JP5180740B2 - 組成物 - Google Patents

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本発明は、化粧料又は飲食品として好適に使用される組成物に関する。
真珠蛋白抽出物は、種々のアミノ酸とポリペプチドを含んでおり、肌の保湿作用を有しているため、化粧料等の皮膚外用剤に配合される。また、経口摂取によっても皮膚や全身に対する作用が期待されるため、飲食品にも配合される。しかしながら、真珠蛋白抽出物は独特の不快な臭いを有しているため、十分な量の真珠蛋白抽出物を化粧料や飲食品に配合することは困難であるという問題があった。
また、酵母抽出物は、核酸、ビタミンB、ビタミンB、アミノ酸等を豊富に含んでおり、肌の保湿作用や傷ついた皮膚細胞の修復作用を有しているため、化粧料等の皮膚外用剤に配合される。また、経口摂取によっても皮膚や全身に対する作用が期待されるため、飲食品にも配合される。しかしながら、酵母抽出物は、豚、魚等の動物の加工品や発酵法による製造品であり、真珠蛋白抽出物と同様に独特の不快な臭いを有しているため、真珠蛋白抽出物と同様の不快臭の問題があった。
さらに、加水分解コラーゲンは、コラーゲンを加水分解して低分子化し、体内に吸収しやすくした高純度のタンパク質であり、肌の保湿作用を有しているため、化粧料等の皮膚外用剤に配合される。また、経口摂取によっても皮膚や全身に対する作用が期待されるため、飲食品にも配合される。しかしながら、加水分解コラーゲンは、豚、魚等の動物の加工品であり、やはり真珠蛋白抽出物や酵母抽出物と同様に独特の不快な臭いを有している。そのため、真珠蛋白抽出物や酵母抽出物と同様に不快臭の問題を有していた。
このような背景から、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、加水分解コラーゲンの不快臭を抑制した化粧料や飲食品が種々検討されている。例えば特許文献1には、エタノールと共に加熱することによって加水分解コラーゲンの不快臭を除去する方法及び不快臭が抑制された飲食品が開示されている。しかしながら、化粧料、飲食品という用途に鑑みれば、不快臭は可能な限り抑制されていることが好ましいから、不快臭の除去効果については、さらなる改良が望まれていた。
特開2007−159557号公報
本発明は、前記のような従来技術が有する問題点を解決し、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、又は加水分解コラーゲンを含有しているにもかかわらず、その独特の不快臭が十分に抑えられている組成物を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のような構成からなる。
すなわち、本発明の組成物は、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、及び加水分解コラーゲンの群から選ばれた少なくとも1種と、マメ科シカクマメ属の植物(以下「シカクマメ属植物」ともいう)の抽出物とを含有する組成物であって、化粧料又は飲食品として使用されることを特徴とする。
ここで、マメ科シカクマメ属の植物の抽出物の割合(固形分換算)は、真珠蛋白抽出物(固形分換算)に対しては0.00001〜100質量%、酵母抽出物(固形分換算)に対しては0.0001〜100質量%、加水分解コラーゲン(固形分換算)に対しては0.0001〜100質量%であることが好ましい。
また、前記植物は、シカクマメ(学名:Psophocarpus tetragonolobus(L.)D.C.)であることが好ましい。
本発明の組成物は、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、又は加水分解コラーゲンを含有しているにもかかわらず、その独特の不快臭が十分に抑えられている。よって、本発明の組成物は、化粧料又は飲食品として好適である。
本発明の組成物は、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、及び加水分解コラーゲンの群から選ばれた少なくとも1種と、マメ科シカクマメ属の植物(例えばシカクマメ)の抽出物とを含有する組成物である。この組成物は、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、加水分解コラーゲンのような独特の不快臭を持つものを含有しているにもかかわらず、マメ科シカクマメ属の植物の抽出物が添加されているために、その独特の不快臭が十分に抑えられている。よって、本発明の組成物は、化粧料又は飲食品として好適である。
〔真珠蛋白抽出物について〕
本発明における真珠蛋白抽出物は、アコヤ貝の貝殻のような真珠層を有する貝殻又は真珠を、酸、塩基等で加水分解処理して得られる蛋白質又はその加水分解物であり、種々のアミノ酸とポリペプチドを含んでいる。市販品としては丸善製薬株式会社製や株式会社成和化成製のものがあげられる。
なお、得られた真珠蛋白抽出物は、溶液状で用いてもよいが、必要により濃縮して濃縮液として用いてもよいし、液体を全て揮発させて固体状として用いてもよい。
〔酵母抽出物について〕
本発明における酵母抽出物は、酵母から溶媒を用いて抽出した抽出物、酵母を自己消化させることによって得られる消化物から溶媒を用いて抽出した抽出物、酵母を蛋白分解酵素で消化させることによって得られる消化物から溶媒を用いて抽出した抽出物、又は酵母を酸、塩基等で加水分解することによって得られる分解物から溶媒を用いて抽出した抽出物であり、核酸、ビタミンB、ビタミンB、各種アミノ酸等を含んでいる。
酵母の種類は特に限定されるものではないが、例えば、ビール酵母、清酒酵母、ワイン酵母、パン酵母、さとうきび酵母、クロム含有酵母、亜鉛含有酵母、セレン含有酵母があげられる。また、UV照射や酸処理等、特殊な条件下で培養した酵母の加水分解物を用いることもできる。
なお、抽出に使用する溶媒の種類は特に限定されるものではないが、水、アルコール(例えばエタノール)、グリコール(例えば1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール)、グリセリン、又はこれらのうち2種以上の混合物が好ましい。また、温度、時間等の抽出条件は特に限定されるものではなく、酵母抽出物を得るための一般的な抽出条件が適用可能である。
また、得られた酵母抽出物は、抽出処理により得られた溶液のまま用いてもよいが、必要により濃縮して濃縮液として用いてもよいし、液体を全て揮発させて固体状として用いてもよい。
〔加水分解コラーゲンについて〕
本発明における加水分解コラーゲンは、魚、牛、豚の皮等に大量に含まれるコラーゲンを酸、塩基等で加水分解して低分子化し、体内に吸収しやすくした高純度のタンパク質である。コラーゲンは、魚由来(皮、鱗等)のコラーゲンでもよいし、牛、豚等の哺乳動物由来(皮等)のコラーゲンでもよいし、その他(鶏等)の由来のコラーゲンでもよい。魚の種類は特に限定されるものではなく、サケ、マス、タラ、サバ、アジ、タイ、ティラピア、スズキ、ニシン、コイ、フナ等があげられる。
なお、得られた加水分解コラーゲンは、溶液状で用いてもよいが、必要により濃縮して濃縮液として用いてもよいし、液体を全て揮発させて固体状として用いてもよい。また、加水分解コラーゲンの代わりに、加水分解していないコラーゲンをそのまま使用することも可能である。
〔マメ科シカクマメ属の植物の抽出物について〕
本発明で用いるマメ科シカクマメ属に属する植物は、マメ科の熱帯産つる性の草本である。本発明においては、マメ科シカクマメ属に属する植物であれば特に限定されることなく用いることができるが、中でもシカクマメ(学名:Psophocarpus tetragonolobus)が好ましく用いられる。シカクマメは、翼マメ(ウイングドビーン)とも称されている。改良品種として「ウリズン」等が知られる。市販品としては、株式会社サカタのタネ製などがあげられる。
次に、本発明に用いられるシカクマメ属植物の抽出物は、葉、茎、枝、花、樹皮、種子、果実、根茎または植物全草等、植物体の任意の部位から得ることができるが、種子を用いることが特に好ましい。また、複数種のシカクマメ属植物の抽出物を混合して使用することもできる。
シカクマメ属植物からの有効成分の抽出方法は特に限定されるものではないが、溶媒を用いた抽出法が好ましい。抽出を行う際には、シカクマメ属植物をそのまま使用することもできるが、顆粒状や粉末状に粉砕して抽出に供した方が、穏和な条件で短時間に高い抽出効率で有効成分の抽出を行うことができる。抽出温度は特に限定されるものではなく、シカクマメ属植物の粉砕物の粒径や溶媒の種類等に応じて適宜設定すればよい。通常は、室温から溶媒の沸点までの範囲内で設定される。また、抽出時間も特に限定されるものではなく、シカクマメ属植物の粉砕物の粒径、溶媒の種類、抽出温度等に応じて適宜設定すればよい。さらに、抽出時には、撹拌を行ってもよいし、撹拌せず静置してもよいし、超音波を加えてもよい。
さらに、溶媒の種類は特に限定されるものではないが、水、アルコール(例えばメタノール、エタノール)、グリコール(例えば1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール)、グリセリン、ケトン(例えばアセトン)、エーテル(例えばジエチルエーテル、ジオキサン)、アセトニトリル、エステル(例えば酢酸エチル)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン)、芳香族炭化水素(例えばトルエン、キシレン)、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロホルム)、又はこれらのうち2種以上の混合溶媒が好ましい。
このような抽出操作により、シカクマメ属植物から有効成分が抽出され、溶媒に溶け込む。抽出物を含む溶媒は、そのまま組成物に添加してもよいが、滅菌、洗浄、濾過、脱色、脱臭等の慣用の精製処理を加えてから組成物に添加してもよい。また、必要により濃縮又は希釈してから組成物に添加してもよい。さらに、溶媒を全て揮発させて固体状(乾燥物)としてから組成物に添加してもよいし、該乾燥物を任意の溶媒に再溶解して組成物に添加してもよい。
なお、シカクマメ属植物からの有効成分の抽出方法として、超臨界流体を用いた抽出法を採用することも可能である。超臨界流体の種類は特に限定されるものではなく、二酸化窒素、アンモニア、エタン、プロパン、エチレン、メタノール、エタノール等があげられる。また、シカクマメ属植物を圧搾することにより得られる圧搾液にも抽出物と同様の有効成分が含まれているので、抽出物の代わりにシカクマメ属植物の圧搾液を使用することもできる。なお、前記したように、本発明におけるシカクマメ属植物とは、種子のほかに、マメ科シカクマメ属の植物の葉、茎、枝、花、樹皮、果実、根茎も包含される。
前記シカクマメ属植物の抽出物(固形分換算)の配合量は、真珠蛋白抽出物の場合、真珠蛋白抽出物(固形分換算)の0.00001〜100質量%とすることが好ましく、さらに好ましくは0.0005〜50質量%である。また、酵母抽出物の場合は、酵母抽出物(固形分換算)の0.0001〜100質量%とすることが好ましく、さらに好ましくは0.001〜50質量%である。さらに、加水分解コラーゲンの場合は、加水分解コラーゲン(固形分換算)の0.0001〜100質量%とすることが好ましく、さらに好ましくは0.001〜50質量%である。
シカクマメ属植物の抽出物(固形分換算)の配合量が、下限値未満では、不快臭を低減させる効果に劣り、一方、上限値を超えても効果が比例的に増大するものでもない。
本発明の組成物を調製するには、例えば前記のようにして調製された真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、及び加水分解コラーゲンの群から選ばれた少なくとも1種に、前記のようにして調製されたシカクマメ属植物の抽出物又は抽出液(シカクマメ属植物の抽出物を含む水,アルコール等の溶媒)を添加して混合すればよい。
なお、本発明の組成物は、通常、水、エタノールなどの親水性アルコール溶媒や1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールを含み、水あるいはアルコール系溶媒あるいは多価アルコール系溶媒の溶液、あるいは分散液として用いられる。
この場合、組成物中の固形分(真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、及び加水分解コラーゲンの群から選ばれた少なくとも1種と、シカクマメ属植物の抽出物の合計量であって、溶液に溶解している総固形成分、あるいは、分散液として分散している固体の総量)の濃度は、通常、0.01〜50質量%、好ましくは1〜40質量%程度である。
この固形分濃度は、別途、水や親水性アルコールを添加して調整することもできる。
なお、本発明の組成物は、前記のような組成物中の水や親水性アルコールを、常法に従い、噴霧乾燥や急速冷却・真空乾燥して、固体状あるいは粉末状にしたものであってもよい。
なお、本発明の組成物には、化粧料や飲食品に一般的に使用される添加剤を所望により添加しても差し支えない。例えば、調味料、香料、防腐剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、各種薬剤などがあげられる。
以下、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、または加水分解コラーゲンと、マメ科シカクマメ属植物の抽出物とを含有する組成物について、実施例を挙げてさらに具体的に説明する。
実施例1(真珠蛋白抽出物を用いた場合の組成物の実施例)
株式会社サカタのタネ製のシカクマメの種子10gを粉砕したものを、水とエタノールの50質量%混合溶媒80mlに加え、室温で静置して抽出を行った。抽出を1週間行ってから、種子の粉砕物を濾過して、シカクマメの種子の抽出物を含有する抽出液を調製した。得られた抽出液中の抽出物の濃度を測定したところ、1.6質量%であった。
次に、2本のガラス瓶を用意し、それぞれに真珠蛋白抽出物である市販の真珠蛋白抽出液を60ml装入した。そして、一方のガラス瓶には前記シカクマメ種子抽出液を300μl加え、他方のガラス瓶には水とエタノールの50質量%混合溶媒を300μl加えた。
なお、前者の真珠蛋白抽出液添加のサンプルは、前記シカクマメ種子抽出物の割合が固形分換算で、真珠蛋白抽出液(固形分換算)に対して0.8質量%であった。
両ガラス瓶中の溶液の臭いを10名のパネルが比較評価した結果、10名中9名が、前記シカクマメ種子抽出液の添加によって真珠蛋白抽出物の不快臭が抑制されたと感じ、1名が変化無しと感じた。また、10名中9名が、前記シカクマメ種子抽出液の添加によって真珠蛋白抽出物の不快臭がやわらかくなったと感じ、1名が変化無しと感じた。
これらの結果から、シカクマメの種子の抽出物を添加することにより、真珠蛋白抽出物の不快臭が十分に抑えられることが分かる。
実施例2(酵母抽出物を用いた場合の組成物の実施例)
2本のガラス瓶を用意し、それぞれに酵母抽出物である市販の酵母抽出液を60ml装入した。そして、一方のガラス瓶には実施例1の前記シカクマメ種子抽出液を600μl加え、他方のガラス瓶には水とエタノールの50質量%混合溶媒を600μl加えた。
なお、前者の酵母抽出物添加のサンプルは、前記シカクマメ種子抽出物の割合が固形分換算で、酵母抽出物(固形分換算)に対して0.06質量%であった。
両ガラス瓶中の溶液の臭いを10名のパネルが比較評価した結果、10名中9名が、前記シカクマメ種子抽出液の添加によって酵母抽出物の不快臭が抑制されたと感じ、1名が不快臭が悪化したと感じた。また、10名中9名が、前記抽出液の添加によって酵母抽出物の不快臭がやわらかくなったと感じ、1名が変化無しと感じた。
これらの結果から、シカクマメの種子の抽出物を添加することにより、酵母抽出物の不快臭が十分に抑えられることが分かる。
実施例3(加水分解コラーゲンを用いた場合の組成物の実施例)
2本のガラス瓶を用意し、それぞれに市販の加水分解魚由来コラーゲンを60ml装入した。そして、一方のガラス瓶には実施例1の前記シカクマメ種子抽出液を600μl加え、他方のガラス瓶には水とエタノールの50質量%混合溶媒を600μl加えた。
なお、前者の加水分解由来コラーゲン添加のサンプルは、前記シカクマメ種子抽出物の割合が固形分換算で、加水分解由来コラーゲン(固形分換算)に対して0.05質量%であった。
両ガラス瓶中の溶液の臭いを10名のパネルが比較評価した結果、10名中9名が、前記シカクマメ種子抽出液の添加によって加水分解魚由来コラーゲンの不快臭が抑制されたと感じ、1名が悪化したと感じた。また、10名中9名が、前記シカクマメ種子抽出液の添加によって加水分解魚由来コラーゲンの不快臭がやわらかくなったと感じ、1名が変化無しと感じた。
これらの結果から、シカクマメの種子の抽出物を添加することにより、加水分解コラーゲンの不快臭が十分に抑えられることが分かる。
以下、本発明のシカクマメ属植物の抽出物を用いた化粧料及び飲食品の配合例を挙げる。
配合処方例1(抗老化クリーム)
A.油相
(配合成分) (質量%)
ステアリルアルコール 1.5
ベヘニルアルコール 0.2
モノステアリン酸グリセリル 2.0
(商品名:サンソフト8004, 太陽化学(株)製)
ポリオキシエチレン20モル付加ベヘニルエーテル 0.5
(商品名:Nikkol BB−20,日光ケミカルズ(株)製)
ソルビタントリステアレート 0.1
(商品名:Nikkol SS−30V,日光ケミカルズ(株)製)
ビタミンEアセテート 0.1
ビタミンAパルミテート 0.05
トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 3.0
(商品名:Salacos WO−6,日清オイリオグループ(株)製)
ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール 1.0
イソノナン酸2−エチルヘキシル 1.0
マカデミアナッツ油 0.5
茶実油 1.0
香料 0.2
B.水相
ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリン 0.3
ナトリウムコポリマー
(商品名:SUpolymer G―1,東邦化学工業(株)製)
フェノキシエタノール 0.5
グリセリン 4.0
エリスリトール 0.5
1,2−ペンタンジオール 2.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
シカクマメ1,3−ブチレングリコール抽出物(固形分換算) 0.02
加水分解魚由来コラーゲン(固形分換算) 0.5
アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.01
トリエタノールアミン 1.2
エデト酸三ナトリウム 0.05
精製水 残余
(製法)
Aの油相部とBの水相部をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解した。次いで、A相をB相に加えて、乳化機で乳化した。乳化物を熱交換機で30℃まで冷却して、目的の抗老化クリームを得た。
配合処方例2(乳液)
ステアリン酸 6.0(質量%)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 2.0
ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.5
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール 8.0
プロピレングリコール 10.0
シカクマメ含水エタノール抽出物 (固形分換算) 0.001
酵母抽出物(固形文換算) 0.005
防腐剤・酸化防止剤 適量
香料 適量
精製水 残量
(製法)
精製水にプロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保った(水相)。一方、他の成分を混合して加熱溶融し、70℃に保った(油相)。前記水相に、この油相を攪拌しながら添加して予備乳化を行った。次いで、ホモミキサーで系の乳化粒子を細かく,かつ均一化した後、よく攪拌しながら急冷し、乳液を得た。
配合処方例3(化粧水)
エタノール 5.0 (質量%)
グリセリン 0.5
ジプロピレングリコール 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.5
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン 0.1
シカクマメ70%1,3−ブチレングリコール抽出物(固形分換算)0.01
加水分解真珠蛋白液 (固形分換算) 1.0
ラベンダー油 0.1
アルギン酸ナトリウム 0.001
精製水 残余
(製法)
前記成分を常法に従い混合溶解し、化粧水を得た。
配合処方例4(ドリンク 50mL)
コラーゲンペプチド(固形分換算) 600mg
シカクマメ70%エタノール抽出物(固形分換算) 60
N−アセチルグルコサミン 100
ヒアルロン酸 50
ビタミンE 30
ビタミンB 20
ビタミンB 10
α−リポ酸 20
コエンザイムQ10 40
セラミド(コンニャク抽出物) 50
L−プロリン 300
ドリンク基剤 4,500
(還元麦芽糖水飴、エリスリトール、クエン酸、香料を含む)
精製水 合計50mLとなる量
本発明のシカクマメ属植物の抽出物が配合された組成物は、真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、あるいは加水分解コラーゲンの有する本来的な不快臭を低減あるいは消失させることができるので、化粧水、乳液、美容液、クリーム、日焼け止め、ジェル、ファンデーション、口紅などの化粧料や、キャンディー、サプリメント、ドリンク、クッキーなどの飲食品の用途に有用である。
ここで、本発明の化粧料組成物は、それぞれ液状、乳液状、ペースト状、ゲル状、粉末状、顆粒状、ペレット状、スティック状、固形状等の何れの形態として提供されてもよい。
また、飲食品は錠剤、ソフトカプセル、顆粒等の形態で提供されてもよい。
化粧料組成物としては、化粧水、乳液、クリーム、オイル、軟膏、パック、リップ、口紅、ファンデーション、アイライナー、頬紅、マスカラ、アイシャドウー、マニキュア・ペディキュア、爪被覆剤、爪被覆除去剤、ひげ剃り用剤、シャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアトニック、ヘアスプレー、ヘアクリーム、ヘアローション、整髪料、育毛料、パーマネント液、染毛料、ハンドソープ・ボディーソープ、歯磨き剤、洗口料、洗顔料・石鹸類等があげられる。

Claims (3)

  1. 真珠蛋白抽出物、酵母抽出物、及び加水分解コラーゲンの群から選ばれた少なくとも1種と、マメ科シカクマメ属の植物の抽出物とを含有する組成物であって、化粧料又は飲食品として使用されることを特徴とする組成物。
  2. マメ科シカクマメ属の植物の抽出物の割合(固形分換算)が、真珠蛋白抽出物(固形分換算)に対しては0.00001〜100質量%、酵母抽出物(固形分換算)に対しては0.0001〜100質量%、加水分解コラーゲン(固形分換算)に対しては0.0001〜100質量%である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記植物がシカクマメ(学名:Psophocarpus tetragonolobus(L.)D.C.)である請求項1または2に記載の組成物。
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