JP2003067105A - 情報機器装置 - Google Patents

情報機器装置

Info

Publication number
JP2003067105A
JP2003067105A JP2001253495A JP2001253495A JP2003067105A JP 2003067105 A JP2003067105 A JP 2003067105A JP 2001253495 A JP2001253495 A JP 2001253495A JP 2001253495 A JP2001253495 A JP 2001253495A JP 2003067105 A JP2003067105 A JP 2003067105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
screen
main
displayed
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001253495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sakai
達也 酒井
Norihiko Imaki
則彦 今来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001253495A priority Critical patent/JP2003067105A/ja
Publication of JP2003067105A publication Critical patent/JP2003067105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、情報機器装置に関し、表示され
る操作側及び投影側の2つのカーソルについてそのカー
ソル表示を適切に制御することにより、プレゼンテーシ
ョンの操作をより容易にすることができる情報機器装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】 複数の画面を表示する画面表示部と、少
なくとも1つのカーソルを前記表示部に重ねて表示する
カーソル表示部とを備え、画面表示部が、スクリーンに
投影する資料を表示するための主表示領域と、主表示領
域に表示される資料とは異なる資料を表示する副表示領
域とからなり、カーソル表示部が、前記スクリーンに投
影されることのない主カーソルと、前記スクリーンに投
影され、かつ移動範囲が前記主表示領域に限定される副
カーソルとを備え、主カーソルのみが表示されている状
態で、主カーソルによって主表示領域内の任意の点を指
定したとき、副カーソルを前記指定された任意の点の位
置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報機器装置に関
し、特に、オンスクリーンプレゼンテーションで用いら
れ、カーソル等の表示制御をする情報機器装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータに代表さ
れる情報機器を利用して、オンスクリーンプレゼンテー
ション行うためのシステムとして、『画面投影表示シス
テム(特開平9−128178号公報)』が提案されている。
これには、情報機器本体側に表示されている複数個の画
面(ウインドウ)のうち、任意の画面(ウインドウ)だ
けをスクリーン投影するシステムについて、開示されて
いる。
【0003】また、『表示制御装置及び表示制御プログ
ラムを記憶した記憶媒体(特開2000−339130号公報)』
には、外部モニタに出力すべき画面(ウインドウ)を、
外部モニタの解像度(表示画面サイズ)に拡大変換して
出力制御する表示制御方法について、開示されている。
【0004】また、『情報表示説明装置(特開昭63−47
794号公報)』には、パーソナルコンピュータに代表さ
れる情報機器を利用して、オンスクリーンプレゼンテー
ション行うためのシステムにおいて、情報機器本体側の
表示装置に表示出力されているカーソルとは異なる、も
う1つのカーソルをスクリーン投影画面に表示させ、情
報機器本体側のカーソルは、スクリーン投影画面には表
示させない情報表示説明装置について、開示されてい
る。
【0005】この装置は、スクリーンに投影されている
画面の注目点を指し示しながらプレゼンテーションを行
う際に、プレゼンテーションの際の一般的な行為に対し
て、パーソナルコンピュータ(本体)側のカーソルは、
一般に、発表資料画面のぺ−ジ送り等の操作ポイントを
示すものであるが、聞き手にとって無意味なものである
ので、投影画面には表示しないように制御しようとする
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本体側に表
示されている画面(ウインドウ)が複数個存在し、その
うちの任意の画面(ウインドウ)がスクリーン投影され
ているシステム、すなわち、特開平9−128178号公報や
特開2000−339130号公報等に開示されているシステムに
おいては、投影画面にぺ−ジ送り等の操作ポイントを示
すものを表示すると、聞き手に不快感を与えることがあ
る。このような場合に、前記した特開昭63−4779
4号公報に開示された情報表示説明装置を利用すれば、
聞き手にとっては表示が見やすく好都合である。
【0007】しかし、単純に、この情報表示説明装置の
機能を適合した場合、画面(ウインドウ)毎にカーソル
が存在する事になり、本体側の表示画面は、全体が非常
に見づらいものに成り得る。
【0008】また、情報表示説明装置では、ドラッグ
(マウススイッチON状態での移動)操作で、本体側のカ
ーソルの移動に追従して投影画面用のカーソルが移動さ
れる。しかし、複数画面(ウインドウ)の場合、本体側
の表示領域を、投影画面用に占有していないので、すな
わち、本体側に表示されている投影画面の表示サイズは
小さいので、少しの移動(ドラッグ)操作が大きなカー
ソル移動となり、目的とする位置ヘのカーソルの移動/
ポイントが困難である。
【0009】さらに、従来の投影画面と本体側の表示領
域に表示されている表示内容が一致するシステムでは、
本体側のマウスカーソルは、主に、発表資料画面のぺ−
ジ送りを指示するために用いられるが、複数画面のシス
テムでは、投影する画面の指定操作も主になることか
ら、マウスカーソルが、画面間を横切る操作をしたり、
画面内に移動させたり等、本体側の表示領域に対する位
置関係を示す役割が、従来に比べ非常に強くなる。すな
わち、オンスクリーンプレゼンテーションシステムとし
てのユーザーインタフェースに関して、投影画面側のカ
ーソルを表示制御する場合において、本体側のカーソル
についても考慮する必要がある。
【0010】この発明は、以上のような事情を考慮して
なされたものであり、操作側及び投影側のカーソルの表
示を適切に制御することにより、プレゼンテーションの
操作をより容易にすることのできる情報機器装置を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の画面
を表示する画面表示部と、少なくとも1つのカーソルを
前記表示部に重ねて表示するカーソル表示部とを備え、
前記画面表示部が、スクリーンに投影する資料を表示す
るための主表示領域と、前記主表示領域に表示される資
料とは異なる資料を表示する副表示領域とからなり、カ
ーソル表示部が、前記スクリーンに投影されることのな
い主カーソルと、前記スクリーンに投影され、かつ移動
範囲が前記主表示領域に限定される副カーソルとを備
え、前記主カーソルのみが表示されている状態で、主カ
ーソルによって主表示領域内の任意の点を指定したと
き、前記副カーソルを前記指定された任意の点の位置に
表示し、その後の移動操作に従い、主表示領域内におい
て副カーソルを移動させることを特徴とする情報機器装
置を提供するものである。ここで、前記副カーソルを表
示するときに、前記主カーソルを消去してもよい。
【0012】これによれば、情報機器装置の利用者の意
思により、スクリーン上に表示させたい場合のみ副カー
ソルを表示させることができるので、この情報機器装置
を用いたプレゼンテーションの操作性を向上できる。ま
た、主カーソルを消去した場合は、情報機器装置の利用
者によりわかりやすい表示をすることができ、利用者の
誤動作を防止できる。
【0013】また、前記副カーソルのみが表示されてい
る状態で、副カーソルによって主表示領域の任意の点を
指定したとき、前記主カーソルを前記指定された任意の
点の位置に表示し、その後の移動操作に従い主カーソル
を移動させてもよい。さらに、前記主カーソル及び副カ
ーソルが表示されている状態で、前記主カーソルが、前
記主表示領域内の任意の点を指定したとき、前記主カー
ソルによって指定された任意の点の位置に副カーソルを
移動してもよい。
【0014】ここで、前記副カーソルを移動する際に、
副カーソルの移動前の位置から、指定された任意の点の
位置までの間に、一定時間間隔で副カーソルの軌跡を表
示してもよい。これによれば、スクリーンを見ている者
が、軌跡を目で追うことができるので、移動後のカーソ
ルの位置がわかりやすい。また、前記主カーソル及び副
カーソルが表示されている状態で、前記主カーソルが、
前記主表示領域外の任意の点を指定したとき、前記副カ
ーソルを消去してもよい。
【0015】この発明は、画面表示部の表示領域に、ス
クリーンに投影する資料を表示し、画面表示部の副表示
領域に、前記主表示領域に表示される資料とは異なる資
料を表示し、さらに前記スクリーンに投影されることの
ない前記主カーソルのみが表示されている状態で、主カ
ーソルが主表示領域内の任意の点を指定したとき、前記
指定された任意の点の位置に前記スクリーンに投影さ
れ、かつ移動範囲が前記主表示領域に限定される副カー
ソルを表示し、その後の移動操作に従い、主表示領域内
において副カーソルを移動させるカーソル移動機能をコ
ンピュータに実現するための情報機器装置のプログラム
を提供するものである。また、情報機器装置のプログラ
ムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば
RAM,ROM,ハードディスクに記録され、あるい
は、ネットワークを介してサーバなどから情報機器装置
のメモリにダウンロードされる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施形態例を、図
1のブロック構成図、ならびに、図2のシステム外観イメ
ージ図を用いて説明する。図1及び2に示されるとおり、
本実施例の表示システムは、情報機器装置100を有す
る。これには、プレゼンテーション用の資料(表示用デ
ータ)等が格納されているハードディスクに代表される
記憶装置40と、プレゼンテーション用の資料の表示選択
指定等を行うのためのマウス及びキーボード等の入力装
置20が備えられる。入力装置20は本発明では、マウス
入力制御を主たる制御対象とする入力デバイスが用いら
れる。
【0017】さらに、本体内に備えられている表示装置
30とその表示装置への表示データの格納域であるビデオ
メモリ35、また、ビデオカメラから出力される映像デー
タを入力するためのインタフェース(Video In)が含ま
れる。
【0018】演算制御(メインCPUで演算制御)できる
データ形式に変換するためのA/Dコンバータ50を含
む。一般に、ビデオカメラから入力されるデータはアナ
ログデータで、演算制御できるデータ(表示データ)は
デジタルデータであるので、A/Dコンバータ50と名づけ
ているが、例えば、MPEGデータ形式で出力されたものを
入力し、表示データに変換するMPEGデコーダも、本ブロ
ック50の具体例の1つでもある。すなわち、A/Dコンバ
ータ50は、映像データをビデオメモリのデータ形式/
表示データ形式に変換するブロックを意味する。
【0019】また、外付けCRTに出力するためのインタ
フェース(RGB Out)と、ビデオメモリ 35に記憶され
ているデータと同形式(デジタルデータ)のデータを外
付けCRT出力データに変換するためのD/Aコンバータ55
を含む。また、これらのデバイスを制御する主制御部10
(プレゼンテーションシステムプログラム)、ならび
に、主制御部10内で利用される定数や変数を記憶するメ
モリ25を含む。メモリ25内には、図26に示す変数等
が記憶され、記憶装置40内には、図26に示す変数等
が記憶される。
【0020】さらにこの表示システムは、情報機器装置
100のVideo Inインタフェースに接続されているビデオ
カメラ200、情報機器装置100のRGB Outインタフェース
に接続され、RGBデータをVideoデータに変換出力するた
めのスキャンコンバータ300、スキャンコンバータ300の
Video Outインタフェースに接続されているプロジェク
タ400とプロジェクタ400の投影内容を映し出すスクリー
ン500とから構成される。
【0021】なお、主制御部10は、CPU、RAM、ROM、I/O
インタフェースなどから構成され、各ブロックの機能を
実行させるためのウインドウシステム等のOS(オペレー
ティングシステム)とアプリケーションプログラムの2
つのブロックのプログラムがROM等に記憶されている。
このようなソフトウェア構成により、複数のアプリケー
ションプログラムが、同時に実行可能な形態となってい
る。ただし、この実施例では、この発明を特徴づけるプ
レゼンテーションプログラムのみが、RAMまたはROM内に
記憶され、CPUで実行されるものとして説明するが、こ
の他のプログラムが同時に実行されていてもよい。
【0022】また、情報機器装置100の構成として、モ
ニタテレビなどを接続するために、VideoOutするインタ
フェースを備えてもよい。
【0023】<画面仕様>次に、図15〜25を用いて、主
制御部10(プレゼンテーションプログラム)の動作によ
り表示される画面仕様の一実施例について説明する。図
15は、本プレゼンテーションプログラムの画面仕様、す
なわち個々の表示オブジェクトとその表示オブジェクト
の内容)を示している。アプリケーション全体のウイン
ドウW0内には、プレゼンテーション用資料を表示するた
めの6つの画面W1〜W6(ウインドウ)が存在する。
【0024】画面W1(メイン/投影資料用ウインドウ)
は、主に、プロジェクタ400に出力される資料が表示さ
れる画面領域である。画面W2〜W5(資料表示ウインド
ウ)は、W1に表示されている資料のプレゼンテーション
順序の前後2つ分の資料が表示される画面領域である。
画面W6(バックアップ資料表示ウインドウ)は、前述の
画面W2〜W5に表示されている資料以外の資料も、すぐに
投影したいと言う要望に対応するために、後述するIo3
(バックアップ指定オブジェクト)のクリック操作によ
って、一時退避された資料が表示される画面領域であ
る。
【0025】次に、Io1(次頁指定オブジェクト)、Io2
(前頁指定オブジェクト)は、それぞれ表示資料を次に
進める表示オブジェクト、資料を前に戻すための表示オ
ブジェクトで、利用者がどちらかの表示領域をクリック
操作することにより表示内容が切りかえられる。
【0026】また、Io3(バックアップ指定オブジェク
ト)は、過去に表示/プレゼンテーションした資料を後
からすぐに投影させることができるように、画面W1に表
示されている資料を画面W6に割当指定するための表示オ
ブジェクトで、Io1、Io2と同様利用者がこの表示領域を
クリック操作することにより画面表示内容が切りかえら
れる。
【0027】また、Oo1(3以上前の資料の存在有無を示
すオブジェクト)、Oo2(3以上後の資料の存在有無を示
すオブジェクト)は、画面W1〜W5に表示されている資料
以外に資料が存在するか否かを利用者に提示するための
表示オブジェクトである。
【0028】なお、後述する制御部10の制御内容では、
このOo1やOo2領域をクリックしても何ら制御されないも
のとしているが、たとえば、Oo1の領域を操作すると、W
2、W3の表示内容の変更ができ、逆に、Oo2の領域を操作
すると、W4、W5の表示内容の変更ができるようにしても
よいであろう。ただし、この場合には、デフォルト状態
(W2:−1、W3:−2、W4:+1、W5:+2)に戻す等の手
段を設けたほうが好ましい。また、この実施例において
も従来の投影表示システムと同様に、C1(操作用/主カ
ーソル)とC2(投影用/副カーソル)との2つのカーソ
ルを表示するものとする。
【0029】ここで、この発明では、カーソルC1は、一
切、スクリーン500上には投影されることはなく、ま
た、カーソルC2は、画面W1領域外へ移動することがない
ように制御されることを特徴とする。
【0030】次に、図16〜25に、マウス操作ごとの画面
仕様について説明する。まず、図16は、C1(主カーソ
ル)のみが表示されている状態(Cflg=0:本状態がデ
フォルト)で、カーソルC1(主カーソル)をW1内に移動
後、マウスをクリック操作した時の情報機器装置100側
の表示装置30の表示変化[画面1から画面2]を示してい
る。ここで、クリックとは、マウスの左ボタンをONした
後、すぐにOFFすることを意味する。
【0031】このW1内でのクリック操作は、操作対象カ
ーソルを、C1(主カーソル)からC2(副カーソル)に切
り替える操作を意味し、この操作と同時に、投影画面
(スクリーン500)には、C2(副カーソル)のみが表示
される[画面2]。この操作では、変数Cflg値が0値から
1値に変化する。
【0032】この操作の後は、カーソルC2(副カーソ
ル)が、マウス移動操作対象として制御される。なお、
対象カーソルの切替と同時に、表示装置30の画面上で
は、主カーソルC1の消去制御をするが、消去しないよう
にしてもよい。ただし、操作者(プレゼンテ一夕)に投
影画面500上にカーソルC2が表示されたことを明確に確
認できるようにするためには、主カーソルC1は消去した
方が好ましい。
【0033】次に、図17は、C2(副カーソル)のみが表
示されている状態(Cflg=1)で、マウスをクリック操
作した時の情報機器装置100側の表示装置30の表示変化
[画面2から画面3]を示している。ここで、前記したよう
に、カーソルC2(副カーソル)は、画面W1の表示範囲内
から外に移動することはない。
【0034】この操作は、操作(移動)対象カーソル
を、C2(副カーソル)からC1(主カーソル)に切り替え
る操作を意味している。CPUの内部制御としては、変数C
flg値が1値から−1値に変化する。
【0035】図17の場合、前述した図16のC1(主カーソ
ル)からC2(副カーソル)への切替と異なり、C2(副カ
ーソル)の消去制御は行わない。すなわち、投影画面
(スクリーン500)上には、C2(副カーソル)が表示さ
れるままとし、表示装置30の画面[画面3]には、2つのカ
ーソルC1とC2とが表示されることになる。
【0036】上記理由は、C1(主カーソル)と異なり、
C2(副カーソル)は、操作者だけが見ているものでな
く、プレゼンテーションを視聴している観衆も見ている
からである。対象カーソルをC2(副カーソル)からC1
(主カーソル)に切り替える時に、C2(副カーソル)を
消去することは、『スクリーン上のカーソルを消去す
る』もしくは『スクリーン上のカーソル表示と、情報機
器側の表示装置内に表示されているカーソル表示とが異
なる場合がある』のいずれかを意味し、前者は観衆が、
後者は操作者が混乱を招く事になるからである。
【0037】次に、図18は、C2(副カーソル)のみが表
示されている状態[画面2](Cflg=1)で、マウスの移動
操作をした時の状態[画面4]を示している。図16の[画面
1]のC1(主カーソル)のみが表示されている状態(Cflg
=0)の時と同様、表示されているカーソルC2を対象
に、マウス移動操作に応じたカーソル移動が行われるこ
とになる。
【0038】ただし、カーソルC2(副カーソル)の場
合、W1の範囲内で移動すること、表示装置30のみならず
スクリーン上のカーソルも同様に移動すること、さら
に、後述するように、マウス操作に対するカーソル移動
変化量はカーソルC1よりも小さくなることが、C1(主カ
ーソル)と比較して異なる。
【0039】次に、図19は、カーソルC1(主カーソル)
とC2(副カーソル)が同時に表示されている状態[画面
5](Cflg=−1:前述した図17の[画面3]の状態)で、C1
(主カーソル)をW1内の1点をクリック操作した時の表
示変化[画面6]を示している。
【0040】この操作は、C1(主カーソル)とC2(副カ
ーソル)とが同時に表示されている状態(Cflg=−1)
での、C2(副カーソル)の位置を変更する操作に対応す
るものである。このカーソルC1のクリック操作により、
C2(副カーソル)位置がC1(主カーソル)位置へカーソ
ル移動される。
【0041】この場合、情報機器装置100側の表示装置3
0に表示されているC2(副カーソル)は、クリックと同
時に、単に、C1(主カーソル)位置にC2(副カーソル)
を表示するようにしてもよい。しかし、スクリーン500
にはC1(主カーソル)が表示されておらず、突然C2(副
カーソル)の大きな位置変化が起こるので、視聴者の眼
が追随できない可能性がある。そこで、カーソルC2のマ
ウス移動遷移が確認できるように、[画面6]に示すよう
に軌跡表示制御を行ってもよい。
【0042】次に、図20は、C1(主カーソル)とC2(副
カーソル)が同時に表示されている状態(Cflg=−1)
で、C1(主カーソル)を移動させて、画面W1外であっ
て、画面W2〜W6やIo1〜Io3等の表示オブジェクトの表示
範囲外の1点をマウスでクリック操作した時の情報機器
装置100側の表示装置30の表示変化[画面7から画面8]を
示している。
【0043】この操作は、C2(副カーソル)の消去(Cf
lg=0状態への遷移)を意味しており、この操作によっ
て、スクリーン500のC2(副カーソル)も消去される。
なお、画面W1外の領域でのカーソルC1によるクリック操
作でのカーソルC2の消去は、図19で説明したC2(副カー
ソル)のカーソル移動を、画面W1外に拡張させた仕様で
あるとも考えられる。この操作は、利用者に違和感を与
えず、新たな操作仕様を覚えなくても良いという利益を
与える。
【0044】次に、図21、22は、Io1(次頁指定オブジ
ェクト)もしくはIo2(前頁指定オブジェクト)の表示
領域をクリック操作した時の情報機器装置100側の表示
装置30の表示変化を示している[画面9から画面10、画面
11から画面12]。この操作によって、画面W1〜W5の個々
の画面(ウインドウ)は、Io1(次頁指定)に対して
は、現行資料の次の資料が、Io2(前頁指定)に対して
は、現行資料の前の資料が割り当てられ、さらに、新た
に割り当てられた資料の表示制御がなされる。また、当
然、画面W1に対して新たに割り当てられた資料は、スク
リーン500に対しても出力される。
【0045】なお、各種詳細な制御内容については後述
するが、マウスカーソル状態は初期状態(Cflg=0)
で、さらに、各画面W1〜W5に対しての表示更新制御と同
時に、Oo1(3以上前の資料の存在有無を示すオブジェク
ト)、Oo2(3以上後の資料の存在有無を示すオブジェク
ト)の表示更新処理もなされる。
【0046】次に、図23は、W2〜W6(W1を除く、資料表
示ウインドウ)の表示領域をクリック操作した時の情報
機器装置100側の表示装置30の表示変化を示している[画
面13から画面14]。この操作は、W1以外の画面(ウイン
ドウ)に割り当てられている資料を、スクリーン500に
出力する操作を意味し、図示化されていないが、図23で
は、W2(1つ前の資料画面)に割り当てられている資料
がスクリーン500に出力される事になる。
【0047】画面14では、このW1以外の画面がスクリー
ン500に出力されている状態を操作者に示すため、W1の
フレーム(表示枠)は破線状態に、また、スクリーン50
0に出力されている画面W2のフレーム(表示枠)は2重線
状態に、変化させる。なお、この状態へ遷移した場合に
は、スクリーン500出力用のC2(副カーソル)に関する
表示処理や対象カーソルの変更制御等はされない。
【0048】すなわち、この図23の機能は、プレゼンテ
ーション中の主機能として位置づけられたものではな
く、現在説明している資料の補足説明等を目的とした要
求として挙げられる『直前の資料を再度スクリーンに表
示させたい』という要求に対応した、副次的な機能であ
る。
【0049】なお、『かなり前の資料を一時的にスクリ
ーンに表示すること』に関しては、W6(バックアップ資
料表示ウインドウ)をクリックとする操作と、後述する
Io3(バックアップ指定オブジェクト)の操作を併用す
ればよい。
【0050】次に、図24は、上述したW1以外の画面がス
クリーン500に出力されている状態で、W1の表示領域を
クリック操作した時の情報機器装置100側の表示装置30
の表示変化[画面15から画面16]を示している。この操作
は、W1以外の画面がスクリーン500に出力されている状
態を解除する操作を意味し、この操作によって、初期状
態のときにW1に表示されていた資料がスクリーン500に
出力される。この初期状態に移行したことを操作者に示
すため、画面16では、W1〜W6のフレーム(表示枠)は初
期の実線状態に変化している。また、マウスカーソルに
ついても、初期状態(Cflg=0)に戻している。
【0051】最後に、図25は、Io3(バックアップ指定
オブジェクト)の表示領域をクリック操作した時の情報
機器装置100側の表示装置30の表示変化を示している[画
面17から画面18]。この操作は、現在W1に割り当てられ
ている資料をW6に割り当てるための操作を意味する。こ
の操作によって、画面18に示すように画面W1に割り当て
られている資料が画面W6にも表示される。また、この操
作によるスクリーン500の表示内容は変更されない。こ
の操作は、この後に操作されるであろうW6内のクリック
操作、すなわち、W6に割り当てた資料を一時的にスクリ
ーン500に出力するための準備操作に応じた機能であ
る。
【0052】言いかえれば、この機能は、プレゼンテー
ション中の主機能として位置づけられたものではなく、
現在説明している資料の補足説明等を目的とし、『以前
に説明した資料を再度スクリーンに表示させたい』とい
う要求に対応した、副次的な機能であると言うことがで
きる。以上が、主制御部10(本プレゼンテーションプロ
グラム)の画面仕様の一実施例である。
【0053】<主制御部の制御内容>次に、図3〜14を
用いて、主制御部10の制御内容について説明する。図3
は、主制御部10の初期化処理のフローチャートを示して
いる。情報機器装置100の主電源が投入されると、図3の
処理が開始される。
【0054】図26に、メモリ25内の変数及び定数の説明
図を示す。まず、図26に示される、W1に割り当てられて
いる資料Noを意味する変数p、W6に割り当てられている
資料Noを意味する変数BKp、さらには、スクリーン500に
出力する画面(ウインドウ)を意味する変数SelWndを、
それぞれ、0、−1、W1に初期化する(S1)。
【0055】次に、アプリ(親)画面W0のフレーム(画
面枠やタイトルバー等)、および、Io1〜Io3の表示オブ
ジェクトの初期表示処理(S2)をする。次に、後述する
サブルーチンWinDspを個々に呼出し、各資料表示画面W1
〜W6の初期表示処理(S3)をする。さらに、資料データ
ベースPrsnの資料数(図26に示される定数DTMAX値がプ
レゼンテーションの資料数を示す)に応じて、Oo1、Oo2
の初期表示処理(S4)を行う。
【0056】ここで、ステップS3のサブルーチンWinDsp
は、割り当てられている資料と表示領域の2つのパラメ
ータを与えて呼び出されるもので、資料内容を表示領域
内に表示するサブルーチンである。
【0057】次に、ステップS5において、図26に示され
る操作用(主)カーソルC1の位置を意味する変数WCxとW
Cy、カーソルの表示状態を意味する変数Cflg、投影用
(副)カーソルC2の位置を意味する変数PCx,PCyを、そ
れぞれ、W1の中央付近、0(主カーソルのみ表示状
態)、原点(W1の左上端)に初期化する。そして、ステ
ップS6において、主カーソルC1を、変数WCx、WCyで示さ
れる画面W1の中央位置に初期表示する。
【0058】最後に、ステップS7において、画面W1に割
り当てられている資料(変数pで示される資料)、すな
わち、この場合、最初の資料番号(0値)をパラメータ
に、サブルーチンPrgDspを呼出し、最初の資料をスクリ
ーン500に初期出力制御し、次のエントリ1(図4)へ移
行する。
【0059】なお、制御内容については後述するが、サ
ブルーチンPrgDspは、資料No(最初の資料は0値をと
る)をパラメータとして呼び出され、資料内容をスクリ
ーン500に出力する処理プログラムである。すなわち、
資料を表示装置30の表示サイズと等価の表示データに拡
大し、RGBデータとしてスキャンコンバータ300に出力制
御するサブルーチンである。
【0060】次に、図4は、利用者の入力装置20に対す
る操作内容を個々のエントリに振り分ける入力制御部分
のフローチャートである。まず、マウスのクリック操作
が行われたか否かをチェックし(S10)、マウスクリッ
ク操作が行われたと判断した場合にはエントリ5へ移行
する。
【0061】また、マウスのクリック操作がなかった場
合には、マウスの移動操作が行われたか否かをチェック
し(S11)、マウスの移動操作が行われたと判断した場
合にはエントリ7へ移行する。なお、上記のマウス入力
以外にも、一般的な実システムにおいては、例えば、次
頁キーに割り当てられているキーの入力チェック等、キ
ーボードからのキー入力の有無に関するチェックも必要
であるが、図4のフローチャートでは省略している。
【0062】なお、いずれの入力もなければ、エントリ
1(S10)に移行する。すなわち、この入力制御部分で
は、何らかの入力が発生するまで、繰り返し入力チェッ
ク制御がなされる。
【0063】次に、図5は、図4の入力制御部分で、ステ
ップS10でマウスクリック操作がなされた時の制御内容
のフローチャートである。まず、変数Cflg値をチェック
し、副カーソルC2のみ表示されている状態(Cflg=1
値)か否かをチェック(S50)する。もし、副カーソルC
2のみ表示されている状態の場合には、ステップS51へ進
み、主カーソルC1を副カーソルC2の位置に移動、およ
び、表示するために、まず、主カーソルC1の位置を副カ
ーソルC2の位置に、すなわち、変数WCx、WCyに、変数PC
x、PCyの値を設定(S51)する。カーソルの表示状態を
示す変数Cflgを−1値(C1、C2同時表示状態)に設定し
(S52)、さらに、主カーソルC1を、上述ステップS51で
設定したWCx、WCyの位置に表示して(S53)、図4の入力
制御部分のスタートエントリ1に戻る。
【0064】次に、ステップS50で、副カーソルC2のみ
表示されている状態(Cflg=1値)でなかった時(Cflg
=0値もしくは−1値の時)は、移動対象カーソルが主カ
ーソルC1である事から、まず、マウスクリック時の主カ
ーソルC1の位置をチェックする(S54〜S57)。
【0065】まず、カーソルC1の位置がW1内か否かをチ
ェックし(S54)、W1内の時は、後述するエントリ10
(図7,8)へ移行する。また、次に、W2〜W6のいずれか
の画面(ウインドウ)か否かのチェック(S55)、Io1
(次頁指定オブジェクト)の表示領域内か否かのチェッ
ク(S56)、Io2(前頁指定オブジェクト)の表示領域内
か否かのチェック(S57)、個々にYESであった場合に
は、それぞれ、エントリ20(図9)、エントリ30(図1
0)、エントリ40(図11)へ移行する。
【0066】次に、Io3(バックアップ指定オブジェク
ト)の表示領域内か否かのチェック(S63)に先立ち、
スクリーン500への出力対象となっている画面がW1か否
かを、変数SelWnd値でチェックする(S58)。W1以外(W
2〜W6)が選択されている場合には、ステップS59へ進
み、現在選択されている画面すなわち変数SelWnd値が示
す画面のフレーム(表示枠)を2重線から実線に、ま
た、同じく W1のフレーム(表示枠)を破線から実線に
表示更新(S59〜60)する。変数SelWndを初期状態(W
1)に戻し(S61)、さらに、スクリーン500に出力され
ている画面をW1に割り当てられている資料内容を表示す
るために、W1に割り当てられている資料(変数pで示さ
れる資料)の番号をパラメータに、サブルーチンPrgDsp
を呼出す(S62)。
【0067】このステップS58からS62までの制御は、一
時的にスクリーン500への出力対象画面がW1以外となっ
ている場合の初期状態に戻す制御であるが、後述するIo
3(バックアップ指定オブジェクト)の表示領域内がク
リックされた時の処理ルーチン50、ならびに、いずれの
表示オブジェクトも存在しない領域がクリックされた時
の処理ルーチン(S64−S67)では、本制御(変数SelWnd
がW1以外の時の制御)の配慮が成されていないためであ
る。なお、他のエントリ10、20、30、40に関しては、配
慮すべき点がある事から何らかの処理が行われている。
【0068】次に、ステップS63において、カーソルC1
の位置がIo3(バックアップ指定オブジェクト)の表示
領域内か否かのチェック(S63)を行い、Io3内のクリッ
クの場合には、エントリ50(図12)へ移行する。また、
上記クリック領域チェックステップS54−57、S63で、い
ずれもNOであった場合には、ステップS64へ進み、さら
に、主カーソルC1、副カーソルC2の両方が表示されてい
る状態(Cflg=−1値)か否かをチェックする(S64)。
ここでNO、すなわち、主カーソルC1のみが表示されてい
る状態(Cflg=0値)の場合には、入力されたマウスク
リック入力を無視して、図4の入力制御部分のスタート
エントリ1に移行する。
【0069】また、ステップS64で、YES(Cflg=−1
値)の場合には、前述した図20に示される副カーソルC2
の消去制御を行うため、まず、マウスカーソルの表示状
態を意味する変数Cflgを初期化(0値設定)し(S65)、
変数PCx,PCyで示される位置に表示している副カーソル
C2を消去する(S66)。さらに、スクリーン500に出力さ
れている画面の副カーソルC2を消去するために、W1に割
り当てられている資料(変数pで示される資料)Noをパ
ラメータとして、サブルーチンPrgDspを呼出して、スク
リーン500への出力内容を更新して(S67)、入力制御部
分のスタートエントリ1(図4)に移行する。
【0070】次に、図5のステップS54で、W1内のクリッ
ク操作であった時に実行されるエントリ10の制御内容に
ついて、図7と図8を用いて説明する。図7及び図8は、主
カーソルC1がマウス移動対象カーソルである時(Cflg=
0値もしくは−1値の時)のW1内のクリック操作に対する
制御内容のフローチャートを示したものである。
【0071】まず、スクリーン500への出力対象となっ
ている画面がW1か否かを、変数SelWnd値でチェックする
(Sl00)。W1以外(W2〜W6)が選択されている場合に
は、現在選択されている(変数SelWnd値の)画面(ウイ
ンドウ)のフレーム(表示枠)を2重線から実線に、ま
た、同じくW1のフレーム(表示枠)を破線から実線に表
示更新し(S101〜102)、変数SelWndを初期状態(W1)
に戻す(S103)。さらに、スクリーン500に出力されて
いる画面をW1に割り当てられている資料内容の表示に切
替えるために、W1に割り当てられている資料(変数pで
示される資料)Noをパラメータとして、サブルーチンPr
gDspを呼出して(S104)、図4の入力制御部分のスター
トエントリ1に移行する。
【0072】また、ステップS100で、W1がスクリーン50
0の出力対象画面の場合には、ステップS105へ進み、主
カーソルC1のみが表示されている状態か否かをチェック
する(S105)。ここでNOの場合、すなわち、主カーソル
C1のみが表示されている状態の場合は、後述する図8の
エントリ12に移行する。
【0073】ステップS105で、YESの場合、主カーソルC
1のみが表示されている状態であるので、副カーソルC2
を主カーソルC1の位置に移動、表示し、主カーソルC1を
消去するために、まず、副カーソルC2の位置を主カーソ
ルC1の位置に、すなわち、変数PCx、PCyに、変数WCx、W
Cyの値を設定する(S106)。また、カーソルの表示状態
を示す変数Cflgを1値(C2のみ表示状態)に設定し(S10
7)、変数WCx、WCy位置に表示されている主カーソルC1
を消去し(S108)、また、変数PCx、PCyの位置に副カー
ソルC2を表示する(S109)。さらに、スクリーン500に
副カーソルC2を表示する事を目的に、W1に割り当てられ
ている資料(変数pで示される資料)Noをパラメータと
して、サブルーチンPrgDspを呼出して(S110)、図4の
入力制御部分のスタートエントリ1に移行する。
【0074】ステップS105で、NOの場合、主カーソルC1
と副カーソルC2の両カーソルが表示状態であるが、図8
のエントリ12へ進み、前述した図19に示されるカーソル
の軌跡補間表示制御を行うため、まず、主カーソルC1と
副カーソルC2との距離差を、ローカル変数dx、dyに格納
(S120)する。ここで距離差とは、図26に示した座標値
の差、すなわちPCx−WCx,Pcy−Wcyである。
【0075】次に、本変数dx、dyの絶対値をチェックす
る(S121)。ここで、X軸(横方向)側の距離差とY軸
(縦方向)側の距離差の大きい方を基準に、補間回数を
意味するローカル変数Cntと、補間1回に対して、移動さ
せる距離を意味するローカル変数mx、myを設定する(S1
22orS123)。補間回数とは、途中状態のカーソル表示処
理を行う回数をいう。この実施例では、移動は、距離差
が大きい方を3ドットずつ移動させるものとする。
【0076】次に、ローカル変数Cnt値が0値になるまで
(S124)、ステップS125からステップS130までの処理を
繰り返す。ステップS125において、変数PCx、PCyの位置
の副カーソルC2を消去し、ステップS126において、変数
PCx、PCy値を、ローカル変数mx、my値分加算して、次の
位置に更新し、ステップS127において、更新された変数
PCx、PCyの位置に副カーソルC2を表示する。次に、スク
リーン500の副カーソルC2の表示更新のために、W1に割
り当てられている資料(変数pで示される資料)Noをパ
ラメータとして、サブルーチンPrgDspを呼出して(S12
8)、さらに、ローカル変数Cntをデクリメントし(S12
9)、一定時間(視聴者が目視できる程度の時間)ウエ
イトした(S130)後、ステップS124に戻り、再度、次の
補間表示制御をすべきか否かを、ローカル変数Cnt値を
チェックする。
【0077】また、ステップS124で、ローカル変数Cnt
値が0値、すなわち、補間表示制御が完了した時は、ス
テップS131へ進み、変数PCx、PCyの位置の副カーソルC2
を消去し、ステップS132で変数PCx、PCy値に、主カーソ
ル位置を示す変数WCx、WCy値を設定し、ステップS133
で、更新された変数PCx、PCyの位置に副カーソルC2を表
示し、スクリーン500の副カーソルC2の表示更新のため
に、W1に割り当てられている資料(変数pで示される資
料)Noをパラメータとして、サブルーチンPrgDspを呼出
して(S134)、図4の入力制御部分のスタートエントリ1
に移行する。
【0078】次に、図5のステップS55で、W2〜W6内のい
ずれかの画面(ウインドウ)上で、クリック操作であっ
た時に実行されるエントリ20の制御内容について、図9
を用いて説明する。まず、ステップS200で、主カーソル
C1、副カーソルC2の両方が表示されている状態(Cflg=
−1値)か否かをチェックし、両表示状態(Cflg=−1
値)の場合には、ステップS201へ進み、変数PCx、PCyの
位置の副カーソルC2を消去し、カーソル表示状態を示す
変数Cflgを、主カーソルC1のみの表示状態(0値)に初
期化し(S202)、スクリーン500の副カーソルC2の消去
のために、W1に割り当てられている資料(変数pで示さ
れる資料)Noをパラメータとして、サブルーチンPrgDsp
を呼出す(S203)。
【0079】一方、ステップS200にて、すでに、主カー
ソルC1のみの表示状態(Cflg=0)である時には、上記
ステップS201〜S203は省略され、ステップS204へ進む。
【0080】次に、ステップS204において、現在、スク
リーン500への出力対象となっている画面(ウインド
ウ)、すなわち、変数SelWnd値で示される画面のフレー
ム(表示枠)を、非対象状態(W1の場合は破線、それ以
外は実線)に表示更新する。そして、変数SelWndを、新
たに選択された画面(WCx、WCyに位置する画面)に変更
し(S205)、また、新たに選択された画面のフレーム
(表示枠)を、選択状態(2重線)に表示更新し(S20
6)、さらに、スクリーン500の出力更新のために、変数
SelWndに割り当てられている資料No をパラメータとし
て、サブルーチンPrgDspを呼出して(S207)、図4の入
力制御部分のスタートエントリ1に移行する。
【0081】次に、図10を用いて、図5のステップS56
で、Io1内のクリック操作であった時に実行されるエン
トリ30の制御内容について説明する。また、図11を用い
てステップS57で、Io2内のクリック操作であった時に実
行されるエントリ40の制御内容について説明する。
【0082】Io1(次頁制御)とIo2(前頁制御)の相違
点は、W1に割り当てられている資料Noを意味する変数p
値を更新すべきか否かの判断処理と更新方法との前処理
が異なるだけである。図10に示したIo1の場合には、ス
クリーン500に出力すべき資料が存在するか否かを、現
在の変数pと資料数を意味する定数DTMAXとを比較し(S3
00)、次の資料が存在しない場合には、図4の入力制御
部分のスタートエントリ1に移行する。次の資料が存在
する場合には、ステップS301へ進み、変数p値をインク
リメントする。
【0083】また、図11に示したIo2の場合には、過去
に、スクリーン500に出力した資料(現在スクリーンに
表示している資料の1つ前の資料)が存在するか否か
を、変数pが0値か否かでチェックし(S400)、過去に出
力した資料が存在する場合には、変数p値をデクリメン
トし(S401)、図10のエントリ31へ進む。
【0084】次のステップS302において、主カーソルC
1、副カーソルC2の両方が表示されている状態(Cflg=
−1値)か否かをチェックし、両表示状態(Cflg=−1
値)の場合には、変数PCx、PCyの位置の副カーソルC2を
消去し、カーソル表示状態を示す変数Cflgを、主カーソ
ルC1のみの表示状態(0値)に初期化する(S304)。ス
テップS302にて、すでに、主カーソルC1のみの表示状態
(Cflg=0)である時には、上記ステップS303〜S304は
省略され、ステップS305へ進む。
【0085】次に、ステップS305において、スクリーン
500への出力対象画面を意味する変数SelWnd値をW1に初
期設定する。すなわち、一時的にスクリーン500への出
力対象画面がW1以外に設定されている場合も、Io1、ま
たは、Io2のクリック操作によって、W1を出力対象画面
に初期化し(S305)、以後は、図3に示した起動時の制
御(S3〜S7)とほぼ同様の制御をする。
【0086】まず、後述するサブルーチンWinDspを個々
に呼出し、各資料表示画面W1−W6の初期表示処理し(S3
06)、次に、資料データベースPrsnの資料数に応じて、
Oo1、Oo2の初期表示処理(S307)、主カーソルC1の位置
を意味する変数WCxとWCyをW1の中央付近に初期化し(S3
08)、主カ一ソルC1を、変数WCx、WCyで示される位置
(W1の中央)に表示し(S309)、さらに、スクリーン50
0の表示更新のために、W1に割り当てられている資料
(変数pで示される資料)Noをパラメータとして、サブ
ルーチンPrgDspを呼出して(S310)、図4の入力制御部
分のスタートエントリ1に移行する。
【0087】次に、図5のステップS63で、Io3内のクリ
ック操作であった時に実行されるエントリ50の制御内容
について、図12を用いて説明する。ステップS500におい
て、主カーソルC1、副カーソルC2の両方が表示されてい
る状態(Cflg=−1値)か否かをチェックし、両表示状
態(Cflg=−1値)の場合には、変数PCx、PCyの位置の
副カーソルC2を消去し(S501)、カーソル表示状態を示
す変数Cflgを、主カーソルC1のみの表示状態(0値)に
初期化し(S502)、スクリーン500の副カーソルC2の消
去のために、W1に割り当てられている資料(変数pで示
される資料)Noをパラメータとして、サブルーチンPrgD
spを呼出す(S503)。また、ステップS500にて、すで
に、主カーソルC1のみの表示状態(Cflg=0)である時
には、上記ステップS501〜S503は省略され、ステップS5
04へ進む。
【0088】次に、ステップS504において、W6に割り当
てられている資料Noを意味する変数BKp値をp値に設定
し、次にW6の表示更新のために、変数Bkp値を第1パラメ
ータ、W6の表示領域を第2パラメータとして、後述する
サブルーチンWinDspを呼出し(S504)、図4の入力制御
部分のスタートエントリ1に移行する。
【0089】次に、図6に、図4の入力制御部分で、マウ
ス移動操作がなされた時に実行されるエントリ7の制御
内容を示す。ステップS70において、変数Cflg値をチェ
ックし、副カーソルC2のみ表示されている状態(Cflg=
1値)か否かをチェックする。もし、副カーソルC2のみ
表示されている状態でない(Cflg=0値、または、−1値
の)場合には、変数WCx、WCyに位置する主カーソルC1を
一旦消去し(S71)、マウス移動量に応じた値を、変数W
Cx、WCyに加算更新(S72)する。
【0090】次に、表示装置30の表示領域内(正しく
は、W0の表示領域内)か否かのチェック(S73)、表示
領域外となった場合には、WCx、WCy値を調整する(S7
4)。ここでWCx,WCyは、(負値、もしくは、表示装置
30の画素以上の値とならないように限界値に設定する。
その後、更新後の変数WCx、WCyの位置に主カーソルC1を
表示更新して(S75)、図4の入力制御部分のスタートエ
ントリ1に移行する。
【0091】また、ステップS70において、副カーソルC
2のみが表示されている状態(Cflg=1値の)場合には、
ステップS76へ進み、変数PCx、PCyに位置する副カーソ
ルC2を一旦消去し(S76)、マウス移動量に応じた値
に、(W1の領域サイズ)÷(表示装置30の画素サイズ)
で算出される移動変化量の調整値Kを積算した値を、変
数PCx、PCyに加算更新する(S77〜78)。
【0092】この更新後の変数PCx、PCy値が、W1の表示
領域内か否かのチェックをし(S79)、W1の表示領域外
となった場合には、ステップS80へ進み、PCx、PCy値を
調整する(S80)。次に、更新後の変数PCx、PCyの位置
に副カーソルC2を表示更新する(S81)。さらに、スク
リーン500の副カーソルC2の表示位置更新のために、W1
に割り当てられている資料(変数pで示される資料)No
をパラメータとして、サブルーチンPrgDspを呼出して
(S82)、図4の入力制御部分のスタートエントリ1に移
行する。
【0093】次に、図3のステップS3において、資料内
容を表示領域内に表示するサブルーチンであるWinDspの
制御内容について、図13を用いて説明する。まず、呼び
出しの際の第1パラメータである資料Noをローカル変数d
noに、第2パラメータである表示領域をローカル変数wre
ctに記憶する(S800)。
【0094】次に、変数dnoの値が、0〜(DTMAX−1)の
範囲内か否か、すなわち、プレゼンテーションデータベ
ースPrsn内にあらかじめ記憶されている資料か否かをチ
ェックし(S801)、範囲外の場合には、ステップS802へ
進み、表示対象資料なしをイメージする表示データ(例
えば、図15のW6内に表示されているイメージデータ。な
お、本表示データも、記憶装置40内にあらかじめ記憶さ
れているものとしている)を、変数wrectに変換し、表
示装置30に出力する。変数wrectで示される領域のフレ
ーム(表示枠)を実線表示して(S810)、このサブルー
チンを終了する。
【0095】また、上記ステップS801で、規定範囲(資
料として存在する範囲)の場合(S801:NO)は、ステッ
プS803へ進み、資料データのタイプが、通常資料か、そ
れとも、カメラ 200からの出力を意味するものかをチ
ェックする。通常資料の場合(S803:YES)は、ステッ
プS804へ進み、表示資料(Prsn
【dno】)を、変数wrectに変換したデータ、ならびに、
資料の属性内容を文字列で、表示装置30に出力(S804〜
805)し、さらに、変数wrectで示される領域のフレーム
(表示枠)を実線表示して(S810)、このサブルーチン
を終了する。
【0096】また、上記ステップS803で、カメラ200か
らの出力を表示する場合(S803:NO)は、まず、カメラ
200よりの出力データが存在するか否かをチェックする
(S806)。カメラ200よりの出力データが存在しない場
合には、ステップS809へ進み、カメラからのインポート
出力をイメージする表示データ(例えば、図15のW4内に
表示されているイメージデータ。なお、本表示データ
も、記憶装置40内にあらかじめ記憶されているものとし
ている)を、変数wrectに変換、表示装置30に出力し(S
809)、さらに、変数wrectで示される領域のフレーム
(表示枠)を実線表示して(S810)、このサブルーチン
を終了する。
【0097】さらに、上記ステップS806で、カメラ200
よりの出力データが存在する場合には、ステップS807へ
進み、カメラ200からの出力データを、変数wrectに変換
したデータ、ならびに、資料の属性内容を文字列で、表
示装置30に出力(S807−808)し、さらに、変数wrectで
示される領域のフレーム(表示枠)を実線表示して(S8
10)、このサブルーチンを終了する。
【0098】なお、ステップS806、S807、S809の処理
は、常に、カメラ200を監視し、カメラ200からの出力に
リアルタイムに応じて、実行する必要がある。すなわ
ち、これら3つのステップは、主制御部10(プレゼンテ
ーションプログラム)内では実制御できないので、実質
的には、A/Dコンバータ50内に、これら3つのステップの
実制御機能が具備され、主制御部10が実行する3つのス
テップは、このA/Dコンバータ50をコントロールするた
めにパラメータの変更を意味するコマンドなどをA/Dコ
ンバータ50に出力することになる。
【0099】最後に、図3のステップS7などで実行され
る、資料内容をスクリーン500に出力、すなわち、資料
を表示装置30の表示サイズと等価の表示データに拡大
し、RGBデータ(CRT出力データ)としてスキャンコンバ
ータ300に出力制御するサブルーチンであるPrgDspの制
御内容について、図14を用いて説明する。
【0100】まず、呼び出しの際の第1パラメータであ
る資料Noをローカル変数dnoに設定する(S900)。次
に、変数dnoの値が、0〜(DTMAX−1)の範囲内か否か、
すなわち、プレゼンテーションデータベースPrsn内にあ
らかじめ記憶されている資料か否かをチェックする(S9
01)。範囲外の場合には、ステップS902へ進み、表示対
象資料なしをイメージする表示データを、表示装置30の
画素と等価のサイズに拡大し、その拡大データをメモリ
25内に領域を確保している表示用バッファに記憶し、ス
テップS907(エントリPD2)へ移行する。ここで表示用
バッファは、図26に図示していないが、ビデオメモリ35
とは異なる場所に領域確保される。
【0101】また、上記ステップS901で、規定範囲(資
料として存在する範囲)の場合(S901:NO)は、ステッ
プS903へ進み、資料データのタイプが、通常資料か、そ
れとも、カメラ200からの出力を意味するものかをチェ
ックする。通常資料の場合(S903:YES)は、表示資料
(Prsn
【dno】)を、表示装置30の画素と等価のサイズに拡大
し、その拡大データをメモリ25内に確保している表示用
バッファに格納し(S904)、後述するステップS907(エ
ントリPD2)へ移行する。
【0102】また、上記ステップS903で、カメラ200か
らの出力を表示する場合(S903:NO)は、ステップS905
へ進み、カメラ200よりの出力データが存在するか否か
をチェックし、カメラ200よりの出力データが存在しな
い場合には、ステップS906へ進み、カメラからのインポ
ート出力をイメージする表示データを、表示装置30の画
素と等価のサイズに拡大し、その拡大データをメモリ25
内に確保している表示用バッファに記憶する。
【0103】上記ステップS906後、もしくは、ステップ
S902,S904後、スクリーン500に出力する画面がW1を対
象としているか否かをチェックする(S907)。W1を対象
としている場合には、ステップS908へ進み、副カーソル
C2が表示されている状態か否かをチェックする(S90
8)。副カーソルC2が表示されている状態の時には、ス
テップS909へ進み、変数PCx、PCyの位置にカーソルイメ
ージを、(表示装置30の画素)÷(W1の表示領域)で求
められる係数を積算して、現在、表示バッファに記憶さ
れている表示データに合成して記憶する。すなわち、副
カーソルC2を含む表示データを生成する。
【0104】最後にステップS909で表示データが生成が
完了したら、表示バッファに記憶されている表示データ
の内容をD/Aコンバータ55を介して、CRT出力データに
変換し、スキャンコンバータ300に出力し(S910)、こ
のサブルーチンを終了する。
【0105】また、上記ステップS905で、カメラ200よ
りの出力データが存在する場合には、ステップS911へ進
み、上述したS907、S908と同様、変数SelWnd値と、変数
Cflg値により、副カーソルC2を合成して出力するか否か
をチェックする(S911、S912)。
【0106】副カーソルC2を合成して出力する場合(S9
11:YES、かつ、S912:NO)には、ステップS913へ進
み、副カーソルC2が表示されている状態の時には、変数
PCx、PCyの位置にカーソルイメージを、(表示装置30の
画素)÷(W1の表示領域)で求められる係数を積算し、
また、現在、カメラ200より出力されているデータも同
様に、表示装置30の画素に変換し、これら表示データの
合成結果を、D/Aコンバータ55を介して、CRT出力デー
タに変換し、スキャンコンバータ300に出力する。ここ
で表示装置30の画素への変換は、カメラ200からの出力
データサイズに依存して、拡大または縮小される。
【0107】また、副カーソルC2を合成して出力しない
場合(S911:NO、または、S911:YES、S912:YES)に
は、ステップS914へ進み、単に、現在、カメラ200より
出力されているデータも同様に、表示装置30の画素に変
換した表示データを、D/Aコンバータ55を介して、CRT
出力データに変換し、スキャンコンバータ300に出力(S
914)して、このサブルーチンを終了する。
【0108】なお、前述したWinDspと同様、ステップS9
05、S906、S913、S914は、常に、カメラ200を監視し、
カメラ200からの出力にリアルタイムに応じて、制御さ
れる必要がある。
【0109】すなわち、これら4つのステップS905,S90
6,S913及びS914は、主制御部10(プレゼンテーションプ
ログラム)内では実制御できないので、実質的には、A/
Dコンバータ50内に、これら4つのステップの実制御機能
が具備され、主制御部10が実行する4つのステップは、
このA/Dコンバータ50をコントロールするためにパラメ
ータの変更を意味するコマンドなどを出力することにな
る。
【0110】
【発明の効果】この発明によれば、情報機器装置の利用
者の意思により、スクリーン上に表示させたい場合のみ
副カーソルを表示させることができるので、この情報機
器装置を用いたプレゼンテーションの操作性を向上でき
る。また、副カーソルを表示させるときに主カーソルを
消去した場合は、情報機器装置の利用者によりわかりや
すい表示をすることができ、利用者の誤動作を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報機器装置を用いた表示システム
のブロック構成図である。
【図2】この発明の表示システムの外観イメージ図であ
る。
【図3】この発明の主制御部の初期化処理のフローチャ
ートである。
【図4】この発明の入力制御部分のフローチャートであ
る。
【図5】この発明のステップS10でマウスクリック操
作がされたときのフローチャートである。
【図6】この発明の図4に示したエントリ7の処理内容
のフローチャートである。
【図7】この発明の図5に示したエントリ10の処理内
容のフローチャートである。
【図8】この発明の図5に示したエントリ10の処理内
容のフローチャートである。
【図9】この発明の図5に示したエントリ20の処理内
容のフローチャートである。
【図10】この発明の図5に示したエントリ30の処理
内容のフローチャートである。
【図11】この発明の図5に示したエントリ40の処理
内容のフローチャートである。
【図12】この発明の図5に示したエントリ50の処理
内容のフローチャートである。
【図13】この発明のサブルーチンWinDspの処理
内容のフローチャートである。
【図14】この発明のサブルーチンPrgDspの処理
内容のフローチャートである。
【図15】この発明のプレゼンテーションプログラム
(主制御部)の動作により表示される画面仕様の一実施
例の説明図である。
【図16】この発明において、主カーソルのみが表示さ
れている状態において、情報機器装置100側の表示装置3
0の表示変化[画面1から画面2]の説明図である。
【図17】この発明において、副カーソルのみが表示さ
れている状態において、情報機器装置100側の表示装置3
0の表示変化[画面2から画面3]の説明図である。
【図18】この発明において、副カーソルのみが表示さ
れている状態[画面2]で、マウスの移動操作をした時の
状態[画面4]の説明図である。
【図19】この発明において、主カーソルと副カーソル
が同時に表示されている状態[画面5]で、主カーソルを
画面W1内の1点をクリック操作した時の表示変化[画面6]
の説明図である。
【図20】この発明において、主カーソルと副カーソル
が同時に表示されている状態において、情報機器装置10
0側の表示装置30の表示変化[画面7から画面8]の説明図
である。
【図21】この発明において、次頁指定オブジェクトも
しくは前頁指定オブジェクトの表示領域をクリック操作
した時の情報機器装置100側の表示装置30の表示変化[画
面9から画面10]の説明図である。
【図22】この発明において、次頁指定オブジェクトも
しくは前頁指定オブジェクトの表示領域をクリック操作
した時の情報機器装置100側の表示装置30の表示変化[画
面11から画面12]の説明図である。
【図23】この発明において、W2〜W6の表示領域をクリ
ック操作した時の情報機器装置100側の表示装置30の表
示変化[画面13から画面14]の説明図である。
【図24】この発明において、W1以外の画面がスクリー
ン500に出力されている状態で、W1の表示領域をクリッ
ク操作した時の情報機器装置100側の表示装置30の表示
変化[画面15から画面16]の説明図である。
【図25】この発明において、バックアップ指定オブジ
ェクトの表示領域をクリック操作した時の情報機器装置
100側の表示装置30の表示変化[画面17から画面18]の説
明図である。
【図26】この発明のメモリ25及び記憶装置40内の変
数及び定数の説明図である。
【符号の説明】
10 主制御部 20 入力装置 25 メモリ 30 表示装置 35 ビデオメモリ 40 記憶装置 50 A/Dコンバータ 55 D/Aコンバータ 200 ビデオカメラ 300 スキャンコンバータ 400 プロジェクタ 500 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 AA10 CC26 DD17 DE03 DE07 5E501 AC14 BA05 CA10 CB02 CB09 FA02 FA13 FA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画面を表示する画面表示部と、少
    なくとも1つのカーソルを前記表示部に重ねて表示する
    カーソル表示部とを備え、前記画面表示部が、スクリー
    ンに投影する資料を表示するための主表示領域と、前記
    主表示領域に表示される資料とは異なる資料を表示する
    副表示領域とからなり、カーソル表示部が、前記スクリ
    ーンに投影されることのない主カーソルと、前記スクリ
    ーンに投影され、かつ移動範囲が前記主表示領域に限定
    される副カーソルとを備え、前記主カーソルのみが表示
    されている状態で、主カーソルによって主表示領域内の
    任意の点を指定したとき、前記副カーソルを前記指定さ
    れた任意の点の位置に表示し、その後の移動操作に従
    い、主表示領域内において副カーソルを移動させること
    を特徴とする情報機器装置。
  2. 【請求項2】 前記副カーソルを表示するときに、前記
    主カーソルを消去することを特徴とする請求項1の情報
    機器装置。
  3. 【請求項3】 前記副カーソルのみが表示されている状
    態で、副カーソルによって主表示領域の任意の点を指定
    したとき、前記主カーソルを前記指定された任意の点の
    位置に表示し、その後の移動操作に従い主カーソルを移
    動させることを特徴とする請求項2の情報機器装置。
  4. 【請求項4】 前記主カーソル及び副カーソルが表示さ
    れている状態で、前記主カーソルが、前記主表示領域内
    の任意の点を指定したとき、前記主カーソルによって指
    定された任意の点の位置に副カーソルを移動することを
    特徴とする請求項3の情報機器装置。
  5. 【請求項5】 前記副カーソルを移動する際に、副カー
    ソルの移動前の位置から、指定された任意の点の位置ま
    での間に、一定時間間隔で副カーソルの軌跡を表示する
    ことを特徴とする請求項4の情報機器装置。
  6. 【請求項6】 前記主カーソル及び副カーソルが表示さ
    れている状態で、前記主カーソルによって、前記主表示
    領域外の任意の点を指定したとき、前記副カーソルを消
    去することを特徴とする請求項3の情報機器装置。
  7. 【請求項7】 複数の画面を表示する画面表示部と、少
    なくとも1つのカーソルを前記表示部に重ねて表示する
    カーソル表示部とを備え、前記画面表示部が、スクリー
    ンに投影する資料を表示するための主表示領域と、前記
    主表示領域に表示される資料とは異なる資料を表示する
    副表示領域とからなり、カーソル表示部が、前記スクリ
    ーンに投影されることのない主カーソルと、前記スクリ
    ーンに投影され、かつ移動範囲が前記主表示領域に限定
    される副カーソルとを備えた情報機器装置のカーソル移
    動方法であって、前記主カーソルのみが表示されている
    状態で、主カーソルが主表示領域内の任意の点を指定し
    たとき、前記副カーソルを前記指定された任意の点の位
    置に表示し、その後の移動操作に従い、主表示領域内に
    おいて副カーソルを移動させることを特徴とする情報機
    器装置のカーソル移動方法。
  8. 【請求項8】 画面表示部の主表示領域に、スクリーン
    に投影する資料を表示し、画面表示部の副表示領域に、
    前記主表示領域に表示される資料とは異なる資料を表示
    し、さらに前記スクリーンに投影されることのない主カ
    ーソルのみが表示されている状態で、主カーソルによっ
    て主表示領域内の任意の点を指定したとき、前記指定さ
    れた任意の点の位置に前記スクリーンに投影され、かつ
    移動範囲が前記主表示領域に限定される副カーソルを表
    示し、その後の移動操作に従い、主表示領域内において
    副カーソルを移動させるカーソル移動機能をコンピュー
    タに実現するための情報機器装置のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記請求項8に記載された情報機器装置
    のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
JP2001253495A 2001-08-23 2001-08-23 情報機器装置 Pending JP2003067105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253495A JP2003067105A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 情報機器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253495A JP2003067105A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 情報機器装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067105A true JP2003067105A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19081809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001253495A Pending JP2003067105A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 情報機器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003067105A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269615A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Beijing Kingsoft Software Co Ltd 複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法及び装置
JP2009129224A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Seiko Epson Corp 画像操作装置と画像操作プログラムと記録媒体と画像操作方法
JP2009133985A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Casio Comput Co Ltd 投影装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269615A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Beijing Kingsoft Software Co Ltd 複数の表示画面領域に同時にマウスポインターを表示する方法及び装置
JP2009129224A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Seiko Epson Corp 画像操作装置と画像操作プログラムと記録媒体と画像操作方法
JP2009133985A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Casio Comput Co Ltd 投影装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5793367A (en) Apparatus and method for displaying both an image and control information related to the image
JPH01250129A (ja) 表示制御方法および表示装置
JPH11313296A (ja) 映像情報のセットアップ及び表示制御方法、システム及び記憶媒体
JP6973025B2 (ja) 表示装置、画像処理装置及びプログラム
JP2666538B2 (ja) パニング制御システム
JP5842392B2 (ja) コンテンツ共有システム、コンテンツ共有端末、サーバ、コンテンツ共有方法、および、コンピュータ・プログラム
JP3659786B2 (ja) テレビジョン受像機のメニュー選択方法
JP4802037B2 (ja) コンピュータ・プログラム
JP2003067105A (ja) 情報機器装置
JP2007071901A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法、プログラム
JPH0371218A (ja) ポインティングデバイスの入力制御方式
JPS62281076A (ja) マルチウィンドウ表示制御方式
JP3774493B2 (ja) 映像表示装置
JP2005124047A (ja) 表示装置
JPH11224082A (ja) 情報表示装置
JP2000078495A (ja) 映像機器
JPH07320077A (ja) 領域指定装置
JP2721348B2 (ja) 画像処理装置
JP2006042062A (ja) デジタル放送受信装置、ソフトウェア操作パネル設定プログラム
JPH0844898A (ja) モンタージュ作成装置
JPS60175138A (ja) カ−ソル制御装置
JP3038691B2 (ja) ウインドウ移動装置
JP2793189B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JPH09244863A (ja) グラフィックカーソルの移動制御装置
JPS6385978A (ja) 図形編集装置