JP5174513B2 - 紙葉類の汚れ検出装置及び汚れ検出方法 - Google Patents

紙葉類の汚れ検出装置及び汚れ検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光あるいは透過光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出装置及び汚れ検出方法に関する。
従来より、紙幣、有価証券やチケットなどの紙葉類の印刷物について正損を調査し、この紙葉類に文字、記号やマークなどの落書きが記入されている場合には、その紙葉類を損券として扱い、市場に再流通させないことが要求されている。
この紙葉類の汚れを検出するものとして、たとえば特許文献1には、用紙上からの反射光あるいは透過光を受光センサで電気信号に変換したのち2値化し、この2値化信号(画素数)を加算計数して、基準値と比較することにより汚れを検出する紙葉類汚損判別装置が開示されている。
特開昭63−182798号公報
しかしながら、上述した特許文献1において、鉛筆などで紙葉類になされた細い線の落書きを汚れとして検出するには、データサイズの大きい高解像度の画像データが必要であるため、かかる画像データを格納しておくための大容量メモリが必要となり、回路規模が肥大化する結果、汚れ検出装置のコストがかさんでしまうという問題があった。例えば、0.5mm幅の細線の落書きを検出するためには、100dpi×100dpi(1画素の大きさが0.25mm×0.25mm)の高解像度の画像データが必要となる。
さらに、これに関連して、データサイズの大きい画像データを用いて演算を行う必要があることから、かかる演算をCPUで行う際の処理時間が膨大なものとなってしまうという問題もある。なお、演算速度の高いCPUを用いれば、処理時間そのものは短くなる反面で、CPUが高価なものとなってしまい回路規模が肥大化する結果、上記のメモリと同様、汚れ検出装置のコストがかさんでしまう。
これらのことから、鉛筆書きなどによる細線の落書きを汚れ検出する場合に、いかにして回路規模を肥大化させずに汚れ検出を実現するかが重要な課題になっている。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、細線の落書きの汚れ検出を回路規模を肥大化させずに実現し、もって装置コストを削減することができる紙葉類の汚れ検出装置及び汚れ検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光あるいは透過光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により前記紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出装置において、複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶するエリア記憶手段と、前記エリア記憶手段に記憶されている該当抽出対象エリアが白地部である場合には、該抽出対象エリアから最低値の画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として前記読取画像を圧縮する画像圧縮手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により前記紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出装置において、複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶するエリア記憶手段と、前記エリア記憶手段に記憶されている該当抽出対象エリアが模様部である場合には、該抽出対象エリアから最も明るい画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として前記読取画像を圧縮する画像圧縮手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定し、設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶しておき、記憶している該当抽出対象エリアが白地部である場合には、該抽出対象エリアから最低値の画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として読取画像を圧縮するように構成したので、細線の落書き(黒落書き)の汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現することができ、装置コストを削減することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定し、設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶しておき、記憶している該当抽出対象エリアが模様部である場合には、該抽出対象エリアから最も明るい画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として読取画像を圧縮するように構成したので、細線の落書き(白落書き)の汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現することができ、装置コストを削減することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る紙葉類の汚れ検出装置及びその方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、紙葉類として紙幣を用いる場合について説明することとする。
以下の実施例1では、実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置の概要および特徴、この汚れ検出装置の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴]
まず、実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置の概要および特徴を説明する。この汚れ検出装置10は、搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光あるいは透過光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により紙葉類上につけられた汚れを判別することを概要とするものであり、たとえば紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分を検出領域として、マジックなどによってなされた太線の落書きを始め、鉛筆書きなどによる細線の落書きについても検出対象としている。
このように細線の落書きを検出するには、高解像度の画像データが必要となるが、かかる画像データをそのまま保持することとしたのでは、上記の従来技術で説明したように、汚れ検出装置10の回路規模が肥大化してしまう。
このため、紙幣の金種判別等で行われるように読取画像を圧縮することも考えられるが、複数画素を1画素に間引くに際して圧縮対象となる複数画素の画素値を加算平均して代表値を決定したのでは、1画素や2画素などの少量の画素にしか特徴が現れない細線についてはその特徴が失われてしまう。
そこで、本実施例に係る紙葉類の汚れ検出装置10では、画像圧縮時に複数画素のうち最低値の画素を抽出し、各抽出対象領域から抽出した画素の画素値を代表値として圧縮画像を生成することとしている。
すなわち、かかる汚れ検出装置10では、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分に書かれた落書き等は高解像度の画像データ(読取画像)において黒く(小さな値)として得られる点に着眼し、抽出対象領域となる複数画素中の最低値を代表値として圧縮することで、細線の特徴を損なうことなく、読取画像を圧縮することができるようにしている。
図1に示した例では、読取画像3において縦6画素及び横6画素を1画素に圧縮する場合を示しており、この例においては、画素値「10」が最低値となるため、この最低値を代表値として抽出するとともに、他の抽出領域から同様に抽出した最低値と併せて圧縮画像1を生成する。
例えば、読取画像3の解像度を100dpi×100dpi(1画素の大きさが0.25mm×0.25mm)とした時には横方向に768画素のラインセンサを用いた場合、576ライン分のエリアには総画素数が442368個となるが、縦6画素及び横6画素を1画素に圧縮すれば、細線の特徴を残したまま442368画素のデータを12288画素の36分の1にまで圧縮することができる。なお、読取画像3の圧縮率は、どの程度の長さの落書きを検出したいかによって任意に設定することができる。この例では、読取画像3を圧縮しても元の解像度により0.5mmまでの細線を完全に検出することができる。
このように、本実施例では、鉛筆書きなどによる細線の落書きの特徴を含んだ圧縮画像1を得ることができ、かかる圧縮画像1を得ることにより、画像メモリに格納すべき容量を大幅に低減し、さらには、紙幣の汚損判定に際しての演算量についても低減することができる結果、少ないメモリ容量の画像メモリに格納された圧縮画像を用いて細線の落書きを高速に検出することが可能になる。
したがって、本実施例では、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分に対する細線の落書き(黒落書き)の汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現することができ、装置コストを削減することが可能になる。
[汚れ検出装置の構成]
続いて、本実施例に係る紙葉類の汚れ検出装置の構成について説明する。図2は、実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この汚れ検出装置10は、画像入力部11と、圧縮画像記憶部12と、画像圧縮部13と、エリア設定部14と、斜行補正部15と、閾値算出部16と、落書き画素マップ作成部17と、落書き有り画素数算出部18と、汚れ判定部19とを有する。
画像入力部11は、LEDアレイからなる光源および紙葉類から反射光又は透過光を受光するラインセンサを備えている。ラインセンサは搬送される紙葉類を撮像することにより画素単位の濃度データを読取るCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像デバイスである。なお、本実施例では、紙幣の地模様が薄い部分を読取画像から排除できるように赤外線を照射して紙幣を撮像することができるよう構成されていることとする。
圧縮画像記憶部12は、画像圧縮部13によって圧縮された紙幣の圧縮画像1を記憶する画像メモリである。なお、ここでは、赤外光の反射により得られた紙幣の圧縮画像であって1画素当りが1.5mm×1.5mmの画像が格納されていることとする。
画像圧縮部13は、画像入力部11によって読み取られた紙幣の読取画像3を圧縮する処理部である。具体的には、画像圧縮時に複数画素のうち最低値の画素を抽出し、各抽出対象領域から抽出した画素の画素値を代表値として圧縮画像を生成する。例えば、図1に示すように、読取画像3における縦6画素及び横6画素を1画素に圧縮する場合には、図中のブロックでは画素値「10」が最低値となるため、この最低値を代表値として抽出するとともに、他の抽出領域から同様に抽出した最低値と併せて圧縮画像1を生成し、該生成した圧縮画像1を圧縮画像記憶部12に格納する。
このようにして、あらかじめ設定された圧縮率に応じて圧縮画像記憶部12の容量を低減するとともに、鉛筆書きなどによる細線の落書きの特徴を含んだ圧縮画像1が圧縮画像記憶部12に格納することができる。
エリア設定部14は、紙幣の汚損判定を実行する判定対象エリアを設定する処理部である。具体的には、たとえば図示しない金種判別部では同一の紙幣について金種判別を行った際にその紙幣の撮像方向についても判別しているため、かかる金種判別部からの情報をもとに圧縮画像記憶部12から読み出した紙幣の圧縮画像1に対応する金種及び方向を確定し、圧縮画像1の金種とその撮像方向から圧縮画像1の基点を定め、その基点をもとに当該金種の紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分等を判定対象エリアとして設定する。
斜行補正部15は、画像入力部11によって読み取られた紙幣の圧縮画像が斜行している場合のズレを補正する処理部である。具体的には、汚損判定の開始時に圧縮画像の中心座標がライン方向にどの程度乖離するかを示すズレ量を算出し、このズレ量から判定対象エリアの補正量を算出して判定対象エリアを補正する。また、識別部では、紙幣の金種・方向が特定されており、その金種・方向に基づき判定対象エリア及び地模様の有無も特定されることから黒落書き又は白落書きを検出するエリアであるのかは予め特定できる。
閾値算出部16は、基準閾値及び検出閾値などの閾値を算出する処理部である。具体的には、圧縮画像1の判定対象エリア内において、基準閾値算出下限値以上である画素の画素値を平均し、その平均値を基準閾値として算出するとともに、この基準閾値に所定の検出用係数を乗じて検出閾値を算出する。なお、この検出用閾値は、上位装置から任意に設定できる設定値(0<N<1)であり、この値を小さく設定するほど微細な落書きを検出することができる一方で、大きく設定すれば微細な落書きを無視して大きな落書きに焦点を絞った検出を行うことができる。
落書き画素マップ作成部17は、閾値算出部16によって算出された検出閾値を用いて、圧縮画像1の各判定対象エリアの落書き画素マップを作成する処理部である。例えば、図3に示すように、検出閾値を105とした時には、判定対象エリアの対象データ31のうち画素値が105未満となる画素を落書き有り画素「1」とし、それ以外(105以上)の画素を落書き無し画素「0」として対象データ31の各画素に「1」または「0」をマッピングすることで、判定対象エリア内の画素値を2値化して落書き画素マップ32を作成する。
落書き有り画素数算出部18は、落書き画素マップ作成部17によって作成された落書き画素マップから落書き有り画素数を算出する処理部である。具体的には、注目画素の周辺画素に適用するフィルタを落書きマップにあてはめてノイズ除去及び欠落部の連結を行いつつ、落書き有り画素「1」の数を算出する。
例えば、図4に示すように、注目画素の周辺画素に適用するフィルタ41〜45を有しており、これらのフィルタのうち予め設定されたフィルタを落書きマップにあてはめる。そして、図5の例では、ライン方向に向かって「101」と構成されるフィルタ42を落書き画素マップ51にあてはめる場合の一例を示している。ここで、「1」は有効画素を「0」は無視する画素であることを定義する。このフィルタ42が落書き画素マップ51の周辺画素と適合する場合、(1×1+0×1+1×1)/2というようにフィルタ内の「1」の個数で割り算し、その結果が「1」となるため、最終的には当該注目画素は落書き有り画素として補間され、落書き有り画素数に計上される。なお、フィルタ適用時の計算結果が少数含みである場合には、たとえば計算結果の小数点以下は切り捨てて結果が0になった時には落書きなしとする。
汚れ判定部19は、圧縮画像1の判定対象エリアに落書きが存在するか否かを判定する処理部である。具体的には、落書き有り画素数算出部18によって算出された落書き有り画素数が所定の閾値以上存在するか否かを判定し、その結果、落書き有り画素数が所定の閾値以上存在する場合には、当該判定対象エリアにNGフラグを設定し、一方、落書き有り画素数が所定の閾値未満である場合には、そのまま他の判定対象エリアについての汚れの有無を判定する。そして、かかる汚れ有無の判定を全ての判定対象エリアについて行った後に、いずれかの判定対象エリアにNGフラグが1つでも設定されていれば、当該圧縮画像1の紙幣を汚損券と判定し、また、いずれの判定対象エリアにもNGフラグが設定されていなければ、正券と判定する汚損判定を行う。なお、この閾値は、上位装置によって設定可能な数値であり、この数値を下げるほど微細な落書きを検出することができる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る紙葉類の汚損判定処理について説明する。図6は、実施例1に係る紙葉類の汚損判定処理の手順を示すフローチャートである。この汚損判定処理は、画像圧縮部13によって圧縮画像1が圧縮画像記憶部12に格納された場合に行われる処理である。
同図に示すように、エリア設定部14は、図示しない金種判別部から取得した紙幣の金種及び撮像方向をもとに、圧縮画像記憶部12から読み出した紙幣の圧縮画像1内に判定対象エリアを設定する(ステップS101)。
続いて、斜行補正部15は、エリア設定部14によって読み出された圧縮画像の中心座標がライン方向にどの程度乖離するかを示すズレ量を算出し、このズレ量から判定対象エリアの補正量を算出して判定対象エリアを補正する(ステップS102)。
そして、閾値算出部16は、斜行補正部15によって斜行補正が行われた圧縮画像1の判定対象エリアのうち1つのエリアについて、基準閾値算出下限値以上である画素の画素値を平均し、その平均値を基準閾値として算出するとともに(ステップS103)、この基準閾値に所定の検出用係数を乗じて検出閾値を算出する(ステップS104)。
その後、落書き画素マップ作成部17は、閾値算出部16によって算出された検出閾値未満となる画素を落書き有り画素「1」とし、検出閾値以上となる画素を落書き無し画素「0」として各画素に「1」または「0」をマッピングすることで、判定対象エリア内の画素値を2値化して落書き画素マップ32を作成する(ステップS105)。
続いて、落書き有り画素数算出部18は、落書き画素マップ作成部17によって作成された落書き画素マップにフィルタをあてはめてノイズ除去及び欠落部の連結を行いつつ、落書き有り画素「1」の数を算出する(ステップS106)。
ここで、汚れ判定部19は、落書き有り画素数算出部18によって算出された落書き有り画素数が所定の閾値以上存在するか否かを判定し(ステップS107)、その結果、落書き有り画素数が所定の閾値以上存在する場合(ステップS107肯定)には、当該判定対象エリアにNGフラグを設定する(ステップS108)。なお、落書き有り画素数が所定の閾値未満である場合(ステップS107否定)には、他の判定対象エリアについての汚れの有無を判定するか、或いは紙幣の汚損判定を行うべく、ステップS109に移行する。
その後、エリア設定部14によって設定された判定対象エリアすべてについて汚れの有無を判定するまで(ステップS109否定)、閾値算出部16、落書き画素マップ作成部17、落書き有り画素数算出部18及び汚れ判定部19は、上記したステップS103〜ステップS108までの処理を繰り返し行う。
そして、全ての判定対象エリアについて汚れの有無の判定が終了すると(ステップS109肯定)、汚れ判定部19は、圧縮画像1内のいずれかの判定対象エリアにNGフラグが設定されているか否かを判定する(ステップS110)。
このとき、いずれかの判定対象エリアにNGフラグが1つでも設定されていれば(ステップS110肯定)、汚れ判定部19は、当該圧縮画像1の紙幣を汚損券と判定し(ステップS111)、また、いずれの判定対象エリアにもNGフラグが設定されていなければ(ステップS110否定)、当該圧縮画像1の紙幣を正券と判定する汚損判定を行い(ステップS112)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、画像圧縮時に複数画素のうち最低値の画素を抽出し、各抽出対象領域から抽出した画素の画素値を代表値として圧縮画像を生成するように汚れ検出装置10を構成したので、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分に対する細線の落書き(黒落書き)の汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現することができ、装置コストを削減することが可能になる。
より具体的には、鉛筆書きなどによる細線の落書きの特徴を含んだ圧縮画像1を得ることができ、かかる圧縮画像1を得ることにより、画像メモリに格納すべき容量を大幅に低減し、さらには、紙幣の汚損判定に際しての演算量についても低減することができる結果、少ないメモリ容量の画像メモリに格納された圧縮画像を用いて細線の落書きを高速に検出することが可能になる。
さらに、本実施例では、紙幣に関する情報が読取画像3の圧縮に伴って少なくなったとしても、鉛筆書きなどによる細線の落書きの特徴を含んだ圧縮画像1を用いて紙幣の汚損判定を行うことにより、各判定対象エリアの汚れの有無、ひいては紙幣の汚損判定を正確に行うことができる。
これを図7を用いて具体的に説明すると、図中の上段のグラフは、ラインセンサ等に読み取られた読取画像(生画像)そのものの画素値の分布を示し、中段のグラフは、読取画像に対して縦6画素×横6画素を加算平均して圧縮した場合の36画素加算平均画像の画素値の分布を示し、また、下段のグラフは、読取画像に対して縦6画素×横6画素の最低値を代表値とする圧縮を行った36画素最低値画像の画素値の分布を示しており、これらの画像はいずれも判定対象エリア内に鉛筆書きの落書きがなされたものである。
これら三者を比較すると、読取画像においては、鉛筆書きの落書き部分(Aの部分)の画素値が落書き無し部分(紙幣の地模様)と比べて低く、はっきりと黒く捉えることができる一方で、縦6画素×横6画素の加算平均画像においては、鉛筆書きの落書き部分(Bの部分)の画素値と落書き無し部分との画素値の差があまりなく、地模様部分と落書き部分との区別を検出するのは困難である。ここで、縦6画素×横6画素の最低値画像においては、読取画像(生画像)とほぼ同等に、鉛筆書きの落書き部分(Cの部分)の画素値と落書き無し部分との画素値の差を捉えることができる。
このように、本実施例で得られる縦6画素×横6画素最低値画像は、縦6画素×横6画素加算平均画像と相違して、読取画像(生画像)とほぼ同等に鉛筆書きの落書き部分の画素値と落書き無し部分との画素値の差を捉えることができるため、各判定対象エリアの汚れの有無、ひいては紙幣の汚損を正確に判定することが可能になる。
さて、上記の実施例1では、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分を対象として汚れ判定を行う例を説明したが、紙幣の地模様が濃い部分についても同様に汚れ判定を行うことができる。そこで、実施例2では、紙幣の地模様が濃い部分に対する白落書きの特徴を残しつつ、読取画像3を圧縮する例を説明する。
すなわち、本実施例では、紙幣の地模様が濃い部分に書かれた白落書き等は高解像度の画像データ(読取画像)において白く(大きな値)として得られる点に着眼し、各抽出対象領域の複数画素中の最高値を代表値として圧縮することで、白落書きの特徴を損なうことなく、読取画像3を圧縮することができるようにしている。
図8に示した例では、読取画像3において縦6画素×横6画素を1画素に圧縮する場合を示しており、この例においては、画素値「120」が最高値となるため、この最高値を代表値として抽出するとともに、他の抽出領域から同様に抽出した最高値と併せて圧縮画像5を生成する。
例えば、読取画像3の解像度を100dpi×100dpi(1画素の大きさが0.25mm×0.25mm)とした時には横方向に768画素のラインセンサを用いた場合、576ライン分のエリアには総画素数が442368個となるが、縦6画素及び横6画素を1画素に圧縮すれば、白落書きの特徴を残したまま442368画素のデータを12288画素へと36分の1にまで圧縮することができる。
このため、実施例2では、修正ペンや色鉛筆などによる白落書きの特徴を含んだ圧縮画像5を得ることができ、かかる圧縮画像5を得ることにより、実施例1と同様に、画像メモリに格納すべき容量を大幅に低減し、さらには、紙幣の汚損判定に際しての演算量についても低減することができる結果、少ないメモリ容量の画像メモリに格納された圧縮画像を用いて細線の落書きを高速に検出することが可能になる。
このようにして得られた白落書き検出用の圧縮画像5を用いて、各判定対象エリアの汚れの有無、ひいては紙幣の汚損を判定するには、図2に示した各機能部において実施例1と異なる内容の処理を行う。以下では、かかる相違点を説明するが、同様の処理(斜行補正部15、落書き有り画素算出部18及び汚れ判定部19)を行うものについてはその説明を省略する。
まず、エリア設定部14は、実施例1と同様に、図示しない金種判別部から取得した紙幣の金種及び撮像方向をもとに、圧縮画像記憶部12から読み出した紙幣の圧縮画像5内に判定対象エリアを設定するが、この際に、紙幣の地模様が濃い部分を判定対象エリアとして設定する。
閾値算出部16は、実施例1と同様に、基準閾値及び検出閾値などの閾値を算出するが、実施例2では、白落書き検出用の基準閾値及び検出閾値を算出する。具体的には、圧縮画像5の判定対象エリア内において、基準閾値算出下限値以上である画素の画素値を平均し、その平均値を基準閾値として算出するとともに、この基準閾値に最大画素値「255」から上位から設定される所定値を減じたものを乗じて検出閾値「基準閾値×(255−所定値)」を算出する。
落書き画素マップ作成部17は、実施例1と同様に、閾値算出部16によって算出された検出閾値を用いて、圧縮画像5の各判定対象エリアの落書き画素マップを作成するが、本実施例では、白落書きを検出対象としていることから検出閾値を超えるものを落書き有り画素とし、検出閾値以下のものを落書き無し画素として「1」または「0」をマッピングする点が相違する。例えば、図9に示すように、検出閾値を105とした時には、判定対象エリアの対象データ91のうち画素値が105を超える画素を落書き有り画素「1」とし、それ以外(105以下)の画素を落書き無し画素「0」として対象データ91の各画素に「1」または「0」をマッピングすることで、判定対象エリア内の画素値を2値化して落書き画素マップ92を作成する。
このように、落書き画素マップ作成部17によって作成された落書き画素マップにフィルタをあてはめてノイズ除去及び欠落部の連結を行いつつ、落書き有り画素「1」の数を算出し、算出した落書き有り画素数を用いて、実施例1と同様、各判定対象エリアの汚れの有無、ひいては紙幣の汚損を判定することができる。
上述してきたように、実施例2では、画像圧縮時に複数画素のうち最高値の画素を抽出し、各抽出対象領域から抽出した画素の画素値を代表値として圧縮画像を生成するように汚れ検出装置10を構成したので、紙幣の地模様が濃い部分に対する(白落書き)の汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現することができ、装置コストを削減することが可能になる。
さらに、実施例2では、紙幣に関する情報が読取画像3の圧縮に伴って少なくなったとしても、修正ペンや色鉛筆などによる白落書きの特徴を含んだ圧縮画像5を用いて紙幣の汚損判定を行うことにより、各判定対象エリアの汚れの有無、ひいては紙幣の汚損判定を正確に行うことができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例3として、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記実施例1では、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分に対する細線落書き(黒落書き)を検出することができる画像圧縮、汚れ判定を説明し、これとは対照に、上記実施例2では、紙幣の地模様が濃い部分に対する白落書きを検出することができる画像圧縮、汚れ判定を説明したが、実施例1及び実施例2の両者の内容を好適に組み合わせて実施することもできる。
すなわち、紙幣の金種ごとに紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分を第1のエリアとして記憶しておくとともに、紙幣の地模様が濃い部分を第2のエリア情報として記憶しておき、第1のエリア内で代表画素を抽出する際には最低値の画素を抽出する一方で、第2のエリア内で代表画素を抽出する際には最高値の画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として読取画像3を圧縮する。
つまり、同じ1つの読取画像3においても、紙幣の透かし部分や地模様が薄い部分については、最低値の画素を抽出することで鉛筆等による黒落書きの特徴を残し、また、紙幣の地模様が濃い部分については、最高値の画素を抽出することで、修正ペンや色鉛筆等による白落書きの特徴を残した圧縮画像7を得ることができるようにしている。但し、白落書きの検出には、紙葉類からの反射光で得られた読取画像のみが使用できる。
このようにして得られた圧縮画像7の第1のエリアについては、図7に示すように、検出閾値未満を落書き有り画素として落書き有り画素数を算出し、判定対象エリアの汚れ判定、そして紙幣の汚損判定を行い(実施例1)、また、圧縮画像7の第2のエリアについては、検出閾値を超える画素を落書き有り画素として落書き有り画素数を算出し、判定対象エリアの汚れ判定、そして紙幣の汚損判定を行う(実施例2)ことによって、紙葉類の一面を対象として黒落書きおよび白落書きの両方を検出することができ、より多面的な落書き検出を実現することが可能になる。
なお、上記の実施例1及び実施例2では、本発明を紙幣に対して適用する例を説明したが、必ずしも汚れ判定の対象が紙幣である必要はなく、有価証券やチケットなどであってもよく、これらを含めた紙葉類全般に対して本発明を同様に適用することができる。
以上のように、本発明に係る紙葉類の汚れ検出装置及びその方法は、細線の落書きの汚れ検出を回路規模(基板面積)を肥大化させずに実現する場合に適している。
実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置の特徴を説明するための概念図である。 実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 落書きマップの作成要領を説明するための説明図である。 落書き画素マップに適用するフィルタの一例を示す図である。 フィルタの適用例を説明するための説明図である。 実施例1に係る紙葉類の汚損判定処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る紙葉類の汚れ検出装置で得られる圧縮画像の優位性を説明するための説明図である。 実施例2に係る紙葉類の汚れ検出装置の特徴を説明するための概念図である。 落書きマップの作成要領を説明するための説明図である。
符号の説明
10 汚れ検出装置
11 画像入力部
12 圧縮画像記憶部
13 画像圧縮部
14 エリア設定部
15 斜行補正部
16 閾値算出部
17 落書きマップ作成部
18 落書き有り画素数算出部
19 汚れ判定部

Claims (9)

  1. 搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光あるいは透過光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により前記紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出装置において、
    複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶するエリア記憶手段と、
    前記エリア記憶手段に記憶されている該当抽出対象エリアが白地部である場合には、該抽出対象エリアから最低値の画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として前記読取画像を圧縮する画像圧縮手段と
    を備えたことを特徴とする紙葉類の汚れ検出装置。
  2. 搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により前記紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出装置において、
    複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶するエリア記憶手段と、
    前記エリア記憶手段に記憶されている該当抽出対象エリアが模様部である場合には、該抽出対象エリアから最も明るい画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として前記読取画像を圧縮する画像圧縮手段と
    を備えたことを特徴とする紙葉類の汚れ検出装置。
  3. 紙葉類の種類と搬送方向を識別する識別手段をさらに備え、
    前記識別手段で識別された紙葉類の種類と搬送方向に基づいて、前記設定手段により設定された抽出対象エリアが、黒落書きを検出するエリアであるか、白落書きを検出するエリアであるかを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉類の汚れ検出装置。
  4. 前記画像圧縮手段により圧縮された圧縮画像の各画素を所定の閾値と比較して各画素における落書きの有無を判定し、落書きのある画素の画素数を算出して汚れの有無を判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の紙葉類の汚れ検出装置。
  5. 前記画像圧縮手段により圧縮された圧縮画像の各画素を所定の閾値と比較して落書き画素マップを作成する落書き画素マップ作成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の紙葉類の汚れ検出装置。
  6. 前記落書き画素マップ作成手段により作成された落書き画素マップにフィルタを適用してノイズの除去処理及び欠落部の連結処理を行う処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の紙葉類の汚れ検出装置。
  7. 搬送される紙葉類に対して光源から光を照射し、その反射光あるいは透過光を受光センサで受光して、この受光センサの各画素毎の出力信号により前記紙葉類上につけられた汚れを判別する紙葉類の汚れ検出方法において、
    複数個の所定画素数で形成された抽出対象エリアを設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された抽出対象エリアのそれぞれが白地部又は模様部であるのかを記憶するエリア記憶部に格納する格納工程と、
    該エリア記憶部に記憶されている該当抽出対象エリアが白地部である場合には、該抽出対象エリアから最低値の画素を抽出し、該抽出した画素の画素値を代表値として前記読取画像を圧縮する画像圧縮工程と
    を含んだことを特徴とする紙葉類の汚れ検出方法。
  8. 紙葉類の種類と搬送方向を識別する識別工程をさらに含み、
    前記識別工程で識別された紙葉類の種類と搬送方向に基づいて、前記設定工程により設定された抽出対象エリアが、黒落書きを検出するエリアであるか、白落書きを検出するエリアであるかを決定することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類の汚れ検出方法。
  9. 前記画像圧縮工程により圧縮された圧縮画像の各画素を所定の閾値と比較して各画素における落書きの有無を判定し、落書きのある画素の画素数を算出して汚れの有無を判定する判定工程をさらに含んだことを特徴とする請求項7又は8に記載の紙葉類の汚れ検出方法。
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