JP5175660B2 - スロットルグリップ装置 - Google Patents

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本発明は、スロットルグリップの回転角度に基づいて車両のエンジンが制御されるスロットルグリップ装置に関するものである。
近時の二輪車においては、スロットルグリップの回転角度をポテンションメータ等のスロットル開度センサにて検出し、その検出値を電気信号として当該二輪車が搭載する電子制御装置等に送るよう構成されたものが普及されるに至っている。そして、かかる検出信号に基づき電子制御装置が所定の演算を行い、その演算結果に基づいてエンジンの点火時期或いは排気バルブの開閉が制御されるようになっている。
例えば、特許文献1には、上記構成のスロットルグリップ装置が開示されている。かかるスロットルグリップ装置は、スロットルグリップ及びチューブガイドと連動して回転する駆動歯車と、該駆動歯車に形成された歯面と噛み合う従動歯車と、該従動歯車の回転角度を検出するためのスロットル開度センサと、これらを収容するケースとから主に構成されており、運転者がスロットルグリップを回転させると、駆動歯車を介して従動歯車が回転し、スロットル開度センサにて、そのスロットル開度が検出されるようになっていた。
然るに、上記従来のスロットルグリップ装置においては、駆動歯車を常時初期位置側(戻し側)へ付勢するリターンスプリングが収容部材に配設されており、スロットルグリップを把持しつつ回転させて駆動歯車を回転させた後、その把持した手の力を緩めると、当該リターンスプリングの付勢力により駆動歯車を介してスロットルグリップが戻し側に自然と回転して初期位置まで戻り得る構成とされていた。
特開2003−254115号公報
しかしながら、上記従来のスロットルグリップ装置においては、リターンスプリングを収容するための収容部材が別個に必要であったため、部品点数が増大して構成が複雑化してしまうとともに、スロットルグリップ装置が大型化してしまうという問題があった。また、リターンスプリングは駆動歯車を付勢するよう構成されており、その付勢力は当該駆動歯車を介してチューブガイドに伝達され、スロットルグリップを戻し得る構成とされていたため、スロットルグリップの戻し動作がスムーズに行われない可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、装置構成を簡素化し得るとともに小型化を図ることができ、且つ、スロットルグリップの戻し動作をスムーズに行わせることができるスロットルグリップ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、車両のハンドルバー先端に取り付けられるスロットルグリップの内周面に固着され、当該スロットルグリップと共に回転自在なスロットルパイプと、該スロットルパイプの回転角を検出する検出手段と、該検出手段を収容しつつ前記ハンドルバーにおける前記スロットルパイプ基端側に固定されたケースと、前記スロットルパイプを常時戻し側に付勢し、且つ、一端が前記スロットルパイプの基端側に係止されるとともに他端が前記ケースに係止された捩りバネから成るリターンスプリングとを具備し、前記検出手段で検出された前記スロットルパイプの回転角に基づき車両のエンジンが制御されるスロットルグリップ装置において、前記スロットルパイプの内周面には、当該スロットルパイプの基端側を外側へ膨出させて径方向に段差を形成しつつ拡径させた拡径部位から成るとともに前記リターンスプリングを収容する収容部が形成され、前記スロットルパイプの外周面には、その周方向にギアが一体的に形成されるとともに、磁石が形成されつつ当該ギアと噛み合って回転する従動ギアを有し、且つ、前記検出手段は、樹脂が充填された充填ケースに配設されるとともに、当該従動ギアの回転角を前記磁石から生じる磁界の変化に基づき非接触にて検出することにより当該スロットルパイプの回転角を検出するものとされ、前記ケース内には、前記スロットルパイプの外周面に一体的に形成されたギア及び前記従動ギアを覆いつつ前記充填ケースに隣接した位置に取り付けられるとともに、当該従動ギアの回転軸が形成された小ケースが配設されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、スロットルパイプの内周面にリターンスプリングを収容する収容部が形成されたので、当該リターンスプリングを収容するための別個の収容部材等を不要とすることができ、装置構成を簡素化することができる。また、リターンスプリングの収容部がスロットルパイプの内周面に形成されているので、外周面側にリターンスプリングが形成されたものに比べてもスロットルグリップ装置の小型化を図ることができる。更には、リターンスプリングがスロットルパイプに対して直接付勢力を付与しているので、他の周辺部材を介して付勢するものに比べ、スロットルグリップの戻し動作をスムーズに行わせることができる。
また、収容部は、スロットルパイプの基端側を外側へ膨出させて径方向に段差を形成しつつ拡径させた拡径部位から成るので、当該段差をリターンスプリングの受け部とさせることができ、より安定してリターンスプリングを配設することができる。
さらに、リターンスプリングは、一端がスロットルパイプの基端側に係止されるとともに他端がケースに係止された捩りバネから成るので、より確実にリターンスプリングの付勢力をスロットルパイプに伝えることができ、スロットルグリップの戻し動作をよりスムーズに行わせることができる。
またさらに、スロットルパイプの外周面には、その周方向にギアが一体的に形成されるとともに、当該ギアと噛み合って回転する従動ギアを有し、且つ、検出手段は、当該従動ギアの回転角を検出することにより当該スロットルパイプの回転角を検出するので、スロットルグリップ装置の更なる小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るスロットルグリップ装置は、二輪車のハンドルバーに取り付けられたスロットルグリップの回転角度を検出し、その検出信号を二輪車が搭載するECU等電子制御装置に送るためのもので、図1〜図8に示すように、スロットルパイプ1と、検出手段としての角度センサ10と、ケース2と、リターンスプリング4とから主に構成されている。
スロットルパイプ1は、円筒状に形成された樹脂製部材から成り、二輪車(車両)のハンドルバーHの先端に取り付けられるスロットルグリップGの内周面に固着され、当該ハンドルバーHの外周面に沿ってスロットルグリップGと共に回転自在なものである。即ち、運転者がスロットルグリップGを把持しつつハンドルバーHの周方向へ回転操作するのに伴い、その内周面に固着されたスロットルパイプ1もハンドルバーHの外周側で同一角度だけ回転し得るようになっているのである。
スロットルパイプ1の外周面には、その周方向にギア1b(歯面形状)が一体的に形成されるとともに、当該ギア1bと噛み合って回転する従動ギア5、6が小ケース3a内に配設されている。これら従動ギア5、6は、ギア1bに比べて径が1/2程度とされており、スロットルパイプ1が回転すると、その倍の回転角だけそれぞれ回転し得るよう構成されている。尚、スロットルパイプ1は、小ケース3a(充填ケース3bに対しても同様)に対して回転自在とされている。
これら従動ギア5、6は、図4、6に示すように、略同一形状の歯車が上下に2つ形成されたもの(従動ギア5においては、従動ギア5a、5bであり、従動ギア6においても同様である。)から成り、それぞれが捩りバネ7、8にて所定方向に付勢されている。これにより、従動ギア5、6が所謂シザーズギアを構成しており、各従動ギア5、6がギア1bに噛み合った際のバックラッシを抑制している。
従動ギア5、6は、図6、8に示すように、小ケース3aに形成された中心軸L1、L2を中心に回転自在とされているとともに、それぞれ磁石Ma、Mbが形成されている。即ち、スロットルパイプ1が回転するのに伴い従動ギア5、6が中心軸L1、L2を中心に回転すると、磁石Ma、MbもそれぞれL1、L2を中心に所定角度だけ回転するよう構成されているのである。
また、小ケース3aに隣接した位置(スロットルパイプ1の基端側に位置する部位)には、樹脂にて充填される充填ケース3bが配設されている。かかる充填ケース3bには、基板9が収容されているとともに、当該基板9には、検出手段としての角度センサ10が形成されている。この角度センサ10は、上述した従動ギア5、6に対応した位置(中心軸L1、L2の延長線上の位置)に配設されており、これら従動ギア5、6の回転角を検出し得るよう構成されている。
即ち、スロットルグリップG及びスロットルパイプ1の回転に伴い従動ギア5、6と共に磁石Ma、Mbが回転すると、それら磁石Ma、Mbから生じる磁界の変化により角度センサ10の出力信号が増減するので、その出力信号に基づいてスロットルグリップ1の回転角度を検出し得るようになっている。かかる検出信号は、基板9から延出されたコードhを介して二輪車が具備するECUに送られ、当該検出信号に基づいたエンジンの制御(スロットルグリップG及びスロットルパイプ1の回転角度に基づいた出力制御)が行われる。尚、図中符号Cは、コードh先端に形成されたコネクタを示している。
例えば、図11に示すように、それぞれの角度センサ10から2つの出力信号(検出信号OUT1と検出信号OUT3、及び検出信号OUT2と検出信号OUT4)を出力させるよう構成するのが好ましい。この場合、検出信号OUT1とOUT3、及びOUT2とOUT4とが2重信号系を構成しており、出力電圧が互いに逆向きに変化するよう構成されている。これにより、一方の角度センサ10或いは配線が壊れたとき、その角度センサ10からの出力電圧はダウンして出力信号の和が異なってくるので、当該一方の角度センサ10又は配線に不具合があることが認識できる。この場合であっても、他方の角度センサ10による出力に基づき各種制御が行われ、安全を確保することができる。
本スロットルグリップ装置によれば、角度センサ10によりスロットルグリップG及びスロットルパイプ1の回転角を非接触にて検出することができるので、機械的機構を有するものに比べ、装置の耐久性を向上させることができる。また、角度センサ10が充填ケース3bに収容されて樹脂にてモールドされているので、当該角度センサ10に対する防水効果を向上させることができる。尚、磁石Ma、Mbは、永久磁石であっても、他の磁界を生じ得るもの(例えばプラスチック磁石等)であってもよい。
一方、ケース2は、角度センサ10を収容しつつハンドルバーHにおけるスロットルパイプ1の基端側(図1中左端側)に固定されたものである。具体的には、ケース2は、図9、10に示すように、半割り部材2a、2bで構成され、それぞれの半割り部材にはハンドルバーHの外周面に倣った円弧形状の縁部2aa、2baが形成されており、当該縁部2aa、2baをハンドルバーHの外周面に当接させつつボルトB(図1参照)で締め上げることにより、ケース2が当該ハンドルバーHに固定されるようになっている。而して、ケース2は、縁部2aa、2baでのみハンドルバーHと当接しており、他の部位では当接しない構成とされている。
本実施形態においては、従動ギア5、6等が配設された小ケース3aと、基板9及び角度センサ10等が配設されつつ樹脂が充填された充填ケース3bとがスロットルパイプ1の基端側に配設されており、これら小ケース3a及び充填ケース3bを覆う如くケース2がハンドルバーHに固定されている。即ち、ケース2には、スロットルパイプ1の基端側が配設されるとともに、小ケース3a及び充填ケース3bが収容されているのである。
小ケース3aには、図2、3に示すように、基端11bを小ケース3aに当接させた捩りバネから成る組み付けバネ11が形成されており、かかる組み付けバネ11の先端11a側がケース2の内周面にて押圧され得るようになっている。これにより、小ケース3aを介してスロットルパイプ1に対して組み付けバネ11の付勢力が付与されることとなり、当該スロットルパイプ1とハンドルバーHとの間のガタを吸収することができる。
即ち、ハンドルバーHの外周面に沿ってスロットルパイプ1を回転させるため、これらハンドルバーHの外周面とスロットルパイプ1の内周面との間にはクリアランスが形成されるのであるが、かかるクリアランスによりガタが生じてしまう。而して、本実施形態においては、組み付けバネ11の付勢力(弾力)でスロットルパイプ1を径方向へ寄せてハンドルバーHと当接させることによりガタを防止しているのである。尚、スロットルパイプ1のハンドルバーHに対する当接力は、組み付けバネ11の弾力であるため、回転時に大きな負荷を生じさせることはなく、操作性にあまり影響を与えないものとされている。
リターンスプリング4は、図10に示すように、一端4aがスロットルパイプ1の基端側に係止されるとともに他端4bがケース2に形成された係止部2abに係止された捩りバネから成るものであり、スロットルパイプ1を常時戻し側(初期位置に戻す方向)に付勢するものである。ここで、本実施形態においては、図4に示すように、スロットルパイプ1の基端側の内周面にリターンスプリング4を収容する収容部Aが形成されている。かかる収容部Aは、スロットルパイプ1の基端側を外側(外径方向)へ膨出させて径方向に段差1aa(図4、6参照)を形成しつつ拡径させた拡径部位1aから成る。この拡径部位1aは、スロットルパイプ1の基端側の開口端部を成しており、本実施形態においては、ギア1bと隣接した部位に形成されている。
このように、スロットルパイプ1の内周面にリターンスプリング4を収容する収容部Aが形成されたので、当該リターンスプリング4を収容するための別個の収容部材等を不要とすることができ、装置構成を簡素化することができる。また、リターンスプリング4の収容部Aがスロットルパイプ1の内周面に形成されているので、外周面側にリターンスプリングが形成されたものに比べてもスロットルグリップ装置の小型化を図ることができる。
更には、リターンスプリング4がスロットルパイプ1に対して直接付勢力を付与しているので、他の周辺部材を介して付勢するものに比べ、スロットルグリップGの戻し動作をスムーズに行わせることができる。また更に、収容部Aは、スロットルパイプ1の基端側を外側へ膨出させて径方向に段差1aaを形成しつつ拡径させた拡径部位1aから成るので、当該段差1aaをリターンスプリング4の受け部(座)とさせることができ、より安定してリターンスプリング4を配設することができる。
また、リターンスプリング4は、一端4aがスロットルパイプ1の基端側に係止されるとともに他端4bがケース2に係止された捩りバネから成るので、より確実にリターンスプリング4の付勢力をスロットルパイプ1に伝えることができ、スロットルグリップGの戻し動作をよりスムーズに行わせることができる。然るに、スロットルパイプ1の外周面には、その周方向にギア1bが一体的に形成されるとともに、当該ギア1bと噛み合って回転する従動ギア5、6を有し、且つ、検出手段としての角度センサ10は、当該従動ギア5、6の回転角を検出することにより当該スロットルパイプ1の回転角を検出するので、スロットルグリップ装置の更なる小型化を図ることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスロットルグリップの回転角を電気的に検知してスロットル開度を制御するものであれば、他の形態のものにも適用することができる
た、本実施形態においては、二輪車のハンドルバーに取り付けられたものとされているが、ハンドルバーを有する他の車両(例えばATVやスノーモービル等)に取り付けるようにしてもよい。
スロットルパイプの内周面には、当該スロットルパイプの基端側を外側へ膨出させて径方向に段差を形成しつつ拡径させた拡径部位から成るとともにリターンスプリングを収容する収容部が形成され、スロットルパイプの外周面には、その周方向にギアが一体的に形成されるとともに、磁石が形成されつつ当該ギアと噛み合って回転する従動ギアを有し、且つ、検出手段は、樹脂が充填された充填ケースに配設されるとともに、当該従動ギアの回転角を磁石から生じる磁界の変化に基づき非接触にて検出することにより当該スロットルパイプの回転角を検出するものとされ、ケース内には、スロットルパイプの外周面に一体的に形成されたギア及び従動ギアを覆いつつ充填ケースに隣接した位置に取り付けられるとともに、当該従動ギアの回転軸が形成された小ケースが配設されたスロットルグリップ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係るスロットルグリップ装置を示す外観図 同スロットルグリップ装置における小ケース及び充填ケースに組みつけられたスロットルパイプを示す正面模式図 同スロットルグリップ装置における小ケース及び充填ケースに組みつけられたスロットルパイプを示す左側面模式図 図3におけるIV−IV線断面図 図4におけるV−V線断面図 図3におけるVI−VI線断面図 図6におけるVII−VII線断面図 図6におけるVIII−VIII線断面図 同スロットルグリップ装置におけるハンドルバーに固定されたケースを示す外観模式図 同スロットルグリップ装置におけるハンドルバーに固定されたケースを示す断面模式図 同スロットルグリップ装置における検出手段としての角度センサの出力電圧を示すグラフ
符号の説明
1 スロットルパイプ
1a 拡径部位
1aa 段差
1b ギア
2 ケース
3a 小ケース
3b 充填ケース
4 リターンスプリング
5、6 従動ギア
7、8 捩りバネ
9 基板
10 角度センサ(検出手段)
11 組み付けバネ
A 収容部
G スロットルグリップ
H ハンドルバー

Claims (1)

  1. 車両のハンドルバー先端に取り付けられるスロットルグリップの内周面に固着され、当該スロットルグリップと共に回転自在なスロットルパイプと、
    該スロットルパイプの回転角を検出する検出手段と、
    該検出手段を収容しつつ前記ハンドルバーにおける前記スロットルパイプ基端側に固定されたケースと、
    前記スロットルパイプを常時戻し側に付勢し、且つ、一端が前記スロットルパイプの基端側に係止されるとともに他端が前記ケースに係止された捩りバネから成るリターンスプリングと、
    を具備し、前記検出手段で検出された前記スロットルパイプの回転角に基づき車両のエンジンが制御されるスロットルグリップ装置において、
    前記スロットルパイプの内周面には、当該スロットルパイプの基端側を外側へ膨出させて径方向に段差を形成しつつ拡径させた拡径部位から成るとともに前記リターンスプリングを収容する収容部が形成され、
    前記スロットルパイプの外周面には、その周方向にギアが一体的に形成されるとともに、磁石が形成されつつ当該ギアと噛み合って回転する従動ギアを有し、且つ、前記検出手段は、樹脂が充填された充填ケースに配設されるとともに、当該従動ギアの回転角を前記磁石から生じる磁界の変化に基づき非接触にて検出することにより当該スロットルパイプの回転角を検出するものとされ、
    前記ケース内には、前記スロットルパイプの外周面に一体的に形成されたギア及び前記従動ギアを覆いつつ前記充填ケースに隣接した位置に取り付けられるとともに、当該従動ギアの回転軸が形成された小ケースが配設されたことを特徴とするスロットルグリップ装置。
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