JP5177881B2 - ノック式シャープペンシル - Google Patents

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Description

本発明は、押圧部材に取り付けた消しゴムを覆うために押圧部材にノックキャップを着脱可能に取り付けるノック式シャープペンシルに関する。
従来、本体外側(9)を金属材料、硬質若しくは半硬質プラスチック材料で作り、内側に環状隆起部(5)を有する筒状体(10)を形成し、本体外側(9)の下端を若干折り曲げて筒状体(10)が抜け出さないように一体的に嵌合し、該環状隆起部(5)が芯タンクの外周に弾性的に当接するよう芯タンクの上端に嵌着させたシャープペンシルのノックキャップが知られている。(特許文献1参照)
しかし、従来知られているノックキャップは、本体外側(9)内に筒状体(10)を挿入した後に、本体外側(9)の下端を若干内側に折り曲げて筒状体(10)が抜け出さないように一体的に嵌合しなければならず、組立工数が複雑で非常にコスト高になってしまうとともに、本体外側(9)に対して筒状体(10)が回転してしまう恐れがあった。
実開昭57−39278号公報(図5参照)
本発明は、上記課題を解消し、低コストで生産でき、かつ、内キャップと外キャップが互いに回転しないノック式シャープペンシルを提供することを目的とするものである。
本発明は、押圧部材を前進させることによりチャックが前進して芯を繰り出すノック式シャープペンシルにおいて、押圧部材に消しゴムを取り付け、かつ、内キャップに前端から後方に伸びた複数の切溝が形成されて撓み可能な弾性片を構成し、この弾性片に内係合部を形成し、更に、内キャップの周面に前記切溝より延長されて長手方向後方に伸びた縦溝を形成し、この縦溝に外係合部を構成するとともに、内キャップの天部に外鍔を形成し、かつ、筒状の外キャップの内面に係合突起を形成し、前記内キャップに外キャップを被せ、内キャップの縦溝に形成した外係合部に外キャップの係合突起を係止することにより内キャップに外キャップを回転不能に固定してノックキャップを構成し、前記消しゴムを覆うために内キャップの内係合部を押圧部材に係合させ押圧部材にノックキャップを取り付けることを第1の要旨とする。
また、押圧部材に突部を形成し、この突部に内キャップの凹溝からなる内係合部を係合したことを第2の要旨とする。
更に、内キャップを外キャップ内に内蔵し、内キャップの下端と外キャップの下端が略同一となるように構成したことを第3の要旨とする。
本発明のノック式シャープペンシルは、内キャップに外キャップが簡単に組み立てられ、しかも内キャップと外キャップが回転不能になっているので、押圧部材からノックキャップを外した時に外キャップが回転して使用者に不快感を与えたり、外キャップと内キャップの位置がずれてしまう恐れがない。更に、内キャップと外キャップからなるノックキャップが低コストで生産でき、かつ、ノックキャップが押圧部材に確実に係合できる効果が奏せられるものである。
内キャップと外キャップが互いに回転することなく、しかも押圧部材に確実に嵌合できるノックキャップを低コストで生産できるノック式シャープペンシルを実現した。
以下、図1、図2、図3及び図4に基づいて本発明における実施例1のシャープペンシルを説明する。また、図1の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、内キャップ1に前端から後方に伸びた切溝1Aを円周方向等間隔に4個形成して撓み可能な弾性片1Bを構成し、この弾性片1Bの内側に円周方向に伸びた凹溝1Cを形成して内係合部を構成する。更に、内キャップ1の周面に円周方向に伸びた突条1Dを形成するとともに、前記切溝1Aより延長されて長手方向に伸びた縦溝1Eを円周方向等間隔に4個形成し、この縦溝1Eのそれぞれに突起1Fからなる外係合部を構成する。更に、内キャップ1の天部には外鍔1Gを形成する。また、筒状の外キャップ2の後部内面に内方に突出した係合突起2Aを円周方向等間隔に4個形成する。前記外キャップ2は内キャップ1の前方より被せられ、外キャップ2の係合突起2Aが内キャップ1の切溝1A及び縦溝1Eを通り縦溝1Eに形成された突起1Fを乗り越えて係合される。この時、内キャップ1の天部を指で押せば簡単に内キャップ1に外キャップ2を圧入嵌合することができる。また、内キャップ1の外鍔1Gと外キャップ2の後端の間に隙間が開いていれば圧入不足であることがすぐに目で確認でき、内キャップ1の前端と外キャップ2の前端が一致するまで内キャップ1の天部を押圧すれば良いので、外キャップ2と内キャップ1からなるノックキャップを非常に簡単に組み立てることができる。
前記ノックキャップは、外キャップ2の係合突起2Aが内キャップ1の縦溝1Eに挿入されているので、内キャップ1に対して外キャップ2は回動する恐れはない。したがって、外キャップ2の周面及び内キャップ1の天部に濃度やマークを表示した場合でも、外キャップ2のマークに対して内キャップ1の表示がずれてしまったり、ノックキャップを外した時に内キャップ1が回動して使用者に不快感を与えてしまう心配は全く生じない。
次に、図3及び図4により前記ノックキャップをノック式シャープペンシルの押圧部材3に係合された状態を説明すると、チャック4と芯タンク5がコネクター6を介して連結され、このチャック4は振ることにより生じる重量体7の慣性力により前進させられて芯8を繰り出す。また、芯タンク5は後軸9内に内蔵された中子10と適宜離間して構成され、中子10に固定された押圧部材3がリターンスプリング11により後方に付勢され、中子10が後軸9の内段9Aに当接されている。この押圧部材3の後部内側には消しゴム12が取り付けられ、かつ、押圧部材3の後部外側には円周方向に伸びた突部3Aが形成されている。この押圧部材3の後部外側に前記ノックキャップが着脱可能に取り付けられ前記消しゴム12を覆って構成される。この時、内キャップ1の弾性片1Bに形成された凹溝1Cが押圧部材3の突部3Aに係合され、押圧部材3にノックキャップが着脱可能に取り付けられる。
この実施例1においては、振ることにより生じる重量体7の慣性力によって芯8を繰り出すことができるが、ノックキャップを押圧することにより押圧部材3及び中子10が前進し、中子10が芯タンク5を押すことによりチャック4が前進して芯8が繰り出されたり、芯タンク5内の芯8がチャック4内に追従される。
以下、図5に基づいて本発明における実施例2のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1或いは図3と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。チャック104の後部に直接芯タンク105を圧入固着し、この芯タンク105と一体に構成された押圧部材103の後部内側に消しゴム12を取り付ける。
また、押圧部材103の後部外側には円周方向に伸びた突部103Aが形成され、この突部103Aに内キャップ1の弾性片1Bに形成された凹溝1Cが係合され、ノックキャップにより消しゴム12が覆われるとともに、押圧部材103にノックキャップが着脱可能に取り付けられる。
この実施例2の場合には、ノックキャップを押圧することにより芯タンク105が前進され、芯タンク105とともにチャック104が前進して芯8が繰り出される。
以下、図6及び図7に基づいて本発明における実施例3のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1及び図3と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。内キャップ101に前端から後方に伸びた切溝101Aを円周方向等間隔に4個形成して撓み可能な弾性片101Bを構成し、この弾性片101Bの内側に円周方向に伸びた内方突条部101Hを形成して内係合部を構成する。更に、内キャップ101の周面に前記切溝101Aより延長されて長手方向に伸びた縦溝101Eを円周方向等間隔に4個形成し、この縦溝101Eのそれぞれに突起101Fからなる外係合部を構成する。更に、内キャップ101の天部には外鍔101Gを形成する。
前記内キャップ101の前方より外キャップ2が被せられ、外キャップ2の係合突起2Aが内キャップ101の切溝101A及び縦溝101Eを通って縦溝101Eに形成された突起101Fを乗り越えて係合され、ノックキャップが構成される。
また、後部内側に消しゴム12を取り付けた押圧部材203の後部外側に円周方向に伸びた凹部203Bが形成される。この押圧部材203の後部外側に前記ノックキャップが着脱可能に取り付けられ消しゴム12を覆って構成される。この時、内キャップ101の弾性片101Bに形成された内方突条部101Hが押圧部材203の凹部203Bに係合され、押圧部材203にノックキャップが着脱可能に取り付けられる。
内キャップに形成した弾性片が外キャップ内に内蔵されて外観が向上するとともに、内キャップと外キャップが回転しないノックキャップが簡単に組み立てられるノック式シャープペンシルに適用できる。
本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおけるノックキャップを示す拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおける内キャップを示す拡大正面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のノック式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1のノック式シャープペンシルの主要部拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2のノック式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例2) 本発明の実施例3のノック式シャープペンシルにおけるノックキャップを示す拡大断面図である。(実施例3) 本発明の実施例3のノック式シャープペンシルを示す主要部断面図である。(実施例3)
符号の説明
1 内キャップ
1A 内キャップ1の切溝
1B 内キャップ1の弾性片
1C 内キャップ1の凹溝
1E 内キャップ1の縦溝
1G 内キャップ1の外鍔
2 外キャップ
2A 外キャップ2の係合突起
3 押圧部材
3A 押圧部材3の突部
4 チャック
8 芯
12 消しゴム
101 内キャップ
101A 内キャップ101の切溝
101B 内キャップ101の弾性片
101D 内キャップ101の縦溝
101F 内キャップ101の外鍔
103 押圧部材
103A 押圧部材103の突部
104 チャック
203 押圧部材

Claims (3)

  1. 押圧部材を前進させることによりチャックが前進して芯を繰り出すノック式シャープペンシルにおいて、押圧部材に消しゴムを取り付け、かつ、内キャップに前端から後方に伸びた複数の切溝が形成されて撓み可能な弾性片を構成し、この弾性片に内係合部を形成し、更に、内キャップの周面に前記切溝より延長されて長手方向後方に伸びた縦溝を形成し、この縦溝に外係合部を構成するとともに、内キャップの天部に外鍔を形成し、かつ、筒状の外キャップの内面に係合突起を形成し、前記内キャップに外キャップを被せ、内キャップの縦溝に形成した外係合部に外キャップの係合突起を係止することにより内キャップに外キャップを回転不能に固定してノックキャップを構成し、前記消しゴムを覆うために内キャップの内係合部を押圧部材に係合させ押圧部材にノックキャップを取り付けることを特徴とするノック式シャープペンシル。
  2. 押圧部材に突部を形成し、この突部に内キャップの凹溝からなる内係合部を係合したことを特徴とする請求項1記載のノック式シャープペンシル。
  3. 内キャップを外キャップ内に内蔵し、内キャップの前端と外キャップの前端が略同一となるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のノック式シャープペンシル。
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