JP5172490B2 - 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡 - Google Patents

撮像レンズ及びカプセル型内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5172490B2
JP5172490B2 JP2008157892A JP2008157892A JP5172490B2 JP 5172490 B2 JP5172490 B2 JP 5172490B2 JP 2008157892 A JP2008157892 A JP 2008157892A JP 2008157892 A JP2008157892 A JP 2008157892A JP 5172490 B2 JP5172490 B2 JP 5172490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
imaging
optical system
subject
imaging optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008157892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009297401A (ja
Inventor
力 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008157892A priority Critical patent/JP5172490B2/ja
Publication of JP2009297401A publication Critical patent/JP2009297401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5172490B2 publication Critical patent/JP5172490B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、生体内を撮像する内視鏡に用いられる撮像光学系に関し、さらに詳しくは、飲み込んで使用されるカプセル型の内視鏡に用いられる撮像光学系に関する。
従来、医療分野においては、挿入型の内視鏡が普及している。挿入型内視鏡はフレキシブルな挿入部を被検者の体内に挿入し、挿入部の先端に設けられた撮像部で被検者の体内を撮像する。挿入部は被検者の体腔内の形状に応じて自在に湾曲するうえに、撮像部の設けられた先端部分の無機を自在に変化させられるようになっている。このため、挿入型内視鏡は任意の観察部位を的確に撮像することができ、正確な診断の助けとなっている。
挿入型の内視鏡による診断は、長い挿入部を長時間にわたって体内に挿入し続けなければならないので被検者に与える負荷が非常に大きい。このため、近年では、できるだけ被検者に負荷を与えずに体腔内を撮像するために、容易に飲み込むことができるサイズのカプセルに撮像装置を収めたカプセル型内視鏡が知られている。カプセル型内視鏡は、被検者に飲み込まれて使用され、被検者の体内を自然に移動する間にその体腔内を撮像する。このカプセル型内視鏡は、被検者への負荷を大きく軽減できる反面、被検者体内での位置や姿勢を制御することが難しい。
このためカプセル型内視鏡には、体腔内で姿勢を制御しなくてもできるだけ広い範囲を撮像することができるように、広角の撮像レンズが搭載される。さらに、カプセル型内視鏡は飲み込みやすくするために、できるだけコンパクトに構成されることが求められるので、カプセル型内視鏡に搭載される撮像レンズは広角であるばかりでなく、2群2枚構成等、少数のレンズで構成することで小さなカプセル内に収まるようにしている。
上述のようなカプセル型の内視鏡としては、広い撮像範囲を確保しつつカプセルサイズを小型化したものが知られている(特許文献1)。また、コンパクトかつ広角であるだけでなく、最適な被写界深度を得られるようにしたカプセル型内視鏡や(特許文献2)、円筒状の被写体を良好に照明できるようにしたカプセル型内視鏡(特許文献3)などが知られている。
ところで、撮像に利用する光の波長程度の間隔で同心円状のレリーフ(いわゆる輪帯)を表面に設けることで光を回折させ、アッベ数が負になるようにしたレンズ(以下、回折レンズという)が知られている。
回折レンズは、例えば、CDやDVD等の使用する波長の異なる光ディスクを一つの光学系で扱う光ピックアップで、使用する波長に応じて開口を制限する対物レンズとして利用されている。また、アッベ数が負となることを利用して、撮像レンズの中に、回折レンズを色収差補正用のレンズとして利用することが知られている(特許文献4,5)。
特開2005−80789号公報 特開2005−80790号公報 特開2006−61438号公報 特開平10−186223号公報 特開2007−86485号公報
撮像レンズは、画角が大きいほど取得画像の周辺部分にディストーションや倍率色収差といった収差の影響が顕著に生じやすいため、広画角の撮像レンズは何枚ものレンズを組み合わせることでこれらの収差を補正するようにしている。しかし、カプセル型内視鏡は、カプセルサイズがコンパクトであることが要求されるために、これに搭載する撮像レンズは、広角のレンズでありながらも少数のレンズで構成することを余儀なくされる。このため、カプセル型内視鏡用の撮像レンズは、倍率色収差等の各種収差を十分に補正することが難しい。
広角で顕著になる各種収差の補正が十分でない撮像レンズをカプセル型内視鏡に搭載すると、取得した画像の周辺部分は、実際の被撮影部位よりも小さく歪められてしまったり、色のにじみが生じていたりするために、病変の見落としや誤認を招きやすく、撮像レンズが広角であることがかえって適切な診断の妨げとなってしまうこともある。
また、カプセル型内視鏡から得られた画像をもとに行う診断では、被撮影部位の形状や大きさだけでなく、特にその色が重要な判断要素とされる。このため、カプセル型内視鏡に搭載する撮像レンズは、広角であるだけでなく、各種収差(特に色収差)が良好に補正されたものとすることが求められている。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、コンパクトかつ広角でありながらも、色収差が良好に補正されたカプセル型内視鏡用の撮像光学系を提供することを目的とする。また、この撮像光学系を搭載することにより、診断に適切な画像を容易に得ることができるカプセル型内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の撮像光学系は、被検者に飲み込まれて使用され、前記被検者の体腔内部を撮像するカプセル型内視鏡用の撮像光学系であり、前記カプセル型内視鏡の外形をなし、透明でドーム状に形成されたドームカバーと、物体側から順に、負の屈折力を有する第1群、絞り、正の屈折力を有する第2群とからなり、前記被検者の体内から前記ドームカバーを通って入射する光を撮像素子に結像させる撮像レンズと、前記撮像素子の撮像面を覆う平行平板のカバーガラスとを備え、前記撮像レンズの前記第2レンズ群に回折面を有し、前記回折面の形状を表す位相差関数の2次の係数をB とするときに、B <0を満たすことを特徴とする。
また、前記撮像レンズは、2枚のレンズからなることを特徴とする。
また、前記撮像レンズは、3枚のレンズからなることを特徴とする。
また、前記撮像レンズを構成するレンズが、全て樹脂材料からなることを特徴とする。
また、前記撮像レンズの画角が100度以上であることを特徴とする。
本発明のカプセル型内視鏡は、上述の撮像光学系を備えることを特徴とする。
本発明によれば、コンパクトかつ広角でありながらも、色収差が良好に補正されたカプセル型内視鏡用の撮像光学系を提供することができる。また、この撮像レンズを搭載することにより、コンパクトながらも適切な診断を行うことのできる広い範囲を撮像した画像を容易に得ることができるカプセル型内視鏡を提供することができる。
図1に示すように、カプセル型内視鏡11は、カプセル12内に小型の撮像装置を収納した内視鏡であり、被検者に飲み込まれて使用され、被検者の体腔内を自然に移動するうちに、被検者の体内(以下、被写体13という)を撮像する。
カプセル12は、円筒形の両端をドーム状に形成した中空の容器であり、被検者が容易に飲み込むことができる大きさに設けられている。また、カプセル12内には、撮像レンズ16や照明素子(図示しない)等からなる撮像光学系17や撮像素子18等からなる撮像装置と、この撮像装置を駆動する電池、撮像した画像を外部に送信するアンテナ等が水密に収められている。
カプセル12の前端部分は、ドーム状に形成されているだけでなく、略均一な厚さであるとともに、撮像レンズ16の画角に合わせて十分に広い範囲が透明な材料で構成されている。照明素子からの照明光は、このカプセル12の透明な部分を通って被写体13に照射される。また、被写体13からの光はこの透明部分を通って撮像レンズ16に入射する。このため、カプセル12の前端部分は、単にカプセル型内視鏡11の外形を形作るだけでなく、光学的性能に大きく関与するので、以下ではカプセル12の透明な前端部分をドーム(ドームカバー)21と称し、カプセル型内視鏡11の撮像光学系17の一部として説明する。
カプセル型内視鏡11の撮像光学系17は、ドーム21と、被写体からの光を平面である撮像素子18の撮像面に結像させる撮像レンズ16と、撮像素子18に撮像面を覆うように設けられたカバーガラス22等から構成される。ドーム21は、前述のようにカプセル12の前端部分であり、その内面及び外面は球面状に形成されている。また、カバーガラス22は、平行平板のガラスであり、撮像素子18と一体に設けられている。
撮像レンズ16は、画角2ωが100度以上の広画角レンズとなるように設けられており、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2からなる。また、撮像レンズ16を構成するレンズ及び開口絞りは、被写体13側(物体側)から第1群G1,開口絞りS6,第2群G2の順に配置される。さらに、撮像レンズ16を構成する各レンズは、全て樹脂材料からなる。
さらに、撮像レンズ16を構成する各レンズの面は、何れも曲面となっているが、第2群G2のレンズのうち最後方(最も撮像素子18側)の面には、可視光の波長程度の間隔で同心円状の凹凸(以下、レリーフという)が光軸を中心に設けられている。このため、被写体13からの光が、レリーフの設けられた面(以下、回折面という)を通るときには、その曲面形状に応じて屈折されるだけでなく、回折される。
レリーフの設けられていない正の屈折力を有する面で光を屈曲させると、通常、長波長の光ほどレンズから遠い位置に集光するため、アッベ数は正の値になる。ところが、レリーフの設けられたレンズ(以下、回折レンズという)は、長波長の光ほどレンズに近い位置に集光するようになるため、アッベ数は負の値となる。このため、回折レンズは、撮像レンズ16の他のレンズや、ドーム21、カバーガラス22などによる色収差を補正する役割を果たす。
撮像レンズ16を構成するレンズの各面の形状は、曲率c、円錐定数K、光軸からの距離ρ(ρ=x+y)、i次の非球面係数Aを用いて、数1の式で表される。また、レリーフの形状は、下記数2に示すように、光軸からの距離ρ(ρ=x+y)、位相差係数B2jを用いて、位相差関数φによって表される。したがって、回折面全体の詳細な形状は、数1のzと数2のφとの和で表される。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
回折面を設けることによって撮像光学系17の色収差をより良好に補正するには、開口絞りS6に対する回折面の位置によって位相差関数φの係数を適切に定める必要があり、回折面を開口絞りS6よりも前方(被写体13側)に設ける場合には、位相差関数φの2次の係数Bが正(B>0)となるように定めることが好ましい。一方、回折面を開口絞りS6よりも後方(撮像素子18側)に設ける場合には、位相差関数φの2次の係数Bが負(B<0)となるように定めることが好ましい。
撮像レンズ16では、前述のように回折面が開口絞りS6よりも後方(撮像素子18側)に設けられているので、位相差関数φの2次の係数B(j=1)の値が負(B<0)となるように定められている。
以下に、上述の撮像光学系17の例として、撮像レンズ16が3枚のレンズで構成する例を実施例1,2及び参考例1に、撮像レンズ16を2枚のレンズで構成する例を参考例2及び実施例3に説明する。
<実施例1>
図2に示すように、撮像光学系31は、ドーム32、撮像レンズ33、カバーガラス34とから構成され、球面状の被写体13を平面である撮像面に結像させるように構成されている。ドーム32は、樹脂製で、被写体13側,像側(撮像素子18側)ともに球面に形成されている。また、カバーガラス34は、平行平板のガラス板であり、撮像素子18の撮像面に密着して設けられている。このため、カバーガラス34の像側の面は撮像面に一致する。
撮像レンズ33は、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2から構成される。撮像レンズ33の第1群G1は、負の屈折力の第1レンズL1からなる。この第1レンズL1は、樹脂製であり、被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。また、第2群G2は、正の屈折力の第2レンズL2と、正の屈折力の第3レンズL3とからなり、被写体13側から、第2レンズL2、第3レンズL3の順に配置されている。第2レンズL2は、樹脂製で両凸形状となっており、第3レンズL3は、樹脂製で被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。
以下では、被写体13表面をS1、ドーム32の被写体13側(物体側)の面をS2、ドーム32の像側の面をS3、第1レンズL1の被写体13側の面をS4、第1レンズL1の像側の面をS5、開口絞りをS6、第2レンズL2の被写体13側の面をS7、第2レンズL2の像側の面をS8、第3レンズL3の被写体13側の面をS9、第3レンズL3の像側の面をS10、カバーガラス34の被写体13側の面をS11、カバーガラス34の像側の面をS12とし、面Si(面番号i=1〜12)で表す。また、面Siとこれに隣り合う像側の面Si+1との光軸上での間隔を面間隔D(i=1〜11)で表す。なお、被写体13及び撮像光学系31の各面や面間隔の表し方は、後述する実施例2及び参考例1についても同様とする。
上述のように構成される撮像光学系31のデータとして、各面Siの曲率半径R(mm)、各面間隔D(mm)、e線(波長546.1nm)に対する屈折率Ne、及びアッベ数νeを表1に示す。ここに示すアッベ数νは、e線の屈折率N、F線の屈折率N、C線の屈折率Nを用いて算出されるものであり、ν=(N−1)/(N−N)で算出されるものである。また、表1の下段には、撮像レンズ33の画角2ωを示す。なお、表1に示す撮像レンズ33のレンズデータは、全系の焦点距離fの値が1.0となるように規格化した場合のレンズデータとなっている。また、撮像光学系のデータの表し方は、後述する実施例2〜5についても同様とする。
Figure 0005172490
表1の面番号欄に*で示すように、撮像レンズ33は、第1レンズL1の面S4,S5、第2レンズL2の面S8、第3レンズL3の面S9,S10が非球面となっており、第2レンズL2の面S7は球面となっている。さらに、撮像レンズ33は、第3レンズL3が回折レンズとなっており、表1の面番号欄に#で示すように、第3レンズL3の像側の面S10に回折面設けられている。したがって、第3レンズL3の像側の面S10は、非球面であるとともに、回折面でもある。
撮像光学系31の各面の形状は、前述の数1の式及び数2の式で表されるので、撮像光学系31の各面の中でも、非球面または回折面となっているものについては、その非球面係数Aを表2に示し、位相差係数B2jを表3に示す。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
さらに、撮像光学系31の球面収差、非点収差、ディストーション、倍率色収差を図3に示す。球面収差についてはe線(波長546.1nm)のものを実線で、F線(波長486.13nm)のものを破線で、C線(波長656.27nm)のものを二点鎖線で示す。また、非点収差については、サジタル方向のものを実線で、タンジェンシャル方向のものを破線で示す。倍率色収差は、F線のものを破線で、C線のものを二点鎖線で示す。なお、これらの各収差図の表し方は、後述する実施例2〜5についても同様とする。
<実施例2>
図4に示すように、撮像光学系41は、ドーム42、撮像レンズ43、カバーガラス44とから構成され、球面状の被写体13を平面である撮像面に結像させるように構成されている。ドーム42は、樹脂製で、被写体13側,像側ともに球面に形成されている。また、カバーガラス34は、平行平板のガラス板であり、撮像素子18の撮像素子18の撮像面に密着して設けられている。このため、カバーガラス44の像側の面は撮像面に一致する。
撮像レンズ43は、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2から構成される。撮像レンズ43の第1群G1は、負の屈折力の第1レンズL1からなる。この第1レンズL1は、樹脂製であり、被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。また、第2群G2は、正の屈折力の第2レンズL2と、正の屈折力の第3レンズL3とからなり、被写体13側から第2レンズL2、第3レンズL3の順に配置されている。第2レンズL2及び第3レンズL3は、いずれも樹脂製で両凸形状となっている。
上述のように構成される撮像光学系41のデータを表4に示す。表4の面番号欄に*で示すように、撮像レンズ43は、第1レンズL1の面S4,S5、第2レンズL2の面S8、第3レンズL3の面S9,S10が非球面となっており、第2レンズL2の面S7は球面となっている。さらに、撮像レンズ43は、第2レンズL2が回折レンズとなっており、表4の面番号欄に#で示すように、第2レンズL2の像側の面S8が回折面となっている。したがって、第2レンズL2の像側の面S8は、非球面であるとともに、回折面でもある。
Figure 0005172490
撮像光学系41の各面の形状は、前述の数1及び数2の式で表されるので、撮像光学系41の各面の中でも、非球面または回折面となっているものついて、その非球面係数Aを表5に示し、位相差係数B2jを表6に示す。さらに、撮像光学系41の球面収差、非点収差、ディストーション、倍率色収差を図5に示す。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
参考例1
図6に示すように、撮像光学系51は、ドーム52、撮像レンズ53、カバーガラス54とから構成され、球面状の被写体13を平面である撮像面に結像させるように構成されている。ドーム52は、樹脂製で、被写体13側,像側ともに球面に形成されている。また、カバーガラス54は、平行平板のガラス板であり、撮像素子18の撮像面に密着して設けられている。このため、カバーガラス54の像側の面は撮像面に一致する。
撮像レンズ53は、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2から構成される。撮像レンズ53の第1群G1は、負の屈折力の第1レンズL1からなる。この第1レンズL1は、樹脂製であり、被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。また、第2群G2は、正の屈折力の第2レンズL2と、正の屈折力の第3レンズL3とからなり、被写体13側から第2レンズL2、第3レンズL3の順に配置されている。第2レンズL2及び第3レンズL3は、いずれも樹脂製で、両凸形状となっている。
上述のように構成される撮像光学系51のデータを表7に示す。表7の面番号欄に*で示すように、撮像レンズ53は、第1レンズL1の面S4,S5、第2レンズL2の面S8、第3レンズL3の面S9,S10が非球面となっており、第2レンズL2の面S7は球面となっている。さらに、撮像レンズ53は、第1レンズL1が回折レンズとなっており、表7の面番号欄に#で示すように、第1レンズL1の被写体13側の面S4が回折面となっている。したがって、第1レンズL1の被写体13側の面S4は、非球面であるとともに、回折面でもある。
Figure 0005172490
撮像光学系51の各面の形状は、前述の数1及び数2の式で表されるので、撮像光学系51の各面の中でも、非球面または回折面となっているものについて、その非球面係数Aを表8に示し、位相差係数B2jを表9に示す。さらに、撮像光学系41の球面収差、非点収差、ディストーション、倍率色収差を図7に示す。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
参考例2
図8に示すように、撮像光学系61は、ドーム62、撮像レンズ63、カバーガラス64とから構成され、球面状の被写体13を平面である撮像面に結像させるように構成されている。ドーム62は、樹脂製で、被写体13側,像側ともに球面に形成されている。また、カバーガラス64は、平行平板のガラス板であり、撮像素子18の撮像面に密着して設けられている。このため、カバーガラス64の像側の面は撮像面に一致する。
撮像レンズ63は、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2から構成される。撮像レンズ63の第1群G1は、負の屈折力の第1レンズL1からなる。この第1レンズL1は、樹脂製であり、被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。また、第2群G2は、正の屈折力の第2レンズL2からなる。第2レンズL2は、樹脂製であり、両凸形状となっている。
以下では、被写体13の表面をS1、ドーム62の被写体13側(物体側)の面をS2、ドーム62の像側の面をS3、第1レンズL1の被写体13側の面をS4,第1レンズL1の像側の面をS5、開口絞りをS6、第2レンズL2の被写体13側の面をS7、第2レンズL2の像側の面をS8、カバーガラス64の被写体13側の面をS9、カバーガラス64の像側の面をS10とし、面Si(面番号i=1〜10)で表す。また、面Sとこれに隣り合う像側の面Si+1との光軸上での間隔を面間隔D(i=1〜9)で表す。なお、被写体13及び撮像光学系61の各面や面間隔の表し方は、後述する実施例3についてもこれと同様とする。
上述のように構成される撮像光学系61のデータを表10に示す。表10の面番号欄に*で示すように、撮像レンズ63は、第1レンズL1及び第2レンズL2の両面S4,S5,S7,S8が全て非球面となっている。さらに、撮像レンズ63は、第1レンズL1が回折レンズとなっており、表10の面番号欄に#で示すように、第1レンズL1の被写体13側の面S4が回折面となっている。したがって、第1レンズL1の被写体13側の面S4は、非球面であるとともに、回折面でもある。
Figure 0005172490
撮像光学系61の各面の形状は、前述の数1及び数2の式で表されるので、撮像光学系61の各面の中でも、非球面または回折面となっているものについて、その非球面係数Aを表11に示し、位相差係数B2jを表12に示す。さらに、撮像光学系61の球面収差、非点収差、ディストーション、倍率色収差を図9に示す。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
実施例3
図10に示すように、撮像光学系71は、ドーム72、撮像レンズ73、カバーガラス74とから構成され、球面状の被写体13を平面である撮像面に結像させるように構成されている。ドーム72は、樹脂製で、被写体13側,像側ともに球面に形成されている。また、カバーガラス74は、平行平板のガラス板であり、撮像素子18の撮像面に密着して設けられている。このため、カバーガラス74の像側の面は撮像面に一致する。
撮像レンズ73は、負の屈折力を有する第1群G1、開口絞りS6、正の屈折力を有する第2群G2とから構成される。撮像レンズ73の第1群G1は、負の屈折力の第1レンズL1からなる。この第1レンズL1は、樹脂製であり、被写体13側に凸のメニスカス形状となっている。また、第2群G2は、正の屈折力の第2レンズL2からなる。第2レンズL2は、樹脂製であり、両凸形状となっている。
上述のように構成される撮像光学系71のデータを表13に示す。表13の面番号欄に*で示すように、撮像レンズ73は、第1レンズL1及び第2レンズL2の両面S4,S5,S7,S8の全てが非球面となっている。さらに、撮像レンズ73は、第2レンズL2が回折レンズとなっており、表13の面番号欄に#で示すように、第2レンズL2の像側の面S8が回折面となっている。したがって、第2レンズL2の像側の面S8は、非球面であるとともに、回折面でもある。
Figure 0005172490
撮像光学系71の各面の形状は、前述の数1及び数2の式で表されるので、撮像光学系71の中でも、非球面または回折面となっているものについて、その非球面係数Aを表14に示し、位相差係数B2jを表15に示す。さらに、撮像光学系71の球面収差、非点収差、ディストーション、倍率色収差を図11に示す。
Figure 0005172490
Figure 0005172490
上述の実施形態及び実施例からわかるように、カプセル型内視鏡11の撮像光学系17に回折面を設けることにより、2〜3枚という少数のレンズでコンパクトかつ広角の撮像光学系とすることができるとともに、色収差やディストーションを、特に広角で顕著になる倍率色収差を容易に補正することができる。
また、回折面を設ける位置は、撮像レンズに限らず、ドームやカバーガラスを含めた撮像光学系の任意の位置に設けても良いが、精密な位置合わせが容易なことや、カプセル12や撮像素子18等の他の部分の製造に干渉しなくても良いこと等から、上述の実施形態及び実施例の撮像光学系のように、回折面は撮像レンズに設けることが最も好ましい。
さらに、上述の実施形態及び実施例からわかるように、撮像レンズは、回折面によって色収差を良好に補正するだけでなく、被写体13側から順に、負の屈折力を有する第1群、開口絞り、正の屈折力を有する第2群で構成されていることにより、球面収差や非点収差、歪曲収差を、容易に良好に補正することができる。
また、上述の実施例1,2,5に示すように、撮像光学系に、開口絞りS6よりも後方に回折面を設ける場合には、位相差関数φの2次の係数Bが負の値となるように定めるから、回折面による色収差の補正をさらに良好なものとすることができる。同様に、参考例1,2に示すように、開口絞りS6よりも前方に回折面を設ける場合には、位相差関数φの2次の係数Bを正の値に定めることで、回折面による色収差の補正をさらに良好なものとすることができる。
樹脂材料は、非球面形状等の複雑な形状に容易に成形することができるが、選択できる屈折率の選択の幅も狭く、樹脂材料には複屈折性を示すものがあるなど、レンズとして利用できる樹脂材料は、硝材と比較して少ない。このため、撮像レンズを全て樹脂材料から構成しようとすると、材料の選定は難しく、ガラスレンズを用いる場合よりも、各種収差をバランス良く補正することが難しく、色収差が残りやすい。しかし、上述の実施形態及び実施例のように、回折面を設けた撮像光学系では、撮像レンズの各レンズを全て樹脂材料からなるレンズとしても、色収差までも容易に良好に補正することができ、かつ、撮像レンズを、安価かつ軽量,コンパクトに構成することができる。同時に、撮像レンズに樹脂材料からなるレンズを用いることで、撮像レンズに回折面を設ける場合には、複雑な形状とならざるを得ない回折面を容易に成形することができる。
また、上述の実施形態及び実施例に示すように、カプセル型内視鏡11に搭載するレンズなので、撮像レンズの画角は、コンパクトでありながらも、できる限り広画角であることが好ましく、上述の実施形態及び実施例で説明した撮像レンズのように画角2ωを100度以上とすることがより好ましい。さらに、画角2ωを130度以上とすることが特に好ましい。
また、上述の実施例1,2及び参考例1で示したように、撮像レンズは、カプセル型内視鏡11に搭載するレンズなので、広角でありながらもコンパクトに構成されることが望まれるから、上述の実施例1,2及び参考例1のように3枚のレンズで構成することが好ましく、上述の参考例2及び実施例3のように2枚のレンズで構成することが特に好ましい。
なお、上述の実施形態では、被写体13が球面の場合に最適な撮像光学系の例を説明したが、これに限らず、カプセル型内視鏡11から見た被検者の体腔内のより実際的な形状に合わせた他の曲面形状を被写体13とする場合に適した撮像光学系としても良い。
なお、上述の実施形態及び実施例では、撮像光学系のなかに回折面を1面設ける例を説明したが、これに限らず、複数の回折面を設けても良い。しかし、回折面の数が多くなるほど撮像光学系は高価なものとなり、またフレアも生じやすくなるので、上述の実施形態及び実施例のように、回折面は1面設けることが好ましい。
なお、上述の実施形態及び実施例では、カバーガラス22がガラス板である例を説明したが、これに限らず、カバーガラスをも樹脂製のものとしても良い。
なお、上述の実施形態及び実施例では、回折面として単にレリーフが設けられている面を例に説明したが、これに限らず、さらに不要光の発生を抑えるために、互いに凹凸が嵌り合うようにレリーフが設けられた1対のレンズを張り合わせたものを回折レンズ、その貼り合わせ面を回折面としても良い。
なお、上述の実施形態及び実施例では、撮像レンズの様々な位置に回折面を設ける例を説明したが、倍率色収差をより良好に補正するためには、開口絞りからできるだけ離れた位置に回折面を設けることが好ましい。したがって、撮像レンズに回折面を設ける場合であって、開口絞りS6よりも物体側の面を回折面とする場合には、第1群の最も物体側の面に回折面を設けることが好ましい。同様に、撮像レンズに回折面を設ける場合であって、開口絞りS6よりも像側の面を回折面とする場合には、第2群の最も像側の面に回折面を設けることが好ましい。このことは、ドームやカバーガラスに回折面を設ける場合も同様である。
なお、上述の実施形態及び実施例では、回折面を凹凸形状のレリーフによって形成する例を説明したが、これに限らず、凹凸形状の変わりに、同心円状に粗面化したスリットを設けたり、同心円状に屈折率の分布を形成したりすることによって回折面を形成しても良い。このため、「レリーフ」は、物理的な凹凸構造だけを意味するのではなく、回折を生じさせるような光学的な性質の起伏,分布をも意味するものとする。また、回折面は、レンズ等の表面に設けられていることに限られず、レンズ等の内部にレーザーによって加工されたものであっても良い。
なお、上述の実施形態及び実施例では、被写体が球面であり、これを平面に結像させる例を説明するが、これに限らない。撮像光学系及び撮像レンズを、被検者の体腔内の形状に応じた他の形状(円筒形等)に適したものとしても良い。また、結像させる面も平面でなく任意の形状として良い。
なお、上述の実施形態では、撮像レンズを、絞りを挟んだ2群構成のレンズとする例を説明したが、これに限らず、撮像レンズは他の3群構成とする等、他の群構成であっても良い。
カプセル型内視鏡の構成を概略的に示す説明図である。 実施例1の撮像光学系の構成を示す断面図である。 実施例1の撮像光学系の収差図である。 実施例2の撮像光学系の構成を示す断面図である。 実施例2の撮像光学系の収差図である。 参考例1の撮像光学系の構成を示す断面図である。 参考例1の撮像光学系の収差図である。 参考例2の撮像光学系の構成を示す断面図である。 参考例2の撮像光学系の収差図である。 実施例3の撮像光学系の構成を示す断面図である。 実施例3の撮像光学系の収差図である。
符号の説明
11 カプセル型内視鏡
12 カプセル
13 被写体
16,33,43,53,63,73 撮像レンズ
17,31,41,51,61,71 撮像光学系
18 撮像素子
21,32,42,52,62,72 ドーム(ドームカバー)
22,34,44,54,64,74 カバーガラス
G1 第1群
G2 第2群
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
S6 開口絞り

Claims (6)

  1. 被検者に飲み込まれて使用され、前記被検者の体腔内部を撮像するカプセル型内視鏡用の撮像光学系において、
    前記カプセル型内視鏡の外形をなし、透明でドーム状に形成されたドームカバーと、
    物体側から順に、負の屈折力を有する第1群、絞り、正の屈折力を有する第2群とからなり、前記被検者の体内から前記ドームカバーを通って入射する光を撮像素子に結像させる撮像レンズと、
    前記撮像素子の撮像面を覆う平行平板のカバーガラスとを備え、
    前記撮像レンズの前記第2レンズ群に回折面を有し、前記回折面の形状を表す位相差関数の2次の係数をB とするときに、B <0を満たすことを特徴とする撮像光学系。
  2. 前記撮像レンズは、2枚のレンズからなることを特徴とする請求項1記載の撮像光学系。
  3. 前記撮像レンズは、3枚のレンズからなることを特徴とする請求項1記載の撮像光学系。
  4. 前記撮像レンズを構成するレンズが、全て樹脂材料からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像光学系。
  5. 前記撮像レンズの画角が100度以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像光学系。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の撮像光学系を備えることを特徴とするカプセル型内視鏡。
JP2008157892A 2008-06-17 2008-06-17 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡 Expired - Fee Related JP5172490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008157892A JP5172490B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008157892A JP5172490B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009297401A JP2009297401A (ja) 2009-12-24
JP5172490B2 true JP5172490B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=41544908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008157892A Expired - Fee Related JP5172490B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5172490B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109154713A (zh) * 2016-05-12 2019-01-04 纳卢克斯株式会社 摄像光学系统

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060019A (ja) 2013-09-18 2015-03-30 富士フイルム株式会社 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
TWI533020B (zh) 2015-01-09 2016-05-11 大立光電股份有限公司 薄型光學系統、取像裝置及電子裝置
TWI634360B (zh) 2017-09-29 2018-09-01 大立光電股份有限公司 電子裝置
TWI689746B (zh) 2019-03-22 2020-04-01 大立光電股份有限公司 光學成像系統、取像裝置及電子裝置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194571A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡対物レンズ
JP3573575B2 (ja) * 1996-09-04 2004-10-06 オリンパス株式会社 光学系
JPH10115777A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Olympus Optical Co Ltd 撮影レンズ
JP3853889B2 (ja) * 1996-11-28 2006-12-06 オリンパス株式会社 ズームレンズ
JPH10197806A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Olympus Optical Co Ltd 対物レンズ
JP4014186B2 (ja) * 1998-11-30 2007-11-28 フジノン株式会社 内視鏡用対物レンズ
JP2003075618A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Olympus Optical Co Ltd 可変ミラー及びそれを用いた光学装置
JP2003275171A (ja) * 2002-01-18 2003-09-30 Olympus Optical Co Ltd カプセル内視鏡
JP3895618B2 (ja) * 2002-03-08 2007-03-22 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡
JP4363931B2 (ja) * 2003-09-04 2009-11-11 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡
JP2007086485A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Fujinon Corp 撮像レンズ
WO2007076198A2 (en) * 2005-11-23 2007-07-05 Capso Vision, Inc. Image sensor array with reduced lighting requirement
JP4890943B2 (ja) * 2006-05-26 2012-03-07 富士フイルム株式会社 撮像レンズ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109154713A (zh) * 2016-05-12 2019-01-04 纳卢克斯株式会社 摄像光学系统
CN109154713B (zh) * 2016-05-12 2020-12-11 纳卢克斯株式会社 摄像光学系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009297401A (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8243129B2 (en) Objective lens and endoscope apparatus
JP5736924B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5412348B2 (ja) カプセル型内視鏡用撮像光学系
JP4014186B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP5441465B2 (ja) カプセル型内視鏡
US6994668B2 (en) Four-group endoscope objective lens
JP4732480B2 (ja) 内視鏡用対物光学系
WO2012008312A1 (ja) 対物光学系
JP6095877B1 (ja) 内視鏡用対物光学系
JP5172490B2 (ja) 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡
JP6643201B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP2020140026A (ja) 結像光学系及び撮像装置
JP6426063B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
WO2013077139A1 (ja) 内視鏡対物光学系
JP2010249931A (ja) 赤外線用レンズおよび撮像装置
JP2009300797A (ja) 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡
JP5226882B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JPWO2017216969A1 (ja) 明るいリレー光学系及びそれを用いた硬性鏡用光学系、硬性鏡
JP6873741B2 (ja) 撮像装置
JP5107144B2 (ja) 対物光学系及び内視鏡
JP2008083316A (ja) 内視鏡対物光学系
JP3752196B2 (ja) 内視鏡対物光学系
JP2009300796A (ja) 撮像レンズ及びカプセル型内視鏡
JP6857572B2 (ja) 内視鏡用対物光学系
KR101725982B1 (ko) 내시경용 촬영 렌즈계

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121226

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees