JP5178620B2 - 監視制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は監視制御装置に関するものである。
電力プラントの監視制御を行うシステムでは、運転室において、運転員が専用の運転操作用コンソール(第1コンソール)を使用して監視制御対象設備の監視や制御操作を実施する。この制御操作用コンソールは、最近のシステムでは汎用のPCまたはエンジニアリングワークステーションで構成される計算機に接続されたCRTや液晶ディスプレイ装置により実現され、運転員はマウスを使って制御操作を実施する。運転員は、運転員の長である当直長の監督の下に監視制御業務を行っている。つまり、運転員は、自分専用の運転操作用コンソールに表示される監視対象設備の状態を監視し、必要な場合には当直長の指示を仰ぎながら制御操作を実施する。ここで、当直長は、各運転員の操作状況を確認するために、各運転員専用の運転操作用コンソールの状態を当直長がモニタ用コンソール(第2コンソール)によりリアルタイムで把握する必要がある。
このように、コンソールのディスプレイ装置に表示される制御操作状況を他のコンソールのディスプレイ装置にリアルタイムに表示可能とする方式として、ハードウェアで映像情報を分配して行う方式とソフトウェアで映像分配して行う方式があり、先行技術として例えば特許文献1、2がある。
ハードウェアで映像情報を分配する方式は、信号分配器により運転操作用コンソールに対する映像出力信号を分岐させ、分岐させた映像信号を当直長のコンソールまで映像信号ケーブルを敷設して伝播させて画面表示させる方式、あるいは、分岐させた映像信号を専用の信号収集装置及び配信装置を設置して、ネットワーク経由で配信させて表示させる方式がある。
一方、ソフトウェアで映像情報を分配する方式では、運転操作用コンソールの画面表示用メモリに書き込まれた、運転員のマウス操作の動きを含む表示用データを圧縮し、圧縮後のデータを、通信路を経由してモニタ用コンソールに転送して伸長することで、当直長のモニタ用コンソールに内容を表示可能とする方式がある。最近ではVNC(Virtual Network Computing)などを活用することで、特別なソフトウェアを新たに用意しなくても容易に実現が可能である。
特開2007−179526号公報の図1 特開平10−326111号公報の段落[0016][0049]
しかし、上述したハードウェアで映像情報を分配する方式では、専用のハードウェアが必要であるうえ、配線が複雑でシステムの構築時や保守に必要とされるコストが高いという問題があった。また、ソフトウェアで映像情報を分配する方式では、コスト面は抑えることができるが、ハードウェア方式に比べると描画が遅く、特にマウスカーソルの動きが描画データ全体の読み取り、配信、及び表示に要する時間の長さに影響を受けてしまい、リアルタイムに追随できず誤認してしまうという問題があった。
この発明に係る監視制御装置は、ネットワークに接続された第1コンソールと第2コンソールからなる監視制御装置であって、第1コンソールは、第1計算機と第1ディスプレイ装置と第1入力デバイスを備え、第2コンソールは、第2計算機を備え、第1計算機は第1ディスプレイ装置に、監視制御対象から取得した映像情報と第1入力デバイスからの操作入力情報を画像信号として出力するとともに、映像情報と操作入力情報とを分けて第2計算機に送信し、第2計算機は、第1計算機の映像情報と操作入力情報を受信して映像情報に基づく画像信号と操作入力情報に基づく画像信号を出力するようにしたものである。
また、監視制御対象の監視制御を行う第1計算機と第1ディスプレイ装置と第1入力デバイスを有する第1のコンソール、及び第1コンソールとネットワークで接続され、第2計算機と第2ディスプレイ装置と第2入力デバイスを有する第2コンソールからなる監視制御装置であって、第1計算機は、監視制御対象から取得した映像情報を第2計算機に送信する映像中継サーバと、第1入力デバイスの操作入力情報を映像情報とは切り離して第2計算機に送信するデバイス中継サーバを備え、第2計算機は、映像中継サーバから送信された映像情報を受け取る映像中継クライアントと、デバイス中継サーバから送信された操作入力情報を受け取るデバイス中継クライアントを備え、第2計算機は、映像中継クライアントで受け取った映像情報と、デバイス中継クライアントで受け取った操作入力情報に対応して生成されたマウスカーソルのシンボルとを第2ディスプレイ装置に画像として重ねて表示するようにしたものである。
この発明は、以上のように構成されており、専用のハードウェアを使用するものではないので、装置のコストを抑えることができる。また、第1コンソール側の変化の多いマウスやキーボード等の操作入力情報が第2コンソール側に速やかに送られるため、第2コンソールにおいてマウスカーソルの動きをリアルタイムで確認でき、より効果的な監視制御が可能となる。その際、第1コンソールにおけるマウスの操作に対応するマウスカーソルを、第2コンソールのディスプレイ装置に映像情報の画像に重ねて表示することにより、第1コンソールの状況を第2コンソールにおいてよりきめ細かに監視できる。
この発明の実施の形態1に係る監視制御装置の構成図である。 実施の形態1の監視制御装置の画面表示例である。 この発明の実施の形態2に係る監視制御装置の構成図である。 実施の形態2の監視制御装置の画面表示例である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る監視制御装置の構成図である。この構成では、一般的に第1コンソールと呼ぶ運転操作用コンソール1と、同じく一般的に第2コンソールと呼ぶモニタ用コンソール2がネットワーク140で接続されている。第1コンソール1は、監視制御対象設備102の情報を収集する機能を持つサーバ計算機100から各種監視情報の処理結果データを受信したり、監視制御対象設備102に対する指令をサーバ計算機100経由で送信したりする第1計算機110を有する。第1計算機110は汎用のパーソナルコンピュータまたはエンジニアリングワークステーションで構成され、運転員が制御操作を行うための装置として、第1入力デバイスであるマウス118とキーボード119が接続され、さらに、出力装置としてCRTや液晶などの複数の第1ディスプレイ装置112〜114が接続される。ここでは3台の第1ディスプレイ装置を接続した例を記載しているが、その数に制限はない。
第1計算機110ではOS上に各種ソフトウェアが動作している。まず、GUI基本ソフトウェア111は、画面表示や、第1入力デバイスであるマウス118とキーボード119の入力を処理する役割を担うソフトウェアであり、一般的なものにXサーバがある。このGUI基本ソフトウェア111は、デバイス中継サーバ122を経由してマウスドライバ120及びキーボードドライバ121と情報連携している。
第1計算機110は、また、監視制御対象設備102の監視制御業務を遂行するために必要な画面コンテンツを作成する監視制御プログラム101を備えている。監視制御プログラム101はGUI基本ソフトウェア111と連携しており、前記画面コンテンツはGUI基本ソフトウェア111によりビデオメモリ115〜117を通して第1ディスプレイ装置112〜114に表示される。第1計算機110には、第1ディスプレイ装置112〜114に1対1で対応して動作する映像中継サーバ123〜125が設けられ、この映像中継サーバ123〜125の信号は、ネットワーク140を通して第2コンソール2に送られる。
第2コンソール2は、第2計算機であるモニタ用計算機150を有する。第2計算機150は汎用のパーソナルコンピュータまたはエンジニアリングワークステーションで構成され、当直長が操作を行うための装置として、第2入力デバイスであるマウス158とキーボード159が接続され、さらに、出力装置としてCRTや液晶などの複数の第2ディスプレイ装置152〜154が接続される。ここでは3台の第2ディスプレイ装置を接続した例を記載しているが、その数に制限はない。
第1計算機110と同様に、第2計算機150ではOS上に各種ソフトウェアが動作している。まず、GUI基本ソフトウェア151は、画面表示や、第2入力デバイスであるマウス158とキーボード159の入力を処理する役割を担うソフトウェアであり、一般的なものにXサーバがある。このGUI基本ソフトウェア151は、直接マウスドライバ160及びキーボードドライバ161と情報連携している。
さらに、第2計算機150には、第1計算機110の映像中継サーバ123〜125から送信される映像情報を中継するためのソフトウェアである映像中継クライアント163〜165、デバイス中継サーバ122から送信される第1入力デバイスの操作入力情報を中継するためのソフトウェアであるデバイス中継クライアント162、デバイス中継クライアント162で中継された操作入力情報を受信して処理を行うマウスカーソル管理プログラム170、前記操作入力情報からマウスやキーボードの操作履歴を生成する操作履歴管理プログラム171、及び操作履歴を保存する操作履歴保存手段172が設けられている。
第2計算機150には、GUI基本ソフトウェア151により制御される出力装置として、ビデオメモリ155〜157を経由して第2ディスプレイ装置152〜154が接続されている。
次に動作を説明する。まず、第1計算機110において、監視制御プログラム101がサーバ計算機100から受信したデータを元に映像情報である画面コンテンツを生成し、GUI基本ソフトウェア111に対して画面表示を指令すると、GUI基本ソフトウェア111は映像情報を画像信号としてビデオメモリ115〜117に書き込み、その画像信号が第1ディスプレイ装置112〜114に出力され映像情報の画像表示が行われる。
映像中継サーバ123〜125は、第1計算機110に接続された第1ディスプレイ装置112〜114に1対1で対応して動作し、第1ディスプレイ装置に対応したビデオメ
モリ115〜117への書き込み内容を逐次読み取り、前回読み取った映像情報からの差分情報のみを圧縮し、ネットワーク140を経由して、第2計算機150にて動作する映像中継クライアント163〜165に送信する。
映像中継クライアント163〜165は、受信した映像情報を伸長して画像信号を作成し、GUI基本ソフトウェア151を経由してビデオメモリ155〜157に書き込む。この結果、第1計算機110の第1ディスプレイ装置112〜114に表示されている画像と同じ画像が第2ディスプレイ装置152〜154に表示される。
一方、第1コンソール1側のマウス118やキーボード119など第1入力デバイスから入力される操作入力情報は、前記映像情報とは別に次のような経路で第2計算機150に送信され、これにより第1計算機における第1入力デバイスのマウスカーソル移動やキーボードの釦押し下げ等の操作履歴がリアルタイムで第2コンソール2の第2計算機150
に送信される。
すなわち、マウスドライバ120は運転員が操作するマウス118からの入力内容を、また、キーボードドライバ121は運転員が操作するキーボード119からの入力内容をそれぞれ受信し、デバイス中継サーバ122に伝達する。このデバイス中継サーバ122は、GUI基本ソフトウェア111に供給しているマウス120やキーボード121など第1入力デバイスからの操作入力情報を横取りして、デバイス中継クライアント162に対してもネットワーク140を経由して同時に送信する。上記のようにデバイス中継サーバ122がマウスドライバ120とキーボードドライバ121から操作入力情報を横取りして取得する具体的な方法は、例えばLinux OSを利用する。このOSでは擬似的なデバイスを用意して取得する方法が一般的に知られており、高速に読み取りが行え、また、実現するために特別なハードウェアを用意したり既存のプログラムを改造したりする必要はない。
デバイス中継クライアント162は、受信した第1入力デバイスからの操作入力情報をマウスカーソル管理プログラム170、及び操作履歴管理プログラム171に対して通知する。
マウスカーソル管理プログラム170は、操作入力情報に対応してマウスカーソルに相当する形状のシンボルを生成して、GUI基本ソフトウェア151を通して第2ディスプレイ装置152〜154に表示する。前記シンボルの生成は、例えば、予め登録されているマウスカーソルに相当する形状のシンボルを読み出すことにより行うことができる。第2ディスプレイ装置152〜154には、前述のとおり、映像中継クライアント163〜165により、第1計算機110のビデオメモリ115〜117から読み取った映像情報が画像として表示されているため、前記シンボルはこの画像に重ねて表示される。
マウスカーソル管理プログラム170は、マウスカーソルのシンボルが常にこの映像情報よりも上(前面)に表示されるように制御する。これにより、映像中継クライアント163〜165により更新される映像情報の結果を待たなくても、第1コンソール1で操作されるマウスのカーソルの位置表示がリアルタイムで第2コンソール2の第2ディスプレイ装置152〜154に表示可能となる。
操作履歴管理プログラム171は、デバイス中継クライアント162から受信した、第1入力デバイスであるマウス118及びキーボード119からのすべての操作入力情報に時間情報や運転員のIDなど必要な情報を付加し、GUI基本ソフトウェア151を通して第2ディスプレイ152〜154の画面の一部に表示する。操作履歴管理プログラムは、同時に、マウス118及びキーボード119からのすべての操作入力情報に時間情報や
運転員のIDなど必要な情報を付加したものを操作履歴保存手段172にテキスト形式で蓄積する。従って、操作履歴管理プログラム171は、操作履歴保存手段172から操作履歴保存データを読み出して、過去の操作履歴も必要に応じて第2ディスプレイ152〜154の画面の一部に表示させることができる。
図2は、第1ディスプレイ装置112〜114に表示される第1コンソール側画面202の表示例と、このとき上述の動作により、第2ディプレイ装置152〜154に表示される第2コンソール側画面302の表示例を示したものである。ここで、画面202は、監視制御プログラム101によって生成された監視制御対象設備102の状態を示すシンボルや、監視制御対象設備102に対しての制御操作指令を示す画面である。この画面202の画像信号は、映像情報として映像情報クライアント163〜165へと送信され、第2ディスプレイ装置152〜154により画面302の画像として表示される。
このとき、第1ディスプレイ装置112〜114に表示されるマウスカーソル201の動きは、マウスカーソルのシンボル301として監視制御対象の状態を示すシンボルや、監視制御対象に対して操作指令を行うための画面よりも前面に重ねて表示される。
303は第2ディスプレイ152〜154の画面の一部に表示された第1入力デバイスの操作履歴を表示する画面の一例である。この画面303には、第1入力デバイスの操作入力情報である操作内容及び操作時刻の履歴が時系列で表示され、従来監視できなかった、マウス釦の押下状態や、キーボードからの入力操作の状況についてもリアルタイムに監視できる。また、この画面303には、操作履歴管理プログラム171により、テキスト形式で保存されている操作履歴保存データを検索して過去の操作履歴を表示させることもできる。
このように、この発明による監視制御装置においては、第1コンソール側に表示される画面の状況を、映像分配用の専用ハードウェアを設けることなく、既存プログラムにソフトウェアを追加することにより第2コンソール側で監視することが可能となる。このとき、マウスの位置情報は別ルートで送信し、変化の少ない他の画面表示部分は従来どおり映像情報で送信し、モニタ用コンソール上で両者を重ねあわせて表示するため、マウスのカーソルの追随遅れがなくなり、マウスカーソル位置をリアルタイムで表示できる。
また、マウスの位置情報の取得を、OSのデバイスドライバから横取りする方式としているため、マウスカーソルの追随遅れが解消される上に、低コストの監視制御装置を実現できる。
また、表示された映像情報を共有するだけでは確認できなかった、第1コンソール側でのマウスの釦押下の情報や、キー押下の情報を同時に第2コンソール側で監視可能としたため、当直長による操作チェックの精度向上が図られるという効果がある。
また、映像情報をすべて保存するのではなく、マウスとキーボードの入力変化情報に運転者のIDや時間などの情報を付加してテキスト形式で保存することで、少ない記憶領域でのデータ保存が可能で、かつ、検索が容易になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、運転員は、第1コンソール1の第1入力デバイスを操作していつでも監視制御対象設備102の制御操作を行えるようになっているが、実施の形態2では、認証実行プログラム180を第2計算機150に付加することにより、当直長の承認を得なければ監視制御対象設備102の制御操作を行えないようにしている。
図3は実施の形態2に係る監視制御装置の構成図である。実施の形態2は、実施の形態1に認証実行プログラム180を付加した以外は実施の形態1と同じ構成なので、実施の形態1と共通する要素については説明を省略する。
以下、認証実行プログラム180に関連する動作を中心に説明する。第1コンソール1の運転員がマウス118やキーボード119を使って監視制御対象設備102の制御を行う場合、本実施の形態では、デバイス中継サーバ122は、先ず、マウス118やキーボード119の操作入力情報を、デバイス中継クライアント162を経由して承認実行プログラム180に承認要求信号として送るようにしている。この承認要求信号により、承認実行プログラム180は第2ディスプレイ装置152〜154に承認を促す画面の表示を指示する。
第2コンソール2を運用する当直長が承認実行プログラム180により表示される第2ディスプレイ装置152〜154の画面上で、承認の可否のチェックを開始する旨を、マウス158を使って指示すると、承認実行プログラム180は、デバイス中継クライアント162を通して第1計算機110のデバイス中継サーバ122にチェック開始指令を伝達する。デバイス中継サーバ122は、チェック開始指令を受信すると、以降、マウス118のクリックなど特定釦の操作入力情報をマウス118から受信しても、それをGUI基本ソフトウェア111には伝達せず保留とし、監視制御対象装置102の制御操作を無効とする。
当直長がマウス158を使って承認を促す画面上で承認を実行すると、認証実行プログラム180は、デバイス中継クライアント162を経由して、デバイス中継サーバ122に承認通知を伝達する。デバイス中継サーバ122は承認通知を受信すると、保留にしていた操作入力情報を、GUI基本ソフトウェア111に通知し、当該制御操作が監視制御プログラム101に伝達され、監視制御対象装置102の制御が可能になる。
図4は、第1コンソール1の運転員がマウス118を使って操作実行のためマウス釦を押下した場合に、第2コンソール150の第2ディスプレイ装置152〜154に表示される承認を促す画面401の表示例を示したものである。第2コンソール2の当直長が、マウス158で操作するマウスカーソル402を使って承認を促す画面401の“はい”釦を押下すると、デバイス中継クライアント162を通して承認通知が第1計算機110に伝達され、運転員のマウス釦の押下操作が有効となる。“いいえ”を押下すると運転員のマウス118の釦の押下操作は無効になる。
このように、本実施の形態2によれば、第2コンソール2を運用する当直長の承認がなければ、第1コンソール1を使用する運転員の操作を完全に抑止することができるため、必要に応じて厳重な操作チェックが行えるという効果がある。
上記説明では、この発明の適用例として、運転員の操作を当直長がチェックする場合の監視制御装置について説明したが、これ以外に、訓練時のトレーナとトレーニー間で画面情報を共有する場合などにも適用できる。
1 第1コンソール、
2 第2コンソール、
100 サーバ計算機、
101 監視制御プログラム、
102 監視制御対象設備、
110 第1計算機、
111 GUI基本ソフトウェア、
112〜114 第1ディスプレイ装置、
115〜117 ビデオメモリ、
118 マウス、
119 キーボード、
120 マウスドライバ、
121 キーボードドライバ、
122 デバイス中継サーバ、
123〜125 映像中継サーバ、
150 第2計算機、
151 GUI基本ソフトウェア、
152〜154 第2ディスプレイ装置、
155〜157 ビデオメモリ、
158 マウス、
159 キーボード、
160 マウスドライバ、
161 キーボードドライバ、
162 デバイス中継クライアント、
170 マウスカーソル管理プログラム、
171 操作履歴管理プログラム、
172 操作履歴保存手段、
180 承認実行プログラム、
201 第1コンソール側画面に表示されるマウスカーソル、
202 第1コンソール側画面に表示される監視画面、
301 第2コンソール側画面に表示されるマウスカーソルのシンボル、
302 第2コンソール側画面に表示される監視画面、
303 第2コンソール側画面に表示される操作履歴表示画面、
401 第2コンソール側画面に表示される承認実行画面、
402 第2コンソール側画面に表示されるマウスカーソル。

Claims (10)

  1. ネットワークに接続された第1コンソールと第2コンソールからなる監視制御装置であって、前記第1コンソールは、第1計算機と第1ディスプレイ装置と第1入力デバイスを備え、前記第2コンソールは第2計算機を備え、前記第1計算機は、前記第1ディスプレイ装置に、監視制御対象から取得した映像情報と前記第1入力デバイスからの操作入力情報を画像信号として出力するとともに、前記映像情報と操作入力情報とを分けて前記第2計算機に送信し、前記第2計算機は、前記第1計算機の映像情報と操作入力情報を受信して前記映像情報に基づく画像信号と前記操作入力情報に基づく画像信号を出力するようにしたことを特徴とする監視制御装置。
  2. 前記第2コンソールには第2ディスプレイ装置を備え、前記第2計算機は、前記第1計算機から受信した前記二つの画像信号を重ねて前記第2ディスプレイ装置に画像として表示するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御装置。
  3. 監視制御対象の監視制御を行う第1計算機と第1ディスプレイ装置と第1入力デバイスを有する第1のコンソール、及び前記第1コンソールとネットワークで接続され、第2計算機と第2ディスプレイ装置と第2入力デバイスを有する第2コンソールからなる監視制御装置であって、前記第1計算機は、前記監視制御対象から取得した映像情報を画像として表示する第1ディスプレイ装置と、前記映像情報を前記第2計算機に送信する映像中継サーバと、前記第1入力デバイスの操作入力情報を前記映像情報とは切り離して前記第2計算機に送信するデバイス中継サーバとを備え、前記第2計算機は、前記映像中継サーバから送信された前記映像情報を受け取る映像中継クライアントと、前記映像中継クライアントからの映像情報を画像として表示する第2ディスプレイ装置と、前記デバイス中継サーバから送信された操作入力情報を受け取るデバイス中継クライアントを備え、前記第2計算機は、上記映像中継クライアントで受け取った映像情報と、前記デバイス中継クライアントで受け取った操作入力情報に対応するマウスカーソルのシンボルとを前記第2ディスプレイ装置に画像として重ねて表示するようにしたことを特徴とする監視制御装置。
  4. 前記第2計算機は、前記デバイス中継クライアントからの信号を受け、前記マウスカーソルのシンボルを生成するマウスカーソル管理手段を有することを特徴とする請求項3に記載の監視制御装置。
  5. 前記第2計算機は、操作履歴管理手段を備え、前記第2ディスプレイ装置の画面の一部に、前記デバイス中継クライアントで取得した操作入力情報を元に前記操作履歴管理手段で生成された前記第1入力デバイスの操作履歴を表示するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の監視制御装置。
  6. 前記第1入力デバイスの操作履歴は、前記第1コンソールの運転員のID及び操作時刻、操作内容を含むものであることを特徴とする請求項5に記載の監視制御装置。
  7. 前記第2計算機に、前記第1入力デバイスの操作入力情報を履歴として保存する操作履歴保存手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の監視制御装置。
  8. 前記第2計算機に、前記第1入力デバイスの操作を承認する承認実行手段を付加し、前記第2入力デバイスの操作による承認の通知を前記第1計算機に与えないかぎり、前記第1入力デバイスによる前記監視制御対象の制御操作を無効にするようにしたことを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の監視制御装置。
  9. 前記承認実行手段は、前記第1入力デバイスの操作を承認するか否かを照会する画面を前記第2ディスプレイ装置に表示し、前記画面上で承認の実行を行うことを可能にしたことを特徴とする請求項8に記載の監視制御装置。
  10. 前記操作入力情報は、マウスまたはキーボードからの入力情報であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の監視制御装置。
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