JP5179262B2 - 防犯装置 - Google Patents

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本発明は、住宅の電気機器をタイムスケジュールに従って動作させることにより、宅内に人が居ないときでも家人が在宅しているかのような印象を宅外の人に与え、もって宅内への侵入者の抑止を図る防犯装置に関するものである。
従来から、家人の留守中に宅内に設置された電気機器(家電機器)をタイムスケジュールに従って動作させることにより、家人があたかも宅内に居るかのような印象を宅外の人に与えることを可能にした防犯装置が提案されている。
この種の防犯装置においては、宅内に形成されたネットワーク(宅内通信網)を通して宅内の電気機器を制御可能にし、ネットワークを通して各電気機器の駆動履歴(駆動内容の変化、駆動内容が変化した時刻などを含む)を収集することにより、家人の在宅時における各電気機器を駆動するタイムスケジュールを作成することが考えられている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、家人の留守時において電気機器を駆動するタイムスケジュールが自動的に作成されるから、タイムスケジュールの設定に手間がかからず、しかも、家人の在宅時に実際に電気機器を駆動した履歴に基づいてタイムスケジュールを作成するから、電気機器の駆動のタイミングが家人の在宅時と変わらず自然であって、留守時であっても宅外からは家人が在宅しているかのような印象を持たせることが可能になる。
特開2005−277965号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、電気機器の制御を可能にするネットワークを宅内に敷設する必要があり、既設の住宅では利用が困難である。また、家人の在宅時における電気機器の駆動履歴に基づいてタイムスケジュールを作成しているから、タイムスケジュールの設定に手間がかからないという利点があるが、宅外から見て家人が在宅しているかのような印象を与えるためには役立たない電気機器についてもタイムスケジュールに従って動作する場合がある。そのため、不要な電気機器が駆動されることにより無駄な電力消費が生じるおそれがある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、家人の留守時に在宅しているかのような印象を与えるように電気機器を駆動するにあたり、既存の住宅でも容易に導入することができるようにし、しかも駆動する電気機器の選択に手間がかからない上に不要な電気機器の駆動による無駄な電力消費の発生を防止することができる防犯装置を提供することにある。
請求項1の発明は、住宅に設けた電気機器をタイムスケジュールに従って自動的に動作させることにより留守時において在宅しているかのような印象を宅外の人に与える防犯装置であって、電気機器を駆動させるワイヤレス信号を送信するワイヤレス送信部と、利用者が電気機器を駆動させる際のリモコン装置の操作によるワイヤレス信号を受信するワイヤレス受信部と、一日の時刻を計時する時計部と、ワイヤレス受信部により受信したワイヤレス信号と時計部で計時している時刻とに基づいて利用者が駆動させた電気機器と駆動の内容と時刻とを駆動履歴として取得する駆動履歴取得部と、駆動履歴取得部により取得した駆動履歴を記憶する履歴記憶部と、履歴記憶部に記憶された駆動履歴に基づいて電気機器と駆動の内容と時刻との組み合わせであるタイムスケジュールを設定するスケジュール生成部と、スケジュール生成部により生成されたタイムスケジュールを記憶するスケジュール記憶部と、スケジュール記憶部に記憶されたタイムスケジュールと時計部により計時されている時刻とに基づいて電気機器を自動的に駆動させるようにワイヤレス送信部から電気機器へのワイヤレス信号を送信させるスケジュール実行部と、履歴記憶部に記憶させる電気機器と駆動の内容とを規定した選択対象記憶部とを備え、駆動履歴取得部は、ワイヤレス受信部によりワイヤレス信号を受信すると選択対象記憶部に照合しワイヤレス信号に含まれる電気機器と駆動の内容とが選択対象記憶部に登録されているときに電気機器と駆動の内容と時刻とを駆動履歴として取得する防犯装置であって、前記選択対象記憶部には、前記履歴記憶部に記憶させる電気機器と駆動の内容とに加えて電気機器と駆動の内容とに関する日々のパターン性の有無が規定され、前記スケジュール生成部は、タイムスケジュールを設定する際に用いる駆動履歴にパターン性がない場合は当該駆動履歴の時刻に対して規定の排除時間内における他日の駆動履歴の有無を判定し、他日の駆動履歴がなければ当該駆動履歴をタイムスケジュールに用い、他日の駆動履歴があれば当該駆動履歴をタイムスケジュールに用いないことを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、利用者が電気機器を駆動させるためにリモコン装置を操作したときにリモコン装置から送信されるワイヤレス信号を受信し、このワイヤレス信号から利用者が実際に駆動させた電気機器と駆動の内容と時刻とを抽出して留守時に電気機器を駆動させるタイムスケジュールを設定するから、利用者が在宅時に実際に電気機器を駆動させた場合と同様に電気機器を駆動させることが可能になり、利用者は留守時のタイムスケジュールを作成するために宅内の様々な電気機器から駆動する電気機器を選んだり、駆動の内容および時刻を設定したりする手間がかからないという利点がある。
また、リモコン装置から電気機器に送信されるワイヤレス信号を受信して駆動履歴を抽出し、電気機器にはワイヤレス信号の送信によってタイムスケジュールに従う駆動を指示するから、従来構成のように宅内に宅内通信網を敷設する必要がなく、既設の住宅でも容易に導入することができる。
さらに、ワイヤレス信号に含まれる電気機器と駆動の内容とが選択対象記憶部に登録されているときに、当該ワイヤレス信号に基づいて駆動履歴を記憶させるから、すべての駆動履歴をタイムスケジュールに採用するのではなく、必要な駆動履歴のみをタイムスケジュールとして用いることになり、在宅をよそおうのに不要な電気機器を駆動する無駄がなく、無駄な電力消費が生じるのを防止することができる。
その上、請求項1の発明の構成によれば、電気機器の駆動にパターン性がない場合でも、規定の排除時間内に同種の駆動履歴がなければハンチングが生じないものとして、駆動履歴をタイムスケジュールに採用するから、留守時の電気機器の駆動に変化を与えることができ、宅外の人に留守であることをより気付かれにくくすることができる。
(実施形態1)
図1に示すように、本実施形態の防犯装置1は、住宅に設けられワイヤレス信号の受信により駆動が指示される電気機器2と、電気機器2に対してワイヤレス信号を送信するリモコン装置3とともに用いられる。電気機器2で用いているワイヤレス信号は赤外線を伝送媒体とするものが多いが、電波を伝送媒体とするワイヤレス信号を用いてもよい。ただし、以下では赤外線を伝送媒体に用いる場合を例として説明する。防犯装置1はワイヤレス信号の送受信が可能であって、電気機器2の駆動を指示するワイヤレス信号の送信が可能になっている。
防犯装置1は、電気機器2にワイヤレス信号を送信するワイヤレス送信部11と、リモコン装置3からのワイヤレス信号を受信するワイヤレス受信部12とを備える。ワイヤレス送信部11は、赤外線を発光する発光ダイオードを発光素子として備え、スケジュール実行部10に制御されることにより電気機器2に駆動の内容(たとえば、開始や停止)を指示するワイヤレス信号を送信する。電気機器2への指示は、駆動の開始と停止だけではなく、テレビ受像機のような電気機器2であればチャンネルや音量の変更も可能になっている。つまり、基本的には、リモコン装置3で電気機器2に指示できることは防犯装置1でも指示することが可能である。
ただし、ワイヤレス信号により駆動が指示される電気機器2としては、照明機器、映像音響機器、エアコン、ファンなどが一般に用いられているが、宅外の人に家人が在宅しているかのような印象を与えるために駆動する電気機器2は、電気機器2を駆動していることを視覚的あるいは聴覚的に宅外に認識させることが必要である。また、宅内に家人が不在であるときに駆動するから、消費電力の大きい電気機器2を駆動するのは望ましいとは言えない。したがって、電気機器2としてはビデオデッキ、DVDプレーヤ、エアコン、ファンなどは除外する。また、電気機器2に与える指示が宅外の人の視覚や聴覚での認識に影響しない駆動の内容については、防犯装置1では電気機器2への指示の対象外としておく。電気機器2および駆動の内容についてワイヤレス信号による指示を行うか否かは後述する選択対象記憶部16の登録内容により決定される。
防犯装置1には、電気機器2と当該電気機器2の駆動の内容と時刻との組み合わせであるタイムスケジュールが登録されるスケジュール記憶部13と、現在時刻を計時する時計部14とが設けられる。スケジュール実行部10は、時計部14が計時する現在時刻が、スケジュール記憶部13に記憶したタイムスケジュールの時刻に一致すると、タイムスケジュールに設定された駆動の内容に従って電気機器2が駆動されるように、ワイヤレス送信部11からワイヤレス信号を送出させる。なお、ワイヤレス信号を1回送信しただけでは、電気機器2がワイヤレス信号の受信に失敗することがあり、電気機器2がタイムスケジュールに従う動作を行わない場合があるから、ワイヤレス信号を複数回繰り返して送信するようにしてもよい。
タイムスケジュールに従ってワイヤレス信号を送信するにあたり、実際にはスケジュール実行部10は、時計部14から一定時間間隔で時刻を読み出しており、タイムスケジュールに設定されている時刻のうち前回読み出した時刻と今回読み出した時刻との間の時刻が設定されているものの有無を判定し、そのようなタイムスケジュールがスケジュール記憶部13に存在していれば、当該時刻が割り当てられているタイムスケジュールに従ってワイヤレス送信部11からワイヤレス信号を送信するのである。もちろん、読み出した時刻と前回の時刻との間の時刻がスケジュール記憶部13に存在しなければ、ワイヤレス信号の送信は行わない。
スケジュール記憶部13に記憶させるタイムスケジュールは、ワイヤレス受信部12で受信したワイヤレス信号に基づいて作成される。以下では、ワイヤレス受信部12で受信したワイヤレス信号に基づいてタイムスケジュールを作成する動作について説明する。
ワイヤレス受信部12は、赤外線を受光するフォトトランジスタあるいはフォトダイオードを受光素子として備え、利用者が電気機器2を駆動させる際にリモコン装置3から電気機器2に送信するワイヤレス信号を受信する。つまり、リモコン装置3から電気機器2に送信されるワイヤレス信号を傍受する。ワイヤレス信号には、電気機器2と駆動の内容(駆動の開始や停止、変更)とが含まれているから、防犯装置1では、リモコン装置3から電気機器2へのワイヤレス信号を傍受することによって、どの電気機器2に対してどのように駆動することを指示したかを知ることができる。
ワイヤレス受信部12がリモコン装置3から電気機器2へのワイヤレス信号を受信すると、防犯装置1に設けた駆動履歴取得部15では、ワイヤレス信号から取得した電気機器2および駆動内容を選択対象記憶部16に照合する。選択対象記憶部16には、留守時に駆動する電気機器2および駆動の内容が登録されている。駆動履歴取得部15では、ワイヤレス信号から取得した電気機器2および駆動の内容を、選択対象記憶部16に登録された内容に照合し、選択対象記憶部16の登録内容と一致するものがあれば、ワイヤレス信号から取得した電気機器2および駆動の内容と時計部14で計時している現在時刻とを対応付ける。
すなわち、駆動履歴取得部15では、リモコン装置3からのワイヤレス信号により駆動された電気機器2および駆動の内容と時刻との組み合わせを駆動履歴として取得し、この駆動履歴を防犯装置1に設けた履歴記憶部17に記憶させる。したがって、履歴記憶部17には、防犯装置1がワイヤレス信号を傍受可能な電気機器2のうち選択対象記憶部16に登録された電気機器2および駆動の内容について駆動履歴が記憶される。
ちなみに、住宅には通常は複数台の電気機器2が設けられており、防犯装置1は複数台の電気機器2に対して個別にワイヤレス信号による駆動の指示が可能であるが、赤外線を伝送媒体に用いる場合には、ワイヤレス信号の到達範囲は一室内などに制限されるから、複数室に設けた電気機器2を駆動する場合には、宅内に複数台の防犯装置1を設けたり、防犯装置1のうちワイヤレス送信部11およびワイヤレス受信部12のみを分離して複数箇所に設けたりすればよい。また、一室内においてもワイヤレス信号の送受に死角が形成されにくいように、図2に示すように、室内の中央付近(床面に投影したときの中央付近)で高所(たとえば、天井)に防犯装置1(とくに、ワイヤレス送信部11およびワイヤレス受信部12)を配置するのが望ましい。さらに、ワイヤレス送信部11やワイヤレス受信部12も死角が形成されにくくなるように、ワイヤレス送信部11の発光素子とワイヤレス受信部12の受光素子とをそれぞれ複数個ずつ配置したり送受信のための光学系を設計したりするのが望ましい。
履歴記憶部17に記憶された駆動履歴は、そのままタイムスケジュールに用いられるのではなく、スケジュール生成部18に与えられ駆動履歴に基づいてタイムスケジュールが生成される。スケジュール生成部18で生成されたタイムスケジュールはスケジュール記憶部13に記憶される。すなわち、上述したように、スケジュール記憶部13に記憶されたタイムスケジュールの時刻が、時計部14で計時されている時刻と比較され、両時刻が一致するとタイムスケジュールに従って電気機器2に対してワイヤレス送信部11からワイヤレス信号が送信される。この動作により、電気機器2は防犯装置1に設定されたタイムスケジュールに従って自動的に駆動されることになる。
なお、ポーチ灯や門灯は通常はワイヤレス信号を用いて駆動を指示することはないが、留守時において宅外の人に在宅をよそおうには、ポーチ灯や門灯の点灯および消灯は必要であるから、ポーチ灯や門灯の点灯・消灯を指示するスイッチは、ワイヤレス信号による指示を可能にするスイッチに取り換えることが望ましい。
ここにおいて、防犯装置1では、図示しないモード切換スイッチにより在宅モードと留守モードとを選択可能であり、在宅モードにおいては駆動履歴を履歴記憶部17に蓄積し、留守モードにおいてはタイムスケジュールに従って電気機器2を自動的に駆動させる。
上述したように、リモコン装置3から電気機器2に送信されるワイヤレス信号を傍受することにより取得した駆動履歴からタイムスケジュールを作成し、タイムスケジュールに従う電気機器2への指示をワイヤレス信号により行うから、従来構成のように宅内に宅内通信網を敷設する必要がなく、既設の住宅でも容易に導入することができる。
しかも、利用者の在宅時に実際に電気機器2を駆動した実績から取得した駆動履歴を記憶しておき、駆動履歴からタイムスケジュールを生成するから、利用者がタイムスケジュールを作成するために電気機器2と駆動の内容と時刻とを考えて登録する必要がなく、タイムスケジュールの設定に手間がかからない。その上、利用者による電気機器2の駆動実績のすべてを用いるのではなく、選択対象記憶部16に登録されている電気機器2および駆動の内容に一致する駆動実績のみを駆動履歴とし、この駆動履歴に基づいてタイムスケジュールを生成するから、電気機器2を無駄に動作させることがなく無駄な電力消費の発生を防止することができる。
なお、防犯装置1において、ワイヤレス送信部11、ワイヤレス受信部12を除く構成はコンピュータにより構成され、スケジュール記憶部13と選択対象記憶部16と履歴記憶部17とには半導体メモリ(RAM、EEPROMなど)が用いられる。また、選択対象記憶部16の内容は、防犯装置1の製造者があらかじめ設定しておいてもよいが、利用者自身による変更を可能にするために、液晶表示器のような表示部と、表示部の画面に表示された内容に従って操作することのできるスイッチあるいはタッチスイッチのような操作部とを防犯装置1に設けておいてもよい。この場合、選択対象記憶部16において用いる電気機器2および駆動の内容を複数の選択肢から選択可能にしておけば、利用者にとっては手間がかからず利便性が高くなる。
本実施形態においてリモコン装置3から電気機器2に送信されるワイヤレス信号を用いて制御履歴を取得し、制御履歴からタイムスケジュールを作成する手順を図3にまとめて示す。まず、利用者がリモコン装置3を操作して電気機器2にワイヤレス信号を送信すると、防犯装置1ではワイヤレス受信部12においてワイヤレス信号を傍受する(S1)。ワイヤレス受信部12では受信したワイヤレス信号から受信信号としてビット列を抽出する(S2)。このビット列には電気機器2および駆動の内容が含まれているから、駆動履歴取得部15において選択対象記憶部16の内容と照合される(S3)。ここで、選択対象記憶部16では、ワイヤレス受信部12で受信したワイヤレス信号から抽出した受信信号のビット列と同じ形式のビット列が格納されているものとする。
選択対象記憶部16に一致する情報が含まれているときには(S4:yes)、時計部14から現在時刻(一日内での時刻)を読み出し(S5)、ワイヤレス信号から取得した電気機器2および駆動の内容に対応するビットデータを時計部14から読み出した時刻とともに履歴記憶部17に記憶させる(S6)。履歴記憶部17に駆動履歴が記憶されるとスケジュール生成部18においてタイムスケジュールが生成され(S7)、生成されたタイムスケジュールがスケジュール記憶部13に記憶される。なお、ワイヤレス信号に含まれる電気機器2および駆動の内容について、選択対象記憶部16に一致する情報がない場合には(S4:no)、当該ワイヤレス信号はタイムスケジュールの生成には関与しない。
(実施形態2)
実施形態1では、履歴記憶部17に記憶された一日内での駆動履歴にのみ着目しているが、本実施形態では、各電気機器2について駆動の内容に日々の反復性ないし周期性があるか否かに着目しており、毎日ほぼ同時刻に同じ電気機器2が同じ内容で駆動される場合にパターン性があるという。パターン性の有無は表1のように選択対象記憶部16に登録される。つまり、選択対象記憶部16には、電気機器2の種類および駆動の内容とともに、パターン性の有無が設定されている。
Figure 0005179262
パターン性「あり」は、毎日ほぼ同時刻に同内容で駆動されることを意味しており、ほぼ同時刻であるとは、駆動の時刻のばらつきの範囲が許容時間内(たとえば、前後の30分以内など)であることを意味する。一例を挙げれば照明機器の点灯や消灯は毎日ほぼ同時刻になるから、パターン性が「あり」になる。また、パターン性「なし」は、テレビ受像機のチャンネルの切換などが該当する。パターン性の有無は電気機器2の製造者にかかわらず同種の電気機器2であれれば同様に設定される。許容時間については固定的に設定しても利用者により変更可能としてもよい。
以下では、図4を用いて、スケジュール生成部18が履歴記憶部17に記憶されている駆動履歴からタイムスケジュールを生成する手順について説明する。履歴記憶部17には複数日分の駆動履歴が記憶されているものとする。
スケジュール生成部18では、履歴記憶部17に記憶された各駆動履歴についてパターン性の有無をそれぞれ選択対象記憶部16と照合する(S11)。パターン性「あり」の場合(S12:yes)、スケジュール生成部18では、着目した駆動履歴の時刻に対する許容時間内における他日の同じ電気機器2かつ同じ駆動内容の駆動履歴(以下では、「同種の駆動履歴」という)を履歴記憶部17から読み出し、読み出した駆動履歴に関する時刻の平均値を求める(S13)。スケジュール生成部18は、求めた時刻の平均値を時刻として当該電気機器2と駆動の内容とに関するタイムスケジュールをスケジュール記憶部13に登録する(S14)。
一方、パターン性「なし」の場合(S12:no)、スケジュール生成部18では、着目した駆動履歴の時刻に対して上述した許容時間とは異なる時間に設定した排除時間(着目した駆動履歴の時刻に対して前後に設定される)内における他日の同種の駆動履歴を履歴記憶部17から探す(S15)。排除時間も許容時間と同様に固定的に設定しても利用者による変更を可能としてもよい。また、排除時間は多くの場合、許容時間よりも短く設定する。
履歴記憶部17において排除時間内に同種の駆動履歴がなければ(S16:no)、スケジュール生成部18は、着目した駆動履歴をタイムスケジュールとしてスケジュール記憶部13に登録する(S17)。つまり、着目した駆動履歴の前後に規定した排除時間内に同種の駆動履歴がないから、この駆動履歴をタイムスケジュールとして採用しても同じ電気機器2についてオン/オフが短時間で繰り返されることはない(つまり、ハンチングを生じることがない)。
一方、履歴記憶部17において着目する駆動履歴の時刻に対する排除時間内に同種の駆動履歴がある場合には(S16:yes)、着目する駆動履歴をタイムスケジュールとして用いると同じ電気機器2のオン/オフが短時間で繰り返される可能性があるから、この場合は、着目する駆動履歴をタイムスケジュールとしては採用しない。
上述したように、パターン性の有無に応じてタイムスケジュールを設定する手順を異ならせることにより、電気機器2の動作にハンチングが生じないようにしながらも、パターン性のある駆動だけではなくパターン性のない駆動も可能になるから、宅外の人には家人が在宅しているか留守であるかが実施形態1の構成よりも一層わかりにくくなる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 同上の設置状態を示す概略図である。 実施形態1の動作説明図である。 実施形態2の動作説明図である。
符号の説明
1 防犯装置
2 電気機器
3 リモコン装置
10 スケジュール実行部
11 ワイヤレス送信部
12 ワイヤレス受信部
13 スケジュール記憶部
14 時計部
15 駆動履歴取得部
16 選択対象記憶部
17 履歴記憶部
18 スケジュール生成部

Claims (1)

  1. 住宅に設けた電気機器をタイムスケジュールに従って自動的に動作させることにより留守時において在宅しているかのような印象を宅外の人に与える防犯装置であって、電気機器を駆動させるワイヤレス信号を送信するワイヤレス送信部と、利用者が電気機器を駆動させる際のリモコン装置の操作によるワイヤレス信号を受信するワイヤレス受信部と、一日の時刻を計時する時計部と、ワイヤレス受信部により受信したワイヤレス信号と時計部で計時している時刻とに基づいて利用者が駆動させた電気機器と駆動の内容と時刻とを駆動履歴として取得する駆動履歴取得部と、駆動履歴取得部により取得した駆動履歴を記憶する履歴記憶部と、履歴記憶部に記憶された駆動履歴に基づいて電気機器と駆動の内容と時刻との組み合わせであるタイムスケジュールを設定するスケジュール生成部と、スケジュール生成部により生成されたタイムスケジュールを記憶するスケジュール記憶部と、スケジュール記憶部に記憶されたタイムスケジュールと時計部により計時されている時刻とに基づいて電気機器を自動的に駆動させるようにワイヤレス送信部から電気機器へのワイヤレス信号を送信させるスケジュール実行部と、履歴記憶部に記憶させる電気機器と駆動の内容とを規定した選択対象記憶部とを備え、駆動履歴取得部は、ワイヤレス受信部によりワイヤレス信号を受信すると選択対象記憶部に照合しワイヤレス信号に含まれる電気機器と駆動の内容とが選択対象記憶部に登録されているときに電気機器と駆動の内容と時刻とを駆動履歴として取得する防犯装置であって、前記選択対象記憶部には、前記履歴記憶部に記憶させる電気機器と駆動の内容とに加えて電気機器と駆動の内容とに関する日々のパターン性の有無が規定され、前記スケジュール生成部は、タイムスケジュールを設定する際に用いる駆動履歴にパターン性がない場合は当該駆動履歴の時刻に対して規定の排除時間内における他日の駆動履歴の有無を判定し、他日の駆動履歴がなければ当該駆動履歴をタイムスケジュールに用い、他日の駆動履歴があれば当該駆動履歴をタイムスケジュールに用いないことを特徴とする防犯装置。
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