JP5178376B2 - スマートキーシステム - Google Patents

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本発明は、携帯機と、前記携帯機との通信結果に基づいて車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備えているスマートキーシステムに関する。
車両制御装置が携帯機との通信に基づいてこの携帯機を認証したことを要件として、ドアのロックもしくはアンロックまたはエンジンの始動が実行されるスマートキーシステムが知られている。スマートキーシステムにおいて、運転者が気づかないうちに携帯機が車外に持ち出されてしまうとエンジンの再始動等ができなくなる。そこで、たとえば車両制御装置が携帯機に対して質問信号を送信したにもかかわらず、一定時間にわたり携帯機から回答信号を受信しなかった場合、携帯機がエンジンを再始動等させうる通常状態にはないこと、すなわち、携帯機が車両の室内空間に存在しないことを車両の乗員に対して報知することが対応措置として挙げられる。
しかるに、車両に搭載されている電子機器の作動等に起因する電磁ノイズによって車両制御装置と携帯機との通信が妨害されることにより、携帯機が車内にあるにもかかわらず携帯機が車内にないことが報知される場合がある。そこで、ノイズのレベルに応じて報知方法を変化させることにより、ノイズの影響を軽減するためには携帯機の置き場所を変える必要があることをユーザに知らせる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−104663号公報
しかし、ユーザにより携帯機の置き場所が変えられたとしてもただちにノイズの影響が軽減されるとは限らないので、車両制御装置により携帯機が車両室内空間に存在しない旨が継続して報知されてしまう。このような誤報知はユーザにスマートキーシステムへの不信感を抱かせることになりかねない。
そこで、本発明は、携帯機が車両の室内空間に存在するにもかかわらず、携帯機が車両の室内空間にないと誤って報知されてしまう可能性の低減を図ることができるスマートキーシステムを提供することを解決課題とする。
第1発明のスマートキーシステムは、携帯機と、前記携帯機との通信結果に基づいて車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記車両制御装置が第1認証子および第2認証子を保存または格納する記憶装置を備え、前記車両制御装置が第1イベントの発生を感知した場合に起動信号を送信し、前記携帯機が前記起動信号を受信したことを要件として認証子を含む認証用信号を送信し、前記車両制御装置が前記認証用信号を受信し、かつ、前記認証用信号に含まれる前記認証子がこれと合致する前記第1認証子が前記記憶装置により保存されているという第1要件を満たす場合に質問信号を送信し、前記携帯機が前記質問信号を受信したことを要件として回答信号を送信し、前記車両制御装置が前記回答信号を受信したことを要件として前記機器の動作を制御する一方、前記携帯機から前記認証用信号を受信しなかった場合には前記携帯機が前記車両の室内空間に存在しないことを報知するスマートキーシステムであって、前記車両制御装置が、さらに、前記第1要件を満たす前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存又は格納するように構成され、前記車両制御装置が、さらに、前記車両のドアが開けられた、又は、前記携帯機が前記車両の室内空間に存在することを間欠的若しくは周期的に確認するための設定周期が経過したという第2イベントの発生を感知した場合に前記起動信号を前記車両の内部空間に送信し、その後、前記認証用信号を受信し、かつ、前記認証用信号に含まれている前記認証子がこれと合致する前記第2認証子が前記記憶装置に保存されているという第2要件を満たす場合には、前記質問信号の送信及び前記回答信号の受信を行うことなく、前記報知を保留または停止するように構成されていることを特徴とする。
第1発明のスマートキーシステムによれば、車両制御装置が第2イベントの発生を感知したことに応じて車両の室内空間に起動信号を送信した後、携帯機から認証用信号を受信し、かつ、この認証用信号に含まれている認証子が第2要件を満たしている場合、携帯機が車両の室内空間に存在しない旨の報知が保留または停止される。「第2要件」とは当該認証子に合致する第2認証子が記憶装置に保存されていることである。すなわち、車両制御装置により第2イベントの発生が感知された場合、車両制御装置により第1イベントが感知されたことに応じて機器の動作が制御される場合とは異なり、質問信号および回答信号の送受信を行うことなく当該報知が保留または停止されうる。したがって、車両の室内空間に携帯機が存在するにもかかわらず、車両の室内空間に生じたノイズにより携帯機が車両室内空間に存在しないことが誤って報知される可能性の低減を図ることができる。
第2発明のスマートキーシステムは、第1発明のスマートキーシステムにおいて、前記起動信号及び前記認証用信号のコードのビット列の長さよりも、前記質問信号及び前記回答信号のコードのビット列の長さが長いことを特徴とする。
第2発明によれば、コードのビット列の長さが長い質問信号及び回答信号の通信が省略されることにより、ノイズ等由来の通信エラーの発生確率を低減させることができる。
第3発明のスマートキーシステムは、第1又は第2発明において、前記車両制御装置は、前記認証用信号及び前記回答信号の受信が成功したことにより前記車両のエンジンの始動が実行された後に、前記第1要件を満たす前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存又は格納することを特徴とする。第3発明によれば、前記認証用信号及び前記回答信号の受信が成功を要件として、前記第1要件を満たす前記認証子が第2認証子として保存又は格納されるから、第2認証子による認証において所定のセキュリティを担保することができる。
第4発明のスマートキーシステムは、第1〜第3発明のスマートキーシステムにおいて、前記車両制御装置が前記第1要件を満たした累積回数が最高の前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存または格納することを特徴とする。第4発明のスマートキーシステムによれば、機器の動作制御に際して第1要件を満たした回数が最も多い認証子を有する携帯機が車両の室内空間に存在するにもかかわらず、その後、第2イベントの発生が感知されたことに応じて当該携帯機が有する認証子が第2要件を満たさないと判定される事態が回避されうる。また、前記のように質問信号および回答信号の送受信の成否とは関係なく当該報知が保留または停止されうるので、車両の室内空間に適正な携帯機が存在するにもかかわらず、車両の室内空間に生じたノイズにより携帯機が車両室内空間に存在しないことが誤って報知される可能性の低減を図ることができる。
本発明のスマートキーシステムの実施形態について図面を用いて説明する。図1に示されているスマートキーシステムは、車両(四輪自動車)1に搭載されている車両制御装置10と、車両1のユーザにより所持される携帯機2とを備えている。車両制御装置10はECU(電子制御ユニット。CPU,ROM,RAMおよびこれらを接続するバスライン等により構成されている。)により構成されている。車両制御装置10は第1認証子および第2認証子を保存または格納する記憶装置100を備えている。車両制御装置10と対をなす一または複数の携帯機2のそれぞれに応じた数の第1認証子が記憶装置100にあらかじめ保存されている。車両制御装置10は携帯機2との通信結果に基づいて車両1に搭載されている第1電子機器11および第2電子機器12の動作を制御する。第1電子機器11はたとえばドアロックアクチュエータであり、ドアのロックまたはアンロックを第1タスクとして実行する。第2電子機器12はたとえばエンジンスタータであり、エンジンの始動を第2タスクとして実行する。車両制御装置10は、携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことを車両1に搭載されている報知機器13を通じて報知する。車両制御装置10は送信回路101と、受信回路102と、車外用送信アンテナ103と、車外用受信アンテナ104と、車内用送信アンテナ105と、車内用受信アンテナ106とを備えている。なお、車外用受信アンテナ104と車内用受信アンテナ106とは共通のアンテナであってもよい。車外用送信アンテナ103は運転席ドアおよび助手席ドアに配設され、車内用送信アンテナ105は車両1の室内空間中央付近に配設されている。送信回路101は、車両制御装置10から出力された信号を所定周波数の信号に変調し、この信号を車外用送信アンテナ103または車内用送信アンテナ105を介して送信する。車外用受信アンテナ104は運転席ドアおよび助手席ドアに配置され、車内用受信アンテナ106は車両1の室内空間中央付近に配置されている。受信回路102は、車外用受信アンテナ104または室内用受信アンテナ106を介して携帯機2から信号を受信し、この信号を復調して車両制御装置10に出力する。
携帯機2は樹脂製ケース(図示略)に内蔵されている通信制御装置20と、受信回路21と、送信回路22と、選択回路202と、第1受信アンテナ211、第2受信アンテナ212および第3受信アンテナ213と、送信アンテナ220とを備えている。通信制御装置20はコンピュータ(CPU,ROM,RAM,I/O回路等により構成されている。)により構成されている。通信制御装置20は複数の受信アンテナ211、212および213のうち1つを車両1からの送信信号を受信するための「有効アンテナ」として指定し、選択回路202に制御信号を送信することにより、選択回路20に有効アンテナを切り替えさせる。なお、選択回路202に加えてまたは代えて各受信アンテナと通信制御装置20との連結および遮断を切り替える無効化回路が設けられ、当該無効化回路により有効アンテナが切り替えられてもよい。受信回路21は有効アンテナを介して信号を外部から受信し、この信号をパルス信号に復調して通信制御装置20に出力する。送信回路22は、通信制御装置20から出力される信号を所定周波数の信号に変調し、送信アンテナ220を介して外部に送信する。携帯機2のケースはたとえば矩形板状であり、3つのアンテナ211,212および213のそれぞれは直交する3つの軸方向のそれぞれへの指向性を有するように構成または配置されている。携帯機2は車両1のユーザにより衣類のポケットに入れられる等の形で携帯されうるように軽量かつコンパクトに形成されている。車両制御装置10および携帯機2は相互に通信機能を有している限り、アンテナの個数等は任意に変更されてもよい。
前記構成のスマートキーシステムの機能について説明する。最初に車両制御装置10による電子機器の制御方法について説明する。まず、第1イベントの発生が感知される(図2/S102)。「第1イベント」は車両制御装置10が第1電子機器11または第2電子機器12の動作を制御するトリガとなるイベントである。たとえば、ドアノブの近傍範囲にユーザの手が近づいたこと、または、エンジン始動用スイッチがユーザにより触られたことが第1イベントに該当する。
また「起動信号」が送信され(図2/S104)、携帯機2により起動信号の受信成功を要件として送信される「認証用信号」の受信成否が車両制御装置10により判定される(図2/S106)。認証用信号には携帯機2に固有の認証子が含まれている。また、認証用信号の受信が成功したと判定された場合(図2/S106‥YES)、第1認証の成否が判定される(図2/S108)。第1認証の成否は、認証用信号に含まれている認証子に合致する第1認証子が記憶装置100に保存されているか否かに応じて判定される。
第1認証に成功したと判定された場合(図2/S108‥YES)、「質問信号」が送信され(図2/S110)、携帯機2により質問信号の受信成功を要件として送信される「回答信号」の受信成否が車両制御装置10により判定される(図2/S112)。回答信号の受信に成功したと判定された場合(図2/S112‥YES)、車両制御装置10により第1イベントに応じたタスクが実行される(図2/S114)。具体的には、ドアノブにユーザの手が近づいたという第1イベントに応じて、第1電子機器11としてのドアロックアクチュエータによりドアのアンロックが第1タスクとして実行される。また、エンジン始動用スイッチにユーザの手が触れたという第1イベントに応じて第2電子機器12としてのエンジンスタータによりエンジンの始動が第2タスクとして実行される。そして、第1認証に成功した際の認証子が「第2認証子」として記憶装置100に保存される(図2/S116)。前記一連の通信が車外用送信アンテナ103および車外用受信アンテナ104を通じて実施された場合には第1タスクが実行され、車内用送信アンテナ105および車内用受信アンテナ106を通じて実施された場合には第2タスクが実行される。なお、一般に起動信号および認証要信号と比較して、質問信号および回答信号のほうがコードのビット列が長いので、質問信号および回答信号の通信が省略されることにより、ノイズ等により通信エラーが発生する確率を低減させることができる。
一方、認証用信号の受信に失敗した場合(図2/S106‥NO)、第1認証に失敗した場合(図2/S108‥NO)または回答信号の受信に失敗した場合(図2/S112‥NO)、報知機器13を通じて携帯機2が車両1の室内空間に存在しない旨が報知される(図2/S118)。そのほか、回答信号がメモリに記憶されている規定の信号と異なっていると判定された場合、報知機器13を通じて携帯機2が車両1の室内空間に存在しない旨が報知されてもよい。具体的には、携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことを表わすメッセージ、アイコンまたは標識が報知機器12としてのディスプレイ装置に表示され、報知機器12としてのランプが点灯し、あるいは、報知機器12としての音声出力装置により携帯機2が車両1の室内空間に存在しない旨を表わす音声が出力される。
次に車両制御装置10による報知機器12の動作制御方法について説明する。まず、第2イベントの発生が感知される(図3/S202)。「第2イベント」は車両制御装置10が報知機器13を通じた報知制御のトリガとなるイベントである。たとえば、車両1のドアが開けられたこと、または、携帯機2が車両1の室内空間に存在することを間欠的または周期的に確認するための設定周期が経過したことが第2イベントに該当する。当該周期が経過したことは、たとえば、周期的にカウントアップおよびリセットが繰り返されるタイマのカウント時間が最大値に到ったことまたはリセットされたことにより認識されうる。
また、車内用送信アンテナ105を通じて「起動信号」が車両1の室内空間に送信され(図3/S204)、携帯機2により起動信号の受信成功を要件として送信される「認証用信号」の車内用受信アンテナ106を通じた受信成否が車両制御装置10により判定される(図3/S206)。認証用信号には前記のように携帯機2に固有の認証子が含まれている。また、認証用信号の受信が成功したと判定された場合(図3/S206‥YES)、第2認証の成否が判定される(図3/S208)。第2認証の成否は、認証用信号に含まれている認証子に合致する第2認証子が記憶装置100に保存されているか否かに応じて判定される。
第2認証に成功したと判定された場合(図3/S208‥YES)、報知機器13による報知が保留または停止される(図3/S216)。一方、第2認証に失敗したと判定された場合(図3/S208‥NO)、第1認証の成否が判定される(図3/S210)。第1認証の成否は、前記のように認証用信号に含まれている認証子に合致する第1認証子が記憶装置100に保存されているか否かに応じて判定される。
第1認証に成功したと判定された場合(図3/S210‥YES)、「質問信号」が送信され(図3/S212)、携帯機2により質問信号の受信成功を要件として送信される「回答信号」の受信成否が車両制御装置10により判定される(図3/S214)。回答信号の受信に成功したと判定された場合(図3/S214‥YES)、報知機器13を通じた報知が保留または停止される(図3/S216)。
一方、認証用信号の受信に失敗した場合(図3/S206‥NO)、第1認証に失敗した場合(図3/S210‥NO)または回答信号の受信に失敗した場合(図3/S214‥NO)、報知機器13を通じて携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことが報知される(図3/S218)。
前記機能を発揮するスマートキーシステムによれば、車両制御装置10が第2イベントの発生を感知したことに応じて車両1の室内空間に起動信号を送信した後、携帯機2から認証用信号を受信し、かつ、この認証用信号に含まれている認証子が第2要件を満たしている場合、携帯機2が車両1の室内空間に存在しない旨の報知が保留または停止される(図3/S202,S204,S206,S208,S216参照)。「第2要件」とは当該認証子に合致する第2認証子が記憶装置100に保存されていることである。すなわち、車両制御装置10により第2イベントの発生が感知された場合、車両制御装置10により第1イベントが感知されたことに応じて機器11または12の動作が制御される場合とは異なり、質問信号および回答信号の送受信の成否とは関係なく当該報知が保留または停止されうる(図2参照)。したがって、車両1の室内空間に適正な携帯機2が存在するにもかかわらず、車両1の室内空間に生じたノイズによって携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことが誤って報知される可能性の低減を図ることができる。
また、機器11または12の動作制御に際して第1要件を満たした認証子が第2認証子として記憶装置100に保存される(図2/S116参照)。「第1要件」とは当該認証子に合致する第1認証子が記憶装置100に保存されていることである。このため、機器11または12の動作制御を可能とする携帯機2が車両1の室内空間に存在するにもかかわらず、その後、第2イベントの発生が感知されたことに応じて当該携帯機2が有する認証子が第2要件を満たさないと判定される事態が回避されうる。また、前記のように質問信号および回答信号の送受信の成否とは関係なく当該報知が保留または停止されうるので、車両1の室内空間に適正な携帯機2が存在するにもかかわらず、車両1の室内空間に生じたノイズにより携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことが誤って報知される可能性の低減を図ることができる。
なお、車両制御装置10が第1要件を満たした累積回数が最高の認証子を第2認証子として記憶装置100に保存または格納してもよい。当該構成のスマートキーシステムによれば、機器11または12の動作制御に際して第1要件を満たした回数が最も多い認証子を有する携帯機2が車両1の室内空間に存在するにもかかわらず、その後、第2イベントの発生が感知されたことに応じて当該携帯機2が有する認証子が第2要件を満たさないと判定される事態が回避されうる。また、前記のように質問信号および回答信号の送受信の成否とは関係なく当該報知が保留または停止されうるので、車両1の室内空間に携帯機2が存在するにもかかわらず、車両1の室内空間に生じたノイズにより携帯機2が車両1の室内空間に存在しないことが誤って報知される可能性の低減を図ることができる。
本発明のスマートキーシステムの構成説明図 車両制御装置による電子機器の制御方法に関するフローチャート 車両制御装置による報知制御方法に関するフローチャート
符号の説明
1‥車両、2‥携帯機、10‥車両制御装置、13‥報知機器、100‥記憶装置

Claims (4)

  1. 携帯機と、前記携帯機との通信結果に基づいて車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記車両制御装置が第1認証子および第2認証子を保存または格納する記憶装置を備え、前記車両制御装置が第1イベントの発生を感知した場合に起動信号を送信し、前記携帯機が前記起動信号を受信したことを要件として認証子を含む認証用信号を送信し、前記車両制御装置が前記認証用信号を受信し、かつ、前記認証用信号に含まれる前記認証子がこれと合致する前記第1認証子が前記記憶装置により保存されているという第1要件を満たす場合に質問信号を送信し、前記携帯機が前記質問信号を受信したことを要件として回答信号を送信し、前記車両制御装置が前記回答信号を受信したことを要件として前記機器の動作を制御する一方、前記携帯機から前記認証用信号を受信しなかった場合には前記携帯機が前記車両の室内空間に存在しないことを報知するスマートキーシステムであって、
    前記車両制御装置が、さらに、前記第1要件を満たす前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存又は格納するように構成され、
    前記車両制御装置が、さらに、前記車両のドアが開けられた、又は、前記携帯機が前記車両の室内空間に存在することを間欠的若しくは周期的に確認するための設定周期が経過したという第2イベントの発生を感知した場合に前記起動信号を前記車両の内部空間に送信し、その後、前記認証用信号を受信し、かつ、前記認証用信号に含まれている前記認証子がこれと合致する前記第2認証子が前記記憶装置に保存されているという第2要件を満たす場合には、前記質問信号の送信及び前記回答信号の受信を行うことなく、前記報知を保留または停止するように構成されていることを特徴とするスマートキーシステム。
  2. 請求項1記載のスマートキーシステムにおいて、前記起動信号及び前記認証用信号のコードのビット列の長さよりも、前記質問信号及び前記回答信号のコードのビット列の長さが長いことを特徴とするスマートキーシステム。
  3. 請求項1又は2記載のスマートーキーシステムにおいて、前記車両制御装置は、前記認証用信号及び前記回答信号の受信が成功したことにより前記車両のエンジンの始動が実行された後に、前記第1要件を満たす前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存又は格納することを特徴とするスマートキーシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のスマートキーシステムにおいて、
    前記車両制御装置が前記第1要件を満たした累積回数が最高の前記認証子を前記第2認証子として前記記憶装置に保存または格納することを特徴とするスマートキーシステム。
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