JP5175244B2 - リング体、インサートメタル及び流体シール - Google Patents

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本発明は、金属製の一端に中心向きツバ部を備えた円筒状のリング体、このリング体を用いた流体シールのインサートメタル、及び、このインサートメタルを用いた流体シールに関する。
図6は、本発明の背景技術である流体シールに用いるインサートメタルの製造方法を示すもので、(a)は、その素材の矩形平板を切り出す状態の図、(b)は、切り出された矩形平板を示す図、(c)はその矩形平板を円筒状に塑性加工した状態の図、(d)はその円筒状のものを断面L字状のリング体に塑性加工した状態の図である。このインサートメタルは、特許文献1に記載されたものである。
このインサートメタル11は、矩形平板状の素材11Sから塑性加工によって断面L字状のリング体11Lを形成し、このリング体11Lの相互に当接状態の合わせ目11aを接合しないようにしたもので、それまで、平板リング状板材から塑性加工していた場合の素材の外側と内側の残材が発生することを回避することができるものであった。
つまり、完成品のリング体11Lの平均外径をD、L字状の展開長さを長さHとして、図6(a)、(b)に示すように矩形平板状の素材11Sを裁断し、次に、この素材11Sを図6(c)に示すような合わせ目11a′で相互接触した円筒体11Kとし、この円筒体11Kの外径を拘束して、図6(d)に示すように、その一端側を塑性加工して、断面がL字状のリング体11Lとなるようにしたものである。
なお、図6(d)において、符号11dはツバ部、符号11cは、周部である。
こうして、このインサートメタル11においては、残材を一切発生させることなく、目的とする断面L字形状のリング体11Lであるインサートメタル11を製造することができた。
しかしながら、上記製法のリング体11Lにおいては、ツバ部11dにおいては、中心側へ行くほど径を小さくする塑性加工を行うので、残留圧縮応力が発生し、合わせ目 11aに隙間を発生させないように、特許文献1にも記載されているように、この残留圧縮応力に対抗するようなリング体11Lの周部11cの内周側から外周方向へのポンチンング加工が必要とされており、塑性加工の工程面での改善が求められていた。
同様の問題は、流体シールのインサートメタルについてだけでなく、同様の断面L字状のリング体にとっても、また、このインサートメタルを用いる流体シールについても重要な問題であった。
特開2008−51234号公報(図1)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、残材を発生させることがなく、かつ、ツバ部を形成する塑性加工後に残留圧縮応力が発生せず合わせ目に隙間の少ないリング体、このリング体を用いた流体シール用のインサートメタル、及び、このインサートメタルを用いた流体シールを提供することを解決課題とする。
本発明のリング体は、金属製の、一端に中心向きツバ部を備えた円筒状のリング体であって、矩形平板状の素材から塑性加工によって円周の合わせ目を接合しない円筒体を形成した後、この円筒体の外周を拘束し、前記ツバ部を中心に向かうほど生じる余肉を逃がすような周方向への凹凸を形成するように塑性加工することで、リング体の周部とツバ部の合わせ目に隙間ができにくいようにしたことを特徴とする。
本発明の流体シールのインサートメタルは、上記本発明のリング体を用いたことを特徴とする。
本発明の流体シールは、上記本発明のインサートメタルを用いたことを特徴とする。
本発明のリング体は、金属製の、一端に中心向きツバ部を備えた円筒状のリング体であって、矩形平板状の素材から塑性加工によって円周の合わせ目を接合しない円筒体を形成した後、この円筒体の外周を拘束し、前記ツバ部を中心に向かうほど生じる余肉を逃がすような周方向への凹凸を形成するように塑性加工することで、リング体の周部とツバ部の合わせ目に隙間ができにくいようにしたので、残材を発生させることがなく、かつ、ツバ部を形成する塑性加工後に残留圧縮応力が発生せず合わせ目に隙間の少ないリング体を得ることができる。
本発明の流体シールのインサートメタルは、上記本発明のリング体を用いたので、上記リング体の効果をインサートメタルとして発揮する。
本発明の流体シールは、上記本発明のインサートメタルを用いたので、上記インサートメタルの効果を流体シールとして発揮することに加え、いわゆる、ツバ部の凹凸とシールのゴム材との相互拘束性の向上により、耐バースト性が向上される。
本発明のリング体の製造方法を示すもので、(a)は、その素材の矩形平板を切り出す状態の図、(b)は、切り出された矩形平板を示す図、(c)はその矩形平板を円筒状に塑性加工した状態の図、(d)はその円筒状のものを断面L字状のリング体に塑性加工した状態を示す外観斜視図 (a)は、図1(d)のリング体の平面図、(b)は、(a)のAB断面図、(c)は、(a)のP矢視図 (a)、(b),(c)は、図1のリング体のツバ部の塑性加工工程を順に示す断面図 図1のリング体をインサートメタルとして用いた流体シールの一例を示す断面図 (a),(b),(c)は、本発明のリング体の他例を示す図 本発明の背景技術である流体シールに用いるインサートメタルの製造方法を示すもので、(a)は、その素材の矩形平板を切り出す状態の図、(b)は、切り出された矩形平板を示す図、(c)はその矩形平板を円筒状に塑性加工した状態の図、(d)はその円筒状のものを断面L字状のリング体に塑性加工した状態の図
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施形態1
図1は、本発明のリング体の製造方法を示すもので、(a)は、その素材の矩形平板を切り出す状態の図、(b)は、切り出された矩形平板を示す図、(c)はその矩形平板を円筒状に塑性加工した状態の図、(d)はその円筒状のものを断面L字状のリング体に塑性加工した状態を示す外観斜視図である。
この図を用いて、本発明のリング体1Lの製造方法について説明する。まず、図1(a)に示すように、幅π・Dで長さが適度の平板を用意し、これを幅π・Dに直交する方向に、寸法Hのピッチで切断する。
ここで、「π」は円周率、「・」は乗算、「D」は、成形後のインサートメタル1の周部1cの内外平均径、「H」は同様に、成形後のインサートメタル1の周部1cの軸方向長さとツバ部1dの径方向長さとを加えた実効長さ(成形前長さ)を意味するものである。
つまり、この図における幅π・Dと寸法Hとは、成形後のリング体1Lの周部1cとツバ部1dとをちょうど形成するものとなっている。
切断後の矩形平板(矩形平板状の素材)1Sを示すのが、図1(b)であり、これより、符号「H」を幅H、符号「π・D」を長さπ・Dとする。
この幅H、長さπ・Dの矩形平板を幅Hが円環の幅となるように円環状に塑性加工したものが図1(c)に示す円環体1Kである。このとき、円環体1Kの平均直径Dが、成形終了後のリング体1Lの周部1cの平均直径Dとなっている。
また、この円環体1Kは、単に矩形平板1Sを円環状に塑性加工したものであるので、元の矩形平板1Sの両端面の当接部分が合わせ目1a′として表れており、本発明では、この合わせ目1a′を溶接などの方法により接合しないことを特徴としている。
ついで、この状態の円環体1Kに、更に、ツバ部1dが形成されるように塑性加工したものが、図1(d)に示すリング体1Lであり、インサートメタル1として完成している。
なお、この図1(d)において、符号1cは、リング体1Lの周部であり、符号1dはツバ部である。また、符号1aは、リング体1Lとなった状態の合わせ目であり、ここでも接合はされていない。
また、ここまでの製造過程で、図1(a)に示した素材の段階から、リング体1Lとなるまでの間、素材から不要となった部分は発生しておらず、材料の有効利用がされている。
ここで、このリング体1Lの特徴は、そのツバ部1dの形状が、円筒体1Kの外周を拘束し、ツバ部1dを中心に向かうほど生じる余肉を上下へ逃がすような周方向への凹凸,つまり、凸部1eと凹部1fとを形成するように塑性加工することで、リング体1Lの周部1cとツバ部1dの合わせ目1aに隙間ができにくいようにしたことにある。
図6で説明したリング体11Lにおいては、ツバ部11dは平坦な状態でリング体11Lの中心方向に塑性加工されており、中心に向くほど周径が小さくなることによる圧縮残留応力が発生し、それが合わせ目11aに隙間を発生させる原因となっていたと考えられる。
そこで、このリング体1Lにおいては、凹部1fを、リング体1Lの中心方向へ向かうほど、その深さが深くなるような形状として、これにより、周径が小さくなくことにより生じる余肉をリング体の軸の上下方向で周方向への凹凸として逃がしているのであり、よって、ツバ部1dに周径縮小に逆らう塑性加工を行うことによる残留圧縮応力が発生せず、リング体1Lの周部1cとツバ部1dの合わせ目1aに隙間ができにくいようにすることができたのである。
こうして、このリング体1Lによれば、残材を発生させることがなく、かつ、ツバ部1dを形成する塑性加工後に残留圧縮応力が発生せず合わせ目1aに隙間の少ないリング体1Lを得ることができる。また、このリング体1Lは、後述するように、流体シールのインサートメタル1として用いるものであるので、その場合、上記効果をインサートメタルとして発揮することができる。
図2(a)は、図1のリング体の平面図、(b)は、(a)のAB断面図、(c)は、(a)のP矢視図である。これより、すでに説明した部分と同じ部分については、重複説明を省略する。
これらの図を見ると、本発明のリング体1L(インサートメタル1)の形状がよく解る。また、図2(a)から解るように、凹部1fの周方向の幅は、外周側から中心に向かうにつれて変化せず、同じ幅となり、それに対応して、凸部1eの幅は中心に向かうほど狭い幅となっているが、このような凹部と凸部の幅の関係はこれらに限定されるものではない。
重要なのは、ツバ部を形成することにより生じる、中心にいくほど大きくなる余肉を円筒体の軸の上下方向で周方向の凹凸の高さの差で逃がし、これにより合わせ目に隙間を生じさせるような残留圧縮応力を生じさせないようにするという技術的な思想である。
また、本発明のリング体は、帯板から切り出した素材を円筒状に加工し、その一端側を折り曲げてツバ部を形成する場合に、曲げ加工部つまりツバ部に存在する、行き場のない肉余り部分を、変形し易い、無理の無い素直な円周方向に沿った、ツバ部の板厚方向の凹凸状に成形させて逃がすものである。この凹凸高さは、内径部分が最大となり、周部がゼロとなり、両者間を縮径に応じて滑らかに結ぶものである。
図3(a)、(b),(c)は、図1のリング体のツバ部の塑性加工工程を順に示す断面図である。この図3により、ツバ部1dの塑性加工の工程を説明する。
まず、円筒体1Kの外周を拘束する外周拘束型6の中に、円筒体1Kを挿入し、図3(a)に示すような一次曲げ型7Aにより、最終的にツバ部1dとなる方向に、円筒体1Kの一端を円錐斜面形状の傾斜ツバ部1gを形成するように1次曲げする。
ついで、凸部1eを形成するような2次曲げ型7Bにより、従来と同様な凹凸の無い平坦な平坦ツバ部1hを形成するように2次曲げする。
最後に、凹部1fを形成するような3次曲げ型7Cにより、図1(d)に示したように、ツバ部を形成することにより生じる、中心にいくほど大きくなる余肉を円筒体の軸の上下方向で周方向の凹部1fと凸部1eの高さで逃がすような凹凸を形成するように3次曲げする。
このように、凹凸のあるツバ部1dを塑性加工するのに、3段階の塑性加工工程を経るのは、最終的に形成されるツバ部1dが無理無く、歪みなく形成され、目的とする圧縮残留応力が形成されないように滑らかに塑性変形させるためである。
なお、上記のツバ部1d形成のための塑性加工は3つの工程からなるが、全て、同じ、外周拘束型6の中に入った円筒体1kに、同じ上下方向に3種類の異なる成形型7A、7B、7Cを順次押し込んでいくものであるので、塑性加工の工程としては一連の流れの工程とでき、また、加工対象品の移し替えがないので、工程的には、従来技術で必要とされたポンチング加工より工数の少ないものとなる。
また、凹凸の加工により余肉を好適に吸収することができ、ツバ部1d、周部1cの合わせ目1aに生じる隙間をより確実に少ないものとすることができ、このリング体1Lを流体シールのインサートメタル1として好適なものとすることができる。
図4は、図1のリング体をインサートメタルとして用いた流体シールの一例を示す断面である。
この流体シール5は、流体圧機器や、流体を潤滑剤として用いる機器において、流体の内外間の漏れをシールするために用いるもので、その外周側が円形状の設置部に設置され、その中心空間部分に円筒あるいは円柱状のものを、回転可能に、あるいは、直線移動可能に、または、回転かつ直線移動可能に収容するものである。
流体シール5は、その骨格部分として、図1のインサートメタル1を用い、このインサートメタルをシール目的に適応したゴム材5aで覆うようにして一体成形されたもので、外部からのダストの侵入を防止するダストリップ2、内部の流体の漏れを防止するシールリップ3、このシールリップ3のシール対象物への緊迫力を補強するためのガータスプリング4とを備えている。
このような流体シール5においては、凹凸のあるリング体のインサートメタル1であっても、ゴム材5aから突出するようなものでない場合は、流体シール5の基本的機能になんら影響を与えるものではなく、歩留まり良く、残材を発生することがない、インサートメタル1の効果を流体シールとして発揮する。
加えて、この場合、インサートメタル1のツバ部1dには凹部1fと凸部1eとからなる凹凸があるので、ゴム材5aとインサートメタル1間の相互接触面積が増え、相互拘束力も増えることとなる。
したがって、シールリップ3に内圧が作用した場合にシールリップ部3をインサートメタル1から引き剥がそうとする力が作用し、この内圧が許容圧力を越える場合には、シールリップ3がインサートメタル1から脱落するバースト現象が発生するが、上述の拘束力の増加により、この流体シール5によれば、耐バースト性も向上するという効果を発揮することができる。
なお、本発明のインサートメタルが用いられる流体シールとしては、上記に例示したものだけでなく、ダストリップのないものや、ガータスプリングのないものも含まれる。また、流体には、油圧機器の作動油や、水圧機器の水や、空圧機器の空気や気体が含まれるものである。
実施形態2
図5(a),(b),(c)は、本発明のリング体の他例を示す図である。
図5(a),(b),(c)のリング体1A,1B,1Cは、図1、2に示したリング体1に比べ、ツバ部の凹凸形状が異なるもので、その異なる凹凸形状を、図2(c)と同様な方向から見た所をそれぞれ示しているものである。
図5(a)のリング体1Aは、図1、2のリング体1のツバ部1dに比べ、凹凸の形状が台形形状の凹部1jと、凸部1kとからなるツバ部1iとなっている点が異なる。
このような凹凸のツバ部1iであっても、その高低の差によって、ツバ部iの中心に向かうほど生じる余肉を前記円筒体の軸方向の上下へ逃がすことができ、このようなツバ部1iを備えたリング体1Aは、図1、2のリング体1と同じ効果を発揮することができ、このリング体1Aを用いインサートメタル及びこのインサートメタルを用いた流体シールについても同様の効果が発揮される。
図5(b)のリング体1Bは、図1、2のリング体1のツバ部1dに比べ、凹凸の形状が三角波形状のツバ部1mとなっている点が、図5(c)のリング体1Cは、図1、2のリング体1のツバ部1dに比べ、凹凸の形状が円弧状波形状のツバ部1nとなっている点が異なっている。
このような凹凸のツバ部1m、1nであっても、その高低の差によって、ツバ部m,nの中心に向かうほど生じる余肉を前記円筒体の軸方向の上下へ逃がすことができ、このようなツバ部1m,nを備えたリング体1B、1Cは、図1、2のリング体1と同じ効果を発揮することができ、このリング体1B、Cを用いインサートメタル及びこのインサートメタルを用いた流体シールについても同様の効果が発揮される。
なお、本発明のリング体、このリング体を用いた流体シールのインサートメタル、及び、このインサートメタルを用いた流体シールは、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。
例えば、リング体は、インサートメタルとして用いることができる他、円筒(周部)とその一方開口に穴開き円板(ツバ部)が組み合わされた形状のもので、周部分に合わせ目があって、その合わせ目に隙間が少なければ十分で、合わせ目が溶接されている必要のないようなものとして、例えば、二輪自動車のサスペンションの大径とより小径のスプリングの間に用いられるスプリングシートなどとして用いることができる。
本発明のリング体、このリング体を用いた流体シール用のインサートメタル、及び、このインサートメタルを用いた流体シールは、リング体について、残材を発生させることがなく、かつ、ツバ部を形成する塑性加工後に残留圧縮応力が発生せず合わせ目に隙間の少ないことが要請される産業分野に用いることができる。
1、1A、1B、1C インサートメタル
1a 合わせ目
1c 周部
1d、1i、1m、1n ツバ部
1e 周方向への凸部
1f 周方向への凹部
1L、1A〜1C リング体
1S 矩形状平板
1K 円筒体
5 流体シール

Claims (3)

  1. 金属製の、一端に中心向きツバ部を備えた円筒状のリング体であって、
    矩形平板状の素材から塑性加工によって円周の合わせ目を接合しない円筒体を形成した後、
    この円筒体の外周を拘束し、前記ツバ部を中心に向かうほど生じる余肉を逃がすような周方向への凹凸を形成するように塑性加工することで、リング体の周部とツバ部の合わせ目に隙間ができにくいようにしたことを特徴とするリング体。
  2. 請求項1記載のリング体を用いたことを特徴とする流体シールのインサートメタル。
  3. 請求項2記載のインサートメタルを用いたことを特徴とする流体シール。
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