JP5182203B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成プロセスにおいて、現像装置は感光体上に形成された潜像をトナー像として現像する。現像装置では、潜像をトナー像として現像する際に磁気ブラシを形成し、形成した磁気ブラシの先端を感光体に接触させている。
ここで、磁気ブラシの接触等により、感光体上にはガサついた粒状性の悪いトナー像が現像される。具体的には、掃き目状のトナー像が現像され、特にハーフトーンの網点画像で顕著に見受けられる。なお、掃き目は磁気ブラシを形成する2成分現像方式に限らず、磁性1成分現像方式においても生じることが確認されている。
また、磁気ブラシの作用で現像ローラ回転方向下流に掃き寄せと呼ばれる、濃度過多部も発生する。
掃き目、掃き寄せを除去するため、現像部よりも感光体の回転方向下流側に電極を設け、感光体と電極との間でトナーを往復運動させることにより、一旦現像されたトナーを適正な位置に再配置させる現像装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、往復運動中にトナーが電極に付着しないように、適正電圧を電極に印加する技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平4−372964号公報 特開平6−274040号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2の技術では、現像装置の設置環境や使用頻度によってトナーが電極に付着する可能性がある。電極に付着するトナー量が多くなると、電極−感光体間の電界が弱まるためトナーの再配置効果は薄れ、結果的に画質劣化が生じる。
トナーが電極に付着しない程度の低電圧を印加すればよいが、印加電圧が低すぎると電極−感光体間でトナーは往復運動せず、上記同様トナーの再配置効果は薄れ、画質劣化が生じる。
本発明の目的は、トナーが電極に付着せず、トナーの再配置効果が得られる印加電圧値の範囲を定めた上で、トナー再配置電極に印加する電圧値を決定し得る画像形成装置を提供することである。
本発明によれば、
移動する潜像担持体に現像されたトナー像に電界を印加することにより、当該トナー像のトナーの再配置を行うトナー再配置電極と、
前記潜像担持体に現像されたトナー像のトナー量を検出するトナー検出手段と、
前記トナー検出手段により検出されたトナー量に基づいて前記トナー再配置電極に付着したトナー量又は前記潜像担持体に現像されたトナー像の濃度分布を算出し、当該算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記トナー量に基づいて前記印加電圧のAC成分の上限値を決定し、又は前記濃度分布に基づいて前記印加電圧のAC成分の下限値を決定し、当該決定された上限値以下又は当該決定された下限値以上の範囲で前記AC成分を制御する画像形成装置が提供される。
本発明によれば、トナーが電極に付着せず、トナーの再配置効果が得られる範囲内でトナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御することができ、画質劣化を防止し得る。
画像形成装置の概略構成図である。 トナー再配置ユニットの概略断面図である。 IDCセンサの概略断面図である。 パッチ画像の一例を示す図である。 IDCセンサの入力値と感光体上に付着したトナー量との関係を示す図である。 IDCセンサの入力値と副走査方向の位置との関係を示す図である。 IDCセンサの入力値と副走査方向の位置との関係を示す図である。 IDCセンサの入力値と副走査方向の位置との関係を示す図である。 電極条件設定省略処理を示すフロー図である。 第1の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第1の電極条件設定処理の概念図である。 第2の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第2の電極条件設定処理の概念図である。 第3の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第3の電極条件設定処理の概念図である。 第4の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第4の電極条件設定処理の概念図である。 判断基準テーブルの一例を示す図である。 第1の時間短縮処理を示すフロー図である。 第2の時間短縮処理を示すフロー図である。
本実施形態における画像形成装置の構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態の構成及び動作は本発明の一例にすぎず、本発明がこれに限定されるものではない。
図1に、画像形成装置10の概略構成図を示す。
画像形成装置10は、イエロー作像部Y、マゼンダ作像部M、シアン作像部C、ブラック作像部Kを備える。各作像部Y、M、C、Kは、中間転写体10Aの移動方向に沿って設けられる。
イエロー作像部Yは、形状がドラム上の感光体11Yの周囲に、帯電装置12Y、露光装置13Y、現像装置14Y、クリーニングパッド15Y、トナー再配置電極16Y、トナー検出手段としてのIDC(Image Density Control)センサ17Y、転写ローラ18Y、クリーニング装置19Y、を備えて構成される。
イエロー作像部Yは、上記の各装置(12Y〜19Y)を用いて感光体11Y上にイエローのトナー像を形成し、形成されたトナー像を中間転写体10Aに転写する。
マゼンダ作像部M、シアン作像部C、ブラック作像部Kについては、上記説明したイエロー作像部Yと同様の構成及び動作を伴うため、ここでの説明は省略する。
以下、イエロー作像部Yを例に挙げて説明する。
図2に、像担持体ユニット20を示す。
像担持体ユニット20は、画像形成装置10を構成する1つのケーシング内に、少なくとも感光体11Y、トナー再配置電極16Y及びIDCセンサ17Yを備えて構成される。また、好ましくはクリーニングパッド15Yを備える。
クリーニングパッド15Yは、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する。トナー除去時には、トナー再配置電極16Yがクリーニングパッド15Y方向に移動し、表面同士が摺擦する。
トナー除去の他の実施例としては、トナー再配置電極16Yに印加する電圧をトナー再配置動作時とトナー除去時とで切り替える方法がある。
具体的には、トナー再配置電極16YのDC成分の印加電圧をトナー再配置動作時には例えば−600Vとし、トナー除去時には−1000Vとする。AC成分の印加電圧は何れの場合も2.5kV、周波数を9kHzとする。
DC成分の印加電圧が−600Vから−1000Vに切り替わると、トナー再配置電極16Yから感光体11Yの方向により強い電界が形成される。
トナー再配置電極16Yの表面に付着していたトナーが感光体11Yに向かって飛ばされるため、電極表面のトナーを除去することができる。
トナー再配置電極16Yは、上記電圧切り替え動作をプリント時の非画像領域で行い電極表面を常時清掃する。電極にわずかなトナーが付着している場合、電圧切り替え動作が有効である。クリーニングパッド15Yと電圧切り替え動作とを併用してトナーを除去するようにしてもよい。
トナー再配置電極16Yは、現像装置14Yよりも感光体11Yの回転方向下流側に設置され、感光体11Yに近接して対向配置される。
トナー再配置電極16Yの構成及びその他周辺の構成について、下記表1に一例を示す。なお、本発明はこの例に限定されるものではない。
Figure 0005182203
トナー再配置電極16Yは、電圧印加装置41に接続される。
トナー再配置電極16Yは、電圧印加装置41により印加されるDC成分及びAC成分の電圧(以下、「DCバイアス」、「ACバイアス」及びこれらを総称して「バイアス電圧」という)によって、表面近傍に電界を形成する。
図3に、IDCセンサ17Yの概略断面図を示す。
IDCセンサ17Yは、発光素子71Y及び受光素子72Yを備えて構成され、感光体11Yに対向設置される。
発光素子71Yは、発光中心波長が780[nm]のLEDにより構成される。
受光素子72Yは、フォトダイオードにより構成される。
IDCセンサ17Yは、発光素子71Yにより感光体11Yの表面に赤外線(照射光)を照射し、感光体11Yの表面から反射された反射光を受光素子72Yにより受光する。
IDCセンサ17Yは、感光体11Yの表面で乱反射された反射光のうち、角度45°の反射光のみを受光する構造となっている。
図2に戻り、電圧印加装置41は、制御部42の制御により、感光体11Y及び現像ローラ141YにはDCバイアスを印加し、トナー再配置電極16YにはDCバイアス及びACバイアスを印加する。
制御部42は、記憶部43に記憶されている各種プログラムとの協働により、電圧印加装置41によってトナー再配置電極16Yに印加されるバイアス電圧値を決定する。
また、制御部42は、温湿度検出部44、カウント部45又は平均カバレッジ算出部46から出力された各種データを入力し、入力されたデータに基づいてバイアス電圧値を決定する。
記憶部43は、RAM又はROM等によって構成され、各種プログラムやプログラムを実行して得られたデータ等を記憶する。
温湿度検出部44は、温度又は湿度を検出し、検出された温度又は湿度に関するデータを制御部42に出力する。
カウント部45は、直近から予め定められた過去分までのプリント数を計算し、計算されたプリント数に関するデータを制御部42に出力する。
平均カバレッジ算出部46は、直近から予め定められた過去分までの平均カバレッジを算出し、算出された平均カバレッジに関するデータを制御部42に出力する。
図4及び図5を参照して、トナー再配置電極16Yのトナー汚れの検出方法について説明する。検出されたトナー汚れは、後述する電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16)において、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
トナー汚れは、トナー再配置電極16Yに印加するバイアス電圧が大きく、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間に形成される電界が強い場合に生じる。トナー汚れを改善するためには、バイアス電圧を小さくし、電界を弱くする必要がある。
図4に、パッチ画像P1、P2を示す。
パッチ画像P1、P2は、5mm×5mmのハーフトーンのトナー像であり、感光体11Y上に形成される。パッチ画像P1とパッチ画像P2との間は、10mm程度である。
IDCセンサ17Yにより、パッチ画像P1、P2に照射光が照射され、感光体11Y上のパッチ画像P1、P2から反射された反射光が入力される。
感光体11Y上に形成されたトナー像の濃度が高いほどIDCセンサ17Yに入力される反射光の量は少なく、濃度が低いほど入力される反射光の量は多くなる。
トナー再配置電極16Yは、パッチ画像P1に対してはトナー再配置動作を行わず、パッチ画像P2に対してはトナー再配置動作を行う。つまり、パッチ画像P1がトナー再配置電極16Yを通過する際はトナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加せず、パッチ画像P2がトナー再配置電極16Yを通過する際はトナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加する。
トナー再配置電極16Yについて上記動作を行い、IDCセンサ17Yを用いてパッチ画像P1、P2の濃度を検出する。これにより、パッチ画像P1とパッチ画像P2とのトナー量の変動を比較することができる。
比較した結果トナー量に変動があれば、変動したトナー量分だけトナーはトナー再配置電極16Yに付着したことになる。
図5に、IDCセンサ17Yの入力値と感光体11Y上に付着したトナー量との関係を示す。
グラフG1は、パッチ画像がY、M、Cの場合であり、グラフG2はパッチ画像がKの場合を示す。グラフG1、G2における傾向は同様である。
以下、グラフG1について説明する。
縦軸は、IDCセンサ17Yが6V相当の照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、感光体11Y上に付着したトナー量[g/m2]を示す。
パッチ画像P1に対して照射光が照射され、パッチ画像P1から反射された反射光の入力値が1.6Vの場合、感光体11Y上のトナー量は1.5g/m2である。
パッチ画像P2に対して照射光が照射され、パッチ画像P2から反射された反射光の入力値が1.8Vの場合、感光体11Y上のトナー量は1.4g/m2である。
上記の場合、トナー再配置電極16Yに付着したトナー量は、1.5g/m2−1.4g/m2=0.1g/m2となる。
本実施形態では、下記式1の条件を満たした場合、トナー再配置電極16Yにトナー汚れが発生したものと判断する。
<式1>
(バイアス電圧ON時のIDCセンサ17Yの入力値)−(バイアス電圧OFF時のIDCセンサ17Yの入力値)≧0.25V・・・(1)
図6を参照して、掃き寄せ量の測定方法について説明する。
測定される濃度変化量(掃き寄せ量)は、後述する電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16)において、トナー像に掃き寄せがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
ここで、掃き寄せとは、図2の説明で上述したように、現像方式が逆転現像の場合にはトナー像後端で、正転現像の場合にはトナー像先端で、トナー量が過剰になることをいう。
掃き寄せを改善するためには、トナーの再配置を十分に行う必要がある。再配置を十分に行うためには、トナー再配置電極16Yに印加する電圧を大きくし、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間に形成される電界を強くする必要がある。
図6に示すパッチ画像P3は、掃き寄せ検出用のパッチ画像であり、5mm×10mm、200lpi、45°のラインスクリーンで形成される。各画素データは180/255である。
グラフG3の縦軸は、IDCセンサ17Yが照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、副走査方向の位置を示す。
グラフG3において、領域A1の面積を掃き寄せ量として決定する。
図7を参照して、吸い込み量の測定方法について説明する。
測定される濃度変化量(吸い込み量)は、後述する電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16)において、トナー像に吸い込みがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
吸い込みとは、現像方式が逆転現像の場合にはトナー進行方向前にあるべた部と隣接したハーフトーン部で、正転現像の場合にはトナー進行方向後ろにあるべた部と隣接したハーフトーン部で、トナー量が不足することをいう。
図7に示すパッチ画像P4は、吸い込み検出用のパッチ画像であり、5mm×15mm、200lpi、45°のラインスクリーンで形成される。各画素データは255−180/255−255である。
グラフG4の縦軸は、IDCセンサ17Yが照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、副走査方向の位置を示す。
グラフG4において、領域A2の面積を吸い込み量として決定する。
図8を参照して、先端濃度欠けの測定方法について説明する。
測定される濃度変化量(欠け量)は、後述する電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16)において、トナー像に先端濃度欠けがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
先端濃度欠けとは、図2の説明で上述したように、現像方式が逆転現像の場合にはトナー像先端でトナー量が不足することをいう。
図8に示す基準線及びパッチ画像P5は、先端濃度欠け検出用の基準線及びパッチ画像であり、パッチ画像P5は5mm×10mm、200lpi、45°のラインスクリーンで形成される。各画素データは255−200/255である。
グラフG5の縦軸は、IDCセンサ17Yが照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、副走査方向の位置を示す。
グラフG5において、領域A3の面積を欠け量として決定する。
図9を参照して、省略処理について説明する。
制御部42は、トナー再配置電極16Yに電圧が印加されていない状態で、用紙上に形成された画像について掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS1)。
掃き寄せがあるか否かの判断において、制御部42は、領域A1(図6)が予め定められた値よりも大きい場合には掃き寄せあり、小さい場合には掃き寄せなし、として判断する。
なお、ステップS1では、掃き寄せの有無を判断基準として用いたがこれに限らず、他の濃度変化量、例えばトナー汚れの有無(図4、図5)、吸い込みの有無(図7)、先端濃度欠けの有無(図8)、を判断基準として用いてもよい。
掃き寄せがある場合(ステップS1;Y)、制御部42は、電極条件設定処理に移行する(ステップS2)。
電極条件設定処理については、図10〜図17の説明で後述するが、主な処理内容としては、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値の適正化が行われる。
掃き寄せが無い場合(ステップS1;N)、制御部42は、電極条件設定処理(ステップS2)を省略してプリントモードに移行する(ステップS3)。
制御部42は、プリントモードにおいて用紙に画像を形成し、本処理を終了する。
本処理により、不要に電極条件設定処理を行う必要が無くなり、画像形成装置10の生産性の向上を図ることができる。
上記図9のフローでは、ステップS1で掃き寄せ(トナー汚れ、吸い込み、濃度欠け)の有無を判断して、掃き寄せ等がある場合には電極条件設定処理に移行するとしたが、その他、下記のタイミングで電極条件設定処理が行われるとしてもよい。
(1)画像形成装置10を工場から出荷する前、(2)感光体11Y又は感光体11Yの図示しないカートリッジを交換した後、(3)現像剤を交換した後、(4)環境変化時、例えば湿度が15%以上変化した場合、(5)画像形成装置10の休止時、(6)一定枚数、例えば5万枚プリントごと、(7)ユーザによる設定時、の何れかのタイミングで電極条件設定処理を行うか否かが判断されるとしてもよい。
以下、電極条件設定処理について説明する。
図10を参照して、第1の電極条件設定処理について説明する。
第1の電極条件設定処理では、トナー像に掃き寄せが生じず、トナー再配置電極16Yにトナー汚れが生じない範囲の中間値をACバイアス値として決定することができる。
制御部42は、変数m、nをm=0、n=0にして初期化する(ステップS11)。
変数m、nは、ACバイアス変更時に用いる値である。
制御部42は、感光体11Yに現像されたトナー像に掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS12)。
掃き寄せがあるか否かの判断において、制御部42は、領域A1(図6)が予め定められた値よりも大きい場合には掃き寄せあり、小さい場合には掃き寄せなし、として判断する。
なお、ステップS12では、掃き寄せの有無を判断基準として用いたがこれに限らず、他の濃度変化量、例えば吸い込みの有無(図7:領域A2)、先端濃度欠けの有無(図8:領域A3)、を判断基準として用いてもよい。
上記判断基準の置きかえは、本処理(図10)及び他の処理(図12、図14、図16)でも同様に可能である。
掃き寄せがある場合(ステップS12;Y)、制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0+0.1×m、にする(ステップS13)。
Vaceはトナー再配置電極16Yに印加するACバイアスの値、Vace0は、本処理前のイニシャルのACバイアスの値である。
掃き寄せがある場合とは、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間に形成された電界が弱く、トナー再配置効果が弱いということであるから、上記のようにACバイアスを上げて電界を強くする。
制御部42は、ACバイアスを上げた後に再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS14)。
掃き寄せがある場合(ステップS14;Y)、ACバイアスを更に上げて電界を強くする必要があるため、制御部42はステップS13に移行する。
掃き寄せが無い場合(ステップS14;N)、制御部42は、VaceminをVacemin=Vaceにして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS15)。
Vaceminは、掃き寄せが無くなった時点のACバイアス(以下、「下限ACバイアス」)である。
制御部42は、n=n+1、Vace=Vacemin+0.1×n、にする(ステップS16)。
掃き寄せが無くなった以降もACバイアスを上げていき、今度はトナー再配置電極16Yにトナー汚れが生じる時点のACバイアスを検出する。
制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS17)。
トナー汚れの有無の判断基準は、上記式1に示した通りである。
トナー汚れが無い場合(ステップS17;N)、制御部42は、トナー汚れが生じる時点までACバイアスを更に上げるためステップS16、S17を繰り返す。
トナー汚れがある場合(ステップS17;Y)、制御部42は、Vacemax=Vace+0.1(n−1)にして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS18)。
Vacemaxは、トナー汚れが生じた時点のACバイアスからnを−1だけデクリメントし、トナー汚れが生じる直前のACバイアス(以下、「上限ACバイアス」)である。
制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS19)。
制御部42は、トナー再配置電極16Yに印加する電圧について、ACバイアスをVace=(Vacemin+Vacemax)/2、DCバイアスをVdce=(Vd+V0)/2にして(ステップS20)、第1の電極条件設定処理を終了する。
なお、Vdceはトナー再配置電極16YのDCバイアスの値、Vdcは現像ローラ141Yの電位、V0は感光体11Yの電位である。
下限ACバイアスの値から上限ACバイアスの値までの制御範囲は、掃き寄せもトナー汚れもない範囲である。つまり、画質劣化が生じない範囲であり、以下これを「適正範囲」として説明する。
ステップS20において、制御部42は適正範囲の中間値をACバイアスとして決定し、現像ローラ141Yの電位と感光体11Yの電位との中間値をDCバイアスとして決定している。
ステップS12に戻り、掃き寄せが無い場合(ステップS12;N)、制御部42はトナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS21)。
トナー汚れがある場合(ステップS21;Y)、制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yに付着したトナーを除去する(ステップS22)。
制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0−0.1×m、にする(ステップS23)。
トナー汚れがある場合、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間に形成された電界が強くトナーが電極に引き寄せられている状態であるため、上記のようにACバイアスを下げて電界を弱くする。
制御部42は、ACバイアスを下げた後に再度トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS24)。
トナー汚れがある場合(ステップS24;N)、ACバイアスを更に下げて電界を弱くする必要があるため、制御部42はステップS22〜S24を繰り返す。
トナー汚れが無い場合(ステップS24;Y)、制御部42は、VacemaxをVacemax=Vaceにして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS25)。
制御部42は、n=n+1、Vace=Vacemax−0.1×n、にする(ステップS26)。
今度は上記のようにACバイアスを下げ、下限ACバイアス(Vacemin)を検出する。
制御部42は、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS27)。
掃き寄せが無い場合(ステップS27;N)、制御部42は、ステップS26に移行する。
掃き寄せがある場合(ステップS27;Y)、制御部42は、Vacemin=Vace−0.1(n−1)にして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS28)。
制御部42は、上述したステップS19、S20の処理を行い、トナー再配置電極16Yに印加する適正なACバイアス値を決定することで、第1の電極条件設定処理を終了する。
ステップS21に戻り、トナー汚れが無い場合(ステップS21;N)、制御部42は、ステップS29に移行する。
ここで、ステップS29に移行する場合とは、掃き寄せが無く(ステップS12;N)、トナー汚れも無い(ステップS21;N)場合であり、本処理前のイニシャルのACバイアス値(Vace0)は適正範囲内にあるといえる。
しかし、適正範囲内でも、上限ACバイアス又は下限ACバイアスに近い値のACバイアスである場合が考えられる。この場合、画像形成装置の設置環境や使用頻度によってはACバイアス値は適正範囲を外れる場合がある。適正範囲を外れ難い値、つまり適正範囲の中間値を決定するため、制御部42はステップS29以降の処理で上限ACバイアス及び下限ACバイアスを検出する。
制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0+0.1×m、にして(ステップS29)、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS30)。
トナー汚れが無い場合(ステップS30;N)、制御部42は、トナー汚れが生じる時点までACバイアスを更に上げるためステップS29に移行する。
トナー汚れがある場合(ステップS30;Y)、制御部42は、Vacemax=Vace+0.1(m−1)、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS31)。
制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS32)。
制御部42は、n=n+1、Vace=Vace0−0.1×n、にして(ステップS33)、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS34)。
掃き寄せが無い場合(ステップS34;N)、制御部42は、掃き寄せが生じるまでACバイアスを下げるためステップS33に移行する。
掃き寄せがある場合(ステップS34;Y)、制御部42は、Vacemin=Vace−0.1(n−1)、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS28)。
制御部42は、上述したステップS19、S20の処理を行い、トナー再配置電極16Yに印加する適正なACバイアス値を決定することで、第1の電極条件設定処理を終了する。
図11に、第1の電極条件設定処理の概念図を示す。
縦軸はVdce/d、横軸はVace/dを示す。
Vdceはトナー再配置電極16YのDCバイアスの値、dはトナー再配置電極16Yと感光体11Yとの距離、Vaceはトナー再配置電極16YのACバイアスの値である。
O.W.(オペレーションウインドウ)は、掃き寄せもトナー汚れも無い範囲である。つまり、画質劣化が生じない範囲であり、図10の処理説明で上述してきた適正範囲に該当する。
Vaceminは、下限ACバイアスの値であり、掃き寄せが生じる直前のACバイアスの値である。下限ACバイアスは、濃度変化量(掃き寄せ量=領域A1等)が予め定められた値よりも大きいか否かに基づいて定められる(ステップS14参照)。
Vacemaxは、上限ACバイアスの値であり、トナー汚れが生じる直前のACバイアスの値である。上限ACバイアスは、トナー汚れが予め定められた値(0.25V;式1参照)よりも大きいか否かに基づいて定められる(ステップS17参照)。
最終設定値は、VaceminとVacemaxとを足して2で割った値であり、つまり適正範囲の中間値であり、図10の処理で最終的に決定されるACバイアスの値である。
L1は、ステップS13〜S19(図10)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L2は、ステップS22〜S28(図10)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L3は、ステップS29〜S32(図10)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L4は、ステップS33、S34、S28(図10)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
図11に示すように、第1の電極条件設定処理(図10)により、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアスが適正範囲(O.W.)の中間値付近に決定され、ACバイアスの値は適正範囲(O.W.)から外れ難くなる。第1の電極条件設定処理を一度行うことにより、電極条件を再度設定し直す間隔を長くすることができる。
図12を参照して、第2の電極条件設定処理について説明する。
第2の電極条件設定処理では、第1の電極条件設定処理(図10参照)よりも処理時間の短縮化を図ることができる。適正範囲(O.W.)が予めある程度定まっている場合に有効な処理である。ここでは、適正範囲=2Lと予め定まっていることを前提として説明する。
制御部42は、変数m、nをm=0、n=0にして初期化する(ステップS41)。
制御部42は、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS42)。
掃き寄せがある場合(ステップS42;Y)、下限ACバイアスを検出するため制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0+0.1×m、にする(ステップS43)。
制御部42は、ACバイアスを上げて再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS44)。
掃き寄せが無い場合(ステップS44;Y)、制御部42は、ステップS43、S44を繰り返す。
掃き寄せがある場合(ステップS44;N)、制御部42は、Vacemin=Vace、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS45)。
制御部42は、Vace=Vacemin+L、Vdce=(Vdc+V0)/2
にして(ステップS46)、第2の電極条件設定処理を終了する。
Lは、適正範囲(O.W.)の半分の値である。
第2の電極条件設定処理は適正範囲=2Lが予め定まっている場合についての処理であるから、下限ACバイアスに適正範囲の半分の値=Lを足すことで、ACバイアスを適正範囲の中間値付近に容易に決定することができる。
ステップS42に戻り、掃き寄せが無い場合(ステップS42;N)、制御部42はトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS47)。
トナー汚れがある場合(ステップS47;Y)、上限ACバイアスを検出するため制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いて電極表面に付着したトナーを除去し(ステップS48)、n=n+1、Vace=Vace0−0.1×n、にする(ステップS49)。
制御部42は、再度トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS50)。
トナー汚れが無い場合(ステップS50;Y)、制御部42は、上限ACバイアスを検出するまでステップS48〜S50を繰り返す。
トナー汚れがない場合(ステップS50;N)、制御部42は、Vacemax=Vace、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS51)。
制御部42は、Vace=Vacemax−L、Vdce=(Vdc+V0)/2
にして(ステップS46)、第2の電極条件設定処理を終了する。
上限ACバイアスから適正範囲の半分の値=Lを引くことで、ACバイアスを適正範囲の中間値付近に容易に決定することができる。
ステップS47に戻り、トナー汚れが無い場合(ステップS47;N)、制御部42は、Vace=Vace0、Vdce=(Vdc+V0)/2にして(ステップS53)、第2の電極条件設定処理を終了する。
図13に、第2の電極条件設定処理の概念図を示す。
縦軸はVdce/d、横軸はVace/dを示す。
Vdceはトナー再配置電極16YのDCバイアスの値、dはトナー再配置電極16Yと感光体11Yとの距離、Vaceはトナー再配置電極16YのACバイアスの値である。
その他、適正範囲(O.W.)、Vacemin、Vacemax、最終設定値(Vace)、については図11で説明した内容と同様であるためここでの説明は省略する。
L5は、ステップS43〜S45(図12)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L6は、ステップS49〜S51(図12)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L7は、ステップS42、S47(図12)の処理において掃き寄せもトナー汚れもなかった場合の位置を示している。
図13に示すように、適正範囲(O.W.)=2Lと予め定まっている場合、第2の電極条件設定処理(図12)により、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアスが適正範囲(O.W.)の中間値付近に容易に決定される。第2の電極条件設定処理(図12)では、第1の電極条件設定処理(図10)と同様の効果を得るとともに、第1の電極条件設定処理よりも処理時間を短縮化することがでる。
図14を参照して、第3の電極条件設定処理について説明する。
第3の電極条件設定処理では、第1、第2の電極条件設定処理(図10、図12)で決定されるACバイアス値よりも大きい値が決定される。第3の電極条件設定処理により、トナーの再配置効果を向上させることができる。
掃き寄せが生じやすい環境下で有効な処理である。
制御部42は、変数m、nをm=0、n=0にして初期化する(ステップS61)。
制御部42は、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS62)。
掃き寄せがある場合(ステップS62;Y)、制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0+0.1×m、にする(ステップS63)。
制御部42は、ACバイアスを上げた後、再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS64)。
掃き寄せがある場合(ステップS64;Y)、制御部42は、ステップS63に移行する。
掃き寄せがない場合(ステップS64;N)、制御部42は、下限ACバイアスをVacemin=Vace、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS65)。
制御部42は、トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS66)。
トナー汚れが無い場合(ステップS66;N)、制御部42は、n=n+1、Vace=Vace0+0.05×n、にする(ステップS67)。
制御部42は、ACバイアスを上げた後、再度トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS68)。
トナー汚れが無い場合(ステップS68;N)、制御部42は、ステップS67、S68を繰り返す。
トナー汚れがある場合(ステップS68;Y)、制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS69)。
制御部42は、Vacemax=Vace−0.05(n−1)、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS70)。
制御部42は、Vace=Vacemax、Vdce=(Vdc+V0)/2、にして(ステップS71)、第3の電極条件設定処理を終了する。
ステップS62に戻り、掃き寄せが無い場合(ステップS62;N)、制御部42はステップ66に移行する。
ステップS66に移行した後、トナー汚れがない場合(ステップS66;N)、制御部42はステップS67〜S71を経由して、第3の電極条件設定処理を終了する。
ステップS66に戻り、トナー汚れがある場合(ステップS66;Y)、制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS72)。
制御部42は、n=n+1、Vace=Vace0−0.05×n、にする(ステップS73)。
制御部42は、トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS74)。
トナー汚れがある場合(ステップS74;Y)、制御部42は、ステップS72〜S74を繰り返す。
トナー汚れが無い場合(ステップS74;N)、制御部42は、Vacemax=Vace、にして記憶部43に一時的に記憶する(ステップS75)。
制御部42は、ステップS71を経由して、第3の電極条件設定処理を終了する。
図15に、第3の電極条件設定処理の概念図を示す。
縦軸はVdce/d、横軸はVace/dを示す。
Vdceはトナー再配置電極16YのDCバイアスの値、dはトナー再配置電極16Yと感光体11Yとの距離、Vaceはトナー再配置電極16YのACバイアスの値である。
その他、適正範囲(O.W.)、Vacemin、Vacemax、最終設定値(Vace)については、図11で説明した内容と同様であるためここでの説明は省略する。
L8は、ステップS63〜S70(図14)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L9は、ステップS67〜S70(図14)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L10は、ステップS72〜S75(図14)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
図15に示すように、第3の電極条件設定処理(図14)により、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアスが適正範囲(O.W.)内の最大値で決定される。トナー汚れを防止しつつ、高い画質改善効果(トナーの再配置効果)を得ることができる。
図16を参照して、第4の電極条件設定処理について説明する。
第4の電極条件設定処理では、第1、第2の電極条件設定処理(図10、図12)で決定されるACバイアス値よりも小さい値が決定される。トナー再配置電極16Yにトナーが付着し易い環境下で有効な処理である。
制御部42は、変数m、n、pをm=0、n=0、p=0、にして初期化する(ステップS81)。
制御部42は、トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS82)。
トナー汚れがない場合(ステップS82;N)、制御部42は、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS83)。
掃き寄せがある場合(ステップS83;Y)、制御部42は、m=m+1、Vace=Vace0+0.05×m、にする(ステップS84)。
制御部42は、ACバイアスを上げた後、再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS85)。
掃き寄せがある場合(ステップS85;Y)、制御部42は、ステップS84、S85を繰り返す。
掃き寄せが無い場合(ステップS85;N)、制御部42は、Vacemin=Vaceにして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS86)。
制御部42は、Vace=Vacemin、Vdce=(Vdc+V0)/2、にして(ステップS87)、第4の電極条件設定処理を終了する。
ステップS83に戻り、掃き寄せが無い場合(ステップS83;N)、制御部42はn=n+1、Vace=Vace0−0.05×n、にする(ステップS88)。
制御部42は、ACバイアスを下げた後、再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS89)。
掃き寄せが無い場合(ステップS89;N)、制御部42はステップS88、S89を繰り返す。
掃き寄せがある場合(ステップS89;N)、制御部42は、Vacemin=Vace0−0.05(n−1)にして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS90)。
制御部42は、ステップS87を経由して、第4の電極条件設定処理を終了する。
ステップS82に戻り、トナー汚れがある場合(ステップS82;Y)、制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS91)。
制御部42は、p=p+1、Vace=Vace0−0.05×p、にする(ステップS92)。
制御部42は、ACバイアスを下げた後、再度トナー汚れがあるか否か判断する(ステップS93)。
トナー汚れがある場合(ステップS93;Y)、制御部42は、ステップS91〜S93を繰り返す。
トナー汚れが無い場合(ステップS93;N)、制御部42は、Vacemax=Vaceにして、記憶部43に一時的に記憶する(ステップS94)。
制御部42は、ステップS83に移行した後、ステップS83、S88〜S90、S87を経由して、第4の電極条件設定処理を終了する。
図17に、第4の電極条件設定処理の概念図を示す。
縦軸はVdce/d、横軸はVace/dを示す。
Vdceはトナー再配置電極16YのDCバイアスの値、dはトナー再配置電極16Yと感光体11Yとの距離、Vaceはトナー再配置電極16YのACバイアスの値である。
その他、適正範囲(O.W.)、Vacemin、Vacemax、最終設定値(Vace)、については図11で説明した内容と同様であるためここでの説明は省略する。
L11は、ステップS84〜S86(図16)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L12は、ステップS88、S89(図16)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
L13は、ステップS91〜S94、S88、S89(図16)の処理を行った場合のACバイアスの推移を示している。
図17に示すように、第4の電極条件設定処理(図16)により、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値が適正範囲(O.W.)内の最小値で決定される。トナー再配置電極16Yにトナーが付着し易い環境下でトナー汚れを防止しつつ、掃き寄せを回避することができる。
図18に、判断基準テーブルの一例を示す。
判断基準テーブルT1は、上記説明してきた第1〜第4の電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16参照)のうち、何れの処理によってACバイアスの値を決定するかについて定めたテーブルである。
判断基準テーブルT1では、(1)環境、(2)現像剤寿命又は(3)平均カバレッジと第1〜第4の電極条件設定処理のうち何れかの処理とが対応付けられている。
判断基準テーブルT1は、記憶部43に記憶される。
制御部42は、温湿度検出部44、カウント部45、平均カバレッジ算出部46から出力される各種データと判断基準テーブルT1とに基づいて、上記第1〜第4の電極条件設定処理の何れかを選択する。
環境が温度10℃/湿度20%(低温低湿)の場合、トナーの帯電量が高くトナーが電界に追従しやすい。つまり、トナーがトナー再配置電極16Yに付着しやすい。よって、低温低質の環境条件と第4の電極条件設定処理(図16)とが対応付けられている。
環境が温度20℃/湿度50%(常温常湿)の場合、トナーの帯電量は安定している。よって、常温常湿の環境条件と第1の電極条件設定処理(図10)又は第2の電極条件設定処理(図12)とが対応付けられている。
環境が30℃/湿度80%(高温高湿)の場合、トナーの帯電量が低く掃き寄せが発生しやすい。よって、高温高湿の環境条件と第3の電極条件設定処理(図14)とが対応付けられている。
現像剤寿命が現像剤導入時(スタート時)の場合、トナーの帯電量は安定している。よって、スタート時と第1の電極条件設定処理又は第2の電極条件設定処理とが対応付けられている。
現像剤寿命の終了間際(ライフ後半)の場合、トナーの帯電量が低く掃き寄せが発生しやすい。よって、ライフ後半と第3の電極条件設定処理とが対応付けられている。
平均カバレッジが5%未満の場合、外添剤の埋没等によりトナーが動きにくくなっている。よって、5%未満の場合と第3の電極条件設定処理とが対応付けられている。
平均カバレッジが5%以上、20%未満の場合、トナーの帯電量は安定している。よって、5%以上、20%未満の場合と第1の電極条件設定処理とが対応付けられている。
平均カバレッジが20%以上の場合、新規トナーの割合が多く、動きやすくなっている。よって、20%以上の場合と第4の電極条件設定処理とが対応付けられている。
図19を参照して、第1の時間短縮処理について説明する。
第1の時間短縮処理では、ACバイアス値が適正範囲(O.W.)から外れて掃き寄せが生じるような場合に、適正範囲内にACバイアス値を再度決定し直すまでに費やす時間を短縮することができる。
制御部42は、Vdce=(Vdc+V0)/2=Vdce0、にして初期化する(ステップS101)。
制御部42は、n=0、Vace=Vace0、にして初期化する(ステップS102)。
制御部42は、掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS103)。
掃き寄せがある場合(ステップS103;Y)、制御部42は、n=n+1にする(ステップS104)。
制御部42は、Vace=Vace0+0.05×n、にする(ステップS105)。
制御部42は、ACバイアスを上げた後、再度掃き寄せがあるか否か判断する(ステップS106)。
掃き寄せがある場合(ステップS106;Y)、制御部42は、ステップS104〜S106を繰り返す。
掃き寄せが無い場合(ステップS106;N)、制御部42は、Vace=Vace0+0.05×n、Vdce=Vdec0にして(ステップS107)、第1の時間短縮処理を終了する。
ステップS103に戻り、掃き寄せが無い場合(ステップS103;N)、制御部42はVace=Vace0、Vdce=Vdc0にして(ステップS108)、第1の時間短縮処理を終了する。
図20を参照して、第2の時間短縮処理について説明する。
第2の時間短縮処置では、ACバイアス値が適正範囲(O.W.)の範囲から外れてトナー汚れが生じるような場合に、適正範囲内にACバイアス値を再度決定し直すまでに費やす時間を短縮することができる。
ステップS111、S112は、図19のステップS101、S102と同様である。
制御部42は、濃度変化があるか否か判断する(ステップS113)。
濃度変化の有無の判断において、制御部42は、吸い込み量(図7;領域A2)又は欠け量(図8;領域A3)に基づいて判断する。
濃度変化がある場合(ステップS113;Y)、制御部42は、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する(ステップS114)。
制御部42は、n=n+1にする(ステップS115)。
制御部42は、Vace=Vace0−0.05×n、にする(ステップS116)。
制御部42は、ACバイアスを下げた後、再度濃度変化があるか否か判断する(ステップS117)。
濃度変化がある場合(ステップS117;Y)、制御部42は、ステップS115〜S117を繰り返す。
濃度変化が無い場合(ステップS117;N)、制御部42は、Vace=Vace0−0.05×n、Vdce=Vdece0にして(ステップS118)、第2の時間短縮処理を終了する。
ステップS113に戻り、濃度変化が無い場合(ステップS113;N)、制御部42はVace=Vace0、Vdce=Vdce0にして(ステップS119)、第2の時間短縮処理を終了する。
表2〜表4を参照して、性能確認テストについて説明する。
性能確認テストにおける実施例及び比較例の共通条件は、下記表2の通りである。
Figure 0005182203
<実施例1>
実施例1では、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間の距離が0.24mm、0.3mm、0.36mmのそれぞれの場合につき、第1の電極条件設定処理(図10)を行った。その後、トナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加させてプリント動作を行った。
<比較例1>
比較例1では、上記0.24mm、0.3mm、0.36mmのそれぞれの場合につき、第1の電極条件設定処理(図10)を行わずに、トナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加させてプリント動作を行った。
性能確認テスト1の結果は、下記表3の通りである。
Figure 0005182203
評価(〇評価/×評価)は、目視により掃き寄せやノイズが全く確認できなかった場合は〇評価、全体的又は部分的にでも確認できた場合は×評価とした。
表3に示すように、トナー再配置電極16Y−感光体11Y間の距離が0.24mmの場合、掃き寄せは実施例1及び比較例1ともに確認されなかった(〇評価)。
ノイズは実施例1で確認されなかったが(〇評価)、比較例1で確認された(×評価)。
0.3mmの場合、掃き寄せ及びノイズは実施例1及び比較例1ともに確認されなかった(〇評価)。
0.36mmの場合、掃き寄せは実施例1では確認されなかったが(〇評価)、比較例1で確認された(×評価)。
ノイズは実施例1及び比較例1ともに確認されなかった(〇評価)。
なお、実施例1において、第2〜第4の電極条件設定処理(図12、図14、図16)を行った場合でも、上記表3と同様の結果を得ている。
<実施例2>
実施例2では、第1の電極条件設定処理(図10)を行った後、常温常湿、高温高湿の環境下でトナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加させて用紙1万枚のプリント動作を行った。
高温高湿の環境下では、用紙2千枚のプリント動作毎に第2の時間短縮処理(図20)を行った。
<比較例2>
比較例2では、第1の電極条件設定処理(図10)を行わず、常温常湿、高温高湿の環境下でトナー再配置電極16Yにバイアス電圧を印加させて用紙1万枚のプリント動作を行った。
性能確認テスト2の結果は、下記表4の通りである。
Figure 0005182203
評価(〇/×評価)は、性能確認テスト1と同様、目視により掃き寄せやノイズが全く確認できなかった場合は〇評価、全体的又は部分的にでも確認できた場合は×評価とした。
表4に示すように、常温常湿の環境下において、実施例2及び比較例2ともに掃き寄せ及びノイズは確認されなかった(〇評価)。
高温高湿の環境下において、掃き寄せは実施例2では確認されなかったが(〇評価)、比較例2で確認された(×評価)。
また、高温高湿の環境下において、ノイズは実施例2及び比較例2ともに確認されなかった(〇評価)。
以上のように、本実施形態によれば、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値を適正範囲(O.W.)内に決定することができるため、掃き寄せ及びトナー汚れを解消し、画質劣化を防止し得る。
また、適正範囲(O.W.)の上限値及び下限値から中間値を決定し、これをACバイアス値として決定することができる。適正範囲から外れ難い値を決定することができるため、一度決定した後は長期間再決定する処理を行わずに済む。
また、適正範囲(O.W.)が予め定められている場合、上限値又は下限値の何れか一方の値から中間値付近の値を算出することができ、算出された値をトナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値として決定することができる。上限値及び下限値の両方を決定した上で中間値を決定するよりも処理の短縮化を図ることができる。
また、適正範囲(O.W.)の上限値をトナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値として決定してもよい。掃き寄せが生じ易い環境下(例えば、高温高湿)で有効であり、トナー再配置効果を十分に得ることができる。
また、適正範囲(O.W.)の下限値をトナー再配置電極16Yに印加するACバイアス値として決定してもよい。トナー再配置電極16Yにトナーが付着し易い環境下(例えば、低温低湿)で有効である。
また、温湿度検出部44により検出される温度又は湿度の情報に基づいて、第1〜第4の電極条件設定処理(図10、図12、図14、図16)のうち、何れの処理によりACバイアス値を決定するか選択することができる。
また、カウント部45によりカウントされるプリント数の情報に基づいて、第1〜第4の電極条件設定処理のうち、何れの処理によりACバイアス値を決定するか選択することができる。
また、平均カバレッジ算出部46により算出される平均カバレッジの情報に基づいて、第1〜第4の電極条件設定処理のうち、何れの処理によりACバイアス値を決定するか選択することができる。
また、クリーニングパッド15Yによって、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去することができる。
また、トナー再配置電極16Yに印加するDCバイアスを切り替えて、トナー再配置電極16Yに付着したトナーを感光体11Yに飛翔させて除去することができる。
10 画像形成装置
20 像担持体ユニット
11Y 感光体
14Y 現像装置
15Y クリーニングパッド
16Y トナー再配置電極
17Y IDCセンサ
41 電圧印加装置
42 制御部
43 記憶部
44 温湿度検出部
45 カウント部
46 平均カバレッジ算出部

Claims (10)

  1. 移動する潜像担持体に現像されたトナー像に電界を印加することにより、当該トナー像のトナーの再配置を行うトナー再配置電極と、
    前記潜像担持体に現像されたトナー像のトナー量を検出するトナー検出手段と、
    前記トナー検出手段により検出されたトナー量に基づいて前記トナー再配置電極に付着したトナー量又は前記潜像担持体に現像されたトナー像の濃度分布を算出し、当該算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記トナー量に基づいて前記印加電圧のAC成分の上限値を決定し、又は前記濃度分布に基づいて前記印加電圧のAC成分の下限値を決定し、当該決定された上限値以下又は当該決定された下限値以上の制御範囲で前記AC成分を制御する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記AC成分の印加電圧の値を段階的に上げていき、前記トナー量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記上限値として決定し、かつ、前記AC成分の印加電圧の値を段階的に下げていき、前記濃度分布から算出される濃度変化量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記下限値として決定し、前記決定された上限値以下であって前記決定された下限値以上である前記制御範囲の中間値を前記トナー再配置電極に印加するAC成分の電圧値として決定する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記制御範囲の巾量が予め定められている場合、前記AC成分の印加電圧の値を段階的に上げていき、前記トナー量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記上限値として決定し、又は前記AC成分の印加電圧の値を段階的に下げていき、前記濃度分布から算出される濃度変化量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記下限値として決定し、前記決定された上限値から前記制御範囲の巾量の半分の値を引いた値又は前記決定された下限値に前記制御範囲の巾量の半分の値を足した値を前記トナー再配置電極に印加するAC成分の電圧値として決定する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記AC成分の印加電圧の値を段階的に上げていき、前記トナー量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記上限値として決定し、当該決定された上限値を前記トナー再配置電極に印加するAC成分の電圧値として決定する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記AC成分の印加電圧の値を段階的に下げていき、前記濃度分布から算出される濃度変化量が予め定められた値より大きくなる手前のAC成分の印加電圧の値を前記下限値として決定し、当該決定された下限値を前記トナー再配置電極に印加するAC成分の電圧値として決定する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 温度又は湿度を検出する温湿度検出部を更に備え、
    前記制御部は、前記温湿度検出部により検出される温度又は湿度の情報に基づいて、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. プリント数をカウントするカウント部を更に備え、
    前記制御部は、前記カウント部によりカウントされたプリント数の情報に基づいて、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 直近から予め定められた過去分までの間に印刷された用紙の平均カバレッジを算出する平均カバレッジ算出部を更に備え、
    前記制御部は、前記平均カバレッジ算出部により算出された平均カバレッジの情報に基づいて、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分を制御する請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トナー再配置電極に付着したトナーを除去するクリーニングパッドを更に備えた請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記トナー再配置電極にトナーが付着した場合、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のDC成分を変更する請求項1〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
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