JP5179206B2 - 板状物の切削加工方法 - Google Patents

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本発明は、その表面に樹脂や金属等からなる積層部が設けられた半導体ウエーハの積層部の厚みを所望の厚みへ切削加工する切削加工装置及び切削加工方法に関する。
半導体デバイスの軽薄短小化を実現するための技術には様々なものがある。一例としては、半導体ウエーハに形成されたデバイス表面に10〜100μm程度の高さのバンプと呼ばれる金属突起物を複数形成し、これらのバンプを配線基板に形成された電極に相対させて直接接合するフリップチップボンディングと呼ばれる技術が実用化されている。
半導体ウエーハのデバイス表面に形成されるバンプは、メッキやスタッドバンプといった方法により形成される。このため個々のバンプの高さは不均一であり、そのままでは複数のバンプを配線基板の電極に全て一様に接合するのは困難である。
また、高密度配線を実現するために、バンプと配線基板との間に異方導電性フィルム(ACF)を挟んで接合する集積回路実装技術がある。この実装技術の場合には、バンプの高さが不足すると接合不良を招くため、一定以上のバンプ高さが必要となる。そこで、半導体ウエーハの表面に形成された複数のバンプを所望の厚みへ切削することが望まれている。
バンプを所望の厚みへ切削する方法として、超硬バイト(切削刃)でバンプを削り取る方法が例えば特開2007−59523号公報で提案されている。この方法では、半導体ウエーハ表面でバンプが形成されていない部分の高さと、バンプ上面の高さを接触式のゲージで測定することにより、2点の高さの差分としてバンプの厚みを算出している。
特開2007−59523号公報
しかし、一般に半導体ウエーハのバンプが形成されていない部分はデバイス領域外であり、半導体ウエーハの外周余剰部分となる。更に、この半導体ウエーハの外周余剰部分はパターン形成工程等の搬送時に保持される部分であり、傷や凹みがつき易い。
傷や凹みがついている部分で半導体ウエーハの高さを測定した場合には、バンプの厚みが実際より厚く算出されるため、所望の切削量より多く切削されてしまうという問題が生じる。
また、半導体ウエーハが反っており、例えば中凹形状となっていた場合には、バンプの厚みが実際より薄く算出されるため、所望の切削量より少なく切削されてしまうという問題が生じる。
一方、非接触式の厚さ測定器を用いることで、ウエーハの中央でも積層部の厚みが検出可能となる。しかし、切削前のウエーハ表面には微小な凹凸があり、ウエーハの厚みを測定する際にこの微小な凹凸も測定してしまうという弊害がある。
よって、本発明の目的は、ウエーハの中央でも積層部の厚みを精度良く検出可能な切削加工装置及び切削加工方法を提供することである。
本発明の他の目的は、ウエーハ表面の微小な凹凸を含まず、ウエーハの中央でも積層部の厚みを精度良く検出可能な切削加工装置及び切削加工方法を提供することである。
請求項記載の発明によると、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された該板状物の積層部上面に対して平行に移動されて該積層部を切削する切削刃を有し、該切削刃が回転可能に保持された切削加工手段と、前記チャックテーブルの高さと該チャックテーブルに保持された前記板状物の前記積層部上面の高さを測定する接触式の第1の高さ測定手段と、前記板状物の前記基板部上面の高さと前記積層部上面の高さを検出する非接触式の第2の高さ測定手段と、を具備した切削加工装置を用いて、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物の上面を切削し、該積層部を所望の厚みに形成する板状物の切削加工方法であって、前記第1の高さ測定手段で前記チャックテーブルに保持された前記板状物の上面高さを測定するとともに、該チャックテーブルの上面高さを測定して該板状物の厚みを算出する板状物厚み算出工程と、該板状物厚み算出工程で算出された該板状物の厚みをもとに、該チャックテーブルに保持された該板状物の上面を前記切削加工手段で切削して平坦化する第1の切削工程と、前記第2の高さ測定手段で前記基板部上面の高さを検出するとともに前記積層部上面の高さを検出して該積層部の厚みを算出する積層部厚み算出工程と、該積層部厚み算出工程で算出した前記積層部の厚みをもとに、前記切削加工手段で該積層部を所定の厚みへ切削する第2の切削工程と、を備えたことを特徴とする板状物の切削加工方法が提供される。
請求項記載の発明によると、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された該板状物の積層部上面に対して平行に移動されて該積層部を切削する切削刃を有し、該切削刃が回転可能に保持された切削加工手段と、前記チャックテーブルの高さと該チャックテーブルに保持された前記板状物の前記積層部上面の高さを測定する接触式の第1の高さ測定手段と、前記板状物の前記基板部上面の高さと前記積層部上面の高さを検出する非接触式の第2の高さ測定手段と、前記第2の高さ測定手段を所望の位置へ移動させるアライメント手段とを具備した切削加工装置を用いて、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物の上面を切削し、該積層部を所望の厚みに形成する板状物の切削加工方法であって、前記第1の高さ測定手段で前記チャックテーブルに保持された前記板状物の上面高さを測定するとともに、該チャックテーブルの上面高さを測定して該板状物の厚みを算出する板状物厚み算出工程と、該板状物厚み算出工程で算出された該板状物の厚みをもとに、前記チャックテーブルに保持された該板状物の上面を前記切削加工手段で切削して平坦化する第1の切削工程と、前記アライメント手段を用いて前記第2の高さ測定手段を所望の位置へと移動させるアライメント工程と、該アライメント工程で移動された位置において、前記第2の高さ測定手段で前記基板部上面の高さを測定するとともに、前記積層部上面の高さを測定して該積層部の厚みを算出する積層部厚み算出工程と、該積層部厚み算出工程で算出した前記積層部の厚みをもとに、前記切削加工手段で該積層部を所定の厚みへ切削する第2の切削工程と、を備えたことを特徴とする板状物の切削加工方法が提供される。
本発明によると、半導体ウエーハのデバイス領域においても積層部の厚さを正確に検出することが可能となり、より高精度に積層部の厚さを所望厚さに均一に切削することができる。
以下、本発明実施形態の切削加工装置及びこの切削加工装置を用いた切削加工方法について詳細に説明する。図1は本発明実施形態に係る切削加工装置の斜視図を示している。
切削加工装置2のハウジング4は、水平ハウジング部分6と垂直ハウジング部分8から構成される。垂直ハウジング部分8には、上下方向に伸びる一対のガイドレール(1本のみ図示)10が固定されている。
この一対のガイドレール10に沿って切削加工ユニット12が上下方向に移動可能に装着されている。切削加工ユニット12は、そのハウジング22が一対のガイドレール10に沿って上下方向に移動する移動基台14に取り付けられている。
切削加工ユニット12は、ハウジング22と、ハウジング22中に回転可能に収容された図示しないスピンドルと、スピンドルを回転駆動するサーボモータ24と、スピンドルの先端に固定されたバイトホイール26と、バイトホイール26に着脱可能に取り付けられた切削バイト(切削刃)28を含んでいる。
切削加工ユニット12は、切削加工ユニット12を一対の案内レール10に沿って上下方向に移動するボールねじ16とパルスモータ18とから構成される切削加工ユニット移動機構20を備えている。パルスモータ18をパルス駆動すると、ボールねじ16が回転し、移動基台14が上下方向に移動される。
水平ハウジング部分6には、チャックテーブルユニット30が配設されている。チャックテーブルユニット30は、チャックテーブルベース32と、チャックテーブルベース32上に搭載されたチャックテーブル34を含んでいる。チャックテーブル34は、図示しないチャックテーブル移動機構(Y軸方向送り機構)により、Y軸方向に移動される。
36はチャックテーブル34の高さやチャックテーブル34に保持されたウエーハ11(図2参照)の高さ等を測定する高さ測定装置アセンブリであり、ハウジング4の水平ハウジング部分6に固定された門形状の支持部材38を含んでいる。支持部材38には、接触式で高さを測定する一対のリニアゲージ40,42が取り付けられている。
支持部材38には更に、矩形状の取付部材44が固定されている。取付部材44には、ボールねじ48とパルスモータ50からなるX軸駆動機構が装着されており、パルスモータ50をパルス駆動すると、スライダ46がX軸方向に移動される。
スライダ46には、ボールねじ54とパルスモータ56からなるZ軸駆動機構が装着されており、パルスモータ56をパルス駆動すると、非接触式の高さ測定装置52が上下方向(Z軸方向)に移動される。
非接触式の高さ測定装置52には、例えば走査型白色干渉計SWLI(東レエンジニアリング株式会社製)等の非接触式高さ測定手段58と、CCDカメラ等の撮像手段を有するアライメント手段60が取り付けられている。走査型白色干渉計に代えて、非接触式高さ測定手段として超音波測定手段、又はレーザービーム測定手段等を採用するようにしても良い。
ハウジング4の水平ハウジング部分6には、第1のウエーハカセット62と、第2のウエーハカセット64と、ウエーハ搬送機構66と、複数の位置決めピン70を有する位置決めテーブル68と、ウエーハ搬入機構72と、ウエーハ搬出機構74と、スピンナユニット76が配設されている。
また、水平ハウジング部分6の概略中央部には、チャックテーブル34を洗浄する洗浄水噴射ノズル78が設けられている。この洗浄水噴射ノズル78は、チャックテーブル34がウエーハ搬入・搬出領域に位置付けられた状態において、チャックテーブル34に向けて洗浄水を噴出する。
図2を参照すると、半導体ウエーハ11の平面図が示されている。半導体ウエーハ11は、例えば厚さが600μmのシリコンウエーハからなっており、表面11aに複数のストリート13が格子状に形成されているとともに、該複数のストリート13によって区画された複数の領域にそれぞれIC、LSI等のデバイス15が形成されている。
このように構成された半導体ウエーハ11は、デバイス15が形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19を備えている。また、半導体ウエーハ11の外周には、シリコンウエーハの結晶包囲を示すマークとしてのノッチ21が形成されている。
図3は半導体ウエーハ11のデバイス15部分の断面図である。シリコン基板23上によく知られた半導体製造プロセスによりデバイス15が形成されており、デバイス15上には複数のバンプ27と樹脂層29からなる積層部25が形成されている。バンプ27は例えば銅等の金属から形成されており、デバイス15の電極に接続されている。
このように構成された切削加工装置2の切削加工作業について以下に説明する。第1のウエーハカセット62に収容された半導体ウエーハ11は、ウエーハ搬送機構66の上下動作及び進退動作により搬送され、ウエーハ位置決めテーブル68に載置される。
ウエーハ位置決めテーブル68に載置されたウエーハは、複数の位置決めピン70により中心合わせが行われた後に、ウエーハ搬入機構72の旋回動作によって、ウエーハ搬入・搬出領域に位置せしめられているチャックテーブル34に載置され、チャックテーブル34によって吸引保持される。
このようにチャックテーブル34がウエーハ11を吸引保持したならば、チャックテーブル移動機構を作動して、チャックテーブル34を図4に示す高さ測定位置に位置付ける。
高さ測定位置では、第1リニアゲージ40でチャックテーブル34の上面高さを測定するとともに、第2リニアゲージ42を半導体ウエーハ11の積層部25に当接させて、ウエーハ11の高さを測定する。この二つのリニアゲージ40,42の読みの差からウエーハ11の厚みを算出する。
図3に示すように、バンプ27及び樹脂層29からなる積層部25の厚みは不揃いであるため、上述した厚み算出工程から算出されたウエーハ11の厚みをもとに、チャックテーブル34に保持されたウエーハ11の上面を切削加工ユニット12で平坦化する第1切削工程を実施する。
この第1切削工程は、図5に示すように切削バイト28を矢印A方向に例えば2000rpmで回転させながら、チャックテーブル34を矢印Y方向に例えば0.66mm/秒で送ることにより実施する。これにより、積層部25を平坦化することができる。
このように平坦化工程を実施したならば、チャックテーブル34を再び高さ測定位置に戻し、アライメント工程を実施する。このアライメント工程においては、アライメント手段60の撮像手段によりアライメント対象の積層部25を撮像し、パターンマッチング等の画像処理をして高さを測定すべき積層部25の位置を検出し、この検出された位置に図6に示すように非接触高さ測定手段58を移動する。
アライメント工程で移動された位置において、非接触式高さ測定手段58で基板23の上面の高さを測定するとともに、積層部25の上面の高さを測定して、積層部25の厚みを算出する。
非接触式高さ測定手段58を構成する走査型白色干渉計の白色光は樹脂層29を透過するため、積層部25の上面高さの測定ばかりでなく、基板部(基板23+デバイス15)の上面高さの測定も非接触で行うことができる。
非接触式高さ検出手段58で積層部25の厚みを算出したならば、図7に示すように積層部25が所望の厚みとなるように切削バイト28で積層部25を切削する第2の切削を実施する。
この第2切削工程においても第1切削工程と同様に、切削バイト28を矢印A方向に2000rpmで回転しながら、チャックテーブル34を矢印Y方向に例えば0.66mm/秒で送りながら積層部25を切削する。
積層部25を所望の厚みに切削したならば、図示しないチャックテーブル移動機構を駆動して、チャックテーブル34を装置手前側のウエーハ搬入・搬出領域に位置づける。チャックテーブル34がウエーハ搬入・搬出領域に位置付けられたならば、洗浄水噴射ノズル78から洗浄水を噴出して、チャックテーブル34に保持されているウエーハ11を洗浄する。
チャックテーブル34に保持されているウエーハ11の吸引保持が解除されてから、ウエーハ11がウエーハ搬出機構74でスピナユニット76に搬送される。スピナユニット76に搬送されたウエーハは、ここで洗浄されるとともにスピン乾燥される。次いで、ウエーハ11がウエーハ搬送機構66により第2のウエーハカセット64の所定位置に収納される。
上述した実施形態の変形例として、接触式高さ測定手段であるリニアゲージ40,42を省略し、非接触式の高さ測定手段58でリニアゲージ40,42の作用を兼用するようにしても良い。
上述した実施形態によると、半導体ウエーハ11のデバイス領域17においても積層部25の上面高さ及び基板部の上面高さを測定することにより、積層部25の厚さを検出することが可能となり、より高精度に積層部の厚みを所望とする厚さに均一に切削することができる。
切削加工装置の外観斜視図である。 半導体ウエーハの上面図である。 半導体ウエーハの断面図である。 ウエーハ厚み算出工程の説明図である。 積層部平坦化工程(第1の切削工程)の説明図である。 積層部厚み算出工程の説明図である。 第2の切削工程の説明図である。
符号の説明
2 切削加工装置
11 半導体ウエーハ
12 切削加工ユニット
15 デバイス
17 デバイス領域
19 外周余剰領域
23 基板
25 積層部
27 バンプ
28 切削バイト
29 樹脂層
34 チャックテーブル
36 高さ測定装置アセンブリ
40,42 リニアゲージ
58 非接触式高さ測定手段
60 アライメント手段

Claims (2)

  1. 基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された該板状物の積層部上面に対して平行に移動されて該積層部を切削する切削刃を有し、該切削刃が回転可能に保持された切削加工手段と、前記チャックテーブルの高さと該チャックテーブルに保持された前記板状物の前記積層部上面の高さを測定する接触式の第1の高さ測定手段と、前記板状物の前記基板部上面の高さと前記積層部上面の高さを検出する非接触式の第2の高さ測定手段と、を具備した切削加工装置を用いて、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物の上面を切削し、該積層部を所望の厚みに形成する板状物の切削加工方法であって、
    前記第1の高さ測定手段で前記チャックテーブルに保持された前記板状物の上面高さを測定するとともに、該チャックテーブルの上面高さを測定して該板状物の厚みを算出する板状物厚み算出工程と、
    該板状物厚み算出工程で算出された該板状物の厚みをもとに、該チャックテーブルに保持された該板状物の上面を前記切削加工手段で切削して平坦化する第1の切削工程と、
    前記第2の高さ測定手段で前記基板部上面の高さを検出するとともに前記積層部上面の高さを検出して該積層部の厚みを算出する積層部厚み算出工程と、
    該積層部厚み算出工程で算出した前記積層部の厚みをもとに、前記切削加工手段で該積層部を所定の厚みへ切削する第2の切削工程と、
    備えたことを特徴とする板状物の切削加工方法。
  2. 基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された該板状物の積層部上面に対して平行に移動されて該積層部を切削する切削刃を有し、該切削刃が回転可能に保持された切削加工手段と、前記チャックテーブルの高さと該チャックテーブルに保持された前記板状物の前記積層部上面の高さを測定する接触式の第1の高さ測定手段と、前記板状物の前記基板部上面の高さと前記積層部上面の高さを検出する非接触式の第2の高さ測定手段と、前記第2の高さ測定手段を所望の位置へ移動させるアライメント手段とを具備した切削加工装置を用いて、基板部と該基板部上面に所定の厚みを持って形成された積層部とから構成される板状物の上面を切削し、該積層部を所望の厚みに形成する板状物の切削加工方法であって、
    前記第1の高さ測定手段で前記チャックテーブルに保持された前記板状物の上面高さを測定するとともに、該チャックテーブルの上面高さを測定して該板状物の厚みを算出する板状物厚み算出工程と、
    該板状物厚み算出工程で算出された該板状物の厚みをもとに、前記チャックテーブルに保持された該板状物の上面を前記切削加工手段で切削して平坦化する第1の切削工程と、
    前記アライメント手段を用いて前記第2の高さ測定手段を所望の位置へと移動させるアライメント工程と、
    該アライメント工程で移動された位置において、前記第2の高さ測定手段で前記基板部上面の高さを測定するとともに、前記積層部上面の高さを測定して該積層部の厚みを算出する積層部厚み算出工程と、
    該積層部厚み算出工程で算出した前記積層部の厚みをもとに、前記切削加工手段で該積層部を所定の厚みへ切削する第2の切削工程と、
    備えたことを特徴とする板状物の切削加工方法。
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