JP5179330B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、表示装置を備えた電子機器に関するものである。
液晶ディスプレイ等の表示装置を備えた電子機器として、ノートブック型パーソナルコンピュータが知られている。ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、単に「ノートPC」という)は、本体筐体及び蓋体筐体を備えて構成されている。本体筐体の内部にはコンピュータの構成部品が収容され、その上面にはキーボードが設けられている。蓋体筐体は本体筐体の上面に対向する面に表示装置を備えたものであり、本体筐体の上面に対して開閉可能となる態様で、本体筐体に回転可能に支持されている。
上記のノートPCにおいて、主表示装置の背面に副表示装置をスライド可能に配置し、使用時にこの副表示装置をスライドさせることにより、主表示装置の側方に隣接して配置するように構成されたものが知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開平11−149328号公報
特許文献1のノートPCでは、副表示装置を主表示装置の背面にスライドさせて収納している。このため、副表示装置の収納時に副表示装置が外部に露出し、収納時の見栄えが悪いという問題がある。
収納時の見栄えをよくするために副表示装置を主表示装置の筐体内部に収容することが考えられるが、この場合、筐体から副表示装置を引出す際の操作性が悪くなるという別の問題が生じる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、主表示装置と副表示装置とを備えた電子機器において、副表示装置を見栄え良く収納することがきるとともに、収納された副表示装置を引出す際の操作性に優れる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、正面が開口した箱形状に形成された筐体と、前記筐体の正面開口部から主表示部を露出させた状態で前記筐体に収容される主表示装置と、前記筐体内部において前記主表示装置の背面に設けられた収容部に配置される収容位置と、前記筐体の側面に設けられた収容開口部から引出して前記主表示装置の側方に隣接して配置される使用位置との間でスライド可能に構成された副表示装置とを備えた電子機器において、前記副表示装置は、副表示部を収容する枠体と、前記枠体における引出側の端部の全高に亘って、前記副表示部の厚みよりも大きな幅寸法に形成された引出操作部とを備え、前記筐体は、前記収容開口部に設けられ、前記引出操作部を収容する引出操作部収容部と、前記副表示装置と係合することにより前記副表示装置を前記収容位置に保持する一方、前記副表示装置と係合状態にあるときに前記引出操作部が押し込み操作された場合に、前記副表示装置との係合状態を解除し、前記引出操作部を前記収容開口部から外部に突出させるプッシュラッチ機構とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記引出操作部が、前記副表示部よりも手前側に突出して形成される一方、前記引出操作部収容部が、前記引出操作部を収容すべく前記収容部の内方の収容領域よりも手前側に突出して形成され、前記収容部内においてスライド可能に支持部材が設けられるとともに、前記副表示装置が、前記支持部材に回転機構を介して手前側に回転可能に支持され、前記使用位置にあるときにその回転端部が前記引出操作部収容部に配置されることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、携帯用のパーソナルコンピュータに適用されることが望ましい。
本発明の電子機器によれば、副表示装置を収納する際に、副表示装置の引出操作部が、筐体の側面に設けた収容開口部の内部に収容されることで、引出操作部の操作面を筐体の側面と略面一とすることができ、副表示装置を見栄え良く収納することができる。また、副表示装置を収容開口部から引き出す際には、引出操作部を押し込み操作して収容開口部から突出させることで、引出操作部を把持して容易に引出すことができる。さらに、引出操作部は、薄型に形成された副表示部の厚みよりも大きな幅寸法に形成されているため、引出操作部を収容開口部に押し込む際の操作性に優れる。
また、本発明の電子機器では、引出操作部を副表示部よりも手前側に突出させるとともに、引出操作部収容部を収容部の内方の収容領域よりも手前側に突出させた構成としている。そして、副表示装置を手前側に回転可能に構成し、副表示装置が使用位置にあるときにその回転端部を引出操作部収容部に配置させた構成としている。上記のように構成したことで、引出操作部収容部は、引き出された状態の副表示装置を手前側に回転させる際の回転を許容する逃げ部として機能する。その結果、副表示装置の回転端部を収容部内に配置した状態で、操作者が見やすい角度に副表示装置を手前側に回転させることが可能となる。さらに、副表示装置の回転端部を収容開口部の外側に配置した場合と比べて、副表示装置を主表示装置に近付けて配置させることができるため、使用者の視線の移動を少なくすることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の電子機器を携帯用のパーソナルコンピュータ(以下、「ノートブック型パーソナルコンピュータ」という)に適用した場合の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態であるノートブック型パーソナルコンピュータ1(以下、単に「ノートPC1」と称する)を示した斜視図である。ここで例示するノートPC1は、本体筐体10及び蓋体筐体20を備えている。
本体筐体10は、図には明示していないが、その内部に制御手段であるCPUや記憶手段であるメモリ、電源装置であるバッテリー等のノートPC1の構成部品を収容する箱体であり、その上面11にキーボード12を備えている。キーボード12は、図示は省略するが、金属板によって構成したベース部材の上面にメンブレンスイッチシート及び複数のキートップ13を配設して構成した入力装置である。本体筐体10の上面11において手前側に位置する部位にはパームレスト領域14が確保してある。
蓋体筐体20は、正面が開口した薄型の箱体であり、本体筐体10の上面11に対して開閉可能となる態様でヒンジ部材21を介して本体筐体10に回転可能に支持されている。この蓋体筐体20は、正面部22、左側面部23、右側面部24、上側面部25及び背面部26(図8を参照)とを備えて構成されている。なお、背面部26は一般的にリアカバーと称される部位であり、蓋体筐体20が閉じた状態にあるときに蓋体筐体20の上面となる部位である。以下では、蓋体筐体20の正面部22側を「蓋体筐体20の手前側」、背面部26側を「蓋体筐体20の奥側」として説明する。
図1示すように、蓋体筐体20の正面部22には、正面開口部22Hから表示画面を外部に露出させる態様で主表示部27が設けられている。主表示部27は、液晶ディスプレイや有機EL等から構成されるものである。以下では、蓋体筐体20の正面部22と主表示部27とを総称して主表示装置28とよぶ。
蓋体筐体20の内部において、主表示装置28と背面部26との間には所定の大きさの空間である収容部41が設けられており、この収容部41に後述する副表示装置30が収容されている(図8を参照)。また、蓋体筐体20の右側面部24には、収容部41と連通する収容開口部24Hが設けられている。
図2は、図1に示したノートPC1の収容開口部24Hから副表示装置30を引き出す途中を示した図であり、図3は、副表示装置30を完全に引き出した状態を示した図である。副表示装置30は、液晶ディスプレイや有機EL等からなる矩形状の副表示部31と、この副表示部31の周縁及び背面を覆う矩形状の枠体32とを備えている。この副表示装置30は、図1に示すように蓋体筐体20内部の収容部41に配置される「収容位置」と、図3に示すように収容開口部24Hから引出されて主表示装置28に隣接して配置される「使用位置」との間でスライド可能に構成されている。
枠体32は、図3に示すように、副表示部31における表示画面の引出側の端部を覆う引出側枠体32aと、引出側と反対側の端部を覆う基端側枠体32bと、表示画面の上部を覆う上側枠体32cと、表示画面の下部を覆う下側枠体32d及び背面を覆う背面側枠体32e(図8を参照)とから構成されている。
副表示装置30を使用しないときには、図1に示すように副表示装置30はその全体が蓋体筐体20の内部に収容される。そして、副表示装置30を使用する際には、図2に示すように操作者によって副表示装置30が収容開口部24Hから引き出され、図3に示すように主表示装置28の側方に隣接して配置される。
図5〜図7は、図1〜図3に示したノートPC1の蓋体筐体20の正面部22を外し、収容部41を露出させた状態を正面から見た図である。図5は図1に対応し、図6は図2に対応し、図7は図3に対応している。図5に示すように、収容部41には副表示装置30を収容位置と使用位置との間でスライドさせるスライド機構50が設けられている。このスライド機構50は、一対のレール51a,51bと、このレール51a,51b間に配置される支持部材52とから構成されている。
一対のレール51a,51bは、蓋体筐体20の背面部26の上端部及び下端部にそれぞれ配置されている。上側のレール51aにおいて、収容開口部24Hの近傍には、上方へ向けて突出する凹部53aが設けられている。同様に、下側のレール51bにおいて、収容開口部24Hの近傍には、下方へ向けて突出する凹部53bが設けられている。
支持部材52は、副表示装置30を支持する支持板54と、この支持板54の上端と下端にそれぞれ取り付けられた複数の車輪55とから構成されている。これらの複数の車輪55のうち上下各ひとつの車輪55は、ばね56を介して支持板54に連結され、レール51a,51bを付勢している。支持板54の右側の端部には、副表示装置30の基端側枠体32bがヒンジ部材57を介して手前側に回転可能に支持されている。
図5に示す状態において、副表示装置30に引出し方向の操作力が加えられると、図6に示すように支持部材52がレール51a,51bに沿って右側にスライドし、副表示装置30が収容開口部24Hから外部に露出する。図6に示す状態からさらに支持部材52が右側にスライドすると、図7に示すように副表示部31全体が外部に露出するとともに、ばね56に接続された車輪55がレール51a,51bの凹部53a,53bに係合することで、支持部材52のスライドが係止する。これにより、副表示装置30は主表示装置28の側方に隣接して配置・固定され、使用できる状態となる。そして、図7に示す状態において、副表示装置30に左側方向への押圧操作力が加えられると、ばね56に接続された車輪55が凹部53a,53bを乗り越えることで支持部材52が左側にスライドし、副表示装置30は蓋体筐体20の内部に収容される。
ここで、蓋体筐体20内に収容された副表示装置30を操作者が引き出す際には、副表示装置30の引出側の端部を把持して引き出し操作を行う。しかし、副表示装置30が収容位置にあるとき、副表示装置30の引出側の端部は、図1及び図5に示すように収容開口部24H内に完全に収容された状態となる。したがって、この状態で引出側の端部を把持することはできない。そこで、操作者が副表示装置30の引出側の端部を把持できるように、本実施の形態では以下のような引出機構を採用している。
図8〜図11は、蓋体筐体20の収容開口部24の近傍を上から見た図であり、副表示装置30の引出機構を説明するための図である。なお、図8〜図11では、蓋体筐体20の上面部25を省略している。
図3及び図8に示すように、上述した副表示装置30における引出側枠体32aは、その先端部分が全高に亘って副表示部31よりも手前側に突出して形成されている。この突出した部分は、後述する押し込み操作あるいは引き出し操作を行う際に操作者が操作する部位であり、以下ではこの突出した部分を「引出操作部35」とよぶ。図8に示すように、この引出操作部35の幅寸法(奥行き方向の寸法)は、副表示部31の厚み寸法よりも大きく形成されている。近年、液晶ディスプレイの薄型化が進んでおり、副表示部31の厚みは、図8に示すように8mm程度である。これに対し、引出操作部35の幅寸法は、一般的な人間の指の太さ(10mm)と同等以上(例えば12.5mm程度)に形成されている。このように、副表示部31の厚みに比して引出操作部35の幅寸法を大きくすることで、後述する押し込み操作を行う際の操作性を向上させることができる。
一方、図8に示すように、蓋体筐体20の正面部22は、その右端部の厚みが他の部位の厚みよりも薄く形成されている。すなわち、収容開口部24Hの近傍部位22aが、主表示部27を収容する部位22bよりも薄く形成されている。このため、収容部41において、収容開口部24H近傍の収容領域は、これより内方の収容領域よりも手前側に突出した空間となっている。この収容領域は、上述した引出操作部35を収容するための領域であり、その奥行き寸法は引出操作部35よりもわずかに大きく形成されている。以下では、この収容領域を「引出操作部収容部43」とよぶ。
また、この引出操作部収容部43は、引出操作部35を押し込み操作する際の押し込み空間としても機能する。引出操作部35を押し込む距離(押し込み深さ)は、図9に示すように、収容開口部24Hから引出操作部収容部43の内壁部22cまでの距離である。この押し込み深さは、次に説明するプッシュラッチ機構60の構成に応じて決まる。
図5〜図7に示すように、収容部41には、副表示装置30を収容位置に保持するプッシュラッチ機構60が設けられている。プッシュラッチ機構60は、図6に示すように、蓋体筐体20の背面部26に取付け・固定されたプッシュラッチ本体61と、支持板54の左端部に取付け・固定された係合部材62とから構成されている。係合部材62の先端には、フック部材62aが設けられている。また、図示は省略するが、プッシュラッチ本体61の内部には、フック部材62aと係合するフック受け部材が設けてある。このプッシュラッチ機構60は、公知のラッチ機構であるため詳しい説明は省略するが、以下、簡単に説明すると、係合部材62のフック部材62aを、プッシュラッチ本体61内部に押し込むことにより、フック部材62aがフック受け部材と係合してロックされる。これにより、副表示装置30が収容位置に保持される。そして、ロックされた状態で、フック部材62aを再度押し込むことにより、フック部材62aとフック受け部材との係合が解除されると同時に、フック受け部材に設けられた弾性部材(図示せず)によって副表示装置30側に弾性力が付与される。その結果、副表示装置30の引出側の端部は、操作者が把持できる程度に収容開口部24Hから突出する。これにより、操作者は、突出した引出操作部35を把持して副表示装置30を引き出すことが可能となる。
上述したように、副表示装置30は、その基端側枠体32bがヒンジ部材57を介して手前側に回転可能に支持部材52に支持されている。このため、副表示装置30が使用位置に配置されている状態では、図4に示すように、主表示装置28と平行に配置された状態(点線で示された状態)から、手前側に向けて所定の角度回転させることができる。以下、副表示装置30の回転機構について説明する。
副表示装置30を主表示装置28の側方に隣接配置して使用する場合、副表示装置30の副表示部31が主表示装置の主表示部27から離れ過ぎると、使用者の視線の移動が大きくなるため、使用者の目が疲れやすくなるといった問題が生じる。また、副表示装置30が主表示装置28から離れるにつれて、副表示部31の液晶の視野角が大きくなるため、使用者が副表示部31の画面を見る際に画面の色調が変わってしまうという問題もある。
このため、副表示部31は、できるだけ主表示部27に近付けて配置されるのが好ましい。そこで、本実施の形態では、副表示装置30が使用位置にあるとき、副表示装置30の全体を外部に配置せず、図7及び図11に示すように基端側枠体32bの一部を収容部41内に位置させた構成としている。
この場合、図7及び図11に示すように、回転端部(すなわち、ヒンジ部材57の回転軸)は収容部41内に配置される。この状態で副表示装置30を手前側に回転させる際に、上述した引出操作部収容部43は、図11に示すように副表示装置30の回転を許容する逃げ部として機能する。このため、副表示装置30が手前側に回転する際に、基端側枠体32bが蓋体筐体20の正面部22の内壁面にぶつかって回転が妨げられることはなく、回転軸を収容部41内に配置した状態で、副表示装置30を手前側に所定の角度回転させることができる。
また、蓋体筐体20の正面部22における内壁先端には、切欠き部22dが設けられている。この切欠き部22dの切欠き角度は、ヒンジ部材57の回転軸の位置と、副表示装置30の回転角度から決まるものである。しかしながら、切欠き部22dを必ずしも設ける必要はなく、内壁先端は直角に形成されていてもよい。なお、副表示装置30の最大回転角度は、上述した液晶の視野角等を考慮して決められる。
次に、上述した副表示装置30の引出し及び収納操作と、その作用について説明する。図1及び図8に示すように、副表示装置30は、引出操作部35が蓋体筐体20の側面部24と略面一となる態様で、蓋体筐体20内部に収容されている。このとき、プッシュラッチ機構60は、副表示装置30側のフック部材62aが蓋体筐体20側のフック受け部材と係合したロック状態にある。したがって、副表示装置30は、このプッシュラッチ機構60によって収容位置に保持された状態にある。
この状態から副表示装置30を引き出す際には、まず、図9に示すように引出操作部35を指で押し込み操作する。ここで、引出操作部35は指の幅と同等程度の寸法を有しているので、引出操作部35を収容開口部24Hに押し込む際に、指が収容開口部24Hにぶつかって操作が妨げられることはない。引出操作部35を図9の矢印方向に押し込んだ後、引出操作部35から指を離すと、プッシュラッチ機構60のフック部材62aとフック受け部材との係合が解除されると同時に、フック受け部材に設けられた弾性部材の弾性力によって引出操作部35が収容開口部24Hから突出する。
次に、収容開口部24Hから突出した引出操作部35を把持して、図2及び図10に示すように副表示装置30を右側に引き出していくと、スライド機構50の車輪55が凹部53a,53bに係合することにより、スライドが係止されるとともに、副表示装置30が図3に示すように主表示装置28の側方に隣接して配置される。この状態から、図4及び図11に示すように副表示装置30を手前側に回転させ、操作者が見やすい角度に副表示装置30の位置を調整する。以上の操作を行うことにより、副表示装置30が使用可能な状態となる。
また、図4及び図11に示す状態から、副表示装置30を蓋体筐体20の内部に収納する際には、まず副表示装置30を奥方に回転させて図3に示す位置に戻した後、副表示装置30を左側にスライドさせ、副表示部31を蓋体筐体20の内部に収容する。そして、引出操作部35を引出操作部収容部43内に押し込むと、プッシュラッチ機構60のフック部材62aがプッシュラッチ本体61に押し込まれ、フック受け部材と係合する。これによりプッシュラッチ機構60はロック状態となるため、副表示装置30は収容位置に保持される。このとき、引出操作部35は蓋体筐体20の側面部24に面一な状態に配置されるため、副表示装置30を蓋体筐体20に一体的に収納することができる。
なお、主表示部27と副表示部31の各表示画面には、それぞれ異なる表示内容を表示してもよく、また、1つの表示内容を分割して、主表示部27と副表示部31とに亘って表示してもよい。
以上説明したように、本実施の形態のノートPC1によれば、副表示装置30を収納する際に、副表示装置30の引出操作部35が、蓋体筐体20の側面部24に設けた収容開口部24Hの内部に収容されることで、引出操作部35の操作面を蓋体筐体20の側面部24と略面一とすることができ、副表示装置30を蓋体筐体20に一体的に収納することができる。その結果、従来のように副表示装置30が主表示装置28の背面に露出する収納と比べて、副表示装置30を見栄え良く収納することができる。
また、副表示装置30を収容開口部24Hから引き出す際には、引出操作部35を押し込み操作して収容開口部24Hから突出させることで、引出操作部35を把持して容易に引出すことができる。
さらに、引出操作部35は、薄型に形成された副表示部31の厚みよりも大きな幅寸法、具体的には、一般的な人間の指の幅程度に形成されているため、引出操作部35を収容開口部24Hに押し込む際の操作性に優れる。
また、本実施の形態のノートPC1では、引出操作部35を副表示部31よりも手前側に突出させるとともに、引出操作部収容部43を、収容部41の内方の収容領域よりも手前側に突出させた構成としている。そして、副表示装置30を手前側に回転可能に構成し、副表示装置30が使用位置にあるときにその回転端部を引出操作部収容部43に配置させた構成としている。上記のように構成したことで、引出操作部収容部43は、引き出された状態の副表示装置30を手前側に回転させる際の回転を許容する逃げ部として機能する。その結果、副表示装置30の回転端部を収容部41内に配置した状態で、操作者が見やすい角度に副表示装置30を手前側に回転させることが可能となる。
さらに、副表示装置30の回転端部を収容開口部24Hの外側に配置した場合と比べて、副表示装置30を主表示装置28に近付けて配置させることができるようになるため、使用者の視線の移動を少なくすることができる。
なお、上記実施の形態では、蓋体筐体20の右側面部24に収容開口部24Hを設け、蓋体筐体20の右側から副表示装置30を引き出すように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、左側面部23に収容開口部を設け、蓋体筐体20の左側から副表示装置30を引き出すように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、蓋体筐体20の左右のいずれか一方の側面部から副表示装置30を引き出す構成としたが、副表示装置30を2枚用意し、左右両方の側面部から同時に2枚の副表示装置30を引き出す構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態では、本発明の電子機器をノートブック型パーソナルコンピュータに適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示装置を備えたその他の電子機器に適用することも可能である。
本発明の実施の形態であるノートPCを示した概略斜視図である。 図1に示したノートPCの収容開口部から副表示装置を引き出す途中を示した図である。 図2に示した状態から副表示装置を使用位置まで完全に引き出した状態を示した図である。 図3に示した状態から副表示装置を手前側に回転させた状態を示した図である。 図1に示したノートPCの収容部を露出させた状態の正面図である。 図2に示したノートPCの収容部を露出させた状態の正面図である。 図3に示したノートPCの収容部を露出させた状態の正面図である。 副表示装置の引出機構を説明するための図である。 副表示装置の引出機構を説明するための図である。 副表示装置の引出機構を説明するための図である。 副表示装置の引出機構を説明するための図である。
符号の説明
1 ノートブック型パーソナルコンピュータ(電子機器)
10 本体筐体
11 本体筐体の上面
12 キーボード
13 キートップ
14 パームレスト領域
15 ヒンジ部
20 蓋体筐体(筐体)
21 ヒンジ部材
22 正面部
22H 正面開口部
23 左側面部
24 右側面部
24H 収容開口部
25 上面部
26 背面部
27 主表示部
28 主表示装置
30 副表示装置
31 副表示部
32 枠体
32a 引出側枠体
32b 基端側枠体
32c 上側枠体
32d 下側枠体
32e 背面側枠体
35 引出操作部
41 収容部
43 引出操作部収容部
50 スライド機構
51a,51b レール
52 支持部材
53a,53b 凹部
54 支持板
55 車輪
56 ばね
57 ヒンジ部材
60 プッシュラッチ機構
61 プッシュラッチ本体
62 係合部材
62a フック部材
70 指

Claims (2)

  1. 正面が開口した箱形状に形成された筐体と、
    前記筐体の正面開口部から主表示部を露出させた状態で前記筐体に収容される主表示装置と、
    前記筐体内部において前記主表示装置の背面に設けられた収容部に配置される収容位置と、前記筐体の側面に設けられ、前記収容部と連通した収容開口部から引出して前記主表示装置の側方に隣接して配置される使用位置との間でスライド可能に構成された副表示装置とを備えた電子機器において、
    前記副表示装置は、
    副表示部を収容する枠体と、
    前記枠体における引出側の端部の全高に亘って、前記副表示部の厚みよりも大きく、指の太さと同等以上の幅寸法に形成され、かつ、前記副表示部よりも手前側に突出して形成された引出操作部とを備え、
    前記筐体は、
    前記収容開口部に設けられ、前記引出操作部を収容すべく前記収容部の内方の収容領域よりも手前側に突出して形成された引出操作部収容部と、
    前記副表示装置と係合することにより前記副表示装置を前記収容位置に保持するとともに前記引出操作部の操作面を前記筐体の側面に面一な状態で配置する一方、前記副表示装置と係合状態にあるときに前記引出操作部が前記引出操作部収容部内に押し込み操作された場合に、前記副表示装置との係合状態を解除し、前記引出操作部を前記収容開口部から外部に突出させるプッシュラッチ機構とを備え
    前記収容部内においてスライド可能に支持部材が設けられるとともに、
    前記副表示装置は、前記支持部材に回転機構を介して手前側に回転可能に支持され、前記使用位置にあるときにその回転端部が前記引出操作部収容部に配置され、
    前記引出操作部収容部は、前記収容開口部から引き出された状態の前記副表示装置を手前側に回転させる際の回転を許容する逃げ部として機能することを特徴とする電子機器。
  2. 携帯用のパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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