JP5181772B2 - 作業車両 - Google Patents
作業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5181772B2 JP5181772B2 JP2008084121A JP2008084121A JP5181772B2 JP 5181772 B2 JP5181772 B2 JP 5181772B2 JP 2008084121 A JP2008084121 A JP 2008084121A JP 2008084121 A JP2008084121 A JP 2008084121A JP 5181772 B2 JP5181772 B2 JP 5181772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- gear
- shaft
- hst
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、HSTペダル(5)の操作に連動してHST(1)のトラニオン軸を回動するアクチェーエータ(114)を設けた作業車両において、前記HSTペダル(5)の変速操作速度を検出する変速センサ(103)とトラニオン軸の回動速度を検出するトラニオンセンサ(104)と、エンジン(6)の回転数を検出するエンジン回転センサ(109)を設け、HSTペダル(5)を踏む増速時には、変速センサ(103)の変速速度とトラニオンセンサ(104)の回動速度が適正対応で無い場合は、その誤差を次回の変速操作時に修正すべくアクチェーエータ(114)の駆動力を変更すべく制御し、HSTペダル(5)の戻りを検出する減速時には、エンジン回転を最高回転数にしているか最高速で走行しているかのいずれかの条件で、HST(1)のトラニオン軸の中立への戻り回動速度を通常より速く制御をすることを特徴とする作業車両としたものである。
また、減速時においては停止距離を短くすることができる。
本発明を実施した多目的作業車は、その平面図(図2)と側面図(図1)に示すように、モノコックフレームに左右の前輪8,8と左右の後輪9,9からなる走行装置10を操舵可能に支持し、一般的なトラクタの構成と前後を逆に、すなわち、エンジン6を機体後部に配置し、トランスミッション14を機体前部に配置する。その機体前部に操縦部2d、後部に荷台2tを構成し、かつ、作業機動力として機体前部にPTO軸13を備え、また、機体中間位置に車高検出機構2hを下垂状に構成する。
ミッションケース14は、図4に示す如く、前ケース15、繋ぎケース16、中間ケース17、後ケース18の4つの中空ケースを連結した構成で、後ケース18に軸支した入力軸19にエンジン6の駆動力が入力し、この入力軸19の回転がインプットケース20内の増速ギア21,22で第一中継軸23へ伝動し、さらに増速ギア24,25で増速され、この増速ギア25に無段変速機構1の油圧入力軸38をスプライン嵌合している。
ョンケース14内のオイルを抜かずにインプソトケース20のみを取り外せるので、作業が楽になる。
PTO駆動軸26にはPTOギア軸28を連結し、このPTOギア軸28のギア29と第二中継軸30に遊嵌したギア31を噛み合わせ、このギア31をPTO軸32に装着したPTOクラッチ34のギア33に噛み合わせている。PTOクラッチ34はギア33からPTO軸32への回転伝動を断続する。
PTOクラッチ34の詳細を図7に示しているが、クラッチ入ではクラッチ盤88が繋がってケーシング86が回転して伝動するが、クラッチ切では戻しバネ87の圧でクラッチ盤88が離れてケーシング86をフリーにする。この時にケーシング86の付き回りを防ぐ為に繋ぎケース16のボス部81に当接する係止リング85をケーシング86の外周に装着している。
大ギア45はクラッチ軸49に装着した高速油圧クラッチ51のギア50と噛み合い、中ギア46はクラッチ軸49に装着した低速油圧クラッチ52のギア53と噛み合い、メインギア軸44の回転をクラッチ軸49へ高速或いは低速で伝動する。
また、ベベルギア軸62の回転は、走行ギア56からPTO軸32に装着した大小ギア59の小ギア部57へ伝動し、さらに大ギア部58に噛み合う後輪駆動軸61のクラッチギア60で適宜に後輪9へ駆動力を伝動可能にしている。
尚、高速油圧クラッチ51と低速油圧クラッチ52はコントローラからの制御信号によりソレノイドを介してどちらかを入に保持するのであるが、ブレーキペダル12の踏み込みを検出するスイッチを設けて、このスイッチの踏込み信号で高速油圧クラッチ51と低速油圧クラッチ52のソレノイドへの通電を断って両クラッチ51,52をニュートラルにするようにしている。このニュートラルの状態でブレーキを作用することで素早く停止でき、ギア変速クラッチ3の切換えがスムースに行える。
マイクロコンピュータ100へ入力する入力信号は、ペダルセンサ103によるHSTペダル5の踏込み位置と踏込み速度信号と、トラニオンセンサ104からの無段変速機構1の可動斜板に固着するトラニオン軸の回動位置信号と回動速度信号と、前後進切換レバーセンサ105による前後進切換レバーRの前後進位置信号と、クルーズコントロールスイッチ101によるオートクルーズ設定信号と、クルーズコントロールメモリスイッチ102による前回オートクルーズ速度への復帰信号と、ブレーキペダル12の踏込み信号と、車速センサ111による走行速度と、増速ボタン67と減速ボタン68による増減信号と、エンジン回転センサ109からのエンジン回転信号である。なお、ペダルセンサ103とトラニオンセンサ104は、走行制御の重要なセンサであるためにそれぞれ二個設けて、片方のセンサが異常値を検出したらその検出値を制御データとして使用しないようにする。
ステップS10でHSTペダル5の踏込みが最大踏込みであって、ステップS11でトラニオン軸の開度が大きく、ステップS12でエンジン回転数が低下すれば、ステップS13でトラニオン軸を中立に戻す。ステップS10とステップS11とステップS12の判定のどれかがNOであればステップS13のトラニオン軸を中立にする戻しを行わない。
5 変速操作具(HSTペダル)
6 エンジン
103 変速センサ
105 トラニオンセンサ
109 エンジン回転センサ
114 アクチェーエータ(トラニオン駆動モータ)
Claims (2)
- HSTペダル(5)の操作に連動してHST(1)のトラニオン軸を回動するアクチェーエータ(114)を設けた作業車両において、
前記HSTペダル(5)の変速操作速度を検出する変速センサ(103)とトラニオン軸の回動速度を検出するトラニオンセンサ(104)と、エンジン(6)の回転数を検出するエンジン回転センサ(109)を設け、
HSTペダル(5)を踏む増速時には、変速センサ(103)の変速速度とトラニオンセンサ(104)の回動速度が適正対応で無い場合は、その誤差を次回の変速操作時に修正すべくアクチェーエータ(114)の駆動力を変更すべく制御し、
HSTペダル(5)の戻りを検出する減速時には、エンジン回転を最高回転数にしているか最高速で走行しているかのいずれかの条件で、HST(1)のトラニオン軸の中立への戻り回動速度を通常より速く制御をすることを特徴とする作業車両。 - 変速センサ(103)が最速位置でトラニオン軸の最大開き位置を検出している際にエンジン回転センサ(109)がエンジン回転の低下を検出すると、アクチェーエータ(114)でトラニオン軸を中立位置へ戻すように駆動すべく制御したことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008084121A JP5181772B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008084121A JP5181772B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 作業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009236238A JP2009236238A (ja) | 2009-10-15 |
JP5181772B2 true JP5181772B2 (ja) | 2013-04-10 |
Family
ID=41250434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008084121A Expired - Fee Related JP5181772B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 作業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5181772B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077763A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Kubota Corp | 作業車 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166102A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧回路装置の制御システム |
JP2646651B2 (ja) * | 1988-04-30 | 1997-08-27 | 株式会社島津製作所 | 無段変速装置 |
JPH02245572A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-10-01 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制御装置 |
JP4585417B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2010-11-24 | 株式会社クボタ | トラクタの負荷制御構造 |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008084121A patent/JP5181772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009236238A (ja) | 2009-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5367853B2 (ja) | モータグレーダ | |
JP5287091B2 (ja) | 作業車両の無段変速走行制御装置 | |
JP5163151B2 (ja) | 無段変速式作業車両 | |
JP5003311B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5087892B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2009241663A (ja) | 作業車 | |
JP5181772B2 (ja) | 作業車両 | |
JP4899487B2 (ja) | トラクタ | |
US20110264340A1 (en) | Automatic transmission for vehicle | |
JP5186191B2 (ja) | 走行車両 | |
JP2007298050A (ja) | 作業車両の変速制御装置 | |
JP2009083612A (ja) | 作業車 | |
JP5228538B2 (ja) | 作業車 | |
JP5138328B2 (ja) | 作業車両の変速装置 | |
JP5125387B2 (ja) | 作業車両の変速制御装置 | |
JP2007292168A (ja) | トラクタの車速制御装置 | |
JP3993764B2 (ja) | 変速装置 | |
JP2008138755A (ja) | 多目的作業車の動力伝動機構 | |
JPH04271704A (ja) | 作業車の制御装置 | |
JP2005036921A (ja) | 作業車両の駆動装置 | |
JP2009047044A (ja) | 走行制御機構 | |
JP5107583B2 (ja) | 作業車両の走行装置 | |
JP2009209948A (ja) | 作業車 | |
JP2005114120A (ja) | 車両の自動変速制御装置 | |
JP5003797B2 (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121231 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5181772 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |