JP5555958B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5555958B2 JP5555958B2 JP2011267905A JP2011267905A JP5555958B2 JP 5555958 B2 JP5555958 B2 JP 5555958B2 JP 2011267905 A JP2011267905 A JP 2011267905A JP 2011267905 A JP2011267905 A JP 2011267905A JP 5555958 B2 JP5555958 B2 JP 5555958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- random number
- game
- value
- counter
- counter value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 45
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 42
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 33
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 28
- 229910052771 Terbium Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 229910052713 technetium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 241
- 230000008569 process Effects 0.000 description 203
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 43
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 29
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 18
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 16
- 230000006870 function Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 102000012677 DET1 Human genes 0.000 description 7
- 101150113651 DET1 gene Proteins 0.000 description 7
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 description 7
- 102100038204 Large neutral amino acids transporter small subunit 1 Human genes 0.000 description 6
- 102100038235 Large neutral amino acids transporter small subunit 2 Human genes 0.000 description 6
- 108091006232 SLC7A5 Proteins 0.000 description 6
- 108091006238 SLC7A8 Proteins 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 5
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910052774 Proactinium Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 4
- OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N bifenthrin Chemical compound C1=CC=C(C=2C=CC=CC=2)C(C)=C1COC(=O)[C@@H]1[C@H](\C=C(/Cl)C(F)(F)F)C1(C)C OMFRMAHOUUJSGP-IRHGGOMRSA-N 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 102100021394 CST complex subunit CTC1 Human genes 0.000 description 3
- 101000894433 Homo sapiens CST complex subunit CTC1 Proteins 0.000 description 3
- 102100024032 Linker for activation of T-cells family member 1 Human genes 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 2
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 101150066284 DET2 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
乱数を遊技制御に利用するこの種の遊技機には、乱数を生成する手段として所定周期でカウント動作を行う複数の乱数カウンタを備え、任意のタイミングでそれら乱数カウンタがカウントしていたカウンタ値を取得し、それらのカウンタ値を乱数として利用するものがある。
遊技領域に設けた始動領域への遊技球入賞により変動表示遊技を実行し、該変動表示遊技が特定の結果態様となる場合に、遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
画像を表示可能な表示装置と、
前記変動表示遊技が実行され、複数種類の図柄が表現可能な表示器と、
遊技を統括的に制御するとともに、少なくとも前記表示器を制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの指示に基づいて、前記表示器で実行される変動表示遊技と同期させて、前記表示装置にて装飾図柄を用いた変動表示を制御する表示制御装置と、を備え、
前記遊技制御装置は、
第1カウンタ値を更新し、複数種類の前記変動表示の演出パターンをグルーピングした複数の変動パターングループから1つを選択するために用いられる第1乱数値を生成する第1乱数生成手段と、
第2カウンタ値を更新し、前記第1乱数値に基づいて選択された変動パターングループから前記表示装置で実行される前記変動表示の演出パターンを決定するために用いられる第2乱数値を生成する第2乱数生成手段と、
第3カウンタ値を更新し、前記特別遊技状態の終了後に前記特別遊技状態の発生確率を高確率にする確率変動状態を発生させるか否かの抽選に用いられる第3乱数値を生成する第3乱数生成手段と、を備え、
第1乱数生成手段で更新される第1カウンタ値の一巡に要する総数をNa、第1カウンタ値の更新間隔をTa、第2乱数生成手段で更新される第2カウンタ値の一巡に要する総数をNb、第2カウンタ値の更新間隔をTb、第3乱数生成手段で更新される第3カウンタ値の一巡に要する総数をNc、第3カウンタ値の更新間隔をTcとし、
第1カウンタ値の更新間隔Taと第3カウンタ値の更新間隔Tcとの比Ta/TcをKac、
PaをNaと互いに素となる整数、PcをNcと互いに素となる整数としたとき、
第1及び第3乱数生成手段は、
Kac=Na/PcまたはKac=Pa/Nc
であり、かつ、
Pa≦Nc,Pc≦Na
を満たす第1及び第3カウンタ値の総数Na、Ncと、第1及び第3カウンタ値の更新間隔Ta、Tcとに基づいて、第1及び第3カウンタ値の更新を行い、
第2カウンタ値の更新間隔Tbと第3カウンタ値の更新間隔Tcとの比Tb/TcをKbc、
PbをNbと互いに素となる整数、PcをNcと互いに素となる整数としたとき、
第2及び第3乱数生成手段は、
Kbc=Nb/PcまたはKbc=Pb/Nc
であり、かつ、
Pb≦Nc,Pc≦Nb
を満たす第2及び第3カウンタ値の総数Nb、Ncと、第2及び第3カウンタ値の更新間隔Tb、Tcとに基づいて、第2及び第3カウンタ値の更新を行い、
第3乱数生成手段で更新される第3カウンタ値の総数は、「2」および「5」のみを素因数として含む数、又は、「2」のみを素因数として含む数、又は、「5」のみを素因数として含む数とした。
前記遊技制御装置は、
所定の遊技プログラムに基づいて遊技制御を実行する演算処理装置を備え、
前記演算処理装置は、
当該演算処理装置であることを識別可能な個体識別情報が記憶される個体識別情報記憶部と、
前記個体識別情報記憶部に記憶された前記個体識別情報を遊技機外の外部装置に送信する個体情報送信手段と、を備え、
前記第2カウンタ値が一巡したか否かの監視を行い、前記第2カウンタ値が一巡したことを条件に前記個体識別情報記憶部に記憶された前記個体識別情報を遊技機外の外部装置に送信することを特徴とする。
また、情報収集端末や管理装置のような遊技機外の外部装置は、第2カウンタ値が一巡する毎に送信される個体識別情報(チップID)に基づいて、所定の周期で定期的に送られて来ているか判定することで、乱数生成回路が正常に更新されているか監視することができ、基板交換などの不正行為や故障を発見し易くなる。
図1は、本発明の一実施形態の遊技装置の全体を示す正面図である。
本実施形態の遊技装置は、遊技者が保有する遊技媒体数(遊技球数)もしくはそれに変換可能な金銭の額等の有価価値を記憶する記憶媒体が挿入されるカードユニット70及び実際に遊技媒体としての遊技球を使用した遊技を実行して所定数の遊技球を賞品球として払出可能な遊技機10を備える。
遊技機10は、本体枠(外枠)11と前面枠12を備え、該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。上記前面枠12の前面側に形成された収納部(図示省略)に、遊技盤50(図3参照)が収納されている。また、前面枠12には、遊技盤50の前面を覆うカバーガラス(透明部材)を備えたガラス枠15が取り付けられている。
さらに、照明ユニット17の右側には、遊技機10のエラー発生や前面枠12の開放をホール店員に通知するためのエラー報知LED18が設けられている。ガラス枠12の下部左側には、音響(例えば、効果音)を発するスピーカ19が設けられている。
遊技機10の左側に隣接して配置されているカードユニット70の下部には、プリペイドカード又は会員カード等のカードが挿入可能なカード挿入口71が設けられている。プリペイドカード又は会員カード等のカードには、当該カードの識別情報、当該カードの所有者(遊技者)の会員情報、及び残高等が記憶されている。
残高表示部72の上方には、紙幣を挿入可能な紙幣挿入口73が設けられており、紙幣挿入口73に挿入された紙幣の金額は、カードに残高として記憶される。紙幣挿入口73の上方には、動作表示部74が設けられている。動作表示部74は、カードユニット70の動作状態に対応して発光色が変化される。
遊技機10の裏面側、具体的には、前面枠12の背部には、中央に略正方形状の開口部を有する枠状の裏機構盤40が取り付けられている。裏機構盤40の上部には、島設備に設けられた補給装置(図示省略)から補給された遊技球を貯留すると共に、貯留した遊技球を流下させる球貯留ユニット41が配設されている。裏機構盤40の側部(図2の右側)には、球貯留ユニット41から流下してきた遊技球を、遊技機前面に配設された上皿21及び下皿32に払い出す球排出ユニット42が配設されている。
裏機構盤40の下部には、遊技制御装置100から送信されるデータに基づいて球排出ユニット42の動作を制御する払出制御装置200と、電源装置160とが配設されている。払出制御装置200には、検査装置に接続される検査装置接続端子217及び払出制御装置200に発生したエラーの種類を数字で表示するエラーナンバー表示器43が配設されている。また、電源装置160の右側には、遊技機10をカードユニット70に接続するためのカードユニット接続端子170が配設されている。
遊技盤50の表面には、ガイドレール53で囲われた略円形状の遊技領域51が形成されている。遊技領域51は、遊技盤50の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース52及びガイドレール53によって構成される。
遊技領域51には、ほぼ中央に表示装置61を備えたセンターケース60が配置されている。表示装置61は、センターケース60に設けられた凹部に、センターケース60の前面より奥まった位置に取り付けられている。すなわち、センターケース60は表示装置61の表示領域の周囲を囲い、表示装置61の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。
センターケース60の左側には、普通図柄始動ゲート54が設けられている。センターケース60の左下側には、三つの一般入賞口55が配置され、センターケース60の右下側には、一つの一般入賞口55が配置されている。また、センターケース60の下側には、始動入賞口56が、またその直下には開閉可能な普通変動入賞装置57aを備える始動入賞装置57が配設されている。
始動入賞口56または始動入賞装置57への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の当り乱数値が当り値であるとき)には特図変動表示ゲームの結果として表示図柄により特定の結果態様(特別結果態様)が導出されて、大当り状態となる。具体的には、表示装置61の特別図柄入賞記憶表示部では、当り図柄である一桁の特別図柄で停止して、表示装置61は、三つの特別図柄が揃った状態(大当り図柄)で停止する。これに応じて、特別変動入賞装置58は、内蔵されている大入賞口ソレノイド58b(図4参照)が駆動されることによって、所定の時間だけ遊技球を受け入れない閉状態から遊技球を受け入れやすい開状態に変換され、遊技者は多くの賞球を獲得することができるという特典が付与される。
このようにして、一般入賞口55、始動入賞口56、57又は特別変動入賞装置58に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が払出制御装置200によって制御される払出ユニット42から、前面枠12の上皿21又は下皿32に排出される。
遊技機10は遊技機全体の制御を行う遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技用マイクロコンピュータ110、入力I/F(Interface)105、出力I/F(Interface)106及び検査装置接続端子107を備え、上記遊技用マイクロコンピュータ110は、CPU111、ROM(Read Only Memory)112及びRAM(Random Access Memory)113を備える。
また、遊技制御装置100には出力I/F106を介して外部情報端子108が接続されており、遊技機10に関する情報や遊技用マイコン110のチップ識別コード(チップID)等を、外部情報端子108より、遊技店に設置された情報収集装置や遊技場内部管理用のホールコンピュータなどの管理装置300へ出力するように構成されている。
該外部情報端子108からは払出制御装置200からの情報も管理装置300へ出力可能にされている。なお、遊技用マイコン110からの情報は外部情報端子108を介さずに直接、管理装置300へ出力するように構成してもよい。
さらに、遊技制御装置100は、球払出ユニット42の払出モータ42aを制御する払出制御装置200へ払出し指令信号を送信するとともに、演出制御装置150へ、変動開始コマンド、客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド、確率情報コマンド、及びエラー指定コマンド等を、演出制御指令信号として送信する。
払出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球払出し指令信号に従って、払出ユニット42の払出モータ42aを駆動させ、賞球を払い出させるための制御を行う。また、払出制御装置200は、カードユニット70からの貸球要求信号に基づいて遊技制御装置100から送信される払出指令信号に従って、払出ユニット42の払出モータ42aを駆動させ、貸球を払い出させるための制御を行う。
CPU211は、払い出しを統括的に制御する制御装置であって、払出制御を司る。ROM212は、払出制御のための不変の情報(プログラム、データ等)を記憶している。RAM213は、払出制御時にワークエリアとして利用される。
CPU211には、入力I/F215を介して払出ユニット42内の払出球検出スイッチ42b、オーバーフロースイッチ32a、不正検出スイッチとしての枠開放スイッチ12a、球切れスイッチ41a、エラー解除スイッチ44からの信号が入力される。また、CPU211は、出力I/F216を介して、払出ユニット42内の払出モータ42a、発射制御装置180、エラーナンバー表示器43等の駆動信号を出力する。
この実施例の遊技用マイクロコンピュータ110は、遊技制御を行う遊技制御ブロック110Aと情報管理を行う管理ブロック110Bとに区分され、以下に説明する各回路ブロックを構成する素子が1つ半導体基板上に半導体集積回路(アミューズメントチップ)として形成されている。
割込制御回路118は、外部からの割込み要求信号に応答してCPUコア111に対して割込み要求を行ったり、チップ内部の回路(例えば乱数生成回路)に対して制御信号を送ったりする回路である。また、リセット割込制御回路120は、外部から入力されるリセット信号に応答してCPUコア111をシステムリセットするとともに、遊技用マイクロコンピュータ110の内部の各種リソースを初期状態に設定する信号を生成する回路である。
アドレスデコーダ121は、CPUバス126のアドレス情報をデコードして、そのデコード結果に応じて、出力制御回路122を制御する。クロックジェネレータ123は、外部から供給されるシステムクロックMCLKに基づいて、CPUコア111を含む遊技用マイクロコンピュータ110内の各ブロックに供給する動作クロックやタイマ割込み用のクロック、カウンタ更新用のクロックなどを生成する。システムクロックMCLKとは別に乱数更新用のクロックEXCLKを受けるように構成しても良い。
チップIDレジスタ127は、後述の管理ブロック110B内のIDプロパティメモリ134から読み取られたチップ識別コード(チップID)を保持する。シリアル送受信回路129は、外部のデバイスとの間でシリアル方式によってデータを送受信する機能を有するもので、チップIDレジスタ127に保持されたチップIDもこのシリアル送受信回路127により、前記出力インタフェース106および外部情報端子を介して管理装置300へ送信される。
図6は、第1乱数生成回路124Aのブロック図である。第1乱数生成回路(第1乱数生成手段)124Aは、乱数更新コントローラ608a、第1乱数用レジスタ群608b、第2乱数用レジスタ群608c、第3乱数用レジスタ群608d、及び第4乱数用レジスタ群608e等により構成される。
1)が入力可能となっている。
タップ設定レジスタ608b2は、「カウンタモード」の場合において、乱数カウンタ608b7を作動させるものであり、電源投入時は「0」となっており、このとき、乱数カウンタ608b7は作動しないようになっている。そして、タップ設定レジスタ608b2に「0」以外の値が書き込まれることによって、乱数カウンタ608b7が作動するようになっている。また、「乱数モード」の場合、タップ設定レジスタ608b2に書き込まれた値によって、M系列の漸化式の種類が決定される。従って、タップ設定レジスタ608b2が乱数値の更新を開始するか否かを示す起動情報を記憶する起動情報記憶手段として機能する。
数カウンタ608b7には「0」が設定される。従って「乱数モード」の場合には、更新範囲内の数値(1〜N)に属しない「0」が乱数カウンタ608b7に設定されていると、乱数カウンタ608b7が更新中であることが示される。また、「カウンタモード」では、ワークエリア608b8でダウンカウント方式によりカウント値を更新する。アップカウント方式によりカウント値を更新するように構成しても良い。
CTC回路232は、分周回路231からのクロック信号φ2に基づいて、CPU111に対して所定周期(例えば、2ミリ秒)のタイマ割込み信号(CTC1)および乱数コントローラ608aへ供給する乱数更新のトリガを与える信号CTC2を発生する。従って、CTC回路232は乱数更新のトリガを与える信号の発生手段として機能する。なお、CTC回路232は、発生する信号CTC1,CTC2の周期を自由に設定できるように構成されている。
図7には、乱数更新コントローラによる処理の前半部分のフローチャートが、また図8には乱数更新コントローラによる処理の後半部分のフローチャートが示されている。
第2乱数生成回路124Bはクロックジェネレータ123内のシステムクロックMCLKを分周する分周回路231から供給されるクロックφ1と、CTC(カウンタ・タイマ・サーキット)回路232から供給される信号CTC2とにより動作する。クロックジェネレータ123の構成は、図6のクロックジェネレータ123と同一であるので、説明を省略する。
第2乱数回路起動レジスタ242にCPUコア111によって所定の値が設定されると、乱数更新コントローラ240が乱数生成の制御を開始するように構成されている。また、第2乱数カウンタ243はバイナリカウンタからなり、その計数範囲は、HWパラメータROMに所定の値を設定することで計数上限値を8ビット(FFh)から16ビット(FFFFh)の範囲で選択することができるように構成されている。第1乱数生成回路124Aと同様に、最大値設定レジスタを設けるようにしても良い。複数種類の乱数が必要な場合は、複数の第2乱数カウンタ243を設けるとともに、第2乱数初期値設定レジスタ241には乱数カウンタ毎に異なる初期値を設定するように構成することができる。
擬似的に発生させてこれらのラッチレジスタへ第2乱数カウンタ243の値をラッチさせるトリガ信号を生成する第2乱数ラッチレジスタトリガ回路244,246,248を備える。第2乱数ラッチレジスタトリガ回路244,246,248は、レジスタによって構成することができる。第2乱数ラッチレジスタ245,247,249は、通常は乱数更新コントローラ240が生成するラッチ信号に基づいて第2乱数カウンタ243の値をラッチするが、CPUコア111が第2乱数ラッチレジスタトリガ回路244,246,248に所定の値を設定した場合にも、ラッチトリガ信号が生成されて、第2乱数ラッチレジスタ245,247,249に第2乱数カウンタ243の値がラッチされる。
数生成回路124Bを初期化させる第2乱数回路初期化レジスタ251を備える。第2乱数ステータスレジスタ250には、第2乱数ラッチレジスタ245,247,249へのカウンタ値のラッチを許可または禁止するラッチ許可フラグが設けられており、このフラグをセットすることによってカウンタ値のラッチを許可し、フラグをクリアすることによってラッチを禁止できる。
遊技用マイコン110による制御処理は、主に図13および図14に示すメイン処理と、所定時間周期(例えば2msecごと)に行われる図15に示すタイマ割込み処理とからなる。
図16に示すように、特図ゲーム処理では、まず、始動入賞口56および第2の始動入賞口を有する普通変動入賞装置57への入賞(特図始動SW1,SW2)の監視と、入賞検出に基づき各種乱数値の取得および記憶を行う始動口スイッチ監視処理(ステップS361)を実行する。始動口スイッチ監視処理は、始動入賞口56の入賞の監視を行う始動口SW1監視処理(始動口スイッチ1監視処理)と普通変動入賞装置57への入賞の監視を行う始動口SW2監視処理(始動口スイッチ2監視処理)からなる。その後、特別変動入賞装置58内のカウントスイッチ58aからの入力の監視と入力数の計数を行うカウントスイッチ監視処理(ステップS362)を実行する。
また、ゲーム分岐処理(ステップS364)において、ゲーム処理番号が「6」であると判定した場合は大入賞口開放中処理(ステップS371)を行う。この大入賞口開放中処理(ステップS371)では、特別遊技状態が最終ラウンドでなければファンファーレ/インターバル中処理(ステップS370)を行うために必要な情報の設定を、また特別遊技状態が最終ラウンドであれば、特別遊技状態の終了画面のコマンドの設定や次の大入賞口残存球処理(ステップS372)を行うために必要な情報の設定を行う。
さらに、ゲーム処理番号に基づく上述の各処理を行った後、設定された各種データをセーブするテーブルデータセーブ処理(ステップS374)を行なってから、ゲーム処理タイマの更新などの処理を行う特図変動制御処理(ステップS375)を行なって特図ゲーム処理を終了する。
始動口SW2監視処理(始動口スイッチ2監視処理)では、まず、普通変動入賞装置57が作動中であるか否か、すなわち普通変動入賞装置57が作動して遊技球の入賞が可能な開状態となっているか否かの判定(ステップS611)を行う。この判定において、普通変動入賞装置が作動中である場合(Yes)は、ステップS613へジャンプして始動口スイッチ2(57b)がオンであるか否かの判定を行う。また、ステップS611において、普通変動入賞装置が作動中でないと判定した場合(No)は、次のステップで不正入賞数が上限値であるか否かの判定(ステップS612)を行う。
普通変動入賞装置57は、閉状態では遊技球が入賞不可能であり、開状態でのみ遊技球が入賞可能である。よって、閉状態で遊技球が入賞した場合は何らかの異常や不正が発生した場合であり、このような閉状態で入賞した遊技球があった場合はその数を不正入賞数として計数するようになっている。
ステップS613で始動口スイッチ2がオンでないと判定された場合には、始動口SW2監視処理を終了する。一方、ステップS613で始動口スイッチ2がオンであると判定された場合には、ステップS614へ進んで、普通変動入賞装置57への遊技球の入賞回数を更新する始動口信号出力回数更新処理(ステップS614)を行う。
始動口スイッチ2監視処理と始動口スイッチ1監視処理の差異は、始動口スイッチ1監視処理では図17の始動口スイッチ2監視処理のステップS611の普通変動入賞装置57が作動中であるか否かの判定、ステップS612の不正入賞数が上限値であるか否かの判定を行わないようにし、さらに、ステップ613で、始動口スイッチ2(57b)ではなく始動口スイッチ1(56a)がオンであるか否かの判定を行うようにすることができる。
図18に示すように、チップID送信処理においては、先ずRAM113(図4)に記憶した変動パターン乱数を取得する(ステップS501)。そして、取得した乱数が開始値と一致しているか否か、つまり乱数値が一巡したか否か判定する(ステップS502)。そして、ステップS502で、開始値と一致していない(No)と判定すると当該チップID送信処理から抜ける。なお、変動パターン乱数の代わりに、大当り乱数あるいは停止図柄乱数を用いて判定しても良い。また、変動パターン乱数は、第1乱数生成回路124Aの乱数カウンタで生成されたものに限らず、例えばユーザプログラムによって図15のステップS44で、RAM113上に記憶されたカウンタ値をタイマ割込み毎に+1更新する乱数であってもよい。
さらに、変動パターン乱数は大当り乱数など他の乱数に比べて乱数の取り得る範囲が広いので、上記のように変動パターン乱数が一巡した場合にチップIDを送信するようにすることで、チップIDの送信周期が短くなりすぎて、CPUの負担が大きくなるのを回避することができる。
次に、第1乱数生成回路124Aおよび第2乱数生成回路124Bを備えた実施形態の遊技制御装置における第1発明に係る大当り乱数値と大当り図柄乱数値の生成の仕方を、図19を用いて説明する。大当り乱数値の代わりに普図変動表示ゲームの当り乱数値(以下、普図当り乱数値と称する)または変動パターン乱数値と、大当り図柄乱数値とを生成する場合も同様である。そこで、以下、主として大当り乱数値と大当り図柄乱数値の生成の仕方について説明し、普図当り乱数値または変動パターン乱数値と大当り図柄乱数値の生成ついては補足的に説明をする。
そのため、例えば大当り乱数の範囲を1〜4、大当り図柄乱数の範囲を0〜9のように設定し、同一のクロックで動作するカウンタを使用して乱数を生成する場合、2種類の乱数の一巡に要する更新回数をそれぞれMとNとすると、2種類の乱数の組み合わせは、MとNの最小公倍数に相当するカウント動作を行った時点で初期状態に戻る。そのため、2つ乱数値の取り得る範囲を上記のように設定した場合には、図19(A)から分かるように、初期状態(例えば1,0)が更新回数20回に1回のように比較的頻繁に現れるとともに、(2,0)(4,0)(6,0)(8,0)(1,1)(1,3)(1,5)(1,7)……のように、現れないものがあるため、乱数の組み合わせに偏りが発生して遊技の一様性が低下してしまうという不具合がある。
さらに、最小公倍数を大きくするため、2種類の乱数の総数は互いに同一の素因数を含まないようにする。ここで、大当り図柄乱数の総数は素因数として「2」または「5」を含む数としたのは、百分率に基づいた正確な振り分け(例えば40%とか15%など端数とならない出現率)や抽選が行い易いためである。具体的には、大当り図柄乱数の総数は、「2」のみを素因数として含む数(2、2×2、2×2×2…)、または「5」のみを素因数として含む数(5、5×5、5×5×5…)、あるいは「2」および「5」のみを素因数として含む数(2×5、2×5×2、2×5×5、2×5×2×2…)のように決定するのが良い。
なお、図20において、「ラウンド数:15R、低確率(時短100回)」とは、発生した大当り遊技において特別変動入賞装置58の開放が15回実行され、大当り遊技終了後には、特図変動表示ゲームにおける確率状態が低確率となり、特図変動表示ゲームの変動時間が通常よりも短い時短制御が100回実行される特定遊技状態が発生することを意味している。
なお、上記実施例では、大当り乱数と大当り図柄乱数との関係について説明したが、大当り乱数と大当り図柄乱数との関係において上述した条件で各乱数を生成するとともに、普図当り乱数もしくは変動パターン乱数と大当り図柄乱数との関係において上述した条件が満たされるように各乱数を生成するようにしてもよい。
このうち図21(A)は変動表示ゲームの結果が外れとなる場合に使用される変動パターン選択テーブル、図21(B)は変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合に使用される変動パターン選択テーブルである。図21(B)に示すように、変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、大当り図柄乱数および変動パターン乱数の組合せに応じて変動パターンを選択する。
乱数生成回路としてのバイナリカウンタの有効ビット数をnとすると、カウンタの計数可能な値は1〜2n−1の2n個(nは正の整数)である。ところで、数学的には、10進数における「2n−1」に相当する数(3,7,15,31……)は、「2」を含まない
1つの素因数または2つ以上の素因数の掛け算で表されることが知られている。さらに、図22に示すように、カウンタの有効ビット数nが2の倍数(4,8,12,16……)である場合には、「2n−1」なる数は素因数として「5」を含む。
また、上記実施例では、大当り図柄乱数(または普図当り乱数、変動パターン乱数)を、タイマ割込み処理(図15のステップS44)で更新される第1乱数生成回路124Aによって生成し、大当り乱数はタイマ割込み処理に依存せずに更新される生成多項式を用いたM系列方式によってカウンタ値を更新可能な第2乱数生成回路124Bによって生成するようにしたものを説明したが、大当り乱数もタイマ割込み処理で更新される第1乱数生成回路124Aと同様な乱数生成回路によって生成するようにしてもよいし、大当り乱数および大当り図柄乱数を乱数生成回路でなくタイマ割込みによるプログラム処理で生成する、つまりRAM上にカウンタ領域を設けソフトウェアにより乱数の更新を行うように構成することも可能である。
なお、第2乱数生成回路によるカウンタ値の更新は、M系列方式に限らず、カウントアップ方式あるいはカウントダウン方式を採用するようにしても良い。
画像を表示可能な表示装置(61)と、
前記変動表示遊技が実行され、複数種類の図柄が表現可能な表示器(63)と、
遊技を統括的に制御するとともに、少なくとも前記表示器を制御する遊技制御装置(100)と、
前記遊技制御装置からの指示に基づいて、前記表示器で実行される変動表示遊技と同期させて、前記表示装置にて装飾図柄を用いた変動表示を制御する表示制御装置(150)と、を備え、
前記遊技制御装置は、
第1カウンタ値を循環して更新し、前記変動表示遊技の実行結果が前記特定の結果態様となる場合に、前記特定遊技状態を発生させるか否かの抽選に用いられる第1乱数値を生成する第1乱数生成手段と、
第2カウンタ値を循環して更新し、前記表示装置で実行される前記変動表示の演出パターンを決定するために用いられる第2乱数値を生成する第2乱数生成手段と、を備え、
前記第1乱数生成手段により更新される第1カウンタ値の一巡に要する総数は、「2」および「5」をともに素因数として含む数とし、
前記第2乱数生成手段により更新される第2カウンタ値の一巡に要する総数は、「2」および「5」のいずれも素因数として含まない数となるようにした発明が含まれていることが分かる。
第2の発明は、タイマ割込み処理で更新される前記第1乱数生成回路124Aと同様な乱数生成回路を使用するなどして、タイマ割込みによって大当り乱数および大当り図柄乱数等を更新する場合に、乱数の組み合わせに偏りが生じないように乱数の更新を行える乱数生成方法を提供するものである。なお、第2の発明の実施例は、前述した第1の発明の実施例の遊技機と同様な構成を有し、同様な構成、機能を有する制御装置を備える。つまり、第2の発明の実施例のハードウェアは、前述した第1の発明の実施例と同じで良い。
Tb=kTa
k=Na/PbまたはPa/Nb
を満足するように、Na,Nb,Ta,Tb,kを決定するようにしたものである。なお、ここで、互いに素となる整数とは、お互いに割り切ることができないとともに共通の素因数を含まない整数を意味する。
図23(B)より、この実施例の場合、初期状態(例えば0,0)からすべての乱数の組み合わせが出現するまでの間(35回)に、一度出現した乱数の組み合わせは再出現しない為、遊技の一様性が低下するのを防止することができることが分かる。
図24より、初期状態(例えば0,0)は大当り乱数の更新回数100回に1回のように出現する頻度が低くなるとともに、2種類の乱数の取り得るすべて組み合わせが100回に1回ずつ現れ、遊技の一様性が向上するようになることが分かる。
図25より、この実施例の場合、初期状態(例えば0,0)からすべての乱数の組み合わせが出現するまでの間(50回)に、一度出現した乱数の組み合わせは出現しない為、遊技の一様性が低下するのを防止することができることが分かる。
なお、大当り乱数(または普図当り乱数、変動パターン乱数)および大当り図柄乱数を乱数生成回路でなく、タイマ割込みによるプログラム処理で生成してもよい。つまりRAM上にカウンタ領域を設けソフトウェアにより乱数の更新を行うように構成することも可能である。
また、大当り図柄乱数に対して変動パターン乱数を2種類用意して、変動パターン乱数1と変動パターン乱数2との組み合わせで変動パターンを選択するとともに、変動パターン乱数1と大当り図柄乱数との関係が上述した条件を満たし、かつ変動パターン乱数2と大当り図柄乱数との関係が上述した条件を満たすように各乱数を生成(更新)するようにしてもよい。
つまり、この場合、大当り図柄乱数(乱数1)の一巡に要する総数は「5」、変動パターン乱数1(乱数2)の一巡に要する総数は「7」、変動パターン乱数2(乱数3)の一巡に要する総数は「3」であり、それぞれの乱数の総数は互いに素となる整数の関係にある。また、ここでは、各乱数の更新間隔Ta,Tb,Tcは同一、つまりTa=Tb=Tc(=2ms)としている。従って、図23(A)に記載されている条件を満たしている。これにより、それぞれの乱数の組合せは、105(=5×7×3)回の更新で一巡し、生成される乱数の組合せに偏りがないことが分かる。
図28は、大当り図柄乱数が1で、変動パターン乱数1が0で、かつ変動パターン乱数2が0である場合には、変動パターングループ15が選択され、この変動パターングループ15に属する変動パターン43が選択されることを示している。
また、図27のはずれ時の変動パターン選択テーブルと同様に、変動パターングループ8には変動パターン22〜24、変動パターングループ9には変動パターン25〜27というように、各変動パターングループに3種類の変動パターンを属するようにしている。
実施例の遊技制御装置100は、図27、28の変動パターン選択テーブルにより選択した変動パターンに対応する変動開始コマンドを決定し、演出制御装置150へ送信することで表示装置61にて飾り特図変動表示ゲームを行うようにしている。
画像を表示可能な表示装置(61)と、
前記変動表示遊技が実行され、複数種類の図柄が表現可能な表示器(63)と、
遊技を統括的に制御するとともに、少なくとも前記表示器を制御する遊技制御装置(100)と、
前記遊技制御装置からの指示に基づいて、前記表示器で実行される変動表示遊技と同期させて、前記表示装置にて装飾図柄を用いた変動表示を制御する表示制御装置(150)と、を備え、
前記遊技制御装置は、
第1カウンタ値を循環して更新し、複数種類の前記変動表示の演出パターンをグルーピングした複数の変動パターングループから1つを選択するために用いられる第1乱数値を生成する第1乱数生成手段と、
第2カウンタ値を循環して更新し、前記第1乱数値に基づいて選択された変動パターングループから前記表示装置で実行される前記変動表示の演出パターンを決定するために用いられる第2乱数値を生成する第2乱数生成手段と、を備え、
前記第1乱数生成手段で更新される第1カウンタ値の一巡に要する総数をNa、第1カウンタ値の更新間隔をTa、前記第2乱数生成手段で更新される第2カウンタ値の一巡に要する総数をNb、第2カウンタ値の更新間隔をTbとし、
前記第1カウンタ値の更新間隔Taと前記第2カウンタ値の更新間隔Tbとの比Ta/Tbをk、
PaをNaと互いに素となる整数、PbをNbと互いに素となる整数としたとき、
前記第1及び第2乱数生成手段は、
k=Na/Pbまたはk=Pa/Nb
であり、かつ、
Pa≦Nb,Pb≦Na
を満たす第1及び第2カウンタ値の総数Na、Nbと、第1及び第2カウンタ値の更新間隔Ta、Tbとに基づいて、前記第1カウンタ値及び第2カウンタ値の更新を行うようにした発明が含まれていることが分かる。
これにより、第1カウンタ値の総数と第2カウンタ値の総数との最小公倍数が、第1カウンタ値の総数と第2カウンタ値の総数とを掛け算した数と等しくなり、最小公倍数に相当する回数の更新を行った場合に、第1カウンタ値と第2カウンタ値の組み合わせとして第1カウンタ値と第2カウンタ値の取り得る値の組み合わせのすべてを発生させることができ、遊技の一様性を確保することができる。
これにより、第1カウンタを用いて振り分けや抽選を行う際に、百分率(例えば40%、15%など)に基づいた正確な振り分けや抽選を行うことができる。また、前記第2乱数生成手段により更新される第2カウンタ値の総数は、「2」又は「5」を素因数として含まない数としたので、第1カウンタ値の総数および第2カウンタ値の総数は互いに共通する素因数を含まない数となる。
次に、図29および図30を用いて第3の発明の実施例を説明する。
第3の発明の第1実施例は、図14に示す第1発明の実施例におけるメイン処理のステップS22で実行される初期値乱数更新処理の代わりに、大当り図柄乱数更新処理を設け、RAM113内に設けた図柄乱数領域に格納されている乱数を直接更新するようにしたものである。
次に、図31および図32を用いて第3の発明の第2実施例を説明する。
第1実施例は、メイン処理の中に大当り図柄乱数更新処理を設け、RAM113内の図柄乱数領域に格納されている値に素数を加算することで乱数を更新するようにしているので、仮に加算する値として「0」つまり加算繰り返し数として「0」が設定されると、ステップS205で−1されることで、図柄乱数領域の値は、繰り返し数が8ビットの場合にはFF、16ビットの場合にはFFFFとなり、次のステップS206での判定で「Yes」となるまでの時間が非常に長くなってしまう。
い)に更新されたタイミングでステップS202の加算繰り返し数として「0」を設定する不正がなされたとすると、その後割込みが禁止された状態でステップS204〜S206を何度も繰り返すことで、タイマ割込み処理の実行時間が短くなって割込み時間内にすべての処理を終了することができなくなって、正常な遊技制御がなされなくなるおそれがある。そこで、第2実施例では、図31に示すように、タイマ割込み処理内に割込み処理を監視する処理を設けて、上記のような不正を回避するようにしたものである。
い)に更新されたタイミングでステップS202の加算繰り返し数として「0」を設定するような不正がなされ、その後割込みが禁止された状態でステップS204〜S206を何度も繰り返すことで、タイマ割込み処理の実行時間が短くなって割込み時間内にすべての処理を終了することができなくなって、正常な遊技制御がなされなくなる事態が発生するのを防止することができる。
前記遊技制御手段は、所定周期で開始される割込みルーチンと、前記割込みルーチンの残余時間に繰り返し実行されるループ処理を有するメインルーチンと、を実行し、前記第1乱数生成手段は、前記割込みルーチンの残余時間でループ処理を実行するメインルーチンの中で、前記第1カウンタ値に所定の素数値を加算することにより、前記第1カウンタ値の更新を行うようにした発明が含まれている。
また、第3の発明においても、第1の発明と同様に、前記第1乱数生成手段で更新される第1カウンタ値の総数は、2又は5を素因数として含む数とし、前記第2乱数生成手段で更新される第2カウンタ値の総数は、2又は5を素因数として含まない数としてもよい。
実施例では、大当り乱数、普図の当り乱数、変動パターン乱数、大当り図柄乱数等の各種乱数を、第1乱数生成回路124A又は、第2乱数生成回路124Bで更新を行なう方法を一例として示したが、前述した更新条件を満たせばどのような更新方法を採用してもよい。例えば、ユーザプログラムによって実行される図15のステップS44で、RAM113上に記憶されたカウンタ値をタイマ割込み毎に+1更新する乱数であってもよい。
また、前記第1実施例では、大当り図柄乱数等を、タイマ割込み処理(図15のステップS44)で更新される第1乱数生成回路124Aによって生成し、大当り乱数はタイマ割込み処理では更新されない第2乱数生成回路124Bによって生成するようにしたものを、また前記第3実施例では、大当り図柄乱数を乱数生成回路でなくプログラムによるメイン処理で生成する、つまりRAM上にカウンタ領域を設けソフトウェアにより乱数の更新を行うように構成したものを説明したが、普図当り判定用の乱数や変動パターン選択用の乱数、さらに大当り乱数もプログラムによるメイン処理で生成することも可能である。その場合、図31のステップS44の乱数更新処理は不要となる。
50 遊技盤
54 普通図柄始動ゲート
55 一般入賞口制御装置
56 始動入賞口
57 始動入賞装置
58 特別変動入賞装置
59 アウト口
61 表示装置
63 特図表示器
100 遊技制御装置
110 遊技用マイクロコンピュータ(遊技制御手段)
113 RAM(データ記憶手段)
124A 第1乱数生成回路(第1乱数生成手段,第2乱数生成手段)
124B 第2乱数生成回路
150 演出制御装置
Claims (2)
- 遊技領域に設けた始動領域への遊技球入賞により変動表示遊技を実行し、該変動表示遊技が特定の結果態様となる場合に、遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
画像を表示可能な表示装置と、
前記変動表示遊技が実行され、複数種類の図柄が表現可能な表示器と、
遊技を統括的に制御するとともに、少なくとも前記表示器を制御する遊技制御装置と、
前記遊技制御装置からの指示に基づいて、前記表示器で実行される変動表示遊技と同期させて、前記表示装置にて装飾図柄を用いた変動表示を制御する表示制御装置と、を備え、
前記遊技制御装置は、
第1カウンタ値を更新し、複数種類の前記変動表示の演出パターンをグルーピングした複数の変動パターングループから1つを選択するために用いられる第1乱数値を生成する第1乱数生成手段と、
第2カウンタ値を更新し、前記第1乱数値に基づいて選択された変動パターングループから前記表示装置で実行される前記変動表示の演出パターンを決定するために用いられる第2乱数値を生成する第2乱数生成手段と、
第3カウンタ値を更新し、前記特別遊技状態の終了後に前記特別遊技状態の発生確率を高確率にする確率変動状態を発生させるか否かの抽選に用いられる第3乱数値を生成する第3乱数生成手段と、を備え、
第1乱数生成手段で更新される第1カウンタ値の一巡に要する総数をNa、第1カウンタ値の更新間隔をTa、第2乱数生成手段で更新される第2カウンタ値の一巡に要する総数をNb、第2カウンタ値の更新間隔をTb、第3乱数生成手段で更新される第3カウンタ値の一巡に要する総数をNc、第3カウンタ値の更新間隔をTcとし、
第1カウンタ値の更新間隔Taと第3カウンタ値の更新間隔Tcとの比Ta/TcをKac、
PaをNaと互いに素となる整数、PcをNcと互いに素となる整数としたとき、
第1及び第3乱数生成手段は、
Kac=Na/PcまたはKac=Pa/Nc
であり、かつ、
Pa≦Nc,Pc≦Na
を満たす第1及び第3カウンタ値の総数Na、Ncと、第1及び第3カウンタ値の更新間隔Ta、Tcとに基づいて、第1及び第3カウンタ値の更新を行い、
第2カウンタ値の更新間隔Tbと第3カウンタ値の更新間隔Tcとの比Tb/TcをKbc、
PbをNbと互いに素となる整数、PcをNcと互いに素となる整数としたとき、
第2及び第3乱数生成手段は、
Kbc=Nb/PcまたはKbc=Pb/Nc
であり、かつ、
Pb≦Nc,Pc≦Nb
を満たす第2及び第3カウンタ値の総数Nb、Ncと、第2及び第3カウンタ値の更新間隔Tb、Tcとに基づいて、第2及び第3カウンタ値の更新を行い、
第3乱数生成手段で更新される第3カウンタ値の総数は、「2」および「5」のみを素因数として含む数、又は、「2」のみを素因数として含む数、又は、「5」のみを素因数として含む数としたことを特徴とする遊技機。 - 前記遊技制御装置は、
所定の遊技プログラムに基づいて遊技制御を実行する演算処理装置を備え、
前記演算処理装置は、
当該演算処理装置であることを識別可能な個体識別情報が記憶される個体識別情報記憶部と、
前記個体識別情報記憶部に記憶された前記個体識別情報を遊技機外の外部装置に送信する個体情報送信手段と、を備え、
前記第2カウンタ値が一巡したか否かの監視を行い、前記第2カウンタ値が一巡したことを条件に前記個体識別情報記憶部に記憶された前記個体識別情報を遊技機外の外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011267905A JP5555958B2 (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011267905A JP5555958B2 (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013118940A JP2013118940A (ja) | 2013-06-17 |
JP5555958B2 true JP5555958B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=48771904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011267905A Expired - Fee Related JP5555958B2 (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5555958B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4562993B2 (ja) * | 2003-03-28 | 2010-10-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2005288030A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4141410B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2008-08-27 | マルホン工業株式会社 | パチンコ機 |
JP5208672B2 (ja) * | 2008-10-28 | 2013-06-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5180980B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-04-10 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2011
- 2011-12-07 JP JP2011267905A patent/JP5555958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013118940A (ja) | 2013-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5555959B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5540259B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5621110B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012045136A (ja) | 遊技機 | |
JP5406592B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011087607A (ja) | 遊技機 | |
JP5874090B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5874089B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5874091B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5555958B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5883281B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5883282B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012045366A (ja) | 遊技機 | |
JP2012045138A (ja) | 遊技機 | |
JP2012045137A (ja) | 遊技機 | |
JP5406879B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5406878B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5380654B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012045365A (ja) | 遊技機 | |
JP5990671B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5806759B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5938687B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5594491B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5277386B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5555887B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140320 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5555958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |