JP5181369B2 - 電子回路基板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(実施の形態1)
最初に本実施の形態の電子回路基板の構成について説明する。
図6を参照して、樹脂を含む材質よりなる基板2であって、基板2の表面に形成された凹部4の側壁4a上と表面上とに金属を含む材質よりなる電極パッド5が形成された基板2が準備される。凹部4は、一般的な非貫通ビアまたはスルーホールと同様に形成され得る。電極パッド5は、たとえばめっき処理により形成され得る。このめっきは、たとえば銅めっきが適用され得る。外部端子3が準備される。外部端子3が基板2を挟み込むように図6中矢印AXの方向に移動される。
たとえば、基板2がプリント配線板であって、その基材の材質がガラスエポキシ樹脂の場合、線膨張係数は、ガラス転移点Tg=140℃前をα1、Tg後をα2とすると、α1/α2=65/270ppm/℃である。したがって、室温20℃、実装温度250℃とすると、板厚1.6mmのプリント配線板の基材は、熱膨張により、プリント配線板の基材の厚さ方向に約60μm膨張する。このプリント配線板の熱膨張によって、プリント配線板を挟み込んだ状態で取り付けられた外部端子3がプリント配線板の厚さ方向に広げられて塑性変形してしまう。
本発明の実施の形態2では、実施の形態1と比較して、外部端子が突起部を含んでいる点で主に異なっている。
図12を参照して、樹脂を含む材質よりなる基板2であって、基板2の表面に形成された凹部4の側壁4a上と表面上とに金属を含む材質よりなる電極パッド5が形成された基板2が準備される。突起部13を含む外部端子3が準備される。外部端子3が基板2を挟み込むように図12中矢印AXの方向に移動される。
本実施の形態によれば、外部端子3は突起部13含み、突起部13は、凹部4に挿入されるよう構成されているため、突起部13を凹部4に引っ掛けるようにして外部端子3を基板2に固定することができる。このため、外部端子3が基板2から脱落することを防止することができる。これにより、より実装する際の作業性を向上することができる。また、はんだ付けする際に外部端子3の位置をより高精度に位置決めすることができる。
本発明の実施の形態3では、実施の形態1および実施の形態2と比較して、外部端子が貫通孔を含んでいる点で主に異なっている。
凹部4が外部端子3で覆われている場合、電子回路基板1を溶融はんだ12に浸漬させた際に、凹部4内に気泡が残ってしまうことにより凹部4内のはんだ10の充填が阻害されることがある。
本発明の実施の形態4では、実施の形態1、実施の形態2および実施の形態3と比較して、凹部が複数個の凹部分を含んでおり、突起部が複数個の突起部分を含んでいる点で主に異なっている。
本実施の形態によれば、凹部4は、複数個の凹部分34を含み、突起部13は、複数個の突起部分33を含み、複数個の突起部分33の各々は、複数個の凹部分34の各々に挿入されるよう構成されている。このため、基板2を挟み込んだ状態で外部端子3を仮固定する際に、外部端子3が基板2の表面に沿う方向に回転してずれることが抑制される。これにより、より実装する際の作業性を向上することができる。また、はんだ付けする際に外部端子3の位置をより高精度に位置決めすることができる。
本発明の実施の形態5では、実施の形態1と比較して、凹部が複数個の凹部分を含んでいる点および外部端子の形状で主に異なっている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
Claims (4)
- 表面に凹部を有し、かつ樹脂を含む材質よりなる基板と、
前記凹部の側壁上と前記基板の前記表面上とに形成され、かつ金属を含む材質よりなる電極パッドと、
前記基板の前記表面側と前記表面に対向する背面側とから前記基板を挟み込んだ状態で前記電極パッドにはんだ付けされ、かつ導電性を有する外部端子とを備え、
前記凹部は、前記基板の厚さ方向に前記基板を貫通するよう形成されており、
前記外部端子は突起部を含み、
前記突起部は、前記凹部に挿入されるよう構成されており、
前記凹部は、複数個の凹部分を含み、
前記突起部は、複数個の突起部分を含み、
前記複数個の突起部分の各々は、前記複数個の凹部分の各々に挿入されるよう構成されており、
前記複数個の突起部分は、前記表面側に配置された2個以上の前記突起部分と、前記裏面側に配置された2個以上の前記突起部分とを有している、電子回路基板。 - 前記外部端子は貫通孔を含み、
前記貫通孔は、前記凹部内の空間に通じるように前記凹部上に形成されている、請求項1に記載の電子回路基板。 - 前記外部端子は、前記基板の前記表面側に配置される表面側部分と、前記基板の前記背面側に配置される背面側部分とを含み、
前記外部端子は、前記表面側部分と前記背面側部分との接続部分において、平面視において前記表面側部分と前記背面側部分とがずれるように前記基板を挟み込み、
前記表面側部分と前記背面側部分との各々は、互いに異なる前記凹部分と対向するよう配置されている、請求項1または2に記載の電子回路基板。 - 樹脂を含む材質よりなる基板であって、前記基板の表面に形成された凹部の側壁上と前記表面上とに金属を含む材質よりなる電極パッドが形成された前記基板を準備する工程と、
前記基板の前記表面側と前記表面に対向する背面側とから前記基板を挟み込むように導電性を有する外部端子を配置する工程と、
前記電極パッドに前記外部端子をはんだ付けする工程とを備え、
前記凹部は、前記基板の厚さ方向に前記基板を貫通するよう形成されており、
前記外部端子は突起部を含み、
前記突起部は、前記凹部に挿入されるよう構成されており、
前記凹部は、複数個の凹部分を含み、
前記突起部は、複数個の突起部分を含み、
前記複数個の突起部分の各々は、前記複数個の凹部分の各々に挿入されるよう構成されており、
前記複数個の突起部分は、前記表面側に配置された2個以上の前記突起部分と、前記裏面側に配置された2個以上の前記突起部分とを有している、電子回路基板の製造方法。
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