JP5185726B2 - 気化器、薄膜形成装置及びmocvd装置 - Google Patents
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。ソフトエラーなどの点からはキャバシタンスは前の世代と同程度が要求されるため何ら
かの対策を必要としている。この対策として1Mまでのセル構造はプレーナ構造であった
ものが、4Mからスタック構造、トレンチ構造と称される立体構造が取り入れられ、キヤ
パシタ面積の増加を図ってきた。また誘電膜も基板Siの熱酸化膜からポリSi上で熱酸
化膜とCVD窒化膜を積層する膜(この積層された膜を―般にON膜という。)が採用さ
れた。l6MDRAMでは、さらに容量に寄与する面積を増加させるため、スタック型で
は側面を利用する厚膜型、プレートの裏面も利用するフィン型などが取り入れられた。
増大による歩留りの低下が問題視され、256Mビット以降の実現は困難であるとされて
いる。そのため現在のDRAMの構造を変えずに更に集積度を増加させるための1つの道
として、キヤパシタンスの誘電体を誘電率の高い強誘電体のものに切り替えていく方法が
考え出された。そして、誘電率の高い誘電体薄膜としてTa2O5、Y2O3、HfO2など
が高誘電率単金属常誘電体酸化物の薄膜がまず注目された。それぞれの比誘電率はTa2
O5が28、Y2O3が16、HfO2が24程度であり、SiO2の4〜7倍である。
の酸化物よりさらに高い比誘電率をもち、DRAMへの適用が期待される材料として、(
BaxSr1-x)TiO3、Pb(ZryTi1-y)O3、(PbaL1-a)(ZrbTi1-b)O
3の3種類が有力視されている。また、超電導材料と
非常によく似た結晶構造を持つBi系の層状強誘電体材料も有望であり、特にYl材と称
されるSrBi2TaO9が、低電圧駆動と疲労特性に優れている点から、近年大きく注目
されている。
機金属気相成長)法で行われている。
5)3及びTa(OC2H5)5であり、それぞれTHF(テトラヒドロフラン)溶剤に溶か
し、溶液として使用されている。なお、DPMはジビバイロイメタンの略である。
沸点(℃)/圧力(mmHg) 融点(℃)
Sr(DPM)2 242/14 78
Bi(C6H5)3 270〜280/1 201
Ta(OC2H5)5 146/0.15 22
THF 67 −109
成膜を行わせる反応部、SrBi2TaO9 薄膜原料並びに酸化剤を反応部へ供給する供
給部、反応部での生成物を採取する回収部から構成される。
に示すものはメタルフィルター式と称されるものであり、周囲に存在する気体とSrBi
2TaO9 強誘電体薄膜原料溶液との接触面積を増加させる目的で用いられたメタルフィ
ルターに、所定の温度に加熱された原料溶液を滴下することにより気化を行う方法である
。
えられないという問題を有している。
溶液を放出させ膨張によって原料溶液を気化させる技術である。
えられないという問題を有している。
FとBi(C6H5)3/THFとTa(OC2H5)5/THFの混合溶液であり、この混合
溶液を加熱によって気化する場合、蒸気圧の最も高い溶剤(この場合THF)がいち速く
気化し、加熱面上には有機金属錯体が析出付着するため反応部への安定な原料供給ができ
ないという問題が生ずる。
した気化ガスを得ることが要請される。しかし、上記従来技術では必ずしもかかる要請に
応えきれていない。
安定的な原料供給が可能なMOCVD用気化器を提供することを目的とする。
及び原料溶液の気化方法を提供することを目的とする。
前記原料溶液を含むガスを前記気化管に供給するためのガス通路と、
を有する気化器であって、
前記ガス通路は、円筒状中空部内に、表面に溝が形成されているロッドをはめ込むこと
により形成されていることを特徴とする気化器である。
請求項2に係る発明は、原料溶液を含むガスを加熱して気化する気化管と、
前記気化管に、前記原料溶液を含むガスを供給するためのガス通路と、
を有する気化器であって、
前記ガス通路は、表面に溝を有する円筒状中空部内に、ロッドをはめ込むことにより形
成されていることを特徴とする気化器である。
請求項3に係る発明は、前記ガス通路に連通する原料供給孔を有する請求項1又は2記
載の気化器である。
請求項4に係る発明は、前記溝は、前記ロッドの長手方向中心軸と平行に形成されてい
る請求項1ないし3のいずれか1項記載の気化器である。
請求項5に係る発明は、前記溝は複数形成されている請求項1ないし3のいずれか1項
記載の気化器である。
請求項6に係る発明は、前記複数の溝の一つには有機溶媒を供給するようにした請求項
5記載の気化器である。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか1項記載の気化器を有する薄膜の
形成装置である。
請求項8に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか1項記載の気化器を有するMOCVD
装置である。
部への安定的な原料供給が可能なMOCVD用気化器を提供することができる。
図1に実施例1に係るMOCVD用気化器を示す。
ガス通路2に加圧されたキャリアガス3を導入するためのガス導入口4と、
ガス通路2を通過するキャリアガスに原料溶液5を供給するための手段(原料供給孔)
6と、
分散された原料溶液5を含むキャリアガスを気化部22に送るためのガス出口7と、
ガス通路2内を流れるキャリアガスを冷却するための手段(冷却水)18と、
を有する分散部8と、
一端がMOCVD装置の反応管に接続され、他端が分散部8のガス出口7に接続された
気化管20と、
気化管20を加熱するための加熱手段(ヒータ)21と、
を有し、前記分散部8から送られてきた、原料溶液が分散されたキャリアガスを加熱して
気化させるための気化部22と、
を有する。
の中心に位置するように、孔の内径よりも大きな外径を有する(4.48mm径)ロッド
10を埋め込む。分散部本体とロッド10との間に形成された空間によりガス通路2が形
成される。ロッド10はビス9a,9b,9c,9dにより固定されている。なお、ガス
通路2の幅は0.01mmとなる。
未満では加工が困難である。0.10mmを超えるとキャリアガスを高速化するために高
圧のキャリアガスを用いる必要が生じてしまう。
ガス(例えばN2,Ar)源(図示せず)が接続されている。
あり、原料溶液5をガス通路2に滴下して、原料溶液5をガス通路2を通過するキャリア
ガスに原料溶液5を分散させることができる。
る。
冷却水8を流すことによりガス通路2内を流れるキャリアガスを冷却する。あるいはこの
空間の代わりに例えばペルチェ素子等を設置し冷却してもよい。分散部8のガス通路2内
は気化部22のヒータ21による熱影響を受けるためガス通路2内において原料溶液の溶
剤と有機金属錯体との同時気化が生ずることなく、溶剤のみの気化が生じてしまう。そこ
で、ガス通路2内を流れれる原料溶液が分散したキャリアガスを冷却することにより溶剤
のみの気化を防止する。特に、原料供給孔6より下流側の冷却が重要であり、少なくとも
原料供給孔6の下流側の冷却を行う。冷却温度は、溶剤の沸点以下の温度である。例えば
、THFの場合67℃以下である。特に、ガス出口7における温度が重要である。
ス出口)における炭化物による閉塞を生ずることがない。
本体1と気化管20との接続は継手24により行われ、この部分が接続部23となる。
化管20内を流れる原料溶液が分散したキャリアガスを加熱し気化させるためのヒータで
ある。ヒータ21としては例えばペルチェ素子を気化管20の外周に貼り付けることによ
り構成すればよい。
い。気化管20の寸法は適宜決定すればよいが、例えば、外径3/4インチ、長さ100
mmのものを用いればよい。
に酸素供給手段として酸素供給口25を設けてあり、所定の温度に加熱された酸素をキャ
リアガスに混入せしめる得るようにしてある。
2c,32dが、マスフローコントローラ30a,30b,30c,30d及びバルブ3
1a,31b,31c,31dを介して接続されている。
ンベ33に接続されている。
積300cc、SUS製に3kgf/cm2のキャリアガスを送り込む。リザーブータン
ク内はキャリアガスにより加圧されるため、原料溶液は溶液と接している側の管内を押し
上げられ液体用マスフローコントロ―ラ(STEC製、フルスケール流量0.2cc/m
in)まで圧送され、ここで流量が制御され、気化器の原料供給入口29から原料供給孔
6に輸送される。
制御されたキャリアガスによって反応部へ輸送される。同時にマスフロ―コントロ―ラ(
STEC製、フルスケール流量2L/minで―定流量に制御された酸素(酸化剤)も反
応部へ輸送する。
るため、そのまま放置しておくとTHF溶剤の蒸発によって有機金属錯体が析出し、最終
的に固形状になる。したがって原液と接触した配管内が、これによって配管の閉塞などを
生ずることが想定される。よって配管の閉塞を抑制するためには、成膜作業終了後の配管
内および気化器内をTHFで洗浄すればよいと考え、洗浄ラインを設けてある。洗浄は、
液体用マスフロ―コントローラの出口側から気化器までの区間とし、作業終了後にTHF
で洗い流すものである。
キャリアガスを圧送した。原料溶液は、マスフローコントローラ(STEC製 フルスケ
ール流量0.2cc/min)まで圧送され、ここで流量が制御され、溶液原料を気化器
の原料供給孔6に輸送される。
をかけすぎるとロッド10が飛び出すおそれがあるため、供給口側の最大圧力は3kgf
/cm2以下とすることが好ましく、このとき通過可能な最大流量はおよそ1200cc
/minであり、ガス通路2の通過流速は百数十m/sまで達する。
料溶液はキャリアガスの高速流により剪断され、超微粒子化される。その結果原料溶液は
キャリアガス中に超微粒子状態で分散する。原料溶液が超微粒子状態で分散したキャリア
ガス(原料ガス)は高速のまま気化部22に放出される。
給孔6からガス通路2に流入し、高速気流となったキャリアガスとともにガス通路を移動
した後、気化部22に放出される。分散部8においても、原料溶液は気化部22からの熱
によって加熱されTHFの蒸発が促進されるため、原料供給入口29から原料供給孔6ま
での区間及びガス通路2の区間を水道水によって冷却する。
1によって所定の温度に加熱された気化管20内部を輸送中に気化が促進されMOCVD
の反応管に到達する直前に設けられた酸素供給口25からの所定の温度に加熱された酸素
の混入によって混合気体となり、反応管に流入する。
44内の水分などの不純物を取り除き、排気口42下流のバルブ40を閉じた。
ガスを495cc/minで流し、反応管44内をキャリアガスで十分満たした後、バル
ブ40を開放した。ガス出口7における温度は67℃より低かった。
100℃、反応管44内を300℃〜600℃に加熱した。
した。
cc/min、0.08cc/min、0.08cc/min、0.2cc/minの流
量で流した。
ガスクロマトグラフにて分析し、検出された生成物と反応理論に基づき検討した反応式中
の生成物が一致するかどうかを調べた。その結果、本例においては、検出された生成物と
反応理論に基づき検討した反応式中の生成物はよく一致した。
果、炭化物の付着量はごくわずかであった。
本例では、図1に示す装置において、冷却手段を取り除いた装置を用いて実施例1と同
様の実験を行った。
十分であった。
炭化物の付着量は実施例1の場合の約5倍であった。
図5に実施例2に係るMOCVD用気化器を示す。
気化部22の外周にのみヒータを設けた。また、接続部23の外周には冷却手段50を設
け、接続部23の冷却を行った。
施例1の場合よりも良好な一致が見られた。
炭化物の付着量は実施例1の場合の約1/3倍であった。
図6に実施例3に係るMOCVD用気化器を示す。
ーパー51をなしている。かかるテーパー51のためその部分のデッドゾーンが無くなり
、原料の滞留を防止することができる。
施例2の場合よりも良好な一致が見られた。
炭化物の付着量は皆無に近かった。
図7にガス通路の変形実施例を示す。
本体1の内部にあけた孔の内径とほぼ同一としてある。従って、ロッド10を孔にはめ込
むだけで、偏心することなく孔内にロッド10を配置することができる。また、ビスなど
を用いる必要もない。この溝70がガス通路となる。
10の表面に螺旋状に形成してもよい。螺旋状の場合にはより均一性に優れた原料ガスを
得ることができる。
の内部にあけた孔の内径とほぼ同一としてある。突部と突部との間と孔の内面とで形成さ
れる空間がガス通路となる。
ロッドとして断面円形のものを用い、孔の方に凹部を設けてガス通路としてもよいことは
いうまでもない。
図8に基づき実施例5を説明する。
内部に形成されたガス通路と、
ガス通路に加圧されたキャリアガス3を導入するためのガス導入口4と、
ガス通路に原料溶液5a,5bを供給するための手段と、
原料溶液5a、5bを含むキャリアガスを気化部22に送るためのガス出口7と、
を有する分散部8と、
一端がMOCVD装置の反応管に接続され、他端が前ガス出口7に接続された気化管2
0と、
気化管20を加熱するための加熱手段と、
を有し、
分散部8から送られてきた、原料溶液を含むキャリアガスを加熱して気化させるための
気化部22と、
を有し、
分散部8は、円筒状中空部を有する分散部本体1と、円筒状中空部の内径より小さな外
径を有するロッド10とを有し、
ロッド10の外周の気化器22側に1又は2以上の螺旋状の溝60を有し、
ロッド10は該円筒状中空部に挿入されている。
・霧化される。すなわち、液体である原料溶液は、キャリアガスの高速流により剪断され
、粒子化される。粒子化した原料溶液は粒子状態でキャリアガス中に分散しする。この点
は、実施例1と同様である。
.5c/minで行うことがより好ましく、0.1〜0.3cc/minで行うことがさ
らに好ましい。複数の原料溶液(溶剤を含む)を同時に供給する場合には、そのトータル
量である。
0〜200m/secの速度で供給することがより好ましい。
1とロッド10との間には隙間空間が存在するため、霧化状態となった原料溶液を含むキ
ャリアガスはこの隙間空間を直進流として直進するとともに、螺旋状の溝60に沿って旋
回流を形成する。
ス中に一様に分散することを本発明者は見いだしたのである。直進流と旋回流とが併存す
ると何故に一様の分散が得られるのかの理由は必ずしも明らかではないが、次のように考
えられる。旋回流の存在により、流れに遠心力が働き、二次の流れが生じる。この二次の
流れにより、原料及びキャリアガスの混合が促進される。すなわち、旋回流の遠心効果に
より流れに対して直角方向に2次的な派生流が生じ、これによって霧化した原料溶液がキ
ャリアガス中により一様に分散するものと思われる。
cは有機金属原料、5dはTHFなどの溶剤原料)をガス通路に供給するように構成され
ている。
う)を混合するために、本例では、ロッド10の原料供給孔6に対応する部分の下流部分
に螺旋状の溝のない部分を設けてある。この部分はプレミキシング部65となる。プレミ
キシング部65において、3種類の有機金属の原料ガスはある程度混合され、さらに、下
流の螺旋構造の領域において完全な混合原料ガスとなる。均一な混合原料ガスを得るため
には、このミキシング部65の長さは、5〜20mmが好ましく、8〜15mmがより好
ましい。この範囲外の場合、3種類の有機金属の原料ガスのうち1種類のみの濃度が高い
混合原料ガスが気化部22に送られてしまうことがある。
ある。分散部本体1の円筒中空部にも平行部67とテーパー部58に対応した、ロッド1
0の平行部67の外径と同じ内径の平行部と、ロッド10のテーパーと同じテーパのテー
パ部とを設けてある。従って、ロッド10を図面上左側から挿入すれば、ロッド10は分
散部本体1の中空部内に保持される。
、3kgf/cm2よりも高圧のキャリアガスを用いてもロッド10の移動を防止するこ
とができる。すなわち、図8に示す保持技術を採用すれば、3kg/cm2以上の圧力で
キャリアガスを流すことができる。その結果、より高速のキャリアガスの供給が可能とな
る。すなわち、50〜300mm/sの高速のキャリアガスの供給も可能となる。前記し
た他の実施例においてもこの保持技術を採用すれば同様である。
リアガスの通路として溝67a,67b,67c,67dを形成しておく。各溝67a,
67b,67c,67の深さとしては、0.005〜0.1mmが好ましい。0.005
mm未満では溝の成形加工が困難となる。また、0.01〜0.05がより好ましい。こ
の範囲とすることにより目詰まりなどの発生がなくなる。また、高速流が得られやすい。
他の構成を採用してもかまわない。
数本でもよい。また、螺旋状の溝を複数本形成する場合には、クロスさせてもよい。クロ
スさせた場合には、より均一に分散した原料ガスが得られる。
例としてあげられる。
この拡張部69は実施例3において、述べた原料ガスの滞留を防止するための部分である
。もちろん、拡張部69を独立して設ける必要はなく、図6に示したように一体化した構
成としてもよい。
合、旋回流を壊すことなく原料ガスを分散部に供給することができる。
また、θがこの範囲内の場合、拡大による流体抵抗が最小となり、また、デッドの存在が
最小となり、デッドゾーンの存在による渦流の存在を最小にすることができる。なお、θ
としては、6〜7度がより好ましい。なお、図6に示した実施例の場合においても好まし
いθの範囲は同様である。
図8に示す装置を用い、次ぎなる条件で原料溶液及びキャリアガスの供給を行い、原料
ガスにおける均一性を調べた。
Bi(C6H5)3 0.08cc/min
Ta(OC2H5)5 0.08cc/min
THF 0.2cc/min
キャリアガス:窒素ガス
10〜350m/s
において螺旋溝が形成されていないロッドを用いた。
た。なお、原料供給孔からは、溝67aにはSr(DPM)2、溝67bにはBi(C6H
5)3、溝67cにはTa(OC2H5)5、溝67dにはTHFをそれぞれ供給した。
スにおける原料溶液の粒子径の測定を行った。
して図11に示す。図11からわかるように、流速を50m/s以上とすることにより分
散粒子径は小さくなり、100m/s以上とすることにより分散粒子径はさらに小さくな
る。ただ、200m/s以上としても分散粒子径は飽和する。従って、100〜200m
/sがより好ましい範囲である。
本例では、ロッドとして螺旋溝を形成したロッドを使用した。
わち、すなわち、溝67aの延長部では、Sr(DPM)2が、溝67bの延長部ではB
i(C6H5)3が、溝67cの延長部ではTa(OC2H5)5がそれぞれ他の濃度が高かっ
た。
有機金属原料が均一であった。
2 ガス通路、
3 キャリアガス、
4 ガス導入口、
5 原料溶液、
6 原料供給孔、
7 ガス出口、
8 分散部、
9a,9b,9c,9d ビス、
10 ロッド、
18 冷却するための手段(冷却水)、
20 気化管、
21 加熱手段(ヒータ)、
22 気化部、
23 接続部、
24 継手、
25 酸素導入手段(酸素供給口)、
29 原料供給入口、
30a,30b,30c,30d マスフローコントローラ、
31a,31b,31c,31d バルブ、
32a,32b,32c,32d リザーブタンク、
33 キャリアガスボンベ、
42 排気口、
40 バルブ、
44 反応管、
46 ガスパック、
51 テーパー、
70 溝。
Claims (8)
- 原料溶液を含むガスを加熱して気化する気化管と、
前記原料溶液を含むガスを前記気化管に供給するためのガス通路と、
を有する気化器であって、
前記ガス通路は、円筒状中空部内に、表面に溝が形成されているロッドをはめ込むこと
により形成されていることを特徴とする気化器。 - 原料溶液を含むガスを加熱して気化する気化管と、
前記気化管に、前記原料溶液を含むガスを供給するためのガス通路と、
を有する気化器であって、
前記ガス通路は、表面に溝を有する円筒状中空部内に、ロッドをはめ込むことにより形
成されていることを特徴とする気化器。 - 前記ガス通路に連通する原料供給孔を有する請求項1又は2記載の気化器。
- 前記溝は、前記ロッドの長手方向中心軸と平行に形成されている請求項1ないし3のいず
れか1項記載の気化器。 - 前記溝は複数形成されている請求項1ないし3のいずれか1項記載の気化器。
- 前記複数の溝の一つには有機溶媒を供給するようにした請求項5記載の気化器。
- 請求項1ないし6のいずれか1項記載の気化器を有する薄膜の形成装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1項記載の気化器を有するMOCVD装置。
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JP2008205506A (ja) | 気化器及びそれを用いた各種装置並びに気化方法 |
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