JPH0421115Y2 - - Google Patents

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JPH0421115Y2
JPH0421115Y2 JP1986170644U JP17064486U JPH0421115Y2 JP H0421115 Y2 JPH0421115 Y2 JP H0421115Y2 JP 1986170644 U JP1986170644 U JP 1986170644U JP 17064486 U JP17064486 U JP 17064486U JP H0421115 Y2 JPH0421115 Y2 JP H0421115Y2
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light
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光の透過を利用して物体の存在又は
通過の検知、若しくはこれらの検知に基づく物体
の計数、更には色彩情報の認識等を行うのに用い
る透過型光センサー装置に関するものであり、更
に詳細に述べると、多数本の光フアイバを用いて
構成した導光体の一方の組の一端部に発光素子
を、また他方の組の一端部に受光素子を各々対向
させ、上記一方の組の他端部と上記他方の組の他
端部とをそれぞれ取付け部材に取付け固定し、上
記導光体の一方の組の他端部と上記他方の組の他
端部とを互いに対向させて一方の組の他端部から
の光を他方の組の他端部で受光し得るように構成
した透過型光センサー装置に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、多数本の光フアイバを用いて構成し
た導光体の一方の組の一端部に発光素子を、また
他方の組の一端部に受光素子を各々対向させ、上
記一方の組の他端部からの光を上記他方の組の他
端部で受光し得るように構成した透過型光センサ
ー装置において、 上記導光体を多数本の光フアイバが平面的に配
列されて互いに接着固定された光フアイバテープ
で構成すると共に、 上記一方の組の多数本の光フアイバの他端部の
列と、上記他方の組の多数本の光フアイバの他端
部の列とを互いにほぼ平行に保つて対向配置させ
た状態で、上記光フアイバテープの一方の組の他
端部と他方の組の他端部とを共通の取付け部材に
それぞれ取付けることによつて、 上記光フアイバテープの上記他端部を、上記一
方の組及び他方の組の光フアイバのそれぞれの他
端部の列が互いにほぼ平行に保つて対向配置され
た状態で上記共通の取付け部材に固定する際に、
上記光フアイバの他端部を改めて配列し直さなく
ても、光フアイバテープの優れた整列性を生かし
て、現場でそのまゝの状態で共通の取付け部材に
取付け固定するだけで、一方の組の多数本の光フ
アイバーの他端部と他方の組の多数本の光フアイ
バーの他端部とを正確かつ容易に位置決めするこ
とができ、従つて検出精度の優れた透過型光セン
サー装置を高作業性及び低コストで以つて提供す
ることができる。
〔従来の技術〕
従来、光の透過を利用した透過型光センサー装
置としては、モールド成型を施すことにより発光
素子と受光素子とを対向配置したフオトインタラ
プタが使用されていた。
第8図は、その代表例を示したものである。同
図において、5は発光素子、6は受光素子、また
15はこれらの光素子が取付け固定されているモ
ールド樹脂から成る取付け部材である。そしてこ
の取付け部材15は一対の腕部15c,15dの
間に凹部15aを形成することによつてU字状に
構成されている。またこれらの腕部15c,15
d内にこれらの光素子が互いに対向した状態で配
置されている。また発光素子5の発光面及び受光
素子6の受光面に対応する腕部15c,15dの
側壁面には、これらの側壁面と上記発光面及び受
光面とを連通させるためのスリツト15bがそれ
ぞれ設けられている。なおこれらスリツト15b
は、第3図及び第4A図〜第4C図に基づいて後
述するように、光センサー装置の感度を向上させ
るためのものである。
しかしながら、上述のような第8図に示す光セ
ンサー装置の場合、スリツト15bが存在するた
めにその感度は向上するが、その反面、相対光量
が低下するという欠陥があるから、その検出精度
はそれほど向上しない。
そこで、このような点を考慮して導光体に光フ
アイバを用いて検出精度を大巾に向上させるよう
にした透過型光センサー装置が、例えば特開昭60
−157125号公報に開示されている。
第9図は、その概略的な構成を示したものであ
る。同図において、16は、多数本の光フアイバ
をその全体の断面がほぼ円形となるように最密充
填状態に束ねてからその全体をポリエチレン等の
保護材で被覆することにより構成した光フアイバ
束である。そして1対の光フアイバ束16の一端
部は、各々発光素子5及び受光素子6に対して同
心円状に対向配置されている。
また一対の上記光フアイバ束16の他端部は、
互いに対向した状態で配置されている一対の取付
け部材17に各々取付け固定されている。そして
この場合、取付け部材17の検出面17a及び1
7bには、各々の光フアイバ束16の多数本の光
フアイバの検出側の端面をそれぞれ一列に配列す
ることによつて、互いにほぼ平行な状態で対向配
置される一対の端面列16a及び16bが構成さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第9図に示す上述の従来例にお
いては、多数の光フアイバをその全体の断面がほ
ぼ円形となるように束ねた光フアイバ束16を用
いているので、発光素子5及び受光素子6に対設
される側の端部はこれらの光素子に簡単に接続で
きるが、検出部を構成する取付け部材17に取付
ける側の端部は、一対の光フアイバ束16の端部
を一度個々の光フアイバにそれぞればらしてから
これらの一対の光フアイバ束16の端部をそれぞ
れ一列に配列させなければならなかつた。
このため、上記配列に要する手間が非常に煩雑
であり、また取付け部材17を高精度に作る必要
性があるので、作業性が悪くてコスト高になると
いう問題があつた。
本考案は、上記問題に鑑みなされたもので、検
出精度の優れた透過型光センサー装置を高作業性
及び低コストで以つて提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、多数本の光フアイバを用いて構成し
た導光体の一方の組の一端部に発光素子を、また
他方の組の一端部に受光素子を各々対向させ、上
記一方の組の他端部と上記他方の組の他端部とを
それぞれ取付け部材に取付け固定し、上記導光体
の一方の組の他端部と上記他方の組の他端部とを
互いに対向させて一方の組の他端部からの光を他
方の組の他端部で受光し得るように構成した透過
型光センサー装置において、上記導光体を多数本
の光フアイバが平面的に配列されて互いに接着固
定された光フアイバテープで構成すると共に、上
記一方の組の他端部を取付け固定する上記取付け
部材と、上記他方の組の他端部を取付け固定する
上記取付け部材とを共通の取付け部材によつて構
成し、上記発光素子にその一端部が対向している
一方の組の多数本の光フアイバの他端部の列と、
上記受光素子にその一端部が対向している他方の
組の多数本の光フアイバの他端部の列とを互いに
ほぼ平行に保つて対向配置させた状態で、上記光
フアイバテープの一方の組の他端部と他方の組の
他端部とを上記共通の取付け部材にそれぞれ取付
け固定するように構成したものである。
〔実施例〕
以下、第1図〜第7図に基づき、本考案の実施
例を詳細に説明する。
まず第2図に基づいて、上記実施例において使
用される光フアイバテープについて説明する。こ
の光フアイバテープ1は、例えば0.25mmφの光フ
アイバ2が16本用いられ、これらの光フアイバ2
は平面状に一列に配列されると共にその片面側が
接着層3により接着固定され、更にその全体が保
護材4により被覆されている。
この第2図に示す光フアイバテープ1の場合、
例えば、幅は4.2mm、厚みは0.5mm、また長さは任
意長である。そしてこの光フアイバテープ1を構
成する16本の光フアイバ2の断面積の総和は、後
述する1mmφの単線光フアイバ8(第4B図参
照)の断面積と一致し、原理的に同量の光量を伝
送することができる。
ここにおいて、上述の如く構成された光フアイ
バテープ1は、例えば以下のような手順で作成す
ることができる。
即ち、光フアイバ2を巻き付けた多数のボビン
(第2図の場合は16個)から各々光フアイバ2を
引き出し、これらをフアイバ集束用ローラ(図示
せず)の表面に形成されている多数(例えば16
本)のガイド溝を通すことによつて所望の如く一
列に配列させる。そして、この平面的な光フアイ
バ列の片側面に光重合性接着剤を塗布し、次に紫
外線を照射してこの接着剤を硬化させることによ
り架橋硬化性樹脂から成る接着層3と成す。そし
てこのようにして得られた平面的な光フアイバ列
を巻き取り機で巻き取り、しかる後に光フアイバ
テープ1の全周囲をポリエチレン等の保護材4で
被覆する。なお図示の場合には、光フアイバ2を
一列に配列させたが、必要に応じて2列又はそれ
以上に配列させてもよい。
次に、上記光フアイバテープ1を用いた本考案
の第1の実施例を第1A図及び第1B図に基づき
更に詳細に説明する。
第1A図に示す如く、2枚の光フアイバテープ
1の一方の端部1aは一度個々の光フアイバ2に
ばらしてかりその全体の断面がほぼ円形となるよ
うに束ねられ、次いで発光素子5及び受光素子6
に各々対向するように配置される。なお光フアイ
バテープ1とこれらの光素子との接続は、以下の
様にして行えばよい。即ち、先ず、光素子を嵌装
するための第1の筒状部と、光フアイバ束の一端
部を差し込むための第2の筒状部とを有する接続
具(図示せず)を用意する。この場合、第1の筒
状部と第2の筒状部とは互いに逆方向に延びかつ
同心状であつてよい。そしてそれぞれの光素子を
上記第1の筒状部に差し込んでエポキシ樹脂等に
より固定する。またそれぞれの光フアイバテープ
1の一方の端部1aの各光フアイバ2を束ねて構
成した光フアイバ束を、上記光素子と同心円状に
なるように上記第2の筒状部に差し込んでエポキ
シ樹脂等により固定する。
この場合、光フアイバテープ1の端部1aを個
個の光フアイバ2にばらすことなく、渦巻状に丸
めることによつて光フアイバ2をその全体の断面
がほぼ円形となるように束ねても良い。また上記
接続具を発光素子用と受光素子用の一組用意して
もよいし、単一の接続具に第1及び第2の筒状部
を一対ずつ設けてもよい。
光フアイバテープ1の検出側の端部は、検出部
を構成する取付け部材7に取付け固定される。な
おこの取付け部材7は一対の腕部7h,7iの間
に凹部7cを形成することによつてU字状に構成
されている。そしてこれら一対の腕部7h,7i
の互いに対向する側壁面によつて構成される一対
の検出面7a,7bには、それぞれ縦方向に配列
されている各光フアイバ2の端面列2a,2bが
互いに平行な状態で対向配置されている。
また光フアイバテープ1は検出面7a,7bに
対して90°屈曲して取付け部材7の背面から引き
出された構成となつており、この状態は第1B図
(第1A図の−線断面図)に明示されている。
なお光フアイバテープ1を本考案に用いる場
合、上記実施例のように2枚を対で用いてもよい
し、次に述べるように1枚だけ用いてもよい。即
ち、1枚の光フアイバテープ1の両端部をそれぞ
れ2つに切り裂いてほぼ二等分し、これら一対の
一端部を上述の場合と同様にして光素子に各々対
設させると共に、一対の他端部を取付け部材7の
一対の腕部7h,7iにそれぞれ取付け固定して
検出面7a及び7bに光フアイバ端面列2a及び
2bを各々形成するようにしてもよい。なお本実
施例においては、光フアイバ端面列2a,2bは
何れも一列のものであるが、必要に応じて2列又
はそれ以上のものとしてもよい。
次に、第3図及び第4A図〜第4C図に基づい
て、本実施例による透過型光センサー装置の検出
精度特性を比較例と対比しながら説明する。なお
第4A図〜第4C図は実施例及び比較例の検出精
度の測定状態を示すものであつて、第4A図は第
1図に示す実施例の場合を示している。また第4
B図は第1図に示す実施例の場合と同じ光量を伝
送できるように導光体として1mmφの単線光フア
イバ8を用いた第1の比較例の場合を示してい
る。そしてこの第4B図において、8a,8bは
対向して配置された光フアイバ端面、9は取付け
部材、9a,9bは検出面、また8cは凹部(5
mm幅)である。第4C図は、上記第1の比較例に
おいて、検出面9a,9bに光フアイバ端面8
a,8bが直接には露出しないようにすると共に
これら検出面9a,9bに幅0.25mmのスリツト9
dを各々設けて、このスリツト9dを介して光フ
アイバ端面8a,8bを検出面9a,9bに各々
連通させた第2の比較例の場合を示している。
これらの第4A図〜第4C図において、10は
矢印aの方向に進行する遮光板であり、dは検出
面7a,9aの中心位置と遮光板10の先端面と
の間の遮光板10の進行方向における距離であ
る。またwは検出面7a,9aと遮光板10との
間隔であつて、例えば3mmである。
第3図において、A,B及びCは第1図及び第
4A図に示す実施例、第4B図に示す第1の比較
例及び第4C図に示す第2の比較例のそれぞれの
場合についての検出精度の特性曲線を示してい
る。同図より明らかなように、第1図に示す実施
例の場合は、第1の比較例よりも特性曲線の立ち
上りが急峻となつていて相対光量10〜90%の範囲
でd=0.2mmの感度で検知が可能となつているの
で、感度が良好であり、また相対光量も遜色がな
いため、検出精度がはるかに優れている。
また第2の比較例の場合は、スリツト9dが存
在するために特性曲線の立ち上りは改善されてい
るが、その反面、相対光量の低下により検出精度
の向上が相殺されるという欠点が生じている。
なお第1図に示す実施例では光フアイバ2の径
を0.25mmφとしているが、これを0.05〜1.0mmφの
範囲の何れにしてもほぼ同様の良好な結果が得ら
れた。
次いで、第5図に基づいて、第1図に示す実施
例の検出部の製作例について説明する。
この場合、取付け部材7はほぼU字状のホルダ
部材7dとほぼU字状の押え部材7eとから構成
されている。そしてホルダ部材7dは凹凸嵌合用
の凸部18を具備し、この凸部18の側面は半円
柱状の凹面20となつている。またホルダ部材7
dの両側部の上下に係止用の小穴部7fを具備し
ている。一方、押え部材7eは凹凸嵌合用の凹部
19を具備し、この凹部19の側面は上記凹面2
0とほぼ同形の半円柱状の凸面21となつてい
る。また押え部材7eの両側部の上下には係止用
の小突起部7gが設けられている。そして2枚の
光フアイバテープ1の一端部を互いに対向するよ
うにしてホルダ部材7dの凹面20と押え部材7
eの凸面21との間に介在させ、次いで凸部18
と凹部19とを凹凸嵌合させてホルダ部材7dと
押え部材7eとを結合させると、小穴部7fと小
突起部7gとが係止し合うので、2枚の光フアイ
バテープ1の一端部は凹面20と凸面21とによ
つて挾持される。なお必要な場合には、上記凸部
18、凹部19及び光フアイバテープ1の一端部
にそれぞれ予め接着剤を塗布しておいてもよい。
従つて、上述のようなホルダ部材7d及び押え
部材7eを用いれば、一対の光フアイバテープ1
を取付け部材7に極めて小さい曲げ半径で以つて
かつ極めて容易に取付け固定することができる。
即ち、このような取付け方法を採用することによ
り、互いに平行な状態で対向する一対の光フアイ
バ端面列2a,2bを検出面7a,7bにそれぞ
れ容易に形成することができ、また光フアイバテ
ープ1を検出面7a,7bに対して90°屈曲させ
て取付け部材7の背面から極めて容易に引き出す
ことができる。
なお第1図に示す実施例において、取付け部材
7を樹脂による単一のモールド成型品とし、光フ
アイバテープ1の検出側の端部付近が上記モール
ド成型品中に埋め込まれるようにモールド成型す
るようにしもよい。
また第6図は本考案の第2の実施例の検出部を
示したものである。同実施例では、取付け部材1
1の両側に突出部11aを設け、これらの突出部
11aに上下及び前後に貫通するビス挿通穴11
bを形成している。
また第7図は本考案の第3の実施例の検出部を
示したものである。同実施例では、取付け部材1
2に上記第2の実施例の場合とほぼ同様の突出部
12a及びビス挿通穴12bを設けている。そし
て光フアイバテープ1をその長さ方向に対し180°
捩ると共に90°折り曲げた状態でこの取付け部材
12に取付け固定して、これを取付け部材12の
底面から取り出すようにしている。
以上述べた第2及び第3の実施例によれば、透
過型光センサー装置の製作効率を向上させること
ができると共に、光フアイバテープ1の引き出し
方向を広範囲にとることができる。
ここにおいて、光フアイバテープ1の幅、厚み
等については以上の実施例に限定されるものでは
なく、その構成要素である光フアイバ2の径、本
数等により適宜選択し得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、発光素子にその一端部が対向している一方の
組の複数本の光フアイバの他端部から成る検出側
の端部の列と、受光素子にその一端部が対向して
いる他方の組の複数本の光フアイバの他端部から
成る検出側の端部の列とを互いにほぼ平行に保つ
て対向配置させた状態で、上記光フアイバテープ
の一方の組の他端部と他方の組の他端部とを共通
の取付け部材にそれぞれ取付け固定したので、検
出面に対する被検出物の僅かな変位に対しても感
応することができて高感度であり、従つて検出精
度が優れたもを提供することができる。
また光フアイバテープの検出側の端部を、一方
の組及び他方の組の光フアイバのそれぞれの検出
側の端部の列が互いにほぼ平行に保つて対向配置
された状態で共通の取付け部材に取付け固定する
際に、多数本の光フアイバの検出側の端部を改め
て配列し直さなくても、光フアイバテープの優れ
た整列性を生かして、現場でそのまゝの状態で共
通の取付け部材に取付け固定するだけで、一方の
組の多数本の光フアイバーの検出側の端部と他方
の組の多数本の光フアイバーの検出側の端部とを
正確かつ容易に位置決めすることができ、また光
フアイバテープはその幅方向に沿つて折り曲げた
り任意の方向に捩つたりするのが極めて容易であ
り、このために検出精度の優れた透過型光センサ
ー装置を高作業性及び低コストで以つて提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の第1の実施例における透過
型光センサー装置全体の部分的に切欠した概略的
な斜視図、第1B図は第1A図の−線の断面
図、第2図は第1A図に示す光フアイバテープの
断面図、第3図は比較例と対比して示す第1の実
施例の検出精度特性図、第4A図は第1A図に示
す第1の実施例における光センサー装置の検出精
度の測定状態を示す斜視図、第4B図は第1の比
較例の同上の斜視図、第4C図は第2の比較例の
同上の斜視図、第5図は第1の実施例の検出部の
分解斜視図、第6図は本考案の第2の実施例にお
ける検出部の斜視図、第7図は本考案の第3の実
施例における検出部の斜視図、第8図及び第9図
はそれぞれ従来例における光センサー装置全体の
概略的な斜視図である。 なお、図面に用いた符号において、1……光フ
アイバテープ、2……光フアイバ、2a,2b…
…光フアイバ端面列、5……発光素子、6……受
光素子、7……取付け部材、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 多本数の光フアイバを用いて構成した導光体
    の一方の組の一端部に発光素子を、また他方の
    組の一端部に受光素子を各々対向させ、上記一
    方の組の他端部と上記他方の組の他端部とをそ
    れぞれ取付け部材に取付け固定し、上記導光体
    の一方の組の他端部と上記他方の組の他端部と
    を互いに対向させて一方の組の他端部からの光
    を他方の組の他端部で受光し得るように構成し
    た透過型光センサー装置において、 上記導光体を多数本の光フアイバが平面的に
    配列されて互いに接着固定された光フアイバテ
    ープで構成すると共に、 上記一方の組の他端部を取付け固定する上記
    取付け部材と、上記他方の組の他端部を取付け
    固定する上記取付け部材とを共通の取付け部材
    によつて構成し、 上記発光素子にその一端部が対向している一
    方の組の多数本の光フアイバの他端部の列と、
    上記受光素子にその一端部が対向している他方
    の組の多数本の光フアイバの他端部の列とを互
    いにほぼ平行に保つて対向配置させた状態で、
    上記光フアイバテープの一方の組の他端部と他
    方の組の他端部とを上記共通の取付け部材にそ
    れぞれ取付け固定したことを特徴とする透過型
    光センサー装置。 2 上記光フアイバテープを構成する上記光フア
    イバの径が0.05〜1.0mmφであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の透過
    型光センサー装置。
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JPS5818107A (ja) * 1981-07-27 1983-02-02 Mitsuyoshi Nakada 光学センサ−を用いた物体認識装置

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