JP2010257609A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、外部荷重等を確実に受けることができ、変形や締め付け荷重の抜け等を良好に抑制することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の燃料電池12が積層されるとともに、積層方向両端には、エンドプレート18a、18bが配設される。燃料電池スタック10は、一対のエンドプレート18a、18b間に架け渡されて一対の前記エンドプレート18a、18b同士を一体に保持する複数の連結部材50と、前記連結部材50同士を互いに結合するための複数の結合部材80a、80bとを備える。結合部材80aは、燃料電池スタック10の長辺側に2本ずつ配設される連結部材50間を結合するために長尺板状部材を構成する一方、結合部材80bは、前記燃料電池スタック10の短辺側と前記長辺側とに配設される連結部材50間を結合するためにL字状に屈曲する板状部材を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが設けられる燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータによって挟持した単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池スタックでは、所望の発電性能を得るとともに、シール機能を発揮させるために、積層方向に対して所望の締め付け荷重を付与する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、図9に示すように、セパレータ1と、電極ユニット2とが所定数だけ積層された積層体の両端部に、プレッシャプレート3a、3bが配設されている。プレッシャプレート3a、3bの各角部には、断面L字形状の保持部材4が配設されるとともに、前記保持部材4は、ねじ5を介して前記プレッシャプレート3a、3bに締結されている。
すなわち、プレッシャプレート3a、3b間に固定された4本の保持部材4を介して、セパレータ1及び電極ユニット2に積層方向への締め付け荷重が付与されるように構成されている。
特開2000−48850号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、各保持部材4とプレッシャプレート3a、3bとは、前記プレッシャプレート3a、3bの側部に形成されたねじ孔(図示せず)に、前記保持部材4を貫通してねじ込まれるねじ5によって締結されているだけである。
従って、燃料電池に外部から荷重が付与されると、スタック外形が変形し易い。このため、積層方向の締め付け荷重を維持することができず、荷重抜けが惹起するという問題がある。
しかも、燃料電池にねじれ方向に外力が付与される際には、ねじれ剛性が低く、前記燃料電池にねじれが惹起し易い。これにより、特に車載用燃料電池として使用される場合、走行振動や外部からの衝撃等に対する保持剛性を確保することができないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成で、外部荷重等を確実に受けることができ、変形や締め付け荷重の抜け等を良好に抑制することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが設けられる燃料電池スタックに関するものである。
この燃料電池スタックは、一対のエンドプレート間に架け渡されて一対の前記エンドプレート同士を一体に保持する複数の連結部材と、前記連結部材同士を互いに結合するための結合部材とを備えている。
また、結合部材は、連結部材間に固定される板状部材で構成されることが好ましい。
さらに、結合部材は、連結部材間に固定されるブレース部材で構成されることが好ましい。
さらにまた、燃料電池は、積層方向に連通して、それぞれ反応ガス又は冷却媒体を流す複数の流体連通孔を設けるとともに、連結部材とエンドプレートの側面との連結部位は、前記流体連通孔からオフセットした位置に設けられることが好ましい。
本発明によれば、複数の連結部材を介して一対のエンドプレート同士が一体に保持されており、簡単な構成で、所望の締め付け力を確実に付与することが可能になる。しかも、連結部材同士は、結合部材を介して互いに結合されている。このため、特に締め付け荷重の支持方向以外の方向の外力に対し、燃料電池を確実に保護するとともに、前記燃料電池が変形することを良好に阻止することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する保持機構及び固定機構の一方からの分解斜視説明図である。 前記保持機構及び固定機構の他方からの分解斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの他の構成の概略斜視説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する保持機構及び固定機構の分解斜視説明図である。 特許文献1に係る燃料電池の斜視説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の燃料電池12が矢印A方向(鉛直方向)又は矢印B方向(水平方向)に積層されるとともに、前記燃料電池12の積層方向両端には、ターミナルプレート14a、14b、絶縁プレート16a、16b及びエンドプレート18a、18bが配設される。
図2に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体20が、第1及び第2セパレータ22、24に挟持される。第1及び第2セパレータ22、24は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータやカーボンセパレータにより構成される。
燃料電池12の矢印B方向(図2中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔28aが、矢印C方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔28b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔26bが、矢印C方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の両端縁部には、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔30a、及び前記冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔30bが設けられる。
第1セパレータ(カソード側セパレータ)22の電解質膜・電極構造体20に向かう面22aには、酸化剤ガス入口連通孔26aと酸化剤ガス出口連通孔26bとに連通する酸化剤ガス流路32が設けられる。
第2セパレータ(アノード側セパレータ)24の電解質膜・電極構造体20に向かう面24aには、燃料ガス入口連通孔28aと燃料ガス出口連通孔28bとに連通する燃料ガス流路34が設けられる。
互いに隣接する燃料電池12を構成する第1セパレータ22の面22bと、第2セパレータ24の面24bとの間には、冷却媒体入口連通孔30aと冷却媒体出口連通孔30bとを連通する冷却媒体流路36が設けられる。
第1セパレータ22の面22a、22bには、第1シール部材38が、一体的又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ24の面24a、24bには、第2シール部材40が、一体的に又は個別に設けられる。
第1及び第2シール部材38、40は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、フロロシリコンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材を使用する。
電解質膜・電極構造体20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するカソード側電極44及びアノード側電極46とを備える。
カソード側電極44及びアノード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に形成されている。
図1に示すように、例えば、アルミニウム製のエンドプレート18a、18b間には、複数本の連結部材50が架け渡される。連結部材50は、例えば、アルミニウム製の長尺な板状を有し、燃料電池スタック10の長辺側に2本ずつで、且つ、前記燃料電池スタック10の短辺側に1本ずつ配設される。
連結部材50の配置位置は、長辺側では、冷却媒体入口連通孔30a及び冷却媒体出口連通孔30bから離間した位置(オフセットした位置)に設定される一方、短辺側では、酸化剤ガス入口連通孔26aと燃料ガス入口連通孔28aとの間及び酸化剤ガス出口連通孔26bと燃料ガス出口連通孔28bとの間(オフセットした位置)に設定される。
燃料電池スタック10は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bと連結部材50とに設けられ、締め付け方向(矢印A方向)に張力を付与するための保持機構52と、前記エンドプレート18a、18bの側面51a、51bと前記連結部材50とを、互いに固定させるための固定機構54とを備える。
図3及び図4に示すように、保持機構52は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bに形成される第1孔部56aと、連結部材50の上下両端部にそれぞれ2つずつ形成される第2孔部56bと、前記第1及び第2孔部56a、56bに一体的に挿入されるピン部材58とを備える。ピン部材58は、例えば、鉄系材料で構成される。
第1及び第2孔部56a、56bには、例えば、鉄系材料で構成される補強リング60a、60bが圧入され、前記補強リング60a、60b内にピン部材58が一体に挿入される。
固定機構54は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bに第1孔部56aの両側に位置して設けられるねじ孔62と、前記ねじ孔62に締結されるねじ64とを備える。
連結部材50には、ねじ孔62に対応して一対の孔部66が形成される。この連結部材50の表面側には、ピンカバー68が配設され、前記ピンカバー68に形成された一対の孔部70にねじ64が挿入されるとともに、このねじ64は、孔部66を通ってねじ孔62に締め付けられる。
連結部材50には、第2孔部56bの両端開口を周回してシール溝72a、72bが形成され、前記シール溝72a、72bにそれぞれOリング74が装着される。連結部材50の裏面側、すなわち、エンドプレート18a、18bの側面51a、51b側には、肉厚部76が形成され、この肉厚部76が前記エンドプレート18a、18bの側面51a、51bに当接する。
図1に示すように、連結部材50同士は、結合部材80a、80bを介して互いに結合される。結合部材80a、80bは、例えば、連結部材50と同一材料であるアルミニウムで構成されるが、その他、連結による電位差腐食が発生しない材料であれば、種々の材料により構成することができる。
結合部材80aは、燃料電池スタック10の長辺側に2本ずつ配設される連結部材50間を結合するために長尺板状部材を構成する一方、結合部材80bは、前記燃料電池スタック10の短辺側と前記長辺側とに配設される連結部材50間を結合するためにL字状に屈曲する板状部材を構成する。
各連結部材50には、矢印A方向に沿って2列に複数のねじ孔82が形成されるとともに、結合部材80a、80bの各両端部には、前記ねじ孔82に対応して孔部84が2つずつ形成される。孔部84に挿入されるねじ86が、ねじ孔82に螺合されることにより、結合部材80a、80bが連結部材50に固定される。なお、結合部材80a、80bは、一体に構成されてもよい。
エンドプレート18aには、酸化剤ガス入口連通孔26a、燃料ガス入口連通孔28a、冷却媒体入口連通孔30a、酸化剤ガス出口連通孔26b、燃料ガス出口連通孔28b及び冷却媒体出口連通孔30bに連通し、外部に延在するマニホールド(図示せず)が設けられる一方、エンドプレート18bは、閉塞された平板状に構成される。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、酸化剤ガス入口連通孔26aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔28aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔30aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔26aから第1セパレータ22の酸化剤ガス流路32に導入される。酸化剤ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体20を構成するカソード側電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔28aから第2セパレータ24の燃料ガス流路34に導入される。この燃料ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体20を構成するアノード側電極46に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体20では、カソード側電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極46に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔26bに沿って矢印A方向に排出される。一方、アノード側電極46に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔30aに供給された冷却媒体は、第1及び第2セパレータ22、24間の冷却媒体流路36に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体20を冷却した後、冷却媒体出口連通孔30bから排出される。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池スタック10は、一対のエンドプレート18a、18b間に複数の連結部材50が架け渡されて前記エンドプレート18a、18b同士が一体に保持されている。このため、連結部材50とエンドプレート18a、18bとには、互いに締め付け方向に張力が付与されるとともに、前記連結部材50と前記エンドプレート18a、18bとの締結力が維持されている。従って、簡単な構成で、所望の締め付け力を確実に付与することが可能になる。
しかも、連結部材50同士は、結合部材80a、80bを介して互いに結合されている。これにより、特に締め付け荷重の支持方向以外の方向の外力(倒れやねじれ等)に対し、燃料電池12を確実に保護するとともに、前記燃料電池12が変形することを阻止することが可能になるという効果が得られる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック90の概略斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック90は、連結部材50同士を連結するために結合部材92を備える。結合部材92は、ブレース(筋交い)構造を有しており、上下一対の平板状部92aと互いに公差する板状筋交い部92bとを一体に設ける。
結合部材92の四隅には、孔部94が形成される一方、燃料電池スタック90の長辺側に2本ずつ配設される連結部材50には、前記孔部94に対応するねじ孔96が形成される。結合部材92の孔部94に挿入されるねじ98が、ねじ孔96に螺合することにより、前記結合部材92が一対の連結部材50に固定される。
このように構成される第2の実施形態では、ブレース構造を有する結合部材92により、一対の連結部材50同士を互いに結合している。従って、締め付け荷重の支持方向以外の方向の外力(倒れやねじれ等)に対し、燃料電池12を確実に保護することができる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第2の実施形態では、結合部材92のみを用いているが、例えば、図6に示すように、前記結合部材92と複数の結合部材80bとを併用することも可能である。また、結合部材92は、2本の板状筋交い部92bを用いているが、1本であってもよく、さらに、ブレース構造の他、トラス構造等を採用してもよい。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック100の概略斜視説明図である。
燃料電池スタック100は、一対のエンドプレート18a、18b間に架け渡される連結部材102と、前記エンドプレート18a、18bの側面51a、51bと前記連結部材102とに設けられ、互いに締め付け方向に張力を付与するための保持機構104と、前記エンドプレート18a、18bの側面51a、51bと前記連結部材102とを、互いに固定させるための固定機構106と、前記連結部材102同士を互いに結合させる結合部材80a、80b(及び/又は結合部材92)とを備える。
連結部材102は、連結部材50と同様に、長辺側に2本で、且つ、短辺側に1本ずつ配設されるとともに、それぞれ酸化剤ガス入口連通孔26a、燃料ガス入口連通孔28a、冷却媒体入口連通孔30a、酸化剤ガス出口連通孔26b、燃料ガス出口連通孔28b及び冷却媒体出口連通孔30bからオフセットした位置に設けられる。
図8に示すように、保持機構104は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bに設けられる突起部108と、連結部材102の両端に設けられ、前記連結部材102の幅方向外方に突出して前記突起部108に係合する突出部110とを備える。
突起部108は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bから所定の長さにわたって外方に突出するとともに、両端部に膨出する係止部108aを設ける。突出部110は、突起部108を跨いで積層方向外方に配置されるとともに、前記突起部108と前記突出部110との間には、前記積層方向の寸法調整を行うためのスペーサ部材112が介装される。
突出部110には、エンドプレート18a、18bの側面51a、51b側に突出する段部形状を形成することにより突起部108に当接する引っ掛け部114が設けられる。
固定機構106は、エンドプレート18a、18bの側面51a、51bに形成されるねじ孔116と、連結部材102の突出部110に形成される孔部118と、前記孔部118に挿入されて前記ねじ孔116に螺合するねじ120とを備える。突出部110には、ねじ120を配置するための凹部122が設けられる。
このように構成される第3の実施形態では、連結部材102の長尺方向両端に設けられている突出部110が、エンドプレート18a、18bに設けられている突起部108を跨いで取り付けられている。従って、突起部108と突出部110とは、互いに圧着し、燃料電池スタック100に対して締め付け方向に張力が付与されている。さらに、第3の実施形態では、連結部材102同士が結合部材80a、80b(及び/又は、結合部材92)を介して一体に結合されており、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
10、90、100…燃料電池スタック 12…燃料電池
18a、18b…エンドプレート 20…電解質膜・電極構造体
22、24…セパレータ 26a…酸化剤ガス入口連通孔
26b…酸化剤ガス出口連通孔 28a…燃料ガス入口連通孔
28b…燃料ガス出口連通孔 30a…冷却媒体入口連通孔
30b…冷却媒体出口連通孔 32…酸化剤ガス流路
34…燃料ガス流路 36…冷却媒体流路
42…固体高分子電解質膜 44…カソード側電極
46…アノード側電極 50、102…連結部材
52、104…保持機構 54、106…固定機構
56a、56b、66、70、84、94、118…孔部
58…ピン部材 60a、60b…補強リング
62、82、96、116…ねじ孔 64、86、98、120…ねじ
74…Oリング 80a、80b、92…結合部材
108…突起部 110…突出部
122…凹部

Claims (4)

  1. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが設けられる燃料電池スタックであって、
    一対の前記エンドプレート間に架け渡されて一対の前記エンドプレート同士を一体に保持する複数の連結部材と、
    前記連結部材同士を互いに結合するための結合部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記結合部材は、前記連結部材間に固定される板状部材で構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記結合部材は、前記連結部材間に固定されるブレース部材で構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記燃料電池は、前記積層方向に連通してそれぞれ反応ガス又は冷却媒体を流す複数の流体連通孔を設けるとともに、
    前記連結部材と前記エンドプレートの側面との連結部位は、前記流体連通孔からオフセットした位置に設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
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