JP5181701B2 - 点灯装置 - Google Patents
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Description
このような希ガス蛍光ランプは、パルス状の高周波電圧を印可して点灯することにより、高い輝度が得られることが知られている。
点灯装置をON/OFF制御するスイッチ回路Q6、スイッチングトランジスタQ10、Q11の切替時の飽和電流を抑制するためのチョークコイルL8、起動時には短絡し、起動後はインピーダンスとして働くことによりランプの印加電圧を抑制する2次側のバラストコンデンサC13、C14、共振条件を設定する一次側のコンデンサC12等を有している。動作原理は、ロイヤの回路と同じ動作原理である。
また、特許文献2の点灯装置は、出力側にバラストコンデンサを有していないため、始動時、起動時、点灯時の電圧がすべて同じになる。このため、ランプに印加する電圧のストレスがそのままランプに加わり、ランプの寿命に影響する。
本発明は、ランプに流れる電流の大きさを検出して、トランスの1次巻線に流す電流を制御することからトランスの2次巻線に発生する電圧を制御することができる。従って、ランプの起動時と点灯時とでランプに供給される電圧を変更してランプにかかる電圧ストレスを軽減することができる。また、トランスの2次側にバラストコンデンサを設ける必要がなくなる。
また、簡単な回路構成で、トランスの1次巻線に流れる電流を制御することができ、さらに、ランプの再起動時に第1スイッチをオフして分圧回路の分圧比を切り替えることで、スイッチング素子の制御を変更してトランスの1次巻線に流れる電流を変更することができる。
図3に示す点灯装置1000は、出力切替回路100と、駆動回路110と、トランスTと、スイッチング用のトランジスタQ121と、ランプ負荷130と、電流検出回路132と、電圧変換回路133と、出力保持回路140とを有している。
電流検出回路132は、ランプ負荷130に流れる電流を検出する。電圧変換回路133は、電流検出回路132の検出電流値を電圧値に変換する。電圧変換回路133によって変換された電圧は、出力保持回路140に出力される。
サイリスタSCR143のアノード端子は、抵抗R144を介して電源電圧Vccに接続されている。また、サイリスタSCR143のカソード端子は接地されている。さらにサイリスタSCR143のゲート端子には抵抗R141とコンデンサC142とが接続されている。このゲート挿入抵抗R141とコンデンサC142とは、ノイズ除去に用いられる。
ランプ負荷130は、インピーダンスが非常に高い状態にあるが、ランプ負荷130の起動電圧よりも高い始動電圧が印加されることで、ランプ負荷130に流れる電流(以下、ランプ電流という)が増加し、ランプ負荷130が起動状態となる。起動状態では、ランプ負荷130の電圧が急激に低下してランプ電流が急激に増加する状態になる。起動状態からランプ負荷130が点灯する点灯状態になると、ランプ電圧は急激に低下して点灯電圧に落ち着くと共にランプ負荷130に流れるランプ電流もより小さい一定値に落ち着く。
電流検出回路132は、抵抗R134で構成し、電圧変換回路133は、ランプ負荷130と抵抗R134との接続点S4に直列に接続したダイオードD135とコンデンサC136とを有している。
ランプの起動状態では、ランプ電流が増加するので、電流検出回路132の検出電流は増加する。電流検出回路132の検出電流は交流電流であるため、電圧変換回路133のダイオードD135により整流して直流電流に変換しコンデンサC136に蓄える。コンデンサC136に蓄えられる電荷を検出電圧として出力保持回路40のサイリスタSCR143のゲート端子に印加する。
サイリスタSCR143の出力電圧を、出力切替回路100のトランジスタQ104のベース端子に印加することにより、抵抗R101,R102,R103による分圧は、ほぼR102とR103の分圧比になる。
抵抗R102,R103で分圧された電圧(以下、この電圧をV2と呼ぶ)が駆動回路110のオペアンプ113に入力される。
オペアンプ113は、この電圧V2に応じた低い電圧をトランジスタQ121のベース端子に供給する。なお、図4に示す点灯装置1100では、図3に示すトランジスタQ104に代えて、スイッチング素子107を設けている。
また、図5に示す点灯装置1200では、図3、4に示す出力保持回路140に代えて、オペアンプ160を設けている。
図5に示す点灯装置1200は、電源電圧Vccに抵抗151と、ツェナーダイオード152とを直列に接続した基準電圧発生回路150を設けている。ツェナーダイオード152の降伏電圧よりも高い電源電圧Vccが基準電圧発生回路150に入力されると、ツェナーダイオード152に電流が流れ、オペアンプ160の非反転入力端子に基準信号が出力される。また、オペアンプ160の反転入力端子には、電圧変換回路133の出力が抵抗R144を介して入力されている。
なお、図6(A)には、抵抗R101,R102,R103で分圧され、オペアンプ113の反転入力端子に入力される入力電圧が0.5Vの場合を示し、図6(B)には入力電圧が2.5Vの場合を示し、図6(C)には入力電圧が5.0Vの場合を示す。
本実施例は、図7に示すようにトランジスタQ121のエミッタ端子に電流検出回路132を接続している。電流検出回路132には、電圧変換回路133を接続して電流検出回路132の検出電流を電圧変換回路133で電圧に変換する。変換した電圧を出力保持回路140内のサイリスタSCR143のゲート端子に供給する。
このようにトランスTをスイッチングするトランジスタQ121に流れる電流を検出し、検出電流に応じて駆動回路110に供給する電圧を切り替えることでも、ランプ負荷130に供給する電圧を最適値に制御することができる。
本実施例は、図8に示すようにトランスTの2次側の電圧を電圧検出回路137で検出する。すなわち、ランプ負荷130にかかる電圧を検出する。検出した電圧は、電圧比較回路138に出力される。電圧比較回路138は、電圧比較回路138の検出電圧と基準電圧とを比較し、検出電圧が基準電圧よりも高くなると、出力保持回路140のサイリスタSCR143に所定レベルの信号を出力する。
このようにランプ負荷130の電圧を検出し、検出電圧に応じて駆動回路110に供給する電圧を切り替えることでも、ランプ負荷130に供給する電圧を最適値に制御することができる。
なお、電圧検出回路137は、トランスTに補助巻線を設けて、この補助巻線でランプにかかる負荷を検出してもよい。
本実施例は、点灯中のランプを一旦消灯してから再度点灯するときに、出力保持回路140のサイリスタSCR143が導通したままであるので、サイリスタSCR1をリセットするトランジスタQ145を設けている。
トランジスタQ145は、ベース端子を基準電圧発生回路150に接続している。また、エミッタ端子を接地し、コレクタ端子をサイリスタSCR143のカソード端子に接続している。
電源がオフされ、電源電圧Vccがツェナーダイオード152の降伏電圧よりも低くなると、ツェナーダイオード152がオフし、トランジスタQ145もオフする。トランジスタQ145のオフによりサイリスタSCR143もオフされる。
このような構成とすることで、ライプの再点灯時にサイリスタSCR143をリセットすることができる。
本実施例は、基準電圧発生回路200、PWM変換回路210、オペアンプ300、起動時タイミング回路230、出力調整回路240、出力検出回路250、比較駆動回路260を有している。
オペアンプ261は、直流電圧に変換されたPWM信号を基準電圧として、出力調整回路240から出力される電圧との差に応じた電圧をトランジスタQ121のゲートに出力する。
本実施例も実施例5と同様に補助巻線124を設けて、この補助巻線N124でトランスTの2次側に発生する電圧を検出している。
また、基準電圧発生部を持たず、外部入力されるPWM信号を基準電圧としている。
また、トランスTの補助巻線N124に発生する電圧をダイオードD251、コンデンサC252で平滑した直流電圧に変換して、出力調整回路240に出力する。出力調整回路240は、直流電圧を調整してオペアンプ113の非反転入力端子に出力する。
オペアンプ113は、直流電圧に変換されたPWM信号を基準電圧として、出力調整回路240から出力される電圧との差に応じた電圧をトランジスタQ121のゲートに出力する。
従って、ランプの点灯時には高い電圧を印加し、ランプの点灯後は比較的低い電圧でランプを駆動するように点灯装置を制御することができる。
110 駆動回路
T トランス
Q121 トランジスタ
130ランプ負荷
132 電流検出回路
133 電圧変換回路
140 出力保持回路
Claims (1)
- 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
前記トランスの1次巻線に流す電源からの電流をオン、オフするスイッチング素子と、
前記トランスの2次巻線に接続されたランプに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段の検出電流に基づいて前記スイッチング素子を制御し、前記トランスの1次巻線に流れる電流を制御する駆動回路と、
前記電流検出手段の検出電流値が所定値を超えるとオンする第1スイッチと、
前記電源の電圧を分圧する分圧回路と、
前記第1スイッチのオンによりオンして、前記分圧回路の分圧比を切り替える第2スイッチとを備え、
前記駆動回路は、前記分圧回路で分圧された前記電源の電圧と基準電圧とに基づいて前記スイッチング素子を制御し、前記トランスの1次巻線に流れる電流を制御し、
前記トランスの2次巻線に接続されたランプの再起動時に、前記第1スイッチをオフして前記分圧回路の分圧比を初期状態に戻す第3スイッチをさらに備えることを特徴とする点灯装置。
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