JP5187203B2 - エンジンの排気構造 - Google Patents
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Description
なお、このほか片弁休止運転が可能な可変動弁機構を開示している点で、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば特許文献2で開示されている。
このように排気構造100AおよびECU1Aは、少なくとも機関冷間始動時にすべての気筒からの排気を第1および第2の触媒31、32のうち、第1の触媒31のみに流通させることで、触媒の早期活性化による排気エミッションの改善を好適に図ることができる。
また排気構造100Bでは、第2の触媒32を後方配置としたことで、第2の触媒32に到達するまでの間に排気がより多くの熱を放熱する。また後方配置とされた第2の触媒32ではエンジン50Aからの放熱も受け難くなる。このため排気構造100Bでは、第2の触媒32の過熱による機能低下を防止或いは抑制できる。
このように排気構造100Bは、排気構造100Aと比較して過熱による第1および第2の触媒31、32の機能低下をさらに防止或いは抑制できる。
またこのようにECU1Bは、近接配置とされた第1の触媒31が、機関高負荷運転時に過熱により機能低下することをさらに防止或いは抑制できる。
このように排気構造100Cは、排気構造100Bと比較して近接配置とされた第1の触媒31の過熱による機能低下をさらに好適に防止或いは抑制でき、この結果可能となった両弁作動運転に切り替えることで、片弁作動運転の場合と比較してより高いエンジン性能を確保することもできる。また排気構造100Cは、冷却水Wの冷却性能の大幅な低下を招くことなく、排気を冷却することができる。
この点、第1の排気ポート形成部11Bそれぞれの流路断面積は互いに略等しい大きさに設定されており、且つ第1の排気ポート形成部11Aそれぞれの流路断面積よりも小さく設定されている。また、第2の排気ポート形成部21Bそれぞれの流路断面積は互いに略等しい大きさに設定されており、且つ第2の排気ポート形成部21Aそれぞれの流路断面積よりも大きく設定されている。第1および第2の排気ポート形成部11A、21Aそれぞれの流路断面積は、互いに略等しい大きさに設定された場合の通常の大きさになっている。
第1および第2の排気マニホールド12C、22Cは第1および第2の排気ポート形成部11B、21Bの流路断面積それぞれに適合するように形状変更されている点以外、第1および第2の排気マニホールド12B、22Bと実質的に同一のものとなっている。
また排気構造100Dでは、近接配置とされた第1の触媒31に対応する第1の排気ポート形成部11Bの断面積が小さくなっているため、第1の排気管10Dの熱容量を第1の排気管10Bよりも減少させることができ、これにより第1の触媒31の触媒暖気性を高めることもできる。
このように排気構造100Dは、排気構造100Bと比較してさらに第1の触媒31の早期活性化による排気エミッションの改善を好適に図ることができ、また後方配置とされた触媒32に対応する第2の排気弁59Bの片弁作動運転時に高いエンジン性能を得ることができる。
このように排気構造100Eは、排気構造100Bと比較してさらに第2の触媒32の早期活性化を図ることができる。
このようにECU1Cは、ECU1Aと比較してさらに暖機が未完了となっている第2の触媒32に排気を流通させる場合に排気エミッションが悪化することを防止できる。
このようにECU1DはECU1Cと比較してさらに排気を好適に浄化することができる。
また排気構造100Fに適用される本実施例に係るECU1Eは、電磁弁46が制御対象としてさらに電気的に接続されている点と、以下に示す第2の制御手段がさらに実現される点以外、ECU1Aと実質的に同一のものとなっている。このためECU1Eについては図示省略する。なお、排気構造100Fを制御対象として、ECU1B、ECU1CまたはECU1Dで以下に示す第2の制御手段をさらに実現することも可能である。
このように排気構造100FおよびECU1Eは、排気構造100Cと比較してさらに第1の触媒31が過冷却することを防止或いは抑制でき、またラジエータの負荷を軽減することもできる。
例えば上述した実施例では直列4気筒の気筒配列構造と排気2弁構造とを備えたエンジン50がエンジンである場合について詳述したが、本発明はこれに限られず、適宜のエンジンについて適用されてよい。
また例えば実施例3では水冷エキマニ13が冷却手段である場合について詳述したが、冷却エキマニ13の具体的な構成は必ずしも図8に示す構成に限られず、近接配置とされた第1の触媒に対応する第1の排気マニホールドの全部または一部を冷媒によって冷却することが可能なその他の適宜の構成であってもよい。また冷却手段は例えばエンジンの排気ポート周りに冷却水などの冷媒を流通させる流路を形成する流路形成部などであってもよい。
10 第1の排気管
11 第1の排気ポート形成部
12 第1の排気マニホールド
13 水冷エキマニ
20 第2の排気管
21 第2の排気ポート形成部
22 第2の排気マニホールド
31 第1の触媒
32 第2の触媒
33 第3の触媒
40 分岐配管
41 第3の排気管
50 エンジン
56 排気側VVT
58 第1の排気弁
59 第2の排気弁
100 排気構造
Claims (3)
- エンジンの一気筒あたりに設けられた第1の排気弁および第2の排気弁と、
前記第1の排気弁および前記第2の排気弁のうち、一部の排気弁の作動を閉弁状態で休止させることが可能な弁休止手段と、
前記気筒に前記第1の排気弁を介して連通した第1の排気管の下流側に接続した第1の触媒、および前記気筒に前記第2の排気弁を介して連通した第2の排気管の下流側に接続した第2の触媒と、
前記第1の触媒に流入する排気を冷媒により冷却する冷却手段と、
前記第1の触媒および前記第2の触媒の下流側に配置され、前記第1の触媒に配管を介して連通するとともに前記第2の触媒にも配管を介して連通した第3の触媒と、を有し、
前記第1の触媒が前記第2の触媒よりも前記エンジンに近接して配置されたエンジンの排気構造において、
少なくとも前記エンジンの冷間始動時に、前記第2の排気弁の作動を休止させるとともに、前記第1の排気弁の作動を休止させないように前記弁休止手段を制御する第1の制御手段と、
前記第3の触媒の活性状態を検出する第1の検出手段と、
前記第2の触媒の活性状態を検出する第2の検出手段と、を備え、
前記第1の制御手段は、前記第2の排気弁の作動を休止させるとともに前記第1の排気弁の作動を休止させないように前記弁休止手段を制御した場合において、さらに前記第1の検出手段が前記第3の触媒が活性化したことを検出した場合には、前記第2の排気弁の作動を休止させないように前記弁休止手段をさらに制御し、
前記第1の制御手段は、前記第2の排気弁の作動を休止させないように前記弁休止手段をさらに制御した場合において、さらに前記第2の検出手段が前記第2の触媒が活性化したことを検出した場合には、前記第1の排気弁の作動を休止させるように前記弁休止手段をさらに制御する、エンジンの排気構造。 - 請求項1記載のエンジンの排気構造であって、
前記第1の触媒から前記第2の触媒に排気を流通させる第3の排気管をさらに備えたエンジンの排気構造。 - 請求項1または2記載のエンジンの排気構造であって、
前記冷却手段への冷媒の流入を制御することが可能な流入制御手段と、
前記第1の制御手段が前記第1の排気弁の作動を休止させるように前記弁休止手段を制御している場合に、前記冷却手段への冷媒の流入を遮断するか、或いは前記冷却手段への冷媒の流入量を減少させるように前記流入制御手段を制御する第2の制御手段と、をさらに備えたエンジンの排気構造。
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