JP5182140B2 - 温度センサ装置 - Google Patents
温度センサ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5182140B2 JP5182140B2 JP2009036870A JP2009036870A JP5182140B2 JP 5182140 B2 JP5182140 B2 JP 5182140B2 JP 2009036870 A JP2009036870 A JP 2009036870A JP 2009036870 A JP2009036870 A JP 2009036870A JP 5182140 B2 JP5182140 B2 JP 5182140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- sensor device
- shaped insulating
- case
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
すなわち、上記従来の温度センサでは、直線状のリード線の延長上にサーミスタ素子がある形状で先端を樹脂コートしているため、測定用孔内に先端の樹脂部を挿入した状態ではリード線が測定用孔から突き出した状態となり、リード線の取り回しに自由度がないという不都合があった。このため、車載用のバッテリのように狭い場所に設置された測定対象に温度センサを確実に固定することが困難であった。
すなわち、この温度センサ装置では、ケース部が、L字状絶縁部の基端部を支持する絶縁部支持機構を備えているので、L字状絶縁部の位置ずれ、がたつき又は抜けを防ぐことができる。
すなわち、この温度センサ装置では、ケース本体の開口部を蓋部で閉塞した際にL字状絶縁部の基端部をケース本体と蓋部とで挟んで支持する構造を有しているので、L字状絶縁部をケース部に収納する際にケース本体の開口部を蓋部で閉じると同時にL字状絶縁部を保持して位置ずれ等を防ぐことができる。
すなわち、この温度センサ装置では、ケース部が、絶縁部用孔から突出したL字状絶縁部の先端を囲むと共に測定用孔内に挿入可能な挿入筒状部を有しているので、挿入筒状部でL字状絶縁部の先端を保護することができる。また、挿入筒状部にL字状絶縁部の先端が配されることで、L字状絶縁部の挿入部分の位置決めを行うことができる。
すなわち、この温度センサ装置では、挿入筒状部が、周面に通気用開口部を有しているので、通気用開口部を介して空気をL字状絶縁部の挿入部分へ導入させることができ、空気温度をダイレクトに測定して応答性を維持することができる。
すなわち、この温度センサ装置では、挿入筒状部が、L字状絶縁部の先端に対向して開口した窓部を有しているので、窓部を介してL字状絶縁部の先端が測定対象の内部にある被測温物に近接してほぼ接触状態となり、高い応答性を得ることができる。
すなわち、この温度センサ装置では、測定対象が、バッテリであるので、狭い場所に設置されたバッテリにも装着可能であると共にバッテリに隣接する他の部材にから温度センサ本体を保護することができる。
すなわち、本発明に係る温度センサ装置によれば、温度センサ本体のL字状絶縁部を収納するケース部が、L字状絶縁部の先端を挿入して外部へ突出させる絶縁部用孔と、測定用孔にL字状絶縁部の先端を挿入した状態で測定用孔に嵌め込み可能な固定用突起部と、を備えているので、温度センサ本体をケース部で保護した状態で測定対象に容易に取り付け可能であり、狭い場所でも邪魔にならず測定対象の外面に沿ってリード線を取り回すことが可能になる。
したがって、本発明の温度センサ装置は、狭い場所に設置されたバッテリにも装着可能であると共にバッテリに隣接する他の部材から温度センサ本体を保護することができる。特に、ハイブリッド車や電気自動車のバッテリの温度を測定するセンサとして好適である。
また、ケース部7は、全体として薄型の略直方体形状とされ、L字状絶縁部5の基端部が設置されるケース本体11と、該ケース本体11の上部開口部を閉塞する蓋部12と、で構成されている。
該挿入筒状部14は、有底の略円筒状であり、周面に略四角形状に開口した一対の通気用開口部14aを有している。
さらに、挿入筒状部14が、周面に通気用開口部14aを有しているので、通気用開口部14aを介して空気をL字状絶縁部5の挿入部分へ導入させることができ、空気温度をダイレクトに測定して応答性を維持することができる。
したがって、第2実施形態の温度センサ装置21では、挿入筒状部14が、L字状絶縁部5の先端に対向して開口した窓部24bを有しているので、窓部24bを介してL字状絶縁部5の先端がバッテリ2の内部にある被測温物に近接してほぼ接触状態となり、高い応答性を得ることができる。
また、サーミスタ素子を樹脂材料で覆ってL状絶縁部としているが、L字状にフォーミングする絶縁材料として他の材料を使用しても構わない。例えば、ガラス材でサーミスタ素子を覆ったL字状絶縁部とすることで、より高温に対応することが可能になる。
Claims (7)
- 測定対象に設けられた測定用孔を介して前記測定対象の内部温度を測定する温度センサ装置であって、
リード線に接続されたサーミスタ素子がL字状絶縁部に覆われてその先端に配された温度センサ本体と、
前記L字状絶縁部を収納するケース部と、を備え、
該ケース部が、前記L字状絶縁部の先端を挿入して外部へ突出させる絶縁部用孔と、
前記測定用孔に前記L字状絶縁部の先端を挿入した状態で前記測定用孔に嵌め込み可能な固定用突起部と、を備えていることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項1に記載の温度センサ装置において、
前記ケース部が、前記L字状絶縁部の基端部を支持する絶縁部支持機構を備えていることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項2に記載の温度センサ装置において、
前記ケース部が、前記L字状絶縁部の基端部が設置されるケース本体と、該ケース本体の開口部を閉塞する蓋部と、で構成され、
前記絶縁部支持機構が、前記ケース本体の開口部を前記蓋部で閉塞した際に前記L字状絶縁部の基端部を前記ケース本体と前記蓋部とで挟んで支持する構造を有していることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサ装置において、
前記ケース部が、前記絶縁部用孔から突出した前記L字状絶縁部の先端を囲むと共に前記測定用孔内に挿入可能な挿入筒状部を有していることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項4に記載の温度センサ装置において、
前記挿入筒状部が、周面に通気用開口部を有していることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項4又は5に記載の温度センサ装置において、
前記挿入筒状部が、前記L字状絶縁部の先端に対向して開口した窓部を有していることを特徴とする温度センサ装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の温度センサ装置において、
前記測定対象が、バッテリであることを特徴とする温度センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036870A JP5182140B2 (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 温度センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036870A JP5182140B2 (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 温度センサ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010190788A JP2010190788A (ja) | 2010-09-02 |
JP5182140B2 true JP5182140B2 (ja) | 2013-04-10 |
Family
ID=42816979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009036870A Expired - Fee Related JP5182140B2 (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 温度センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5182140B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101230226B1 (ko) | 2010-12-01 | 2013-02-05 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 케이스 및 이를 이용한 배터리 팩 |
JP5807811B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-11-10 | 三菱マテリアル株式会社 | 温度センサ装置 |
JP6228532B2 (ja) * | 2014-12-19 | 2017-11-08 | Tdk株式会社 | サーミスタ |
JP6861544B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2021-04-21 | 矢崎総業株式会社 | 温度センサの取付構造 |
CN111164396B (zh) | 2017-12-06 | 2021-11-30 | Nok株式会社 | 温度测量装置和温度测量机构 |
KR101947949B1 (ko) | 2018-03-07 | 2019-02-13 | 암페놀센싱코리아 유한회사 | 차량 배터리용 접촉식 온도 센서 |
CN109932073A (zh) * | 2019-02-20 | 2019-06-25 | 国网浙江宁波市鄞州区供电有限公司 | 一种基于rfid的断路器温度监测装置 |
JP7394564B2 (ja) * | 2019-09-13 | 2023-12-08 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145023A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | センサー等の装着装置 |
JP3840708B2 (ja) * | 1996-10-24 | 2006-11-01 | 株式会社大泉製作所 | サーミスタセンサ |
JP3325207B2 (ja) * | 1997-06-30 | 2002-09-17 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 温度センサ |
JP2004226325A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Hitachi Ltd | 温度検出器 |
JP5179295B2 (ja) * | 2008-08-27 | 2013-04-10 | 株式会社パイオラックス | 温度センサの取付装置 |
JP5113686B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-01-09 | 株式会社パイオラックス | 温度センサの取付装置 |
-
2009
- 2009-02-19 JP JP2009036870A patent/JP5182140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010190788A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5182140B2 (ja) | 温度センサ装置 | |
JP5179295B2 (ja) | 温度センサの取付装置 | |
JP5828279B2 (ja) | 温度センサ装置 | |
JP6482537B2 (ja) | 車両用電動ラッチ | |
JP5345913B2 (ja) | 電源装置のカバー構造 | |
US8109148B2 (en) | Pressure compensation unit for use in a pressure sensor | |
JP6220536B2 (ja) | 電池集合体のダクト保持構造 | |
JP5807811B2 (ja) | 温度センサ装置 | |
JP6322092B2 (ja) | 温度センサ | |
JP6559181B2 (ja) | 温度センサ及び電池パック | |
JP6585580B2 (ja) | 収容部材の連結構造及び収納ケース | |
JP6854893B2 (ja) | コネクタ成型体、電子制御装置およびコネクタ成型体の製造方法 | |
JP4924054B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP2012154901A (ja) | 温度センサ | |
JP4684340B2 (ja) | モールドモータ | |
JP6744249B2 (ja) | 温度センサ及び電池パック | |
WO2023008040A1 (ja) | 充電コネクタ | |
JP4653622B2 (ja) | センサユニット | |
JP2019216505A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2011254606A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2007285787A (ja) | 液体状態検知センサ | |
CN108731830B (zh) | 温度传感器以及电池组 | |
JP2004056968A (ja) | 電気接続箱のカバーのガタつき防止構造 | |
JP2004226325A (ja) | 温度検出器 | |
JP6968743B2 (ja) | 液面検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121231 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |