JP5178722B2 - 光透過測定を用いる書類受入機用のセンサ装置 - Google Patents

光透過測定を用いる書類受入機用のセンサ装置 Download PDF

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Description

本出願は、2006年8月22日出願の米国仮特許出願第60/823221号の優先権を主張する。同出願の開示を参照により本明細書に組み込む。
本開示は光検出器装置に関し、より詳細には貨幣確認機などの書類受入機用の光検出器装置に関する。
自動販売機およびゲーム業界で使用されているものなどの書類受入機は一般に、処理される書類(例えば紙幣)が物理的に存在することを検出するための、または機械内の可動要素の移動状態を検出するための感知手段を含む。効果的で広く使用される感知手段のタイプは光感知手段であり、光源および受光器を含むことがある。このようなセンサには一般に可動部分がなく、適正に機能するのに感知対象物との物理的な接触を必要としない。
このようなセンサは、書類が通り過ぎるときにそれを通過する光に対応する信号を時折発生する。これらの信号は、通路内の書類の位置、および書類の信憑性など特定の情報を決定するために処理される。このような決定を行うために、信号は、メモリ内に記憶された真正の紙幣に対応するデータと比較される。
米国仮特許出願第60/823221号
一態様では、光透過測定を用いる書類受入機用の書類確認機またはセンサ装置は、少なくとも1つの光源を含み、この光源は、書類通路の第1の側に設置され、書類通路を避けて光を書類通路の第2の側まで伝送するように配置される。第2の側は第1の側と向かい合っている。光検出器は、書類通路の第1の側に設置され、光源から送出されて書類通路を通過する光を受光するように配置される。
いくつかの実施では、センサ装置は、書類通路の第1の側に1つまたは複数のプリント回路基板を含み、この1つまたは複数のプリント回路基板に1つまたは複数の光源、および光検出器が取り付けられる。実際には、1つまたは複数の光源、および光検出器は、同じプリント基板に取り付けられてもよい。
一般に、1つまたは複数の光源は、書類通路内に書類がある状態で、光源から送出されて書類通路の第2の側に向かう光が実質的に書類を通過せずに書類通路の第2の側に到達するように配置されている。
光パイプ・アセンブリは、書類通路の第2の側に設置され、1つまたは複数の光源からの光を受光し、書類通路内に書類が存在すれば光を書類通路内のそのような書類を通して伝送するように配置されてよい。
別の態様では、書類受入機用の書類確認機またはセンサ装置は、光源、光検出器、およびフレネルレンズのアレイを含む。フレネルレンズのアレイは、このアレイの第1面上に第1のフレネル構造を含み、このアレイの第2面上に、直交する第2のフレネル構造を含む。第1のフレネル構造は、アレイのほぼ全長にわたって連続して延びる。第2のフレネル構造はフレネル・セグメントを有する。各フレネル・セグメントは、複数の光検出器のうちの1つと対応する。光源からの光は、フレネルレンズのアレイを通過して光検出器に達する。
いくつかの実施では、フレネルレンズのアレイは、アレイを通過する光をアナモルフィックに歪ませるように構成される。いくつかの実施では、フレネルレンズのアレイは、アレイを通過する光をアナモルフィックに圧縮するように構成される。一般に、第1および第2のフレネル構造はそれぞれ、凸状の中心領域と、凸状の中心領域の第1の側のアレイにわたって延びる第1の組の歯と、凸状の中心領域の第2の側のアレイにわたって延びる第2の組の歯とを含む。一般に、フレネルレンズ・アレイの第1面は光検出器とほぼ向き合う。
別の実施では、光パイプ・アセンブリは、光パイプ・アセンブリの第1の端部にある第1の光入力ポートと、実質的に光パイプ・アセンブリの第1の端部から第2の端部まで延びる光放出面と、光放出面内の表面フィーチャとを含む。各表面フィーチャは、表面フィーチャの、第1の光入力ポートに対して遠い端面に第1の内部反射境界を画定する。第1の入力ポートに入る光が第1の内部反射境界に向けられる。1つまたは複数の反射面が、第1の内部反射境界からの光を反射して光放出面に通すように配置される。第1の内部反射境界のサイズが光放出面全体にわたって変わる。いくつかの実施では、第1の内部反射境界のサイズが、光パイプ・アセンブリの第1の端部から光パイプ・アセンブリの第2の端部に向かって増大する。
いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリはまた、光パイプ・アセンブリの第2の端部に第2の光入力ポートも含む。これらの実施では、光放出面内の各表面フィーチャが、この表面フィーチャの、第2の光入力ポートに対して遠い端面に第2の内部反射境界を画定する。第2の光入力ポートに入る光が第2の内部反射境界に向けられる。1つまたは複数の反射面が、第2の内部反射境界からの光を反射して光放出面に通す。第2の内部反射境界のサイズが光放出面全体にわたって変わる。いくつかの実施では、第2の内部反射境界のサイズが、光パイプ・アセンブリの第2の端部から光パイプ・アセンブリの第1の端部に向かって増大する。
いくつかの実施では、表面フィーチャは、例えば、一方の辺が他方よりも長い1対のほぼ平行な辺を伴うほぼ台形の底面を有する。第1および第2の内部反射境界は、それぞれ第1および第2の光入力ポートからの光をほぼ内部全反射するように配置することができる。いくつかの実施によれば、第1および第2の入力ポート、ならびに光放出面は、光が第1の方向から第1または第2の入力ポートに入り第1の方向と反対の第2の方向に光放出面を出るように配置される。反射面は、光を拡散反射するように適合させることができる。いくつかの実施では、表面フィーチャはほぼピラミッド形である。
いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリの第1の端部に複数の第1の光入力ポート、および/または光パイプ・アセンブリの第2の端部に複数の第2の光入力ポートを含む。
さらに別の態様では、書類確認機は、1つまたは複数の光源と、光パイプ・アセンブリと、光パイプ・アセンブリの前記光放出面から放出される光を少なくとも部分的に平行にするように構成されたレンズと、少なくとも部分的に平行にされた光を受光するように配置された複数の光検出器とを含む。光パイプ・アセンブリは、その第1の端部に第1の光入力ポートを含む。第1の光入力ポートは、光源の1つから光を受光するように配置される。光放出面が、実質的に光パイプ・アセンブリの第1の端部から第2の端部まで延びる。表面フィーチャが光放出面内に形成される。各表面フィーチャが、この表面フィーチャの、第1の光入力ポートに対して遠い端面に第1の内部反射境界を画定する。第1の入力ポートに入る光が前記第1の内部反射境界と、第1の内部反射境界からの光を反射して光放出面に通すように配置された1つまたは複数の反射面とに向けられる。第1の内部反射境界のサイズは、前記光放出面全体にわたって変わる。
いくつかの実施では、書類確認機はまた、光パイプ・アセンブリの第2の端部に第2の入力ポートも有する。第2の光入力ポートは、光源の第2のものから光を受光するように配置される。光放出面内の各表面フィーチャが、この表面フィーチャの、第2の光入力ポートに対して遠い端面に第2の内部反射境界を画定する。第2の光入力ポートに入る光が第2の内部反射境界に向けられ、1つまたは複数の反射面が、第2の内部反射境界からの光を反射して光放出面に通す。第2の内部反射境界のサイズは、前記光放出面全体にわたって変わる。
いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリの第1の側に複数の第1の光入力ポート、および/または光パイプ・アセンブリの第2の側に複数の第2の光入力ポートを含む。
いくつかの実施では、以下の1つまたは複数の利点を実現することができる。
光源および光検出器が、光透過検出を利用する書類受入機内の紙幣通路の同じ側に存在することができる。このような配置により、構造を簡単にして書類受入機に必要なハードウェアを最小限にすることができる。加えて、光源および光検出器を紙幣通路の同じ側に配置することにより、書類受入機の保守、試験および修理を簡単にすることができる。このことは特に、光源および光検出器が同じ回路基板上にある場合に当てはまる。
さらに、光放出面全体にわたる光強度/輝度のプロファイルを制御しカスタマイズして、例えば、そうしなければ光パイプ・アセンブリ全体にわたって発生する可能性がある光強度/輝度の損失に対応することができる。
加えて、書類通路内の書類を検出するために必要な光検出器の数を低減させることができる。
フレネルレンズは、特に機能的に比較できる従来のレンズと比べて、製造するのが相対的に簡単である。したがって、フレネルレンズはまた相対的に安価でもある。
本発明の他の特徴および利点は、説明および図面から、また特許請求の範囲から明らかになろう。
書類受入機の部分破断図である。 光検出器アセンブリの分解透視図である。 組み立てられた光検出器アセンブリの前面図である。 光パイプ・コアの透視図である。 図4の光パイプ・コアの部分拡大図である。 光パイプ・アセンブリの一部の断面図であり、方向矢印がその部分を通る光の流れを示す。 光パイプ・アセンブリの一部分の平面図である。 代替光パイプ・コアの透視図である。 光パイプ・アセンブリと下部書類通路窓の相対位置を示す部分透視図である。 フレネルレンズ・アレイと上部ハウジング要素の透視図である。 図10の線10−10に沿った破断図である。 フレネルレンズ・アレイからの単一レンズの透視図である。 図11Aのフレネルレンズの側面図である。 図11Aのフレネルレンズの上面図である。 図11Aのフレネルレンズの端面図である。 書類通路に沿って5つの光検出器有効範囲領域を通り越して移動する書類の平面図である。
図1は、書類受入機100(例えば紙幣確認機)の一例の、いくつかの構成要素が除去された破断図である。ここでは「書類」という語は、商品またはサービスと引き換えに使用することができるあらゆる紙幣、銀行券、バーコード付きクーポン、または他の証券を含む。図示の書類受入機100は、確認部分102、搬送および積重ね部分104、ならびにマガジン部分106を含む。書類受入機100を通る書類108の通路は点線110で示されている。書類通路110は、書類が書類受入機100を通って移動する間に実際に通過する空間を含むことができる。
図示の搬送システムは、書類通路110の片側に設けられた1対の駆動ローラ112、被駆動ローラの第1の対114および被駆動ローラの第2の対116を含む。被駆動ローラの第1の対114は、1対のベルト118によって駆動ローラ対112と結合されている。被駆動ローラの第2の対116は、1対のベルト120によって被駆動ローラの第1の対114と結合されている。ローラ112、114および116は、ベルト118、120上の対応する歯と係合するための歯を含む。ローラ122は、ベルト118に対する張力を動作中に維持するようにベルト118を押すことが好ましい。図1には、ローラおよびベルトの各対の一方だけが示されている。
書類通路110の反対側で、ばね荷重ローラ124、126および128の各対が、被駆動ローラの第1の対114および被駆動ローラの第2の対116を押圧する。モータ(図示せず)が駆動ローラ対112に結合歯車(図示せず)を介して結合される。マイクロプロセッサ(図示せず)を含む制御および処理回路が、受入機ユニットの動作を制御する。
書類通路110を横切る書類センサ・アセンブリ136が概略的に示されている。書類センサ・アセンブリ136は一般に、1つまたは複数の光源(例えば発光ダイオード)および光検出器を含み、これらのすべてをプリント回路基板139に取り付けることができる。光検出器アセンブリ136はまた一般に、光源および光検出器とは書類通路110の反対側に光パイプ・アセンブリも含む。いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリは、光源からの光を受光し、その光を紙幣通路110を横切って光検出器に向けるように適合させることができる。いくつかの実施では、プリント回路基板139は、光検出器アセンブリの動作に関連した他の回路を含む。
動作中、書類受入機100の確認部分102に挿入された書類108は、被駆動ローラの第2の対116と受動ローラ124とに係合される。書類は、被駆動ローラの第1の対114と受動ローラ126、次いで湾曲部分134の上の受動ローラ128へと送られ、それから光検出器アセンブリ136まで送られる。書類センサ・アセンブリ136を通過した後、書類は駆動ローラ対112と受動ローラ130へと上に搬送され、これらのローラは、書類を書類通路110の末端まで送ってマガジン部分106内の積重ね用の部分に入れる。押さえ板138および円錐ばね140が、書類受入機100のマガジン部分106内に設けられている。
いくつかの実施では、光検出器アセンブリ136は、例えば確認モード、エスクロウ・モード、パターン検出またはバーコード検出モード、あるいは不正行為対策モードを含む様々なモードで動作することができる。
図2および図3は、図1の書類センサ・アセンブリ136の拡大透視図(図2)および組立て前面図(図3)を示す。
図示のアセンブリ136は、光検出器202のアレイ、1対の光源204、上部ハウジング要素206、フレネルレンズ・アレイ208、上部書類通路窓210、フレネル構造をその底面側に有する下部書類通路窓212、下部ハウジング要素214、ならびに光パイプ・コア218、第1のハウジング外殻220および第2のハウジング外殻222を有する光パイプ・アセンブリ216を含む。上部および下部書類通路窓210、212に隣接して書類108が示されており、双方向矢印219が、上部書類通路窓210と下部書類通路窓212の間で書類通路(すなわち図1の110)の一部分に沿って書類が移動できる方向を表している。
光検出器202および光源204は、書類通路110の第1の側に設置されている。いくつかの実施では、光検出器202および光源204は、同じ回路基板(例えば、図1の回路基板139)の上に取り付けられる。光検出器202および光源204は、制御および信号処理用の別の回路(図示せず)と結合することができる。
光検出器202は、フォトレジスタ、光電池、フォトダイオード、フォトトランジスタ、または光に応答する他のデバイスとすることができる。いくつかの実施では、光検出器はピンダイオードBPW34であり、ほぼ正方形の有効領域、およびレンズがない平坦なプラスチック・パッケージを有する。これらの実施では、光検出器202は、その有効領域に入射光が入ることができるようにする。
図示のように、光検出器202は、光が下から光検出器の有効領域に入ることができる方向に向けられている。より具体的には、光センサ202は、下方に(すなわち、上部書類通路窓210と下部書類通路窓212の間に延びる書類通路110の一部分の方に)向いている。この配置で、書類通路から上に進む光が光検出器202の有効領域に入ることができる。光検出器202は、書類の進行方向219にほぼ垂直な実質的に一直線の列の形に配置されている。典型的な実施では、光検出器202のすべてが、上部ハウジング要素206に非常に近接して配置された同じ回路基板(例えば、図1の回路基板139)の上に取り付けられる。いくつかの実施では、上部ハウジング要素206は、光検出器の回路基板に直接取り付けられる。
光源204は、光検出器202の列の両端に配置され、これら光検出器202とほぼ整合されている。図示の光源204は発光ダイオードであるが、他のタイプの光源も同様に適しうる。いくつかの実施では、光検出器202の列の各端部に複数の光源を配置することができる。また、いくつかの実施では光源を1つだけ含む。光源204は、別々の波長で動作するように適合させることができる。いくつかの実施では、光源204は、OSRAM Gmbhから入手可能な上面LEDパッケージである。
アセンブリ内で、光源204は、光を書類通路の第1の側から、書類通路を避けて書類通路の反対側の、光パイプ・アセンブリ216が設置されている第2の側まで伝わるように配置される。いくつかの実施では、書類通路の反対側の第2の側まで伝送される光の小部分が、書類通路内の書類を通過することがある。しかし、書類通路の第1の側から反対側の第2の側まで伝送される光は、書類通路内の書類を通り抜けないことが好ましい。そうしないで、この光は書類を通過することなく種類通路を避けて進むことが好ましい。
光パイプ・アセンブリ216は、光源204から送出された光を受光し、その光の方向を書類通路の第2の側から書類通路の第1の側の光検出器202へと変える。光パイプ・アセンブリから送出された光は、概して書類通路を横切る(すなわち、書類通路内の書類を通過する)。したがって、図示の実施では、光検出器202に戻る光の少なくともかなりの部分が、書類通路内の書類を1回、かつ1回だけ通過した。
上部ハウジング要素206は、光センサ202および光源204の下に配置されている。上部ハウジング要素206は、書類通路110に沿った書類108の進行方向219に対してほぼ垂直の方向に延びる。
上部ハウジング要素206は、7個の光検出器構成要素224、および2個の光源構成要素226を含むいくつかの個別構成要素を有する。各光検出器202は、光検出器仕切り224のうちの関連付けられたものの上または内部に配置される。各光源204は、光源仕切り226のうちの関連付けられたものの上または内部に配置される。光検出器仕切り224と光源仕切り226は、ほぼ一直線の列の仕切りを形成する。
各仕切り224、226の底部では、仕切りの中に入る、またはそこから出るどちらの光の流れも可能である。いくつかの実施では、各仕切りの底部は、半透明および/または透明な材料で形成される。他の実施では、各仕切りの底部はただ単に開放されている。垂直遮光板が、隣り合う仕切りを互いに隔てる。垂直遮光板は実質的に不透明であり、したがって、隣り合う仕切りを互いに少なくとも部分的に、光学的に分離するように機能する。
いくつかの係合フィーチャ228が、上部ハウジング要素206内に形成されている。係合フィーチャ228は、フレネルレンズ・アレイ208上の対応する係合フィーチャ231とはめ合わされる。対応する係合フィーチャ228、231がはめ合わされると、上部ハウジング要素226とフレネルレンズ・アレイ208が一緒になって保持される。
フレネルレンズ・アレイ208は、上部ハウジング要素206と上部書類通路窓210の間に配置されている。フレネルレンズ・アレイ208は、ほぼ連続するフレネル構造をその上面に、セグメント化されたフレネル構造をその下面に有する。セグメント化されたフレネル構造は、フレネルレンズ・アレイ208の上面のフレネル構造とほぼ直交する。
フレネルレンズ・アレイは、光パイプ・アセンブリ216から光検出器202まで進む光をアナモルフィックに歪ませるように適合されている。アナモルフィックに歪ませることにより、書類通路の比較的幅広い領域からの光を各光検出器上に集束させることが容易になる。いくつかの実施では、この比較的幅広い領域はほぼ長方形である。各光検出器202が書類通路の比較的幅広い領域に対応する光を受光するので、ある特定の幅を有する書類通路を有効範囲に含むのに必要な光検出器202は少数でもよい。
フレネルレンズ・アレイ208は、光検出器202に到達する光パイプ・アセンブリ216からの光のほぼすべてがまずフレネルレンズ・アレイを通過するように、幅が十分に広い。しかし、フレネルレンズ・アレイ208は、光源204から送出されて光パイプ・アセンブリに至る光がフレネルレンズ・アレイ208を通過しないようにするには十分な狭い幅になっている。通過する代わりに、この光はフレネルレンズ・アレイ208の縁部の周辺を進む。フレネルレンズ・アレイ208は、書類通路110に沿った書類108の進行方向219に対してほぼ垂直の方向に延び、書類通路110の幅のほぼ全体を有効範囲に含む。
上部書類通路窓210は、フレネルレンズ・アレイ208の下にある。下部書類通路窓212は、上部書類通路窓210の下にある。上部書類通路窓210および下部書類通路窓212は、書類108の進行方向219に対してほぼ垂直の方向に延びる。上部書類通路窓210および下部書類通路窓212の上のほぼ平坦な面が、それらの間で書類通路110の一部分を画定する。上部書類通路窓210および下部書類通路窓212の一部分は半透明であり、したがって、光が下部書類通路窓212を通って書類通路110に入り、上部書類通路窓210を通って書類通路110から出ることが可能である。上部書類通路窓210は、フレネルレンズ・アレイ208とほぼ同じ幅を有する。
下部書類通路窓212は、上部書類通路窓210よりも幅が広い。下部書類通路窓は、その下面に無限共役円柱フレネルレンズを有する。このレンズは、通過する光を擬似的に平行にする(すなわち、少なくとも部分的に平行にする)ように適合されている。いくつかの例では、「擬似的に平行にする」という語は、(円柱レンズを使用する場合のように)1つの軸においてのみ平行にすることを指す。
1対の直線の光パイプ230が、下部書類通路窓212の両端から上に延びる。各管は、光源204から光パイプ・アセンブリ216まで光を搬送するように適合されている。したがって、各直線光パイプ230は、その上端にほぼ透明な入口と、その下端にほぼ透明な出口とを有する。いくつかの実施では、管230は、光伝送を容易にするための実質的に反射性の内面を有する。光検出器アセンブリが組み立てられるとき、管230は、上部ハウジング要素206のそれぞれの光源仕切り226の中に延びることができ、それぞれの光源204からの光を受光するようにおおまかに配置される。いくつかの実施では、直線光パイプは、透明なアクリル材料で形成される。
下部ハウジング要素214は、下部書類通路窓212の下に設置される。下部ハウジング要素214は、書類108の進行方向219に対しほぼ垂直の方向に延びる。下部ハウジング要素214の内面は、光が光パイプ・アセンブリ216から下部書類通路窓212まで通って進むことができる開口を画定する。いくつかの実施では、この開口は、下部ハウジング要素214の底部から上部まで延びる単なる開口である。いくつかの実施では、この開口は、実質的に不透明または透明の材料を含むこともできる。
下部ハウジング要素214は、それを貫通して延びる孔232をその両端に有する。光検出器アセンブリが組み立てられるとき、これらの孔232は、光パイプ・アセンブリ216の一部分を受け入れる。光は、下部書類通路窓212上の直線光パイプ230から、光パイプ・アセンブリ216への孔232の中に進む。
光パイプ・アセンブリ216は、ほぼU字形であり、光パイプ・コア218、第1のハウジング外殻220、および第2のハウジング外殻222を含む。
光パイプ・コア218は、ガラスまたは透明なプラスチックなどの半透明材料で製作することができる。光パイプ・コア218は、光パイプ・アセンブリ216の第1の端部で第1の光入力ポート234aを、光パイプ・アセンブリ216の第2の端部で第2の光入力ポート234bを画定する。光放出面242が、実質的に光パイプ・アセンブリ216の第1の端部と第2の端部の間に延びる。図示の実施では、光放出面242は、書類通路を横切って光検出器202まで光を伝送するように配置される。
表面フィーチャが(図2では見えない)、光放出面242に形成される。いくつかの実施では、この表面フィーチャはピラミッド形である。一般に、表面フィーチャは、光放出面から放出される光が光放出面の幅全体にわたって確実にほぼ均一の明るさ/輝度になることに役立つ。いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリ218に光が第1の光入力ポート234aから入るか第2の光入力ポート234bから入るかにかかわらず、そのような均一性を実現することができる。
図示の実施では、第1の光入力ポート234a、第2の光入力ポート234b、および光放出面242は、光が第1の方向から(すなわち実質的に下向きの方向で)第1または第2の入力ポートに入り、第1の方向と反対の第2の方向に(すなわち実質的に上向きの方向に)光放出面242を出るように配置される。
光パイプ・コア218は、光入口ポート234a、234b、各入口ポート234a、234bから下向きにそれぞれ延びる垂直ステム236a、236b、各垂直ステム236a、236bからそれぞれ延びるある角度に曲げたコネクタ238a、238b、およびある角度に曲げたコネクタ238a、238bの間に延びる水平基部240を含む。基部240の上面が光放出面242である。
第1および第2の外殻ハウジング220、222は、互いに係合して光パイプ・コア218の大部分を取り囲む保護バリヤを形成するように適合されている。いくつかの実施では、第1および第2の外殻ハウジング220、222は成形プラスチック部片であり、一般に不透明である。第1および第2の外殻ハウジングは白色でよい。いくつかの実施では、第1および第2の外殻ハウジングは、例えば、低コストのアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)材料で作製され、コアを封止する。アセンブリ内で光パイプ・コア218に接触または面する、第1および第2の外殻ハウジング220、222の内面は、拡散反射性であることが好ましい(すなわち、そうした内面では、平坦でないまたは粗い面で反射が生じることができるため、入射光線が見かけ上多くの角度で反射されるようになる)。
第1の外殻ハウジング220と第2の外殻ハウジング222は、一緒に結合されたとき光パイプ・コア218の上面の上に開口を形成する。この開口により、光が光放出面242から書類通路に向けて上向きの方向に進むことができる。組み立てられたとき、端部(少なくとも第1および第2の光入口ポート234a、234bを含む)もまた、第1および第2の外殻ハウジング220、222を貫通して露出する。この構成により、光が光源204から、露出した光入口ポート234a、234bを通って光パイプ・コア218に入ることができる。
光センサ・アセンブリの動作の一例は次の通りである。光源204の1つが点灯される。光源204からの光が下向きに進み、直線光パイプ230の1つに入る。この光は、直線光パイプ230を通って進み、書類通路を避けて通過する。次に、直線光パイプ230からの光は、光入力ポートの1つを通って(例えば光入力ポート234aを通って)光パイプ・アセンブリ216に入る。光は、内部全反射(TIR)によって、かつ/または光パイプ・コア218の様々な部分で反射することによって、かつ/または拡散反射性の外殻ハウジング220、222の表面で反射することによって、光パイプ・コア218中を伝搬する。
内部全反射とは、光線がある媒体境界に、境界線の垂線に対するある臨界角よりも大きい角度で当たったときに起こる光学現象を指す。この状況で、屈折率が境界の他方の側でより低い場合には、光は境界を通り抜けないで内部全反射される。臨界角とは、それを超えると内部全反射が起こる入射角である。
光は光放出面242を通って光パイプ・コア218から出る。次に光は、第1および第2の外殻ハウジング220、222によって形成された開口を通って上向きに進む。次に光は、下部書類通路窓212上のフレネルレンズを通って進み書類通路に入る。いくつかの実施では、下部書類通路窓212上のフレネルレンズは、約12mmの焦点距離、および約0.75mmのフレネルピッチを有する。好ましくは、このフレネル構造は、下部書類通路窓212の下側に設置され、窓の他方の側は、書類通路の片側を形成し、ほぼ平坦になっている。こうすることは、詰まりの原因になりうる書類通路内の突出したフィーチャを回避するために望ましいと考えられてよい。下部書類通路窓212のほぼ平坦な面と向き合う上部書類通路窓210の面もまたほぼ平坦である。
書類通路の中に書類が存在する場合、書類通路を通過する光の少なくとも一部が書類自体を通過する。光は、上部書類通路窓210を通って書類通路を出る。次に光は、フレネルレンズ・アレイを通過し、上部ハウジング要素内の個別光検出器仕切り224に入る。次に光は、さらなる処理のための信号を発生する光検出器202に到達する。
図4は、図2の光パイプ・コア218の透視図である。図5は、図4の領域「A」の拡大図である。
図示の実施では、1列の表面フィーチャ402が光放出面242上に形成されている。図示の表面フィーチャ402は、ほぼピラミッド形であり、光放出面242に沿ってだいたい等間隔に配置されている。各表面フィーチャ404は、ほぼ長方形の底面と、底面の上のある距離を隔てたところの点で接するサイズがだいたい等しい4つの三角形の側面とを有する。ほぼ長方形の各底面は、その側面のうちの2つが基部240の縦軸とだいたい平行になるように形成される。図示の実施では、表面フィーチャの最小のもので、光放出面242上の単位区域の表面積の約40%を占める。より大きな表面フィーチャ402では、上面の各単位区域のより大きな割合を占める。
一般に、光放出面242の各部分から出る光の量は、その部分内の表面フィーチャ402のサイズと関係がある。より大きな表面フィーチャ402を有する部分では、これらの部分から出る光の量は一般に、それらの部分がより小さな表面フィーチャを有する、または全く表面フィーチャを有していないとした別の状況でそれらの部分から出るはずの量よりも多い。光放出面242全体にわたって表面フィーチャ404のサイズを変えることによって、光放出面242から出る光の強度/輝度のプロファイルをカスタマイズすることができる。
図示の実施では、表面フィーチャ402のサイズが光放出面242全体にわたって変わる。より具体的には、表面フィーチャ402の最小のものが光放出面242の両端にある。表面フィーチャ402のサイズは、光放出面242の中心に向かって位置を変えるにつれ徐々に増大する。ピラミッド形フィーチャ404の変化するサイズは、図5でより容易に見ることができる。
最小の表面フィーチャ402が光放出面242の両端に設置され、また表面フィーチャ402のサイズが、光放出面242の中心に向かって位置を変えるにつれ徐々に増大するので、光放出面242の中心付近で最大量の光増強が起こる。このような構成は、そうしなければ光放出面242の両端と比較して光放出面242の中心付近で起こりうる光強度/輝度の低下に対抗するのに役立ちうる。実際、図示の表面フィーチャの構成を用いると、光強度/輝度プロファイルに対する効果は、光パイプ・コア218に光が光入力ポート234aを通って入ろうと、あるいは光入力ポート234bを通って入ろうと同様である。
一般には、光の強度/輝度は、光が光パイプ・アセンブリに入る場所から離れて位置を変えるにつれ、光放出面全体にわたって概して低下する。このような強度の低下は一般に、効率がよくないことによって引き起こされる。したがって、例えば光が光パイプ・アセンブリ216の入力ポート234aに入るべきであり、コア218の基部240の上面402が完全に平坦である場合には、光放出面242全体にわたる光の強度/輝度は、入力ポート234aから離れて位置が変わるにつれ低下する。しかし、上面が、入力ポート234aから離れて位置が変わるにつれサイズが増大する表面フィーチャ402を有する場合には(図4および図5に示すように)、強度の低下を低減させることができる。
図6は、光パイプ・アセンブリ216の一部の断面概略図である。図示の実施は、光パイプ・コア218の一部および第2のハウジング外殻222の一部を示す。矢印は、光パイプ・アセンブリ216中を伝搬する光を示す。
光パイプ・コア218の図示の部分は、垂直ステム236aの一部、ある角度に曲げたコネクタ238a、および基部240の一部を含む。図6では見えないが、垂直ステム236aは、光パイプ・アセンブリ216の第1の端部で第1の光入力ポート(すなわち、図4で234a)に接続されている。基部240の上面は光放出面242である。
表面フィーチャ404a、404b、404cは、光放出面402内に形成されている。図示の表面フィーチャ404a、404b、404cはほぼピラミッド形であり、サイズが表面フィーチャ404aから404cに向かって増大する。各表面フィーチャ404a、404b、404cは、これら表面フィーチャの、第1の光入力ポート(すなわち、図4で234a)に対して遠い端面に第1の内部反射境界650a、650b、650cを画定する。第1の光入力ポートに入った光は、ある角度に置いた反射面652によって第1の内部反射境界650a〜650cに向けられる。好ましくは、ある角度に置いた反射面652は、第1の光入力ポートからの光を確実に内部全反射(またはほぼ全反射)するように、垂直ステム236aに対して十分な角度に置かれる。
第1の内部反射境界650a〜650cで反射された光は、ほぼ下向きに向けられ、光パイプ・コア218の下部境界608を通過する。確実に内部全反射(またはほぼ全反射)をするように、第1の内部反射境界650a〜650cは、ある角度に置いた反射面652から来る光の方向に対して十分な角度に置かれることが好ましい。また、表面フィーチャ404a〜404cは、ある角度に置いた反射面652からの、第1の内部反射境界を通過する光があれば、それが表面フィーチャ404a〜404cのうちの近傍の1つに再び入るように構成されることも好ましい。
下部境界608を通過する光は、第2のハウジング外殻222の内面の拡散反射面654で拡散反射される。一般に、拡散反射された光のかなりの部分が、上に進んで光放出面402を通って光パイプ・コア218から出て行く。このような光は一般に、表面フィーチャ404a、404b、404cのうちの関連付けられた1つに近い、光パイプ・コア218に沿ったある長手方向部分から光パイプ・コア218を出る。
表面フィーチャ404a、404b、404cのサイズが光放出面402全体にわたって増大するので、対応する第1の内部反射境界650a、650b、650cのサイズもまたそのように増大する。したがって、第1の内部反射境界650a、650b、650cのサイズが、第1の内部反射境界650aから第1の内部反射境界650cに向かって徐々に増大する。より大きな第1の内部反射境界は一般に、より小さな第1の内部反射境界よりも光強度/輝度をいっそう増強する。
図示の光パイプ・アセンブリ216は、この光パイプ・アセンブリの第2の端部に第2の光入力ポート(すなわち、図4の234b)を有する。光放出面402内の各表面フィーチャ404a、402b、404cは、表面フィーチャ404a、402b、404cの、第2の光入力ポート(すなわち、図4で234b)に対して遠い端面に第2の内部反射境界654a、654b、654cを画定する。第2の光入力ポートに入った光(その一例を図6に点線の矢印で示す)は、ある角度に置いた反射面(図示せず)によって第2の内部反射境界654a、654b、654cに向けられる。第2のハウジング外殻222の拡散反射面654は、第2の内部反射境界654a、654b、654cから光を反射して光放出面402に通す。
第2の内部反射境界654a、654b、654cのサイズは、光放出面402全体にわたって変わる。光パイプ・アセンブリ216の図示の部分では、第2の内部反射境界654a、654b、654cのサイズは、表面フィーチャ404aから表面フィーチャ404cに向かって増大する。
以下でさらに詳細に論じるように、いくつかの実施では、第2の内部反射境界654a、654b、654cのサイズが、光放出面全体にわたって1つの方向で増大できるのに対して、第1の内部反射境界650a、650b、650cのサイズは、光放出面全体にわたって反対の、第2の方向で増大する。
図7は、光パイプ・アセンブリ716の一部分の平面図である。図示の光パイプ・アセンブリ716は、表面フィーチャ704a〜704gの代替構成をその上に伴う光放出面702を有する。
真ん中の表面フィーチャ704dを除き、表面フィーチャ704a〜704cおよび704e〜704gのすべては、ほぼ台形の底面を有する。真ん中の表面フィーチャ704cは、ほぼ長方形の底面を有する。ほぼ台形の各底面は、一方の辺が他方よりも長い1対のほぼ平行な辺を有する。
第1の光入力ポート734aが光放出面702の第1の端部にある。第2の光入力ポート734aが光放出面702の反対側の、第2の端部にある。各表面フィーチャ704a〜704gは、これら表面フィーチャの、第1の光入力ポート734aに対して遠い端面に第1の内部反射境界750a〜750gを画定する。第1の光入力ポート734aに入った光は、第1の内部反射境界750a〜750gに向けられる。1つまたは複数の反射面(図7に示さず)が、第1の内部反射境界750a〜750gで反射された光を受光し、その光を拡散反射して光放出面702に通すように配置される。
図示のように、第1の内部反射境界750a〜750gのサイズは、光放出面702全体にわたって変わる。より具体的には、第1の内部反射境界750a〜750gのサイズは、第1の光入力ポート734aから第2の光入力ポート734bに向かって徐々に増大する。
各表面フィーチャ704a〜704gはまた、表面フィーチャ704a〜704gの、第2の光入力ポート734bに対して遠い端面に第2の内部反射境界754a〜754gも画定する。第2の光入力ポート734bに入った光は、第2の内部反射境界754a〜754gに向けられる。1つまたは複数の反射面(図7に示さず)が、第2の内部反射境界754a〜754gで反射された光を受光し、その光を反射して光放出面702に通す。
図示のように、第2の内部反射境界754a〜754gのサイズは、光放出面702全体にわたって変わる。より具体的には、第2の内部反射境界754a〜754gのサイズは、第2の光入力ポート734bから第1の光入力ポート734aに向かって徐々に増大する。
第1の内部反射境界750a〜750g、および第2の内部反射境界754a〜754gのサイズが反対方向で徐々に増大するので、光強度/輝度のプロファイルは、光パイプ・アセンブリ716に光が第1の光入力ポート734aを通って入っているか、あるいは第2の光入力ポート734bを通って入っているかにかかわらず、光放出面702全体にわたって一定にすることができる。
図8は、代替光パイプ・コア1218の透視図である。
図示の光パイプ・コアは、ほぼ平行な2つの入力ポート1234をコア1218の各端部に含む。図示の光パイプ・コア1218は、内部全反射(またはほぼ全反射)によって光を入力ポート1234のいずれからでも光放出面1242まで搬送するように適合されている。光放出面1242は、その上に形成された1列の表面フィーチャ1204を含む。表面フィーチャ1204のサイズは、光放出面1242の各端部から光放出面1242の中心に向かって徐々に増大する。動作中、光は、4つの光入力ポート1234のうちの1つまたは複数のポートを通って光パイプ・コア1218に入ることができる。
図示の2連ポート形状により、例えば光エネルギーを追加したい、または波長を追加したい場合に、照光用に2つを超える複数ダイの発光ダイオード・パッケージを使用できることが可能になる。いくつかの実施では、光パイプ・コアは、光パイプ・コアの各端部に3つ以上の入力ポートを含むことがある。
図9は、光パイプ・アセンブリ216と下部書類通路窓212の相対位置を示す部分透視図である。
光パイプ・アセンブリ216の光放出面402は、その上に1列のピラミッド形表面フィーチャ404を有する。下部書類通路窓212は、光放出面402の真上にある。フレネル構造(見えない)が下部書類通路窓212の、光パイプ・アセンブリ216と向き合う面にある。下部書類通路窓212の上面はほぼ平坦であり、書類通路の一部を形成する。
光放出面402から放出された光は、下部書類通路窓上のフレネル構造を通過する。このフレネル構造は、それを通過する光を少なくとも部分的に平行にする。
図10は、フレネルレンズ・アレイ208と上部ハウジング要素206の透視図である。図11は、図10の線11−11に沿った破断図である。
図示のアレイ208は、その第1面に第1のフレネル構造902を含み、その反対側の第2面に第2のフレネル構造904を含む。第1のフレネル構造902は、アレイ208のほぼ全長にわたって連続して延びる。第2のフレネル構造904は、いくつかのフレネル・セグメント910を有する。各フレネル・セグメント910は、第1のフレネル構造902とほぼ直交している。各フレネル・セグメント910は、光検出器202の1つと対応し、それとほぼ整合している。
動作中、光はフレネルレンズのアレイ208を通過して複数の光検出器に達する。フレネルレンズのアレイ208は、その光をアナモルフィックに歪ませる。より具体的には、フレネルレンズのアレイ208は光をアナモルフィックに圧縮する。したがって、各光検出器202は、紙幣通路のほぼ長方形の領域に対応する光を受光する。いくつかの実施では、この長方形の領域は、書類通路の幅(すなわち通路を通る書類の進行方向に対して垂直の方向)を横切る方向に約12mmの幅を有する。いくつかの実施では、この長方形の領域の長さは(すなわち幅と直角の方向で)約7mmである。
光検出器202が書類通路のほぼ長方形の領域に対応する光を受光するので、書類通路の特定の領域を有効範囲に含むのに必要な光検出器202は少数でもよい。
第1のフレネル構造902は、凸状の中心領域1150を含む。第1の組の歯1152は、凸状の中心領域1150の第1の側のアレイにわたって延びる。第2の組の歯1154は、凸状の中心領域1150の第2の側のアレイにわたって延びる。各歯は、アレイの面に対してほぼ垂直の方向にアレイから延びる第1面と、第1面の遠端から延び、アレイの面に対してある角度に置かれている第2面を含む。これらの歯のうちの少なくともいくつかの隣り合う第2面の角度は互いに異なる。より具体的には、各組の隣り合う歯の第2面の角度は、凸状の中心領域から離れて位置を変えるにつれ増大する。
同様に、第2のフレネル構造904の各フレネル・セグメント910は、凸状の中心領域912を含む。第1の組の歯914は、凸状の中心領域912の第1の側で各セグメント910の両端間に延びる。第2の組の歯915は、凸状の中心領域912の第2の側でアレイ208の両端間に延びる。各歯は、アレイの面に対してほぼ垂直の方向にアレイから延びる第1面と、第1面の遠端から延び、アレイの面に対してある角度に置かれている第2面とを含む。これらの歯のうちの少なくともいくつかの隣り合う第2面の角度は互いに異なる。より具体的には、各組の隣り合う歯の第2面の角度は、凸状の中心領域から離れて位置を変えるにつれ増大する。
第1のフレネル構造902と第2のフレネル構造904は互いにほぼ直交している。図示のフレネルレンズ・アレイ208は無限共役円柱フレネルレンズであり、光パイプ・コア218の上面402から出た光をアナモルフィックに結像するように適合されている。一般に、アナモルフィックに結像するレンズ(またはレンズ・アレイ)は、像平面内のそれぞれ異なる方向の線に沿って異なる拡大率をもたらす。図示の実施では、アナモルフィックに結像することにより、別の方法で可能な数よりも少ない光検出器202で、書類通路全体にわたってより大きな間隔を有効範囲に含むことができるようになる。したがって、アナモルフィックに結像する機能がない場合よりも、必要な光検出器202が少数でよい。
典型的な実施では、下部フレネル面904上の個別フレネル・セグメント910の数は、光検出アセンブリ内の光検出器202の数と等しく、各フレネル・セグメント910は、光検出器202のうちの対応するものと関連付けられている。したがって、図示の実施では、下部フレネル面912は7つの個別フレネル・セグメント910を有し、そのそれぞれが光検出器202のうちの関連付けられたものに対応する。
フレネルレンズ・アレイ208はプラスチックで作製することができる。しかし、他の材料もまた適する可能性がある。フレネルレンズ・アレイ208は、それが書類通路110の一部を形成するように成形することができる。しかし、フレネルレンズ・アレイ208の両面にフレネル・フィーチャがあるとき、フレネルレンズ・アレイ208では書類通路110の一部を形成しないことが多くの場合に望ましい。というのはそうすることにより、書類通路110が詰まりやすく、ほこりを集めやすくなる可能性があるからである。したがって一般には、フレネルレンズ・アレイを単独型部片として成形し、別個の要素(例えば上部書類通路窓210)を書類通路の一部として機能させることが望ましい。
上部ハウジング要素206は、フレネルレンズ・アレイ208の上にある。上部ハウジング要素206は、隣り合う光検出器仕切り224を互いに隔てる垂直遮光板1002を含む。垂直遮光板1002は実質的に不透明であり、したがって、隣り合う仕切りを互いに少なくとも部分的に、光学的に分離するように機能する。
フレネルレンズ・アレイ208の焦点距離は一般に、各フレネル部分の光学的スループットを決定する。いくつかの実施では、各フレネル部分が書類通路110の約7×12mmの領域をアナモルフィックに結像することが望ましい。これらの実施では、約7mmの焦点距離が適切と考えられる。焦点距離が短くなると、結像領域の有効範囲の減少が特に隅部において、また特に大きな作業距離において生じる傾向がある。縁部での損失を最小にするために、より短い焦点距離のレンズ、および短いセグメント幅を有することが一般に望ましい。
図12A〜Dは、フレネルレンズ・アレイ(例えばフレネルレンズ・アレイ208)の単一レンズ1308の様々な図を示す。
図示のレンズ1308の上面1302にも下面1304にも、その上にフレネル・フィーチャが形成されている。上面1302上のフレネル・フィーチャは、下面1304上に形成されたフレネル・フィーチャと直交している。
図示のレンズ1308は、フレネルレンズ・アレイ208の一体形部分として成形することができる。あるいは、図示のレンズ1308は、フレネルレンズ・アレイ208の他のものとは別に形成し、接着または別の方法で他の要素に取り付けてフレネルレンズ・アレイ208を形成することもできる。
図13は、書類通路1110に沿って5つの光検出器有効範囲領域1102を通り越して移動する書類108の平面図である。
図示の書類通路1110は、通路1110に沿って移動する書類1108(すなわち銀行券)の幅よりも大きい。書類1108が通路1110のどちらかの縁部により接近している可能性があるので、また大小の書類1108が利用されることがあるので、検出器が書類通路1110のほとんど(またはすべて)を有効範囲に含むことができることが一般に望ましい。さらに、このような有効範囲が最小限の数の光検出器を用いて得られることが望ましい。また、光パイプ・アセンブリが、書類通路1110の幅全体にわたってほぼ一様な連続した照光を実現することも望ましい。
図示の実施では5個のセンサを利用しており、それぞれが書類通路1110の約7×12mmの部分を光学的に有効範囲に含むように適合されている。7mmの寸法は書類の移動方向で取られ、12mmの寸法は書類通路の幅の方向で取られている。
以上、いくつかの実施形態を説明してきた。しかしながら、本発明の精神および範囲から逸脱することなく様々な改変を加えることができることを理解されたい。
例えば、光パイプ・コアは、複数列の表面フィーチャを含むことができる。表面フィーチャは、整然と配置しなくてもよく、光パイプ・コアの上面に沿って特定の場所にだけ(しかし他にではなく)配置することができる。表面フィーチャは、立方体、円筒、切断された先端部を有するピラミッド形、丸い先端部を有するピラミッド形、および他を含む多様な形状を取ることができる。実際のところ、表面フィーチャは、非対称で不規則な形を取ることができる。各表面フィーチャは、光放出面全体にわたって表面フィーチャから表面フィーチャへとサイズを変更できる内部反射境界を画定しなければならない。
センサ構成は、任意の数の光源および任意の数の光検出器を含むことができる。本明細書で説明した構造の様々な部分は一体化して形成でき、あるいは別々に形成でき、後者は互いに固定することができる。各光検出器および/または各光源は、一体化直線アレイとして形成することができる。
様々な要素は、多種多様の方法で再配置することができる。光パイプ・アセンブリは、反射形または透過形書類受入機で利用することができる。光パイプ・アセンブリは、U字形である必要がない。実際、他の様々な形状が可能である。例えば、光パイプ・アセンブリは、その両端に光入力ポートを備えて実質的にまっすぐにすることができる。
同様に、フレネルレンズ・アレイは、反射形または透過形いずれかの書類受入機を含め、いくつかの異なる書類受入機内に組み込むことができる。
光源および/または光検出器は、同じプリント回路基板上ではないが、書類通路の同じ側に配置することができる。さらに、組立中にこれらの構成要素を同じ回路基板上に配置することもでき、次に、回路基板が書類受入機内に取り付けられる前に、回路基板を切断して2つ以上の小さな基板を形成することができる。光源および光検出器は、互いにだいたい同じ平面内に配置することが望ましいことがある。しかし、いくつかの例では、光源および光検出器は書類通路の互いに反対側に配置されてよい。
光放出面上の表面フィーチャのサイズおよび形状は、かなり変わることがある。1つの表面フィーチャから次のものへの発展についての規則は、特定の用途に望ましい効果に応じて変わりうる。
光パイプ・アセンブリの各端部にある光入力ポートの数は変わることがある。いくつかの実施では、光パイプ・アセンブリの一方の端部にある光入力ポートの数は、その光パイプ・アセンブリの反対側の端部にある光入力ポートの数と異なる。
したがって、他の実施は特許請求の範囲内にある。

Claims (22)

  1. 光透過測定を用いる書類受入機用のセンサ装置であって、
    書類通路の第1の側に設置され、前記書類通路を避けて光を前記書類通路の、前記第1の側の反対側にある第2の側まで伝送するように配置された少なくとも1つの光源と、
    前記書類通路の前記第1の側に設置され、前記光源から送出され前記書類通路を通過する光を受光するように配置された複数の光検出器とを備え、
    前記少なくとも1つの光源が、前記書類通路内に書類がある状態で、前記光源から送出されて前記書類通路の前記第2の側に向かう光が前記実質的に書類を通過せずに前記書類通路の前記第2の側に到達するように配置されており、
    前記書類受入機用のセンサ装置は、前記書類通路の前記第2の側に設置され、前記少なくとも1つの光源から光を受光し、光を前記書類通路内の書類を通して伝送するように適合された光パイプ・アセンブリをさらに備え、
    前記光パイプ・アセンブリが、
    前記光パイプ・アセンブリの第1の端部に設置され、前記少なくとも1つの光源の1つから光を受光するように配置された第1の光入力ポートと、
    実質的に前記第1の端部から前記光パイプ・アセンブリの第2の端部まで延びる光放出面と、
    前記光放出面内の複数の表面フィーチャであって、各表面フィーチャが、前記表面フィーチャの、前記第1の光入力ポートに対して遠い端面に第1の内部反射境界を画定し、前記第1の入力ポートに入る光が前記第1の内部反射境界に向けられる、複数の表面フィーチャと、
    前記第1の内部反射境界からの光を反射して前記光放出面に通すように配置された1つまたは複数の反射面とを備え、
    前記第1の内部反射境界のサイズが前記光放出面全体にわたって変わる、センサ装置。
  2. 前記書類通路の前記第1の側に1つまたは複数のプリント回路基板をさらに備え、前記少なくとも1つの光源および前記光検出器が前記1つまたは複数のプリント回路基板に取り付けられる、請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記少なくとも1つの光源および前記光検出器が同じプリント回路基板に取り付けられる、請求項2に記載のセンサ装置。
  4. 前記第1の内部反射境界のサイズが、前記光パイプ・アセンブリの第1の端部から前記光パイプ・アセンブリの第2の端部に向かって増大する、請求項に記載のセンサ装置。
  5. 前記光パイプ・アセンブリの第2の端部に、前記少なくとも1つの光源の第2のものから光を受光するように配置された、第2の光入力ポートをさらに備え、
    前記光放出面内の各表面フィーチャが、前記表面フィーチャの、前記第2の光入力ポートに対して遠い端面に第2の内部反射境界を画定し、
    前記第2の光入力ポートに入る光が前記第2の内部反射境界に向けられ、
    前記1つまたは複数の反射面が、前記第2の内部反射境界からの光を反射して前記光放出面に通し、
    前記第2の内部反射境界のサイズが前記光放出面全体にわたって変わる、請求項に記載のセンサ装置。
  6. 前記第2の内部反射境界のサイズが、前記光パイプ・アセンブリの第2の端部から前記光パイプ・アセンブリの第1の端部に向かって増大する、請求項に記載のセンサ装置。
  7. 複数の前記表面フィーチャが、一方の辺が他方よりも長い1対のほぼ平行な辺を伴うほぼ台形の底面を有する、請求項に記載のセンサ装置。
  8. 前記第1および第2の内部反射境界が、それぞれ第1および第2の光入力ポートからの光をほぼ内部全反射するように配置されている、請求項に記載のセンサ装置。
  9. 前記第1および第2の光入力ポート、ならびに前記光放出面が、光が第1の方向から前記第1または第2の入力ポートに入り前記第1の方向と反対の第2の方向に前記光放出面を出るように配置されている、請求項に記載のセンサ装置。
  10. 前記1つまたは複数の反射面が、光を拡散反射するように適合されている、請求項に記載のセンサ装置。
  11. 前記表面フィーチャがほぼピラミッド形である、請求項に記載のセンサ装置。
  12. 前記光放出面が実質的に前記書類通路の幅全体に及ぶ、請求項に記載のセンサ装置。
  13. 前記光源からの光が前記光検出器に到達する前に通過するように配置されたフレネルレンズのアレイをさらに備える、請求項1に記載のセンサ装置。
  14. 前記フレネルレンズのアレイが、
    前記アレイの第1面上に、前記アレイのほぼ全長にわたって連続して延びる第1のフレネル構造と、
    前記アレイの第2面上に、前記第1のフレネル構造とほぼ直交する方向にそれぞれが延びる複数のフレネル・セグメントを有する第2のフレネル構造とを備え、
    各フレネル・セグメントが前記光検出器の1つに対応する、請求項13に記載のセンサ装置。
  15. 前記フレネルレンズのアレイが、それを通過する光をアナモルフィックに歪ませる、請
    求項14に記載のセンサ装置。
  16. 前記フレネルレンズのアレイが、前記アレイを通過する光をアナモルフィックに圧縮する、請求項15に記載のセンサ装置。
  17. 前記第1のフレネル構造、および前記第2のフレネル構造がそれぞれ、
    凸状の中心領域と、
    前記凸状の中心領域の第1の側の前記アレイにわたって延びる第1の組の歯と、
    前記凸状の中心領域の第2の側の前記アレイにわたって延びる第2の組の歯とを備える、請求項14に記載のセンサ装置。
  18. 前記第1のフレネル構造が前記フレネルレンズ・アレイの、前記光検出器とほぼ向き合う面にある、請求項14に記載のセンサ装置。
  19. 前記光検出器まで進む光を平行にするように構成されたレンズをさらに備える、請求項1に記載のセンサ装置。
  20. 前記レンズが無限共役円柱フレネルレンズである、請求項19に記載のセンサ装置。
  21. 前記レンズが、
    ほぼ平坦な面と、
    フレネル構造を有する面とを備え、
    前記レンズの前記ほぼ平坦な面が前記書類通路の一部を形成する、請求項19に記載のセンサ装置。
  22. 前記光検出器まで進む前記光を擬似的に平行にするように構成された無限共役円柱フレネルレンズをさらに備える、請求項1に記載のセンサ装置。
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