JP5179761B2 - 歯科用ウェッジ - Google Patents

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Description

本発明は、歯牙充填材の配置時に歯科用マトリックスと共に使用するための装置に関する。
歯科医療従事者が複合充填材を配置することを可能にするために、マトリックス(基質)が使用される。マトリックスは、歯の周りを覆い包む手段であり、複合樹脂が硬化するまでその複合樹脂を保持するための型として機能する。マトリックスは、一般に、プラスチック又はステンレス鋼から形成されており、周状のもの又は部分的なものである。部分的なマトリックスは歯の一つの基部領域のみに取り付けられる一方、周状のマトリックスバンドは歯の周囲全体にわたって取り付けられる。マトリックスは、ウェッジ(くさび)及び/又はクランプを使用することによって所定の位置に留められる。従来技術のウェッジは、一般に木製又はプラスチック製であり、マトリックスと隣接する歯との間に配置される。ウェッジは、充填歯にマトリックスを保持すると共に充填歯と隣接する歯とを一時的に離すために使用される。従来技術では、ウェッジは可撓性もなく適切な形状にもなっておらず、柔軟組織への穿刺を起こすことも多く、外傷を生じさせやすい。また、局所麻酔が必要なことも多い。
したがって、本発明の目的は、従来技術のシステム及び装置の改良である又は少なくとも産業に有用な選択を与えるものである歯科用マトリックスを留めるためのウェッジを提供することにある。
本発明は、隣接する歯の間の歯間腔において使用するための歯科用ウェッジであって、 頂端で終端しているテーパ状部分と、
一端が前記テーパ状部分まで延びている本体部分と、
を備え、前記本体部分が逆V字形状断面を有し、当該V字形状部の両側部の撓曲により、ウェッジが様々な輪郭形状の歯間腔に適合することを可能にさせており、
前記本体部分の中央部が少なくとも前記中央部の何れかの端部における前記ウェッジの部分よりも細くなっている歯科用ウェッジから成ると言える。
好ましくは、前記本体部分は、側方から見たときに、概略均一な深さである。
好ましくは、前記ウェッジはハンドルを含み、前記本体部分は一端に位置する前記ハンドルと他端に位置する前記テーパ状部分との間に延びている。
好ましくは、前記本体部部分は、側方から見たときに、湾曲した輪郭形状を有し、前記ハンドル部分及び前記テーパ状部分に向かって上昇し、前記中央部に向かって下方に湾曲している。
好ましくは、前記ハンドルは、貫通する孔を設けられた平坦な部材を備える。
好ましくは、前記V字形状断面は、前記本体部分及び前記テーパ状部分の全長にわたって連続している、
好ましくは、前記ウェッジの輪郭形状は前記ウェッジの長さ方向に滑らかに遷移している。
好ましくは、前記頂端は、先端半径が0.2mmよりも大きく前記頂端から3mmまで幅が少なくとも1.3mmである鈍端である。
好ましくは、前記V字形状断面の側部面は凹面状になっている。
好ましくは、前記側部は、前記ウェッジの最も広い幅よりも狭い空間を通して挿入する際に、互いに向かって弾性的に撓曲することができる。
好ましくは、前記ハンドルを除いた前記ウェッジの長さは、10mmから20mmの間である。
好ましくは、前記ハンドルを除いた前記ウェッジの最大幅は、0.8mmから3.6mmの間である。
好ましくは、前記本体部分における前記ウェッジの断面の高さは、1.2mmから2.4mmの間である。
好ましくは、(ハンドルを除いた)前記ウェッジの上縁は、前記ウェッジに沿った最も低い位置において、前記頂端に隣接する前記ウェッジの上縁と前記ハンドルに隣接する前記ウェッジの上縁との間に延びる線から0.6mmから1.1mmだけ離間している。
好ましくは、前記V字形状断面は、最も開いた断面部分において、25°から50°の範囲の角度である。
好ましくは、前記V字形状断面は、前記中央部において、15°から35°の範囲の角度である。
第2の実施形態において、本発明は、隣接する歯の間の歯間腔で使用するための歯科用ウェッジであって、
頂端で終端しているテーパ状部分と、
一端が前記テーパ状部分まで延びている本体部分と、
を備え、前記本体部分が逆V字形状断面を有し、当該V字形状部の両側部の撓曲により、ウェッジが様々な輪郭形状の歯間腔に適合することを可能にさせており、
前記本体部分は、側方から見たときに、湾曲した輪郭形状を有し、前記テーパ状部分及び該テーパ状部分とは反対側の端部に向かって上昇し、中央部に向かって下方に湾曲している歯科用ウェッジから成ると言える。
好ましくは、前記ウェッジはハンドルを含み、前記本体部分は一端に位置する前記ハンドルと他端に位置する前記テーパ状部分との間に延びている。
第3の実施形態において、本発明は、隣接する歯の間の歯間腔で使用するための歯科用ウェッジであって、
頂端で終端しているテーパ状部分と、
一端が前記テーパ状部分まで延びている本体部分と、
を備え、前記本体部分及び前記テーパ状部分が上方を向いた稜部を形成するように収束する一対の側壁を備え、前記一対の側壁の撓曲により、ウェッジが様々な形状の歯間腔に適合することを可能にさせており、
前記本体部分は、側方から見たときに、湾曲した輪郭形状を有し、前記テーパ状部分及び前記テーパ状部分とは反対側の端部に向かって上昇し、中央部に向かって下方に湾曲している歯科用ウェッジから成ると言える。
好ましくは、前記本体部分は、前記本体部分の全長にわたって、概略一貫した高さである。
好ましくは、前記側壁は、前記ウェッジの両端部側の領域よりも前記中央部において急勾配になっている。
第3の実施形態において、本発明は、一対の隣接する歯と、該隣接する歯の間の歯間腔と、前記歯間腔に面して該歯間腔に歯科用マトリックスを充填し前記隣接する歯を分離し充填のための型を形成するように前処置を施された窪みと、請求項1から請求項21の何れか一項に記載のウェッジとを備え、該ウェッジが歯肉組織に隣接する前記歯間腔を通過するハンドルを含み、該ハンドルが一端において突出し、前記頂端が他端において突出し、前記ハンドル及び前記頂端が前記歯肉組織から離れる方向に上昇しており、前記本体部分の側部が前記歯科用マトリックスの下側部分を圧迫するようになっている歯科補修部位から成ると言える。
本明細書中において、特許明細書及び他の文献を含む外部情報源を参照している部分は、通常、本発明の特徴を論じるための背景を提供することを目的としたものである。特に言及しない限り、このような情報源の参照は、如何なる管轄においても、そのような情報源が従来技術である又は当該技術分野における一般的な周知事実の一部を形成するものであることを認めるものとして解釈されるべきものではない。
本願において使用される場合、用語「及び/又は」は、「及び」又は「又は」若しくはその両方を意味する。
本願において使用される場合、名詞の前の「単数叉は複数」は、名詞の複数形及び/又は単数形を意味する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「備える」は、「少なくとも一部を構成している」ことを意味する。この用語を含む本明細書及び特許請求の範囲の記述を解釈するときには、各記述におけるこの用語の前の特徴は全て存在する必要があるが、その他の特徴も存在する可能性がある。「具備する」及び「具備される」のような関連する用語も同様に解釈されるべきものである。
本願において開示される数値の範囲(例えば、1から10)への言及は、その数値範囲内の全ての有理数(例えば、1,1.1,2,3,3.9,4,5,6,6.5,7,8,9及び10)並びにその数値範囲内の任意の範囲の有理数(例えば、2から8、1.5から5.5、3.1から4.7)への言及を組み込んだものである。
上記及び以下で引用する全ての出願、特許及び刊行物の全開示内容は、もしあれば、本願と一体のものとして参照される。
本発明は、本願明細書において参照又は指摘される個々又は全体の部品、要素及び特徴、並びに、上記部品、要素及び特徴のうちの任意の二つ又は三つ以上の任意又はすべての組み合わせから広く構成されるということができ、本発明に関連する技術分野における公知の等価物を有した特定の完全体に言及している場合、そのような公知の等価物はその個々について示したのと同様に本願に含まれると考えられる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい形態を説明する。
図1を参照すると、ウェッジ(くさび)は、半硬質又は硬質プラスチック若しくは熱可塑性材料のワンピース部材(一点部材)からなり、三つの主要部分、すなわち、本体部分1と、テーパ状端部部分8と、ハンドル部分2とを有する。ウェッジは、稜部10と、稜部に向かって収束していく二つの側部16及び16’とを有する。稜部10は、本体部分1及びテーパ状端部部分8の上部に沿って延びている。
図2を参照すると、本体部分1は、側方から見たときに、湾曲した側面像をしている。本体部分1の稜部10は、本体部分1の中央12から本体部分1のハンドル端部11まで上昇して上り坂になっており、反対側の端部もテーパ状端部部分8まで上昇して上り坂になっている。
テーパ状端部部分8の頂端5は、歯の間にウェッジを挿入するときに損傷を与えることを防止する手助けをするために、尖っておらず鈍端になっている。テーパ状端部部分8の頂端5の先端半径18は0.2mmよりも大きく、ウェッジは、頂端5から3mmのところで少なくとも1.3mm幅を有するように先細になっている。
頂端5と隣接するハンドル端部11との間のウェッジは、10mmから20mmの範囲の長さである。ウェッジ(ハンドル部を除く)の上縁すなわち稜部10は、稜部10に沿った最も低い点において、頂端5に隣接する位置におけるウェッジの上縁すなわち稜部10とハンドル端部11に隣接する位置におけるウェッジの上縁との間に延びる線18から0.6mm〜1.8mmの距離9だけ離間している。
下方から見たときの図である図3を参照すると、ウェッジは窪み6を有している。ウェッジ本体部分1は、図4に示されているように、断面が逆V字形状になっている。ウェッジ本体部分1の両側部16は稜部10まで上り坂になっている。V字形状断面の角度15は、最も開いた断面部分で25度〜50度である。V字形状断面は、テーパ状端部部分8まで延びていてもよい。ウェッジの両側部16は、ウェッジを歯間腔に挿入するときに相互に撓曲するのに十分な可撓性を有している。側部16の側部面は任意選択として凹面状になっていてもよい。
任意選択のハンドル部分2は平坦な部材であり、任意選択の構成として中央に孔4を有している。ハンドルは、任意選択の構成として、ウェッジを除去するのを手助けするために、ハンドル部分2においてウェッジ本体部分1とは反対側に、円筒状突起7をさらに有する。ハンドル部分2と本体部分1との間の稜部10上に任意選択の構成として設ける円筒状突起3もウェッジを除去する助けになり得る。
図1から図6に示されているウェッジの実施形態では、本体部分1の中央部9と側壁16の底部14とが、ウェッジ本体部分1の長さの少なくとも一部に亘って平行になっている。稜部10と両側壁の底部14との間のウェッジの高さは、本体部分1に沿って概略同じ高さになっている。特に、中央部9における稜部10と両側壁の底部14との間は、概略同じ高さになっている。
ウェッジは、柔らかいものから硬いものまで様々な種類のものを作成することができる。使用される材料には、柔らかいウェッジ用として使用されるAdvanced Elastomer Systemsから販売されるサントプレーン(Santoprene)(登録商標)熱可塑性加硫物、硬いウェッジ用として使用されるポリプロピレンが、中間バージョンとして使用されるポリエチレンが含まれ得る。
図7から図10に示されている代替実施形態では、ウェッジ本体1は細い中央部9を有している。細い中央部9は、より正確に歯間腔を模するように設計されている。細い中央部を有したウェッジ1は、平面図で見たときに、波のように見える。ウェッジの輪郭形状は異なる幅部分の間を滑らかに遷移するようになっている。
波形ウェッジの他の実施形態が図13から図17に示されている。歯の間の歯間腔に応じて適切なウェッジを使用できるように、異なる厚さのウェッジ及びウェッジ中央部があることが望ましい。
図13から図17を参照すると、中間サイズのウェッジが図示されている。ウェッジ本体部分1は、別個の三つの幅、すなわち、中央部の幅と、中央部9と本体部分のテーパ状端部部分8との間の幅と、中央部9と本体部分1のハンドル端部部分11との間の幅とを有している。2番目又は3番目の幅がウェッジの最も広い幅となる。通常、2番目の断面と3番目の断面は同じ幅にするが、異なる幅にすることもできる。
中央部9は、本体部分における最も細い部分である。線C−Cに沿った断面が図16に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅42は1.0mmから1.60mmの範囲である。稜部と側部16の縁端14との間のウェッジの高さ43は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
2番目の幅は、中央部9と本体の頂端部8との間の部分である。線D−Dに沿った断面が図17に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅45は、1.6mmから2.4mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ44は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
3番目の幅は、中央部9と本体のハンドル端部11との間の部分である。線B−Bに沿った断面が図15に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅41は、1.6mmから2.4mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ40は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
図18から図22を参照すると、大きなサイズのウェッジが図示されている。中央部9は本体部分における最も細い部分である。線C−Cに沿った断面が図21に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅42は、1.6mmから2.4mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ43は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
2番目の幅は、中央部9と本体の頂端部8との間の部分である。線D−Dに沿った断面が図22に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅45は、2.4mmから3.6mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ44は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
3番目の幅は、中央部9と本体のハンドル端部11との間の部分である。線B−Bに沿った断面が図20に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅41は、mmからmmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ40は、1.6mmから2.4mmの範囲である。
図23から図17を参照すると、小さいサイズのウェッジが図示されている。中央部9は本体部分における最も細い部分である。線C−Cに沿った断面が図26に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅42は、0.8mmから1.2mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ43は、1.2mmから1.8mmの範囲である。
2番目の幅は、中央部9と本体の頂端部8との間の部分である。線D−Dに沿った断面が図27に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅45は、1.3mmから2.0mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ44は、1.2mmから1.8mmの範囲である。
3番目の幅は、中央部9と本体のハンドル端部11との間の部分である。線B−Bに沿った断面が図25に示されている。両側部16の縁端14の間のウェッジ本体部分1の幅41は、1.3mmから2.0mmの範囲である。稜部と両側部16の縁端14との間のウェッジの高さ40は、1.2mmから1.8mmの範囲である。
図11及び図12を参照すると、ウェッジは以下のようにして使用される。歯科医は、好ましいタイプのマトリックスバンド30又は部分的マトリックスを歯20上で通常のようにして位置決めする。図示されていない一対のピン鉗子(ニュージーランド特許第537463号に記載されている)又は従来のピンセットを用いてウェッジのハンドル2を保持する。次に、マトリックスバンド30と隣接する歯20との間に従来のようにしてウェッジを配置する。修復材を配置した後、ピン鉗子で孔4を把持することにより又は従来のピンセットを用いて突起3の近傍においてウェッジ本体1を把持することにより、ウェッジを除去する。この突起3は、ウェッジを除去するときにピンセットが滑るのを防止することを助ける。
ウェッジの中央部9が可撓性を有しており、頬側及び舌側の両方においてウェッジがマトリックスバンドの歯肉縁をシール(封止)するのを可能にしている点において、本発明のウェッジは従来技術を越える利点を有している。孔4を有したハンドル部分2は、詳細にはピン鉗子によって、ウェッジを保持するための優れた手段を提供する。
ウェッジ本体部分1の湾曲は、他方側で歯肉乳頭に入り込むことなく、歯科医がウェッジを歯間腔に挿入することを可能にする。V字形状断面の使用は、ウェッジの可撓性を増大させ、歯肉組織のための空間を提供する。
本発明の歯科用ウェッジの平面図である。 本発明の歯科用ウェッジの側面図である。 本発明の歯科用ウェッジの底面図である。 本発明の歯科用ウェッジの端面図である。 本発明の歯科用ウェッジの側方から見た四面図の一つである。 本発明の歯科用ウェッジの底側から見た四面図の一つである。 本発明のウェッジの代替実施形態の平面図である。 図7の歯科用ウェッジの端面図である。 図7の歯科用ウェッジの上方から見た四面図の一つである。 図7の歯科用ウェッジの底側から見た四面図の一つである。 歯の部分的な断面と共に示された本発明の歯科用ウェッジの使用状態での図である。 使用時の本発明の歯科用ウェッジの側面図である。 本発明の歯科用ウェッジの代替実施形態の平面図である。 図13の歯科用ウェッジの部分断面側面図である。 図13の歯科用ウェッジの線B−Bに沿った断面図である。 図13の歯科用ウェッジの線C−Cに沿った断面図である。 図13の歯科用ウェッジの線D−Dに沿った断面図である。 本発明の歯科用ウェッジの他の代替実施形態の平面図である。 図18の歯科用ウェッジの部分断面側面図である。 図18の歯科用ウェッジの線B−Bに沿った断面図である。 図18の歯科用ウェッジの線C−Cに沿った断面図である。 図18の歯科用ウェッジの線D−Dに沿った断面図である。 本発明の歯科用ウェッジの他の代替実施形態の平面図である。 図23の歯科用ウェッジの部分断面側面図である。 図23の歯科用ウェッジの線B−Bに沿った断面図である。 図23の歯科用ウェッジの線C−Cに沿った断面図である。 図23の歯科用ウェッジの線D−Dに沿った断面図である。
符号の説明
1 本体部分
2 ハンドル部分
3 突起
4 孔
5 頂端
6 窪み
7 突起
8 テーパ状端部部分
9 中央部
10 稜部
11 ハンドル端部
16 側部

Claims (5)

  1. 隣接する歯の間の歯間腔で使用するための歯科用ウェッジであって、
    頂端で終端しているテーパ状部分と、
    一端が前記テーパ状部分まで延びている本体部分と、
    を備え、前記本体部分が、上方を向いた稜部を形成するように収束する一対の柔らかい側壁を含む逆V字形状断面を有し、当該側壁の撓曲により、ウェッジが様々な輪郭形状の歯間腔に適合することを可能にさせており、
    前記本体部分は、側方から見たときに、湾曲した輪郭形状を有し、前記テーパ状部分及び前記テーパ状部分と反対側の端部に向かって上昇し、前記本体部分の前記中央部に向かって下方に湾曲し、
    前記本体部分の中央部が少なくとも前記中央部の何れかの端部における前記ウェッジの部分よりも細くなっており、前記中央部における一対の側壁が前記ウェッジの両端部側における一対の側壁よりも急勾配で交差していることを特徴とする歯科用ウェッジ。
  2. 前記ウェッジはハンドルを含み、前記本体部分は一端に位置する前記ハンドルと他端に位置する前記テーパ状部分との間に延びている、請求項に記載の歯科用ウェッジ。
  3. 可撓性を有する前記側壁の輪郭形状は前記ウェッジの長さ方向に滑らかに遷移している、請求項1又は2に記載の歯科用ウェッジ。
  4. 前記V字形状断面の側部面は凹面状になっている、請求項1から請求項の何れか一項に記載の歯科用ウェッジ。
  5. 前記本体部分は三つの異なる幅を有し、三つの異なる幅は、前記中央部の1番目の幅と、前記中央部と前記テーパ状部分との間の2番目の幅と、前記中央部と前記テーパ状部分の反対側の端部との間の3番目の幅であり、ウェッジの輪郭形状が波形状となるように1番目の幅が2番目及び3番目の幅よりも狭く、2番目又は3番目の幅がウェッジの最も広い幅となる、請求項3に記載の歯科用ウェッジ。
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