JP5442214B2 - 複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法及び装置、マウスシミュレーションプログラム - Google Patents
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Description
アプリケーションソフトウェアを開始し、同時にウィンドウ管理モジュールを開始し、その後ドキュメントを開き、その後ドキュメント描画モジュールを開始するステップ501と、
ユーザーが指示をし、上記アプリケーションソフトウェアがマウスをシミュレートするかどうか判断するステップ502と、
上記アプリケーションソフトウェアが上記マウスをシミュレートすることを決定する時、マウスシミュレーションモジュールのメインモジュールが上記アプリケーションソフトウェアによって開始され、上記ウィンドウ管理モジュールから上記メインモジュールに第1データが転送されるステップ503と、
上記メインモジュールが上記ユーザーの要求に応じて少なくとも2つの上記表示画面領域に同時に上記マウスポインターを表示するためにマウスシミュレーションロジックを実行するステップ504と、
上記アプリケーションソフトウェアが上記マウスをシミュレートしないことを決定する時、上記アプリケーションソフトウェアは上記メインモジュールを破棄するステップ505と、
終了するステップ506と
をコンピューターで実行することを特徴とする複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法を提供する。
上記マウスシミュレーションモジュールは、メインモジュールとビューサブモジュールを有し、
上記メインモジュールはアプリケーションソフトウェアからの模擬マウスの要求を管理し、上記メインモジュールは上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールを作成及び破棄する責任を負い、また、上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュール同士の調整を行う責任を負う。上記メインモジュールは上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールと上記アプリケーションソフトウェアの間でデータ交換ブリッジとして機能し、また同時に上記メインモジュールは上記システムマウスの現在の状態を検出する責任があり、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールは、上記アプリケーションソフトウェアのそれぞれのビューで上記アプリケーションソフトウェアのマウスシミュレーションタスクを特定のマウスシミュレーションサブタスクに1つずつ分割し、シミュレートされるべきそれぞれのビューが上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールに対応させることを特徴とする上記マウスシミュレーションモジュールを提供する。
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールは、マウス演算モジュールとマウス描画モジュールを有し、
上記マウス演算モジュールは、上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールに関するビュー情報と上記システムマウスの位置情報を収集し、上記模擬マウスの場所、大きさ、形、及びその他のパラメーターを計算し、
上記マウス描画モジュールは、上記マウス演算モジュールによって計算された結果に基づいてドキュメント描画モジュールを呼び出し、上記模擬マウスを描画する。
ステップ501:アプリケーションソフトウェアを開始する。ウィンドウ管理モジュールは同時に開始し、ドキュメントも開かれる。その後、ドキュメント描画モジュールが開始する。
ステップ502:ユーザーは指示を出し、そして、アプリケーションソフトウェアはマウスをシミュレートするかどうか判断する。
ステップ503:アプリケーションソフトウェアがマウスをシミュレートすることを決定する時、マウスシミュレーションモジュールのメインモジュールはアプリケーションソフトウェアによって開始する。そして、第1データ101が、ウィンドウ管理モジュールからメインモジュールに転送される。
第1データ101は、下記パラメーターを有するが、下記パラメーターに限定されるものではない。
1.1 ドキュメントウィンドウの数(nDocWinCount)
1.2 それらのnDocWinCount個のウィンドウのウィンドウ記述。それぞれのデータは下記のように記述される。
1.2.1 ウィンドウ識別子
1.2.2 画面に対するウィンドウの位置と大きさ
1.3 マウスシミュレーションが必要なビューの数(nViewCount)
1.4 それらのnViewCount個のビューのビュー情報記述。それぞれのデータは下記のように記述される。
1.4.1 ビューにあるドキュメントのウィンドウ識別子
1.4.2 ビュー識別子
1.4.3 ドキュメントウィンドウに対するビューの位置と大きさ
1.4.4 ビューの模擬マウスの移動境界
1.4.5 ビューに対するマウスの大きさ
1.4.6 マウスの形の記述。マウスの形の記述は下記を含むが、下記に限定されるものではない。
1.4.6.1 TIF、WMF、JPG、BMP、EMF、PNG、GIF、PCX、及びTGAから選択される画像形式のマウスの形。前記画像形式の中でBMPが特に好ましい。
1.4.6.2 マウスの形状の記述
1.4.6.3 マウスの色
1.4.7 マウスの形に対するマウスのホットポイントの位置
1.5 画面に対するシステムマウスの現在の位置
ステップ504:メインモジュールは、ユーザーの要求に従って、少なくとも2つの表示画面領域に同時にマウスポインターを表示するために、マウスシミュレーションロジックを実行する。
ステップ505:アプリケーションソフトウェアがマウスをシミュレートしないと決定する時、アプリケーションソフトウェアはメインモジュールを破棄する。
ステップ506:終了
ステップ601:メインモジュールロジック開始
ステップ602:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールが要求によって作られる。メインモジュールは、第1データ101を受信した後、第1データ101を保存する。そして、メインモジュールは第1データに従って、模擬マウスを必要とするそれぞれのビューごとに、マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールを作る。そして、メインモジュールは、第1データ101に従ってメインモジュールから第2データ102をマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送する。
第2データ102は、下記パラメーターを有する。しかし、下記パラメーターに限定されるものではない。
2.1 画面に対するウィンドウの位置と大きさ
2.2 ドキュメントウィンドウに対するビューの位置と大きさ
2.3 ビューの模擬マウスの移動境界
2.4 ビューに対するマウスの大きさ
2.5 マウスの形に対するマウスのホットポイントの位置
2.6 画面に対するシステムマウスの現在の位置
ステップ603:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールが初期化される。
ステップ604:或るビュー領域に現在のシステムマウスが位置しているかどうか決定するために計算する。もし、或るビュー領域にシステムマウスが位置しているなら、ステップ605に進み、ビュー領域に位置していないならば、ステップ606に進む。
ステップ605:システムマウスがメインモジュールに隠され、模擬マウスが描画される。
メインモジュールが、全てのサブモジュールのデータ項目をチェックする。もし、システムマウスが、或るビューの模擬マウス移動領域の境界内に丁度あるならば(そのようなビューはフォーカルビューと呼ばれる)、メインモジュールは現在のシステムマウスの位置をフォーカルビューのマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送し、マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに移動境界に対する模擬マウスの相対的な位置を計算するように要求する。模擬マウスの移動境界に対する相対的な位置は、メインモジュールに送られる第6データ106である。
メインモジュールは、第6データ106を全てのマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送し、マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールは第6データ106に含まれるマウス位置情報をマウス位置計算サブモジュールに転送して、ビューに対する模擬マウスの位置と大きさを計算する。そして、計算結果は、第7データ107としてメインモジュールに転送される。
メインモジュールは、第7データ107をドキュメント描画モジュールに転送し、ドキュメント描画モジュールに第7データ107に関するビュー領域を第8データ108に保存するように要求し、第8データ108はメインモジュールに転送される。第8データ108は、現在のビューのマウスシミュレーション領域によって覆われるドキュメントビューの画像情報を記録する。もし、模擬マウスが動くなら、第8データ108は、模擬マウスによって覆われたドキュメントビュー領域を回復するために使われる。第8データ108は、対応するマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送される。そして、マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールがこの情報を保存する。
メインモジュールは、マウスシミュレーションモジュールの全てのビューサブモジュールに対応するビューのための模擬マウス画像情報(すなわち、第9データ109)の作成を要求する。そして、第9データ109は、ドキュメント描画モジュールに転送される。
ドキュメント描画モジュールは、第9データ109に従って対応する位置に模擬マウス画像を描画する。従って、ユーザーは模擬マウスを見ることができる。
メインモジュールはシステムマウスを隠す。
第6データ106は、下記パラメーターを有するが、下記パラメーターに限定されるものではない。
6.1 移動境界に対する模擬マウスの相対的な位置
第7データ107は、下記パラメーターを有するが、下記パラメーターに限定されるものではない。
7.1 ビュー領域に対する模擬マウス位置
7.2 模擬マウスサイズ
第8データ108は、下記パラメーターを有するが、下記パラメーターに限定されるものではない。
8.1 ビューの中の画像の位置
8.2 ビューの中の画像の大きさ
8.3 画像情報すなわちこの領域のビューの正確な記述。通常はBMPフォーマットである。
第9データ109は、下記パラメーターを有するが、下記パラメーターに限定されるものではない。
9.1 ビューの中の画像の位置
9.2 ビューの中の画像の大きさ
9.3 TIF、WMF、JPG、BMP、EMF、PNG、GIF、PCX、及びTGAから選択される画像形式又は独自に定義される描画コマンド列による画像情報。前記画像形式の中でBMPが特に好ましい。
ステップ606:メインモジュールのダイナミック検出ロジックの処理
ステップ701:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールの初期化の開始
ステップ702:マウス演算モジュールの作成と初期化
マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールは、第2データ102を受信した後に、第2データ102を保存する。そして、マウス演算モジュールを作成し、第3データ103を第2データ102に従ってマウス演算モジュールに転送する。
第3データ103は、下記パラメーターを有する。しかし、下記パラメーターに限定されるものではない。
3.1 画面に対するウィンドウの位置とサイズ
3.2 ドキュメントウィンドウに対するビューの位置とサイズ
3.3 ビューの模擬マウスの移動境界
3.4 画面に対するシステムマウスの現在位置
ステップ703:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールによってマウス描画モジュールが作成される。
マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールは、第4データ104を第2データ102に従ってマウス描画モジュールに転送する。そして、マウス描画モジュールがこの情報を保存する。
第4データ104は、下記パラメーターを有する。しかし、下記パラメーターに限定されるものではない。
4.1 ビューに対するマウスの大きさ
4.2 マウスの形の記述。マウスの形の記述は下記を含むが、下記に限定されるものではない。
4.2.1 TIF、WMF、JPG、BMP、EMF、PNG、GIF、PCX、及びTGAから選択される画像形式のマウスの形。前記画像形式の中でBMPが特に好ましい。
4.2.2 マウスの形状の記述
4.2.3 マウスの色
4.3 マウスの形に対するマウスのホットポイントの位置
ステップ704:ビューに対するマウスの相対位置を計算し、計算した相対位置をメインモジュールに転送する。
マウス演算モジュールが第3データ103を受信した時、マウス演算モジュールはコンピューターシステムのシステムマウスの位置が模擬マウスの移動境界内に或るかどうか決定するために計算をする。そして、この情報をマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送する。マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールはこの情報を保存する。
メインモジュールが模擬マウスを必要とする全てのビューを作成を終えた時、メインモジュールは、サブモジュールとビューの一対一の対応関係を作る。第5データ105は対応関係のデータ記述を有する。
第5データ105は、下記パラメーターを有する。しかし、下記パラメーターに限定されるものではない。
5.1 ドキュメントウィンドウ識別子
5.2 ビュー識別子
5.3 ビューのマウスシミュレーションサブデバイスの識別子
705:初期化終わり
ステップ801:メインモジュールのダイナミック検出ロジックを開始する。
ステップ802:メインモジュールはマウスの移動とビューの変更を検出する。マウスが移動するなら、ステップ804に進む。ビューがズームインまたはズームアウトするなら、ステップ803に進む。
ステップ803:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに、ビューサイズを変更するように通知し、ステップ806に進む。
ステップ804:マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに、マウスの相対位置の変更を通知する。
マウスシミュレーションモジュールのそれぞれのビューサブモジュールに保存された第8データ108は、メインモジュールからの要求によってメインモジュールに転送される。そして、データはドキュメント描画モジュールに転送される。
ステップ805:或るビュー領域に現在のシステムマウスが位置しているかどうか決定するために計算する。メインモジュールは、新しいシステムマウスの位置をマウスシミュレーションモジュールのそれぞれのビューサブモジュールに転送する。この情報を受信した後、マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールはシステムマウス位置が対応する模擬マウスの移動境界内にあるかどうか決定するために計算する。そして、この情報をメインモジュールに送る。
もし、或るビュー領域内に現在のシステムマウスが位置しているなら、ステップ806に進む。そうでなければ、ステップ809に進む。
ステップ806:模擬マウスを消去し、ステップ807に進む。
メインモジュールは、マウスシミュレーションモジュールの対応するビューサブモジュールから第8データ108を取り出す。そして、メインモジュールは、ドキュメント描画モジュールに、第8データ108の模擬マウス位置に従って第8データ108を再作成し、再作成された第8データ108をメインモジュールに転送するように要求する。マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールに転送し保存する。
ドキュメント描画モジュールは、第8データ108に下がて、マウスによって覆われる場所を回復する。前回にマウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールによって保存された第8データ108が無い場合は、それについて何もしない。
ステップ807:システムマウスを隠す
ステップ808:模擬マウスを描画し、ステップ810に進む
ステップ809:模擬マウスを消去し、ステップ801に進む
ステップ810:ユーザーは指示をし、プログラムはマウスシミュレーションを終了するかどうか決定する。もし、終了する場合は、ステップ505に進み、終了しない場合は、ステップ801に進む。
ステップ901:模擬マウスの描画の開始
ステップ902:それぞれのビューのそれぞれの模擬マウスの位置を計算し、第7データ107を取得する。
ステップ903:模擬マウスによって覆われるビュー領域を保存し、第8データ108を取得する。
ステップ904:マウスの形状の記述に基づいて模擬マウスを描画し、第9データ109を取得する。そして、メインモジュールは、第9データ109をドキュメント描画モジュールに転送し、これにより、ドキュメント描画モジュールは、第9データ109に従って対応する表示領域に模擬マウスを描画することができる。
ステップ905:模擬マウス描画終了
102 第2データ
103 第3データ
104 第4データ
105 第5データ
106 第6データ
107 第7データ
108 第8データ
109 第9データ
1 サムネールビュー
2 サムネールビュー
3 サムネールビュー
4 サムネールビュー
5 サムネールビュー
6 サムネールビュー
60 ビュー
600 拡大ビュー
Claims (9)
- アプリケーションソフトウェアを開始し、同時にウィンドウ管理モジュールを開始し、その後ドキュメントを開き、その後ドキュメント描画モジュールを開始するステップ501と、
ユーザーが指示をし、上記アプリケーションソフトウェアがマウスをシミュレートするかどうか判断するステップ502と、
上記アプリケーションソフトウェアが上記マウスをシミュレートすることを決定する場合に、マウスシミュレーションモジュールのメインモジュールが上記アプリケーションソフトウェアによって開始され、上記ウィンドウ管理モジュールから上記メインモジュールに第1データが転送されるステップ503と、
上記メインモジュールが上記ユーザーの要求に応じて少なくとも2つの表示画面領域に同時にマウスポインターを表示するためにマウスシミュレーションロジックを実行するステップ504と、
上記アプリケーションソフトウェアが上記マウスをシミュレートしないことを決定する場合に、上記アプリケーションソフトウェアは上記メインモジュールを破棄するステップ505と、
終了するステップ506と、
をコンピューターで実行し、
上記ステップ504は更に、
上記メインモジュールのロジックを開始するステップ601と、
要求に応じて、上記マウスシミュレーションモジュールのビューサブモジュールを作成するステップ602と、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールを初期化するステップ603と、
或るビュー領域に現在のシステムマウスが位置しているかどうか決定するために計算し、もし上記或るビュー領域に上記現在のシステムマウスが位置していると決定された場合にステップ605に進み、もし上記或るビュー領域に上記現在のシステムマウスが位置していないと決定された場合にステップ606に進む処理を行うステップ604と、
上記メインモジュールが上記システムマウスを隠し、模擬マウスを描画するステップ605と、
上記メインモジュールのダイナミック検出ロジックの処理を実行するステップ606と、
を有し、
上記ステップ606は更に、
上記メインモジュールの上記ダイナミック検出ロジックを開始するステップ801と、
上記メインモジュールは上記マウスの動きとビューの変更を検出し、もし上記マウスが動いた場合はステップ804に進み、もし上記ビューがズームイン又はズームアウトした場合はステップ803に進む処理を行うステップ802と、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールに上記ビューの大きさを変更することを通知し、ステップ806に進む処理を行うステップ803と、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールに上記マウスの相対位置の変更を通知するステップ804と、
上記或るビュー領域に上記現在のシステムマウスが位置しているかどうか決定するために計算し、もし上記或るビュー領域に上記現在のシステムマウスが位置していると決定された場合にステップ806に進み、上記或るビュー領域に上記現在のシステムマウスが位置していないと決定された場合にステップ809に進む処理を行うステップ805と、
上記模擬マウスを消去し、ステップ807に進む処理を行うステップ806と、
上記システムマウスを隠すステップ807と、
上記模擬マウスを描画し、ステップ810に進む処理を行うステップ808と、
上記模擬マウスを消去し、ステップ801に進む処理を行うステップ809と、
上記ユーザーが指示をして、プログラムがマウスシミュレーションを終了するかどうか判断し、もし終了すると判断された場合はステップ505に進み、もし終了しないと判断された場合はステップ801に進む処理を行うステップ810と
を有すること
を特徴とする複数の上記表示画面領域に同時に上記マウスポインターを表示する方法。 - 上記ステップ603は更に、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールの初期化を開始するステップ701と、
マウス演算モジュールを作成し初期化するステップ702と、
上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールによってマウス描画モジュールを作成するステップ703と、
ビューに対する上記マウスの相対位置を計算し、上記相対位置を上記メインモジュールに転送するステップ704と、
上記初期化を終了するステップ705と
を有することを特徴とする請求項1に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法。 - 上記ステップ808は更に、
上記模擬マウスの描画を開始するステップ901と、
それぞれの上記ビューでそれぞれの上記模擬マウスの位置を計算して、第7データを得るステップ902と、
上記模擬マウスによって覆われた上記ビュー領域を保存して、第8データを得るステップ903と、
マウス形状の記述に基づき上記模擬マウスを描画して、第9データを得るステップ904と、
上記模擬マウス描画を終了するステップ905と
を有することを特徴とする請求項1に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法。 - 上記ステップ606の上記メインモジュールの上記ダイナミック検出ロジックの処理は、アクティブ方式で実行され、
上記アクティブ方式で実行されるとは、すなわち、上記メインモジュールがシステムの実行フローを制御し続け、随時システム状態をチェックし続け、上記システムマウスの動きが、OS(Operating System)で動作するAPI(Application Program Interface)によって検出されること
であることを特徴とする請求項1に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法。 - 上記ステップ606の上記メインモジュールの上記ダイナミック検出ロジックの処理は、非アクティブ方式で実行され、
上記非アクティブ方式で実行されるとは、すなわち、システムは上記メインモジュールによって部分的に制御され、より具体的には、上記システムの実行フローは上記アプリケーションソフトウェアそのものによって制御されたままであり、上記メインモジュールはフィルタリングされたイベントやメッセージを上記アプリケーションソフトウェアに送り、上記イベントやメッセージが発生した場合は、上記アプリケーションソフトウェアは上記メインモジュールに上記イベント関連のデータを送り、上記メインモジュールは上記メインモジュールが上記イベント関連のデータを処理すると決定した場合には独自の制御プロセスを実行し、処理後に元に戻り、上記アプリケーションソフトウェアは上記イベントを再び検出し始め、これを繰り返すこと
であることを特徴とする請求項1に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法。 - マウス画像をシミュレートせずにシステムマウスを直接使うことにより、上記マウスシミュレーションモジュールの上記ビューサブモジュールが、現在のビューの上記模擬マウスの画像情報を計算し保存することなく、上記フォーカルビューに関して上記模擬マウスの位置及び対応する相対的な位置を計算するだけの方法によって、上記フォーカルビューの上記模擬マウスがシミュレートされることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法。
- 請求項1、2、3、4、5、又は6に記載の複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法を実行するマウスシミュレーションプログラムであって、
上記マウスシミュレーションプログラムは、上記メインモジュールと上記ビューサブモジュールを有し、
上記メインモジュールは上記アプリケーションソフトウェアからの上記模擬マウスの要求を管理し、上記メインモジュールは上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールを作成及び破棄する責任を負い、また、上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュール同士の調整を行う責任を負い、上記メインモジュールは上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールと上記アプリケーションソフトウェアの間でデータ交換ブリッジとして機能し、また同時に上記メインモジュールは上記システムマウスの現在の状態を検出する責任があり、
上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールは、上記アプリケーションソフトウェアのそれぞれのビューにおいて上記アプリケーションソフトウェアのマウスシミュレーションタスクを特定のマウスシミュレーションサブタスクに1つずつ分割し、シミュレートされるべきそれぞれのビューを上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールに対応させることを特徴とする上記マウスシミュレーションプログラム。 - 上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールは、マウス演算モジュールとマウス描画モジュールを有し、
上記マウス演算モジュールは、上記マウスシミュレーションプログラムの上記ビューサブモジュールに関するビュー情報と上記システムマウスの位置情報を収集し、上記模擬マウスの場所、大きさ、形、及びその他のパラメーターを計算し、
上記マウス描画モジュールは、上記マウス演算モジュールによって計算された結果に基づいてドキュメント描画モジュールを呼び出し、上記模擬マウスを描画することを特徴とする請求項7に記載のマウスシミュレーションプログラム。 - コンピューターマウスと、
アプリケーションソフトウェアと
を有することを特徴とする複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する装置であって、
上記アプリケーションソフトウェアは、ウィンドウ管理モジュールとドキュメント描画モジュールを有し、
上記ウィンドウ管理モジュールは、グラフィカルユーザーインターフェースをサポートするオペレーティングシステムのもとで上記アプリケーションソフトウェアを動作させるための基本モジュールとして機能し、上記ウィンドウ管理モジュールは、上記オペレーティングシステムによって提供されるウィンドウ管理機能と協調して動作し、上記ウィンドウ管理モジュールは、上記オペレーティングシステムから上記アプリケーションソフトウェアに送られるウィンドウ管理関連情報を主として処理し、
上記ドキュメント描画モジュールはソフトウェアの論理的データをユーザーに理解可能なグラフィックや画像の群に変換し、上記アプリケーションソフトウェアのデータを上記オペレーティングシステムの画像描画命令を呼び出すことにより様々なテキストの画像、グラフィックの画像、又はテーブルの画像に変換し、上記アプリケーションソフトウェアの他のモジュールのデータを上記ドキュメント描画モジュールのサービスを呼び出すことにより上記アプリケーションソフトウェアのウィンドウで見られるようなユーザーが理解できる画像に変換し、
上記アプリケーションソフトウェアは更に、請求項7又は8に記載のマウスシミュレーションプログラムを有する
ことを特徴とする上記装置。
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