JP5247893B2 - 歯科用セパレーター、及び歯科修復物を作製するためのマトリクスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には、歯科修復を行うことができるように、隣接し合う歯に対して圧力を印加してこれらの歯を互いに引き離す歯科用セパレーター装置に関する。セパレーター装置は、隣接し合う歯間の歯間スペースを増やして歯科臨床医の視界及び作業スペースを改善する。本発明はまた、修復を行うために用いられる可撓性のマトリクスバンドを包含する。マトリクスバンドは、歯の周りに巻き付けられて修復に望ましい型又は形状を画定する。
歯科臨床医は、失われた歯構造、歯又は口腔組織を修復するか又はこれらの代わりとして用いるために歯科修復物を用いる。歯科修復物は例えば、充填物、インレー、アンレー、ベニア、クラウン等を含む。例えば、歯科臨床医は、窩洞を「充填して」歯の構造を修復するためにコンポジットレジン又はアマルガムを用いる。2つの当接し合う歯の間の歯間領域で窩洞が生じた場合、マトリクスとして一般的に既知である金属又はプラスチックの材料の薄いバンドをそれらの歯の周りに巻き付ける。これらのマトリクスバンドは、口の臼歯領域で歯科修復を行う場合に特に効果的である。マトリクスは、窩洞を充填するために用いられるコンポジットレジン又は他の材料を保持する一時的な型又は型枠を提供する。マトリクスバンドの形状は、虫歯の自然な輪郭を復元することを可能にする。マトリクスバンドは、流動性修復材料を受け入れる型又はシェルを形成すると共に、その内部で修復材料を保持して所望の形状及び構造を提供する。マトリクスバンドは、流動性修復材料が硬化及び固化して完成した修復物を形成することができるように、流動性修復材料を定常状態で保持する。そのような修復材料が歯科業界で既知であり、その組成は自己硬化性、光硬化性又は二重硬化性とすることができる。この材料は、種々の化学機構によって硬化し、強くて耐久性のある修復物を形成する。
マトリクスバンドを適切に位置決めするには、当接し合う歯を一時的にゆるやかに強制的に引き離さなければならない。マトリクスを位置決めして安定化させることができるように、マトリクスの十分なスペースを作らなければならない。歯科用セパレーター及び/又はプラスチック材料若しくは木材のウェッジと一般的に称される歯科用器具が、当接し合う歯を引き離すのに用いられる。
歯科業界で既知である1つの歯科用セパレーター及びマトリクス製品は、Dentsply International社(Caulk Division, Milford, DE)から入手可能なPalodent(登録商標)システムである。このシステムは、当接し合う歯をゆるやかに引き離すと共にマトリクスを安定化させるためにBiTine(登録商標)リングを含む。BiTineリングの調整可能なスプリング作用によって、隣接し合う歯が引き離され、その間、歯間領域にある窩洞が前処理される。次に、BiTineリングを取り外して適した輪郭の部分的なマトリクスバンドを選択する。マトリクスバンドは、指で丸めて歯構造の適した寸法に一致させることができるように展性がある。マトリクスバンドを適所に配置し、プラスチックの解剖学的構造のウェッジを用いて歯肉縁をゆるやかに封鎖することができる。マトリクスバンドは、歯科臨床医がマトリクスを押しのけることなくマトリクスを取り扱うことができるようにさらに安定化させる必要がある。マトリクスをさらに安定化させるには、角度の付いたタイン(tine)が歯の近位面に延びると共にヨークが患者の咬合平面に対して実質的に平行であるようにBiTineリングを適所に配置する。マトリクスは、歯の縁を保護すると共に適切な解剖学的構造を生成するために、若干磨き仕上げすることができる。この時点で、損傷を受けている歯を修復する準備が整う。
歯科用セパレーター及びマトリクス安定化器具は、Meyerの特許文献1に記載されているように当該技術分野において一般的に既知である。図1を参照すると、従来の歯科用セパレーター10の器具が示されている。セパレーター10は、ヨーク12と、一対の係合構造部14と、一対の対向するタイン16、17とを含む。ヨーク12は、一対の長手方向セグメント18を含み、U字形の構造を有する。係合構造部又はレセプタクル14は各長手方向セグメント18の一端に位置する。実際には、歯科臨床医は、タイン16、17が、修復される歯24及び当接している歯26の歯間表面に隣接しているように、歯科用セパレーター10を患者の歯列弓22に位置決めする(図2)。臨床医は、展開用鉗子28を用いて歯科用セパレーター10を把持し、関係する歯24、26の幅を開けるほどタイン16、17を十分に開くように鉗子を握る。臨床医が鉗子28にかけている圧力を解放すると、ヨーク12のスプリング付勢力によって、対向するタイン16、17が互いに向かって動く。これは、関係する歯24、26の歯間表面にウェッジ効果を与える。関係する歯24、26の歯間表面に加わる力によって歯同士が離される。
図2及び図3を参照すると、歯科臨床医はここで、コンポジットレジン又はアマルガム等の修復材料を用いて、損傷を受けている歯24を修復する準備を整える。臨床医はまず、歯24に「穴を開けて」、標的領域からう蝕を除去する。歯科用セパレーター10は、窩洞又は空隙30が前処理されている間は定位置に保たれる。上述したように、セパレーター10は、関係する歯24、26をゆるやかに引き離すため、臨床医の視界及び作業スペースが改善される。臨床医は、歯間領域の歯の窩洞30を閉塞するために一時的な型枠又はマトリクス32を用いる。様々なマトリクスバンドが当該技術分野において既知である。例えば、Billsの特許文献2は、非対称な形状のマトリクスバンドを開示している。マトリクスバンドは、垂直方向に非対称的に湾曲している断面積を有する。湾曲しているマトリクスの上部及び底部は、異なる半径曲率を有する。
図2及び図3において、マトリクス32は、修復される歯24において一時的な型又はシェルを作る。マトリクス32は、マトリクスが押しのけられることを防止するために歯24に対して安定化されるべきである。実際には、歯科臨床医はまず、マトリクス32を関係する歯24、26の歯間表面間に位置決めする。次いで、解剖学的構造のウェッジ35を歯肉縁に配置し、これは、歯科用セパレーター10の対向するタイン16、17間の隙間を拡大するのを助ける。対向するタイン16、17は、マトリクス32の自由縁と接触するように位置決めされる。これは、マトリクス32を歯24に対して安定化させるのを助ける。対向するタイン16、17は、マトリクス32を歯24の周りの適所に保つのを助ける。ここで、損傷を受けている歯24を、修復材料を適用することによって修復することができる。マトリクス32によって閉塞されている窩洞又は空隙30は流動性修復材料で充填される。
米国特許第6,325,625号 米国特許第6,712,608号
従来の歯科用セパレーター及びマトリクスシステムは概ね効果的であるが、改良されたシステムが必要である。特に、歯科分野において、接触領域及び歯間空隙の良好な制御、配置の容易さ、術野の良好な可視化、並びに歯科開業医及び患者にとってより快適であることを提供する、改良された歯科用セパレーター装置及びマトリクスシステムが必要である。本発明は、これらの目的、特徴、及び利点並びに他の目的、特徴及び利点を有するそのような歯科用セパレーター及びマトリクスシステムを提供する。
従来の歯科用セパレーターを示した図。 従来の歯科用セパレーターを示した図。 従来の歯科用セパレーターを示した図。 本発明の一実施形態における歯科用セパレーターを示した図。 本発明の一実施形態におけるマトリクスバンドを示した図。 本発明の別の実施形態におけるマトリクスバンドを示した図。
歯科用セパレーター装置
図4を参照すると、本発明の歯科用セパレーター装置の一実施形態が全体的に示されている。歯科用セパレーター又は開リング40は、コネクターセグメント48によって接合されている2つの対向する部分的な楕円セグメント44、46を含むスプリング引張ヨーク42を備える。ヨーク42は単一の一体構造である。係合構造部50、52が、楕円セグメント44、46の各端にそれぞれ位置している。対向するタイン54、56は、係合構造部50、52から下方に延びている。タイン54、56は下方に鋭角に延び、互いに向かって合流するように構成されている。好ましくは、タイン54、56は、係合構造部50、52から、ヨークの平面に対して70乃至90度の範囲の角度で延びる。すなわち、対向するタイン54、56は互いに対して平行には延びない。各タイン54、56は内面58及び外面60を含む。歯科用セパレーター40は、ステンレス鋼又はプラスチック等の堅固で弾性のある材料で作製され、例えば矩形形状、三角形形状又は円形形状を含む任意の好適な断面形状を有することができる。
把持部材62、64がタイン54、56に取り付けられている。把持部材62、64は好ましくは筒状形状を有し、圧縮スリーブと称することができる。筒状の把持部材62、64は、タイン54、56に外嵌され、きつい締まり嵌めによって定位置に保持することができる。代替的には、筒状の把持部材62、64は、好適な接着剤によって定位置に保持することができる。把持部材62、64は、シリコンゴム、ポリ塩化ビニル、又は堅固であるがクッション性のあるグリップを提供する他のエラストマー材料等の柔らかい医療グレードの材料で作製するのが好ましい。把持部材62、64は、患者の歯列弓上でのタイン54、56の位置決め及び操作を助ける。
歯科用セパレーター40を患者の口内で用いて、歯科修復を行うことができるように当接し合う歯間のスペースを広げ、マトリクスバンドを安定化させることができる。マトリクスバンドが効果的であるには、隣接し合う歯間に十分な歯間スペースがなければならず、それによってマトリクスは変形することも歪むこともなく適所にあるままとすることができる。歯科用セパレーター40は、以下でさらに説明するマトリクスバンドと共に用いるのに特に好適である。
実際には、臨床医は、展開用鉗子を用いて歯科用セパレーター40を把持し、当接し合う歯の幅を開けるほどタイン54、56を十分に開くように鉗子を握る。臨床医が鉗子にかけている圧力を解放すると、ヨーク42のスプリング付勢力によって、対向するタイン54、56が互いに向かって動く。これは、当接し合う歯の歯間表面にウェッジ効果を与える。前方に延びる、角度の付いたタイン54、56は、当接し合う歯を包んで支えることができる。当接し合う歯の歯間表面に加わる力によって歯同士が離される。
圧縮スリーブ62、64を有する対向する第1のタイン54及び第2のタイン56は、隣接し合う歯の表面間で、隣接し合う歯の表面に対して割り込むようになっている。歯に対するこの力によって歯同士が離され、その間、損傷を受けている歯の窩洞又は空隙が前処理される。損傷を受けている歯が適切に前処理されると、歯科用セパレーター40を患者の歯列弓から取り外すことができる。この時点で、マトリクスバンドを歯間領域内の適所に配置する準備が整う。
マトリクスバンド
図5を参照すると、1つのバージョンの本発明のマトリクスバンド70が示されている。マトリクスバンドは、歯の自然な外形をより厳密に近似する形状に修復物を成形する改善された型枠を提供するための輪郭形状を有する。マトリクスバンド70は、修復されるべき歯の自然な解剖学的構造をより正確に再現することができるような形状である。
より詳細には、マトリクスバンド70は、歯の周りに巻き付くことができるように水平(長手)方向に湾曲している、薄いストリップ状の強くて可撓性のある材料72を含む。マトリクス材料72は、好適な長さを画定する第1の端74及び第2の端75を含む。マトリクス材料72は、好ましくは1.5ミル以下の厚さを画定する内面76及び外面77を有する。マトリクスバンド70は、このような厚さを有しているため、修復されるべき歯と隣の歯との間の適所により容易に配置することができる。
マトリクスバンド70は好ましくは、ステンレス鋼若しくは他の好適な金属材料又はプラスチック材料、又は他の堅固で弾性のある材料で作製される。マトリクスバンド70は、歯科臨床医が必要に応じて歯の周りで該バンドを形作った後でその形状を保持するように、寸法的に安定している。マトリクスバンド70は、強くて可撓性があるため、修復される歯の詳細な形状に一致するように臨床医によって必要に応じて調整されることができる。
損傷を受けている歯の窩洞(空隙)が前処理されて臨床医がマトリクスバンド70を挿入する準備を整えると、臨床医はまず、可撓性のマトリクス70に指で圧力を印加して、マトリクス70を操作し、修復される歯の近似した寸法に一致させる。本発明のマトリクスバンド70の1つの有利な特徴は、歯科臨床医がマトリクスバンド70を調整及び圧縮した後でマトリクスバンド70がその形状を保持する傾向が高いことである。
次に、解剖学的構造のウェッジを患者の歯列弓の歯肉縁に配置することができる。プラスチック又は木製のウェッジは歯肉縁を封鎖する。この時点で、対向するタイン54、56を歯列弓の歯間平面に挿入することによって歯科用セパレーター40を適所に配置して、マトリクスバンド70をさらに安定化させることができる。対向するタイン54、56は、歯の自由端をしっかり握るようなやり方で位置決めすることができる。タイン54、56は、歯と係合し、マトリクスバンド70が外方へフレア状にならないようにマトリクスバンド70を安定化させるように設計されている。
マトリクスバンド70は、歯の自然なプロファイルに従うように設計されており、マトリクスは、関係する歯の歯間表面と接触する。マトリクス70は、様々な年齢の患者の様々な歯に嵌まるように、種々のサイズで、例えば、標準サイズ、プラスサイズ、小臼歯サイズ、ミニサイズ、及びミニ拡張サイズで利用可能とすることができる。マトリクス70は、臼歯の修復を行うときに用いるのに特に好適である。マトリクス70は、単独で、又は他のマトリクスと組み合わせて用いることができる。マトリクス70は所与の患者に一度のみ使用されることが推奨されている。すなわち、マトリクス70は、滅菌されて繰り返し使用されることは意図されていない。マトリクス70の水平方向の湾曲は、マトリクス70が、修復される歯の歯間表面に、マトリクス70のかなりの長さに沿って接触することを意図する。関係し合う歯の歯間表面に沿う複数の接触点のみを形成するいくつかの従来のマトリクスバンドとは対照的に、本発明のマトリクスバンド70はかなりの接触面を形成し、歯の歯間表面に沿って接触ゾーンを作る。接触表面は、損傷を受けている歯の自然な解剖学的構造にマトリクス70がより良く従うことを可能にするため、より自然に見える修復を行うことができる。マトリクスバンド70が安定化されると、損傷を受けている歯を修復することができる。これは、修復材料(例えばアマルガム又はコンポジットレジン)を、マトリクス70によって形成されている窩洞(空隙)に導入することによって行われる。
歯科用セパレーター40の対向するタイン54、56は、修復材料の適用中に、輪郭をはみ出たバリを制限しながら、頬側及び舌側の歯間空隙を保つのに役立つ。圧縮スリーブ62、64は、マトリクスバンド70を押圧し、損傷を受けている歯の窩洞領域の周囲における修復材料の漏洩を防止する。修復材料は、マトリクスバンド70によって保持されているため、形状が崩れることも、形状を相当に変えることもない。したがって、修復材料は、本来の歯の寸法及び形状をより厳密に模擬する修復物を形成するように成形することができる。マトリクス70は、修復材料の形状を制御するのを助ける。マトリクス70は、修復材料の型枠又はシェルを提供するため、修復材料は、本来の歯の輪郭及び寸法をより厳密に模擬する。それに反して、従来のマトリクスバンドには、修復材料の形状を十分に制御しないものがある。その結果、修復材料は、歯の前処理された部位から収縮するか又は膨張する可能性がある。そのような従来のマトリクスバンドを使用することによって、自然に見える解剖学的構造を有しない修復物がもたらされる可能性がある。本発明のマトリクスバンド70の別の利点は、歯科臨床医が、マトリクスに対して少ない張力しか用いず、歯の圧迫を回避することができることである。歯列弓にかかる力が少なくなり、患者はより快適に感じる。
図6を参照すると、別のバージョンの本発明のマトリクスバンド80が示されている。マトリクスバンド80は、上縁83から延出している第1の突出セグメント82を含む。この延出しているセグメント82は、マトリクス80へのより良好な支持及び安定性を提供するのを助ける。マトリクスバンド80は、その下縁に沿って、隣接し合う歯の歯間領域と係合する2つの切欠部分又は凹状部分84、85をさらに含む。したがって、マトリクスバンドは、「コウモリの翼」構造を有する。切欠部分84、85によって画定されるような、マトリクスバンド80の下縁にある第2の突出セグメント86が、深い窩洞又は空隙を閉塞するように歯の歯肉線の下の下側部分を押圧することができる。マトリクス80が適切に位置決めされると、損傷を受けている歯の窩洞又は空隙を、上述したように修復材料で充填することができる。
当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本明細書に示されている実施形態及び説明に種々の変更を行うことができることを理解するであろう。

Claims (3)

  1. コネクターセグメントによって接合されている2つの対向する部分的な楕円セグメントを含むスプリング引張ヨークと、前記2つの対向する部分的な楕円セグメントの各々の端部に位置している2つの係合構造部と、該2つの係合構造部の各々から前記スプリング引張ヨークの平面に対して下方に鋭角に延びる2つの対向するタインと、前記2つの対向するタインの各々に外嵌される2つの筒状の把持部材と、を備える歯科用セパレーターと、
    可撓性のマトリクスバンドと、
    を備えることを特徴とする、歯科用セパレーター及びマトリクスシステム。
  2. 前記マトリクスバンドは、長手方向に湾曲していることを特徴とする、請求項1に記載の歯科用セパレーター及びマトリクスシステム。
  3. 前記鋭角は、70乃至90度の範囲の角度であることを特徴とする、請求項1または2に記載の歯科用セパレーター及びマトリクスシステム。
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