JP5181897B2 - 昇降装置およびガントリローダ - Google Patents

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Description

この発明は、例えばローダの昇降部に用いられる昇降装置、およびその昇降装置を備えたガントリローダに関する。
旋盤等の工作機械に設置されるガントリローダは、例えば、レール上を走行する走行台に昇降装置を昇降自在に設け、この昇降装置により昇降させられるチャック支持枠にワークを把持するチャックを設けてなる。この種のガントリローダにおいて、全体高さを低く抑えつつチャックの昇降ストロークを長く得るために、昇降装置を、互いに連動して昇降する複数段の昇降部材を有し全体を伸縮させることでチャック支持枠を昇降させる構成としたものが知られている(例えば、特許文献1,2)。
一般に、昇降部材の昇降機構としては、ラック・ピニオン機構やボールねじ機構が多く用いられているが、これらの機構は重量が重く高価である。そこで、上記伸縮式の昇降装置において、特許文献2のように、軽量化とコスト低減のために、下部側すなわちチャック支持枠を設ける側の昇降部材の昇降機構をベルト等の巻き掛け部材を用いて構成することが行われている。
特公平6−51256号公報 実開平2−27838号公報 特開平7−32240号公報 特許第4069626号
巻き掛け部材例えばベルトは、ラック・ピニオン機構やボールねじ機構よりも耐久性が低いため、長時間使用した場合に切断等の破損が起きる可能性がある。巻き掛け部材が切断すると、それに支持されている下側の昇降部材やチャック等が落下して危険である。従来、その対策として、昇降部材の昇降範囲を制限するためのストッパが利用され、昇降範囲の下端に設けられたストッパにより昇降部材の落下防止を行っていた。しかし、このストッパによる落下防止では、巻き掛け部材が切断したとき昇降部材が昇降範囲のどの位置にあったとしても、昇降部材はストッパの位置まで落下するので、安全上の問題があった。
この発明の目的は、複数の昇降部材による伸縮構造であり、下側の昇降部材の昇降機構が巻き掛け部材で構成された昇降装置において、巻き掛け部材が切断した場合でも、その巻き掛け部材により昇降させられる昇降部材が切断時の位置から落下しないようにすることである。
この発明の他の目的は、上記昇降装置を用いることで、全体高さを低く抑えつつチャックの昇降ストロークを長く得ることができるガントリローダを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、上記昇降装置において、巻き掛け部材が切断した場合にそれを検知できるようにすることである。
この発明にかかる昇降装置は、ベース部材と、このベース部材に第1の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された中間昇降部材と、この中間昇降部材に第2の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された下部昇降部材と、前記ベース部材に対して前記中間昇降部材を昇降させる昇降駆動機構と、前記中間昇降部材の昇降に連動して作動し、この昇降と同じ方向へ同じ量だけ前記中間昇降部材に対して前記下部昇降部材を昇降させる巻き掛け部材を用いた昇降伝達機構とを備え、前記巻き掛け部材の切断時に前記下部昇降部材が落下するのを防止する落下防止機構を設け、この落下防止機構は、前記ベース部材および下部昇降部材のうちのいずれか一方の部材である支点側部材に支点軸回りに傾き角度変更自在に結合された落下防止部材と、前記ベース部材および下部昇降部材のうちの他方の部材、および前記中間昇降部材にそれぞれ設けられ、前記落下防止部材に対し前記支点軸を通る直線に沿ってスライド自在に係合して前記落下防止部材の傾き角度を規制する係合部とを有する。
通常の昇降動作時には、昇降駆動機構の駆動によりベース部材に対し中間昇降部材が昇降するとともに、昇降伝達機構により、中間昇降部材の昇降に連動して作動し、この昇降と同じ方向へ同じ量だけ中間昇降部材に対して下部昇降部材を昇降させることにより、中間昇降部材の2倍の昇降量で中間昇降部材に対し下部昇降部材が昇降する。このとき、落下防止部材は支点軸回りに角度変更し、かつ係合部は落下防止部材に対し支点軸を通る直線に沿ってスライドする。この動作中、落下防止部材は、1箇所の支点軸と2箇所の係合部とでなる3箇所の支持点で支持されるため、傾き角度が規制されている
巻き掛け部材が切断した場合、この巻き掛け部材に支持されている下部昇降部材は落下しようとする。しかし、落下防止部材の上記3箇所の支持点のうち下部昇降部材に設けられた支持点を除く2箇所の支持点により、落下防止部材は巻き掛け部材切断前と同じ傾き角度に規制された状態に維持されるため、下部昇降部材の落下が防がれる。
この発明のガントリローダは、上記昇降装置を備え、レールに沿って水平に走行する走行台に前記ベース部材を設け、かつ前記下部昇降部材にワークを把持するチャックを設けてなる。
この構成によれば、全体高さを低く抑えつつチャックの昇降ストロークを長く得ることができる。
この発明の昇降装置において、前記支点側部材が前記下部昇降部材である場合、前記ベース部材の係合部を、ベース部材に対して姿勢変化可能な検出用部材に設け、前記巻き掛け部材の切断により前記下部昇降部材が下降するのに伴う前記検出用部材の姿勢変化を検出する検出手段を設けても良い。
この構成によれば、巻き掛け部材が切断して下部昇降部材が下降すると、それに伴い検出用部材が姿勢変化し、その検出用部材の姿勢変化を検出手段が検出する。それにより、巻き掛け手段の切断を検知することができる。
この発明にかかる昇降装置は、ベース部材と、このベース部材に第1の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された中間昇降部材と、この中間昇降部材に第2の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された下部昇降部材と、前記ベース部材に対して前記中間昇降部材を昇降させる昇降駆動機構と、前記中間昇降部材の昇降に連動して作動し、この昇降と同じ方向へ同じ量だけ前記中間昇降部材に対して前記下部昇降部材を昇降させる巻き掛け部材を用いた昇降伝達機構とを備えた昇降装置において、前記巻き掛け部材の切断時に前記下部昇降部材が落下するのを防止する落下防止機構を設け、この落下防止機構は、前記ベース部材および下部昇降部材のうちのいずれか一方の部材である支点側部材に支点軸回りに傾き角度変更自在に結合された落下防止部材と、前記ベース部材および下部昇降部材のうちの他方の部材、および前記中間昇降部材にそれぞれ設けられ、前記落下防止部材に対し前記支点軸を通る直線に沿ってスライド自在に係合して前記落下防止部材の傾き角度を規制する係合部とを有するため、巻き掛け部材が切断した場合でも、その巻き掛け部材により昇降させられる昇降部材が切断時の位置から落下せず、安全である。
この発明にかかるガントリローダは、上記昇降装置を備え、レールに沿って水平に走行する走行台に前記ベース部材を設け、かつ前記下部昇降部材にワークを把持するチャックを設けたため、全体高さを低く抑えつつチャックの昇降ストロークを長く得ることができる。
この発明にかかる昇降装置において、前記支点側部材は前記下部昇降部材であり、前記ベース部材の係合部を、ベース部材に対して姿勢変化可能な検出用部材に設け、前記巻き掛け部材の切断により前記下部昇降部材が下降するのに伴う前記検出用部材の姿勢変化を検出する検出手段を設けた場合は、巻き掛け部材が切断したことを検知できる。
この発明の実施形態を図1〜図7と共に説明する。
図1はこの発明の昇降装置を備えたガントリローダの正面図、図2はその側面図である。このガントリローダ1は、水平なレール2と、このレール2に沿って走行する走行台3と、この走行台3に設けられた昇降装置4と、この昇降装置4により昇降させられるチャック支持枠5と、このチャック支持枠5に設けられた2個のチャック6とを備える。2個のチャック6は、支軸6a回りに回動可能であり、図示しない回動駆動手段により互いの位置を入れ替えられるようになっている。前記レール2は旋盤等の工作機械7の上方に設置されており、走行台3は、自走用モータ(図示せず)の駆動により、工作機械7の加工部7aの真上位置と工作機械7の近傍に設置されたワーク搬入搬出部8の真上位置との間を走行する。
図3は昇降装置の側面図、図4はその平面図、図5はその一部を省略した斜視図である。昇降装置4は、走行台3にベースフレーム10を介して固定されたベース部材11と、このベース部材11に対して昇降する中間昇降部材12と、この中間昇降部材12に対して昇降する下部昇降部材13とを備え、下部昇降部材13に前記チャック支持枠5が取付けられる。
中間昇降部材12は、一対の第1の昇降ガイド14を介してベース部材11に昇降自在に支持され、昇降駆動機構15により昇降させられる。第1の昇降ガイド14は、ベース部材11に設けた一対のガイド突条14aと、中間昇降部材12に設けられ前記ガイド突条14aに摺動自在に嵌合する溝形ガイド14bとでなる。
図4および図5に示すように、昇降駆動機構15は、ベース部材11に支持されたピニオン16と、中間昇降部材12に設けられ前記ピニオン16と噛み合うラック17とを有する。ベース部材11には昇降駆動モータ18が設けられ、そのモータ軸に取付けたギア19と、ピニオン16と共通のギア軸に取付けたギア20とが噛み合っている。昇降駆動モータ18を回転させると、その回転がピニオン16に伝達され、ラック・ピニオン機構の作用で中間昇降部材12が昇降する。
下部昇降部材13は、第2の昇降ガイド21を介して中間昇降部材12に昇降自在に支持され、昇降伝達機構22により昇降させられる。昇降伝達機構22は、中間昇降部材12に設けられた一対のガイド突条21aと、下部昇降部材13に設けられ前記ガイド突条21aに摺動自在に嵌合する溝形ガイド21bとでなる。
図4および図5に示すように、昇降伝達機構22は、中間昇降部材12に設けられた上下一対のプーリ23,24にベルト等からなる無端の巻き掛け部材25を巻き掛け、この巻き掛け部材25における下部昇降部材13が下降するときに相対的に上昇する部位25a(図5)に、ベース部材11に固定した第1の突片26を結合し、相対的に下降する部位25b(図5)に、下部昇降部材13に固定した第2の突片27を結合してある。例えば、昇降駆動機構15により中間昇降部材12が下降すると、中間昇降部材12に対し第1の突片26が相対的に上昇して巻き掛け部材25が循環移動することにより、中間昇降部材12に対し第2の突片27が相対的に下降して下部昇降部材13が下降する。中間昇降部材12が上昇するときには、上記と逆に下部昇降部材13が上昇する。このように、昇降駆動機構15よる中間昇降部材12の昇降と、中間昇降部材12に対する昇降とが複合されて下部昇降部材13が昇降するため、下部昇降部材13は中間昇降部材12の2倍の昇降量で昇降する。
この昇降装置4には、前記巻き掛け部材25の切断時に前記下部昇降部材13が落下するのを防止する落下防止機構30が設けられている。落下防止機構30は、図3および図4に示すように、支点側部材である下部昇降部材13に支点軸31回りに傾き角度変更自在に結合された落下防止部材32と、中間昇降部材12およびベース部材11にそれぞれ設けられ、落下防止部材32のガイド部33にスライド自在に係合する係合部34,35とを有する。ガイド部33は、落下防止部材32の表裏を貫通する長穴、または表裏片面に形成された溝であり、支点軸31を通る直線上に形成されている。係合部34,35は、この実施形態では軸受とされ、ガイド部33を転動しながらスライドするようになっているが、軸受でなくてもよい。また、支持軸31は下部昇降部材13に固定で、この支持軸31に軸受を介して落下防止部材32が取付けられている。
さらに詳しくは、この実施形態では、係合部35は、ベース部材11に直接設けられているのではなく、検出用部材36を介してベース部材11に設けられている。検出用部材36は、ベース部材11に回動軸37によって回動自在に支持され、図3において実線で示す通常位置P1と二点鎖線で示す落下位置P2との間で姿勢変化可能とされている。落下位置P2では、落下防止ピン38により、それ以上の姿勢変化が規制される。
検出用部材36には被検出体としてのドッグ39aが取付けられており、このドッグ39を検出する近接センサ39bがベース部材11に設けられている。これらドッグ39aおよび近接センサ39bは、検出用部材36の姿勢変化を検出する検出手段39を構成する。検出用部材36が通常位置P1にあるときは近接センサ39bがドッグ39aを検出するが、落下位置P2にあるときは近接センサ39bがドッグ39aを検出しない。近接センサ39bは制御回路(図示せず)を介して警報ランプ、ブザー等の警報手段(図示せず)に接続されており、近接センサ39bがドッグ39aを検出しなくなると、制御回路から警報手段に出力指令が出されるようになっている。
昇降装置4が通常の昇降動作を行っているときには、先に説明したように、昇降駆動機構15の駆動によりベース部材11に対し中間昇降部材12が昇降し、それに昇降伝達機構22が連動して中間昇降部材12の2倍の昇降量で下部昇降部材13が昇降する。このとき、落下防止部材32は支点軸31回りに傾き角度変更し、かつ係合部34,35は落下防止部材32のガイド部33に沿ってスライドする。この動作中、落下防止部材32は、図6(A)および図7(A)のように、1つの支点軸31および2つの係合部34,35の計3点で支持されて、傾き角度が規制されている。図6(A)は中間昇降部材12および下部昇降部材13が昇降範囲の中間部に位置する状態を示し、図7(A)は昇降範囲の下端に位置する状態を示す。
巻き掛け部材25が切断した場合、この巻き掛け部材25に支持されている下部昇降部材13は落下しようとする。それにより、落下防止部材32が中間昇降部材12の係合部34を支点にして回動し、検出用部材36の係合部35が上昇する。しかし、係合部35が少し上昇すると、検出用部材36が姿勢変化して落下防止ピン38に当接することにより、図6(B)および図7(B)のように、係合部35の上昇が規制される。この状態では、落下防止部材32は2つの係合部34,35で支持されて、巻き掛け部材25の傾き角度が規制された状態に維持される。また、落下防止部材32は、第2の昇降ガイド22により昇降方向以外の移動が規制されている。そのため、下部昇降部材13の落下が防がれる。巻き掛け部材25が切断したときに中間昇降部材12および下部昇降部材13が昇降範囲の中間部に位置するとき場合(図6(B))も、昇降範囲の下端に位置している場合(図7(B))も、下部昇降部材13はほぼ切断時の位置に保たれる。
また、図6(B)および図7(B)のように、検出用部材36が姿勢変化して落下位置P2(図3)になると、近接センサ39bがドッグ39aを検出しなくなり、前記警報手段が出力する。これにより、巻き掛け部材25が切断したことを作業者に知らせることができる。
上記構成をしたガントリローダ1の動作を説明する。図1において、ガントリローダ1は、ワーク搬入搬出部8の真上位置で、二点鎖線で示すように昇降装置4を下降作動させて、ワーク搬入搬出部8上の未加工のワークを片方のチャック5で把持する。もう一方のチャック5が加工済みのワークを把持している場合は、それをワーク搬入搬出部8上に開放する。未加工のワークを把持したならば、昇降装置4を上昇作動させ、その後、走行台3を工作機械7の加工部7aの真上位置まで走行させ、再度昇降装置4を下降作動させる。ここで加工部7aの加工済みのワークを空のチャック5で受け取った後、他方のチャック5が把持している未加工のワークを加工部7aにロードする。ロードが完了すれば、昇降装置4を上昇作動させ、走行台3をワーク搬入搬出部8の真上位置まで戻す。これを繰り返すことにより、ワークの搬入搬出を行う。
上記動作中、仮に巻き掛け部材25が切断しても、落下防止機構30により下部昇降部材13の落下が防がれるので、安全である。
上記実施形態の昇降装置4の落下防止機構30は、支点側部材が下部昇降部材13であり、この下部昇降部材13に設けた支点軸31周りに傾き角度変更自在に落下防止部材32を結合し、中間昇降部材12およびベース部材11にそれぞれ設けた係合部34,35を落下防止部材32のガイド部33にスライド自在に係合させた構成とされている。これに代えて、支点側部材をベース部材11とし、このベース部材11に設けた支点軸31周りに傾き角度変更自在に落下防止部材32を結合し、中間昇降部材12および下部昇降部材13にそれぞれ設けた係合部34,35を落下防止部材32のガイド部33にスライド自在に係合させた構成としてもよい(図示省略)。その場合も、上記実施形態のものとほぼ同様に動作し、巻き掛け部材25切断時の下部昇降部材13の落下が防がれる。なお、検出用部材36は設けずに、下部昇降部材13に係合部35を直接設けてもよい。
図8および図9は、いずれも昇降装置の異なる実施形態を示す。これらの昇降装置4は、2つの中間昇降部材12A,12Bを有し、ベース部材11に対して第1の中間昇降部材12Aが昇降し、この第1の中間昇降部材12Aに対して第2の中間昇降部材12Bが昇降し、この第2の中間昇降部材12Bに対して下部昇降部材13が昇降するように構成されている。第1の中間昇降部材12Aを昇降させる機構(図示せず)、および第2の中間昇降部材12bを昇降させる機構(図示せず)は、例えばラック・ピニオン機構やボールねじ機構であり、下部昇降部材13を昇降させる機構(図示せず)は、巻き掛け部材を用いた機構である。これにより、ベース部材11に対して、第1の中間昇降部材12Aの3倍の昇降量で下部昇降部材13を昇降させる。
このように中間昇降部材12A,12Bを複数有する場合、落下防止機構30の落下防止部材32は、下部昇降部材13に設けた支持軸31、ベース部材11に設けた係合部35、および中間昇降部材12A,12Bのいずれかに設けた係合部34の計3箇所の支持点で支持するのが良い。支持軸31と係合部35は逆であってもよい。図8は、第1の中間昇降部材12Aに係合部34を設けた例であり、図9は第2の中間昇降部材12Bに係合部34を設けた例である。
なお、中間昇降部材12A,12Bを複数有する昇降装置4において、中間昇降部材12A,12Bのそれぞれに係合部34を設けてもよい。
この発明の実施形態にかかるガントリローダの正面図である。 同ガントリローダの側面図である。 同ガントリローダの昇降装置の側面図である。 同昇降装置の平面図である。 同昇降装置の一部を省略した斜視図である。 (A)は同昇降装置の異なる状態を示す側面図、(B)はその巻き掛け部材切断時の状態を示す側面図である。 (A)は同昇降装置のさらに異なる状態を示す側面図、(B)はその巻き掛け部材切断時の状態を示す側面図である。 この発明の異なる実施形態にかかる昇降装置の概略構成を示す側面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる昇降装置の概略構成を示す側面図である。
符号の説明
1…ガントリローダ
2…レール
3…走行台
4…昇降装置
5…チャック
11…ベース部材
12…中間昇降部材
12A…第1の中間昇降部材
12B…第2の中間昇降部材
13…下部昇降部材
14…第1の昇降ガイド
15…昇降駆動機構
21…第2の昇降ガイド
22…昇降伝達機構
25…巻き掛け部材
30…落下防止機構
31…支持軸
32…落下防止部材
33…ガイド部
34,35…係合部
36…検出用部材
39…検出手段
39a…ドッグ
39b…近接センサ

Claims (3)

  1. ベース部材と、このベース部材に第1の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された中間昇降部材と、この中間昇降部材に第2の昇降ガイドを介し昇降自在に案内された下部昇降部材と、前記ベース部材に対して前記中間昇降部材を昇降させる昇降駆動機構と、前記中間昇降部材の昇降に連動して作動し、この昇降と同じ方向へ同じ量だけ前記中間昇降部材に対して前記下部昇降部材を昇降させる巻き掛け部材を用いた昇降伝達機構とを備えた昇降装置において、
    前記巻き掛け部材の切断時に前記下部昇降部材が落下するのを防止する落下防止機構を設け、この落下防止機構は、前記ベース部材および下部昇降部材のうちのいずれか一方の部材である支点側部材に支点軸回りに傾き角度変更自在に結合された落下防止部材と、前記ベース部材および下部昇降部材のうちの他方の部材、および前記中間昇降部材にそれぞれ設けられ、前記落下防止部材に対し前記支点軸を通る直線に沿ってスライド自在に係合して前記落下防止部材の傾き角度を規制する係合部とを有する昇降装置。
  2. 請求項1記載の昇降装置を備え、レールに沿って水平に走行する走行台に前記ベース部材を設け、かつ前記下部昇降部材にワークを把持するチャックを設けたガントリローダ。
  3. 前記支点側部材は前記下部昇降部材であり、前記ベース部材の係合部を、ベース部材に対して姿勢変化可能な検出用部材に設け、前記巻き掛け部材の切断により前記下部昇降部材が下降するのに伴う前記検出用部材の姿勢変化を検出する検出手段を設けた請求項1記載の昇降装置。
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