JP5180948B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートは、締結部材により互いの離間距離を保持して一体に固定される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)が、セパレータによって挟持された単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、車載用燃料電池スタック等として使用されている。
この種の燃料電池スタックでは、所望の発電性能を得るとともに、シール機能を発揮させるために、積層方向に対して良好な締め付け荷重を付与する必要がある。
そこで、単位セル全面の圧力分布を均一とすることを目的として、例えば、特許文献1に開示された燃料電池スタック及びその締め付け方法が知られている。この特許文献1では、図6に示すように、加圧装置1を構成するスタッキング台2上には、エンドプレート3a、燃料電池構成用部材4及びエンドプレート3bが鉛直方向に積層されている。エンドプレート3a、3b間には、数本のタイロッドボルト5が配置されており、前記タイロッドボルト5により仮締めが行われている。
加圧装置1は、各加圧力制御装置6から供給される圧力により加圧力が調整される複数の加圧シリンダ7を備えている。各加圧シリンダ7は、先端に押圧ブロック8を配置するとともに、前記押圧ブロック8の押圧面には、ロードセル9が配置されている。
そこで、各加圧シリンダ7の加圧力が均等にゼロトルクになった後、全ての加圧シリンダ7の圧力上昇が開始されている。そして、各ロードセル9から入力される加圧力を監視し、全ての加圧力が予め設定された加圧力値に達すると、全ての圧力制御装置6の圧力上昇が停止されている。次いで、タイロッドボルト5が、順次、締め付けられた後、加圧装置1による加圧力が解放されている。
特開2005−142042
上記の特許文献1では、各ロードセル9から得られる加圧力を監視して、セル面内で均等な加圧状態を得た後、タイロッドボルト5の締め付けが行われる一方、加圧装置1の加圧力が解放されている。このため、タイロッドボルト5の締め付け状態によっては、セル面全面に均等な圧力状態を維持することができないおそれがある。
しかも、燃料電池スタックでは、使用時間の経過に伴う締結荷重の減少に対して、積層方向へのさらなる締め付け処理(増し締め)を行う必要がある。その際、上記の特許文献1では、燃料電池スタックを、再度、加圧装置1にセットし、各圧力制御装置6による加圧力付与処理が行われた後、タイロッドボルト5による締め付け処理が必要となってしまう。
これにより、タイロッドボルト5による再度の締め付け時に、セル面内での圧力分布状態にばらつきが発生し易く、高性能且つ良好な増し締め処理が遂行されないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池の積層方向に最適な締め付け荷重を確実に付与することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートは、締結部材により互いの離間距離を保持して一体に固定される燃料電池スタックに関するものである。
この燃料電池スタックは、一方のエンドプレートと積層体との間には、複数の荷重センサが連結部材に一体に連結された荷重測定機構が配設されるとともに、前記一方のエンドプレートには、前記荷重測定機構を積層体に向かって押圧することにより、前記複数の荷重センサを介して前記積層体に締結荷重を付与するための加圧機構が設けられている。
また、加圧機構は、一方のエンドプレートに設けられるねじ孔にねじ込まれる複数の荷重調整ボルトを備えることが好ましい。
さらに、荷重調整ボルトは、連結部材に対して荷重センサの近傍の位置に配置されることが好ましい。
さらにまた、荷重調整ボルトは、連結部材に対して荷重センサと同軸上の位置に配置されることが好ましい。
本発明によれば、加圧機構を介して荷重測定機構が積層体に向かって押圧されると、前記荷重測定機構を構成する複数の荷重センサを介して、前記積層体に締結荷重を付与することができる。このため、複数の荷重センサは、締め付け荷重を正確に検出しながら、燃料電池スタックに最適な締め付け荷重を確実に付与することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの、図2中、III−III線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの要部断面説明図である。 特許文献1の燃料電池スタックの説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の燃料電池12が矢印A方向(鉛直方向)に積層されて積層体14が構成される。積層体14の積層方向下端(一端)には、第1ターミナルプレート16a、第1絶縁プレート18a及び第1エンドプレート20aが積層される。
図2及び図3に示すように、積層体14の積層方向上端(他端)には、第2ターミナルプレート16b、第2絶縁プレート18b、荷重測定機構22及び第2エンドプレート(一方のエンドプレート)20bが積層される。第2エンドプレート20bには、加圧機構24が設けられる。なお、積層体14は、複数の燃料電池12を水平方向(矢印B方向又は矢印C方向)に積層して構成してもよい。
図4に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体30が、第1及び第2セパレータ32、34に挟持される。第1及び第2セパレータ32、34は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータやカーボンセパレータ等により構成される。
燃料電池12の矢印B方向(図4中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔36a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔38aが、矢印C方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔36bが、矢印C方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の両端縁部には、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔40a、及び前記冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔40bが設けられる。
第1セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとに連通する酸化剤ガス流路42が設けられる。
第2セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとに連通する燃料ガス流路44が設けられる。
互いに隣接する燃料電池12を構成する第1セパレータ32の面32bと、第2セパレータ34の面34bとの間には、冷却媒体入口連通孔40aと冷却媒体出口連通孔40bとを連通する冷却媒体流路46が設けられる。
第1セパレータ32の面32a、32bには、第1シール部材48が、一体的又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ34の面34a、34bには、第2シール部材50が、一体的に又は個別に設けられる。
第1及び第2シール部材48、50は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、フロロシリコンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材を使用する。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜52と、前記固体高分子電解質膜52を挟持するカソード側電極54及びアノード側電極56とを備える。
カソード側電極54及びアノード側電極56は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜52の両面に形成されている。
図1に示すように、例えば、アルミニウム製の第1及び第2エンドプレート20a、20b間には、複数本の連結バー60が架け渡され、前記第1及び第2エンドプレート20a、20b間の距離が一定に保持される。連結バー60は、例えば、アルミニウム製の長尺な板状を有し、燃料電池スタック10の長辺側に2本ずつで、且つ、前記燃料電池スタック10の短辺側に1本ずつ配設される。連結バー60は、第1及び第2エンドプレート20a、20bの側部にねじ62を介して固定される。
第1エンドプレート20aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体入口連通孔40a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス出口連通孔38b及び冷却媒体出口連通孔40bに連通し、外部に延在するマニホールド(図示せず)が設けられる一方、第2エンドプレート20bは、これら及びシール部材を削除した平板状に構成される。
図2及び図3に示すように、荷重測定機構22は、第2絶縁プレート18bに載置される加圧板64を備え、前記加圧板64には、例えば、四隅近傍にそれぞれ矩形状の凹部66が形成される。荷重測定機構22は、枠形状の連結部材68と、前記連結部材68の四隅にナット70を介して固定される荷重センサ、例えば、ロードセル72とを備える。
連結部材68には、各ロードセル72の近傍に底面が球面を有する球面状凹部74が設けられる。各ロードセル72には、押圧部材76が装着されるとともに、前記押圧部材76は、加圧板64の各凹部66に配置される。
加圧機構24は、複数、例えば、4つの荷重調整ボルト78を備える。各荷重調整ボルト78は、第2エンドプレート20bに形成されたねじ孔80にねじ込まれるとともに、各々の球面状先端部78aは、連結部材68の各球面状凹部74に配置される。各荷重調整ボルト78の中心と、各ロードセル72の中心とは、互いに位置がずれている。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図4に示すように、酸化剤ガス入口連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔38aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔40aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔36aから第1セパレータ32の酸化剤ガス流路42に導入される。酸化剤ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するカソード側電極54に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aから第2セパレータ34の燃料ガス流路44に導入される。この燃料ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するアノード側電極56に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極54に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極56に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極54に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔36bに沿って矢印A方向に排出される。一方、アノード側電極56に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔40aに供給された冷却媒体は、第1及び第2セパレータ32、34間の冷却媒体流路46に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体出口連通孔40bから排出される。
この場合、燃料電池スタック10には、スタック組み立て時に予め初期荷重が付与されている。そして、燃料電池スタック10の発電使用時間の経過に伴って、内部のシール、例えば、第1及び第2シール部材48、50や固体高分子電解質膜(カーボンセペーパ)52等に収縮によるへたりが発生し易い。
その際、燃料電池スタック10では、第1及び第2エンドプレート20a、20b間は、複数本の連結バー60により一体の距離を保持して固定されている。このため、燃料電池スタック10は、使用時間の経過に伴って、締結荷重が減少する。
そこで、第1の実施形態では、第2エンドプレート20bと積層体14との間には、複数のロードセル72が連結部材68に一体に連結された荷重測定機構22が配設されるとともに、前記第2エンドプレート20bには、前記連結部材68を押圧することにより、前記複数のロードセル72を介して前記積層体14に締結荷重を付与させるための加圧機構24が設けられている。
従って、図3に示すように、加圧機構24を構成する荷重調整ボルト78が、第2エンドプレート20bのねじ孔80にねじ込まれると、この荷重調整ボルト78の球面状先端部78aは、連結部材68の球面状凹部74の底面を積層体14側に押圧する。
このため、連結部材68に荷重調整ボルト78に近接して装着されているロードセル72は、押圧部材76を介して加圧板64を積層体14側に押圧する。これにより、加圧板64を介して積層体14に締め付け荷重が付与される。
このように、各荷重調整ボルト78を増し締めすることにより、各荷重調整ボルト78近傍に配置されている各ロードセル72が、加圧板64を介して積層体14に締め付け荷重を付与している。従って、各ロードセル72は、積層体14に増し締め荷重を付与しながら、この増し締め荷重の値を正確に検出することができる。
これにより、積層体14の面内の荷重分布を正確に検出することが可能になり、加圧機構24は、前記積層体14に付与される荷重分布が、面内で均一な状態になるように、容易且つ確実に締め付け荷重を調整することが可能になるという利点がある。
しかも、積層体14に付与される締結荷重の全体量は、各ロードセル72から検出される締め付け荷重の合計値によって検出することができ、簡単な構成で、高精度な増し締め処理が遂行される。
さらに、荷重測定機構22は、第2エンドプレート20bと積層体14との間に介装されている。このため、燃料電池スタック10の発電中における荷重分布を検出することができ、前記燃料電池スタック10の荷重分布の良否を容易に検知することが可能になる。
さらにまた、検出荷重を図示しない制御部(ECU)に入力することにより、各種運転条件の制御に有効利用することができ、発電性能を向上させることも可能になる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック90の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック90は、加圧機構92を備えるとともに、前記加圧機構92は、複数の荷重調整ボルト94を有する。荷重測定機構22は、複数のロードセル72aを設けるとともに、第2エンドプレート20bには、前記ロードセル72aと同軸上にねじ孔96が形成される。
各荷重調整ボルト94は、各ねじ孔96にねじ込まれることにより、ロードセル72aと同軸上の位置に配置される。各荷重調整ボルト94の先端には、球面状先端部94aが設けられる一方、連結部材68には、球面状凹部98が形成される。
このように形成される第2の実施形態では、加圧機構92を構成する各荷重調整ボルト94は、各ロードセル72aと同軸上に連結部材68を押圧している。従って、各荷重調整ボルト94による増し締め荷重は、ロードセル72aに直接伝達される。このため、荷重調整ボルト94による増し締め荷重は、積層体14に一層ダイレクトに伝達されるという利点がある。
しかも、連結部材68には、荷重調整ボルト94の増し締め荷重によるモーメントが作用することがない。これにより、連結部材68の剛性の向上が容易に図られる。
なお、第1及び第2の実施形態では、第1及び第2エンドプレート20a、20b間を複数の連結バー60により固定しているが、これに限定されるものではない。例えば、第1及び第2エンドプレート20a、20bを端板とし、側部にパネルを配置することにより、全体としてケーシング状に構成されていてもよい。
また、各ロードセル72、72a毎に、荷重調整ボルト78、94を設けているが、これに限定されるものではい。例えば、2つのロードセル72、72a毎に一体に荷重を付与する荷重調整ボルトを設けることにより、この荷重調整ボルトの数を半数に削減することもできる。
10、90…燃料電池スタック 12…燃料電池
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
22…荷重測定機構 24、92…加圧機構
30…電解質膜・電極構造体 32、34…セパレータ
36a…酸化剤ガス入口連通孔 36b…酸化剤ガス出口連通孔
38a…燃料ガス入口連通孔 38b…燃料ガス出口連通孔
40a…冷却媒体入口連通孔 40b…冷却媒体出口連通孔
42…酸化剤ガス流路 44…燃料ガス流路
46…冷却媒体流路 52…固体高分子電解質膜
54…カソード側電極 56…アノード側電極
60…連結バー 64…加圧板
68…連結部材 72、72a…ロードセル
76…押圧部材 78、94…荷重調整ボルト

Claims (3)

  1. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートは、締結部材により互いの離間距離を保持して一体に固定される燃料電池スタックであって、
    一方のエンドプレートと前記積層体との間には、複数の荷重センサが連結部材に一体に連結された荷重測定機構が配設されるとともに、
    前記一方のエンドプレートには、前記荷重測定機構を前記積層体に向かって押圧することにより、前記複数の荷重センサを介して前記積層体に締結荷重を付与するための加圧機構が設けられ
    前記加圧機構は、前記一方のエンドプレートに設けられるねじ孔にねじ込まれる複数の荷重調整ボルトを備え、
    前記荷重調整ボルトは、前記連結部材に対して前記荷重センサの近傍の位置に配置されるとともに、その中心と、前記荷重センサの中心とが互いに位置ずれしていることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記連結部材は枠形状をなすことを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記荷重調整ボルトは、前記連結部材の、前記荷重センサよりも外方の部位を加圧することを特徴とする燃料電池スタック。
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