JP2005124047A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイマー設定を容易かつ直感的に確認可能な技術を提供する。
【解決手段】 タイマー設定の設定時刻までの時間経過状況をプログレスバーなどを用いて図形的に表現するステータス情報を生成し、そのステータス情報400と表示用に解像度変換された映像とを合成して表示面に表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明はテレビジョン信号受信装置(テレビ)などの表示装置に関するものである。
従来、テレビにはタイマー機能が付加されているものが多い。タイマー機能には、ユーザーが指定した設定時刻になったら電源をオンにするオンタイマー、設定時刻になったら電源をオフにするオフタイマー、設定時刻になったらチャンネルを切り替えるプログラムタイマーなどがある。
このようなタイマー機能は、ユーザーが見たい番組をうっかり忘れてしまう事を防止する効果や、テレビを見ていて他の用事を忘れてしまう事を防止する効果がある。また、録画機能を具備しているテレビシステムにおいては、録画予約にこれらのタイマー機能が用いられることもある。
通常、ユーザーがタイマー設定をする場合は、表示画面上に文字情報がオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示される。ユーザーはこのOSDを見ながら所望の時間設定を行う。
タイマー設定が行われると、個別に設けられたLEDや表示画面の端に表示されるOSDなどによってタイマー設定状況をユーザーに知らせるようになっている。
特許文献1では現時刻と各種タイマー設定された時刻とを同時にOSD表示するタイマー設定手法が開示されている。
特開平4−51683号公報
しかしながら、従来のタイマー設定手法では表示画面上にOSDを重ね合わせて表示するため、視聴していた表示画面の一部を損なうことになっていた。特に複数のタイマー設定情報を一度に表示するような場合には視聴画面の大部分が隠れてしまい、番組を視聴しながらのタイマー設定の確認が困難になっていた。
また、表示装置の大画面化に伴い一表示面上に複数の映像を表示するマルチ画面表示が行われるようになってきている。このマルチ画面表示では複数のチューナーや他のAV機器からの入力映像に対して複数のタイマー設定を個別に設定することが可能となる。この場合、従来のようにタイマー設定情報を文字で表示しようとすると、画面情報が複雑になり、ユーザーにとって見難く、わかりにくくなってしまうという問題があった。
また、マルチ画面表示で各画面にタイマー設定した場合、表示画面操作が増えてしまったり、画面の切り替えがわかりにくくなってしまったりする、という問題が考えられる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、タイマー設定を容易かつ直感的に確認可能な技術を提供することにある。
本発明では、上記目的を達成するためにタイマー設定を次のように表示する。
タイマー設定にて設定された時刻までの時間経過状況を図形的に表現するステータス情報を生成し、そのステータス情報と表示用に解像度変換された映像とを合成して表示面に表示する。
このとき、ステータス情報が、タイマー設定にて設定された処理の対象となる映像に対応した位置に配置されることが好ましい。
また、設定された時刻までの残り時間に応じてマルチ画面表示における映像の表示レイアウトを切り替えることも好ましい。
また、映像はステータス情報と重ならない大きさに解像度変換されることが好ましい。
本発明によれば、設定時刻までの時間経過状況がステータス情報により図形的に表示されるので、ユーザーはその表示図形を見ることでタイマー設定の内容を容易かつ直感的に確認することができる。
また、ステータス情報や映像の表示レイアウトを工夫したり、映像とステータス情報とが重ならないように解像度変換を行うことにより、マルチ画面表示の場合でもタイマー設定の確認が容易となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。
表示装置は、タイマー設定手段101、タイマー記憶装置102、カウントダウン装置103、表示情報設定手段104、表示情報記憶装置105、ステータス情報生成装置106、第一のスケーリング装置107、第二のスケーリング装置108、第三のスケーリング装置109、合成装置110、表示パネル111、制御部112などを備えている。本実施形態の表示装置は、放送波受信装置(アンテナとチューナーなど)で受信したテレビジョン放送波、ビデオやデジタルカメラなどの外部映像機器から入力された映像信号、ケーブルやコンピュータネットワークを介して受信した映像信号などを表示するテレビジョン信号受信装置(テレビ)である。
タイマー設定手段101は、ユーザーに対してタイマー設定機能を提供する部分である。ユーザーはリモコンや装置本体のスイッチなどを操作することによってタイマー時刻およびその時刻に実行する処理を設定する。設定される処理としては、設定時刻に電源をオフにするオフタイマー処理、設定時刻に電源をオンにするオンタイマー処理、設定時刻にチャンネルを切り替えるプログラムタイマー処理、設定時刻に録画を開始する録画タイマー処理などがある。マルチ画面表示の場合には、各映像に対して個別にタイマー設定を行うことが可能である。また、1つの映像に対して複数のタイマー設定(たとえばオンタイマーとプログラムタイマーの組み合わせ)を設定することもできる。
タイマー設定の内容はタイマー記憶装置102に記憶される。たとえば、オフタイマーならば時刻情報が記憶され、オンタイマーやプログラムタイマーや録画タイマーならば時刻情報やチャンネル情報、必要に応じて映像情報が記憶される。ここでは、時刻情報として、設定された時刻までの残り時間が記憶される。
カウントダウン装置103は、一定時間ごとにタイマー記憶装置102に記憶された時刻情報を読み込み、カウントダウンして、その結果を再びタイマー記憶装置102に格納する。
制御部112は、設定された時刻になると設定された処理を実行する。たとえば、オフタイマーならば表示パネル111などへの電力供給をオフし、逆にオンタイマーならば電力供給をオンし、プログラムタイマーならば入力される映像ソースを切り替え、録画タイマーならば録画の開始/終了の制御を行う。
このように本実施形態では、タイマー設定手段101、タイマー記憶装置102、カウントダウン装置103および制御部112が、本発明に係るタイマー手段を構成している。
ステータス情報生成装置106は、タイマー記憶装置102に記憶されている時刻情報に基づいて、設定された時刻までの時間経過状況を図形的に表現するステータス情報を生成するステータス情報生成手段である。このステータス情報(図形の形状、色、模様、大きさなど)はタイマー記憶装置102に記憶されている時刻情報の変化に従って刻々と変化するものである。
一方、不図示の放送波受信装置や外部映像機器から映像信号が第一〜第三のスケーリング装置107〜109に入力される。各々のスケーリング装置107〜109は、映像の解像度が表示パネル111での表示に適した解像度になるよう拡大/縮小などのスケーリングを行うスケーリング手段である。
表示情報設定手段104は、ユーザーに対して表示情報設定機能を提供する部分である。タイマー設定と同様に、ユーザーはリモコンや装置本体のスイッチなどを操作することによって表示情報を設定することができる。
表示情報には、ステータス情報の表示開始タイミングや表示位置、映像のレイアウト切替情報などが含まれる。たとえば、表示開始タイミングを「すぐに表示」に設定すればタイマー設定後すぐにステータス情報が表示されるが、表示開始タイミングを「5分」に設定した場合には、すぐにはステータス情報は表示されず、設定時刻の5分前からステータス情報が表示されるようになる。表示位置は、映像の表示画面に対するステータス情報の相対的な位置関係である。たとえば、表示画面の上/下/左/右/周囲のいずれかを設定可能である。レイアウト切替情報は、映像の表示レイアウトや大きさなどの表示態様の切り替えのタイミングや切替方法を指定するための情報である。
設定された表示情報は表示情報記憶装置105に記憶される。表示情報記憶装置105は、タイマー記憶装置102からの情報と表示情報とを比較し、表示情報に設定された情報に応じたスケーリング指示を前記第一〜第三のスケーリング装置107〜109に対して発する。
第一〜第三のスケーリング装置107〜109は、表示情報記憶装置105からのスケーリング指示に従って映像信号のスケーリングを行う。
合成装置110は、第一〜第三のスケーリング装置107〜109によってスケーリングされた各々の画像とステータス情報生成装置106によって生成されたステータス情報とを合成して表示パネル111に表示するための映像を生成する合成手段である。
合成装置110によって合成された合成映像は表示パネル111に表示される。これに
より、表示パネル111の一つの表示面に複数の映像を同時に表示するマルチ画面表示機能が実現される。
次に、ユーザーによってプログラムタイマー設定がなされた場合のタイマー処理の流れについて説明する。
図2は、第1の実施形態におけるタイマー処理の流れを示すフローチャートであり、図3〜図6はタイマー処理における画面表示例を示す図である。以下に述べる処理は制御部112にて実行される。
表示パネル111の表示面には、メインで視聴する第1の画面301と、補助的な第2,第3の画面302,303とからなる複数の表示画面が設けられている。図3の例では、第1の画面301に4チャンネルの映像が、第2の画面302に8チャンネルの映像が、第3の画面303に10チャンネルの映像が、それぞれ表示されている。
このようなマルチ画面表示時に、第3の画面303に表示されている映像に対して、「X時X分になったら当該チャンネル(10チャンネル)をメインで視聴する」旨のプログラムタイマー設定がなされたケースを想定する。
なお、本実施形態では、表示情報の表示開始タイミングとして「すぐに表示」、表示位置として「下」、レイアウト切替情報として「設定時刻の5分前にレイアウトを切り替え」が設定されているものとする。これらの表示情報は、タイマー設定情報とは別にユーザーによって設定され、表示情報記憶装置105に記憶されている。
図2のステップS201において第3の画面303の映像に対して上記プログラムタイマー設定が行われると、そのプログラムタイマー処理の対象となる10チャンネルの映像に対応した位置にステータス情報が付加されて表示される(ステップS202)。図4はこの状態の画面表示例を示したものである。ここでは10チャンネルの映像が第3の画面303に表示されているので、第3の画面303の下に棒グラフ状(プログレスバー状)のステータス情報400が付加されている。なお、本実施形態では第1〜第3の画面301〜303のそれぞれがやや離間して配置されており、各画面の間にブランク領域が設けられている。ステータス情報400はこのブランク領域に配置されるので、視聴中の映像を隠すことがない。
このステータス情報は設定時刻までの時間経過状況を図形的に表現するものであり、時間の経過に伴って形状や色や大きさなどが変化してゆくものである。図4の例ではバー(図中、斜線で示した部分。以下「斜線部」ともいう。)が設定時刻までの残り時間を示している。従って、タイマー設定時は斜線部の幅が最大であり、時間が経過すると徐々に斜線部が短くなってゆく。
図2のステップS203では、タイマー設定時刻の5分前になるまで待機する。これは表示情報記憶装置105に記憶されている表示情報のレイアウト切替情報に従った処理である。
そして、タイマー設定時刻の5分前になると、映像の表示レイアウトの切り替えが行われる(ステップS204)。図5はこの状態の画面表示例を示したものである。図4の表示レイアウトから、第2の画面302の表示映像と第3の画面303の表示映像が入れ替わり、8チャンネルの映像と10チャンネルの映像の表示位置が入れ替わっている。この表示位置の入れ替えに伴ってステータス情報400の位置も変わっている。つまり、ステータス情報400の表示位置は10チャンネルの映像の表示位置に対応付けられているの
である。
ステップS205ではタイマー設定時刻になるまで待機し、その後、タイマー設定時刻になると、再び表示レイアウトの変更が行われる(ステップS206)。図6はこの状態の画面表示例を示したものである。図5の表示レイアウトから、第1の画面301の表示映像と第2の画面302の表示映像が入れ替わり、10チャンネルの映像が第1の画面301に表示されるようになっている。ここではタイマー設定時刻になったのでステータス情報は表示されなくなっている。
以上述べた処理によれば、タイマー設定時刻までの時間経過状況がステータス情報400により図形的に表示されるので、ユーザーはその表示図形(棒グラフ)を見ることで設定時刻までの残り時間つまり設定時刻に近づきつつある状況を容易かつ直感的に確認することができる。
また、ステータス情報400がタイマー処理の対象となる映像(10チャンネルの映像)に対応した位置に配置されるので、ユーザーは画面を見るだけでどの映像にタイマー設定がされているかをすぐに確認することができるとともに、映像の表示レイアウトが変わったとしても混乱をきたすことがない。
また、本実施形態では映像の表示レイアウトを変化させることにより、タイマー設定時刻が近づいていることに関してユーザーに注意を促すことができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について説明する。ただし、表示装置の構成は第1の実施形態のものと同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
図7は、第2の実施形態におけるタイマー処理の流れを示すフローチャートであり、図8〜図13はタイマー処理における画面表示例を示す図である。以下に述べる処理は図1の制御部112にて実行される。
本実施形態では、「X時X分になったら8チャンネルを視聴する」旨のプログラムタイマー設定がなされたケースを想定する。また、表示情報の表示開始タイミングとして「5分」、表示位置として「周囲」が設定されているものとする。
ステップS701ではプログラムタイマー設定が行われる。ステータス情報の表示のオン/オフはユーザーが任意に切り替えたり設定したりすることができる。通常視聴では単一の映像の全画面表示が行われ、デフォルトではステータス情報表示はオフとなる(ステップS702)。図8はこの状態の画面表示例を示すものである。この図では4チャンネルの映像を視聴している場合を示しており、画面右上には視聴中の映像のチャンネルコール800が表示されている。
そのまま視聴を続けているとタイマー設定時刻が近づいてくる。ここでは表示情報記憶装置105に記憶されている表示開始タイミングが「5分」であるため、「タイマー設定時刻の5分前」になったところでステータス情報が合成された画面が表示される。
図9はこのときの状態の画面表示例を示している。ステータス情報801はプログレスバー状の図形であり、視聴画面の周囲に配置されている。表示がスタートした時点では視聴画面の全周囲にバーが表示されており(図中、斜線で示す。)、時間の経過と共にバー(斜線部)が減って(短くなって)いくように変化する。バーが全て無くなった時点でタイマー設定時刻となるように表示される。符号802はステータス情報801のバーの移
動端を表している。この移動端802の動きによってあとどのくらいで画面が切り替わるかがユーザーに直感的にわかるようになっている。
本実施形態では、ステータス情報801のバーの幅分だけ映像サイズが小さくなるように、映像が縦方向と横方向に縮小された後、ステータス情報801と合成されている。よって、ステータス情報801が視聴中の映像を隠すことがない。なお、ステータス情報の表現方法は多種多様に設定可能であり、それに応じてステータス情報の位置、形状、大きさなども様々である。従って、表示情報記憶装置105に記憶されているステータス情報の表示態様に応じて、第一〜第三のスケーリング装置107〜109では映像を縦方向にのみ縮小したり、横方向にのみ縮小したりと、適宜スケーリングの仕方を変えればよい。
図9の状態(視聴画面にステータス情報801が表示された状態)のまま視聴を続けてそのままタイマー設定時刻になると、設定されていた処理、すなわち、8チャンネルに切り替える処理が実行される(ステップS705,S706)。そのときの状態の画面表示例を図10に示す。チャンネルが切り替わり、ステータス情報が消え、視聴画面が再びスケーリングされて全画面表示となる。
一方、図9の状態の時にユーザーが継続視聴要求を行うと、マルチ画面表示になる(ステップS705,S706)。継続視聴要求は、タイマー設定とは関係なく、現在視聴中の番組を継続して視聴する旨の要求である。この継続視聴要求が行われると、現在視聴中の番組が切り替わらないように、予約されていたタイマー設定が他の映像ソース(チューナーなど)に振り分けられる。新たにタイマーが設定された映像ソースの映像は子画面として表示される。
この状態の画面表示例を図11に示す。図9で視聴画面(4チャンネル)に合成されていたステータス情報801が外され、4チャンネルの視聴画面がスケーリングされて元の大きさの表示画面となる。さらに新たに他の映像ソースの映像の子画面が合成されて表示される。この時、ステータス情報は新しく表示される子画面用に作り直され、当該子画面に合成される。
図11ではピクチャーインピクチャー表示で子画面を表示した例を示している。この表示方法はユーザーによって任意に設定可能であり、タイマー設定の数によって3画面や4画面のマルチ画面表示としてもよい。
継続視聴要求は表示装置本体もしくはリモコンに装備されている専用ボタンを押下することによって実行される。また、継続視聴要求のボタンは専用ボタンではなく、現在視聴中のチャンネルボタンでも代用することが可能である。例えば図9の状態から継続視聴要求を行い図11の状態にするためには、チャンネルボタンの「4」を押下すればよい。
図11の状態のまま視聴を続けてそのままタイマー設定時刻になると、設定されていた処理、すなわち、8チャンネルに切り替える処理が実行される(ステップS708,S709)。そのときの状態の画面表示例を図12に示す。チャンネルが切り替わり、ステータス情報が消え、予約設定されていたチャンネルの映像がスケーリングされて全画面表示となる。また、いままで全画面表示されていたチャンネルの映像は子画面として合成されて表示される。図12では全画面表示が8チャンネルに切り替わって、子画面が4チャンネルに切り替わった状態を示している。
一方、図11の状態の時にユーザーが再継続視聴要求を行うと(ステップS710)、ステップS711の処理が実行される。再継続視聴要求は、タイマー設定とは関係なく、現在視聴中の番組を継続して全画面表示で視聴する旨の要求である。この再継続視聴要求
が行われると、タイマー設定時刻になっても表示レイアウトが変わらないように設定される。
この状態の画面表示例を図13に示す。予約設定されていたチャンネルに切り替わり、ステータス情報が消える。この時、いままで全画面表示されていたチャンネルの画面は切り替わらず、いままでの表示が維持される。図13では全画面表示が4チャンネルのままで、子画面が8チャンネルに切り替わった状態を示している。
再継続視聴要求は前述の継続視聴要求と同様に、表示装置本体もしくはリモコンに装備されている専用ボタンを押下することによって実行される。図7の処理では、ボタンが押下されたときの画面表示状態に基づいて、継続視聴要求か再継続視聴要求かを判別することができる。従って本例では継続視聴要求と再継続視聴要求は同じボタンによって操作可能となる。また、ボタンの長押しや2度押し、もしくは個別に専用ボタンを設けることによって、図9の表示状態から図13の表示状態へ直接遷移する処理も実現可能である。
以上述べた処理によれば、タイマー設定時刻までの時間経過状況がステータス情報801により図形的に表示されるので、ユーザーはその表示図形を見ることで設定時刻までの残り時間つまり設定時刻に近づきつつある状況を容易かつ直感的に確認することができる。
また、継続視聴要求や再継続視聴要求を入力可能としたことにより、タイマー設定に拘らず、ユーザーは視聴中の映像を継続して視聴することができる。しかもそのときには、マルチ画面表示機能を活用して、タイマー設定がなされた映像を子画面で表示したり(図13)、逆に視聴していた映像を子画面で表示したり(図12)するようにしたので、ユーザーの視聴要求に応じた柔軟なタイマー処理を実現することができる。
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の表示装置は録画機能を備えている。その他の表示装置の構成は第1の実施形態のものと同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
図14は、第3の実施形態における録画タイマー処理の流れを示すフローチャートであり、図15〜図17は録画タイマー処理における画面表示例を示す図である。以下に述べる処理は図1の制御部112にて実行される。
本実施形態での想定場面は、同時刻に二つの見たい番組があるため、そのうち一方の録画予約を行う、というものである。この時、録画予約した番組は後でゆっくり見るが、リアルタイムでも状況が気になる、という場面を想定している。
図14のステップS1401において録画タイマー設定が行われると、マルチ画面表示に切り替わる(ステップS1402)。本実施形態の装置は、録画予約のされたチャンネルをメイン画面に表示し、他のチャンネルを子画面に表示する。録画予約をしてまで見たい番組なので、録画予約を行ったチャンネルの方の優先度が高いと判断できるからである。この状態の画面表示例を図15に示す。図15の例では、録画予約を行った4チャンネルの映像をメイン画面1501に表示し、子画面1502で8チャンネルの映像を表示している。
次に、録画予約の設定時刻の5分前になると(ステップS1403)、ステータス情報が生成され、メイン画面に合成されて表示される(ステップS1404)。
この状態の画面表示例を図16に示す。図16のメイン画面1501の下部にタイマー設定時刻までの残り時間を図形的に表すステータス情報1503が表示されている。本例では、メインで視聴している視聴画面上にステータス情報1503を重ねて表示させている。第2の実施形態のようにステータス情報によって視聴画面が損なわれないように視聴画面をスケーリングして表示することも可能である。これらの切り替えはユーザーの好みによって設定可能であるとする。
次に、録画予約の設定時刻になると(ステップS1405)、録画する番組は後でゆっくり視聴することが可能なので視聴優先度が下がり、メイン画面1501と子画面1502の間で映像の入れ替えが行われる(ステップS1406)。
この状態の画面表示例を図17に示す。図17では、図16のメイン画面1501に表示されていた4チャンネルの映像が子画面1502に表示され、図16の子画面1502に表示されていた8チャンネルの映像がメイン画面1501に表示されている。また、図17の子画面1502の下には新たなステータス情報1504が表示されている。これは録画状況を表しているものである。この録画状況を表すステータス情報1504は通常のタイマー設定時刻までを表すステータス情報1503と区別するために色分けするなどして、視覚的に解りやすく表示される。
このようにステータス情報はタイマー設定時刻までの時間だけを表すものではなく、タイマー設定時刻後も必要に応じて表示されるものである。
本実施形態ではタイマー設定時刻になると自動的に画面が入れ替わる例を説明したが、この画面入れ替えを行うか行わないかは、第2の実施形態のように継続視聴要求によって制御されるようにしてもよいし、または予めユーザーによって設定されるようにしてもよい。
以上述べた処理によれば、録画予約の設定時刻までの時間経過状況がステータス情報1503により図形的に表示されるので、ユーザーはその表示図形を見ることで設定時刻までの残り時間つまり録画開始時刻に近づきつつある状況を容易かつ直感的に把握することができる。
また、録画設定に基づいて視聴優先度を自動的に判断し、メイン画面1501に表示する映像を切り替えるので、ユーザーに特別の操作を課すことなく、ユーザーの視聴希望を的確に反映した表示処理を実現することができる。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
たとえば、上記実施形態では3画面または2画面のマルチ画面表示を例示したが、4画面以上の映像を同時に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では一つの映像に対してしかタイマー設定を行っていないが、複数の映像に対して個別にタイマー設定を行うことも可能である。この場合には、映像毎にステータス情報が付加されることになる。
本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるタイマー処理の流れを示すフローチャートである。 図2のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図2のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図2のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図2のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 第2の実施形態におけるタイマー処理の流れを示すフローチャートである。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 図7のタイマー処理における画面表示例を示す図である。 第3の実施形態における録画タイマー処理の流れを示すフローチャートである。 図14の録画タイマー処理における画面表示例を示す図である。 図14の録画タイマー処理における画面表示例を示す図である。 図14の録画タイマー処理における画面表示例を示す図である。
符号の説明
101 タイマー設定手段
102 タイマー記憶装置
103 カウントダウン装置
104 表示情報設定手段
105 表示情報記憶装置
106 ステータス情報生成装置
107 第一のスケーリング装置
108 第二のスケーリング装置
109 第三のスケーリング装置
110 合成装置
111 表示パネル
112 制御部
301 第1の画面
302 第2の画面
303 第3の画面
400 ステータス情報
800 チャンネルコール
801 ステータス情報
802 移動端
1501 メイン画面
1502 子画面
1503 ステータス情報
1504 ステータス情報

Claims (4)

  1. 一つの表示面に複数の映像の画面を同時に表示するマルチ画面表示機能を備える表示装置において、
    設定された時刻に設定された処理を実行するタイマー手段と、
    前記設定された時刻までの時間経過状況を図形的に表現するステータス情報を生成するステータス情報生成手段と、
    前記ステータス情報と表示用に解像度変換された映像とを合成して前記表示面に表示するための映像を生成する合成手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記設定された処理の対象となる映像に対応した位置に前記ステータス情報を配置することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記設定された時刻までの残り時間に応じて映像の表示レイアウトを切り替えることを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
  4. 前記映像は前記ステータス情報と重ならない大きさに解像度変換されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の表示装置。
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