JP5173588B2 - 樹脂モールド装置 - Google Patents

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本発明は樹脂モールド装置に関し、より詳細には、液状樹脂を用いて被成形品を樹脂モールドする際において好適な樹脂モールド装置に関する。
リードフレーム等に代表される被成形品をキャビティ部分でクランプし、ポット内に供給された樹脂タブレットを溶融させた後、プランジャにより押し出してキャビティ内に供給することにより被成形品を樹脂モールドする樹脂モールド装置が広く知られている。このような樹脂モールド装置はモールド用樹脂として樹脂タブレットを用いる方式のものが多いが、モールド用樹脂として液状樹脂を用いた樹脂モールド装置も提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−305438号公報
図15は、特許文献1における樹脂モールド装置の概略構成を示す正面図である。図15に示すように、ポット173に液状樹脂122を供給する際に、小型化するために吐出口136をひとつにしたディスペンサ130を用いているが、このようなディスペンサ130で複数のポット173に液状樹脂122を供給した場合、樹脂モールド金型170をクランプするまでの間において、ポット173に供給された液状樹脂122の状態にばらつきが生じるため、1ショットで同時に成形される樹脂モールド成形品の品質にばらつきを生じさせるおそれが高いといった課題がある。
また、特許文献1の変形例として、図16に示すように、液状樹脂122を収容する容器120に連結されたディスペンサ130を用いると、容器120からディスペンサ130の吐出口136までの経路が長くなってしまう。このようなディスペンサ130を用いると、樹脂モールド金型170の温度の影響により、ディスペンサ130内の液状樹脂122が硬化してしまうおそれがあるといった課題や、ディスペンサ130内を洗浄処理する際に多大な手間がかかり、メンテナンス性が悪いといった課題がある。
また、吐出口136を複数有するディスペンサ130は、先端部分の重量が増えるため、ディスペンサ130を移動させるための移動装置が大型になり、取り扱いが不便であるという課題も有している。
本願発明は、モールド用樹脂として液状樹脂を用いる樹脂モールド装置において、液状樹脂をポットに供給する機構(ディスペンサ)を小型化するとともに、液状樹脂が収容されている容器から液状樹脂の吐出口までの経路を短くし、ディスペンサの経路内における液状樹脂の変質をなくすことによって、高品質な樹脂モールド成形品の製造が可能な樹脂モールド装置の提供を第1の目的としている。
また、1ショットで同時に成形される樹脂モールド成形品間の品質のばらつきを抑えることが可能な樹脂モールド装置の提供を第2の目的としている。
すなわち本発明は、複数ポットのそれぞれに供給された液状樹脂を、各ポットに収容されたプランジャにより対応するキャビティに押し出すことにより被成形品を樹脂モールドするマルチポット式の樹脂モールド装置であって、前記液状樹脂を前記各ポットに供給する樹脂供給手段として、前記液状樹脂を収容する容器と、前記各ポットの配設間隔と同じ配設間隔でシリンジ保持部に保持されたシリンジおよび該シリンジに装着されたピストンを備えて前記容器から前記液状樹脂を抽出可能に構成された複数の抽出体と、該抽出体を前記容器と前記ポットとの間で一括して移動させると共に、当該複数の抽出体を一括して駆動させる駆動部を備える抽出体駆動機構と、を有し、前記抽出体駆動機構は、前記容器から抽出した液状樹脂を、前記抽出体から前記各ポットに対して同量ずつ供給すべく、前記駆動部の動作を制御する樹脂供給制御手段を有することを特徴とする樹脂モールド装置である。
また、前記樹脂供給制御手段は、前記各抽出体により前記容器から前記液状樹脂を抽出する動作を同時に実行させるように制御することを特徴とする。これにより、容器からの液状樹脂の抽出時間を短縮することができると共に、抽出した液状樹脂の状態を均一条件に近づけることができる。
また、前記抽出体駆動機構は、シリンジとピストンとを一括して支持するシリンジ保持部とピストン保持部とを有し、前記樹脂供給制御手段は、液状樹脂の抽出と前記抽出した液状樹脂の前記各ポットに対する供給とにおいて前記シリンジ保持部と前記ピストン保持部の少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させるように制御することを特徴とする。これにより、抽出体の保持機構の動作制御を単純にすることができる。
また、前記樹脂供給制御手段は、前記抽出体に抽出させる液状樹脂の量が、一回の樹脂モールド成形に必要な量となるように前記抽出体駆動機構の動作を制御することを特徴とする。これにより、抽出体内に液状樹脂が残留することがないため、ポットに供給すべき液状樹脂の状態を常に新鮮にすることができるから、樹脂モールド製品の品質を高品位に維持することが可能である。
また、前記シリンジ保持部と前記ピストン保持部とは、前記シリンジと前記ピストンとのそれぞれを任意の位置で保持可能に形成されていることを特徴とする。これにより、抽出体の位置調整を容易に行うことができると共にポット数への対応も容易に行うことができる。
また、前記容器には液状樹脂の液面位置が常時所定の液面位置となるように容器に液状樹脂を補充する液状樹脂補充手段が設けられていることを特徴とする。
また、前記樹脂供給制御手段は、前記容器に収容されている液状樹脂の液面位置に合わせて前記抽出体を前記容器に接近させることを特徴とする。
これらにより、それぞれの抽出体による液状樹脂の抽出条件を均一にすることができ、抽出体に抽出される液状樹脂の量を等しくすることができるため好都合である。
また、前記容器には、前記抽出体による抽出時を除いて、容器内に収容されている液状樹脂の外気接触を遮蔽する遮蔽手段が設けられていることを特徴とする。
また、前記遮蔽手段には、不活性ガス注入装置、冷却装置、除湿装置のうちの少なくとも1つが設けられていることを特徴とする。
これらにより、液状樹脂を良好な状態で収容することができるため、ポットへの供給前における液状樹脂の劣化を最小限に抑えることができ、高品位な樹脂モールド成形品を製造することができる。
本発明の構成を採用することにより、液状樹脂をポットに供給する機構を小型化、かつ簡易な構成とすることができるため、樹脂モールド装置自体もコンパクトにすることができる。また、実際に液状樹脂と接触する液状樹脂が収容されている容器から吐出口までの経路が短くなり、抽出体内における液状樹脂の変質をなくすことができるため、樹脂モールド成形品の品質を向上させることができる。また、抽出体の洗浄処理も容易に行うことができる。
そして複数のポットに同量の液状樹脂を同時に供給することができるので、1ショットで得られる樹脂モールド成形品の品質のばらつきを抑えることもできる。
(第1実施形態)
(樹脂供給手段)
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態における樹脂供給手段が液状樹脂を収容する容器に接近した状態を示す正面図である。図2は、樹脂供給手段が液状樹脂を収容する容器から液状樹脂を抽出している状態を示す正面図である。図3は、図2中のA−A線における端面図である。
図1に示すように、本実施形態における樹脂供給手段10は、液状樹脂22を収容する容器20と、容器20に収容された液状樹脂22を抽出する抽出体30と、抽出体30を駆動(動作)させる駆動部40と、駆動部40の動作を制御する樹脂供給制御手段50と、抽出体30および駆動部40とを保持する保持部60と、を有している。
図4に示すように、ワーク供給部Aは、供給マガジンMGに収納されたワーク(リードフレーム、樹脂基板などに半導体チップが搭載されたもの又は搭載用のもの)WをフレームインデックスFIへ載せた後、プレヒート部PHへ向きを揃えて送り出される。プレヒート部PHでプレヒートされたワークWがローダ80に受け渡される。また、液状樹脂補充部26(図1参照)から送り出されて容器20に装填された液状樹脂が、この容器20を供給位置まで移動してローダ80に搭載された抽出体30によって抽出される。
増設レール部Cは、ワーク供給部Aと成形品収納部Bとの間に挿脱可能に設けられている。増設レール部Cは、ワーク供給部Aと成形品収納部Bとの間に増設される。ワーク供給部A、成形品収納部B及び増設レール部Cは移動レール部RLどうしを連絡するように連結され、移動レール部RL上をローダ80及びアンローダ80が各々共用して移動可能になっている。
プレス部PDは本実施例では4箇所に並設されている。各プレス部PDはモールド金型、公知の型開閉機構及びモールド金型のキャビティに樹脂圧を印加しながら封止樹脂を送り出す公知のトランスファ機構などが装備されている。各プレス部1は、台座部に設けられており、必要に応じてモールド金型の金型面を覆うリリースフィルムを張設するフィルムユニット9が設けられていても良い。
ローダ80は、プレヒート部PHでワークWを受け取って保持し、容器20より液状樹脂を抽出体30で抽出して保持したまま、移動レール部RL側から各プレス部PDへ進退移動して搬入するようになっている。また、樹脂封止後の成形品はプレス部PDにおいて離型され、アンローダULにより成形品収納部Bへ搬出されるようになっている。
成形品収納部Bには、アンローダULにより成形品が取り出される成形品取出部TD、成形品より不要樹脂が分離されるディゲート部DG及び成形品を収納するワーク収納部WSが設けられている。成形品取出部TDでは、いずれかのプレス部PDからアンローダULにより取出された成形品が下方に待機している移動テーブルMTへ受け渡される。アンローダULは、成形品を移動テーブルMTへ受け渡すと次の成形品の取出し動作に移行する。移動テーブルMTは成形品を載置したままディゲート部DGへ搬送する。ディゲート部DGは、移動テーブルMTにより搬送された成形品を押えて冷却すると共にワークWをツイストすることによりゲートブレイクし不要樹脂を分離する。不要樹脂は図示しないスクラップボックスへ回収される。移動テーブルMTは成形品のみを載置して受渡し位置まで搬送する。
保持部60はX−Y方向(いわゆる平面方向)に保持部60を移動させる移動手段としての機能を具備したローダ80によって移動可能となっており、駆動部40を保持する保持部60と移動手段とにより抽出体駆動機構が構成されている。移動手段の動作もまた、駆動部40の動作と同様に樹脂供給制御手段50により制御されている。
液状樹脂22は、図1に示すように上面が開口する容器20に収容されている。容器20には容器20に収容された液状樹脂22の液面高さ位置を検出する液面センサ24が配設されている。また、容器20の底部には液状樹脂22を補充する液状樹脂補充部26が接続されている。液面センサ24と液状樹脂補充部26には補充制御部28が接続され、補充制御部28が液面センサ24の検出値に基づいて液状樹脂補充部26の動作を制御する。より詳細には、補充制御部28は、液面センサ24により検出された液面高さ位置と予め設定されている基準液面高さ位置とを比較して、容器20内に収容されている液状樹脂22の液面高さ位置を常時基準液面高さ位置となるように液状樹脂補充部26による液状樹脂22の供給動作を制御する。
本実施形態においては液面センサ24を1つだけ配設した形態を示しているが、複数の液面センサ24を配設し、それぞれの液面センサ24が検出した液面高さ位置の平均値に基づいて補充制御部28が液状樹脂補充部26の動作を制御する形態とすることもできる。
図1、図3および図4に示すように、ローダ80の保持部60は枠状に形成されている。保持部60はローダ80により少なくともX−Y方向に移動可能に設けられている。また、抽出体30を作動(駆動)させるための駆動部40は、保持部60の内壁面に配設された上下の支持アーム62,64により保持された状態で保持部60に取り付けられている。上支持アーム62,62どうしと下支持アーム64,64どうしとは、保持部60の内壁面において互いに対向して延伸する状態で設けられている。保持部60の内壁面には、レール60Aと、このレール60Aに沿って往復動可能なスライダ60Bが配設されている。スライダ60Bは図示しない駆動装置によりレール60A上を往復動可能に設けられている。上支持アーム62および下支持アーム64は、スライダ60Bを介して保持部60の内壁面に保持され、スライダ60Bと一体になって保持部60内を上下動自在に設けられている。このようにして保持部60の内部空間で保持されている上記各部材が保持部60内で上下動可能に構成されている。
駆動部40について詳細に説明する。
上支持アーム62と下支持アーム64とには鉛直方向に延伸するガイドロッド41A,41Bがガイドロッド41A,41Bの中心軸(鉛直軸)周りに回転可能に保持されている。図1に示すように、ガイドロッド41A,41Bは同図中左右にそれぞれ設けられた上支持アーム62と下支持アーム64とに保持されている。それぞれのガイドロッド41Aの外周面には、螺旋条41Zが形成されていて、螺旋条41Zに螺合可能なナットである移動体42が螺着されている。螺旋条41Zは上支持アーム62と下支持アーム64との範囲に形成されているので、移動体42は螺旋条41Z形成範囲内で上下方向に移動可能である。
図1中右側に配設されたガイドロッド41Aは、下支持アーム64を貫通して、下支持アーム64の下面からガイドロッド41Aの下端部がはみ出した状態で保持されている。ガイドロッド41Aが貫通している側の下支持アーム64には、ガイドロッド41Aに隣接してサーボモータ等の駆動モータ43が配設されている。駆動モータ43は、出力軸43Aをガイドロッド41Aの軸線と平行となるようにすると共に、下方に向けた状態で下支持アーム64に固定されている。出力軸43Aの先端部位置は、下支持アーム64の下面から突出しているガイドロッド41Aの下端部の位置と同じ高さ位置とした。出力軸43Aおよびガイドロッド41Aの下端部分にはプーリ44A,44Bがそれぞれ装着されていて、プーリ44A,44B間には駆動ベルト45Aが掛け渡されている。
これに対してガイドロッド41A,41Bの上端部には、いずれにも上支持アーム62と螺旋条41Zの上端部との間の高さ位置にプーリ44C,44Dが装着されていて、プーリ44C,44D間には動力伝達ベルト45Zが掛け渡されている。
駆動モータ43が作動すると、出力軸43Aに固定されたプーリ44Aが回転し、駆動ベルト45を介してプーリ44Bが固定された一方のガイドロッド41A(図1中右側)が回転する。ガイドロッド41Aの回転によりプーリ44Cも同期して回転し、動力伝達ベルト45Zとプーリ44Dを介して他方のガイドロッド41Bが回転する。このように2本のガイドロッド41A,41Bは互いに同期した状態でガイドロッド41A,41Bの中心軸周りに回転することになるので、それぞれのガイドロッド41A,41Bの螺旋条41Zに螺着されている2つの移動体42,42もまた互いに同期した状態でガイドロッド41A,41Bに沿って上下方向に移動する。
下支持アーム64,64には、後述する液状樹脂22を容器20から抽出すると共に後述するポット73に吐出する抽出体30を構成するシリンジ32を一括して保持するためのシリンジ保持部46が下支持アーム64,64の先端部分どうしを橋渡しした状態で取り付けられている。シリンジ32はポット73の配設間隔と同じ配設間隔となるようにシリンジ保持部46に配設されている。
また、移動体42,42にはシリンジ32内を往復動させるピストン34を保持するためのピストン保持部47が移動体42,42どうしを橋渡しした状態で取り付けられている。
すなわち、下支持アーム64,64に取り付けられているシリンジ保持部46に一括保持されているシリンジ32は、保持部60が移動しない限りにおいては高さ位置が固定されているのに対し、移動体42に固定されているピストン保持部47およびピストン保持部47に一括保持されているピストン34は、駆動モータ43の動作による移動体42の移動に伴って上下方向に移動することが諒解される。続いて、スライダ60Bを上方に移動させることによってシリンジ32を保持部60内に収納することにより、保持部60は平面方向に移動可能な状態となる。
このように下支持アーム64により高さ位置が固定されたシリンジ32内をピストン34が上下方向に動くことになり、シリンジ32内に液状樹脂22を抽出する動作や、シリンジ32内の液状樹脂22を吐出する抽出体30としての動作が実行可能になる。
図1に示すように、シリンジ32の先端部分を容器20内の液状樹脂22内に沈めた状態とし、先述のように駆動モータ43を作動してガイドロッド41A,41Bを同期させて所定の方向に回転させると、図2、図3に示すように移動体42が同期した状態で上方に移動する。すなわち、移動体42に取り付けられているピストン保持部47がシリンジ保持部46に対して平行状態を維持しながら移動することになる。これにより、ピストン保持部47に一括して保持されているすべてのピストン34が同期した状態で同じ距離ずつ上方に移動し、それぞれのシリンジ32において同じ条件で容器20内の液状樹脂22を抽出することができる。
また、図3に示すように、本実施形態におけるシリンジ保持部46およびピストン保持部47は、コ字型断面形状に形成された2本のレール体60Aのそれぞれの開口部側を対向させて配設することにより構成されている。シリンジ32およびピストン34は、それぞれにおけるフランジ部分32A、34Aがシリンジ保持部46およびピストン保持部47を構成する2本のレール体の対向する開口部により挟持された状態で後述するポット73(図5参照)の設けられた間隔と略同一の間隔で保持されている。
本実施形態においては、図2に示すように4本のシリンジ32を一括に保持しているが、シリンジ32どうしの配設間隔を調整することにより、シリンジ保持部46が保持するシリンジ32の本数を調整することが可能である。ピストン保持部47が一括保持するピストン34の保持本数の調整についても、シリンジ保持部46と同様にすることで適宜調整可能である。すなわち、多種のマルチポット方式の樹脂モールド金型70において各ポット73への液状樹脂の供給方法に対して柔軟に対応することができるため好都合である。
以上に説明したとおり、駆動部40がシリンジ32およびシリンジ32内を往復動するピストン34とからなる抽出体30を作動させることにより、抽出体30による液状樹脂22の抽出動作が制御されていることが諒解される。本実施形態においては駆動部40の動力源となる駆動モータ43の動作と駆動部40を保持する保持部60とからなる抽出体駆動機構の動作は、樹脂供給制御手段50により一括制御されている。樹脂供給制御手段50は、記憶手段と記憶手段に記憶されている動作制御プログラム(いずれも図示せず)により構成することができ、一般的なパーソナルコンピュータを用いることもできる。
(樹脂モールド装置)
図5は、本実施形態における樹脂モールド金型の概略構成図である。図6は、樹脂モールド金型を型開きして被樹脂モールド成形品を下型にセットしている状態を示す概略側面図である。図7は、樹脂モールド金型を型開きして保持部をセットした状態を示す概略側面図である。図8は、図7中の矢印B方向から臨んだ概略正面図である。図9は、ポットに液状樹脂を吐出した状態を示す概略正面図である。図10と図11は、樹脂モールド成形時における樹脂モールド金型部分を示す側面図である。
本実施形態における樹脂モールド装置200は、樹脂モールド金型70と樹脂供給手段10とを備えて構成されている。また、樹脂供給手段10のうち、液状樹脂22を収容する容器20は、樹脂モールド金型70が高温になり、液状樹脂22の状態を不意に変化させてしまうおそれがあるため、金型温度の影響を受けないように、樹脂モールド金型70とは離れた位置に配設されている(図4参照)。すなわち、樹脂供給手段10は、図示しない移動手段により容器20と樹脂モールド金型70の間を移動可能に設けられている。
図5〜図11には、樹脂供給手段10の構成要素である容器20、液面センサ24、液状樹脂補充部26、補充制御部28は示されていない。
本実施形態における樹脂モールド金型70は、筒状に形成されたポット73に液状樹脂22を供給した後、ポット73内に収容されたプランジャ75が液状樹脂22を押し上げ、ランナ74を介して複数のキャビティ76に液状樹脂22を充填させることによって樹脂モールド成形品を成形するものである。このような樹脂モールド金型70として、本実施形態においては、図5(A)に示すように、上型72と下型71とにより構成されて下型71にポット73およびプランジャ75が等しい間隔で直列に4組配列されたマルチポット形式の樹脂モールド金型70が用いられている。図5(B)は図5(A)のZ−Z線上の断面を矢印Y方向側から臨んだ側面図である。本実施形態においては、図5(B)に示すように、各ポット73に対して上型72に2つのキャビティ76,76が形成された上キャビティ方式の樹脂モールド金型70について説明を行うことにする。
まず、図6に示すように、ローダ80の動作によりハンド81が被成形品を受け取った後、ローダ80の動作により抽出体30が液状樹脂22を容器から抽出する。つまり、被成形品と液状樹脂22の両者はローダ80の動作によりキャビティ76に供給されている。ローダ80はハンド81によりキャビティ76に被成形品を供給した後、抽出体30から液状樹脂22を吐出させる。図示しないが、下型71のキャビティ76対向位置に、被成形品90を位置決めした状態でセットするためのセット凹部を形成しておいても良い。
下型71の所定の位置に位置決めして被成形品90がセットされると、図7および図8に示すように、ローダ80は、容器20内に収容されていた液状樹脂22を同じ容量ずつ抽出した抽出体30を保持する保持部60を上型72と下型71との間に進入させ、それぞれのポット73の直上位置にシリンジ32の吐出口がセットされた状態にする。
図7および図8に示した状態になると、樹脂供給制御手段50が駆動モータ43を作動させて、プーリ44A〜44Dと駆動ベルト45Aおよび動力伝達ベルト45Zによりガイドロッド41A,41Bを同期させた状態で鉛直軸周りに回転させる。これにより、螺旋条41Zに螺合する移動体42と移動体42に固定されているピストン保持部47は、シリンジ保持部46との平行状態を維持しながらピストン保持部47をシリンジ保持部46に接近する。先にも説明したとおり、各シリンジ32に抽出されている液状樹脂22の容量は等しいため、一括して保持されたピストン34が、同じく一括して保持されたシリンジ32内を等しいストロークで吐出口に接近すると、シリンジ32内部の液状樹脂22が各ポット73に吐出される量もそれぞれ等しくなる。本実施形態においては、図9に示すように、1ショット毎にシリンジ32に抽出した液状樹脂22のすべてをポット73に供給し、ポット73に吐出する液状樹脂22の品質が均一になるようにしているが、容器20からシリンジ32に抽出する液状樹脂22の容量は、2〜3ショット分の液状樹脂22を抽出することもでき、特に限定されるものではない。
シリンジ32内の液状樹脂22をピストン34により押し出して、シリンジ32に抽出した液状樹脂22のすべてをポット73内に供給すると、保持部60はローダ80の動作により上下の金型71,72間から退避する。引き続き保持部60はローダ80の動作により、上下の金型71,72の平面位置から離間する位置に配設されている容器20の位置まで移動し、先に説明した動作により、抽出体30であるシリンジ32およびピストン34が容器20内の液状樹脂22の抽出動作を実行する。
保持部60が上下の金型71,72間から退避すると、図示しない金型駆動手段により上型72と下型71とを接近させ、キャビティ76内の被成形品90を上型72と下型71によりクランプさせる。次いで、図10に示すように、プランジャ75をポット73内で上昇させてポット73内に供給された液状樹脂22を各キャビティ76に充填する。
キャビティ76内に充填された液状樹脂22は、樹脂モールド金型70の温度により熱硬化する。このようにしてキャビティ76内の被成形品90が樹脂モールドされる(液状樹脂22が熱硬化する)と、図11に示すように樹脂モールド金型70を型開きして上型72と下型71とを離反させ、ローダ80はアンローダ82により樹脂モールド成形品92と不要樹脂94を取り出す。樹脂モールド成形品92と不要樹脂94を取り出した後は、上型72および下型71の金型面をクリーニングして一回分の樹脂モールド工程が終了する。取り出された樹脂モールド成形品92と不要樹脂94はディゲートされて、樹脂モールド成形品92のみが成形品収納部(図示せず)に収納される。
このようにして樹脂モールド成形品92を得ることができる。本実施形態における樹脂モールド装置200によれば、1ショットで2つの樹脂モールド成形品92を同時に得ることができるが、液状樹脂22が各ポット73に同時かつ同一容量で抽出体30により供給されているため、1ショット内で成形される樹脂モールド成形品92どうしの品質を均一にすることができる。このような特性は、1つのポット73に対して配設されたキャビティ76の数が増加するほど好適に作用する。
(第2実施形態)
先の実施形態においては、容器20に収容されている液状樹脂22が樹脂モールド金型70の熱による影響を回避するために、樹脂モールド金型70から離れた場所にセットした形態について説明したが、容器20を周辺環境から隔離するための遮断手段を配設すれば、樹脂モールド金型70との離間距離を短縮することができ、樹脂モールド装置200を小型化することができるため好都合である。また、容器20に収容されている液状樹脂22も好条件下で管理することができるためなお好適である。
図12は、第2実施形態における樹脂供給手段の概略構成を示す正面図である。図13は、遮蔽手段の形態例を示す正面図である。
本実施形態における容器20は、樹脂供給制御手段50により動作が制御され、抽出体30による抽出時を除いて容器20内の液状樹脂22が外気接触を防止して外気からの湿気の吸収を防止するための遮蔽手段110をさらに有している点で先の実施形態と異なる。
本実施形態における遮蔽手段110は、樹脂モールド金型70の熱による効果を防ぐため、断熱性を有する材料により容器20を覆う箱型に形成されている。また、遮蔽手段110には、窒素等の不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段112や、遮蔽手段110の内部空間における温度および湿度を調整する冷却装置114、除湿装置116などが配設されていて、遮蔽手段110内の閉塞空間が、液状樹脂22に対して好適な条件(熱硬化しない温度および低湿度)となるように維持可能になっている。
また、遮蔽手段110の上面118は、容器20内の液状樹脂22を抽出する際において、樹脂供給手段10のうち少なくともシリンジ32の進入を許容するように、開閉可能に形成されている。例えば、図13(A),(B)に示すように、抽出体30による液状樹脂22の抽出時において、遮蔽手段110の上面118の全体を矢印Cの方向に開閉させたり、スライドさせることにより開放させる形態や、図13(C)に示すようにシリンジ32が通過可能な通過孔118a,118bを有する固定板118Aと移動板118Bとを用い、液状樹脂22の抽出時においてのみ、移動板118Bを矢印Cの方向にスライドさせて、固定板118Aと移動板118Bの通過孔118a,118bの位置を一致させることにより、シリンジ32のみを通過孔118a,118bから遮蔽手段110の内部空間に進入させる形態のいずれの形態であってもよい。いずれの形態を採用する場合においても、液状樹脂22の抽出時以外においては、遮蔽手段110の上面118における気密がシール部材等により維持されているのはもちろんである。
このような容器20の形態を採用することにより、樹脂モールド装置200の小型化が可能になるため好都合である。また、空気と接触することによる液状樹脂22の劣化を極力抑えることができるため、より好条件の下で樹脂モールド成形を行うことができ、高品質な樹脂モールド成形品92を製造することができる。
以上に、本願発明にかかる樹脂モールド装置200について、樹脂供給手段10について詳細に説明をしてきたが、本発明における樹脂供給手段10やこれを具備する樹脂モールド装置200は、以上に説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の実施形態においては、樹脂供給手段10において、容器20に収容されている液状樹脂22を抽出体30に抽出する際においては、液面センサ24により検出した液面位置に抽出体30を接近させる形態について説明したが、液状樹脂22を収容した容器20を抽出体30に接近させる形態とすることもできる。この構成においては、上記の実施形態の構成に、容器20を昇降させるための昇降装置を配設し、昇降装置の昇降動作を樹脂供給制御手段50により制御する形態とすればよい。
また、ピストン保持部47を固定し、ピストン保持部47に対してシリンジ保持部46を接離動させる形態や、シリンジ保持部46とピストン保持部47の両者を互いに接離動させることで抽出体30の液状樹脂22の抽出・吐出動作を制御する形態を採用することももちろん可能である。
また、以上の実施形態においては、抽出体30を動作させる駆動部40の動力源にサーボモータ等の駆動モータ43を採用した実施形態について説明している。このように駆動モータ43にサーボモータを採用することで、ピストン34のストロークを精密に制御することが可能になるが、トランスファ成形におけるキャビティ内への樹脂の供給は多少のばらつきがあっても樹脂モールド成形品92に与える影響は僅かであるため、駆動モータ43に替えて、流体シリンダ等による駆動源を採用してもよいのはもちろんである。
また、第2実施形態においては、液状樹脂22を収容する容器20を遮蔽する遮蔽手段110には不活性ガス供給手段112、冷却装置114、除湿装置116のそれぞれが配設された形態について説明しているが、必ずしもこれらすべてを接続する必要はなく、液状樹脂22の特性や、容器20の外部環境に応じてこれらを適宜選択して組み合わせることで遮蔽手段110として構成する形態であってもよい。また、不活性ガス供給手段112、冷却装置114、除湿装置116のうちのいずれか1つのみを選択して遮蔽手段110とする形態としてもよいのはもちろんである。
以上の実施形態においては、樹脂モールド金型70に対して液状樹脂22を直接樹脂モールド金型70に供給する形態について説明しているが、図14に示すように、リリースフィルムLFを用いた樹脂モールド金型70(樹脂モールド装置200)であっても本願発明を適用することができる。リリースフィルムLFは図示しないエア吸着孔によるエア吸着によりキャビティ76表面にセットされる。
また、本実施形態においては、補充制御部28と樹脂供給制御手段50とをそれぞれ独立させた形態について説明しているが、樹脂供給制御手段50に補充制御部28の制御動作を実行させる形態とすることももちろん可能である。
また、ポット73およびプランジャ75が均等間隔で直列に4組配列されたマルチポット形式の樹脂モールド金型70を用いる形態について説明しているが、ポット73およびプランジャ75は必ずしも直列に配列されている必要はない。例えば、ポット73およびプランジャ75を千鳥配列となるように配設して、シリンジ32およびピストン34がその間隔と略同一の間隔(すなわちポット73の位置に対応する平面位置)となるように保持した状態で一括してこれらを移動させる構成を採用することもできる。
そして本発明は、以上に説明した第1および第2実施形態と、他の実施形態について、各構成の組み合わせのすべてについては具体的な説明を行っていないが、いずれの組み合わせであっても本発明の技術的範囲に含まれるものであることはもちろんである。
本実施形態における樹脂供給手段が液状樹脂を収容する容器に接近した状態を示す正面図である。 樹脂供給手段が液状樹脂を収容する容器から液状樹脂を抽出している状態を示す正面図である。 図2中のA−A線における端面図である。 本実施形態における樹脂モールド装置の概略構成図である。 本実施形態における樹脂モールド金型の概略構成図である。 樹脂モールド金型を型開きして保持部をセットした状態を示す概略正面図である。 樹脂モールド金型を型開きして保持部をセットした状態を示す概略正面図である。 図7中の矢印A方向から臨んだ概略正面図である。 ポットに液状樹脂を吐出した状態を示す概略正面図である。 樹脂モールド成形時における樹脂モールド金型部分を示す正面図である。 樹脂モールド成形時における樹脂モールド金型部分を示す正面図である。 実施形態における樹脂供給手段の概略構成を示す正面図である。 遮蔽手段の形態例を示す正面図である。 他の実施形態の一例を示す正面図である。 特許文献1における樹脂モールド装置の概略構成を示す正面図である。 従来技術におけるディスペンサの変形例を示す正面図である。
符号の説明
10 樹脂供給手段
20 容器
22 液状樹脂
24 液面センサ
26 液状樹脂補充部
28 補充制御部
30 抽出体
32 シリンジ
34 ピストン
40 駆動部
41A,41B ガイドロッド
41Z 螺旋条
42 移動体
43 駆動モータ
43A 出力軸
44A,44B,44C,44D プーリ
45A 駆動ベルト
45Z 動力伝達ベルト
46 シリンジ保持部
47 ピストン保持部
50 樹脂供給制御手段
60 保持部
62 上支持アーム
64 下支持アーム
70 樹脂モールド金型
71 上型
72 下型
73 ポット
74 ランナ
75 プランジャ
76 キャビティ
80 ローダ
81 ハンド
82 アンローダ
90 被成形品
92 樹脂モールド成形品
110 遮蔽手段
112 不活性ガス供給手段
114 冷却装置
116 除湿装置
118 上面
118 固定板
119 移動板
118A,119A 通過孔
200 樹脂モールド装置

Claims (9)

  1. 複数ポットのそれぞれに供給された液状樹脂を、各ポットに収容されたプランジャにより対応するキャビティに押し出すことにより被成形品を樹脂モールドするマルチポット式の樹脂モールド装置であって、
    前記液状樹脂を前記各ポットに供給する樹脂供給手段として、
    前記液状樹脂を収容する容器と、前記各ポットの配設間隔と同じ配設間隔でシリンジ保持部に保持されたシリンジおよび該シリンジに装着されたピストンを備えて前記容器から前記液状樹脂を抽出可能に構成された複数の抽出体と、
    該抽出体を前記容器と前記ポットとの間で一括して移動させると共に、当該複数の抽出体を一括して駆動させる駆動部を備える抽出体駆動機構と、を有し、
    前記抽出体駆動機構は、前記容器から抽出した液状樹脂を、前記抽出体から前記各ポットに対して同量ずつ供給すべく、前記駆動部の動作を制御する樹脂供給制御手段を有することを特徴とする樹脂モールド装置。
  2. 前記樹脂供給制御手段は、前記各抽出体により前記容器から前記液状樹脂を抽出する動作を同時に実行させるように制御することを特徴とする請求項1記載の樹脂モールド装置。
  3. 前記抽出体駆動機構は、シリンジとピストンとを一括して支持するシリンジ保持部とピストン保持部とを有し、
    前記樹脂供給制御手段は、液状樹脂の抽出と前記抽出した液状樹脂の前記各ポットに対する供給とにおいて前記シリンジ保持部と前記ピストン保持部の少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させるように制御することを特徴とする請求項1または2記載の樹脂モールド装置。
  4. 前記樹脂供給制御手段は、前記抽出体に抽出させる液状樹脂の量が、一回の樹脂モールド成形に必要な量となるように前記抽出体駆動機構の動作を制御することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド装置。
  5. 前記シリンジ保持部と前記ピストン保持部とは、前記シリンジと前記ピストンとのそれぞれを任意の位置で保持可能に形成されていることを特徴とする請求項3または4記載の樹脂モールド成形装置。
  6. 前記容器には液状樹脂の液面位置が常時所定の液面位置となるように容器に液状樹脂を補充する液状樹脂補充手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド装置。
  7. 前記樹脂供給制御手段は、前記容器に収容されている液状樹脂の液面位置に合わせて前記抽出体を前記容器に接近させることを特徴とする請求項6記載の樹脂モールド装置。
  8. 前記容器には、前記抽出体による抽出時を除いて、容器内に収容されている液状樹脂の外気接触を遮蔽する遮蔽手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド装置。
  9. 前記遮蔽手段には、不活性ガス注入装置、冷却装置、除湿装置のうちの少なくとも1つが設けられていることを特徴とする請求項8記載の樹脂モールド装置。
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