JP5173397B2 - アクセサリ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオライトやマイクロホン等のアクセサリ機器に係り、特に、ビデオカメラ等の撮像装置に連結固定する連結機構を備えたアクセサリ機器に関する。
従来から、外付けのアクセサリ機器をカメラ本体のアクセサリシュー(以下、「アクセサリシュー」と省略する。)に連結固定する連結機構については、種々の形式のものが提案されている。
アクセサリシューに連結固定される連結機構は、アクセサリ機器自体をカメラ本体に固定するという機械的な機能に加えて、カメラ本体との各種信号の授受を行う通信手段としての機能を有している。したがって、確実な通信経路を確保するという目的により、アクセサリ機器の連結機構については、アクセサリシューとの連結位置関係を精度良く維持する必要がある。
このため、アクセサリ機器の連結機構とアクセサリシューとの連結状態が容易に解除されるのを防止するため、連結機構には、例えば以下に示される構成が採用されている。
第一に、アクセサリ機器の位置決めを行うため、アクセサリシューに形成した嵌合穴部に抜き差し可能に差し込まれる係止ピンが設けられている。第二に、連結機構を構成するアクセサリ機器の下部に設けられたシュー基台に対して、ネジ結合され、回動することにより上下動してアクセサリシューに対する締付けを行い、強固な固着状態を設定するシューロックナットが設けられている。
図17は、従来のアクセサリ機器における連結機構の要部断面図を示したものである。
図17において、シューロックナット3は、アクセサリ機器の本体1の下部に固定されたシュー基台2に対してネジ結合されている。また、シューロックナット3は回動することにより、シューロックナット3自体が上下に移動する。
図示していないアクセサリシューに形成されている嵌合穴部に差し込まれる係止ピン4は、シュー基台2を上下に貫通する貫通孔内を上下に移動可能に設けられている。また、その一端部4aがバネ5の一端部5aに本体1内で連結されている。
バネ5は基部5bにて本体1に固着され、常時、係止ピン4を、他端部4bがシュー基台2外に突出する方向、すなわちシュー基台2外に突出してアクセサリシューに形成されている係合穴部に差し込まれる方向に付勢している。
突子6は、本体1の底部を貫通して、シューロックナット3とバネ5との間に配置されている。突子6の一端部6aは、シューロックナット3の上端面と当接する位置関係で本体1外に突出している。また、突子6の他端部6bは、バネ5と当接するように設けられている。そして、連結解除のために、シューロックナット3を上方へ移動するように回動させると、その上端面が突子6の一端部6aと当接する。
この当接状態で、さらにシューロックナット3を上方へ移動するように回動させると、突子6は、他端部6bを介してバネ5をその付勢力に抗して上方に押圧する。バネ5が上方へ押圧されることにより、バネ5の一端部5aと連結されている係止ピン4は上方へ移動する。この結果、アクセサリシューに形成されている嵌合穴部との嵌合が解除される。
一方、シューロックナット3を上記の場合と逆方向に回動させると、シューロックナット3は下方へ移動する。
バネ5は、突子6及び係止ピン4をその弾性力により下方へ移動させる。これにより、係止ピン4の一端部4bはシュー基台2外に突出し、図示していないアクセサリシューに形成されている嵌合穴部に差し込まれる。このようにして、アクセサリ機器とカメラ本体との位置関係が特定状態に設定される。
このとき、上述したシューロックナット3の下方移動に伴い、不図示のアクセサリシューの一部をシュー基台2との間に挟み込んで締付ける。これにより、シュー基台2はアクセサリシューに固定され、アクセサリ機器がカメラ本体に強固に固定されることになる。
すなわち、係止ピン4は、シューロックナット3の上下方向の移動に連動して、バネ5の弾性力を介在して上下方向に移動する。これにより、アクセサリ機器は、係止ピン4とアクセサリシューに形成された嵌合穴部により、カメラ本体に対する位置決めが行われる。
なお、符号7は、不図示のアクセサリシューに形成されている各種の信号端子と電気的に接続される複数の信号ピンを示している。
一方、シューロックナット3が回動して上方向へ移動し、シューロックナット3の端面が本体1の端面に当接することにより、シューロックナット3のそれ以上の回動が制限される。
ここで、シューロックナット3に、シューロックナット3を上方へ移動させる回動力がさらに加えられると、シューロックナット3とシュー基台2との間のネジ結合に不要な喰込みを生じるおそれがある。ネジ結合に不要な喰込みが生じると、シューロックナット3がそこで回動不能となり、次回の下方への移動の際に、回動不能状態を解除するのに手間がかかる場合がある。
このような不都合を防止するため、例えば、実公昭57−29045号公報(特許文献2)に開示されているようなストッパ機構の構成が提案されている。このストッパ機構は、図示はしないが、次のような構成を有する。すなわち、対向するシューロックナットの端面と本体1の端面のいずれか一方に形成されたC型溝(円周状に形成された溝の一部が塞がれ、平面的にC字形状に形成された溝)と、いずれか他方の端面に突設された突起とを有する。ここでは、シューロックナットの端面が本体1の端面に接近した際に、突起がC型溝内の終端壁部に当接することにより、シューロックナットの回動を停止させるようにしている。
特開平9−43683号公報 実公昭57−29045号公報
ところで、図17に示す従来のアクセサリ機器における連結機構によれば、アクセサリ機器とカメラ本体とを、高精度の連結位置関係を維持して強固に連結することができる。
しかしながら、係止ピン4、バネ5、突子6がそれぞれ独立した部品であることから、その配置にある程度の平面的面積が必要となり、連結機構の小型化には限界がある。
また、係止ピン4等が独立部品であるため、それぞれの部品のバラツキの影響が大きい。例えば、操作部材であるシューロックナット3の操作位置と係止ピン4の移動状態を所望関係に高精度に維持することが困難である。
さらに、実公昭57−29045号公報(特許文献2)に開示されたような喰込み防止構成をそのまま併設しようとする場合、シューロックナット3の端面と本体1の端面との間に、突子6やC型溝の端面と当接する突起の配置スペースを確保する必要がある。
したがって、上述のように、ある程度の平面的面積を必要とする点と併せて、連結機構の形状がより大型化することが考えられる。このため、機器の小型化という点では、大きな問題点を有していた。
一方、特開平9−43683号公報(特許文献1)には、カムを利用して係止ピンの昇降動作を行わせることが開示されている。しかし、この構成では、シューロックナットとは別にカム部材を用意する必要がある。このため、部品点数を大幅に削減することはできない。
そこで、本発明は、信頼性の高い連結部を備えたアクセサリ機器を提供する。また、本発明は、簡易な構成でアクセサリシューとの連結を確実にするアクセサリ機器を提供する。
上記目的を達成するため、撮像装置のアクセサリシューに装着されるアクセサリ機器であって、前記アクセサリシューの第1の係合部、第2の係合部及び第3の係合部で挟まれた係合スペースに挿入され、前記係合スペースの前記撮像装置の接触部と電気的に接続するための接点を保持することが可能な挿入部材と、前記挿入部材を前記係合スペースに挿入した状態で前記アクセサリ機器を前記アクセサリシューに固定するための操作が行われる操作部材と、前記操作部材の前記操作によって、前記挿入部材が前記係合スペースに挿入される第1の方向と交差する第2の方向に移動可能な移動部材とを有し、前記第1の係合部と前記第2の係合部とが前記係合スペースを挟んで対向して設けられており、前記第3の係合部は、前記第1の方向と反対方向に延出形成されることで前記接触部を覆い、前記移動部材には、前記移動部材が前記第2の方向に移動することにより、前記挿入部材が前記係合スペースから抜けないように前記第1の係合部と前記第3の係合部との間に突出する第1の突起部、及び前記第2の係合部と前記第3の係合部との間に突出する第2の突起部がそれぞれ前記第2の方向に突出して形成され、前記移動部材には、前記移動部材が前記第2の方向に移動することにより、前記第1の係合部に当接する第1の当接面、前記第2の係合部に当接する第2の当接面、及び前記第3の係合部に当接する第3の当接面がそれぞれ形成されることを特徴とする。
本発明のその他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、信頼性の高い連結部を備えたアクセサリ機器を提供する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例におけるビデオカメラの外観図である。本実施例において、ビデオカメラは撮像装置の一例として示されている。なお、本実施例における説明では、ビデオカメラ側の構成部品に関しては、各名称の前に「カメラ側」を付記し、後述するアクセサリ機器側の構成部品に関しては、各名称の前に「アクセサリ側」を付記する。
図1において、100はビデオカメラ本体である。101はカメラ側係合板であり、102はカメラ側接点保持部材である。カメラ側係合板101及びカメラ側接点保持部材102の構造や機能などの詳細については、後述する。
図2は、本実施例におけるアクセサリシューの分解斜視図である。また、図3、図4及び図5は、組み立て完了状態のアクセサリシューの斜視図である。図3は、アクセサリシューを前側から見たときの斜視図である。図4は、アクセサリシューを後側から見たときの斜視図である。図5は、アクセサリシューを下方向から見たときの斜視図である。このように、図3乃至図5は、それぞれ異なる方向から見たアクセサリシューを示している。アクセサリシューは、図3乃至図5に示された状態で、ビデオカメラ本体100に組み付けられる。
図6は、本実施例におけるアクセサリシューの断面図を示したものである。本実施例における以下の説明において、図6の断面の左側方向を「前」とし、同図の右側方向を「後」とする。ここで、「前」とは、ビデオカメラ本体100の被写体方向を示すとともに、アクセサリ機器がスライドしてビデオカメラ本体100に装着される装着方向(装着側)を示す。
図1乃至図6において、101は係合部材としてのカメラ側係合板である。カメラ側係合板101は、SPCCやSUS等の鋼板から構成される。またカメラ側係合板101は、打ち抜き及び/または曲げ加工により一体形成されている。
102はカメラ側接点保持部材である。カメラ側接点保持部材102は、PBTやPA等の熱可塑性樹脂材料からなる。またカメラ側接点保持部材102は、一般的に、射出成型により一体形成されている。
103はカメラ側接点である。カメラ側接点103は、リン青銅やチタン銅等のばね特性と導電性に優れた金属材料からなり、打ち抜き及び/または曲げ加工により一体形成されている。カメラ側接点103には、Niめっきや金めっき等の表面処理が施されている。また、カメラ側接点103は、カメラ側接点保持部材102によって保持されている。
カメラ側係合板101は、平面状のスライド部(装着ベース面)101dを有する。また、カメラ側係合板101は、スライド部101dの上側スペースであるスライドスペース(係合スペース)101sを挟んで配置された一対のカメラ側係合部(第1の係合部及び第2の係合部)101a、101bを有する。
カメラ側係合部101a、101bは、まず、スライド部101dに対して上方に折り曲げられる。上方に折り曲げられたスライド部101dは、次に、その先の部分がスライドスペース101sの内側に突出するように(第1の係合部と第2の係合部とが互いに向かい合うように)、スライド部101dに対して平行に折り曲げられている。
カメラ側係合部101a、101bのそれぞれの内側端面には、凹部101u、101vが設けられている。凹部101u、101vには、後述するクリックばね605の先端部が落ち込むことにより、クリック感が発生する。
なお、本実施例における以下の説明では、カメラ側係合部101a、101bの配置方向(スライドスペース101sを挟む方向)を、シュー幅方向という。
カメラ側係合板101におけるカメラ側係合部101a、101bよりも装着方向前側(装着側)には、カメラ側係合部(第3の係合部)101cが形成されている。
カメラ側係合部101cは、まず、スライド部101dに対して上方に折り曲げられる。上方に折り曲げられたカメラ側係合部101cは、次に、その先の部分が後方に突出するように(装着方向とは反対方向に、又は、カメラ側係合部101a、101bに向かうように)、スライド部101dに対して平行に折り曲げられている。
また、カメラ側係合板101におけるカメラ側係合部101cの下側には、開口部101eが形成されている。カメラ側接点保持部材102の前部(以下、「接点保持部102x」という。)は、開口部101eにカメラ側係合板101の下側から挿入される。
これにより、カメラ側係合部101cのうちスライド部101dに対して平行に折り曲げられた先端部(以下、「折り曲げ先端部」という。)とカメラ側接点保持部材102の接点保持部102xとが上下方向にて向かい合うように配置される。
カメラ側係合部101cの折り曲げ先端部とカメラ側接点保持部材102の接点保持部102xとの間には、スライドスペース101sに繋がる係合スペース101tが形成される。カメラ側接点保持部材102の接点保持部102xと、ここに保持されたカメラ側接点103の上面(後述する接触部103a)は、係合スペース101tの外側から開口101eを通って係合スペース101tの内側に露出する。
カメラ側接点保持部材102の接点保持部102xと、ここに保持されたカメラ側接点103とにより、後述するアクセサリ側コネクタに電気的に接続されるカメラ側コネクタ(撮像装置側コネクタ)が構成される。
カメラ側係合板101のスライド部101dには、位置決め用孔部101f、101gと、固定ビス用孔部101h、101i、101j、101kとが形成されている。位置決め用孔部101f、101gは、カメラ側接点保持部材102の上面に形成された突起102a、102bが下方から挿入されることで、カメラ側係合板101とカメラ側接点保持部材102との位置決めを行う。また、固定ビス用孔部101h、101i、101j、101kには、カメラ側係合板101をビデオカメラ本体100に対して固定するためのビス111a、111b、111c、111dが上方から挿入される。
カメラ側接点保持部材102は、アクセサリ機器への電源供給やアクセサリ機器との通信信号のやり取りを行うための複数のカメラ側接点103をシュー幅方向に高さを揃えて所定ピッチで並べて保持する。
カメラ側接点保持部材102には、隣接するカメラ側接点103の間に仕切り壁が設けられている。この仕切り壁により、隣接するカメラ側接点103同士が短絡することを防止している。
図6に示されるように、カメラ側接点保持部材102の接点保持部102xには、接点係合部102e、接点係止部102f、102g及び接点抜け防止部102kが形成されている。接点係合部102eは、二股形状に形成されたカメラ側接点103における股部103eの内側に係合して、カメラ側接点103を保持する。接点係止部102f、102gは、カメラ側接点103の接触部(2つの脚部)103a、103bをチャージ状態(弾性変形状態)で保持するように、接触部103a、103bの端部103f、103gと係合する。
接触部103aは、後述するアクセサリ側接点603と接触し、アクセサリ機器との各種信号の授受を行う。このため、接触部103aがアクセサリ側接点603との非接触状態(初期状態)でチャージされることにより、アクセサリ側接点603と接触したときに安定した接触圧(付勢力)を確保することができる。
一方、接触部103bは、ビデオカメラ本体100側にある不図示のFPC(フレキシブルプリント基板)と接触し、ビデオカメラ本体100との各種信号の授受を行う。このため、接触部103bがFPCとの非接触状態でチャージされることにより、FPCと接触したときに安定した接触圧(付勢力)を確保することができる。
接点抜け防止部102kは、楔形の断面形状を有し、アクセサリ機器の着脱によって、カメラ側接点103がカメラ側接点保持部材102から脱落することを防止する。
カメラ側接点保持部材102の上面102lは、カメラ側係合板101の下面と当接する。この上面102lには、前述した突起102a,102bが形成されている。また、カメラ側接点保持部材102の下面102mには、ビデオカメラ本体100に対する位置決め用突起102c、102dが形成されている。
さらに、カメラ側接点保持部材102には、固定ビス用孔部102h、102i、102j、102kが形成されている。これらの固定ビス用孔部102h、102i、102j、102kには、前述したビス111a、111b、111c、111dが挿入される。
カメラ側接点保持部材102の接点保持部102xの上面102lには、案内壁面102n、102oが形成されている。案内壁面102n、102oは、複数のカメラ側接点103の接触部103a及び前述した係合スペース101tをシュー幅方向にて挟むように、かつ、前後方向に延びるように形成されている。
案内壁面102n、102oは、前述した係合スペース101tに後述するアクセサリ側接点保持部材601が挿入される際に、アクセサリ側接点保持部材601の案内壁面601n、601oをガイドする。これにより、カメラ側接点保持部材102とアクセサリ側接点保持部材601とのシュー幅方向での位置ずれやガタつきが防止される。つまり、カメラ側接点保持部材102に保持されたカメラ側接点103と、アクセサリ側接点保持部材601により保持された、カメラ側接点103に対応するアクセサリ側接点603とを正確に接触させることができる。
図7は、本実施例のアクセサリシューに装着されるアクセサリ機器の連結部(シュー装着部)600の分解斜視図である。また、図8、図9及び図10は、アクセサリ機器の連結部600をそれぞれ異なる方向から見たものである。図8及び図9はアクセサリ機器の連結部600を前側から、また、図10はアクセサリ機器の連結部600を下方向から見たときの斜視図である。
図11は、アクセサリ機器の連結部の断面図である。図12は、アクセサリ機器の連結部(シュー装着部)600をビデオカメラ本体100のアクセサリシューに装着した状態を示す断面図である。
以下の説明において、図11及び図12の断面における左側に相当する方向(第1の方向)を「前」とし、同図の右側に相当する方向(第2の方向)を「後」とする。ここで、「前」とは、ビデオカメラ本体100における被写体方向に対応した方向(第1の方向)であり、アクセサリ機器の連結部600がスライドしてアクセサリシューに装着される装着方向を示す。
アクセサリ機器としては、被写体照明用のビデオライトやフラッシュライト、若しくは画像とともに音声を記録するためのマイクロホン、さらにはGPS機器等がある。アクセサリ機器は、これらに限定されず、他のものであってもよい。
図7乃至図11において、601はアクセサリ側接点保持部材であり、PBTやPA等の熱可塑性樹脂材料からなる。アクセサリ側接点保持部材601は、一般的に、射出成型により一体形成されている。
アクセサリ側接点保持部材601(挿入部材)は、後述するアクセサリ側接点603を保持し、アクセサリシューの第1の係合部及び第2の係合部で挟まれたスペース101sに対して第1の方向に挿入することができる。ここで、第1の方向とは、アクセサリ機器をアクセサリシューに連結させるためにスライドさせる方向である。したがって、カメラ側係合部(第3の係合部)101cはカメラ側係合部(第1の係合部)101a、カメラ側係合部(第2の係合部)101bよりも第1の方向での前方にあることになる。
602はアクセサリ側カバー部材であり、アクセサリ側接点保持部材601と同様に、PBTやPA等の熱可塑性樹脂材料からなる。アクセサリ側カバー部材602は、一般的に、射出成型により一体形成されている。
603はアクセサリ側接点である。アクセサリ側接点603は、リン青銅やチタン銅等のばね特性と導電性に優れた金属材料からなる。また、アクセサリ側接点603は、打ち抜き及び/または曲げ加工により一体形成され、その後、Niめっきや金めっき等の表面処理が施される。アクセサリ側接点603は、ビデオカメラ本体100(撮像装置)と電気的に接続するための接点である。
以下、アクセサリ機器の連結部600の構成をさらに詳しく説明する。
アクセサリ側接点保持部材601は、アクセサリ側接点603を保持する接点保持部601xを有するとともに、アクセサリ側係合部601a、601b、601c、601dを有している。
アクセサリ側係合部601a、601bは、アクセサリ側接点保持部材601の後部左右に設けられている。ここで、「左右」とは、前述したシュー幅方向に対応する方向である。以下の説明では、この方向をアクセサリ幅方向という。
アクセサリ側係合部601a、601bは、カメラ側係合部101a、101bにおけるスライド部101dと平行に延びる先端部(以下、「折り曲げ先端部」という。)とスライド部101dとの間に挿入される。アクセサリ側係合部601a、601bは、カメラ側係合部101a、101bの折り曲げ先端部とスライド部101dとの間に挿入されることにより、カメラ側係合部101a、101bと係合する。
これにより、アクセサリ側接点保持部材601の後部がアクセサリシュー(カメラ側係合板101)によって保持され、アクセサリ幅方向及びアクセサリ高さ方向の動きが規制されることになる。
接点保持部601xは、アクセサリ側接点保持部材601の前部に設けられている。接点保持部601xは、隣接するアクセサリ側接点603同士が短絡することを防止するための仕切り壁を有するとともに、アクセサリ側接点603をアクセサリ幅方向に所定ピッチで並べて保持している。
また、接点保持部601xのアクセサリ幅方向の両側面には、案内壁面601n、601oが形成されている。案内壁面601n、601oは、アクセサリ側係合部601a、601bが形成された位置からまっすぐ前方に向かって延びている壁面である。つまり、案内壁面601n、601oは、アクセサリ側係合部601a、601bのアクセサリ幅方向案内壁面と平行に所定の幅をもって前方方向に延びている。
さらに、接点保持部601xにおける複数のアクセサリ側接点603を挟んだアクセサリ幅方向両側の上部には、アクセサリ側係合部601c、601dが形成されている。アクセサリ側係合部601c、601dは、接点保持部601xとともに、カメラ側係合部101cの下側に形成された係合スペース101tに挿入され、カメラ側係合部101cと係合する。
上述のとおり、接点保持部601xとアクセサリ側接点603とによりアクセサリ側コネクタが構成され、アクセサリ側接点保持部材601の前部がアクセサリシュー(カメラ側係合板101)によって保持される。
アクセサリ側接点保持部材601の前側底面には、凹部601zが形成されている。凹部601zには、複数のアクセサリ側接点603の接触部603aを露出させる複数の孔601vが形成されている。
また、アクセサリ側接点保持部材601の後端上面には、一対の凸部601uが形成されている。凸部601uは、アクセサリ機器の連結部600がカメラ側係合板101に対して前後逆向きに挿入されようとした場合に、カメラ側係合部101a、101bの後端面に当接することにより、挿入を阻止する。
アクセサリ側カバー部材602は、接点保持部601x及びアクセサリ側接点603の上面を覆うようにアクセサリ側接点保持部材601に取り付けられる。アクセサリ側カバー部材602は、アクセサリ側接点603を保護するとともに、アクセサリ側接点603の外れを防止する。
アクセサリ側接点603は、一方の端にはカメラ側接点103(接触部103a)と接触する接触部603aを有し、他方の端には後述するするFPC604と接触する接触部603bを有する。アクセサリ側接点603は、後述するFPC604と接触し、アクセサリ機器内の制御基板へ電源供給と通信信号の授受を行う役目を有している。なお、接触部603aは、前述した接触部103aと所定の接点圧で接触し、接触部603bは、FPC604と所定の接触圧で接触する。
FPC604は、ビデオカメラ本体100側から供給された電源電圧をアクセサリ機器内に設けられた不図示の制御基板に供給するとともに、制御基板とビデオカメラ本体100との通信信号の授受を行う。
605は、略M字形状をしたクリックばねである。クリックばね605は、SUSやベリリウム銅等のばね特性に優れた金属材料からなり、打ち抜き及び/または曲げ加工により、一体形成される。クリックばね605は、アクセサリ側接点保持部材601に設けられた収納部601yに収納され、下端部が収納部601yの下面に形成された開口601tを通ってアクセサリ側係合部601a、601bの上部に突出している。
クリックばね605は、アクセサリ機器の連結部600がアクセサリシューへ装着(挿入)されるとき、カメラ側係合部101a、101bの折り曲げ先端部の端面に当接して弾性変形し、内端面を摺動する。
そして、アクセサリ機器の連結部600がアクセサリシューに対して所定の装着位置まで挿入されたとき、カメラ側係合部101a、101bの先端付近に設けられた凹部101u、101vに落ち込むことでクリック感を発生する。これにより、ユーザは、アクセサリ機器600がアクセサリシューに対して所定の位置まで挿入されたことを認識でき、誤装着を防止できる。
606はロック部材(移動部材)である。ロック部材606は、PCやABS等の熱可塑性樹脂材料からなり、一般的に、射出成型により一体形成されている。ロック部材606には、その下面において、複数個の突起606a、606b、606c、606d(当接面)、及び、複数個の小突起606e、606f(突起部)が設けられている。
本実施例において、当接面及び突起部はいずれもロック部材606に一体に形成されているが、特にこれに限られない。また、当接面のうち突起606a、606bには、それぞれ、小突起606e、606f(突起部)が設けられている。このように、本実施例では、突起部は当接面から突出しているが、これに代えて、突起部が当接面とは別に形成されているものであってもよい。
ロック部材606(移動部材)は、内側に設けられた不図示の案内面がアクセサリ側接点保持部材601及びアクセサリ側カバー部材602に設けられた案内面と嵌合することによって、略上下方向のみに直線的に移動可能となっている。
608は回転動作が可能なロックナット(移動部材)である。ロックナット608は、PCやABS等の熱可塑性樹脂材料からなり、一般的に、射出成型により一体形成されている。また、その外周部の上側には、ユーザによる回転操作性を向上するために所謂ローレット608aが形成され、その内周部には雌ねじ608gが形成されている。
607は、アクセサリ側接点保持部材601及びアクセサリ側カバー部材602それぞれの上面に設けられた位置決め用ダボに嵌合することにより位置決めされる中間部材である。中間部材607は、ロックナット608の下方向への移動を制限し、ロックナット608を回転方向にのみ移動可能とする。
ロック部材606の外周部には雄ねじ606gが形成されており、ロックナット608の内周面に形成された雌ねじ608gと螺合する。このような構成により、ロック部材606は、ロックナット608の回転動作により図7における上下方向に移動可能となっている。図7における上下方向とはすなわち、アクセサリシューに対してアクセサリ側接点保持部材601を挿入する方向(第1の方向)と交差する方向(第2の方向)である。
ロックナット608を回転操作し、ロック部材606を第4の方向(アクセサリシューに近づく下方向)に直線的に移動させると、突起606a、606b、606c、606d(当接面)は、カメラ側係合部101a、101b、101cの上面に当接する。本実施例では、当接面のうち突起606aは、カメラ側係合部101a(第1の係合部)に当接し、突起606bは、カメラ側係合部101b(第2の係合部)に当接する。また、当接面のうち突起606c、606dは、カメラ側係合部101c(第3の係合部)に当接する。
この状態からロックナット608をさらに締め込むことにより、突起606a、606b、606c、606d(当接面)は、カメラ側係合部101a、101b、101cの上面と強固に当接することになる。
一方、小突起606e、606f(突起部)は、カメラ側係合部101a、101bとカメラ側係合部101cとの間に形成された溝部G内に落ち込む(溝部内に突出する)。このため、当接面による固定が緩んでアクセサリ機器が第2の方向にスライドしようとしても、突起部が第1の係合部及び第2の係合部の側面に当接することにより、第2の方向へのスライドを妨げる。このように、本実施例のアクセサリ機器の当接部は、アクセサリ機器が第2の方向にスライドするのを妨げるように、第1の係合部及び第2の係合部に当接する。
本実施例の小突起606eは、ロック部材606がアクセサリシューの方向(第4の方向)に移動することにより、カメラ側係合部101a(第1の係合部)とカメラ側係合部101c(第3の係合部)との間に突出する。同様に、小突起606fは、カメラ側係合部101b(第2の係合部)とカメラ側係合部101c(第3の係合部)との間に突出する。
これによって、ロックナット608に多少の緩みが生じても、アクセサリ機器の連結部600がカメラ側係合板101から外れ、アクセサリ機器が脱落することがない。このため、アクセサリ機器の安定かつ確実な装着が可能となる。
609は連結部材であり、PCやABS等の熱可塑性樹脂材料からなり、一般的に、射出成型により一体形成されている。連結部材609の内部には、中間部材607との位置決め用嵌合穴と固定用ビス610a、610bが貫通する貫通穴がある。このような構成により、連結部材609は、中間部材607との相対的な位置関係が決められ、アクセサリ側接点保持部材601及びアクセサリ側カバー部材602に固定される。
また、連結部材609の上部には、アクセサリ機器本体との取り付けに利用される固定用ダボが形成されており、不図示のアクセサリ機器本体と連結固定される。連結部材609がアクセサリ側接点保持部材601及びアクセサリ側カバー部材602に固定された状態では、ロックナット608の上方向の移動は制限される。このとき、ロックナット608は、回転方向にのみ移動可能となる。
以上のように構成されたシュー装着部(アクセサリ機器の連結部600)は、ビデオカメラ本体100のアクセサリシューに対して、図12及至図14に示すように装着される。ここで、図12は、アクセサリ機器の連結部をビデオカメラに装着した状態を示す断面図である。図13は、アクセサリ機器の連結部のスライド完了状態を示す側面図である。図14は、アクセサリ機器の連結部の装着完了状態を示す側面図である。なお、図13及び図14において、アクセサリ機器本体700(ビデオライト)の概略を点線で示している。
次に、アクセサリシューに対するシュー装着部(アクセサリ機器の連結部600)の装着手順を説明する。
まず、シュー装着部(アクセサリ機器の連結部600)をアクセサリシューに装着する前に、ロックナット608を回転操作し、ロック部材606を上方向(アクセサリシューから離れる方向)の所定位置まで移動させる。ここで、所定位置とは、ロックナット608を回転操作して、これ以上ロックナット608を回転させることができない位置である。
この状態を図15及び図16に示す。図15は、連結部材609の斜視図である。図15に示されるように、連結部材609には、第1の回動停止部609aが設けられている。図16(a)は、上記所定位置におけるアクセサリ機器の連結部の側面図であり、図16(b)は、その状態においてA−Aで切断した断面図である。連結部材609の第1の回動停止部609aは、ロックナット608に設けられた第2の回動停止部608bに当接している。このため、ロックナット608をこれ以上回転させることができない。
図13に示されるように、上記所定位置では、ロック部材606に設けられた小突起606e、606fは、カメラ側係合板101の上方に位置している。このため、小突起606e、606fがカメラ側係合部101a(第1の係合部)とカメラ側係合部101c(第3の係合部)との間、及び、カメラ側係合部101b(第2の係合部)とカメラ側係合部101c(第3の係合部)との間に突出することはない。すなわち、小突起606e、606bがカメラ側係合部101a、101bの後側端面に当接することはない。したがって、アクセサリ機器の連結部600をカメラ側係合板101へ挿入することが可能となる。
次に、アクセサリ側接点保持部材601の底面601mとカメラ側係合板101に設けたスライド部101dとが向かい合うように、アクセサリ側接点保持部材601とアクセサリシューの位置を合わせる。このとき、アクセサリ側コネクタ(アクセサリ側接点保持部材601の前部)をカメラ側係合部101a、101b間のスペース101sの上方に位置させる。これにより、アクセサリ側係合部601a、601bは、カメラ側係合部101a、101bよりも若干後方上側に位置することになる。以下、この状態を装着前準備状態という。
ここで、図4に示されるように、アクセサリシューにおけるカメラ側係合部101a、101b間のシュー幅方向での間隔(カメラ側係合部101a、101bの折り曲げ先端部間の間隔:以下、「カメラ側係合部間隔」という。)をW1とする。また、カメラ側コネクタ(接点保持部102x、カメラ側接点103)のシュー幅方向での幅、すなわち案内壁面102n、102o間の幅(以下、「カメラ側コネクタ幅」という。)をW2とする。さらに、案内壁面102n、102oの後端からカメラ側係合部101a、101bの後端までの前後方向長さ(以下、「スライドスペース長」という。)をL1とする。
一方、図8に示されるように、アクセサリ側コネクタ(接点保持部601x、アクセサリ側接点603)のアクセサリ幅方向での幅、すなわち、案内壁面601n、601o間の幅(以下、「アクセサリ側コネクタ幅」という。)をW2′とする。さらに、アクセサリ側接点保持部材601におけるアクセサリ側係合部601a、601bの前端からアクセサリ側コネクタの前端までの長さ(以下、「アクセサリ側コネクタ長」という。)をL1′とする。
このとき、カメラ側コネクタ幅W2とアクセサリ側コネクタ幅W2′とは所謂嵌合寸法に設定されている。また、カメラ側係合部間隔W1は、アクセサリ側コネクタ幅W2′よりも大きく(すなわち、カメラ側コネクタ幅W2より大きく)設定されている。また、スライドスペース長L1は、アクセサリ側コネクタ長L1′よりも若干長く設定されている。
このように、本実施例では、カメラ側係合部間隔W1がアクセサリ側コネクタ幅W2′よりも大きく設定されている。
このため、上記装着前準備状態からシュー装着部をそのまま下方(アクセサリシューの方向)に移動させると、アクセサリ側コネクタは、カメラ側係合部101a,102b間のスペースを通過してスライドスペース101sに挿入される。
また、スライドスペース長L1に対してアクセサリ側コネクタ長L1′が若干長いので、アクセサリ側コネクタの前端をカメラ側係合部101cに近接させることもできる。以下、この状態をスライド前状態という。
つまり、カメラ側係合部間隔W1は、アクセサリ側コネクタ幅W2′を有するアクセサリ側コネクタを通過させることができる大きさに設定されている。このため、装着前準備状態及びスライド前状態でのシュー装着部とアクセサリシューとの重なりを大きくすることができる。
そして、上記スライド前状態からシュー装着部を前方にスライドさせることで、アクセサリ側コネクタは、カメラ側係合部101cとカメラ側コネクタとの間に形成された係合スペース101tに挿入され、カメラ側係合部101cと係合する。また、アクセサリ側係合部601a、601bは、カメラ側係合部101a、102bとスライド部101dとの間に入り込んで、カメラ側係合部101a,102bと係合する。
アクセサリ側コネクタが係合スペース101tの奥まで挿入され、カメラ側係合部101cの前壁部分に突き当たると、アクセサリ側接点603の接触部603aは、カメラ側接点103の接触部103aに接触する。
図12に示されるように、上記状態では、アクセサリ側コネクタの先端部は開口部101eの直下にある。このため、例えばアクセサリ機器を後方に倒すような力が加わった場合でも、カメラ側係合部101cだけが変形してしまうことはない。
また、クリックばね605によるクリック感が発生することにより、ユーザは、アクセサリ機器が適切に装着されていることを知ることができる。
続いて、ロックナット608を回転操作し、ロック部材606を下方向(アクセサリシューの方向)に移動させる。これにより、ロック部材606下面に設けられた突起606a、606b、606c、606dが、カメラ側係合部101a、101b、101cのそれぞれの上面を押し付ける。
上記に伴って、小突起606e、606fは、カメラ側係合部101a、101bとカメラ側係合部101cとの間に形成された溝部に突出し、この溝部に挿入されるようになる。このため、アクセサリ機器を後方に移動させようとしても、小突起606e、606fにより防止される。このときの状態を図14に示す。
以上の操作により、ビデオカメラ本体100へのアクセサリ機器の装着が完了する。
続いて、ビデオカメラ本体100はアクセサリ機器が装着されたことを認識し、ビデオカメラ本体100からアクセサリ機器への電源供給と両者間での通信信号の授受が開始される。なお、ビデオカメラ本体100からアクセサリ機器を取り外す場合には、上記操作と逆の操作を行えばよい。
上述のとおり、本実施例では、ロックナット608を回転操作し、ロック部材606を下方に移動させることで、突起606a、606b、606c、606dをカメラ側係合部101a、101bに押し付けて固定する。加えて、上記固定状態では、小突起606e、606fがカメラ側係合部101a、101bとカメラ側係合部101cとの間に形成された溝部に突出してこの溝部に挿入される。
従って、ロックナット608の締め込みが不十分である場合、または、アクセサリ機器の使用中に多少の緩みが生じた場合でも、アクセサリ機器がビデオカメラ本体100から脱落することを効果的に防ぐことができる。この結果、アクセサリ機器の安定かつ確実な装着を実現することができる。
また、従来のシュー装着部の構造とは異なり、回転操作部であるロックナット608をカメラ側係合板101に対し締付ける構造ではない。このため、例えば、カメラ側係合板101がビデオカメラ本体100に埋没しているような場合にも、適用可能である。したがって、ビデオカメラ本体100の設計の自由度を格段に増やすことができ、また、ビデオカメラ本体100の小型化が可能となる。
以上のとおり、本実施例によれば、簡易な構成でアクセサリシューとの連結を確実にするアクセサリ機器を提供することができる。また、アクセサリ機器の回転部材に多少の緩みが生じた場合でも、容易にアクセサリ機器が脱落することがない。したがって、本実施例によれば、信頼性の高い連結部を備えたアクセサリ機器を提供することができる。
以上、本発明について実施例に基づき具体的に説明した。ただし、上記実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。例えば、上記実施例では、アクセサリシューを備えたビデオカメラについて説明したが、本発明は、一眼レフカメラ、コンパクトカメラ等、他の撮像装置にも適用することができる。
本実施例におけるビデオカメラの外観図である。 本実施例におけるアクセサリシューの分解斜視図である。 本実施例におけるアクセサリシューを前側から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリシューを後側から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリシューを下方向から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリシューの断面図である。 本実施例におけるアクセサリ機器の連結部の分解斜視図である。 本実施例におけるアクセサリ機器の連結部を前側から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリ機器の連結部を前側から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリ機器の連結部を下方向から見たときの斜視図である。 本実施例におけるアクセサリ機器の連結部の断面図である。 本実施例において、アクセサリ機器の連結部をビデオカメラに装着した状態を示す断面図である。 本実施例において、アクセサリ機器の連結部のスライド完了状態を示す側面図である。 本実施例において、アクセサリ機器の連結部の装着完了状態を示す側面図である。 本実施例における連結部材の斜視図である。 本実施例において、ロックナットの回動が停止した状態を示す(a)断面図、及び、(b)側面図である。 従来のアクセサリ機器における連結機構の要部断面図である。
符号の説明
100:ビデオカメラ本体
101:カメラ側係合板
101a、101b、101c:カメラ側係合部
101d:スライド部
101u、101v:凹部
102:カメラ側接点保持部材
102a、102b:突起
102m:下面
102n、102o:案内壁面
103:カメラ側接点
601:アクセサリ側接点保持部材
601a、601b、601c、601d:アクセサリ側係合部
601m:底面
601n、601o:案内壁面
601t:開口
601u:凸部
601x:接点保持部
601y:収納部
602:アクセサリ側カバー部材
603:アクセサリ側接点
603a:接触部
604:FPC
605:クリックばね
606:ロック部材
606a、606b、606c、606d:突起
606e、606f:小突起
606g:雄ねじ
607:中間部材
608:ロックナット
608a:ローレット
608b:ロックナットの回動停止部
608g:雌ねじ
609:連結部材
609a:連結部材の回動停止部
610a、610b:固定用ビス
700:アクセサリ機器本体

Claims (2)

  1. 撮像装置のアクセサリシューに装着されるアクセサリ機器であって、
    前記アクセサリシューの第1の係合部、第2の係合部及び第3の係合部で挟まれた係合スペースに挿入され、前記係合スペースの前記撮像装置の接触部と電気的に接続するための接点を保持することが可能な挿入部材と、
    前記挿入部材を前記係合スペースに挿入した状態で前記アクセサリ機器を前記アクセサリシューに固定するための操作が行われる操作部材と、
    前記操作部材の前記操作によって、前記挿入部材が前記係合スペースに挿入される第1の方向と交差する第2の方向に移動可能な移動部材とを有し、
    前記第1の係合部と前記第2の係合部とが前記係合スペースを挟んで対向して設けられており、
    前記第3の係合部は、前記第1の方向と反対方向に延出形成されることで前記接触部を覆い、
    前記移動部材には、前記移動部材が前記第2の方向に移動することにより、前記挿入部材が前記係合スペースから抜けないように前記第1の係合部と前記第3の係合部との間に突出する第1の突起部、及び前記第2の係合部と前記第3の係合部との間に突出する第2の突起部がそれぞれ前記第2の方向に突出して形成され、
    前記移動部材には、前記移動部材が前記第2の方向に移動することにより、前記第1の係合部に当接する第1の当接面、前記第2の係合部に当接する第2の当接面、及び前記第3の係合部に当接する第3の当接面がそれぞれ形成されることを特徴とするアクセサリ機器。
  2. 前記第3の当接面は、前記第1の当接面及び前記第2の当接面とは独立して前記移動部材に形成されることを特徴とする請求項1に記載のアクセサリ機器。
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