JP5180980B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5180980B2 JP5180980B2 JP2010040414A JP2010040414A JP5180980B2 JP 5180980 B2 JP5180980 B2 JP 5180980B2 JP 2010040414 A JP2010040414 A JP 2010040414A JP 2010040414 A JP2010040414 A JP 2010040414A JP 5180980 B2 JP5180980 B2 JP 5180980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- game
- signal
- identification information
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 395
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 370
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 112
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 55
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 47
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 138
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 48
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 38
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 23
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 22
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 18
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 14
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 13
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 12
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 10
- OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N bifenthrin Chemical compound C1=CC=C(C=2C=CC=CC=2)C(C)=C1COC(=O)[C@@H]1[C@H](\C=C(/Cl)C(F)(F)F)C1(C)C OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 7
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 7
- BDEDPKFUFGCVCJ-UHFFFAOYSA-N 3,6-dihydroxy-8,8-dimethyl-1-oxo-3,4,7,9-tetrahydrocyclopenta[h]isochromene-5-carbaldehyde Chemical group O=C1OC(O)CC(C(C=O)=C2O)=C1C1=C2CC(C)(C)C1 BDEDPKFUFGCVCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 6
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 5
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 1
- 101100142768 Symbiobacterium thermophilum (strain T / IAM 14863) rplY2 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 235000012054 meals Nutrition 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
遊技制御プログラムに基づいて遊技の進行を制御する遊技制御を実行することが可能な遊技制御実行手段と、
前記遊技制御実行手段により制御されて補助遊技を実行するための補助遊技実行手段と、を備え、
予め定められた始動条件の成立に基づいて前記補助遊技を実行し、該補助遊技の結果が特別結果となることに起因して遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
当該遊技機から外部の装置に対して単方向で情報を出力するための複数の情報出力端子が設けられる外部情報端子板と、
前記遊技制御の実行過程で予め定められたイベントが発生したことに基づいて、当該イベントの発生を示すイベント信号を前記情報出力端子を介して出力することが可能なイベント信号出力手段と、
当該遊技機を識別することが可能な個体識別情報を記憶する個体識別情報記憶手段と、
前記イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して、前記個体識別情報記憶手段に記憶された前記個体識別情報を前記情報出力端子を介して出力することが可能な個体識別情報出力手段と、を備え、
前記複数の情報出力端子は、前記イベント信号出力手段が前記イベント信号を出力するためのイベント用端子と、前記個体識別情報出力手段が前記個体識別情報を出力するための個体識別情報用端子とを含み、
前記個体識別情報出力手段は、前記個体識別情報を構成するデータの各ビットの値を前記個体識別情報用端子から順に出力することで前記個体識別情報をシリアル信号として出力するよう構成され、
前記イベント信号出力手段は、前記個体識別情報出力手段による前記個体識別情報の出力ビットの変化に合わせて前記イベント用端子から出力する前記イベント信号の信号レベルを順次変化させるよう構成されていることを特徴とする。
補助遊技は、液晶表示装置、CRT(陰極線管)表示装置、外周に識別情報が付された回転ドラム式のドラム表示装置等の変動表示装置を用いて複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームであってもよいし、開閉部材を備えた変動入賞装置の特別入賞領域に遊技球が入賞するか否かのゲームを行うものであってもよい。
前記イベント信号出力手段は、前記個体識別情報出力手段による前記個体識別情報の出力中に前記イベントが終了した場合であっても、前記個体識別情報の出力が終了するまでは前記イベント信号の信号レベルの変化を継続することを特徴とする。
前記個体識別情報は、当該遊技機に一意な個別IDと、当該遊技機の機種に関わる機種情報とを含み、
前記イベント信号出力手段は、
当該遊技機の電源投入に基づいて前記イベント信号を出力する電源投入時イベント信号出力手段と、
当該遊技機の状態変化に基づいて前記イベント信号を出力する状態変化時イベント信号出力手段と、を備え、
前記個体識別情報出力手段は、
前記電源投入時イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して前記個別ID及び前記機種情報を出力する電源投入時個体識別情報出力手段と、
前記状態変化時イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して前記個別IDのみを出力する状態変化時個体識別情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
前記遊技制御の実行に必要な作業領域を提供する揮発性記憶手段と、
遊技機の電源断時に前記揮発性記憶手段に対して電源を供給するバックアップ電源手段と、
遊技機の電源投入時に予め定められた初期化条件が成立したか否かを判定する初期化条件判定手段と、
前記初期化条件判定手段により前記初期化条件が成立したと判定された場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された記憶情報を初期化して前記遊技制御の状態を初期化させる初期化処理を実行する初期化手段と、
前記初期化条件判定手段により前記初期化条件が成立していないと判定された場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された記憶情報に基づいて前記遊技制御の状態を電源断前の状態に復帰させる状態復帰処理を実行する状態復帰手段と、を備え、
前記状態変化時イベント信号出力手段は、前記初期化処理が実行される場合及び前記状態復帰処理が実行される場合に前記イベント信号を出力し、
前記電源投入時個体識別情報出力手段は、前記初期化処理が実行される場合にのみ前記個体識別情報を出力することを特徴とする。
前記遊技制御手段を備えて遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの制御情報に基づいて被制御装置を制御する従属制御装置と、を備え、
前記遊技制御装置は、前記初期化処理の終了後又は前記状態復帰処理の終了後に前記従属制御装置に対して前記制御情報を送信することが可能な制御情報送信手段と、を備え、
前記状態復帰手段は、前記状態復帰処理において前記従属制御装置が前記制御情報を受信可能な状態となるまでの待機処理を実行するよう構成され、
前記電源投入時イベント信号出力手段及び電源投入時個体識別情報出力手段は、前記待機処理の代替処理として前記初期化手段による初期化処理の実行中に前記イベント信号及び前記個体識別情報を出力することを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態の遊技システムのシステム構成図である。
遊技場の内部には内部ネットワーク22が設けられており、当該内部ネットワーク22には遊技場管理装置(ホールコンピュータ)1及び情報収集端末装置3が接続される。遊技場内に設けられた内部ネットワーク2は、例えば、Ethernet(登録商標)によって構成される。当該内部ネットワーク2に接続された機器にはアドレスが設定されており、機器間の通信(例えば、特定の機器に対するデータの転送や指令信号の送信)や、複数の機器に対する同報通信(例えば、マルチキャストやブロードキャスト)を行うことができる。
なお、複数(例えば、二台)の遊技用装置4に対して一台の情報収集端末装置3を接続する構成でもよい。ただし、複数の遊技用装置4に対して一台の情報収集端末装置3を接続する構成の場合、遊技媒体貸出装置6は各遊技機5に一対一に対応して接続する構成とする。
遊技用装置4は、島設備に複数台ずつ設置されており、遊技機5に遊技媒体貸出装置6が付加されて構成される。なお、遊技機5及び遊技媒体貸出装置6については、図3で詳細を説明する。
呼出しランプ8は、遊技用装置4毎に設けられており、遊技用装置4等に異常が発生した場合に、ランプを点灯又は点滅し、当該遊技用装置4に異常が発生したことを遊技場の従業員に報知する。
ジェットカウンタ(計数機)9は、遊技者が遊技の結果獲得した遊技媒体を計数し、計数後の遊技媒体を島設備を介して遊技用装置4に再度供給できるように、図示しない島設備内の貯留タンクに計数後の遊技媒体を貯留する。
遊技場管理装置1には、CPU101、プログラム等を予め格納したROM102、CPUの動作時にワークエリアとして使用されるメモリであるRAM103、及び、各種データを記憶するハードディスク等の記憶装置(HDD)104が設けられている。
RAM103は、各種データ(例えば、遊技機5の補助遊技の実行回数であるスタート回数、始動入賞数又はアウト数等)を一時的に記憶する記憶領域及びCPU101の動作に必要なデータが一時的に記憶される作業領域を備える。また、ROM102にプログラムを記憶する代わりに、HDD104にプログラムを保存し、RAM103にプログラムをコピーしRAM103でプログラムを動作させることも可能である。
バス105には、外部との入出力を司るネットワーク通信ポート106及びI/Oポート107が接続されている。
ネットワーク通信ポート106は、所定の通信プロトコルに従ってデータ通信を行うためのデータ入出力部であり、内部ネットワーク2を介して情報収集端末装置3、コーナーランプ7及び呼出しランプ8と情報転送可能に接続されている。
このように、遊技場管理装置1は、情報収集端末装置3から累積遊技情報を収集する情報収集装置(手段)としての機能を有する。
情報収集端末装置3は、マイクロプロセッサ150、図示しない電源回路及びデータ入出力用端子が設けられる。
マイクロプロセッサ150は、3個のCPU151〜153を内蔵した1チップタイプのプロセッサであり、メディアアクセスコントロールCPU(MACCPU)151、ネットワークCPU152及びアプリケーションCPU153の3つのCPUを内蔵している。また、これらのCPU151〜153が接続されるアドレス及びデータのためのコモンバス154には、各CPUに共通して使用されるメモリとして、RAM155、EEPROM156及びROM157が接続される。
ネットワーク通信ポート158は、所定の通信プロトコルに従ってデータ通信を行うためのポートである。ネットワーク通信ポート158は、ドライバを介してネットワーク接続端子に接続されており、当該ネットワーク通信ポート158はネットワークケーブルを介して遊技場管理装置1に接続され、さらに、内部ネットワーク2を通じて遊技場管理装置1と信号(管理用特賞信号、データ信号及び指令信号)を送受信する。
台番号設定スイッチは、例えば、サムホイールスイッチやディップスイッチ等の小型のスイッチが用いられ、当該台番号設定スイッチに台番号と同じ値(例えば、001)を設定すると、情報収集端末装置3に台番号が設定される。
また、台番号設定スイッチは、台番号を設定する入力部(例えば、小型のキーボード)と入力部によって設定された台番号を表示する表示部とを備えたものであってもよい。報知用LEDは、情報収集端末装置3に備わり、エラー発生時等に出力されるLED点灯指令に対応して点灯する。
通信ポート160は、遊技機5に設けられた遊技用マイクロコンピュータ511の通信ポートとの間で、所定のプロトコルで通信を行う。通信ポート160は、遊技機5の遊技制御基板上に設けられた外部通信端子(図示省略)と接続される。
遊技用装置4から情報収集端末装置3に遊技情報(稼動データ)が入力されると、アプリケーションCPU153によって遊技データの累積値が算出される。そして、アプリケーションCPU153は、算出された遊技情報(稼動データ)の累積値に基づいて、遊技用装置4の稼動状態を判定する。遊技情報(稼動データ)の累積値は、RAM155に一定期間記憶されて管理される。なお、当該累積値を、情報収集端末装置3がネットワーク通信ポート158から出力して、遊技場管理装置1で管理してもよい。
まず、遊技機5の構成について説明する。
遊技機5の前面枠19は、本体枠(外枠)12に図示しないヒンジを介して開閉回動可能に組み付けられる。遊技盤50は、前面枠19の表側に形成された収納部(図示省略)に収装される。また、前面枠19には、遊技盤50の前面を覆うカバーガラス(透明部材)を備えたガラス枠18が取り付けられている。
遊技盤50の表面には、ガイドレール55で囲われた略円形状の遊技領域51が形成される。
遊技領域51には、ほぼ中央に表示装置58が設けられるセンターケース40が設置される。表示装置58は、センターケース40に設けられた凹部に、センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。すなわち、センターケース40は、表示装置58の表示領域の周囲を囲い、表示装置58の表示領域から突出して設けられている。
センターケース40の下側には、開閉可能な一対の可動部材を有する普通変動入賞装置33を備える始動入賞口34が設けられる。
また、センターケース40の下側に設けられた始動入賞口34の下方には、表示装置58の作動結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れやすい状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)36が設けられる。
なお、遊技球が各種入賞口又はアウト口39に入る前に、普通図柄始動ゲート31を通過する場合がある。
通常、普通変動入賞装置33は閉状態であり、始動入賞口34は、遊技球が入賞しにくい状態である。普通図柄始動ゲート31を遊技球が通過することによって、普図変動表示ゲームが実行され、普図変動表示ゲームの結果、当たり状態が発生すると、普通変動入賞装置33が開状態に変換され、始動入賞口34は遊技球が入賞しやすい状態となる。
始動入賞口34への遊技球の入賞は、始動入賞口センサ34a、34b(図5参照)によって検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された特別図柄乱数カウンタ値は、遊技機5の特図記憶領域に特別図柄入賞記憶(始動記憶)として所定数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この始動記憶の記憶数は、一括表示装置35(図5参照)の特図表示器に表示される。遊技機5は、始動記憶に基づいて、表示装置58にて特図変動表示ゲーム(補助遊技)を行う。
特別変動入賞装置36の大入賞口への遊技球の入賞は、カウントセンサ36aによって検出される。
また、入賞した遊技球やアウト口39によって回収された遊技球は、遊技機裏面側からアウトタンク43に排出される。アウトタンク43に排出された遊技球は、回収球として計数された後に島設備に回収される。この回収球は、図示しない揚送装置により島設備の上部に揚送され、再度補給球として島設備に配設されている遊技機5に分配される。なお、アウトタンク43は、所定数(例えば、10個)の遊技球を計数する毎に、回収信号を情報収集端末装置3に出力する。
また、遊技者が操作部24を回動操作することによって、図示しない発射装置は、上皿21から供給される遊技球を発射する。
遊技者がセレクトボタン44を操作することによって、表示装置58における特図変動表示ゲームの演出内容を選択することができる。また、遊技者が演出ボタン41を操作することによって、表示装置58における特図変動表示ゲームに、遊技者の操作を介入させた演出を行うことができる。
また、下皿23には、下皿23に貯留された遊技球を排出するための下皿球抜き機構42が備えられる。
前面枠19の下部右側には、ガラス枠18を施錠するための鍵25が備えられている。
カード挿入口61は、遊技媒体貸出装置6の表示装置62の下方に設けられる。カード挿入口61には、プリペイドカード又は会員カード等のカードが挿入される。
操作部622は、中断スイッチ6221、及びカードIDクリアスイッチ6222を備える。
カードIDクリアスイッチ6222は、中断スイッチ6221が操作された場合に記憶されるカードIDを消去する場合に操作される。
紙幣挿入口63の上方には、状態表示部64が設けられる。状態表示部64は、記憶媒体受付端末装置6の動作に対応して色を変化させる。例えば、遊技媒体貸出装置6が利用可能状態である場合には、状態表示部64は緑色に点灯し、遊技媒体貸出装置6のカード挿入口61にカードが挿入されている間、状態表示部64は赤色に点灯する。
各台計数器68は、下皿球抜き機構42が操作されることによって導入路53へ排出され、導入路53により遊技媒体貸出装置6側へ導かれた遊技球を計数する。各台計数器68は、遊技媒体貸出装置6の下皿球抜き機構42よりも下方に設置されている。
なお、本実施形態の遊技媒体貸出装置6は、紙幣の挿入を受け付ける機能は備えなくてもよく、カードの挿入を受け付けるものであればよい。また、紙幣の挿入により、遊技媒体の貸出をして、払出口66から遊技媒体(遊技球、メダル)を払い出す、所謂現金貸出機でも良い。
遊技媒体貸出装置6は、カード挿入口61にカードが挿入された場合、挿入されたカードに記憶された各種データを読み取り、読み取ったデータを記憶する。
遊技媒体貸出装置6は、遊技機5に備わる貸出ボタン26が操作され、遊技者が所有する有価価値(カードに記憶された残額)から所定数(例えば、25個の)の遊技球を払い出す毎に「貸出情報」を情報収集端末装置3へ送信する。
遊技機5の裏面側には、裏機構盤70が形成され、該裏機構盤70に略矩形状の開口窓部71を開設し、前面枠194の収納部に遊技盤5を前方から交換可能な状態で取り付けるとともに、遊技盤5の後部(裏面側部)を開口窓部71から後方へ臨ませている。なお、遊技盤5の後方には、入賞装置の後部やセンターケースの後部を覆うカバー体72を配置しており、さらに、裏機構盤70には一連の裏機構部品を設けている。
また、裏機構盤70の側部であって球貯留ユニット74の下方には、球貯留ユニット74から供給される遊技球を遊技機前面に配設された上皿21又は下皿23に払い出すための球払出ユニット75が配設され、裏機構盤70の下部には、球払出ユニット75を制御する払出制御装置580、電源装置300、及び、払出制御装置580と遊技媒体貸出装置6とを接続するための中継基板76が配設される。
球貯留ユニット74は、遊技球を貯留可能な貯留タンク77と、貯留タンク77の下方に配置されて貯留タンク77から供給される遊技球を球導出シュート78と、を備え、球払出ユニット75は、球導出シュート78から供給される遊技球を流下させる案内流路79、案内流路79の下端に接続された球払出装置80、及び、球払出装置80から払い出された遊技球を上皿21又は下皿23に誘導する誘導流路81とを備える。そして、払出制御装置580からの制御信号に基づいて球払出装置80の払出モータ(図示省略)を駆動して所要数の遊技球の払い出しを実行するように構成されている。
遊技機5は遊技制御装置500を備え、遊技制御装置500は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)511を有するCPU部510と、入力ポートを有する入力部520と、出力ポートやドライバなどを有する出力部530、CPU部510と入力部520と出力部530との間を接続するデータバス540などからなる。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU5111が参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が16R大当りや2R大当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。さらに、これらのパターンテーブルには、後半変動パターンテーブル、前半変動パターンテーブルが含まれている。
また、後述するように、遊技用マイコン511は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄乱数、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数等を生成するための乱数生成回路5123と、発振回路513からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU5111に対する所定周期(例えば、2ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータ5119を備えている。
遊技制御装置500の遊技用マイコン511のCPU5111では、普図始動ゲート31に備えられたゲートスイッチ31aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当たり判定用乱数値を抽出してROM5112に記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。そして、一括表示装置35の普図表示器に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、普図表示器に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド38bを動作させ、普通変動入賞装置33の可動部材を所定時間(例えば、0.3秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置33に備えられた始動口2スイッチ34bからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM5112に記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。
また、演出制御装置550では、遊技制御装置500からの制御信号に基づき、表示装置58で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置550では、遊技制御装置500からの制御信号に基づき、スピーカ30a,30bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU5111は、例えば、大入賞口ソレノイド42dにより特別変動入賞装置36の開閉扉を開放させ、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。
そして、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回又は2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、一括表示装置35の特図1表示器や特図2表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置33を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置33の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置33が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置33の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
これにより、普通変動入賞装置33に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
なお、確変状態と普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置33の時短動作状態は、それぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。
なお、ユーザプログラムROMには、メーカコード(パチンコ遊技機の製造メーカ毎に割り振られた固有の製造メーカの一意な識別子であるが、製造メーカを識別できるコードであればどのようなコードであっても良い。)、機種コード(製造メーカがパチンコ遊技機の種類に設定したものであって、公的機関での検査に合格した遊技機の型式名)が個体識別情報としてデータ領域に格納されており、個体識別情報は、CPUコア5111からの読み取り(アクセス)が可能になっている。
ユーザワークRAM5113は、遊技領域部600Aにおけるプログラムに基づく処理を実行する際にワークエリア(作業領域)として用いられるものである。ミラードRAM5117は、クロックの立ち下がり時にユーザワークRAM5113に記憶された情報を複製した情報を記憶する(CPUコアがZ80の場合には、クロックの立ち上がり時に処理を実行するため、同期して動くことがないようにしている。)。
チップ個別IDレジスタ5125は、情報収集端末装置等の外部装置へ個体識別情報として出力するためのデータ(上述したチップ個別ID)を記憶するためのレジスタであり、当該チップ個別IDはCPUコア5111からの読み取り(アクセス)が可能になっている。また、本実施形態では遊技用演算処理装置600の電源投入時(システムリセット時)に管理ブロック側によってHWパラメータROM5124からコピーした値(チップ個別ID)が記憶されることになるが、遊技プログラム等と同様に予めチップ個別IDを書き込むようにしておいても良い。
出力制御回路5122はアドレスデコーダ5121からの信号制御を行って外部端子より8ビットのチップセレクト信号(CS0〜CS7)を外部に出力する。ブートブロック5118は、ブートプログラムを記憶し、電源投入時にユーザワークRAM5113に記憶された情報を初期化する。
情報領域部600B内のHPGプログラムROM5131は、各種検査動作を行うHPGプログラムが格納される。IDプロパティメモリ5132には、検査装置(図示省略)から外部通信制御回路5135を介して受信した要求に基づいて、HWパラメータROM4124に記憶されている情報を検査装置にすぐに出力できるように、遊技用演算処理装置600の電源投入時(システムリセット時)にHWパラメータROM5124に記憶されている情報を複製して記憶する。なお、IDプロパティメモリ5132は、遊技領域600A側及び情報領域部600B側の双方よりアクセスが可能な構成になっている。
遊技機の外部情報端子板73には、外部からの信号の入力ができないように図示しないフォトカプラによって単方向通信が担保されている複数の情報出力端子(図示省略)が設けられており、これらの情報出力端子から遊技の進行過程で生成される各種イベント信号(遊技情報信号)として出力される信号として、特図始動入賞口への遊技球の入賞毎に出力される始動入賞信号、特図変動表示ゲームの停止毎に出力される図柄確定信号、2R(ラウンド)及び16R(ラウンド)等の全ての大当り動作中に出力される大当り1信号、16Rの大当り動作中、確率変動中、時短状態中に継続して出力される大当り2信号、16Rの大当り動作中に出力される大当り3信号、遊技機のセキュリティに拘る異常(入賞、磁気、振動エラー発生時、前面枠・ガラス枠開放時、遊技用演算処理装置のユーザワークRAM(RWM)5113の初期化時)の発生時に出力されるセキュリティ信号、所定個数(10個)の賞球払出毎に出力される賞球信号がある。また、外部装置で当該遊技機を識別・登録したり、正当性を判定したりするための識別情報として出力される個体識別情報信号もあり、個体識別情報は、大当り信号1及びセキュリティ信号に同期して出力される。なお、個体識別情報信号の出力態様の詳細については後述する。
遊技用マイコン5111による制御処理は、ループ処理として繰り返されるメインルーチンであるメイン処理(主に図8及び図9参照)と、メイン処理に対する割り込みルーチンとして、所定時間周期(例えば2ms)で行われるタイマ割込み処理(図12参照)とからなる。
メイン処理は、電源が投入されることで開始される。このメイン処理においては、図8に示すように、まず、割込みを禁止する処理(ステップS1)を行なってから、割込みが発生したときに実行するジャンプ先のベクタアドレスを設定する割込みベクタ設定処理(ステップS2)、割込みが発生したときにレジスタ等の値を退避する領域の先頭アドレスであるスタックポインタを設定するスタックポインタ設定処理(ステップS3)、割込み処理のモードを設定する割込みモード設定処理(ステップS4)を行う。
また、ステップS8で初期化スイッチがオン(ステップS8;Yes)と判定された場合、ステップS10で停電復旧でない(ステップS10;No)と判定された場合及びステップS12でチェックサムが正常でない(ステップS12;No)と判定された場合、つまり、RWM(リードライトメモリ;本実施形態ではRAM5113)の初期化条件が成立した場合には、図9のステップS20へジャンプする。
続いて、RWM(リードライトメモリ:実施例ではRAM5113)内の初期化すべき領域に停電復旧時の初期値をセーブ(格納)してから(ステップ14)、エラーや不正監視に係る領域をリセットする(ステップS15)。次に、RWM内の遊技状態を記憶する領域を調べて遊技状態が高確率状態であるか否かを判定する(ステップS16)。ここで、高確率でないと(ステップS16;No)と判定した場合は、ステップS17,S18をスキップしてステップS19へ移行する。
次に、上述のメイン処理における識別情報信号送信処理(ステップS101)の詳細について説明する。
図10に示すように、識別情報信号送信処理では、まず、スタートコード1(ここでは、RAM初期化が発生したこと及びチップ個別ID,メーカコード、機種コードを出力することを示すコードであり、1バイトのデータである)をRAM5113上に設定された識別情報出力データ領域にセーブし(ステップS101)、チップ個別IDレジスタ5125から読み込んだチップ個別ID(ここでは、4バイトのデータである)及びROM5112に記憶される機種情報(3バイトのメーカコード、32バイトの機種コード)を識別情報出力データ領域にセーブする(ステップS102)。
さらに、既知のイベント信号をタイミング信号として利用するので、個体識別情報信号を出力するための情報出力端子の数が1つで済み、外部情報端子板を大幅に変更しないで済むというメリットもある。
次に、上述のメイン処理における初期値乱数更新処理(ステップS28)の詳細について説明する。
図11Aに示すように、初期値乱数更新処理では、当り初期値乱数をインクリメント(更新(+1))する処理(ステップS201)、大当り初期値乱数をインクリメント(更新(+1))する処理(ステップS202)、大当り図柄初期値乱数1をインクリメント(更新(+1))する処理(ステップS203)、大当り図柄初期値乱数2をインクリメント(更新(+1))する処理(ステップS204)を順次行う。なお、各乱数更新処理では、上限値がそれぞれ設けられ、上限値に達すると0となり、0から上限値の間で順次更新(+1)する処理が行われる。このように、メイン処理の中で時間が許す限り乱数をインクリメントし続けることによって、乱数のランダム性を高めることができるようにするとともに、割込みが発生した時点における各種初期値乱数がとる値の規則を無くすことができるようになる。
次に、上述のメイン処理におけるチェックサム算出処理(ステップS11、ステップS33)の詳細について説明する。
図11Bに示すように、チェックサム算出処理では、先ず算出アドレスとしてRWM(RAM5113)の先頭アドレスを設定する処理(ステップS251)、繰り返し数を設定する処理(ステップS252)、算出値として「0」を設定する処理(ステップS253)を順次行う。
その後、算出アドレスの内容をロードし(ステップS254)、ロードした値に算出値を加算した値を新たな算出値とする(ステップS325)。そして、算出アドレスを更新(+1)し(ステップS256)、繰り返し数を−1更新すなわち減算してチェックサムの算出が終了したチェックする(ステップS257)。そして、算出が終了でない(ステップS258:No)と判定するとステップS254へ戻って上記処理を繰り返す。また、算出が終了である(ステップS258:Yes)と判定すると当該チェックサム算出処理を終了する。
次に、タイマ割込み処理について説明する。
図12に示すように、タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ5119内のCTC回路で生成される周期的なタイマ割込み信号がCPU5111に入力されることで開始される。遊技用マイコン511においてタイマ割込みが発生すると、図12のタイマ割込み処理が開始される。
タイマ割込み処理が開始されると、まず所定のレジスタに保持されている値をRWM(RAM5113)に移すレジスタ退避の処理(ステップS51)を行う。なお、本実施例において遊技用マイコンとして使用しているZ80系のマイコンでは、当該処理を表レジスタに保持されている値を裏レジスタに退避することで置き換えることができる。次に、各種センサ(始動口1スイッチ34a、始動口2スイッチ34b、普図のゲートスイッチ31a、カウントスイッチ36aなど)からの入力の取込み、即ち、各入力ポートの状態を読み込む入力処理(ステップS52)を行う。それから、各種処理でセットされた出力データに基づき、ソレノイド(大入賞口SOL42d、普電SOL38b)等のアクチュエータの駆動制御及び外部情報端子板73から外部装置(情報収集端末装置3等)へ遊技情報(イベント信号)や個体識別情報等の外部出力情報を出力するための出力処理(ステップS53)を行う。
次に、上述のタイマ割込み処理における出力処理(ステップS53)の詳細について説明する。
図13に示すように、出力処理では、先ず一括表示装置(LED)50のセグメントのデータを出力するポート531c(図5参照)をリセットする(ステップS301)。続いて、一括表示装置(LED)35のデジット線を順次スキャンするためのデジットカウンタの値を更新(ステップS302)し、デジットカウンタの値に対応するLEDのデジット線の出力データを取得する(ステップS303)。次に、普電ソレノイド38bや大入賞口ソレノイド42d、試験端子および上記デジット出力ポートに出力するデータを合成する(ステップS304)。そして、合成したデータを、ソレノイド・試験端子・セグメントのデータ出力用のポート531cへ出力する(ステップS305)。
次に、上述のタイマ割込み処理における入賞口スイッチ/エラー監視処理(ステップS57)の詳細について図14を参照して説明する。
入賞口スイッチ/エラー監視処理は、各種入賞口に設けられたスイッチから信号の入力(信号の変化)があるか否かの監視や、エラーの監視(遊技機のセキュリティに拘る異常の監視)を行う処理である。
次に、上述のタイマ割込み処理における特図ゲーム処理(ステップS58)の詳細について説明する。
特図ゲーム処理では、始動口1スイッチ34a及び始動口2スイッチ34bの入力の監視と、特図変動表示ゲームに関する処理全体の制御、特図の表示の設定を行う。
図15に示すように、特図ゲーム処理では、先ず、始動口1スイッチ34a及び始動口2スイッチ34bの入賞を監視する始動口スイッチ監視処理(ステップS401)を行う。
次に、カウントスイッチ監視処理(ステップS402)を行う。このカウントスイッチ監視処理では、特別変動入賞装置36内に設けられたカウントスイッチ36aのカウント数を監視する処理を行う。
そして、分岐処理終了後のリターンアドレスをスタック領域に退避させる処理(ステップS407)を行った後、ゲーム処理番号に応じてゲーム分岐処理(ステップS408)を行う。
また、ステップS408にて、ゲーム処理番号が「1」の場合は、特図の停止表示時間の設定や、特図表示中処理を行うために必要な情報の設定等を行う特図変動中処理(ステップS410)を行う。
また、ステップS408にて、ゲーム処理番号が「2」の場合は、特図変動表示ゲームの遊技結果が大当りであれば、大当りの種類(2R大当りor15R大当り)に応じたファンファーレコマンドの設定や、各大当り(2R大当りor15R大当り)の大入賞口開放パターンに応じたファンファーレ時間の設定や、ファンファーレ/インターバル中処理を行うために必要な情報の設定等を行う特図表示中処理(ステップS411)を行う。
また、ステップS408にて、ゲーム処理番号が「4」の場合は、大当りラウンドが最終ラウンドでなければインターバルコマンドを設定する一方で最終ラウンドであれば大当り終了画面のコマンドを設定する処理や、大入賞口残存球処理を行うために必要な情報の設定等を行う大入賞口開放中処理(ステップS413)を行う。
また、ステップS408にて、ゲーム処理番号が「6」の場合は、特図普段処理(ステップS409)を行うために必要な情報の設定等を行う大当り終了処理(ステップS415)を行う。この大当り終了処理では、大当りの終了を示す大当り終了フラグが遊技状態監視領域にセットされ、後述する図17の外部情報編集処理で大当り1信号の出力を終了するための情報として利用される。
一方、ステップS404にて、特図ゲーム処理タイマがタイムアップしていない(ステップS404;No)と判定すると、処理をステップS416に移行して、それ以降の処理を行う。
次に、上述のタイマ割込み処理における磁石不正監視処理(ステップS61)の詳細について説明する。
磁石不正監視処理では、磁気センサスイッチ39aからの検出信号をチェックして異常がないか判定して不正報知の開始や終了の設定等を行う。
その後、磁石不正の報知時間を規定する報知タイマを更新(−1)した後、当該タイマがタイムアップしたか否かをチェックする(ステップS459)。この報知タイマがタイムアップしたか否かの判定(ステップS460)において、タイムアップした(ステップS460;Yes)と判定された場合には、磁石エラー発生フラグと磁石不正報知終了コマンド(ACTION)を準備して、不正解除フラグをセットする処理(ステップS461)を行った後、処理をステップS462に移行して、以降の処理を行う。この場合、不正が発生していない正常な状態であるため不正の報知は行われていない。すなわち、報知タイマが常にタイムアップした状態である。
一方、磁石を用いた不正が行われ、ステップS452にて、磁石センサ検出信号の入力がある(ステップS452;Yes)と判定すると、磁石不正監視タイマを更新(+1)した後、当該タイマがタイムアップしたか否かをチェックして(ステップS453)、タイムアップしていない(ステップS453;No)と判定すると、処理をステップS459に移行して、それ以降の処理を行う。
即ち、このステータス更新処理では、磁石不正報知コマンドや磁石エラー発生フラグの設定(エラーフラグ設定領域にセットする処理)を行うようになっているが、ステップS454にて、磁石不正監視タイマがタイムアップした(ステップS454;Yes)と判定し続けている限り、入力信号に変化が生じないため、一旦設定されたステータスの更新は行われない。
即ち、ステップS459にて、磁石不正の報知時間を規定する報知タイマを更新(−1)した後、当該タイマがタイムアップしたか否かをチェックして(ステップS459)、タイムアップしていない(ステップS460;No)と判定すると、図16の磁石不正監視処理を終了する。
具体的には、ステップS462にて、磁石不正監視領域を準備した後(ステップS462)、ステップS463にて、入力信号に変化が生じていることから、磁石不正報知終了コマンドや不正報知解除フラグを設定するステータス更新処理(ステップS463)を行う。
次に、上述のタイマ割込み処理における外部情報編集処理(ステップS62)の詳細について説明する。
外部情報編集処理では、ファンファーレ/インターバル処理(ステップS412)及び大当り終了処理(ステップS415)によって設定される大当り開始フラグや大当り終了フラグ、入賞口スイッチ/エラー監視処理(ステップS57)や磁石不正監視処理(ステップS61)によってセキュリティステータス領域に設定される各種エラーフラグに基づいて、情報収集端末装置3や遊技場管理装置1等の外部装置や試射試験装置に出力する情報を作成して出力バッファにセットする処理等を行う。
次に、上述の大当り1信号編集処理(ステップS501)の詳細について説明する。
大当り1信号編集処理では、ファンファーレ/インターバル処理(ステップS412)及び大当り終了処理(ステップS415)によって設定(セット)される大当り開始フラグや大当り終了フラグに基づいて、外部情報端子板73を介して出力する大当り1信号の出力データを作成して出力バッファ(外部情報出力データ領域)にセットする処理を行う。
図18Aに示すように、大当り1信号編集処理では、先ず、信号編集1処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを信号編集1処理シーケンステーブルから取得し(ステップS511)、分岐先アドレスで実行される分岐処理の終了時のリターンアドレスをスタック領域に退避させる処理(ステップS512)を行った後、信号編集1処理番号に応じて分岐処理(ステップS513)を行う。
また、ステップS513にて、信号編集1処理番号が「2」の場合は、大当り開始監視処理でセットされた大当り1信号をシリアルデータとして出力される個体識別情報信号の読み取りタイミング信号とするために、大当り1信号の信号レベルを制御する大当り1信号レベル制御処理(ステップS515)を行う。
また、ステップS513にて、信号編集1処理番号が「3」の場合は、大当り終了処理でセットされる大当り終了フラグを監視し、大当り1信号のOFFデータをセットしたり、信号編集1処理番号をデフォルト値である「1」に更新したりする大当り終了監視処理(ステップS516)を行う。
次に、上述の大当り1信号編集処理における大当り開始監視処理(ステップS514)の詳細について説明する。
図18Bに示すように、大当り開始監視処理では、先ず、遊技状態監視領域に大当り開始フラグがあるか否かをチェックする(ステップS521)。
そして、大当り開始フラグがある(ステップS522;Yes)と判定すると、大当り1信号のONデータを外部情報出力データ領域にセーブし(ステップS523)、出力状態監視領域に大当り1信号のONフラグをセーブする(ステップS524)。
そして、セキュリティ信号ONフラグがない(ステップS528;Yes)と判定すると、個体識別情報信号の出力に伴って大当り1信号の信号レベルを変化させる必要があるので、上述の大当り1信号レベル制御処理に移行するために信号編集1処理番号に「2」を設定(ステップS529)してから、個体識別情報(ここでは、チップ個別IDのみ)の出力時間(例えば、180ms分の値)を出力時間計測カウンタにセットして(ステップS530)、大当り開始監視処理を終了する。
一方、ステップS522にて、大当り開始フラグがない場合(ステップS522;No)には、大当り1信号を出力する必要がないので、大当り開始監視処理を終了する。
また、ステップS528にてセキュリティ信号ONフラグがある場合(ステップS528;No)には、すでに、個体識別情報信号の出力が行われている、又は、個体識別情報信号の出力が終了していると判断して、上述の大当り終了監視処理に移行するためにそのまま大当り開始監視処理を終了する。
次に、上述の大当り1信号編集処理における大当り1信号レベル制御処理(ステップS515)の詳細について説明する。
図19Aに示すように、大当り1信号レベル制御処理では、先ず、大当り1信号のONデータを設定(ステップS531)してから、大当り開始監視処理のステップS530でセットされた出力時間計測カウンタの値をデクリメント(−1)更新し(ステップS532)、その後、出力時間計測カウンタの値が所定の判定値(大当り1信号のONデータがセットされてから20ms経過したことを判定するための判定値)以下であるか否かを判定する(ステップS533)。
一方、ステップS533の処理にて、出力時間計測カウンタの値が判定値以下でないと判定された場合(ステップS533;No)、及び、ステップS535の処理にて、出力時間計測カウンタの値が奇数でないと判定された場合(ステップS535;No)には、ステップS531にて大当り1信号のONデータが設定された状態でステップS537に移行し、それ以降の処理を行う。
そして、出力時間計測カウンタの値が「0」であると判定すると(ステップS538;Yes)、信号編集1処理番号に「3」を設定し(ステップS539)、個体識別情報信号の出力を終了させるための識別情報出力終了フラグを出力状態監視領域にセーブし(ステップS540)、大当り1信号レベル制御処理を終了する。
一方、ステップS538の処理にて、出力時間計測カウンタの値が「0」でないと判定された場合には、継続して大当り1信号の信号レベルを変化させる必要があるので、信号編集1処理番号を変更せずに、そのまま大当り1信号レベル制御処理を終了する。
次に、上述の大当り1信号編集処理における大当り終了監視処理(ステップS516)の詳細について説明する。
図19Bに示すように、大当り終了監視処理では、まず、遊技状態監視領域に大当り終了フラグがあるかチェックする(ステップS541)。
そして、大当り終了フラグがある(ステップS542;Yes)と判定すると、大当り信号1のOFFデータを外部情報出力データ領域にセーブして(ステップS543)、大当り1信号のONデータの出力を終了させる。続けて、遊技状態監視領域の大当り終了フラグをクリアし(ステップS544)、出力状態監視領域の大当り1信号のONフラグをクリアし(ステップS545)、大当り開始監視処理に移行するために信号編集1処理番号に「1」を設定し(ステップS546)、大当り終了監視処理を終了する。
一方、ステップS542の処理で、大当り終了フラグがない(ステップS542;No)と判定すると、そのまま大当り終了監視処理を終了する。
次に、上述のセキュリティ信号編集処理(ステップS502)の詳細について説明する。
セキュリティ信号編集処理では、上述した入賞口スイッチ/エラー監視処理(ステップS57)及び磁石不正監視処理(ステップS61)によって設定(セット)される各種エラーフラグに基づいて、外部情報端子板73を介して出力するセキュリティ信号の出力データを作成して出力バッファ(外部情報出力データ領域)にセットする処理を行う。
図20Aに示すように、セキュリティ信号編集処理では、先ず、遊技機のセキュリティに拘るステータス(状態)を記憶するためのセキュリティステータス領域の値をクリアし(ステップS551)、入賞口スイッチ/エラー監視処理及び磁石不正監視処理によって各種エラーフラグがセットされるエラーフラグ設定領域のフラグ状態から現在のセキュリティステータスを算出する(ステップS552)。
一方、エラーが発生していない(ステップS553;No)と判定すると、ステップS555以降の処理を実行する。
そして、信号編集2処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを信号編集2処理シーケンステーブルから取得し(ステップS555)、分岐先アドレスで実行される分岐処理の終了時のリターンアドレスをスタック領域に退避させる処理(ステップS556)を行った後、信号編集2処理番号に応じて分岐処理(ステップS557)を行う。
また、ステップS557にて、信号編集2処理番号が「2」の場合は、エラー発生監視処理(ステップS558)でセットされたセキュリティ信号をシリアルデータとして出力される個体識別情報信号の読み取りタイミング信号とするために、セキュリティ信号の信号レベルを制御するセキュリティ信号レベル制御処理(ステップS559)を行う。
また、ステップS557にて、信号編集2処理番号が「3」の場合は、ステップS554でセキュリティステータス領域にセーブされたエラー中フラグを監視し、セキュリティ信号のOFFデータをセットしたり、信号編集2処理番号をデフォルト値である「1」に更新したりするエラー解除監視処理(ステップS560)を行う。
次に、上述のセキュリティ信号編集処理におけるエラー発生監視処理(ステップS558)の詳細について説明する。
図20Bに示すように、エラー発生監視処理では、先ず、セキュリティステータス領域にエラー中フラグがあるか否かをチェックする(ステップS561)。
そして、エラー中フラグがある(ステップS562;Yes)と判定すると、セキュリティ信号のONデータを外部情報出力データ領域にセーブし(ステップS563)、出力状態監視領域にセキュリティ信号のONフラグをセーブする(ステップS564)。
そして、大当り1信号ONフラグがない(ステップS567;Yes)と判定すると、個体識別情報信号の出力に伴ってセキュリティ信号の信号レベルを変化させる必要があるので、上述のセキュリティ信号レベル制御処理に移行するために信号編集2処理番号に「2」を設定(ステップS568)してから、個体識別情報(ここでは、チップ個別IDのみ)の出力時間(例えば、180ms分の値)を出力時間計測カウンタにセット(ステップS569)して、エラー発生監視処理を終了する。
一方、ステップS562にて、エラー中フラグがない場合(ステップS562;No)には、セキュリティ信号を出力する必要がないので、エラー発生監視処理を終了する。
また、ステップS567にて大当り1信号ONフラグがある場合(ステップS567;No)には、すでに、個体識別情報信号の出力が行われている、又は、個体識別情報信号の出力が終了していると判断して、上述のエラー解除監視処理に移行するためにそのままエラー発生監視処理を終了する。
次に、上述のセキュリティ信号編集処理におけるセキュリティ信号レベル制御処理(ステップS559)の詳細について説明する。
図21Aに示すように、セキュリティ信号レベル制御処理では、先ず、セキュリティ信号のONデータを設定(ステップS571)してから、エラー発生監視処理のステップS569でセットされた出力時間計測カウンタの値をデクリメント(−1)更新し(ステップS572)、その後、出力時間計測カウンタの値が所定の判定値(セキュリティ信号のONデータがセットされてから20ms経過したことを判定するための判定値)以下であるか否かを判定する(ステップS573)。
一方、ステップS573の処理にて、出力時間計測カウンタの値が判定値以下でないと判定された場合(ステップS573;No)、及び、ステップS575の処理にて、出力時間計測カウンタの値が奇数でないと判定された場合(ステップS575;No)には、ステップS571にてセキュリティ信号のONデータが設定された状態でステップS577に移行し、それ以降の処理を行う。
そして、出力時間計測カウンタの値が「0」であると判定すると(ステップS578;Yes)、信号編集2処理番号に「3」を設定し(ステップS579)、個体識別情報信号の出力を終了させるための識別情報出力終了フラグを出力状態監視領域にセーブし(ステップS580)、セキュリティ信号レベル制御処理を終了する。
一方、ステップS578の処理にて、出力時間計測カウンタの値が「0」でないと判定された場合には、継続してセキュリティ信号の信号レベルを変化させる必要があるので、信号編集2処理番号を変更せずに、そのままセキュリティ信号レベル制御処理を終了する。
次に、上述のセキュリティ信号編集処理におけるエラー解除監視処理(ステップS560)の詳細について説明する。
図21Bに示すように、エラー解除監視処理では、まず、セキュリティステータス領域にエラー中フラグがないかチェックする(ステップS581)。
そして、エラー中フラグがない(ステップS582;Yes)と判定すると、セキュリティ信号のOFFデータを外部情報出力データ領域にセーブして(ステップS583)、セキュリティ信号のONデータの出力を終了させる。続けて、出力状態監視領域のセキュリティ信号のONフラグをクリアし(ステップS584)、エラー発生監視処理に移行するために信号編集2処理番号に「1」を設定し(ステップS585)、エラー解除監視処理を終了する。
一方、ステップS582の処理で、エラー中フラグがあると判定(ステップS582;No)すると、そのままエラー解除監視処理を終了する。
そのため、既知の遊技機に搭載されているイベント信号をタイミング信号として利用することができ、情報収集端末装置等の外部装置で遊技機から出力される個体識別情報を収集することができ、チップ個別IDによる遊技制御装置や遊技用演算処理装置の不正交換の監視を行ったりすることが可能になる。
また、RAMの初期化条件が非成立、つまり、遊技機の電源投入時以外では、外部装置(情報収集端末装置3や遊技場管理装置1)で不必要な機種情報(メーカコード、機種コード)を送信しないことによって遊技制御装置での遊技制御を圧迫しないですむし、外部装置での取り込み処理も楽になる。
さらに、既知のイベント信号(ここでは、セキュリティ信号)をタイミング信号として利用するので、個体識別情報信号を出力するための情報出力端子の数が1つで済み、外部情報端子板を大幅に変更しないで済むというメリットもある。
次に、上述の識別情報信号編集処理(ステップS503)の詳細について説明する。
識別情報信号編集処理では、大当り1信号編集処理(ステップS501)やセキュリティ信号編集処理(ステップS502)によって出力状態監視領域にセーブ(セット)される識別情報出力開始フラグ及び識別情報出力終了フラグ基づいて、外部情報端子板73を介して出力する個体識別情報信号の出力データを作成して出力バッファにセットする処理を行う。
図22Aに示すように、識別情報信号編集処理では、先ず、信号編集3処理番号に対応する処理の分岐先アドレスを信号編集3処理シーケンステーブルから取得し(ステップS591)、分岐先アドレスで実行される分岐処理の終了時のリターンアドレスをスタック領域に退避させる処理(ステップS592)を行った後、信号編集3処理番号に応じて分岐処理(ステップS593)を行う。
また、ステップS593にて、信号編集3処理番号が「2」の場合は、大当り信号レベル制御処理やセキュリティ信号レベル制御処理でセーブ(セット)される識別情報出力終了フラグの設定状態を監視し、個体識別情報信号のOFFデータをセットしたり、各種フラグをクリアしたり、信号編集3処理番号をデフォルト値である「1」に更新したりするし識別情報信号出力終了監視処理(ステップS596)を行う。
次に、上述の識別情報信号編集処理における識別情報信号出力開始処理(ステップS594)の詳細について説明する。
図22Bに示すように、識別情報信号出力開始処理では、先ず、出力状態監視領域に識別情報出力中フラグがあるか否かをチェックする(ステップS601)。
そして、識別情報出力中フラグがない(ステップS602;Yes)と判定すると、出力状態監視領域に識別情報出力開始フラグがあるかチェックし(ステップS603)、識別情報出力開始フラグがある(ステップS604;Yes)と判定すると、スタートコード2(ここでは、電源投入時以外のイベント発生によってチップ個別IDを出力することを示すコードであり、1バイトのデータである)を識別情報出力データ領域にセーブする(ステップS605)。
一方、ステップS602にて、識別情報出力中フラグがある(ステップS602;No)の場合、及び、ステップS604にて、識別情報出力開始フラグがない(ステップS604;No)の場合には、個体識別情報信号をシリアルデータとして出力する必要がないので、そのまま識別情報信号出力開始処理を終了する。
次に、上述の識別情報信号編集処理における識別情報信号レベル制御処理(ステップS595)の詳細について説明する。
図23Aに示すように、識別情報信号レベル制御処理では、先ず、出力状態監視領域に識別情報出力中フラグがあるか否かチェックする(ステップS611)。
そして、識別情報出力中フラグがある(ステップS612;Yes)と判定すると、出力対象アドレス領域からアドレス値を取得し(ステップS613)、取得したアドレス値に記憶されたデータ(ここでは、スタートコード2又はチップ個別ID)を1ビット分だけ左シフトし(ステップS614)、CY(キャリー)フラグの値を外部情報出力データ領域の該当ビットにセーブし(ステップS615)、ビットシフトカウンタをインクリメント(+1)更新する(ステップS616)。
一方、ステップS612にて、識別情報出力中フラグがない(ステップS612;No)の場合、ステップS617にて、ビットシフトカウンタが上限値でない(ステップS617;No)の場合、及び、ステップS621にて、識別情報出力終了フラグがない(ステップS621;No)の場合には、個体識別情報を出力していないか、出力中の場合には、継続して同一アドレス値のデータを出力する必要があるため、そのまま識別情報信号レベル制御処理を終了する。
次に、上述の識別情報信号編集処理における識別情報信号出力終了処理(ステップS596)の詳細について説明する。
図23Bに示すように、識別情報信号出力終了処理では、先ず、個体識別情報信号のOFFデータを外部情報出力データ領域にセーブし(ステップS631)、出力状態監視領域の識別情報出力開始フラグをクリアし(ステップS632)、出力状態監視領域の識別情報出力中フラグをクリアし(ステップS633)、出力状態監視領域の識別情報出力終了フラグをクリアし(ステップS634)、信号編集3処理番号に「1」設定し(ステップS635)、識別情報信号出力終了処理を終了する。
また、個体識別情報信号を出力するための信号線や情報出力端子が1つで済むので、遊技制御装置や外部情報端子板を大幅に変更しないで済むというメリットもある。
また、同時期に複数のイベントが重複して発生したとしても、個体識別情報信号は最初に発生したイベントのイベント信号の出力時に同期して出力されるだけなので、後から出力されるイベント信号のレベル変化をさせないことから出力側である遊技機(遊技制御装置)としても制御負担が過度にならずに済み、受信側となる外部装置でも最初のイベント信号に合わせて個体識別情報信号を取り込むだけで済むので、受信処理が楽になるというメリットがある。
本発明の実施形態では、個体識別情報を出力する際のイベントとして、RAM(RWM)5113の初期化時、各入賞口での入賞エラーや前枠・ガラス枠開放に伴うセキュリティ異常時、大当り(特別遊技状態)の発生時が設定されており、RAM(RWM)5113の初期化時(電源投入時)には、セキュリティ信号をイベント信号として信号レベルを変化(ON−OFF)させながらスタートコード1/チップ個別ID/メーカコード/機種コードを順にシリアルデータとして出力する。
また、セキュリティ異常時には、セキュリティ信号をイベント信号として信号レベルを変化(ON−OFF)させながらスタートコード2/チップ個別IDを順にシリアルデータとして出力し、大当り(特別遊技状態)発生時には、大当り1信号をイベント信号として信号レベルを変化(ON−OFF)させながらスタートコード2/チップ個別IDを順にシリアルデータとして出力する。
本実施形態では、RAM(RWM)5113の初期化時(電源投入時)に識別情報信号送信処理が実行されると、T1の時点でイベント信号(セキュリティ信号)がOFFからONに変化し、T2の時点(出力開始から20ms経過時点)で一旦ONからOFFに変化する。このように、イベント信号が20msのONからOFFに変化することで、外部装置(情報収集端末装置等)にこれから個体識別情報信号の出力が開始されることを伝達する仕様になっている。
そして、T2の時点でイベント信号が20msのONからOFFに変化したタイミングで、スタートコード1(10H)の1ビット目のデータが出力ポート531eにセットされ、タイマ割込み処理の実行周期である2ms後にイベント信号がOFFからONになること(レベル変化)で、スタートコード1の1ビット目が外部情報端子板73を介して外部装置で取り込まれることになる。
つまり、個体識別情報をシリアルデータとして出力しながら、個体識別情報の出力終了時点までイベント信号を取り込みタイミング信号として信号レベルを変化させる構成となっている。
先ず、図25Aから説明すると、T1の時点でイベント信号の出力対象となるセキュリティ異常や大当り(特別遊技状態)が発生したとすると、T2の時点(イベント発生から2ms経過)でイベント信号(ここでは、発生したイベントの種類に応じて大当り1信号又はセキュリティ信号のいずれか)がOFFからONに変化し、T3の時点(出力開始から20ms経過時点)で一旦ONからOFFに変化する。このように、イベント信号が20msのONからOFFに変化することで、外部装置(情報収集端末装置等)にこれから個体識別情報信号の出力が開始されることを伝達する仕様になっている。
そして、T3の時点でイベント信号が20msのONからOFFに変化したタイミングで、スタートコード2(20H)の1ビット目のデータが出力ポート531eにセットされ、タイマ割込み処理の実行周期である2ms後にイベント信号がOFFからONになることで、スタートコード2の1ビット目が外部情報端子板73を介して外部装置で取り込まれることになる。
つまり、最初に発生したイベントを契機に個体識別情報をシリアルデータとして出力しながら、個体識別情報の出力終了時点までイベント信号を取り込みタイミング信号として信号レベルを変化させ、その後は、イベントの終了までON状態のまま信号レベルを維持する構成となっている。
T4の時点からTNの時点の間にイベントが終了した場合には、イベント信号の出力も停止されるのが普通であるが、本実施形態では、個体識別情報を構成する全データを外部装置に出力する必要があることから、イベントの終了時点でイベント信号の出力を停止せず、TNの時点、つまり、個体識別情報の全データが出力されるまでの間は継続してON−OFFを繰り返して出力するように構成されている。
そのため、外部情報端子板73から出力された個体識別情報が中途半端な屑データとならずに済み、結果として、外部装置(情報収集端末装置3等)で個体識別情報を正常に受信することが可能になるというメリットがある。
先ず、ステップS801で、遊技機5の電源が投入されてRAM(RWM)5113の初期化条件が成立すると、遊技機5からイベント信号としてのセキュリティ信号と個体識別情報信号(ここでは、チップ個別ID、メーカコード、機種コード)が外部情報端子板73を介して出力される(ステップS802、S803)。そして、ステップSS804では、情報収集端末装置3が遊技機5から出力されたセキュリティ信号を読み取りタイミング信号として個体識別情報信号を受信した結果として、情報収集端末装置3の内部に記憶された個体識別情報と比較して情報収集対象となっている遊技機5が変更されているか否かの変更判定処理を行い、変更があった場合にはステップS805で、遊技場管理装置1の後述する情報データベース1000に登録されている遊技機5の個体識別情報を自動更新(登録)するために、内部ネットワーク2を介して判定結果情報と個体識別情報とを遊技場管理装置1に送信する。
情報収集端末装置3では、ステップS809で変更許可情報を受信した場合には、遊技機5から受信した個体識別情報を次回の変更判定及び不正監視のために内部に記憶して、その後は、遊技用装置4から遊技情報が出力されてくるまで待機した状態になる。
その結果として、ステップS814で、遊技場管理装置1は、情報収集端末装置3から受信した累積遊技情報(累積稼動データ)に基づいて情報データベース1000の遊技情報エリア1006のデータを更新する。
また、ステップS821で、情報収集端末装置3は、イベント情報とともに受信した個体識別情報と内部に記憶している個体識別情報とを比較することで、営業中に遊技制御装置500又は遊技用マイコン511が交換されたか否かの不正監視である変更判定処理を行い、その判定結果情報をステップS822で、遊技場管理装置1に送信する。
遊技場管理装置1では、ステップS823で、情報収集端末装置3からの判定結果情報が不正交換を示すものである場合には、判定結果をディスプレイ等の出力装置に出力することで判定結果を報知する。
また、電源投入後の所定のイベントの発生時に個体識別情報(ここでは、チップ個別ID)が外部情報端子板73を介して情報収集端末装置3に出力されることによって、情報収集端末装置3でチップ個別IDによる不正監視を行うことが可能となり、遊技制御装置500や遊技用マイコン511が不正交換された場合には、遊技場管理装置1の出力装置で報知されることになるので、遊技機5に対する不正監視を強化することが可能となる。
遊技場管理装置1の情報データベース1000は、台番号が登録される台番号エリア1001と、台番号に対応する情報収集端末装置3の通信アドレスが登録される通信アドレスエリア1002と、情報収集端末装置3が情報収集を担当する遊技機5の機種名が登録される機種名エリア1003と、遊技機の製造メーカ名が登録されるメーカ名エリア1004と、遊技機のチップ個別IDが登録される個別IDエリア1005と、各種遊技情報の累積値が登録される遊技情報エリア1006とがそれぞれ1レコードとして設定され、遊技場内に設置される遊技台の数だけのレコードが登録されている。
そして、情報収集端末装置が遊技用装置4から収集した情報に基づいて、各レコード内の該当データが自動更新されるようになっており、遊技機5から個体識別情報が出力されることで、機種名エリア、メーカ名エリア、個別IDエリアが適宜自動更新され、台番号、個体識別情報、各種遊技情報が対応付けて登録されることになっている。
例えば、本実施形態では、電源投入時にはRAM(RWM)5113の初期化条件が成立した場合にのみ個体識別情報信号を出力しているが、電源投入時にはRAM(RWM)5113の初期化条件が成立しなかった場合にも個体識別情報信号を出力してもよい。
また、電源投入後のイベント発生時には個体識別情報信号としてチップ個別IDのみを出力しているが、電源投入時と同様にチップ個別ID、メーカコード、機種コードの3種類の情報を出力するようにしてもよい。
また、電源投入に伴う管理ブロック側の動作によって不揮発性メモリであるHWパラメータメモリに記憶されたチップ個別IDを揮発性メモリであるチップ個別IDレジスタにコピーし、チップ個別IDレジスタからチップ個別IDを読み込んで出力するようにしているが、HWパラメータROMから直接チップ個別IDを読み込んで出力するようにしてもよい。
さらに、個体識別情報の出力対象となるイベントが重複した場合には、最初に発生したイベントに対応するイベント信号と同期してチップ個別IDを出力するようにしているが、それぞれのイベント信号に同期してチップ個別IDを出力するようにしてもよい。
また、情報収集端末装置3が個体識別情報信号を受信することになっているが、記憶部と演算処理部を備えた外部の装置であればよく、例えば、遊技媒体貸出装置(カードユニット)6であってもよい。
2 内部ネットワーク
3 情報収集端末装置
4 遊技用装置
5 遊技機
6 遊技媒体貸出装置(カードユニット)
7 コーナーランプ
8 呼び出しランプ
9 ジェットカウンタ
10 UPS(Uninterruptible Power Supply)
43 アウトタンク
73 外部情報端子板
300 電源装置
500 遊技制御装置
550 演出制御装置
580 払出制御装置
600 遊技用マイコン(遊技用演算処理装置)
Claims (5)
- 遊技制御プログラムに基づいて遊技の進行を制御する遊技制御を実行することが可能な遊技制御実行手段と、
前記遊技制御実行手段により制御されて補助遊技を実行するための補助遊技実行手段と、を備え、
予め定められた始動条件の成立に基づいて前記補助遊技を実行し、該補助遊技の結果が特別結果となることに起因して遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
当該遊技機から外部の装置に対して単方向で情報を出力するための複数の情報出力端子が設けられる外部情報端子板と、
前記遊技制御の実行過程で予め定められたイベントが発生したことに基づいて、当該イベントの発生を示すイベント信号を前記情報出力端子を介して出力することが可能なイベント信号出力手段と、
当該遊技機を識別することが可能な個体識別情報を記憶する個体識別情報記憶手段と、
前記イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して、前記個体識別情報記憶手段に記憶された前記個体識別情報を前記情報出力端子を介して出力することが可能な個体識別情報出力手段と、を備え、
前記複数の情報出力端子は、前記イベント信号出力手段が前記イベント信号を出力するためのイベント用端子と、前記個体識別情報出力手段が前記個体識別情報を出力するための個体識別情報用端子とを含み、
前記個体識別情報出力手段は、前記個体識別情報を構成するデータの各ビットの値を前記個体識別情報用端子から順に出力することで前記個体識別情報をシリアル信号として出力するよう構成され、
前記イベント信号出力手段は、前記個体識別情報出力手段による前記個体識別情報の出力ビットの変化に合わせて前記イベント用端子から出力する前記イベント信号の信号レベルを順次変化させるよう構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記イベント信号出力手段は、前記個体識別情報出力手段による前記個体識別情報の出力中に前記イベントが終了した場合であっても、前記個体識別情報の出力が終了するまでは前記イベント信号の信号レベルの変化を継続することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記個体識別情報は、当該遊技機に一意な個別IDと、当該遊技機の機種に関わる機種情報とを含み、
前記イベント信号出力手段は、
当該遊技機の電源投入に基づいて前記イベント信号を出力する電源投入時イベント信号出力手段と、
当該遊技機の状態変化に基づいて前記イベント信号を出力する状態変化時イベント信号出力手段と、を備え、
前記個体識別情報出力手段は、
前記電源投入時イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して前記個別ID及び前記機種情報を出力する電源投入時個体識別情報出力手段と、
前記状態変化時イベント信号出力手段による前記イベント信号の出力に並行して前記個別IDのみを出力する状態変化時個体識別情報出力手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記遊技制御の実行に必要な作業領域を提供する揮発性記憶手段と、
遊技機の電源断時に前記揮発性記憶手段に対して電源を供給するバックアップ電源手段と、
遊技機の電源投入時に予め定められた初期化条件が成立したか否かを判定する初期化条件判定手段と、
前記初期化条件判定手段により前記初期化条件が成立したと判定された場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された記憶情報を初期化して前記遊技制御の状態を初期化させる初期化処理を実行する初期化手段と、
前記初期化条件判定手段により前記初期化条件が成立していないと判定された場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された記憶情報に基づいて前記遊技制御の状態を電源断前の状態に復帰させる状態復帰処理を実行する状態復帰手段と、を備え、
前記状態変化時イベント信号出力手段は、前記初期化処理が実行される場合及び前記状態復帰処理が実行される場合に前記イベント信号を出力し、
前記電源投入時個体識別情報出力手段は、前記初期化処理が実行される場合にのみ前記個体識別情報を出力することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 - 前記遊技制御手段を備えて遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの制御情報に基づいて被制御装置を制御する従属制御装置と、を備え、
前記遊技制御装置は、前記初期化処理の終了後又は前記状態復帰処理の終了後に前記従属制御装置に対して前記制御情報を送信することが可能な制御情報送信手段と、を備え、
前記状態復帰手段は、前記状態復帰処理において前記従属制御装置が前記制御情報を受信可能な状態となるまでの待機処理を実行するよう構成され、
前記電源投入時イベント信号出力手段及び電源投入時個体識別情報出力手段は、前記待機処理の代替処理として前記初期化手段による初期化処理の実行中に前記イベント信号及び前記個体識別情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010040414A JP5180980B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010040414A JP5180980B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011172808A JP2011172808A (ja) | 2011-09-08 |
JP5180980B2 true JP5180980B2 (ja) | 2013-04-10 |
Family
ID=44686254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010040414A Active JP5180980B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5180980B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6092919A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車両用空気調和装置 |
JP5174847B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2013-04-03 | 株式会社三共 | 遊技機、遊技用管理装置および遊技用システム |
JP5799280B2 (ja) * | 2010-11-11 | 2015-10-21 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP5492859B2 (ja) * | 2011-10-25 | 2014-05-14 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5393755B2 (ja) * | 2011-10-25 | 2014-01-22 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5492858B2 (ja) * | 2011-10-25 | 2014-05-14 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5555959B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2014-07-23 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP5555958B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2014-07-23 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP5938674B2 (ja) * | 2012-01-30 | 2016-06-22 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP5309249B2 (ja) * | 2012-05-24 | 2013-10-09 | 株式会社三共 | 遊技機および遊技用管理装置 |
JP2015047185A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 大都販売株式会社 | 遊技管理装置 |
JP6125954B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-05-10 | 大都販売株式会社 | 遊技管理装置 |
JP6255612B2 (ja) * | 2016-01-07 | 2018-01-10 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH105420A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Sophia Co Ltd | 遊技機、及び遊技設備 |
JP4401468B2 (ja) * | 1999-02-15 | 2010-01-20 | 株式会社エルイーテック | 遊技機制御用チップの監視システム |
JP2001224815A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Heiwa Corp | 遊技機管理システム |
JP4443209B2 (ja) * | 2003-12-17 | 2010-03-31 | 株式会社ピーエーネット技術研究所 | 遊技システム |
JP2008188141A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Samii Kk | 遊技機及び遊技機に用いられる情報出力方法 |
-
2010
- 2010-02-25 JP JP2010040414A patent/JP5180980B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011172808A (ja) | 2011-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5180980B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5156926B2 (ja) | 遊技台 | |
JP7228864B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2023026564A (ja) | 遊技機 | |
JP2012200336A (ja) | 遊技台 | |
JP2012115546A (ja) | 遊技機 | |
JP7298678B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7228863B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7228865B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012200335A (ja) | 遊技台 | |
JP2013118941A (ja) | 遊技機 | |
JP2012200426A (ja) | 遊技機および遊技システム | |
JP5407593B2 (ja) | 遊技システム | |
JP5636643B2 (ja) | 遊技システム、その遊技システムに使用される通信端末と遊技機 | |
JP5615083B2 (ja) | 遊技システム | |
JP2012249697A (ja) | 遊技機及び遊技システム | |
JP5343236B2 (ja) | 遊技機および遊技システム | |
JP7127254B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6290834B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5776750B2 (ja) | 遊技システム、遊技機、および携帯端末 | |
JP7127253B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7127252B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7232505B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013111411A (ja) | 遊技場管理システム | |
JP2015198984A (ja) | 遊技システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5180980 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |