JP5172750B2 - ホットエアブロー機構および部品移載装置 - Google Patents

ホットエアブロー機構および部品移載装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品等の被検査部品を検査ソケットに搬送する部品移載装置および部品移載装置が備えるホットエアブロー機構に関する。
従来から、電子部品等の被検査部品を検査ソケットに接触させることにより、所定の試験や測定を行うことが行われている。この場合、検査ソケットを備えた検査装置本体と、電子部品を検査ソケットに搬送する例えばハンドラ(ICハンドラー)と呼ばれる部品移載装置とを組み合わせた部品検査装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。検査装置本体は、ハンドラの基台プレートに取り付けられるテストヘッドに装着される検査ソケットへ試験用電流を出力し、この試験電流が検査ソケットに接触する被検査部品の入力端子から被検査部品に入力され、被検査部品の出力端子からの出力電流を検査ソケットを介して取り込み、被検査部品の入出力応答により被検査部品を検査するための電子回路装置を収納する。
一方、ハンドラは長方形の基盤上にX−Y方向に移動可能であるとともに吸着機構を有するX−Y搬送装置を備えており、このX−Y搬送装置によって、基盤上の供給トレイに設置された電子部品を検査ソケットに搬送して載置する。電子部品が検査ソケットに載置されると、載置完了信号がハンドラから検査装置本体に伝達され、検査が開始される。検査中、ハンドラはX−Y搬送装置により被検査部品を検査ソケット上に載置保持する。検査完了後ハンドラは、検査装置本体より検査完了信号および検査結果情報を受け、X−Y搬送装置によって検査ソケットから検査済みの電子部品を搬出させるとともに、検査結果情報に基き電子部品を良品トレイ、不良品トレイに選別して収納する。部品検査装置は以上を順次実施して所定数の被検査部品の検査を実施する。
なお、基盤の所定部分には貫通孔が形成され、この貫通孔の下方にテストヘッドが設置され、テストヘッドの上部に検査ソケットが設置されている。このため、X−Y搬送装置は、吸着した電子部品を供給トレイから貫通孔を介して検査ソケットに搬送し検査ソケットに接触させることができる。さらに、基盤上には電子部品を加熱するためのヒートプレートが設置され、検査ソケットの周縁上部に設けられたソケットガイドには、ヒータが設けられている。そして、検査ソケットおよびソケットガイドを断熱材で構成された箱状体で囲んでいる。これによって、検査ソケットに搬送される電子部品を高温(125℃)以上に加熱するとともに、電子部品の温度をその温度に維持して試験や測定を行うことができる。
このような部品検査装置を用いて電子部品の試験や測定を行う場合には、検査ソケットを常温にしたり、高温にしたりすることがある他、電子部品の種類等に応じて部品検査装置の各部材を取り替える段取り替えを行うことがある。しかしながら、前述した従来の部品検査装置では、ソケットガイドを加熱し、ソケットガイドの熱を検査ソケットに伝達させることで検査ソケットを加熱するため、常温検査から高温検査に変更する場合や、段取り替えを行う場合等に、検査ソケットの昇温を素早く行うことができない。
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、その目的は、検査ソケットを素早く高温にしたり常温にしたりすることのできるホットエアブロー機構を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係るホットエアブロー機構の構成上の特徴は、基台の上方に設置された部品搬送装置と、基台の近傍に設置された検査ソケットとを備え、被検査部品を部品搬送装置で搬送して検査ソケットに上方から接触させることにより検査する部品検査装置に使用され、検査ソケットを加熱するためのホットエアブロー機構であって、空気を加圧する送風部と、基台に組み付けられて送風部から検査ソケットに掛けて空気通路を形成するブロー空気ガイドとを備え、検査ソケットに空気を送る送風装置と、ブロー空気ガイド内のブロー空気に熱を付加させる熱付加装置とを備え、ブロー空気ガイドは、基台の下面または上面に組み付けられ、基台の下面に組み付けられる場合には、基台に形成された開口の下方に検査ソケットが設置され、基台の上面に組み付けられる場合には、ブロー空気ガイドの上面に開口を形成することでその下方に検査ソケットが設置されるようにしたことにある。
本発明に係るホットエアブロー機構は、検査ソケットに空気を送る送風装置と、送風装置を構成し空気を加圧する送風部から前記検査ソケットに掛けて空気通路を形成し、検査ソケットの上面を上方に露出させたブロー空気ガイドと、ブロー空気ガイド内のブロー空気に熱を付加する熱付加装置とを備えている。したがって、熱風を直接検査ソケットに当てて検査ソケットを加熱できるようになり、検査ソケットを素早く昇温できる。また、熱付加装置の作動を停止させた状態で送風装置を作動させることにより、検査ソケットに加熱されてない空気を送ることができる。
このため、被検査部品を高温検査したのちに、同じ検査ソケットを用いてそのまま常温検査する場合に、検査ソケットを素早く常温にすることができる。すなわち、本発明によると、検査ソケットを早期に加熱したり冷却したりすることができる。また、ブロー空気ガイドは、基台に対して着脱可能にすることが好ましい。
また、本発明に係るホットエアブロー機構の他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイドに、ブロー空気ガイド内を往路と復路とに仕切る区画部材を設け、送風装置の作動によって移動する熱風を前記ブロー空気ガイド内で循環させるようにしたことにある。これによると、加熱された空気をブロー空気ガイド内で循環させながら、さらに加熱できるため、ブロー空気ガイド内の空気の温度上昇を効率よく行える。また、被検査部品の検査中もブロー空気ガイド内で熱風を循環させることにより、検査ソケットおよび被検査部品を高温に維持できるため、検査の高精度化が図れる。同様に、常温の空気をブロー空気ガイド内で循環させることにより、ブロー空気ガイド内の雰囲気や検査ソケットを効率よく冷却することもできる。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイドは、基台の下面に設置され、検査ソケットが取り付けられる底面部と底面部の周縁部から上方に延びる側面部とで構成したことにある。これによると、基台の上面側よりも下面側に広い空きスペースがある場合のホットエアブロー機構の設置がし易くなる。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイドは、基台の上面に設置され、検査ソケットの上面を上方に露出させるための開口を備えた天井部と、天井の周縁部から下方に延びる側面部とで構成したことにある。これによると、基台の下面側よりも上面側に広い空きスペースがある場合のホットエアブロー機構の設置がし易くなる。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイドの幅よりも幅に直交する長さの方を長くして、ブロー空気ガイドの略中央に検査ソケットを位置させるとともに、ブロー空気ガイドの長手方向の両側にそれぞれ熱付加装置と送風装置とを設置したことにある。これによると、熱付加装置と送風装置とが一対設けられているため、設定温度の切換えや温度の維持をより効果的に行える。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイドを、検査ソケットの両側に配置された一対のもので構成したことにある。これによると、ブロー空気ガイド等の取付や交換等の作業が容易になる。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、送風機は、ブロー空気ガイド内に収容されるプロペラと、プロペラを回転駆動するモータと、モータから下方に延びる出力軸の下端に設けられた駆動側のプーリと、プロペラから下方に延びる回転軸の下端部に設けられた被駆動側のプーリと、駆動側のプーリと被駆動側のプーリに掛け渡されたタイミングベルトにより構成され、出力軸と回転軸とがブロー空気ガイドより下方に突出していることにある。これによると、検査ソケットの周囲に空きスペースがあまりなくても、送風装置やブロー空気を配置できる。
また、本発明に係るホットエアブロー機構のさらに他の構成上の特徴は、ブロー空気ガイド内に、静電気除去装置を設置したことにある。これによると、検査ソケットに被検査部品が接触したり、脱離したりする際に、静電気が発生してもその静電気を静電気除去装置で打ち消すことができる。この場合、静電気除去装置は、熱付加装置と検査ソケットとの間に設置することが好ましい。
また、本発明に係る部品移載装置の構成上の特徴は、基台の上方に設置された部品搬送装置と、未検査の被検査部品と検査済みの被検査部品をそれぞれ収納する未検査部品収納部と検査完了部品収納部と、被検査部品の検査時に、被検査部品を部品搬送装置で搬送して接触させる検査ソケットとを備え、検査済みの被検査部品を検査ソケットから検査完了部品収納部に部品搬送装置で搬送する部品移載装置であって、検査ソケットと、検査ソケットを介して試験電流を被検査部品に流すことで部品検査を行う検査装置本体とで部品検査装置を構成し、ホットエアブロー機構が脱着可能に設けられたことにある。これによると、ホットエアブロー機構により熱風を直接検査ソケットに当てて検査ソケットを加熱できるようになり、検査ソケットを素早く昇温して被検査部品の検査に貢献できる。
また、本発明に係るホットエアブローユニットの構成上の特徴は、基台の上方に設置された部品搬送装置と、被検査部品の検査時に、被検査部品を部品搬送装置で搬送して上方から接触させる検査ソケットと、検査ソケットを覆う箱型のガイド部材とを備えた部品検査装置に使用され、ガイド部材内に加熱空気を送り、検査ソケットを加熱するためのホットエアブロー機構の一部を構成するホットエアユニットであって、空気を加圧する送風部と、送風部から検査ソケットに掛けて空気通路を形成してガイド部材に連通するエアガイドとを備え検査ソケットに空気を送る送風装置と、エアガイド内のブロー空気に熱を付加させる熱付加装置とを備え、ホットエアユニットは、基台の下面または上面に着脱可能に組み付けられ、基台の下面に組み付けられる場合には、基台に形成された開口の下方に検査ソケットが設置され、基台の上面に組み付けられる場合には、ガイド部の上面に開口を形成することでその下方に検査ソケットが設置されるようにしたことにある。これによると、ホットエアブローユニットによりガイド部材内に加熱空気を送り、熱風を検査ソケットに当てて検査ソケットを加熱できるようになり、検査ソケットを素早く昇温して被検査部品の検査に貢献できる。
本発明の第1実施形態に係るホットエアブロー機構を備えたICハンドラを示した平面図である。 ホットエアブロー機構を示した断面図である。 ホットエアブロー機構を示した底面図である。 図2の4−4断面図である。 ヒータをエアガイドに取り付けた状態を示した一部断面図である。 図4の6−6断面図である。 図2の7−7断面図である。 変形例に係るホットエアブロー機構の要部を示した断面図である。 他の変形例に係るホットエアブロー機構の要部を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係るホットエアブロー機構の内部を示した断面図である。 本発明の第3実施形態に係るホットエアブロー機構の内部を示した断面図である。 図11の12−12断面図である。 本発明の第4実施形態に係るホットエアブロー機構の内部を示した断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係るホットエアブロー機構20を備えた本発明の部品移載装置としてのICハンドラ10を示している。このICハンドラ10は、水平に配置された四角板状の基台11を備えており、この基台11の後部(図1の上方)には基台11の一部を構成する基台プレート11aが設けられ、この基台プレート11aおける左右方向(X方向)の中央に、検査領域を構成する開口11bが形成されている。そして、開口11bの下方に4個の検査ソケット12が左右前後に2個ずつ設置された検査ソケット用プレート12aが着脱可能に取り付けられ、基台プレート11aの下面における検査ソケット用プレート12aの周囲にホットエアブロー機構20が基台プレート11aの下面に対し着脱可能に設置されている。
また、基台11の上面における前部には、複数のトレイストッカー13が左右に配置固定され、トレイストッカー13と検査ソケット12との間に3個のトレイ支持装置14が左右に配置されている。そして、基台11の上面におけるトレイ支持装置14と検査ソケット12との左右両側に、前後方向(Y方向)に延びる一対の部品搬送ユニット15がそれぞれ配置されている。すなわち、このICハンドラ10は、被検査部品としての未検査の電子部品Aを収容した状態で所定のトレイストッカー13に積層されたトレイTr(図1中右より3及び4番目のトレイストッカー13において図示、その他のトレイストッカー13では図示省略)を未検査部品用のトレイTrのための所定のトレイ支持装置14に搬送するとともに、そのトレイ支持装置14に搬送されたトレイTrの中の複数の電子部品Aを各部品搬送ユニット15によって検査ソケット12に搬送し検査する。
検査した後には、ICハンドラ10は、検査完了部品を他の2つのトレイ支持装置14における一方の検査結果良の電子部品Aを収容するためのトレイTr、あるいは他方の検査結果不良の電子部品Aを収容するためのトレイTrに、検査済みの電子部品Aを搬送する。さらに、ICハンドラ10は、検査済みの電子部品Aで一杯となったトレイTrを、検査結果良の電子部品A用のトレイTrを順次積層するための所定のトレイストッカー13、あるいは検査結果不良の電子部品A用のトレイTrを順次積層するための所定のトレイストッカー13に搬送し、替わりに空トレイを収納するトレイストッカーから空のトレイTrを搬入する。
各トレイストッカー13は、それぞれ複数のトレイTrを上下に重ねた状態で収容し、且つ収容する複数のトレイTrを上下させる不図示の昇降機構を有するもので、各トレイTrの上面には、複数の凹部が形成されその凹部にそれぞれ電子部品Aが収容されている。複数のトレイストッカー13の一部は、本発明の未検査部品収納部を構成し、他の複数のトレイストッカー13の一部は、本発明の検査完了部品収納部を構成する。なお、複数のトレイストッカー13の一部には、電子部品Aが収納されていない空のトレイをTrを収納するものも配置する。また、各トレイストッカー13の下方には、左右に延びる固定レール13aと、左右に移動自在な状態で固定レール13aに支持されたスライダ(図示せず)と、スライダを固定レール13aに沿って移動させるボールねじ式の駆動装置13bが設置されている。そして、スライダの上には、支持板(図示せず)を介してベルトコンベアを備えた2組のトレイ搬入出装置13cが設置され、固定レール13aとトレイ支持装置14との間に中継コンベア13dが設置されている。
2組のトレイ搬入出装置13cは、トレイストッカー13の下方を左右に移動し、所望のトレイストッカー13において昇降機構により下降する最下層の未検査部品を収納するトレイTrや空のトレイTrを受け取り、中継コンベア13dを介して所望のトレイ支持装置14に搬出し、あるいは別の所望のトレイストッカー13においてトレイTrが存在しない空となっている最下層スペースに、検査結果良の電子部品Aで一杯のトレイTrを搬入し、あるいはさらに別の所望のトレイストッカー13においてトレイTrが存在しない空となっている最下層スペースに、検査結果不良の電子部品Aで一杯のトレイTrを搬入する。これらの搬入後トレイストッカー13は、最下層まで積層されている複数のトレイTrを、昇降装置により全体として上昇させ最下層にトレイTr1枚分の空きスペースを発生させる。同様、搬出後トレイストッカー13は、積層されている複数のトレイTrを全体として、トレイTrの搬出により空きスペースができた最下層まで昇降装置により下降させる。
3個のトレイ支持装置14は、基台11の上面中央で左右に延びる一対の固定レール14dに沿って移動可能になったスライダ(図示せず)上に取付け固定された板状支持台(図示せず)の上に設けられたトレイ保持用のトレイ昇降用シリンダやトレイ移動用のベルトコンベア等によって構成されている。右端のトレイ支持装置14aは、未検査の電子部品Aが収容されたトレイTrを保持し、中央のトレイ支持装置14bは、複数のトレイストッカー13の内検査結果良の電子部品Aを収容するトレイTrを保持し、左端のトレイ支持装置14cは、検査結果不良の電子部品Aを収容するトレイTrを保持する。スライダは、ボールねじ軸14eを備えた駆動装置の作動により固定レール14dに沿って移動し、トレイTrの搬入あるいは搬出に合わせて、右端のトレイ支持装置14a、中央のトレイ支持装置14b、あるいは左端のトレイ支持装置11cのいずれかを、中継コンベア13dの位置に一致させるようにする。
一対の部品搬送ユニット15(同じ構成であるため同一部分に同一符号を記す。)は左右対称に配置されており、基台11上の左右両側でそれぞれ前後に延びる一対の固定レール15aと、固定レール15aにそれぞれ前後方向に移動自在に支持された移動部材15bと、移動部材15bを移動させるボールねじ式の駆動装置15cとを備えている。また、両移動部材15bの互いに対向する部分(内側部分)には、左右方向に移動自在になった支持部材15dがそれぞれ取り付けられており、両移動部材15bの外側部分(基台11の左右の端部側部分)には、支持部材15dを左右に移動させるボールねじ式の駆動装置15eが設置されている。
さらに、それぞれの支持部材15dには、それぞれヘッドユニット16が備わっている。このヘッドユニット16は、4個の検査ソケット12と同様に配置された4個の単位ユニット16aで構成されており、ヘッドユニット16の前後両側にはそれぞれ検査ソケット12を上方から撮像するためのヘッド側撮像装置16bが設置されている。また、各単位ユニット16aには、図2、図7に示す吸着ヘッド17と、この吸着ヘッド17を上下させる昇降装置(図示せず)が設けられ、吸着ヘッド17の下端部には、吸着ノズル17aが設けられている。吸着ヘッド17には吸着ノズル17aを吸着ヘッド17に対して軸線回りに回動させる回転駆動装置(図示せず)も備わっており、吸着ノズル17aには空気吸引装置(図示せず)が接続されている。また、吸着ノズル17aの下端には吸着面が形成されている。
さらに、各単位ユニット16aには、吸着ヘッド17を支持部材15dに対して前後方向および左右方向に微小移動させるための移動装置(図示せず)がそれぞれ搭載されている。各吸着ノズル17aは、駆動装置15cの作動に基づく移動部材15b、支持部材15dおよびヘッドユニット16の移動にともない前後方向に、駆動装置15eの作動に基づく支持部材15dおよびヘッドユニット16の移動にともない左右方向に移動する。さらに各吸着ノズル17aは、不図示の移動装置により、それぞれ前後方向および左右方向に微小移動し、不図示の回転駆動装置により吸着ノズル17aの軸線回り方向に回動し、不図示の昇降装置により上下する。
そして、吸着ノズル17aは、空気吸引装置の作動や作動の停止により、トレイ支持装置14によって搬送されるトレイの中の電子部品Aを吸着したりその吸着を解除してトレイに戻したりする。また、基台プレート11aの上面における開口11bとトレイ支持装置14との間には、吸着ノズル17aによって吸着されて搬送される電子部品Aを下方から撮像するための複数の基台側撮像装置18が設置されている。これらの基台側撮像装置18は、基台11の左右方向の中央に対して左右に振り分けられるようにして2個ずつ左右に並んで配置されている。2組のトレイ搬入出装置13c、中継コンベア13d、3個のトレイ支持装置14、および一対の部品搬送ユニット15により本発明の部品搬送装置が構成される。
また、検査ソケット用プレート12aの下方には、検査装置本体(図示せず)が配置されており、検査ソケット12は、検査用電流ケーブル(図示せず)を介してこの検査装置本体に接続されている。電子部品Aの検査は、検査ソケット12に電子部品Aを接触させた状態で、電子部品Aと検査装置本体との間に検査用電流を流すことにより実施される。そして、このように構成されたICハンドラ10の基台プレート11aの下面における検査ソケット12の周囲にホットエアブロー機構20が前後方向に延びるようにして基台プレート11a下面に設置されている。
ホットエアブロー機構20は、図2ないし図4に示したように、基台プレート11aと、検査ソケット12が取り付けられた検査ソケット用プレート12aとの間に配置されており、板状のホットブローユニットスティ21を介して基台プレート11aに取り付けられている。このホットエアブロー機構20は、検査ソケット用プレート12aの前後方向の両側に一対のホットエアブローユニット20a,20bを設けて構成されている。すなわち、一対のホットエアブローユニット20a,20bは、それぞれホットブローユニットスティ21に固定されており、ホットブローユニットスティ21は複数のボルト21aによって、基台プレート11aに取り付けられている(図3参照)。
ホットエアブローユニット20a,20bの外殻部はそれぞれ断熱材からなる箱状のエアガイド22a,22bを構成部品として有している。エアガイド22a,22bは、左右方向の幅よりも前後方向の長さが長く、上下方向(高さ方向)の長さが短くなり、互いに対向する面が開口した矩形の箱部材からなっている。そして、エアガイド22a,22bは、それぞれの開口を検査ソケット用プレート12a側に向けて配置されている。また、エアガイド22a内の前端側には滑らかに湾曲したガイド板23aが設けられ、このガイド板23aによってエアガイド22aの前端両側の角側部分がエアガイド22aの内部中央側から隔離されている。
また、エアガイド22b内の後端側には滑らかに湾曲したガイド板23bが設けられ、このガイド板23bによってエアガイド22bの後端両側の角側部分がエアガイド22bの内部中央側から隔離されている。ガイド板23aの湾曲の半径は、右側(図4の下側)よりも左側(図4の上側)の方が大きくなっており、ガイド板23bの湾曲の半径は、左側よりも右側の方が大きくなっている。
また、エアガイド22a内の幅方向の中央には、開口部分からガイド板23aの中央に向かって延びるガイド壁24aが形成され、エアガイド22b内の幅方向の中央には、開口部分からガイド板23bの中央に向かって延びるガイド壁24bが形成されている。ガイド壁24aは、図4に示したように、上方から見た状態で、エアガイド22aの開口側から中央側にかけての部分が薄く、前端側に行くほど徐々に厚肉になっている。そして、ガイド壁24aの前端面は、ガイド板23aの右側部分と対向する円弧を描くような凹曲面に形成されている。エアガイド22a,22bは、側板、天井板および底板から形成され、ガイド壁24aは天井板および底板のそれぞれに接合されるので、エアガイド22a,22bは、それぞれ開口から開口まで矩形断面を有する管路を形成している。
このガイド壁24aの前端面とガイド板23aの右側部分との間には、本発明の送風部としての回転羽からなるプロペラ25aが軸を中心に回転自在に設置されている。このプロペラ25aは、薄型に形成されたエアガイド22a内に収容できるように上下方向の長さが短くなった薄型のプロペラで構成されている。また、ガイド壁24bは、図4に示したように上方から見た状態で、エアガイド22bの開口側から中央側にかけての部分が薄く、後端側に行くほど徐々に厚肉になっている。そして、ガイド壁24bの後端面は、ガイド板23bの左側部分と対向する円弧を描くような凹曲面に形成されている。
このガイド壁24bの後端面とガイド板23bの左側部分との間には回転羽としてのプロペラ25bが軸を中心に回転自在に設置されている。このプロペラ25bも、プロペラ25aと同様、薄型のプロペラで構成されている。プロペラ25a,25bの回転により、エアガイド22a,22bのそれぞれの矩形断面管路にブロー空気が流れる。また、エアガイド22aの右側壁における前後方向の中央側から開口側に向かって3個のヒータ26aと、温度センサ27aと、イオナイザ28aとが一定間隔で設置され、エアガイド22bの左側壁における前後方向の中央側から開口側に向かって3個のヒータ26bと、温度センサ27bと、イオナイザ28bとが一定間隔で設置されている。
ヒータ26a,26bは発熱することで、その表面でエアガイド22a内を流れるブロー空気を加熱する加熱装置、ブロー空気に熱を付加する熱付加装置である。すなわちヒータ26a,26bは、本発明に係る熱付加装置を構成し、イオナイザ28a,28bは本発明に係る静電気除去装置を構成し、エアガイド22a,3個のヒータ26aと、温度センサ27aと、イオナイザ28aおよび後記する送風装置33とによりホットエアブローユニット20aが構成され、エアガイド22b,3個のヒータ26bと、温度センサ27bと、イオナイザ28bおよび送風装置33によりホットエアブローユニット20bが構成されている。
3個のヒータ26aおよび3個のヒータ26bは、それぞれ抵抗発熱型のヒータからなっており、抵抗発熱線を金属パイプで被覆して本体が構成されている。また、本体の一方には本体よりも直径の大きな把持部26cが設けられ、本体外周の把持部26c側部分にはねじが形成されている。そして、このねじにナット26dが螺合している。これらのヒータ26aおよびヒータ26bは、それぞれ図5に示したヒータ取付板29に取り付けられている。ヒータ取付板29には、ヒータ26aやヒータ26bの本体を通すことのできる挿通孔が一定間隔で3個設けられている。
各ヒータ26aおよびヒータ26bは、各挿通孔にそれぞれ本体を通しねじとナット26dを螺合させることにより、把持部26cとナット26dとでヒータ取付板29を表裏から挟んでヒータ取付板29に固定されている。そして、ヒータ26aは、エアガイド22aの右側壁に形成された開口にボルト31aとナット31bの複数セットによってヒータ取付板29を介して固定され、ヒータ26bは、エアガイド22bの左側壁に形成された開口にボルト31aとナット31bの複数セットによってヒータ取付板29を介して固定される。ヒータ26aは作動によりエアガイド22a内を加熱し、ヒータ26bは作動によりエアガイド22b内を加熱する。
温度センサ27aおよび温度センサ27bとしては、白金側温抵抗体、サーミスタ、熱電対等の温度検出部を被覆管で保護したものを用いることができ、この温度センサ27aおよび温度センサ27bにも前述した把持部26c、ナット26dおよびねじと同様の構成からなる取付構造が備わっている。また、エアガイド22aにおける温度センサ27aが取り付けられる部分およびエアガイド22bにおける温度センサ27bが取り付けられる部分には、それぞれ取付用孔が形成されており、この取付用孔を介して温度センサ27aはエアガイド22aの右側壁に取り付けられ、温度センサ27bはエアガイド22bの左側壁に取り付けられている。温度センサ27aはエアガイド22a内のブロー空気の温度を検出し、温度センサ27bはエアガイド22b内のブロー空気の温度を検出する。
イオナイザ28aおよびイオナイザ28bとしては、例えば、放電針に高電圧をかけてプラスイオンとマイナスイオンとを人工的に作り出すタイプのものを用いることができ、このイオナイザ28aおよびイオナイザ28bにも所定の取付構造が備わっている。また、エアガイド22aとガイド壁24aとにおけるイオナイザ28aが取り付けられる部分およびエアガイド22bとガイド壁24bとにおけるイオナイザ28bが取り付けられる部分には、それぞれ取付用孔が形成されている。そして、これらの取付用孔を介して、イオナイザ28aは、エアガイド22aの右側壁とガイド壁24aとに掛け渡された状態で取り付けられ、イオナイザ28bは、エアガイド22bの左側壁とガイド壁24bとに掛け渡された状態で取り付けられている。
イオナイザ28aはエアガイド22a内のブロー空気を一部イオン化し、イオン化したブロー空気が検査ソケット12や試験中の電子部品Aに接触し、これら検査ソケット12や試験中の電子部品Aに蓄えられた静電気を中和除去する。この場合、対象の検査ソケット12や試験中の電子部品Aがプラス静電気を帯びている場合には、ブロー空気がマイナスイオンを帯びるようにし、対象の検査ソケット12や試験中の電子部品Aがマイナス静電気を帯びている場合には、ブロー空気がプラスイオンを帯びるようにする。また、イオナイザ28aおよびイオナイザ28bはケーブル32aによってイオナイザ電源32に接続されており、イオナイザ電源32からブロー空気のイオン化のための電力が供給される。
また、プロペラ25aは、図6に示した送風装置33の一部を構成しており、この送風装置33には、モータ33a、モータ33aの出力軸に回転軸を介して連結されたプーリ33b、プロペラ25aに回転軸を介して連結されたプーリ33c、両プーリ33b,33cに掛け渡されたタイミングベルト33dが備わっている。プロペラ25aの回転軸は、エアガイド22a側に取り付けられたベアリング33eによって支持されている。このプロペラ25aは、モータ33aの作動により図4に示した平面視で反時計周り方向に回転する。また、モータ33aの出力軸の近傍には、モータ33aの回転数を検出する回転検出センサ34が設けられている。同様に、プロペラ25bもこのような送風装置33の一部を構成しており、プロペラ25aと同方向に回転する。
すなわち、ホットエアブローユニット20bは、ホットエアブローユニット20aと同一の構成をしており、ホットエアブローユニット20aを、検査ソケット用プレート12aを中心として水平方向に180度回転させた位置に配置されている。また、図7に示したように、検査ソケット用プレート12aの上面における左右方向の中央には、エアガイド22a,22bに連通する連結ガイド35が取付け固定されており、この連結ガイド35は下方に開放された断面コの字状の断面を有し、左右方向の中央には連結ガイド35内を左右に二分する区画壁35aが形成されている。この区画壁35aは、本発明に係る区画部材の一部を構成する。
この区画壁35aの左右に、連結ガイド35の壁面と検査ソケット用プレート12a上面とでそれぞれ矩形断面の連通路が形成される。連結ガイド35の天井部における検査ソケット12に対応する部分にはそれぞれ開口部35bが設けられている。なお、エアガイド22a,22bと連結ガイド35で本発明のブロー空気ガイドを構成し、ガイド壁24a,24bと区画壁35aで本発明の区画部材を構成し、ホットエアブローユニット20aとホットエアブローユニット20bと連結ガイド35により、本発明のホットエアブロー機構を構成している。
このため、各検査ソケット12の上面をそれぞれ上方から見ることができるとともに、電子部品Aを吸着した吸着ノズル17aを開口11bから下降させ、連結ガイド35の開口部35bを貫通させて電子部品Aを検査ソケット12に接触させることができる。そして、連結ガイド35の左右両側の上部側には、位置決めピン36によって側壁36a,36bが基台プレート11aに固定され、側壁36a,36bの下面と検査ソケット用プレート12aの上面との間に高さ調整部品37a,37bが設置されている。また、連結ガイド35は、ねじ35c等によって、ホットブローユニットスティ21、検査ソケット用プレート12aおよび高さ調整部品37a,37bに固定され、各検査ソケット12はねじ12bによって検査ソケット用プレート12aに固定されている。
ホットエアブローユニット20a、20bはホットブローユニットスティ21を介して基板プレート11aに固定されている。連結ガイド35は検査ソケット用プレート12aに固定され、検査ソケット用プレート12aは調整部品37a,37bおよび側壁36a,36bを介して基台プレート11aに組み付けられている。すなわち、ホットエアブローユニット20a、20bをそれぞれ単独で基台プレート11aに固定あるいは非固定のホットブローユニットスティ21に対して着脱可能であり、且つホットエアブローユニット20a、20bをホットブローユニットスティ21に組み付けたまま、ホットブローユニットスティ21と一体的に基台プレート11aに対して着脱可能である。一方、検査ソケット用プレート12aは独立に基台プレート11aに着脱可能であり、連結ガイド35を検査ソケット用プレート12aに着脱するには、検査ソケット用プレート12aを基台プレート11aから遊離した状態で実施することになる。
このため、ホットエアブロー機構20の内部における右側部分には、プロペラ25aから3個のヒータ26a、温度センサ27a、イオナイザ28aおよび検査ソケット用プレート12aの右側に配置された2個の検査ソケット12を通過して後部に向かう通風路が形成される。また、ホットエアブロー機構20の内部における左側部分には、プロペラ25bから3個のヒータ26b、温度センサ27b、イオナイザ28bおよび検査ソケット用プレート12aの左側に配置された2個の検査ソケット12を通過して前部に向かう通風路が形成される。
そして、ヒータ26a,26b、イオナイザ電源32およびモータ33aをそれぞれ作動させることにより、プロペラ25a,25bからのそれぞれのブロー空気を熱風にするとともに一部イオン化した状態で検査ソケット12に送り、検査ソケット12を加熱することができる。また、ICハンドラ10には、検査装置本体が実施する電子部品Aの検査に連携して、ICハンドラ10が備える各装置の作動を制御するための制御装置や、この制御装置が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶装置が備わっている。
そして、制御装置は、温度センサ27a,27bや回転検出センサ34の検出値に応じて、ヒータ26a,26bおよびモータ33aの作動を制御することにより加熱温度を調節する。この場合、ヒータ26a,26bのうちの所定のものだけを作動させてホットエアブロー機構20の内部を異なる温度に加熱したり、すべてのヒータ26a,26bの作動を停止させてホットエアブロー機構20の内部を冷却したりすることができる。また、モータ33aの回転数を変更することにより風速を変えることができる。
このように構成されたICハンドラ10を用いて、電子部品Aの検査を実施する場合には、まず、所定のトレイストッカー13の最下層の未検査の電子部品Aが収容されたトレイTrを、トレイ搬入出装置13cおよび中継コンベア13dを介して所定のトレイ支持装置14に搬送する。ついで、トレイ支持装置14を左右方向に移動しヘッドユニット16の移動範囲内に位置させ、ヘッドユニット16の吸着ノズル17aにそれぞれトレイに収容された電子部品Aを吸着させる。つぎに、ヘッドユニット16を、基台側撮像装置18の上方に移動させて、基台側撮像装置18で電子部品Aを下方から撮像し電子部品Aの吸着状態や位置を確認したのちに、ヘッドユニット16を検査ソケット12の上方に移動させる。
そして、ヘッド側撮像装置16bで、検査ソケット12を上方から撮像し検査ソケット12の位置を確認する。これらの画像はデータとして記憶装置に記憶される。つぎに、記憶装置に記憶された電子部品Aの位置データと検査ソケット12の位置データとを比較して、電子部品Aを検査ソケット12に合わせるように不図示の移動装置によりそれぞれの吸着ノズル17aを調整移動し、下降させる。これによって、電子部品Aは、基台プレート11aの開口11bを通過し、連結ガイド35の開口部35bからホットエアブロー機構20の内部に入り、検査ソケット12の上面に接触する。これによって、電子部品Aと検査装置本体19との間に検査用電流が流れ電子部品Aの検査が行われる。
このとき、ホットエアブロー機構20の内部には、熱風が循環しており、この熱風によって、検査ソケット12は、150℃程度に加熱されている。電子部品Aには検査ソケット12の電極から端子を通じで熱が伝わるとともに、電子部品Aの表面からホットエアーの熱が伝わる。このため、この検査では、150℃程度の温度の雰囲気中で電子部品Aが適正な状態を維持できるか否かの判定もできる。検査が終了した電子部品Aは、吸着ノズル17aで吸着したまま搬送して、検査結果に応じて、所定のトレイ支持装置14に支持されたトレイTrの凹部内に収容する。このような検査が複数の電子部品Aに対して順次行われる。
この検査の後に、電子部品Aを常温で検査する場合には、ヒータ26a,26bの作動を停止させて送風することによりホットエアブロー機構20の内部を素早く常温に冷却することができる。また、再度、ホットエアブロー機構20の内部を加熱する場合には、ヒータ26a,26bを作動させて素早く検査ソケット12を加熱することができる。また、ホットエアブロー機構20は、ホットブローユニットスティ21を介して基台プレート11aに対して着脱可能になっているため、ホットエアブロー機構20に代えて他のホットエアブロー機構を取り付けることもできる。
そして、再度、基台プレート11aにホットエアブロー機構20を取り付けて電子部品Aの検査を行う際にも、素早く検査ソケット12を加熱することができる。また、ホットエアブロー機構20はそのままに、検査ソケット12を変更することも可能で、検査ソケット用プレート12aを基台プレート11aから取り外した後、一旦連結ガイド35を検査ソケット用プレート12aから取り外し、検査ソケット12を検査ソケット用プレート12aごと交換、あるいは検査ソケット12のみを交換し、その後検査ソケット用プレート12aに連結ガイド35を取り付け、そして検査ソケット用プレート12aを基台プレート11aに取り付ける。
このように、本実施形態に係るホットエアブロー機構20は、検査ソケット12を覆うエアガイド22a,22bおよび連結ガイド35と、エアガイド22a,22bおよび連結ガイド35の内部のブロー空気を加熱するヒータ26a,26bと、ヒータ26a,26bにより加熱された空気をエアガイド22a,22bおよび連結ガイド35の内部で移動させる送風装置33と、送風装置33の作動によって送られる熱風を検査ソケット12側に向かわせるガイド壁24a,24b、区画壁35aとを備えている。したがって、熱風で直接検査ソケット12を加熱できるようになり、検査ソケット12を早期に昇温できる。また、ヒータ26a,26bの作動を停止させた状態で送風装置33を作動させることにより、検査ソケット12に常温の空気を送ることができる。
このため、電子部品Aを高温検査したのちに、同じ検査ソケット12を用いてそのまま常温検査する場合に、検査ソケット12を早期に常温にすることができる。すなわち、ホットエアブロー機構20によると、検査ソケット12を早期に加熱したり冷却したりすることができる。また、本実施形態に係るホットエアブロー機構20では、熱風がホットエアブロー機構20の内部で循環するため、ホットエアブロー機構20内の空気の温度上昇を効率よく行えるとともに、検査ソケット12および電子部品Aを高温に維持できる。このため、検査の高精度化が図れる。
また、本実施形態に係るホットエアブロー機構20は、一対のエアガイド22a,22bの間に検査ソケット12を位置させるとともに、エアガイド22a,22bの長手方向の両側にそれぞれヒータ26a,26bと送風装置33とを設置したため、ブロー空気の時間当たりの流量を増し、且つ大きな熱量をブロー空気に付加でき、設定温度の切換えや温度の維持をより効果的に行える。さらに、送風装置33のプロペラ25a,25bを薄型の回転羽で構成したため、エアガイド22a,22bの高さを低くすることができる。このため、検査ソケット12の周囲に空きスペースがあまりなくても、エアガイド22a,22bやプロペラ25a,25bを配置できる。また、エアガイド22a,22b内に、イオナイザ28a,28bを設置したため、検査ソケット12に電子部品Aが接触したり、脱離したりする際に、静電気が発生し検査ソケット12や電子部品Aが帯電しても、その静電気をイオナイザ28a,28bで除去することができる。
(変形例)
前述した第1実施形態の他の変形例として、図8に示したように、区画壁35aを連結ガイド35から分離し、ねじ35cによって、検査ソケット用プレート12aに直接固定するようにしても良い。連結ガイド35の製造を簡単化できる。
前述した第1実施形態のさらに他の変形例として、図9に示したように、連結ガイドを開口部35bが形成された天井部35dと、天井部35dの下面に固定された断面形状がL形の区画壁35aで構成することができる。この場合、天井部35dは、中央側よりも左右両側部分の高さが高くなった段違い状の板部材で構成し、両側部分を側壁36a,36bの上面および内側面に沿わせ中央部分が側壁36a,36bの上下方向の中央に位置するようにする。また、区画壁35aの下端部と、検査ソケット用プレート12aとの間には僅かな隙間を設けておく。それ以外の部分は、前述したホットエアブロー機構20と同じ構成にしておく。これによると、連結ガイドの構造を単純にできるとともに、その取り付けが容易になる。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態に係るホットエアブロー機構40の内部を示している。このホットエアブロー機構40では、一対のエアガイド42a,42bのうちの一方のエアガイド42aは、平面視が半円状に形成された壁部と、底部と、天井部とで構成された箱状になっている。そして、エアガイド42aの内部は、空間部になっている。また、エアガイド42bは、前述した実施形態のエアガイド22bと同一構造になっており、その内部に、前述したガイド板23b、ガイド壁24b、プロペラ25b、ヒータ26b、温度センサ27b、イオナイザ28bと同じ構成からなるガイド板43b、ガイド壁44b、プロペラ45b、ヒータ46b、温度センサ47b、イオナイザ48bが設置されている。
そして、エアガイド42bの外周におけるプロペラ45bの近傍には、プロペラ45bを回転駆動させる送風装置45の本体部分が設けられている。すなわち、エアガイド42b等からなるユニットは、前述したホットエアブローユニット20bと同一構造になっている。また、一対のエアガイド42a,42bの連結部となる連結ガイド41も前述したホットエアブロー機構20の連結ガイド35と同一構造になっている。このホットエアブロー機構40のそれ以外の部分およびホットエアブロー機構40が取り付けられるICハンドラの構成については、前述した第1実施形態と同一である。
本実施形態に係るホットエアブロー機構40では、エアガイド42aが内部が空間になった小型の箱状部材で構成されているためホットエアブロー機構40全体を小型化することができるとともに、狭いスペースに設置することができ、基台プレート11aへの取り付けが容易になる。このホットエアブロー機構40のそれ以外の作用効果は、前述した実施形態のホットエアブロー機構20の作用効果と同様である。なお、ヒータ46b等がエアガイド42bにしか設けられてなくても、連結ガイド41の区画壁41aの下端部と、検査ソケット用プレート49aとの間に隙間を形成するならば、この隙間にも熱風が通過するため、検査ソケット用プレート49aの右側に配置された検査ソケット12と、左側に配置された検査ソケット12とに温度差が生じることは殆どない。
(変形例)
また、前述した第2実施形態の変形例として、イオナイザ48bの設置位置を、図10に二点鎖線で示した2か所のいずれかあるいは両方の位置に変更することもできる。これによっても、前述した作用効果を得ることができる。なお、この変形例は、第1実施形態にも用いることもできる。さらに、図8および図9に示す第1実施形態の各変形例を、前述した第2実施形態の変形例として採用することも可能である。
(第3実施形態)
図11および図12は、本発明の第3実施形態に係るホットエアブロー機構50の内部の概略図を示している。このホットエアブロー機構50では、第1実施形態におけるエアガイド22a、連結ガイド35、およびエアガイド22bを連結一体化したようなブロー空気ガイド52が、平面視が長円形の天井壁のない上方開放の箱型のもので構成されており、このブロー空気ガイド52にヒータ、温度センサ、イオナイザおよび送風装置等が組みつけられてホットエアブロー機構50とされている。このホットエアブロー機構50には、ブロー空気ガイド52の底面部52aの中央に形成された開口部52bに、4個の検査ソケット53が固定された検査ソケット用プレート53aがボルト55で組み付けられる。
すなわち、ブロー空気ガイド52は、上面を上方に露出させた状態で検査ソケット用プレート53aを取り付けるための開口部52bが中央に形成された長円状の底面部52aと、底面部52aの周縁部から上方に延びる周壁部52cとを備えている。そして、ブロー空気ガイド52の底面部52aの上面における幅方向の中央に、区画部材54が一体に設けられている。区画部材54は、底面部52aにおける両側の半円状部分以外の部分に設けられており、長手方向の中央部分は開口部52bの中央上部に位置している。また、検査ソケット用プレート53aは、上面における周縁部が中央部分よりも低くなった段違い状の板部材で構成されている。
そして、検査ソケット用プレート53aは、中央部分を開口部52b内に入れ周縁部の上面をブロー空気ガイド52の底面に合わせた状態で、ねじ55によってブロー空気ガイド52に固定されている。検査ソケット用プレート53aの中央部分上面は、区画部材54の下端面と接触するか僅かに隙間を持つようにされている。また、各検査ソケット53は、検査ソケット用プレート53aを貫通して下方に延びる検査用電流ケーブル53cを介して検査装置本体19に接続される。ブロー空気ガイド52にヒータ、温度センサ、イオナイザおよび送風装置等が組みつけられたホットエアブロー機構50は、開口部52bに検査ソケット用プレート53aが取り付けられた状態で、基台プレート11aの下面における開口11bの部分に取り付けられる。
なお、ブロー空気ガイド52の周壁部52cの上端縁部には、ねじ挿通穴を備えたフランジ52dが設けられておりホットエアブロー機構50は、下方から挿通穴に通したボルト56を基台プレート11aに螺合させることにより取り付けられる。このように構成したことにより、基台プレート11aすなわち基台11に対してホットエアブロー機構50を取り付けたり取り外したりする際の操作が容易になる。このホットエアブロー機構50のそれ以外の作用効果については、前述した第1実施形態に係るホットエアブロー機構20の作用効果と同様である。
(第4実施形態)
図13は、本発明の第4実施形態に係るホットエアブロー機構60の内部における要部の概略図を示している。このホットエアブロー機構60は、第3実施形態におけるホットエアブロー機構50と同様、第1実施形態におけるエアガイド22a、連結ガイド35、およびエアガイド22bを連結一体化したようなブロー空気ガイド52が、平面視が長円形の天井壁のない下方開放の箱型のもので構成されており、このブロー空気ガイド62にヒータ、温度センサ、イオナイザおよび送風装置等が組みつけられてホットエアブロー機構60とされている。このホットエアブロー機構60は、検査ソケット用プレート63aが取り付けられる基台プレート11aの開口11bを中央として覆うように、基台プレート11aの上面にボルト66で脱着可能に連結固定される。
すなわち、ブロー空気ガイド62は、被検査部品挿通用の挿通穴62bが中央に形成された長円状の天井面部62aと、天井面部62aの周縁部から下方に延びる周壁部62cとで構成され、周壁部62cの下端縁部には、ねじ挿通穴を備えたフランジ62dが設けられており、ブロー空気ガイド62は、上方から挿通穴に通したボルト66を基台プレート11aのねじ穴に螺合させることにより取り付けられる。そして、ブロー空気ガイド62の天井面部62a下面における幅方向の中央に、区画部材64が設けられている。区画部材64は、天井面部62aにおける両側の半円状部分(プロペラ配置部)以外の部分に設けられており、長手方向の中央部分は挿通穴62bの中央下部に位置している。
また、検査ソケット用プレート63aは、上面における周縁部が中央部分よりも低くなった段違い状の板部材で構成されており、周縁部の四隅に貫通穴63bが形成されている。そして、検査ソケット用プレート63aは、ホットエアブロー機構60の基台プレート11aの上面への組み付けとは独立に、基台プレート11aの下面に組み付けられる。すなわち、中央部分を開口11b内に入れ周縁部の上面を基台プレート11aの下面に合わせた状態で、貫通穴63bにボルト65を貫通させ、ボルト65を基台プレート11aのねじ穴に嵌合締め付けが実施される。また、各検査ソケット63は、検査ソケット用プレート63aを貫通して下方に延びる検査用電流ケーブル63cを介して検査装置本体19に接続される。
以上のように構成したことにより、基台プレート11aに対してホットエアブロー機構60を取り付けたり取り外したりする際の操作がさらに容易になる。さらに、基台プレート11aに対して各検査ソケット63を設けた検査ソケット用プレート63aを取り付けたり取り外したりする際の操作がさらに容易になる。このホットエアブロー機構60のそれ以外の作用効果については、前述した第1実施形態に係るホットエアブロー機構20の作用効果と同様である。
また、本発明に係るホットエアブロー機構は、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した各抵抗発熱型のヒータ実施形態では、ホットエアブロー機構20等における検査ソケット12等の上方部分以外の部分を塞いでいるが、側壁を構成するエアガイド22a,22b等や上下面の一部を開口させておくこともできる。これによると、検査ソケット12等の温度を高温から常温に冷却する際の時間を短縮することができる。また、ヒータとしては、前述したヒータ26a等に代えて、一定間隔で不図示のフィン形の抵抗発熱体を取り付けて本体を構成した抵抗発熱型のヒータでも良い。さらに、ホットエアブロー機構20等のそれ以外の部分や、ICハンドラ10を構成する各部分の構成についても、適宜変更することができる。
10…ICハンドラ、11…基台、11a…基台プレート、11b…開口、12,53,63…検査ソケット、15…部品搬送ユニット、20,40,50,60…ホットエアブロー機構、20a,20b…ホットエアブローユニット、22a,22b,42a,42b…エアガイド、24a,24b,44b…ガイド壁、25a,25b,45b…プロペラ、26a,26b,46b…ヒータ、28a,28b,48b…イオナイザ、33,45…送風装置、35…連結ガイド、35a…区画壁、52,62…ブロー空気ガイド、54,64…区画部材、A…電子部品。
特開平11−30645号公報

Claims (10)

  1. 基台の上方に設置された部品搬送装置と、前記基台の近傍に設置された検査ソケットとを備え、被検査部品を前記部品搬送装置で搬送して前記検査ソケットに上方から接触させることにより検査する部品検査装置に使用され、前記検査ソケットを加熱するためのホットエアブロー機構であって、
    空気を加圧する送風部と、前記基台に組み付けられて前記送風部から前記検査ソケットに掛けて空気通路を形成するブロー空気ガイドとを備え、前記検査ソケットに空気を送る送風装置と、
    前記ブロー空気ガイド内のブロー空気に熱を付加させる熱付加装置とを備え、
    前記ブロー空気ガイドは、前記基台の下面または上面に組み付けられ、前記基台の下面に組み付けられる場合には、前記基台に形成された開口の下方に前記検査ソケットが設置され、前記基台の上面に組み付けられる場合には、前記ブロー空気ガイドの上面に開口を形成することでその下方に前記検査ソケットが設置されるようにすることを特徴とするホットエアブロー機構。
  2. 前記ブロー空気ガイドに、前記ブロー空気ガイド内を往路と復路とに仕切る区画部材を設け、前記送風装置の作動によって移動する熱風を前記ブロー空気ガイド内で循環させるようにした請求項1に記載のホットエアブロー機構。
  3. 前記ブロー空気ガイドは、前記基台の下面に設置され、前記検査ソケットが取り付けられる底面部と前記底面部の周縁部から上方に延びる側面部とで構成した請求項1または2に記載のホットエアブロー機構。
  4. 前記ブロー空気ガイドは、前記基台の上面に設置され、前記検査ソケットの上面を上方に露出させるための開口を備えた天井部と前記天井の周縁部から下方に延びる側面部とで構成した請求項1または2に記載のホットエアブロー機構。
  5. 前記ブロー空気ガイドの幅よりも前記幅に直交する長さの方を長くして、前記ブロー空気ガイドの略中央に前記検査ソケットを位置させるとともに、前記ブロー空気ガイドの長手方向の両側にそれぞれ前記熱付加装置と前記送風装置とを設置した請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のホットエアブロー機構。
  6. 前記ブロー空気ガイドを、前記検査ソケットの両側に配置された一対のもので構成した請求項5に記載のホットエアブロー機構。
  7. 前記送風機は、ブロー空気ガイド内に収容されるプロペラと、前記プロペラを回転駆動するモータと、前記モータから下方に延びる出力軸の下端に設けられた駆動側のプーリと、前記プロペラから下方に延びる回転軸の下端部に設けられた被駆動側のプーリと、前記駆動側のプーリと前記被駆動側のプーリに掛け渡されたタイミングベルトにより構成され、前記出力軸と前記回転軸とが前記ブロー空気ガイドより下方に突出している請求項1ないし6のうちのいずれか一つに記載のホットエアブロー機構。
  8. 前記ブロー空気ガイド内に、静電気除去装置を設置した請求項1ないし7のうちのいずれか一つに記載のホットエアブロー機構。
  9. 基台の上方に設置された部品搬送装置と、未検査の被検査部品と検査済みの被検査部品をそれぞれ収納する未検査部品収納部と検査完了部品収納部と、被検査部品の検査時に、前記被検査部品を前記部品搬送装置で搬送して接触させる検査ソケットとを備え、
    査済みの被検査部品を前記検査ソケットから検査完了部品収納部に前記部品搬送装置で搬送する部品移載装置であって、
    前記検査ソケットと、前記検査ソケットを介して試験電流を被検査部品に流すことで部品検査を行う検査装置本体とで部品検査装置を構成し、請求項1ないし8のうちのいずれか一つに記載のホットエアブロー機構が脱着可能に設けられたことを特徴とする部品移載装置。
  10. 基台の上方に設置された部品搬送装置と、被検査部品の検査時に、前記被検査部品を前記部品搬送装置で搬送して上方から接触させる検査ソケットと、前記検査ソケットを覆う箱型のガイド部材とを備えた部品検査装置に使用され、前記ガイド部材内に加熱空気を送り、前記検査ソケットを加熱するためのホットエアブロー機構の一部を構成するホットエアユニットであって、
    空気を加圧する送風部と、前記送風部から前記検査ソケットに掛けて空気通路を形成して前記ガイド部材に連通するエアガイドとを備え、前記検査ソケットに空気を送る送風装置と
    記エアガイド内のブロー空気に熱を付加させる熱付加装置とを備え、
    前記ホットエアユニットは、前記基台の下面または上面に着脱可能に組み付けられ、前記基台の下面に組み付けられる場合には、前記基台に形成された開口の下方に前記検査ソケットが設置され、前記基台の上面に組み付けられる場合には、前記ガイド部の上面に開口を形成することでその下方に前記検査ソケットが設置されるようにしたことを特徴とするホットエアブローユニット。
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