JP5175136B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

技術は、例えば、指等の指示手段が表示面を指示することによって当該表示面を介して各種情報を入力可能なタッチパネル機能を有する液晶装置等の電気光学装置、及びそのような電気光学装置を具備してなる直視型ディスプレイ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置の一例である液晶装置では、複数の画素部毎に、或いは任意の個数の画素部を一群とする群毎に光センサを配置し、画素部を透過する透過光による画像表示、及び指等の指示手段を介した当該液晶装置への情報の入力を可能にする、所謂タッチパネル機能を有する液晶装置が提案されている。このような液晶装置では、指或いは指示部材等の指示手段が液晶装置の表示面に触れたこと、或いは表示面上で動いたことが光センサによって検知され、当該液晶装置への情報の入力が可能になっている。
タッチパネル機能を備えた液晶装置では、例えば、画像が表示される表示領域のうち指等の指示手段に重なる領域に配置された光センサ、言い換えれば指示手段の影に重なる領域に配置された光センサが、指示手段の影に対応した入射光の光量を検出する。指示手段に重ならない領域に配置された光センサは、指示手段によって遮られない外光を入射光としてその光量を検出し、光量の差に応じた各画像部分の階調レベルに差が設けられた画像が取得される。したがって、この種の液晶装置では、画像を表示する表示面から入射する入射光の光量を検出し、各光センサによって検出された入射光の光量の夫々に応じて階調レベルが特定された画像部分からなる画像に基づいて指示手段の位置が検出可能になる。非特許文献1によれば、表示領域に入射する外光(可視光)の強度が高い時には、指等の指示手段の影を検出し、外光(可視光)の強度が低い時には、表示面から出射された光のうち指等の指示手段によって反射された反射光を検出することによって、指示手段の位置及び形状を検出する技術が開示されている。
また、特許文献1によれば、指等の指示手段を検出する際に、外光の強度と、表示面から出射される表示光の強度との相対的な強度の大小関係に起因して指示手段を検出することが困難となった場合、指示手段によって反射された赤外光を検出することによって当該指示手段の位置等を検出する技術が開示されている。
Touch Panel Function Integrated LCD Using LTPS Technology,N.Nakamura et al,IDW/AD'05 p.1003-1006 特開2006−301864号公報
しかしながら、非特許文献1に開示された技術によれば、表示面から出射される表示光の強度と外光の強度と略等しくなった条件下では、表示光のうち指示手段によって反射された反射光の強度及び外光の強度が相互に略等しくなる場合がある。このような場合、反射光及び外光の夫々の強度の差に基づいて、表示領域のうち指示手段が重なる領域とその他の領域とを区別することが困難となり、指示手段の位置等を検出することが困難となる技術的な問題点が生じる。
また、特許文献1に開示された技術によれば、指示手段の検出に赤外光を用いたとしても、指等の指示手段によって反射された反射赤外光と、外光に含まれる赤外光との夫々の強度が略等しい条件下では、非特許文献1と同様の問題点が生じる。
即ち、特定の波長の光を検出することによって指等の指示手段を検出した場合、電気光学装置が使用される使用環境によっては、指示手段の位置及び形状等を特定する正確な情報を取得し、指示手段を検出する検出感度を高めることが困難になる。
よって、本技術は上記問題点等に鑑みてなされたものであり、例えば、当該電気光学装置が使用される使用環境における外光の強度に左右されることなく、指示手段の検出感度が高められたタッチパネル機能を有する液晶装置等の電気光学装置、及びそのような電気光学装置を具備してなる直視型ディスプレイ等の電子機器を提供することを課題とする。
技術に係る電気光学装置は上記課題を解決するために、基板上の表示領域に形成され、前記基板上の一の層に形成された一の半導体層を含む画素スイッチング用素子をそれぞれ有する複数の画素部と、前記表示領域に形成されており、表示面に入射する入射可視光に対する受光感度を示し、前記一の層に前記一の半導体層と互いに共通の工程により形成された他の半導体層の一部を構成する第1受光層を有する第1受光素子と、前記表示領域に形成されており、前記第1受光素子と互いに電気的に並列に接続されて、前記表示面に入射する入射赤外光に対する受光感度を示し、前記一の層と異なる他の層の前記第1受光層と重ならない領域に形成された第2受光層を有する第2受光素子と、前記入射可視光に対する受光感度、及び前記入射赤外光に対する受光感度に基づいて、前記表示面を指示する指示手段を検出する検出手段と、を備える。
技術に係る電気光学装置によれば、複数の画素部は、基板上の表示領域において、例えば、マトリクス状に配列されている。複数の画素部の輝度は、当該電気光学装置の動作時において、例えば、各画素部の夫々に供給された画像信号に応じて設定される。これにより、表示面の表示領域に画像信号に応じた画像が表示可能となる。
第1受光素子は、前記表示領域に形成されており、当該電気光学装置の表示面に入射する入射可視光に対する受光感度を示す。第1受光素子は、当該電気光学装置の動作時において、表示面の入射した入射可視光に対する感度を示す。ここで、入射可視光は、外光のうち指示手段に遮られなかった可視光成分、或いは指示手段によって反射された可視光成分の両方を含む。第1受光素子は、例えば、入射可視光の光強度に応じた光電流を出力可能に構成されている。
第2受光素子は、前記表示領域に形成されており、前記表示面に入射する入射赤外光に対する受光感度を示す。第2受光素子は、当該電気光学装置の動作時において、表示面の入射した入射赤外光に対する感度を示す。ここで、入射赤外光は、外光のうち指示手段に遮られなかった赤外光成分、或いは指示手段によって反射された赤外光成分の両方を含む。第2受光素子は、例えば、入射赤外光の光強度に応じた光電流、即ち、出力電流を出力可能に構成されている。
このような第1受光素子及び第2受光素子は、受光感度を示す光の波長帯域が相互に異なるように、例えば、素子構造、サイズ、或いは構成材料等の各種素子設計が相互に異なる。
検出手段は、前記入射可視光に対する受光感度、及び前記入射赤外光に対する受光感度に基づいて、前記表示面を指示する指等の指示手段を検出する。より具体的には、例えば、検出手段は、第1受光素子及び第2受光素子の夫々と電気的に接続されており、これら素子から出力された出力電流に基づいて指示手段の位置及び形状等の各種情報を取得可能に構成された回路部である。
したがって、本技術に係る電気光学装置によれば、当該電気光学装置の動作時において、指示手段の位置及び形状等に応じて表示面に各々入射する入射可視光及び入射赤外光の夫々を検出可能であるため、検出可能な光の波長帯域が一種類である一の受光素子を用いて指示手段を検出する場合に比べて、指示手段の検出感度を高めることが可能である。
より具体的には、例えば、外光が強い条件下では、表示領域のうち指示手段が重なる領域では、他の領域に比べて入射可視光の強度が低くなるため、低くなった強度分だけ第1受光素子から出力される出力電流は他の領域の第1受光素子の出力電流より低くなる。表示領域のうち指示手段が重なる領域では、指等の指示手段から表示面に向かって出射される赤外光の強度分に応じて、入射赤外光の強度は、指示手段が重ならない領域より高くなる。よって、外光が強い条件下では、表示領域のうち指示手段が重なる領域において、他の領域より強度が低くなった入射可視光の強度の低下分に応じた出力電流の低下分と、表示領域のうち指示手段が重なる領域における入射赤外光の強度に対応した出力電流の和に基づいて、指示手段をより正確に特定可能になる。
また、外光が弱い条件下では、表示領域のうち指示手段が重なる領域では、表示面から出射される表示光に含まれる可視光のうち指示手段によって反射された反射可視光が第1受光素子に検出される。加えて、第2受光素子は、表示面から出射された表示光に含まれる赤外光のうち指示手段によって反射された反射赤外光を検出する。よって、外光が弱い条件下では、指示手段によって反射された反射可視光が入射可視光として表示面に入射すると共に、指示手段によって反射された反射赤外光が入射赤外光も表示面に入射する。ここで、外光の強度が弱いことに起因して、入射可視光の強度が低く、入射可視光を検出するだけでは指示手段の位置などを正確に特定できないことが想定される。しかしながら、本技術に係る電気光学装置によれば、第2受光素子が、指示手段によって反射された反射赤外光を入射赤外光として検出することから、入射可視光に応じて第1受光素子から出力される出力電流に、入射赤外光に応じて第2受光素子から出力される出力電流を加えた総出力電流に基づいて指示手段を検出することが可能になる。
また、外光が強い条件及び弱い条件の夫々の条件下で指示手段をより正確に検出可能になる場合と同様に、外光及び表示面から出射される表示光の夫々の強度が略等しい条件下でも、入射可視光及び入射赤外光の両方が検出されることによって、各受光素子から出力される出力電流に基づいて指示手段を検出することによって、可視光のみに基づいて指示手段を検出する場合に比べて指示手段の位置及び形状等についてのより正確な情報を取得することが可能になる。
よって、本技術に係る電気光学装置によれば、例えば、外光の強度に左右されることなく確実に指示手段を検出することができ、当該電気光学装置のタッチパネル機能を高めることが可能になる。
前記一の半導体層及び前記他の半導体層は、基板上の一の層に形成されているため、互いに共通の工程によって形成することができる。より具体的には、例えば、ポリシリコン層等の半導体層を一の層に形成した後、一の半導体層及び他の半導体層の夫々を画素スイッチング用素子及び第1受光層の夫々のレイアウトに応じた平面パターンとなるように、同時に、或いは並行してパターニングすることによって、相互に共通の工程で形成可能である。
したがって、この態様によれば、別々の工程によって第1受光素子及び第2受光素子を形成する場合に比べて、電気光学装置の製造プロセスを簡便化することが可能である。
技術に係る電気光学装置の他の態様では、前記第2受光素子から見て前記表示面の側に形成され、且つ前記第2受光素子に重っており、前記基板から前記表示面に向かう可視光を遮光し、且つ前記入射赤外光を透過する可視光フィルタを備えていてもよい。
この態様によれば、可視光フィルタは、表示領域に画像を表示する際に、基板から表示面に向かう可視光を遮光する。したがって、表示領域のうち第2受光素子が設けられた領域が白く表示される(所謂白抜き表示)ことを防止でき、電気光学装置による画像の表示品位を高めることが可能になる。
技術に係る電気光学装置の他の態様では、前記基板から見て前記表示面の反対側に配置されており、互いに異なる複数の色光及び赤外光を含む光源光を前記表示領域に向かって出射する光源手段を更に備え、前記画素部は、前記複数の色光の夫々が透過可能な複数のカラーフィルタの夫々を有する複数のサブ画素部を有しており、前記複数のサブ画素部の夫々は、前記複数の色光を変調する光変調素子を有しており、前記複数のカラーフィルタの少なくとも一つのカラーフィルタは、前記赤外光を透過してもよい。
この態様によれば、前記複数の色光の夫々が透過可能な複数のカラーフィルタの夫々を有する複数のサブ画素部を有しているため、液晶素子等の光変調素子の駆動に応じて、例えば、赤色光、緑色光及び青色光を用いたカラー画像を表示可能である。
加えて、前記複数のカラーフィルタの少なくとも一つのカラーフィルタが、前記赤外光を透過可能であるため、指示手段を検出する際に、光源光に含まれる赤外光が指示手段に照射される。指示手段に照射された赤外光は、指示手段によって反射され、入射赤外光として表示面に入射する。したがって、外光に赤外光が殆ど含まれていない条件下、より具体的には、例えば、外光が弱い場合に外光に含まれる可視光の強度だけでなく外光に含まれる赤外光の強度が低い条件下でも、入射赤外光を用いて指示手段を検出ことが可能である。
この態様では、前記光源手段は、蛍光材料を用いて紫外線を前記光源光に変換する蛍光装置であってもよい。
この態様によれば、例えば、冷陰極管等の蛍光装置について蛍光材料を便宜選択することによって、可視光及び赤外光を容易に生成することが可能になる。
技術に係る電気光学装置の他の態様では、前記光源手段は、入力電流に応じて前記光源光を出射する発光素子を含む発光装置であってもよい。
この態様によれば、入力電流に応じて光源光の強度を変更可能である。したがって、外光の強度に応じて、指示手段を検出可能なように光源光に含まれる可視光及び赤外光の強度を容易に変更可能である。
技術に係る電気光学装置の他の態様では、前記発光素子は、有機EL素子であってもよい。
この態様によれば、発光層を構成する発光材料の選択及び層形成条件に応じて、発光装置の発光性能を設定することが可能である。
この態様では、前記発光素子は、半導体発光素子であってもよい。
この態様によれば、例えば、無機の半導体層を発光層とする発光ダイオードを用いて光源光を発生させることが可能である。この態様によれば、特に、無機の半導体材料を用いて構成された発光ダイオードを用いることによって、発光装置の点灯開始時から安定して赤外光を出射可能である。
技術に係る電気光学装置の他の態様では、前記画素部は、互いに異なる複数の色光の夫々を発光する複数のサブ画素部から構成されており、前記複数のサブ画素部の少なくとも一つのサブ画素部は、前記複数の色光の一の色光と共に前記表示面の側に向かって赤外光を出射する発光素子を有していてもよい。
この態様によれば、例えば、赤色光、緑色光及び青色光等の複数の色光によってカラー画像を表示可能である。前記複数のサブ画素部の少なくとも一つのサブ画素部は、前記複数の色光の一の色光と共に前記表示面の側に向かって赤外光を出射する発光素子を有しているため、これら複数の色光とは別に赤外光を発光する素子を設けなくても、表示面から指示手段に向かって赤外光を出射することが可能である。
技術に係る電子機器は上記課題を解決するために、上述した本技術の電気光学装置を具備してなる。
技術に係る電子機器によれば、上述した本技術に係る電気光学装置を具備してなるので、タッチパネル機能を各々有する携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、テレビ電話、POS端末等の各種電子機器を実現できる。
技術のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
以下、図面を参照しながら本技術に係る電気光学装置及び電子機器の各実施形態を説明する。
<第1実施形態>
本実施形態では、本技術に係る電気光学装置の一例としてタッチパネル機能を有する液晶装置を挙げている。
<1−1:液晶装置の全体構成>
先ず、図1及び図2を参照しながら、本実施形態に係る液晶装置1の全体構成を説明する。図1は、TFTアレイ基板10をその上に形成された各構成要素と共に対向基板20の側から見た液晶装置1の平面図であり、図2は、図1のII−II´断面図である。本実施形態に係る液晶装置1は、駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式で駆動される。
図1及び図2において、液晶装置1では、TFTアレイ基板10と、対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10及び対向基板20間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、複数の画素部が設けられた表示領域である画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。尚、画像表示領域10aの周辺に位置する周辺領域が存在する。言い換えれば、本実施形態においては特に、TFTアレイ基板10の中心から見て、この額縁遮光膜53より以遠が周辺領域として規定されている。
液晶装置1は、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104、及びセンサ用走査回路204を備えている。周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域において、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺の一方に沿い、且つ、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。センサ用走査回路204は、画像表示領域10aを介して走査線駆動回路104に向かい合うように設けられている。走査線駆動回路104及びセンサ用走査回路204は、額縁遮光膜53に覆われるように形成された複数の配線105によって相互に電気的に接続されている。
TFTアレイ基板10上の周辺領域には、後述する光センサ部から出力された出力信号を処理するとともに、光量調整部による光量の絞り量を制御する回路部を含む制御回路部201が形成されている。制御回路部201または後述するその機能の一部である受光信号処理回路部215は画像表示領域10aとの接続を簡単にするためにデータ線駆動回路101と一体に形成することが好ましい。
外部回路接続端子102は、外部回路及び液晶装置1を電気的に接続する接続手段の一例であるフレキシブル(FPC)基板200に設けられた接続端子に接続されている。液晶装置1が有するバックライトは、FPC200に搭載されたIC回路等から構成されるバックライト制御回路202によって制御される。
対向基板20の4つのコーナー部には、TFTアレイ基板10及び対向基板20間の上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコーナー部に対向する領域において上下導通端子が設けられている。これらにより、TFTアレイ基板10及び対向基板20間で電気的な導通をとることができる。
図2において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
液晶装置1は、第1偏光板301、第2偏光板302、及び、本技術の「光源手段」の一例であるバックライト206を備えている。第1偏光板301は、対向基板20上に配置されている。第2偏光板302は、TFTアレイ基板10の図中下側においてバックライト206及びTFTアレイ基板10間に配置されている。液晶装置1は、その動作時に、第1偏光板301の両面のうち対向基板20に臨まない側に位置する表示面301sに画像を表示する。
尚、図1及び図2に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等の回路部に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等が形成されていてもよい。
<1−2:液晶装置の回路構成>
次に、図3を参照しながら、液晶装置1の回路構成を説明する。図3は、液晶装置1の主要な回路構成を示したブロック図である。
図3において、液晶装置1は、データ線駆動回路部101、走査線駆動回路部104、センサ感度調整回路部205、センサ用走査回路部204、受光信号処理回路215、画像処理回路部216、及び表示部110を備えている。図1に示した制御回路部201は、センサ感度調整回路部205、受光信号処理回路部215及び画像処理回路部216を備えて構成されている。
表示部110は、後述するようにマトリクス状に配列された複数の画素部72から構成されている。データ線駆動回路101及び走査線駆動回路104は、走査信号及び画像信号を所定のタイミングで表示部110に供給し、各画素部を駆動する。センサ用走査回路部204は、液晶装置1の動作時に、後述する光センサ部を動作させるための信号を各光センサ部に供給する。
受光信号処理回路部215は、画像処理回路部216と共に、本技術の「検出手段」の一例を構成している。受光信号処理回路部215は、TFTアレイ基板10上の画像表示領域10aに設けられた光センサ部から出力された受光信号を処理する。画像処理回路部216は、受光信号処理回路部215から供給された処理済信号に基づいて構成される画像データを処理する。画像処理回路部216は、表示部110が有する複数の光センサ部の夫々の受光信号に基づいて特定された画像から、表示面301sを指示する指等の指示手段を識別できた場合に、画像表示領域10aにおいて表示面301sを指示する指示手段の位置を特定し、特定された指示手段の位置をタッチ位置情報として外部回路部に出力する。他方、画像処理回路部216は、指示手段の位置が特定できない場合には、光センサ部の感度を補正するための補正信号をデータ線駆動回路101に供給する。この補正信号に基づいて、後述する光量調節部が入射光の光量を絞る絞り量が光量調節部毎に調節される。
<1−3:液晶装置の具体的な構成>
次に、図4乃至図11を参照しながら、液晶装置1の具体的な構成を詳細に説明する。図4は、液晶装置1の画像表示領域10aにおける各種素子、配線等の等価回路である。図5は、図4に示した光検出回路部の電気的な構成を詳細に示した回路図である。図6は、受光素子部191の電気的な構成を示した回路図である。図7は、画素部の図式的平面図である。図8は、図7のVIII−VIII´断面図である。図9は、図7のIX−IX´断面図である。図10は、図のX−X´断面図である。図11は、図9に示した断面の一部を詳細に示した部分断面図である。図12は、図10に示した断面の一部における各種素子の構成を詳細に示した断面図である。
尚、図4では、TFTアレイ基板10上にマトリクス状に配置された複数の画素部のうち実質的に画像の表示に寄与する部分の回路構成と共に光検出回路部を示している。図7乃至図11では、各層・各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、該各層・各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。受光素子部191を構成する受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、物理的には各サブ画素部に配置されているが、説明の便宜上、図4及び図5では、複数のサブ画素部72R、72G及び72Bの夫々に電気的に接続された光検出回路部250に含ませた状態で示されている。
図4を参照しながら、画素部72の回路構成を説明する。図4において、液晶装置1の画像表示領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素部72の夫々は、赤色を表示するサブ画素部72R、緑色を表示するサブ画素部72G、及び青色を表示するサブ画素部72Bを含んで構成されている。したがって、液晶装置1は、カラー画像を表示可能な表示装置である。サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、画像表示領域10aに形成された複数の光検出回路部250の夫々に電気的に接続されている。
サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、画素電極9a、本技術の「画素スイッチング用素子」の一例であるTFT30、及び、本技術の「光変調素子」の一例である液晶素子50aを備えている。
TFT30は、画素電極9aに電気的に接続されており、液晶装置1の動作時に画素電極9aをスイッチング制御する。画像信号が供給されるデータ線6aは、TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、・・・、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
TFT30のゲートに走査線3aが電気的に接続されており、液晶装置1は、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G1、G2、・・・、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、・・・、Snが所定のタイミングで書き込まれる。画素電極9aを介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、・・・、Snは、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。
液晶素子50aは、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光源光(即ち、バックライト206から各サブ画素部に向かって出射される光)を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各サブ画素部の単位で印加された電圧に応じて光源光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各サブ画素部の単位で印加された電圧に応じて光源光に対する透過率が増加され、全体として液晶装置1からは画像信号に応じたコントラストをもつ表示光が出射される。蓄積容量70は、画像信号がリークすることを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶素子50aと並列に付加されている。容量電極線300は、蓄積容量70が有する一対の電極のうち固定電位側の電極である。
次に、図5及び図6を参照しながら、光検出回路部250の詳細な回路構成を説明する。
図5において、光検出回路部250は、光量調節部82及び光センサ部150を備えている。
光量調節部82は、液晶素子50b、調節制御TFT130、及び蓄積容量170を備えて構成されている。光量調節部82は、複数の光検出回路部250の夫々に含まれており、制御回路部201の制御下において、画像表示領域10aにおいて互いに独立してその動作が制御される。
液晶素子50bは、調節制御TFT130及び蓄積容量170の夫々に電気的に接続されており、液晶素子50bが有する液晶部分の配向状態が調節制御TFT130によって制御され、表示面301sから光センサ部150に入射する入射可視光の光量を調節する。蓄積容量170が有する一対の容量電極の一方は、固定電位線300に電気的に接続されている。
調節制御TFT130のゲート及びソースの夫々は、走査線3a及び信号線6a1の夫々に電気的に接続されている。調節制御TFT130は、走査線3aを介して供給された選択信号が供給されることによってそのオンオフが切り換え可能に構成されている。調節制御TFT130は、そのオンオフに応じて信号線6a1を介して供給された調節信号を液晶素子50bに供給する。液晶素子50bは、調節信号に応じて液晶部分の配向状態が制御されることによって光センサ部150に入射する入射可視光の光量を調節する。
光センサ部150は、本技術の「第2受光素子」の一例である受光素子192、蓄積容量152、リセットTFT163、信号増幅用TFT154、及び出力制御用TFT155を備えて構成されている。加えて、光センサ部150は、各々が本技術の「第1受光素子」の一例である受光素子191R、191G及び191B(図6参照)を含んで構成された受光素子部191を備えている。
ここで、図6を参照しながら、受光素子部191の電気的な構成を詳細に説明する。
図6に示すように、受光素子部191は、サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々に配置された受光素子191R、191G及び191Bから構成されている。受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、電気的に見て、互いに並列に接続されている。受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、液晶装置1の動作時において、表示面301sから各サブ画素部に入射する入射可視光を受光する。受光素子191R、191G、及び191Bは、液晶装置1の動作時において、各サブ画素部に入射する入射可視光に応じた出力電流を出力する。
再び、図5において、リセット用TFT163のソース、ゲート及びドレインの夫々は、受光素子部191及び受光素子192、リセット用信号線350、並びに信号増幅用TFT154の夫々に電気的に接続されている。信号増幅用TFT154のソース、ゲート及びドレインの夫々は、電源線351、受光素子部191及び受光素子192、出力制御用TFT155の夫々に電気的に接続されている。出力制御用TFT155のソース、ゲート及びドレインの夫々は、信号増幅用TFT154、選択信号線353、及び読み出し信号線6a2の夫々に電気的に接続されている。
液晶装置1の動作時において、受光素子部191を構成する受光素子191R、191G及び191Bの少なくとも一の受光素子が入射可視光を検出した際には、当該一の受光素子で生じた光電流が出力電流として当該一の受光素子から出力される。受光素子192が、表示面301sに入射した入射赤外光を検出した際には、受光素子192で発生した光電流が出力電流として出力される。
受光素子部191及び受光素子192の夫々から出力された出力電流は、リセット用TFT163、電圧増幅用TFT154、及び出力制御用TFT155の夫々の動作に応じて、受光素子部191及び受光素子192に電気的に接続された電源線352及びノードa間の電圧Vに対応した信号に変換され、当該変換された信号が読み出し信号線6a2に読み出される。したがって、読み出し線6a2に読み出される電圧Vは、受光素子部191及び受光素子192の夫々から出力された出力電流によって規定されている。
次に、図7乃至図12を参照しながら、液晶装置1の具体的な構成を説明する。
図7において、画素部72は、X方向に沿って配列された3つのサブ画素部72R、72G及び72B、受光素子191R、191G及び191B、並びに、赤外光検出部251を有している。受光素子191R、191G及び191B、並びに、赤外光検出部251が、上述の光検出部250を構成している。
サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、開口部73R、73G及び73Bの夫々を有している。サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、各サブ画素部の動作をスイッチング制御するTFT30を有しており、液晶装置1の動作時において、TFT30のオンオフ動作に応じて、開口部73R、73G及び73Bの夫々から赤色光、緑色光、及び青色光の夫々を出射し、液晶装置1によるカラー画像の表示が可能にする。
受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、開口部73R、73G及び73Bの夫々に臨むように、各サブ画素部に対応して配置されている。受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、液晶装置1の動作時において、表示面301Sから開口部73R、73G及び73Bの夫々に入射する入射可視光を受光する。尚、受光素子191R、191G及び191Bは、各サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々に対応して配置されている場合に限定されるものではなく、画像表示領域10aにおいて赤外光検出部251に重ならないように配置されていればよい。また、受光素子部191を構成する受光素子は、サブ画素部毎に配置された複数の受光素子から構成されている場合に限定されるものではなく、画像表示領域10aにおいて赤外光検出部251と別に設けられていれば、その配置や個数は、本実施形態における受光素子191R、191G及び191Bの配置及び個数の態様に限定されるものではない。
赤外光検出部251は、調節制御TFT130、開口部83、及びTFT回路部80を有している。受光素子192は、開口部83に臨むように配置されており、表示面301sに入射する入射赤外光を受光する。TFT回路部80は、リセット用TFT163、電圧増幅用TFT154、及び出力制御用TFT155を含んで構成されており(図5参照)、開口部83に臨む受光素子192の動作と、受光素子191R、191G及び191Bの夫々の動作とを制御すると共に、入射可視光及び入射赤外光の夫々に応じて受光素子191R、191G及び191B、並びに受光素子192の夫々が出力する出力電流に応じた電圧Vの変化を読み出し線6a2に出力する。
図8乃至図10において、液晶装置1は、遮光膜11及び153、平坦化膜20aに埋め込まれた3種類のカラーフィルタ154R、154G及び154B、可視光フィルタ89、液晶素子50b、受光素子191及び192、本技術の「光源手段」の一例であるバックライト206、並びに、第1偏光板301、及び第2偏光板302を備えている。
バックライト206は、液晶装置1の動作時において、TFTアレイ基板10から見て表示面301sの反対側に配置されており、赤色光、緑色光及び青色光、並びに赤外光を含む光源光L1を画像表示領域10aに向かって出射する。
複数のサブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、赤色光、緑色光、青色光の夫々の色光が透過可能な複数のカラーフィルタ154R、154G及び154Bの夫々を有している。複数のカラーフィルタ154R、154G及び154Bの夫々は、液晶装置1の動作時において、各サブ画素部に対応する液晶素子によって変調された光源光L1に含まれる赤色光L1R、緑色光L1G及び青色光L1Bの夫々を透過する。したがって、液晶装置1は、液晶素子の駆動に応じて、赤色光L1R、緑色光L1G及び青色光L1Bを用いたカラー画像を表示可能である。
カラーフィルタ154R、154G及び154Bの夫々は、光源光L1に含まれる赤外光R1を透過させることが可能である。したがって、表示面301sを指示する指等の指示手段を検出する際に、光源光L1に含まれる赤外光R1が指示手段に照射される。指示手段に照射された赤外光R1は、指示手段によって反射され、入射赤外光R2として表示面301sに入射する。入射赤外光R2は、受光素子192によって検出される。受光素子192は、入射赤外光R2に対応した出力電流を出力する。
加えて、サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々から出射された赤色光L1R、緑色光L1G及び青色光L1Bの夫々のうち指示手段によって反射された反射光は、入射可視光L2として表示面301sから開口部73R、73G及び73Bに入射する。受光素子191R、191G及び191Bの夫々は、入射可視光L2を検出し、入射可視光L2に対応した出力電流を出力する。
したがって、外光に赤外光が殆ど含まれていない条件下、より具体的には、例えば、外光の強度が弱い条件下でも、光源光L1に含まれる可視光L1R、L1G及びL1B、並びに赤外光R1の夫々のうち指示手段によって反射された成分が入射可視光L2及び入射赤外光R2として、受光素子191R、191G及び191B、並びに192に検出される。これにより、指示手段の位置等を特定可能である。また、外光の強度が強い条件下でも、外光に含まれる可視光及び赤外光の夫々を入射可視光L2及び入射赤外光R2として受光素子191R、191G及び191B、並びに受光素子192が検出することによって、指示手段の位置等を特定することが可能である。
尚、本実施形態では、バックライト206は、蛍光材料を用いて紫外線を光源光L1に変換可能な冷陰極管等の蛍光装置である。このようなバックライト206によれば、蛍光材料を便宜選択することによって、可視光及び赤外光を含む光源光L1を容易に生成できる。
また、本実施形態では、バックライト206は、入力電流に応じて光源光L1を出射する発光素子を含む発光装置であってもよい。このようなバックライト206によれば、入力電流に応じて光源光L1の強度を変更可能である。このようなバックライト206によれば、指示手段を検出可能なように、光源光に含まれる可視光及び赤外光の強度を外光の強度に応じて容易に変更可能である。特に、バックライト206を構成する発光素子として有機EL素子を用いた場合、発光層を構成する発光材料の選択及び層形成条件に応じて、バックライト206の発光性能を設定することが可能である。より具体的には、光源光L1に含まれる赤色光L1R、緑色光L1G及び青色光L1B、並びに赤外光R1の夫々の波長を細かく設定できる。また、バックライト206を構成する発光素子は、無機の半導体層を発光層とする発光ダイオード等の半導体発光素子であってもよい。このような半導体発光素子によれば、バックライト206の点灯開始時から安定して赤外光R1を出射できる。
可視光フィルタ89は、受光素子192から見て表示面301sの側に形成され、且つ開口部83において受光素子192に重なるように、配向膜22中に埋め込まれており、可視光を遮光し、入射赤外光R2を表示面301sから受光素子192に向かって透過させる。
可視光フィルタ89によれば、画像表示領域10aに画像を表示する際に、TFTアレイ基板10から表示面301sに向かう可視光を遮光できる。したがって、液晶装置1の動作時において、開口部83が白く表示される(所謂白抜き表示)ことを防止でき、液晶装置1による画像の表示品位を高めることが可能になる。
受光素子191R、191G及び191B、並びに受光素子192と、液晶層50との間に配置された不図示の偏光層と、第1偏光層301とは、各々の光軸が互いに交差するようにクロスニコル配置されている。
光量調節部82は、表示面301sから開口部83に入射する入射光L2の光量を調節する絞り機構として機能する。本実施形態では、図5を参照しながら説明したように、液晶素子50bが有する液晶部分の配向状態を制御可能であるため、入射光L2の光量を光量調節部82毎に独立して調節できる。したがって、各画素部において液晶層の配向状態を制御することによって表示用光の光強度を制御する場合と同様に、各光センサ部150の受光素子192に向かう入射可視光L2の強度を画素部毎に相互に独立して調節できる。よって、入射可視光L2が可視光フィルタ89に入射する前に当該入射可視光L2の強度を弱めることが可能であるため、可視光フィルタ89だけ遮光できない可視光成分が受光素子192に到達することを低減できる。このため、受光素子192に可視光が照射されることによって生じるノイズを低減でき、指示手段の検出精度を高めることが可能である。
液晶装置1は、液晶層50から見てTFTアレイ基板10の側において画素電極9aに重なるように延びる第2偏光層302を備えている。第2偏光層302は、上述した不図示の偏光層の光軸が延びる方向に沿って延びる光軸を有している。したがって、第2偏光層302によれば、各画素部に入射する光源光L1を直線偏光させることが可能である。
尚、第1偏光層301及び第2偏光層302は、延伸されたPVA(ポリビニルアルコール)膜をTAC(トリアセチルセルロース)で構成された保護フィルムによって挟み込んで構成されている。
図8及び図9に示すように、遮光膜153は、開口部73R、73G及び73Bの縁の少なくとも一部を規定する、所謂ブラックマトリクスである。したがって、遮光膜153によれば、画素スイッチング用TFT30等の半導体素子、及びTFT回路部80に、表示面301s側から入射可視光L2が照射されることを低減でき、TFT30及びTFT回路部80に含まれる半導体素子に発生する光リーク電流を低減できる。
液晶装置1は、TFTアレイ基板10上において受光素子191R、191G及び191B、並びに、受光素子192の下層側に形成された遮光膜11を備えている。遮光膜11は、金属膜等の遮光性を有する材料から構成されており、バックライト206から出射された光源光L1が、受光素子191R、191G及び191B、並びに192に照射されないように、光源光L1を遮光する。したがって、遮光膜11によれば、光源光L1が各受光素子に照射されることによって発生するノイズを低減できる。
加えて、遮光膜11は、TFT回路部80及び画素スイッチング用TFT30に重なるようにTFTアレイ基板10上に延びている。したがって、遮光膜11によれば、画素スイッチング用TFT30、及びTFT回路部80を遮光することもでき、TFT30及びTTF回路部80の誤動作を低減することも可能である。
次に、図11及び図12を参照しながら、受光素子191R、191G及び191B、並びに、受光素子192の詳細な構成及び配置を説明する。尚、受光素子191R、191G及び191Bの夫々は相互に共通の構成を有しているため、受光素子191R、191G及び191Bについては、191Bのみを詳細に説明する。
図11において、受光素子191Bは、平面的に見て開口部73Bに臨むようにTFTアレイ基板10上に形成されている。
受光素子191Bは、本技術の「第1受光層」の一例である受光層191a´を有している。受光素子191Bは、本技術の「他の半導体層」の一例である半導体層191aを構成し、且つ受光層191a´に電気的に接続されたP型導電領域191b´及びN型導電領域191c´が受光層191a´の受光面に重ならない横型PINダイオードである。したがって、受光素子191Bによれば、P型導電領域191b´及びN型導電領域191c´の夫々が受光層191a´に重なることによって生じる可能性がある受光感度の低下を生じさせることがない。
図12において、受光素子192は、本技術の「第2受光層」の一例である受光層192a´と、受光層192a´の両面の夫々において受光層192a´に重なり、且つ受光層192a´に電気的に接続されたP型導電領域192b´及びN型導電領域192c´とを有する縦型PINダイオードである。したがって、液晶装置1の製造時に、順次P型導電領域192a´、受光層192a´、及びN形導電領域192c´を形成することによって、受光素子192をTFTアレイ基板10上に容易に形成できる。
再び、図11において、絶縁膜41は、本技術の「一の層」の一例であり、TFT30が有する半導体層1aは、絶縁膜41上に形成された、本技術の「一の半導体層」の一例である。受光素子191Bは、絶縁膜41上に形成された、本技術の「他の半導体層」の一例である半導体層191aを有している。したがって、半導体層1a及び191aは、液晶装置1の製造プロセスにおいて、互いに共通の工程によって形成可能である。より具体的には、半導体層1a及び191aは、例えば、絶縁膜41上にポリシリコン層等の半導体層を形成した後、当該半導体層をTFT30及び受光層191aの夫々のレイアウトに応じた平面パターンとなるように、同時に、或いは並行してパターニングすることによって、同時に、或いは並行して形成可能である。よって、半導体層1aを形成する工程とは別に半導体層191aを形成する工程を設ける場合に比べて、液晶装置1の製造プロセスを簡便化することが可能である。
TFT30が有する半導体層1aは、例えば低温ポリシリコン層であり、ゲート電極3a1に重なるチャネル領域1a´、ソース領域1b´、及びドレイン領域1c´を含んでいる。チャネル領域1a´には、液晶装置1の動作時に、走査線3aに電気的に接続されたゲート電極3a1からの電界によりチャネルが形成される。絶縁膜42の一部を構成する絶縁膜42aのうちゲート電極3a1及び半導体層1a間に延びる部分は、TFT30のゲート絶縁膜を構成している。ソース領域1b´及びドレイン領域1c´の夫々は、チャネル領域1a´の両側の夫々にミラー対称に形成されている。
ゲート電極3a1は、ポリシリコン膜等の導電膜や、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo、Pd、Al等の金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの等によって形成されており、ソース領域1b´及びドレイン領域1c´に重ならないように絶縁膜42aを介してチャネル領域1a´上に設けられている。
尚、TFT30は、ソース領域1b´及びドレイン領域1c´の夫々に低濃度ソース領域及び低濃度ドレイン領域の夫々が形成されたLDD(Lightly Doped Drain)構造を有していてもよい。
コンタクトホール181及び182の夫々は、絶縁膜42を構成する絶縁膜42a、及び42bを半導体層1aまで貫通するように形成されており、ソース領域1b´及びドレイン領域1c´の夫々に電気的に接続されている。ソース電極91及びドレイン電極92の夫々は、絶縁膜42b上に形成され、且つコンタクトホール181及び182の夫々に電気的に接続されている。ソース電極91及びドレイン電極92の夫々は、絶縁膜43aに覆われており、ドレイン電極92は、コンタクトホールを介して画素電極9aに電気的に接続されている。
再び、図12において、受光素子192は、絶縁膜41と異なる、本技術の「他の層」の一例である絶縁膜43に形成された受光層192a´を有しており、受光素子191が絶縁膜41上に形成された後に形成される。
受光素子192は、P型導電領域192b´及びN型導電領域192c´のうち受光層192a´上に形成されたN型導電領域192c´に重なり、且つN型導電領域192c´上においてN型導電領域192c´に電気的に接続された透明な上電極169aを有している。
上電極169aは、ITO等の透明導電材料から構成されている。上電極169aによれば、受光素子192の上層側から入射赤外光R2が受光素子192に入射した場合に、上電極169aによって入射赤外光R2が遮られることがなく、指示手段によって遮られた光を正確に検出できる。
受光素子192は、P型導電領域192b´及びN型導電領域192c´のうち受光層192a´下に形成されたP型導電領域192b´に重なり、且つP型導電領域192b´下において導電膜199に電気的に接続されている。導電膜199は、ITO等の透明導電材料から構成されている。
受光素子192は、例えば、InGaAs(インジウム・ガリウム・ヒ素)PINフォトダイオードである。このような受光素子によれば、受光できる赤外光の波長範囲を約1〜5μmまで広げることが可能である。また、受光素子192として、例えばPbS(硫化鉛)を用いた光導電素子を用いることによって、TFTアレイ基板10上に容易に素子を形成可能である。また、受光素子192としてPbSe(鉛セレン)を用いた光導電素子を用いることによって、受光素子192を常温で動作させることが可能である。
次に、図13を参照しながら、受光素子191B及び受光素子192の夫々の受光感度を説明する。図13は、受光素子191B及び192の夫々の受光感度を光の波長に関する相対感度で示した相対感度特性図である。ここで、相対感度とは、光に対する各受光素子の受光感度を、各素子の最大の受光感度を基準として示した指標であり、本技術の「受光感度」の一例である。したがって、一の受光素子において、光の各波長に対する相対感度を相互に比較することは可能であるが、相互に異なる素子間で相互に相対感度を比較することは物理的に意味を持たないことに留意されたい。
図13において、受光素子191B、即ち可視光を検出可能な受光素子は、波長が200nm〜1000nmの範囲に含まれる光を検出可能である。受光素子192、即ち赤外光を検出可能な受光素子は、900nm〜1800nmの範囲に含まれる光を検出可能である。ここで、受光素子191B及び192の夫々の相対感度特性は、光の波長に対して変化する波長依存性を有している。図13に示すように、受光素子191Bの相対感度のピーク値は、光の波長が約500nm付近に存在する。受光素子192の相対感度のピーク値は、光の波長が約1600nm付近に存在する。加えて、受光素子191B及び192の夫々の相対感度は、殆ど重なっていない。したがって、受光素子191Bが検出できない波長範囲にある光は、受光素子192によって検出可能であり、受光素子192が検出できない波長範囲にある光は、受光素子191Bによって検出可能である。このような2種類の受光素子によって、表示面301sに入射する入射可視光L2及び入射赤外光R2を検出することによって、可視光及び赤外光の一方を検出するだけでは向上させることが困難であった指示手段の検出精度を高めることが可能である。尚、本実施形態では、入射可視光L2の波長は、400nm〜700nmの波長範囲に含まれているほうが好ましい。また、入射赤外光R2の波長は、800nm〜1000nmの波長範囲に含まれる近赤外光であるほうが好ましい。
尚、受光素子部191を構成する受光素子191R、191G及び191Bと、受光素子192とは、受光感度を示す光の波長帯域が相互に異なるように、例えば、素子構造、サイズ、或いは構成材料等の各種素子設計が相互に異なっていればよい。
次に、図14を参照しながら、受光素子部191及び受光素子192から出力される出力電流を外光の強度が強い場合と弱い場合とで場合分けして説明する。図14は、総受光出力、即ち受光素子部191及び受光素子192から出力される総出力電流を、外光の強度が強い場合と弱い場合とで場合分けして示した一覧表である。
図14に示すように、外光の強度が高い(明るい)場合、画像表示領域10aのうち指示手段が指示する領域、即ち、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域に配置された受光素子部191から出力される出力電流I1´は、指示手段が重ならない領域に配置された受光素子部191から出力される出力電流より電流I1だけ低い値となる。これは、指示手段に外光が遮られる領域では受光素子部191に到達する入射可視光L2の強度がその周辺より低いことに起因する。
外光の強度が高い場合、画像表示領域10aのうち指示手段が指示する領域、即ち、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域に配置された受光素子部192から出力される出力電流I2+I2´は、指示手段が重ならない領域に配置された受光素子192から出力される出力電流I2´より電流I2だけ高い値となる。これは、指示手段に外光が遮られる領域では表示面301sから出射された赤外光R1が指示手段によって反射され、入射赤外光R2として受光素子192に到達することによって、入射赤外光R2の強度は、指示手段が重ならない領域より高くなることに起因する。
したがって、指示手段の位置等を特定するために受光信号処理回路部215及び画像処理回路部216で処理される総受光出力は、出力電流I1+I2となる。よって、外光が強い条件下では、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域において、他の領域より入射可視光L2の強度の低下分に応じた出力電流の低下分(即ち、低下電流I1)と、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域における入射赤外光R2の強度に対応して増大した出力電流I2の和に基づいて、指示手段をより正確に特定可能になる。したがって、入射可視光が他の領域より低くなることに応じて出力される電流I1のみに基づいて指示手段の位置等を特定する場合に比べて、指示手段を正確に特定可能である。
次に、外光の強度が低い(暗い)場合、画像表示領域10aのうち指示手段が指示する領域、即ち、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域に配置された受光素子部191から出力される出力電流I3は、指示手段が重ならない領域に配置された受光素子部191から出力される出力電流より電流I3だけ高い値となる。これは、表示面301sから出射された可視光L1のうち指示手段によって反射された反射光が、入射可視光L2として受光素子部191に検出されるからである。
外光の強度が低い(暗い)場合、画像表示領域10aのうち指示手段が指示する領域、即ち、画像表示領域10aのうち指示手段が重なる領域に配置された受光素子192から出力される出力電流I4は、指示手段が重ならない領域に配置された受光素子192から出力される出力電流より出力電流I4だけ高い値となる。これは、指示手段に外光が遮られる領域では表示面301sから出射された赤外光R1が指示手段によって反射され、入射赤外光R2として受光素子192に到達することに起因する。
したがって、外光が低い場合、指示手段の位置等を特定するために受光信号処理回路部215及び画像処理回路部216で処理される総受光出力は、出力電流I3+I4となる。よって、可視光に応じて出力される電流I3のみに基づいて指示手段の位置等を特定する場合に比べて、総受光出力を増大させることができ、指示手段を正確に特定可能である。
また、液晶装置1によれば、外光が強い条件及び弱い条件の夫々の条件下で指示手段をより正確に検出可能になる場合と同様に、外光及び表示面301sから出射される表示光の夫々の強度が略等しい条件下でも、入射可視光L2及び入射赤外光R2の両方が検出されることによって、可視光のみに基づいて指示手段を検出する場合に比べて指示手段の位置及び形状等についてのより正確な情報を取得することが可能になる。
したがって、本実施形態に係る液晶装置1によれば、液晶装置1の動作時において、指示手段の位置及び形状等に応じて表示面301sに各々入射する入射可視光L2及び入射赤外光R2の夫々を検出可能であるため、検出可能な光の波長帯域が一種類である一の受光素子を用いて指示手段を検出する場合に比べて、指示手段の検出感度を高めることが可能である。
よって、本実施形態に係る液晶装置1によれば、例えば、外光の強度に左右されることなく確実に指等の指示手段を検出することができ、液晶装置1のタッチパネル機能を高めることが可能になる。
<第2実施形態>
次に図15を参照しながら、本技術に係る電気光学装置の他の実施形態である発光装置500を説明する。図15は、本実施形態に係る発光装置500の主要な部分の構成を示した部分断面図である。尚、以下では、上述の液晶装置1と共通する部分に共通の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図15において、発光装置500は、互いに異なる赤色光L1R、緑色光L1G及び青色光L1Bの夫々を出射可能な複数のサブ画素部72R、72G及び72Bを含んで構成された画素部72を有している。
複数のサブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、赤色光L1Rを出射する発光素子207R、緑色光L1Gを出射する発光素子207G、及び、青色光L1Bを出射する発光素子207Bの夫々を有している。これら3種類の色光によって発光装置500は、表示面301sにカラー画像を表示できる。
複数のサブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、入射可視光L2を検出可能な受光素子191R、191G及び191Bを有している。したがって、発光装置500は、上述の液晶装置1と同様に、その動作時において、入射可視光L2を検出することが可能である。
複数の発光素子207R、207G及び207Bの夫々は、例えば、有機EL素子、或いは半導体発光ダイオードであり、表示光として各発光素子が出射すべき色光と共に表示面301sの側に向かって赤外光R1を出射可能である。
したがって、発光装置500によれば、表示面301sを指示する指等の指示手段を検出することを目的として赤外光を出射する素子をこれら発光素子207R、207G及び207Bとは別に設けなくてもよく、装置構成を簡便にすることが可能である。尚、受光素子191R、191G及び191Bの少なくとも一つの素子が赤外光を出射可能に構成されていれば、発光装置500の構成を簡便なものとすることが可能である。
発光装置500は、上述の液晶装置1と同様に、入射可視光L2を検出可能な受光素子191R、191G及び191Bと、入射赤外光R2を検出可能な受光素子192とを有している。したがって、上述の液晶装置1と同様に、入射可視光L2及び入射赤外光R2の夫々が各受光素子に検出されることによって出力される総受光出力に基づいて、より正確に指示手段の位置等の情報を特定することが可能になる。また、発光装置500は、TFTアレイ基板10上における受光素子192が配置された開口部83に重なるように可視光フィルタ89が設けられており、受光素子192に向かって照射される入射可視光L2を低減できる。したがって、入射可視光L2が照射されることに起因して受光素子192に生じるノイズを低減でき、指示手段の検出精度を高めることが可能である。
<電子機器>
次に、図16及び図17を参照しながら、上述した液晶装置を具備してなる電子機器の実施形態を説明する。
図16は、上述の電気光学装置が適用されたモバイル型のパーソナルコンピュータの斜視図である。図16において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、上述した液晶装置を含んでなる表示ユニット1206とから構成されている。表示ユニット1206は、表示パネル1005の背面にバックライトを付加することにより構成されており、正確に各種情報を入力できるタッチパネル機能を有している。
次に、上述した液晶装置を携帯電話に適用した例について説明する。図17は、本実施形態の電子機器の一例である携帯電話の斜視図である。図17において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302とともに、透過型の表示形式を採用し、且つ上述した液晶装置と同様の構成を有する液晶装置1005を備えている。携帯電話1300によれば、高品位の画像表示が可能であると共に、指等の指示手段によって表示面を介して正確に情報を入力可能である。尚、液晶装置だけでなく、上述の発光装置を各種電子機器に応用可能であることは言うまでもなく、液晶装置を用いた場合と同様に、電子機器におけるタッチパネル機能をより一層高めることが可能である。
技術に係る電気光学装置の第1実施形態である液晶装置の平面図である。 図1のII−II´断面図である。 技術に係る電気光学装置の第1実施形態である液晶装置の主要な回路構成を示したブロック図である。 技術に係る電気光学装置の第1実施形態である液晶装置の画像表示領域における等価回路である。 光検出回路部の電気的な構成を詳細に示した回路図である。 受光素子部の電気的な構成を示した回路図である。 技術に係る電気光学装置の第1実施形態である液晶装置における画素部の図式的平面図である。 図7のVIII−VIII´断面図である。 図7のIX−IX´断面図である。 図7のX−X´断面図である。 図9に示した断面の一部を詳細に示した部分断面図である。 図10に示した断面の一部における各種素子の構成を詳細に示した断面図である。 受光素子の相対感度を光の波長に対して示したグラフである。 外光の強度及び各受光素子の出力電流の関係を示した一覧表である。 技術に係る電気光学装置の第2実施形態である発光装置の主要部を示した断面図である。 本実施形態に係る電子機器の一例を示した斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例を示した斜視図である。
符号の説明
1・・・液晶装置、10・・・TFTアレイ基板、16・・・配向膜、20・・・対向基板、50・・・液晶層、50a,50b・・・液晶素子、72・・・画素部、82・・・光量調節部、89・・・可視光フィルタ、93、94・・・ソース電極、150・・・光センサ部、183、184・・・コンタクトホール、191・・・受光素子部、191R,191G,191B,192・・・受光素子、500・・・発光装置

Claims (9)

  1. 基板上の表示領域に形成され、前記基板上の一の層に形成された一の半導体層を含む画素スイッチング用素子をそれぞれ有する複数の画素部と、
    前記表示領域に形成されており、表示面に入射する入射可視光に対する受光感度を示し、前記一の層に前記一の半導体層と互いに共通の工程により形成された他の半導体層の一部を構成する第1受光層を有する第1受光素子と、
    前記表示領域に形成されており、前記第1受光素子と互いに電気的に並列に接続されて、前記表示面に入射する入射赤外光に対する受光感度を示し、前記一の層と異なる他の層の前記第1受光層と重ならない領域に形成された第2受光層を有する第2受光素子と、
    前記入射可視光に対する受光感度、及び前記入射赤外光に対する受光感度に基づいて、前記表示面を指示する指示手段を検出する検出手段と
    を備えた電気光学装置。
  2. 前記第2受光素子から見て前記表示面の側に形成され、且つ前記第2受光素子に重っており、前記基板から前記表示面に向かう可視光を遮光し、且つ前記入射赤外光を透過する可視光フィルタを備えた請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記基板から見て前記表示面の反対側に配置されており、互いに異なる複数の色光及び赤外光を含む光源光を前記表示領域に向かって出射する光源手段を更に備え、
    前記画素部は、前記複数の色光の夫々が透過可能な複数のカラーフィルタの夫々を有する複数のサブ画素部を有しており、
    前記複数のサブ画素部の夫々は、前記複数の色光を変調する光変調素子を有しており、
    前記複数のカラーフィルタの少なくとも一つのカラーフィルタは、前記赤外光を透過する請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記光源手段は、蛍光材料を用いて紫外線を前記光源光に変換する蛍光装置である請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記光源手段は、入力電流に応じて前記光源光を出射する発光素子を含む発光装置である請求項3に記載の電気光学装置。
  6. 前記発光素子は、有機EL素子である請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記発光素子は、半導体発光素子である請求項5に記載の電気光学装置。
  8. 前記画素部は、互いに異なる複数の色光の夫々を発光する複数のサブ画素部から構成されており、
    前記複数のサブ画素部の少なくとも一つのサブ画素部は、前記複数の色光の一の色光と共に前記表示面の側に向かって赤外光を出射する発光素子を有している請求項1または2に記載の電気光学装置。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の電気光学装置を具備してなる電子機器。
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