JP5181792B2 - 表示装置および検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光量検出によって被検出物が表示画面にタッチしたか否か等を検出する技術に関する。
近年、液晶パネルのような表示装置の画素内に光センサを配置させ、光により表示画面から情報の入力を可能にしたものが開発されている。この表示装置の画素内における光センサは、例えばフォトダイオードとキャパシタとを有し、フォトダイオードでの受光量に応じてキャパシタの電荷量を変化させ、キャパシタの両端の電圧を検出することによって、当該光センサの受光量を検出する構成となっている。
このような構成において、指が表示画面にタッチしたか否かの判別精度や、座標位置の算出精度を高めるために、撮影された画像のエッジを検出するとともに、当該エッジ画像を用いて物体が表示画面にタッチしたか否かを判別する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−244446号公報
しかしながら、上記技術では、パネル面にタッチしたときに指が膨らんだ状態を検出して、タッチ操作がなされたと判別するので、指以外の弾力性のない被検出物のタッチを判別することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、弾力性のない被検出物が表示画面にタッチしたか否かを検出することが可能な表示装置および検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置は、画像を表示画面に表示する複数の表示画素と、前記表示画素に応じて設けられ、各々が入射光量を検出する第1光センサおよび第2光センサと、前記第1光センサに、第1方向からの光を入射させ、前記第2光センサに、前記第1方向とは異なる第2方向からの光を入射させる光学部材と、前記第1センサ及び第2センサを用いて第1期間にそれぞれ検出した第1検出結果及び第2検出結果を記憶する記憶回路と、前記第1期間の後の第2期間に、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ第3検出結果及び第4検出結果を検出した後、前記第3検出結果を前記第1検出結果と比較し、前記第4検出結果を第2検出結果と比較する比較回路と、この比較結果に基づいて、被検出物が表示画面にタッチしたか否かを判別する判別回路と、を具備することを特徴とする。本発明によれば、被検出物が表示画面にタッチしたのを第1および第2センサの検出結果から判別する。
本発明において、光学部材として遮光部材やレンズ層などが適用可能である。ここで、光学部材として遮光部材を用いる場合、当該光学部材は、前記第2方向から前記第1光センサに入射する光を遮るとともに、前記第1方向から前記第2光センサに入射する光を遮る構成が好ましい。さらに、前記遮光部材は、前記第1および第2光センサの隣接境界において開口する開口部を有する構成としても良く、特に、前記表示画素の視認または背面方向からみたときに、前記第1および第2光センサに対する前記遮光部材の開口部の中心線は、前記第1および第2光センサの隣接境界線に一致した構成とするのが好ましい。
また、本発明において、前記複数の表示画素の間を遮光するブラックマトリクスを有し、前記ブラックマトリクスが前記遮光部材を兼用する構成としても良い。
一方、光学部材としてレンズ層を用いる場合、当該レンズ層は、前記第1および第2光センサの入射側に設けられ、前記入射側に凸のレンズ層である構成が好ましい。これにより光センサの検出精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、表示装置のみならず、表示装置の検出方法としても概念することが可能である。検出方法として概念する場合、前記第1光センサにより検出される像と前記第2光センサにより検出される像とが接近する場合であって像の移動速度が異なるとき、移動速度の小さい方の像を検出した光センサの入射方向から被検出物が接近している判別しても良いし、前記第1光センサにより検出される像と前記第2光センサにより検出される像との距離が予め定められた閾値よりも小さくなったときに、被検出物が表示画面にタッチしたと判別しても良い。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
この実施形態に係る表示装置は、例えばカー・ナビゲーション・システムの表示部分であり、車両のダッシュボード中央に配置するものである。なお、この説明において運転席側および助手席側は、車両の進行方向に向かって右側を運転席側(左側を助手席側)とした右ハンドル車を基準としている。このため、逆に表示装置からみると、左側が運転席側(右側が助手席側)となる。
図1は、この表示装置1の構成を示す図である。なお、カー・ナビゲーション・システムのうち、表示および入力以外の構成については、本発明とは直接関係しないので省略している。
この図に示されるように、表示装置1は、制御回路10、Yドライバ12、Xドライバ14、Yドライバ16、読出回路18、判別回路20および表示パネル100を有する。
このうち、表示パネル100では、画素110がマトリクス状に配列している。
ここで、画素110について、図2を参照して説明する。
画素110は、実際には、図1に示されるようにマトリクス状に配列するが、図2は、マトリクス状に配列する画素のうち、任意の1つの画素を抜き出して示すものである。
なお、マトリクス状の配列において、走査線112がX方向に延在して1行分の画素110で共用され、データ線114がY方向に延在して1列分で共用されている。同様に、制御線142、143がX方向に延在して1行分で共用され、読出線144R、144Lの対がY方向に延在して1列分で共用されている。
図2に示されるように、画素110は、表示系120と、光センサ130R、130Lとに分かれている。
このうち、表示系(表示画素)120は、nチャネル型のトランジスタ122と液晶素子124と蓄積容量126とを有する。トランジスタ122のゲート電極は走査線112に接続され、ソース電極がデータ線114に接続され、ドレイン電極は液晶素子124の一端たる画素電極と蓄積容量126の一端とに共通接続されている。液晶素子124の他端は、電圧Vcomに保たれるとともに、各画素110にわたって共通接続されたコモン電極128である。
なお、本実施形態では、蓄積容量126の他端についても、各画素110について電圧Vcomに保たれているので、電気的にみてコモン電極128に共通接続されているものとして扱っている。
液晶素子124は、透過型であり、周知のように、トランジスタ122のドレイン電極に接続された画素電極と各画素110にわたって共通なコモン電極とで液晶を挟持して、画素電極とコモン電極とで保持された電圧の実効値に応じた透過率となる。
このような液晶素子124において、走査線112がしきい値以上の電圧に相当するHレベルになると、トランジスタ122がオン状態となって、データ線114に供給された電圧が画素電極に印加される。このため、走査線112がHレベルとなったときに、データ線114を階調に応じた電圧にすると、液晶素子124には、当該階調に応じた電圧と電圧Vcomとの差電圧が書き込まれる。なお、走査線112がLレベルになると、トランジスタ122がオフするが、液晶素子124に書き込まれた差電圧は、液晶素子124自体の電圧保持性および並列接続された蓄積容量126によって保持されるので、液晶素子124は、保持した差電圧に応じた透過率となる。
光センサ130R、130Lの電気的な構成は互いに共通である。このため、光センサ130Rを例にとって説明すると、当該光センサ130Rは、トランジスタ131、132、133と、pin型の光ダイオード134と、センサ容量135とを有する。トランジスタ131は、センサ容量135に電圧をプリチャージさせるものであり、そのゲート電極は制御線142に接続され、そのソース電極は電圧Preを給電する給電線に接続され、そのドレイン電極は光ダイオード134のカソード、センサ容量135の一端およびトランジスタ132のゲート電極にそれぞれ接続されている。光ダイオード134とセンサ容量135とは、トランジスタ131のドレイン電極(トランジスタ132のゲート電極)と、電圧基準の接地電位Gndとの間で並列接続されている。トランジスタ132のソース電極は電位Gndに接地され、そのドレイン電極は、読み出し用のトランジスタ133のソース電極に接続されている。トランジスタ133のゲート電極は制御線143に接続され、そのドレイン電極は読出線144Rに接続されている。
ここで、光ダイオード134の受光層は、トランジスタ122、131、132、133の能動層と同層で形成されている。詳細には、光ダイオード134は、p層、i層、n層からなるpin構造を有するが、これらの層は、トランジスタ122、131、132、133の能動層と同層で形成されている。これにより、トランジスタ122の形成工程により、トランジスタ131、132、133および光ダイオード134も併せて形成することが可能となる。
光センサ130Rにおいて、まず、制御線142がHレベルになると、トランジスタ131がオンするので、センサ容量135に電圧Preがプリチャージされる。制御線142がLレベルになってトランジスタ131がオフすると、光ダイオード134には、入射光量が多くなるにつれて逆バイアス方向にリーク電流が多く流れるので、センサ容量135の保持電圧がプリチャージ電圧Preから減少する。詳細には、センサ容量135の一端は、光ダイオード134のリーク電流が少なければほぼプリチャージ電圧Preを維持し、リーク電流が多くなるにつれて電圧ゼロに近づく。
このとき、読出線144Rを所定電圧にプリチャージした後、制御線143をHレベルにすると、トランジスタ133がオンするので、トランジスタ132のドレイン電極が読出線144Rに接続される。光ダイオード134への入射光量が少なく、センサ容量135の一端がほぼプリチャージ電圧Preに保たれているのであれば、トランジスタ132がほぼオン状態となるので、読出線144Rはプリチャージ電圧から電圧ゼロに向かって急激に変化する。一方、光ダイオード134への入射光量が多く、センサ容量135の一端がリーク電流によってほぼ電圧ゼロであれば、トランジスタ132がほぼオフ状態になるので、読出線144Rはプリチャージ電圧からほとんど変化しない。
したがって、制御線142をHレベルからLレベルとし、その後、制御線143をHレベルにしたときに、読出線144Rがプリチャージ電圧から変化するか否かによって、制御線142(143)と読出線144Rとの交差に対応する光センサ130Rに対して入射光量が多いか、少ないかを判別することができる。
なお、ここでは光センサ130Rについて説明しているが、光センサ130Lについても同様である。すなわち、制御線142をHレベルからLレベルとし、その後、制御線143をHレベルにしたときに、読出線144Lがプリチャージ電圧から変化するか否かによって、制御線142(143)と読出線144Lとの交差に対応する光センサ130Lに対して入射光量が多いか、少ないかを判別することができる。
図2において、走査線112、制御線142、143は、すべての異なる場合について説明したが、一部を兼用することが可能である。同様に、データ線114、電圧Preの給電線は、すべて異なる場合について説明したが、一部を兼用することが可能である。
また、実施形態では、1つの表示系120に対して1組の光センサ130R、130Lを有する構成としているが、例えば4つの表示系120に対して1組の光センサ130R、130Lというように、例えば複数個の表示系に対して1組としても良いし、また、2つの表示系120に対して1組の光センサ130R、130Lを設けても良い。
説明を図1に戻すと、制御回路10は、Yドライバ12、Xドライバ14、Yドライバ16および読出回路18を制御するものである。
Yドライバ12は、制御回路10による制御にしたがって、表示パネル100における走査線112を順番に選択して、選択した走査線にHレベルとし、それ以外の走査線をLレベルとするものである。Xドライバ14は、選択された走査線に位置する画素110の階調に応じた電圧を、データ線114に印加するものである。
なお、Xドライバ14は、図示省略した上位制御回路から表示すべき画像信号の供給を受け、これを表示に適合させた電圧に変換してデータ線に供給する。
Yドライバ16は、制御回路10による制御にしたがって、表示パネル100における制御線142をHレベルからLレベルとした後、対をなす制御線143をHレベルとする動作を、画素110の1行ずつ順番に実行するものである。
検出回路を兼用する読出回路18は、各列の読出線144R、144Lをプリチャージした後に電圧を読み出して、読み出した電圧がプリチャージ電圧から変化したか否かを検出するものである。詳細には、読出回路18は、読出線の電圧がプリチャージ電圧から電圧ゼロに変化すれば、当該読出線の列と、Yドライバ16において制御対象となっている行とで規定される画素の光センサへの入射光量が多いと検出し、読出線の電圧がプリチャージ電圧から変化しなければ、当該読出線の列と制御対象となっている行とで規定される画素の光センサへの入射光量が少ないと検出する。
したがって、走査線112を順番に選択するとともに、選択された走査線に位置する画素の階調に応じた電圧をデータ線114に印加することにより、表示系120の液晶素子124に当該階調に応じた電圧を保持させることができる。
一方、制御線142、143を順番に一対(行)ずつ制御するとともに、各行の制御の都度、各列の読出線144R、144Lの電圧変化を判別することにより、光センサへの入射光量の大小を、全画素分について検出することができる。
なお、制御線142、143を1行目から最終行目まで制御するのに要する期間をセンサフレーム期間と称する。この実施形態では、走査線112と、制御線142・143とは、別個独立させているので、センサフレームの期間は、画像の表示に要する垂直走査期間とは無関係である。
判別回路20は、光センサ130R、130Lの検出結果の全画素分について数フレームの期間分記憶するとともに、その記憶内容から後述する手順にしたがって表示パネル100への操作状態を判別するものである。したがって、判別回路20は、記憶回路、比較回路の機能も兼用することになる。
図3は、表示パネル100の上方向を紙面上方向として背面方向(観察方向の反対側)からみたときに、画素110のマトリクス配列に対する遮光部材(ブラックマトリクス)の配置を示す平面図である。この図では、表示パネル100の背面方向(すなわち、後述する図6の下側)からみているので、左側が運転席側となり、右側が助手席側となる。なお、観察側からみたときは、図3において左右反転となる。
図1や図3に示されるように、画素110は、縦および横方向に連続して配置したマトリクス配列となっている。
ここで、1つの画素110についての表示系120は矩形形状であり、また、光センサ130R、130Lの1組は、表示系120の下方において横方向に並んで配列している。
遮光部材150は、図3においてハッチングで付されているように配置している。すなわち、遮光部材150は、表示系120の形状に合わせた開口部152と、光センサ130R、130Lに合わせた矩形形状の開口部154とを有している。図3において、光センサ130R、130Lが交互に配置されている。そして、図3の左より光センサ130R、130Lの順に並ぶ箇所では、光センサ130Rと130Lに跨るように遮光部材150が設けられている。一方、図3の左より光センサ130L、130Rの順に並ぶ箇所では、光センサ130Lと130Rに跨るように開口部154が設けられている。ここで、図3のように、同じ画素110における光センサ130R、130Lの境界と、遮光部材150における矩形形状の中心線138とが一致するように、遮光部材150が設けられる。また、遮光部材150は、同じ画素110に含まれる光センサ130R、130Lの境界線を含むように開口する開口部154を有し、隣接する画素110における光センサ130L、130Rの境界を遮光する構成となっていてもよい。
図4は、表示パネル100の上方向を紙面手前方向として表示パネル100の断面構成を示す図である。遮光部材150は、この図に示されるように、光センサ130R、130Lよりも観察側に設けられるので、光センサ130Rは、運転席側に向かって開口し、助手席側に向かう方向が遮光され、反対に、光センサ130Lは、助手席側に向かって開口し、運転席側に向かう方向が遮光される。このため、光センサ130Rは、助手席側方向からの光を入射せずに、運転席側方向からの光を入射し、光センサ130Lは、運転席側方向からの光を入射せずに、助手席側方向からの光を入射する。
なお、光センサ130Rへの入射光線の延長線は運転席に集約され、光センサ130Lへの入射光線の延長線は助手席に集約されるようにするため、光センサ130R、130Lのピッチpや、光センサに対する遮光部材150の開口部の幅Wを、表示パネル100の中央から両端に向かうにつれて変化させても良い。
また、本実施形態のように液晶素子124を透過型とする場合や、後述する半透過半反射型とする場合、バックライトにより照射された光が液晶素子124を透過する。このときに、バックライトによる照射光がトランジスタ124の能動層および光ダイオード134の受光層に入射しないように、上記遮光部材150とは異なる層による遮光膜が、能動層(受光層)とバックライトとの間に設けられる。
次に、このような光センサ130R、130Lを用いて、表示パネル100への操作を検出する原理について説明する。図6は、表示パネル100の上方からみたときに、指のような被検出物を球体として、その接近を示す図であり、図7は、その接近における光量変化を示す図である。
まず、比較的外部が明るい状態において、表示パネル100から運転席側・助手席側にかけて指のような被検出物が存在するとき、当該被検出物の影が生じ、すなわち背景に対して暗くなる部分が生じて、光センサ130R、130Lによって検出される。一方、夜間やトンネル走行などのように比較的外部が暗い場合、バックライト(図示省略)による照射光が被検出物で反射して、光センサ130R、130Lに入射するので、被検出物による像は、背景に対して逆に明るくなる。
このため、外部が明るい場合にも暗い場合にも、光量が背景部分と比較して減少・増加した部分のうち、光センサ130Rにより特定されるものをR像、光センサ130Lにより特定されるものをL像として扱えば良いことになる。
次に、図6に示されるように、被検出物が助手席側から表示パネル100に接近する場合に、当該指が(a)、(b)、(c)の地点を経る、と考えられる。この場合に、光センサ130Rにより特定されるR像、および、光センサ130Lにより特定されるL像は、図7の(a)、(b)、(c)で示されるようなものとなることが考えられる。
すなわち、被検出物が表示パネル100に接近するにつれて、R像とL像とは互いに近づき、被検出物が表示パネル100に触れた状態に至ると、R像とL像とはほぼ重なる、と考えられる。
ここで、被検出物が表示パネル100に助手席側から接近する場合であれば、R像とL像との移動速度を比較したとき、R像の移動速度の方がL像の移動速度よりも大きくなると考えられる。反対に、図示はしていないが、被検出物が表示パネル100に運転席側から接近する際にR像とL像との移動速度を比較したとき、L像の移動速度の方がR像の移動速度よりも大きくなると考えられる。
また、図6(b)から(d)までに示されるように、被検出物が表示パネル100に対して等距離を保った状態で平行移動したとき、図8に示されるように、R像、L像も移動するが、R像とL像との距離は一定値を保ち変化しない、と考えられる。
なお、光センサ130R、130Lが検出する光の入射方向は互いに異なり、また、遮光部材150と光センサ130R、130Lとの距離は、遮光部材150と表示パネル100の表面(タッチ面)との距離と比較して極めて小さい。このため、光センサ130R、130Lとでは一種の視差が生じて、被検出物が表示パネル100に触れた状態にあっても、R像とL像とが完全に重なることはない。
例えば、実際の表示パネル100において、画素110の配列ピッチを40μmとしたとき、光センサ130R、130Lのピッチpは20μmとなる。このとき、図4に示されるように、液晶層の厚み(光センサと遮光部材との距離)dを5μm、観察側基板の厚さDをその100倍の500μmとしたとき、パネル表面に被検出物が位置しているときのR像とL像との視差qはセンサピッチpの100倍の2000μmとなる。
このため、R像とL像とがずれていても、その差が2000μm程度以内であれば、被検出物が表示パネル100に触れた状態にある、と判別して良いことになる。
図5は、この検出手順を具体的に示すフローチャートである。
判別回路20は、まず、光センサ130R、130Lの検出結果を全画素分について取得したとき、ステップSa1において、当該検出結果を、次回のステップSa1を実行するときの比較のために記憶するとともに、1センサフレーム期間前に取得した検出結果を読み出し、今回と前回とを比較して、状態変化が発生しているか否かを判別する。なお、光センサ130R、130Lの検出結果を全画素分について取得するとしたが、全ての画素でなくてもよい。
ステップSa1がはじめて実行される場合には、1センサフレーム期間前に取得した結果が記憶されていないので、1センサフレーム分記憶してから上記判別を行うものとする。
変化していないと判別すれば、「No」となって、1センサフレーム期間が経過したときの次回に備える。一方、変化していると判別すれば「Yes」となって、処理手順は、ステップSa2に移行する。
なお、このステップSa1の実行タイミングは、光センサ130R、130Lの検出結果を全画素分について取得したときである。したがって、本実施形態では、ステップSa1は、センサフレームの期間周期で実行される。
判別回路20は、ステップSa1において判別した状態変化がR像またはL像の移動であるか否かを判別する(ステップSa2)。
ここで、状態変化がR像またはL像の移動でなければ、それは指等の被検出物の動きに以外による状態変化である。このため、判別回路20は、判別結果を「No」として、1センサフレーム期間が経過したときの次回に備える。
一方、ステップSa2において状態変化がR像またはL像の移動であるとき、判別回路20は、判別結果を「Yes」として、R像およびL像の同士の距離が、前回と比較して変化したか否かを判別する(ステップSa3)。
R像およびL像の同士の距離が変化していなければ、すなわち一定であれば、図8の(b)から(d)に示したように、それは、指が表示パネル100に対して等距離を保った状態で平行移動したときの動作であるから、判別回路20は、判別結果を「No」であるとして、1センサフレーム期間が経過したときの次回に備える。
一方、ステップSa3においてR像およびL像の同士の距離が変化していると判別すれば、判別回路20は、さらに、当該距離の変化が縮小方向であるか否かを(ステップSa4)。
当該距離の変化が縮小方向になければ、すなわち拡大であれば、それは、指(被検出物)が表示パネル100から離れる動作である。このため、判別回路20は、ステップSa4における判別結果が「No」として、ステップSa6において被検出物が表示パネル100から離反する動作であると判別し、この後、1センサフレーム期間が経過したときの次回に備える。
一方、当該距離の変化が縮小方向にあれば、それは、指が表示パネル100に接近する動作である。このため、判別回路20は、ステップSa4における判別結果が「Yes」として、ステップSa5において被検出物が表示パネル100に接近する動作であると判別し、さらに、ステップSa7において、L像の移動距離がR像の移動距離と比較して小さいか否かを判別する。
なお、本実施形態では、指が表示パネル100から離反する動作であると判別したとき(ステップSa6)または指が表示パネル100に接近する動作であると判別したときに、その判別のみでは、なんら制御を実行しないが、例えば、表示画面を変更するような制御を実行させても良い。
L像の移動距離がR像の移動距離よりも小さければ、それは、被検出物が助手席側から接近していることを示している。このため、判別回路20は、判別結果を「Yes」として、ステップSa8において被検出物が助手席側から接近している旨を判別する。
一方、L像の移動距離がR像の移動距離よりも小さくなければ、それは、被検出物が運転席側から接近してことを示している。このため、判別回路20は、判別結果を「No」として、ステップSa9において被検出物が運転席側から接近している旨を判別する。
そして、ステップSa8またはSa9の後、判別回路20は、図7(c)に示されるようなR像とL像との距離nが視差を考慮して予め設定した閾値よりも小さいか否かを判別する(ステップSa10)。R像およびL像の距離が閾値よりも小さければ、判別回路20は、ステップSa11において、被検出物が表示パネル100にタッチしたものと判別して、所定の制御を実行する。例えば、判別回路20は、例えばタッチされたと判別すると、R像の重心とL像の重心との中間座標を、タッチ中心座標として算出し、その座標と、タッチ操作された旨とをカー・ナビゲーション・システムを上位制御回路に通知する。
これにより、当該タッチ操作に合わせた処理が実行される。なお、このタッチ操作に合わせた処理としては、例えば、表示画面を切り替える、映像・ラジオなどの制御する、タッチ操作がなされた座標がアイコン表示位置に一致していれば、当該アイコンに応じた処理を実行する、などが考えられる。ステップSa11の後、処理手順がステップSa1に戻り、センサフレーム期間が経過したときの次回の判別に備える。
一方、R像とL像との距離が閾値以上であれば、被検出物が表示パネル100に接近するものの、表示パネルに未だタッチしていないことを意味する。このため、判別回路20は、1センサフレーム期間が経過したときの次回に備える。
このように、判別回路20は、光センサ130R、130Lの検出結果が全画素分について取得される毎に、ステップSa1〜Sa11の処理を繰り返し実行する。
このようなステップSa1〜Sa11の処理において、運転席側および助手席側に着座している者が表示パネル100に対して指等を接近させると、ステップSa1〜Sa4の判別結果がいずれも「Yes」となる。さらに、助手席側からの接近であれば、ステップSa7の判別結果が「Yes」となり、運転席側からの接近であれば、ステップSa7の判別結果が「No」となる。そして、指等が表示パネル100に触れる程度にまで近づくと、ステップSa10の判別結果が「Yes」となり、近づいていなければ、ステップSa10の判別結果が「No」となる。
なお、なんら動作をしなければ、あるいは、接近または離反動作を停止するなどして、1センサフレーム前と状態変化がなければ、ステップSa1の判別結果が「No」となる。また、なんらかの動作をしても、表示パネル100に対して等距離を保った状態で指等をパネル面に対して平行移動したとき、ステップSa3の判別結果が「No」となる。
さらに、状態変化があっても、R像およびL像の距離が拡大する方向に変化していれば、指等が表示パネル100から離れる動作であるとして判別される(ステップSa5)。
また、ここでは、R像、L像の距離変化を判別対象としているが、この距離変化は、1センサフレーム前との比較において求めるものであるから、R像、L像の移動速度を検出していることと実質的に等しい。したがって、R像、L像の移動速度を直接求めて、比較対象としても良い。
このように本実施形態では、光センサ130RによるR像および光センサ130LによるL像の時間的な変化によって、いずれの方向から指等が接近・離反しているのかを検出している。さらに、R像とL像との距離が閾値よりも小さくなったとときに、タッチ操作がなされたと判別しているので、被検出物の弾力性は必要でない。このため、本実施形態では、硬質のタッチペンなどによるタッチ操作についても判別が可能である。
なお、本実施形態では、1画素において光センサ130R、130Lの1組を設けているが、タッチ時における画像のエッジの広がりは無関係であるので、光センサの配列密度は、それほど要求されない。このため、上述したように、複数画素に対して1組の割合で光センサ130R、130Lを設けても良い。また、1センサフレームにおいて、一部の画素についてのみ、光センサ130R、130Lの検出結果を取得するようにしても良い。
また、上述したように本実施形態では、指等の接近・離反のみならず、表示パネル100に対して等距離を保った状態での平行移動を検出することができる。詳細には、上記ステップSa3における判別結果が「No」となって、その状態が所定のセンサフレーム数だけ連続したときに、指等が表示パネル100に対して等距離を保った状態で平行移動したことを検出することができる。さらに、そのL像、R像における移動方向、移動量を求めて、指等の平行移動方向、移動量も検出することができる。
このため、表示する画像を、検出した平行移動の操作、および、平行移動量に応じて変更制御、例えば地図画像やメニュー画面のスクロール方向、スクロール量を制御しても良い。
実施形態では、光センサ130Rに対して、助手席側に向かう方向からの光を遮断し、運転席側の方向からの光を入射させ、光センサ130Lに対して、運転席側方向からの光を遮断し、助手席側の方向からの光を入射させる機能を実現する光学部材の一例として、遮光部材150を例示したが、同様な機能は、遮光部材150以外であっても実現することができる。例えば、遮光部材150に代えて、図9に示されるようにレンズ層160を用いても実現することができる。ここで、レンズ層160は、図において上に凸であって紙面垂直方向に延在する断面半円筒形状のレンズを、光センサ130R、130Lの1列毎に配置したレンチキュラーレンズ160aと、層部分160bとを含む。ここで、各レンズにおいて最も突出すべき部分が平面的に形成されており、この平面部分が表示パネル100を構成する観察側の透明基板102に接触している。なお、透明基板102における接触面のうち、レンチキュラーレンズ160aとの間隙が層部分160bであり、その屈折率は、レンチキュラーレンズ160aを構成する材質の屈折率よりも低くなるように設定されている。
このようなレンズ層160によれば、レンチキュラーレンズ160aにおいて突出すべき部分が平面的に形成されているので、層の厚みを小さくすることができる上に、光センサ130Rに対して運転席側の方向からの光をより多く光センサ130に入射させ、光センサ130Lに対して助手席側の方向からの光をより多く入射させることができるので、検出感度を向上させることも可能となる。
なお、図9に示されるように、図3において開口部154に対応する部分は、レンズ形状にする必要がなく、平坦部にしてもよい。すなわち、図9において、光センサ130R、130Lが交互に配置されている。そして、図9の左より光センサ130R、130Lの順に並ぶ箇所では、レンズ形状が設けられている。一方、図9の左より光センサ130L、130Rの順に並ぶ箇所では、光センサ130Lと130Rに跨るように平坦部が設けられている。光センサ130Lもしくは光センサ130Rとの位置関係により、この平坦部に対応する箇所に入射する光は、その光の方向が制限される。また、図9の左より光センサ130R、130Lの順に並ぶ箇所では、レンズにより光の方向が制限される。
実施形態における光ダイオード134の受光層については、アモルファスシリコン層で形成しても良い。詳細には、光ダイオードの第1電極を、トランジスタ131等のソース・ドレイン電極と同層で形成し、光ダイオードの受光層を第1電極の上に設けたアモルファスシリコン層で形成し、光ダイオードの第2電極を、画素電極と同層で形成して、第1電極、受光層、第2電極を縦方向(基板垂直方向)に揃えて設けても良い。このような光ダイオードは、受光層となるアモルファスシリコン層を追加するのみで形成することが可能となる。
実施形態において、遮光部材150については、ブラックマトリクスで兼用した構成としたが、液晶素子124を反射型または半透過半反射型とする場合には、反射層をパターニングして用いても良い。
さらに、表示系120を1種類のみとしたが、運転席側方向にのみ例えばナビゲーション画像を表示させるものと、助手席側方向にのみ他の画像を表示させるものとの2種類用意して、それぞれ異なる画像を表示させても良い。
ここで、運転席側方向と助手席側方向とで異なる画像を表示させる場合に、助手席側からタッチ操作がなされたと判別したとき、運転席側方向の画像の変更を禁止して、助手席側方向の画像だけを変更し、反対に、運転席側からタッチ操作がなされたと判別したとき、助手席側方向の画像の変更を禁止して、運転席側方向の画像だけを変更する構成が好ましい。このような構成によれば、タッチ操作をした者への画像だけが変更制御されるので、タッチ操作がなされた方向と変更制御される画像との食い違いを防止することが可能となる。
また、画素の配列はいわゆる1行において半画素分シフトさせたモザイク配列として、表示解像度を改善しても良い。
なお、上述した実施形態では、指等が表示パネル100に触れた状態と同視できる場合にタッチ操作がなされたと判断したが、閾値を若干大きくして、ある程度まで至近距離に達した段階で、すなわち、いずれかの方向からの指等が接近したことを検出した段階でタッチ操作がなされたと判断しても良い。
また、上述した実施形態では、表示パネル100を液晶表示装置として説明したが、他の表示装置、例えば有機EL装置や、プラズマディスプレイ装置などにおいて、各画素に同様な光センサ130R、130Lを組み込むことによって、同様に接近方向およびタッチ操作を検出することが可能である。
表示装置を適用した電子機器機としては、上述したカー・ナビゲーション・システムのほかにも、携帯電話機や、デジタルスチルカメラや、テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末などのように、タッチ操作を検出する必要のある機器等などが挙げられる。
本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示す図である。 同表示装置の画素の一例を示す図である。 同表示装置における画素と遮光部材との配置を示す図である。 同表示装置における光学的な経路を示す図である。 同表示装置における操作検出を示すフローチャートである。 同表示装置における操作検出を示す図である。 同表示装置における操作検出を示す図である。 同表示装置における操作検出を示す図である。 同表示装置における光センサとレンズ層と位置関係を示す図である。
符号の説明
10…制御回路、12、16…Yドライバ、14…Xドライバ、18…読出回路、20…判別回路、110…画素、112…走査線、114…データ線、120…表示系、124…液晶素子、130R、130L…光センサ、134…光ダイオード、142、143…制御線、144R、144L…読出線、150…遮光部材

Claims (10)

  1. 画像を表示画面に表示する複数の表示画素と、
    前記表示画素に応じて設けられ、各々が入射光量を検出する第1光センサおよび第2光センサと、
    前記第1光センサに、第1方向からの光を入射させ、前記第2光センサに、前記第1方向とは異なる第2方向からの光を入射させる光学部材と、
    前記第1センサ及び第2センサを用いて第1期間にそれぞれ検出した第1検出結果及び第2検出結果を記憶する記憶回路と、
    前記第1期間の後の第2期間に、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ第3検出結果及び第4検出結果を検出した後、前記第3検出結果を前記第1検出結果と比較し、前記第4検出結果を第2検出結果と比較する比較回路と、
    この比較結果に基づいて、被検出物が表示画面にタッチしたか否かを判別する判別回路と、
    を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記光学部材は、前記第2方向から前記第1光センサに入射する光を遮るとともに、前記第1方向から前記第2光センサに入射する光を遮る遮光部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記遮光部材は、前記第1および第2光センサの隣接境界において開口する開口部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示画素の視認または背面方向からみたときに、前記第1および第2光センサに対する前記遮光部材の開口部の中心線は、前記第1および第2光センサの隣接境界線に一致している
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記複数の表示画素の間を遮光するブラックマトリクスを有し、
    前記ブラックマトリクスが前記遮光部材を兼用する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記光学部材は、前記第1および第2光センサの入射側に設けられ、前記入射側に凸のレンズ層である
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 画像を表示画面に表示する複数の表示画素と、
    前記表示画素に対応して設けられ、各々が入射光量をそれぞれ検出する第1光センサおよび第2光センサと、
    前記第1光センサに、第1方向からの光を入射させ、前記第2光センサに、前記第1方向とは異なる第2方向からの光を入射させる光学部材と、
    を有する表示装置における検出方法であって、
    第1期間において、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ検出した第1検出結果及び第2検出結果を記憶し、
    前記第1期間の後の第2期間に、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ第3検出結果及び第4検出結果を検出した後、前記第3検出結果を前記第1検出結果と比較し、前記第4検出結果を第2検出結果と比較し、
    この比較結果に基づいて、被検出物が表示画面にタッチしたか否かを判別する
    ことを特徴とする検出方法。
  8. 前記第1乃至4検出結果に基づいて、前記第1光センサにより検出される像と前記第2光センサにより検出される像とが接近していると判断した場合には、
    前記第3検出結果を第1検出結果と比較した際に、前記第1光センサにより検出される像の移動速度を求め、
    前記第4検出結果を第2検出結果と比較した際に、前記第2光センサにより検出される像の移動速度を求め、
    前記第1光センサにより検出される像の移動速度が前記第2光センサにより検出される像の移動速度よりも小さい場合には、第1方向から被検出物が接近していると判別し、
    前記第2光センサにより検出される像の移動速度が前記第1光センサにより検出される像の移動速度よりも小さい場合には、第2方向から被検出物が接近していると判別する
    ことを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  9. 前記第1光センサにより検出される像と前記第2光センサにより検出される像との距離が予め定められた閾値よりも小さくなったときに、被検出物が表示画面にタッチしたと判別する
    ことを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  10. 画像を表示画面に表示する複数の表示画素と、
    前記表示画素に対応して設けられ、各々が入射光量をそれぞれ検出する第1光センサおよび第2光センサと、
    前記第1光センサに、第1方向からの光を入射させ、前記第2光センサに、前記第1方向とは異なる第2方向からの光を入射させる光学部材と、
    を有する表示装置における検出方法であって、
    第1期間において、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ検出した第1検出結果及び第2検出結果を記憶し、
    前記第1期間の後の第2期間に、前記第1センサ及び第2センサを用いてそれぞれ第3検出結果及び第4検出結果を検出した後、前記第3検出結果を前記第1検出結果と比較し、前記第4検出結果を第2検出結果と比較し、
    この比較結果に基づいて、被検出物接近、離反、あるいは平行移動のいずれを行ったかを判別する
    ことを特徴とする検出方法。
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