問題点を解決するためK、本出願人は、末端が尖
端となった中空針と、この中空針の基端側を支持すると
ともに他端にチューブを前記中空針と連通ずるよう接続
することができるハでと、先端が閉塞され基端が開放し
た中空体であって前記ハブから露出する中空針部分を密
封するプロテクタとからなり、該ハブは該ハブと該プロ
テクタの捩シ切フ用の薄肉部を備え、さらに該ハブは該
薄肉部よシも該中空針の尖端側において該プロテクタと
ブロックングによ多結合されてなることを特徴とする医
療用針、並びにこの医療用針を備えた医療用器具を特願
昭59−97695号として出願した。
ところで、上記医療用針を使用すなわち、カブラ−に形
成された薄肉部をねじシ切りた後、プロテクタを中空針
に再嵌合した場合、プロテクタが抜は落ちてしまうと、
廃棄するまでの間鋭利な中空針が露出したままとなるの
で非常に危険である。
■・発明の目的 したがって、この発明の目的は、上記特許出願に係る医
療用針の利点を保持して、上記危険性を排除した医療用
針装置およびそれを備えた医療用器具を提供するととK
ある。
この発明の第1の態様によれば、末端が尖端となった中
空針と、この中空針の基端側を支持するとともに尖端と
は反対側端部にチ、−プを該中空針と連通するように接
続することができるハブ部と、該ハブ部から該中空針と
の間に非固着面を形成して尖端方向に延びるとともに該
中空針全被包する先端閉塞の中空体とからな九該中空体
は該成端側をプロテクタ部とし、該プロテクタ部と該ハ
ブ部との間にプロテクタのねじシカによりてねじシ切り
可能な脆弱な薄肉部を備え、かつ該プロテクタ部から、
l*薄肉部の外側に該薄肉部を越えて延び該ハブ部の外
面と係止する少なくとも1つの係止手段を有することを
特徴とする医療用針装置が提供される。
この発明の第2の態様によれば、液体を収容する容器を
有し、末端が尖端となった中空針と、この中空針の基端
側を支持するとともに尖端とは反対側端部にチューブを
該中空針と連通ずるように接続することができるハブ部
と、該ハブ部から該中空針との間に非固着面を形成して
尖端方向に延びるとともに該中空針を被包する先端閉塞
の中空体とから表シ、該中空体は該成端側をプロテクタ
部とし、該プロテクタ部と該/SS郡部の間にプロテク
タのねじシカによってねじり)切、り可能な脆弱な薄肉
部を備え、かつ該プロテクタ部から該薄肉部の外側に該
薄肉部を越えて延び該ハブ部の外面と係止する少なくと
も1つの係止手段を有する医療用針装置と、一端が該中
空針と連通ずるように該ハブ部の基端に接続し、かつ他
端が該容器と連通接続したチューブを有することを特徴
とする医療用器具が提供される。
なお、係上手段とは、分離されたプロテクタを中空針に
再嵌合させたとき、少なくともプロテクタが中空針から
容易に抜は落ちない程度の保持力を生じるものである。
■0発明の詳細な説明および作用 以下、本発明を図面に示す好適実施例につき詳細に説明
する。
第1図には本発明の医療用針装置1を部分断面で示す。
末端が尖端2となった中空針3は。
その基端において接着剤4(例えば、ニーキシ樹脂)K
よりハf5に固着され、ハブ5の基端には接続用チュー
ブ(図示せず)を接続することができる環状凹部6が形
成され、チューブと中空針3とを連通するよう構成され
ている。ノ・プ5から露出する中空針部分はプロテクタ
7により被包される。従来、この被包を一体形成による
ハブおよびプロテクタ複合体によシあるいはハブおよび
プロテクタ間の被膜によシ行っていたが、種々の問題が
あったのは前述の通シであり、本発明においては、ハブ
およびプロテクタ間にカプラー8を介在させて両者をオ
ートクレーブ滅菌時のような加熱処理によるブロッキン
グによってかしめ、これによシハプおよびプロテクタと
カプラーとの間を液密状に結合する。
この明細書において、「ブロッキング」とは溶剤や接着
剤等の手段を用いることなく2つの部材がオートクレー
ブ滅菌等の熱により両部材の界面が溶融することなく互
いに接着する現象〜矛意味する。なお、ブロッキングを
生じさせる温度は両部材の融点よりも低い。
第1図に示すように、カプラー8はその中央部に周方向
の薄肉部9を有する管状の部材であり、必ずしも薄肉部
9を中心として対称とする必要はないが、カプラー8お
よびこれと結合されるハブ5およびプロテクタ7の製作
上またその組立上対称とするのが好ましい。
薄肉部90両側に延在する管状の脚部10は、その一方
の部分においてハブ5の先端部に形成された凹部11に
、その他方の部分においてはプロチクタフ0基端部に形
成された凹部12に嵌合される。これらの凹部11およ
び12と−カプラー7の脚部11との大きさの関係は、
組立時に脚部10が凹部11および12に挿入され易く
、かつオートクレーブ滅菌時のような加熱処理時にカプ
ラー8すなわち脚部10を構成する材料の収縮によシそ
れぞれハ25およびプロテクタ7の突出部13および1
4をブロッキングによシ接着し、液密性を保証しうるも
のとする必要がある。また、カプラー8とハf5および
プロテクタ1との間の上記ブロッキング接着のみでは液
密性、タンノ母−プルーフ性を得るには不十分である場
合には、カプラー8とノープ5およびゾロチクタフとの
間に接着剤を付与することもできる。接着剤としては、
無溶剤接着剤を使用するのが好ましく、特KUV硬化型
接着剤を用いるのが良い。
カプラー8とハブ5およびプロテクタ7とは前述の如く
プロ、キング接着を主作用として結合するのであるから
、両者の構成材料は以下に示ス如く互いにブロッキング
接着するものであれば任意に組み合わせることができる
が、互いに熱収縮率の異なる材料を使用して熱収縮率の
差を利用した締め付けによシブロッキング接着をよシ堅
固なものにすることが好ましい。ハブ5およびプロテク
タ7は熱収縮性を要求されず、ポリカーゴネート、塩化
ビニル系樹脂、MBS樹脂などの材料で構成すればよく
、オートクレーブ滅菌時の変形防止、耐熱性向上の点か
ら、特にポリカーゴネートで構成するのが好ましい。
これに対し、カプラー8はハブ5およびプロテクタ2の
凹部12および13に嵌着され、これらを熱収縮によシ
液密性、タンパ−プルーフ性を保証するようブロッキン
グ接着することが要求され、その構成材料としては塩化
ビニル系樹脂、ポリカーざネート、ポリウレタン、MB
S樹脂、各種エラストマー樹脂等が好適で、捩り切シ易
さの点で、特に半硬質ポリ塩化ビニルが好ましい。
さらに、接続用チューブ(図示せず)は塩化ビニル樹脂
で構成される。したがって、ポリカーゴネート等で構成
されるハブ5との間の接着は、チューブをハf5の凹部
6内に嵌合し、その内側の突出部15との間でのオート
クレーブ熱を利用したブロッキングにより行われる。
カプラー8はハブ5およびゾロチクタフとは異なった材
料で別個の部材として構成されるから、その上に形成さ
れる薄肉部9は十分に小さ表刃で簡単に捩シ切りしうる
薄さに精密に作成される。なお、カプラー8は捩夛切り
用の薄肉部9を有すること、およびハf5およびプロテ
クタ7とプロ、キングすることの機能を果す限り、その
形状等またはハブ5およびプロテクタ1との間の結合状
態などは自由である。
また、カプラーはハブと一体成形されていても良い。し
たがって、ハブはチューブ接続部と連結部とで構成する
こともできる。さらに、構成材料上以下の点に留意する
のが好ましい。
プリ塩化ビニルとIリカーボネートとはポリ塩化ビニル
同志よシもツロッキング接着性が強く、強い接着力が得
られる。
ポリ塩化ビニルは熱によシ収縮し易くポリカーゴネート
はほとんど収縮しない。ポリ塩化ビニルがポリカーゴネ
ートの外側に存在するよう構成することによりポリ塩化
ビニルがポリカーゴネートを締め付ける形でよシ強固な
ブロッキング接着が得られる。
プロテクタは中のカメラ表面を確認する為に透明性を有
する必要があシ、この点ポリ塩化ビニルよシもIリカー
ボネートの方が好ましい。
また、プロテクタは一般に肉厚が薄い為、熱によシ変形
しにくいポリカーゴネートの方が好ましい。ポリ塩化ビ
ニルでは変形してカメラを傷つけるおそれがある。
チューブ接続部はポリ塩化ビニルでもよいがIり塩化ビ
ニルよシもポリカーゴネートの方が熱変形しにくく、カ
メラとの接着強度が低下することがなく好ましい。
チューブ接続部とカメラとの接着剤が硬化後に接続部が
変形すると接着剤とカメラとの間で空隙が生ずる恐れが
ある。
上述した医療用針装置1は種々の採血用容器に接続して
使用される。その代表例として、血液バッグに接続した
例を第2図に誇張して示す。
第2図において、16は血液パ、グ、12は接続用のチ
ューブである。接続用チューブ12と血液バッグ16の
シートとの間は、高周波融着することが好ましい。
なお、本発明において塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニ
ルのホモプリマーの他に、塩化ビニリデン、酢酸ビニル
、ビニルアルコール等と塩化ビニルとのコIリマー等を
含むものと定義する。
このコーリマーの場合には、塩化ビニルと結合するモノ
マーの量は15モルチ以下、好ましくは3〜7%ルチで
ある。
本発明の医療用針装置およびこれを具える医療用器具は
次のようにして製造され、使用される。
第3図の医療用針装置フローチャートに示されるように
、プロテクタ7およびカプラー8は(&)で示すように
位置決めした後伽)で示すように両者は嵌合される。同
様に、中空針3およびハブ5は(、)で示すように位置
決めした後(d)で示すように接着剤4で接着される。
(、)に示すように、必要に応じてカプラー2とハブ5
およびまたはプロテクタ2との間に充填剤(UV硬化型
接着剤)を充填し、(f)で示すようにカプラー8を結
合媒体としてハブ5およびプロテクタ7を結合する。
カプラー8にはωで示すようにタンパ−プルーフ性を確
認するためのマーク18を付す。このようにして組み立
てられた医療用針は単独であるいは第2図に示すように
医療用器具として製品化された後、オートクレーブ滅菌
される。このオートクレーブ滅菌時の加熱時に、カプラ
ー8の構成材料がハブ5およびプロテクタ7の構成材料
よりも熱収縮性が大きいために、その収縮差によシカプ
ラー8がハブ5およびプロテクタ7をかしめ、両者間を
液密性を長期に亘って保証するようブロッキング接着す
る。W硬化型接着剤を使用した場合には所要工程で膠が
照射される。
本発明の医療用針およびこれを有する医療用器具は、第
2図に示すように採血、用容器に接続して使用される。
使用時には、ハブ5およびプロテクタ7のそれぞれ忙形
成されているリプ19および20にそれぞれの手指をか
け、たがいに反対方向に捩シカを加えると、カプラー8
上に形成されている環状が好ましい薄肉部9が捩フ切ら
れて、カプラー8の一部およびプロテクタ7はハブ5お
よびカプラー8の残部から切シ離され、との切離部分の
除去により中空針3が露出する。この状態を第4図に示
す。この中空針3の尖端2を患者に穿刺して常法に従い
採血する。採血された血液は、中空針3からチューブ1
7を経て採血用容器16に採取される。
このように加えられる捩シカは、予め形成されている薄
肉部9が充分に薄く、また製品全体に均質であるため、
一定の小さなもので良い。
ハブ5およびプロテクタ7は耐熱変形性材料で構成され
ておシ、カブラ−8は熱収縮性が比較的大きな材料で構
成されているから、オートクレーブ滅菌時にハf5およ
びプロテクタが変形して中空針3を損傷することもなく
、またカプラー8はよシ大きな熱収縮性によジノ1プ5
およびプロテクタ7をかしめ、確実な液密性を長期に亘
シ保証するプロ、キング接着を行う。
ところで、上記医療用針装置1を使用すなわち、カプラ
ーに形成された薄肉部をねじシ切った後、プロテクタ7
を中空針3に再嵌合した場合、プロテクタ7が抜は落ち
てしまうと、廃棄゛するまでの間鋭利な”中空針が露出
したままとなるので非常に危険である。この危険性を防
止するために、この発明では、プロチクタフ基端部から
その軸方向に延在しかつ端部がノ・プの外面と係合する
少なくとも1つの保持体をプロテクタの基端に形成して
いる。ハブから分離されたプロテクタ7は、廃棄するま
での間、また廃棄するに際し、プロテクタを中空針に再
嵌合させ、さらにこれを保持体の端部においてノ1プ外
面と係合させることによりハブ5に安定に保持される。
再び第1図を参照すると、図示の医療用針装置は、プロ
テクタ7がその基端部において、プロテクタの軸方向に
ハブ5の外面にまで延在する少なくとも1つの保持体(
係止手段)51を一体的に有している。通常、カブ、9
−8の薄肉部9は非常に薄く、オートクレーブ滅菌時の
熱によシ変形しやすく、滅菌後にプロテクターが最大約
5度傾くこともある。すなわち、中空針外面とプロテク
タ内面とのクリアランスの分だけ傾いてしまうことがあ
る。このように変形してしまうと、中空針3の外面とプ
ロテクタ7の内面とが接触して、ねじり切シ後にプロテ
クタ7を外したり、再嵌合することが非常に困難となる
場合がある。
保持体51の存在は、この困難性を回避する。
ところで、この保持体51は、複数個が周方向に均等に
配置されていることが好ましい。それによって、オート
クレーブ滅菌時の熱によるカブ2−8の薄肉部9の変形
をさらに防止できるとともに滅菌後のプロテクタ7と中
空針3との間の摺動がさらにスムースにおこなわれる。
このような複数の保持体51は、ゾロチクタフ端部に一
体的に形成された開裂スリーブによつて構成できる。
■0発明の効果 本発明による医療用針およびこれを具える医療用器具は
、従来のものに比して以下に述べるような多くの利点を
有する。
(1)ハブおよびプロテクタが一体成形されず、これら
が別個の部材であるカプラーを介在して結合され、しか
もハブおよびプロテクタの構成材料は熱変形性の少ない
もので、カプラーは熱収縮性の大きな材料で構成される
から、オートクレーブ滅菌時に、ハブおよびプロテクタ
はその熱変形によ)中空針を損傷することがなく。
カプラーはハブおよびプロテクタに嵌合された上で熱収
縮してこれらとの間で堅固かつ液密性のプロ、キング接
着が行われ、タン/4−ゾル−7性を保証する。
(2)  カプラーはハブおよびプロテクタとは別個の
部材として成形されるから、それに形成される捩シ切シ
用の薄肉部は充分に薄くかつ均質になシ、従って捩多切
シに要す仝力は充分に小さな一定のものとすることがで
きる。
(3)  上記の如きカプラーとハブおよびプロテクタ
との間の結合を行わせるのに、UV硬硬化接接着剤よう
な無溶剤型接着剤を付加的に用いれば、カプラーとハブ
およびプロテクタ間はよシ堅固に結合され、また溶剤を
用いないので過剰の溶剤が医療器具内に混入する心配が
なく、溶剤を用いないため材料の劣化やクラックの発生
はなく、接合の作業還境が悪化することはない。
(4)ハブおよびプロテクタが一体成形される時はど製
造用金型等に精密性を要せず、薄肉脆弱部という特徴部
分の製造が問題とならなくなる。そして、薄肉脆弱部は
ハブおよびプロテクタが一体成形される場合に比し充分
に薄くすることができ、すなわち、流通時における損傷
が発生せず、使用時における捩り切シ容易性が全製品に
亘って均質に得られる。
(5)プロテクタが、その基端部においてプロテクタの
軸方向にハブの外面まで延在する保持体を一体的に有す
るので、ハブからプロテクタを分離した後これをハブ外
面と係合させることによシ再度安定に嵌合させることが
でき、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の医療用針装置の部分断面図、第2
図はこの発明の医療用針装置を備えた医療用器具の平面
図、第3図はこの発明の医療用針装置の組立てフローチ
ャート図、第4図はこの発明の医療用針装置をねじり切
シによシ分離した状態を示す側面図。 3−・・中空針、5・・・ハブ、2・・・プロテクタ、
8・・・カプラ、9・・・薄肉部、5ノ・・・保持体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)末端が尖端となった中空針と、この中空針の基端
    側を支持するとともに尖端とは反対側端部にチューブを
    該中空針と連通するように接続することができるハブ部
    と、該ハブ部から該中空針との間に非固着面を形成して
    尖端方向に延びるとともに該中空針を被包する先端閉塞
    の中空体とからなり、該中空体は該成端側をプロテクタ
    部とし、該プロテクタ部と該ハブ部との間にプロテクタ
    のねじり力によってねじり切り可能な脆弱な薄肉部を備
    え、かつ該プロテクタ部から該薄肉部の外側に該薄肉部
    を越えて延び該ハブ部の外面と係止する少なくとも1つ
    の係止手段を有することを特徴とする医療用針装置。
  2. (2)係止手段は、プロテクタ部の基端において複数個
    が周方向に均等に配置されている特許請求の範囲第1項
    記載の医療用針装置。
  3. (3)液体を収容する容器を有し、末端が尖端となった
    中空針と、この中空針の基端側を支持するとともに尖端
    とは反対側端部にチューブを該中空針と連通するように
    接続することができるハブ部と、該ハブ部から該中空針
    との間に非固着面を形成して尖端方向に延びるとともに
    該中空針を被包する先端閉塞の中空体とからなり、該中
    空体は該成端側をプロテクタ部とし、該プロテクタ部と
    該ハブ部との間にプロテクタのねじり力によってねじり
    切り可能な脆弱な薄肉部を備え、かつ該プロテクタ部か
    ら該薄肉部の外側に該薄肉部を越えて延び該ハブ部の外
    面と係止する少なくとも1つの係止手段を有する医療用
    針装置と、一端が該中空針と連通するように該ハブ部の
    基端に接続し、かつ他端が該容器と連通接続したチュー
    ブを有することを特徴とする医療用器具。
  4. (4)係止手段は、プロテクタ部の基端において複数個
    が周方向に均等に配置されている特許請求の範囲第3項
    記載の医療用器具。
JP60256080A 1985-05-15 1985-11-15 医療用針装置およびそれを備えた医療用器具 Granted JPS61263454A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/734,094 US4657535A (en) 1984-05-16 1985-05-15 Medical needle device and medical equipment having the same
US734094 1985-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61263454A true JPS61263454A (ja) 1986-11-21
JPH0224149B2 JPH0224149B2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=24950286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60256080A Granted JPS61263454A (ja) 1985-05-15 1985-11-15 医療用針装置およびそれを備えた医療用器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61263454A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131447A (ja) * 2001-02-21 2010-06-17 Becton Dickinson & Co 高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの作製方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS414466Y1 (ja) * 1964-05-07 1966-03-15
JPS5362391A (en) * 1976-11-15 1978-06-03 Baxter Travenol Lab Improved needle cover

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS414466Y1 (ja) * 1964-05-07 1966-03-15
JPS5362391A (en) * 1976-11-15 1978-06-03 Baxter Travenol Lab Improved needle cover

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131447A (ja) * 2001-02-21 2010-06-17 Becton Dickinson & Co 高温乾熱殺菌可能な皮下注射器外筒とニードルカニューレのアセンブリの作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0224149B2 (ja) 1990-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10898687B2 (en) Foldable IV catheter securement dressing for protecting against inadvertent contamination
JP4450507B2 (ja) 瓶および他の医療容器用のプラスチック閉鎖体
JPS58155867A (ja) 穿刺針および穿刺針付医療用容器
JP2014237014A (ja) バイアルと他の医療用容器の移送セット
JP5737692B2 (ja) 改良型薬品容器
WO2010039751A1 (en) Transparent catheter securement system
US4657535A (en) Medical needle device and medical equipment having the same
EP0078295B1 (en) Self-adhesive connecting device
AU564302B2 (en) Cannula support assembly and its method of manufacture
JPS61263454A (ja) 医療用針装置およびそれを備えた医療用器具
US4496352A (en) Cannula support assembly and its method of manufacture
US20150306372A1 (en) Assembly for medical use for administering a product to a patient
JP3904636B2 (ja) 医療用針および医療用具
EP0419880B1 (en) Medical needle device and medical apparatus having the same
CN213759901U (zh) 一种输液器插瓶针固定袋及输液器包装袋
US4574456A (en) Method of manufacturing a support assembly
JPS649867B2 (ja)
JPH07501002A (ja) 安全カニューレ
JPH0280059A (ja) 合成樹脂製組立体とその製造方法
JPS5990563A (ja) 医療器具