JP5172123B2 - 電池缶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電池缶の製造方法に関し、特に電池缶を水で洗浄した後における電池缶の乾燥方法に関する。
従来から、電池缶の製造方法では、製缶工程で得られた電池缶をフロン洗浄することが行われていた。フロン洗浄以外に水による洗浄も試みられているが、水洗浄の場合、電池缶に付着した水により錆が発生し電池缶が腐食しやすいため、電池缶の腐食を防止するために水洗浄の後に電池缶を乾燥する必要がある。
乾燥方法としては、例えば、特許文献1では、電池缶の開口部を下方に向けた状態で、電池缶を高周波誘導加熱装置内に通過させて電池缶を加熱乾燥する方法が提案されている。これにより、電池缶を瞬時に加熱し、電池缶の表面に付着した水分の大部分を水滴化して、電池缶内の水分も下方の開口部から容易に排出させることができるため、電池缶を短時間で乾燥させることができる。
従来の高周波誘導加熱装置を用いた電池缶の乾燥工程を図6に示す。
乾燥工程では、マグネットコンベア24上に載置された電池缶7は、高周波誘導加熱装置20の搬送経路28内に搬送される。マグネットコンベア24は電池缶7を磁石により固定しつつ搬送するものであり、電池缶7の開口部2から出る水分を排出できるように金網構造を有する。電池缶7は開口部2が下方に向くようにマグネットコンベア24上に載置されている。
断面がコの字状の加熱装置20は、複数のコイルエレメント21dが積層された加熱コイル21、加熱コイル21を支持するコイル支持体22、および加熱コイル21およびコイル支持体22を収容する外装ケース23からなる。加熱コイル21は、電池缶7の側部3に対向するコイル部21a、および電池缶7の底部1に対向するコイル部21bからなる。
上記加熱コイル21に高周波交電流を流すと、加熱装置20の搬送経路28に発生する。そして、電池缶7がマグネットコンベア24にて搬送され搬送経路28(交番磁界)内に入ると、電磁誘導により、電池缶7に電圧が誘起され、電池缶7を誘導電流が流れる。これにより電池缶7に多量のジュール熱が発生し、電池缶7が発熱することにより、電池缶7を乾燥させることができる。
上記のように、電池缶7は開口部2が下方に向くように設置され、加熱装置20は加熱コイル21が電池缶7の側部3および底部1と対向するように設置されている。
しかし、電池缶7の開口部2を下方に向けると、水蒸気が電池缶7内に残留しやすくなり、電池缶7内面の乾燥効率が低下する。また、加熱コイル21を電池缶7の上方に設置すると、電池缶7表面から蒸発した水が上方の加熱コイル21に付着することにより、加熱装置20が故障する場合がある。
特開平9−129191号公報
そこで、本発明では、電池缶を効率よく乾燥させるとともに、乾燥時に電池缶表面から蒸発した水が高周波誘導加熱装置に付着するのを抑制することが可能な電池缶の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、磁性体を含む筒状側部と底部と開口部とを有する電池缶を水により洗浄する工程(1)、および前記工程(1)の後、前記電池缶を高周波誘導加熱装置により加熱して乾燥させる工程(2)を含む電池缶の製造方法であって、前記工程(2)が、磁石を含むコンベアを使用して、前記磁石により前記筒状側部の前記磁性体を含む吸着領域を吸着して、前記電池缶を搬送することを含み、前記高周波誘導加熱装置が、前記筒状側部の軸方向の長さ以上の幅を有し、前記筒状側部の軸方向の少なくとも一部分と対向する、長方形の第1側部対向部(6a)、前記第1側部対向部と垂直に形成され、前記底部と対向する、長方形の底部対向部(6c)、及び、前記第1側部対向部よりも小さい幅を有し、前記筒状側部の軸方向の一部分とのみ対向する、長方形の第2側部対向部(6b)を含み、 前記吸着領域が、前記筒状側部の前記第2側部対向部と対向する一部分に前記電池缶の軸方向で隣接し且つ前記第2側部対向部と対向しない部分に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、電池缶を効率よく乾燥させるとともに、乾燥時に電池缶表面から蒸発した水が高周波誘導加熱装置に付着するのを抑制することが可能な電池缶の洗浄・乾燥方法を提供することができる。
本発明の電池缶の製造方法は、製缶工程後の電池缶の洗浄・乾燥方法に関する。すなわち、本発明の電池缶の製造方法は、筒状側部と底部と開口部とを有する電池缶を水により洗浄する工程(1)、および前記工程(1)の後、前記電池缶を高周波誘導加熱装置により加熱して乾燥する工程(2)を含む。
製缶工程では、鋼板を用いて、絞りおよびしごき加工を施すことにより電池缶が得られる。また、この工程では、鋼板を加工しやすくし、鋼板の加工時の破断を防止するために、一般的に潤滑油が用いられる。
このように、製缶工程で潤滑油を使用するため、製缶工程後の電池缶の表面には潤滑油が付着する。このため、電池缶に付着した潤滑油を洗浄水により除去し、さらに電池缶に付着した洗浄水を除去する。
工程(1)では洗浄水に、例えば温水が用いられる。洗浄水の温度は、例えば40〜60℃である。
水の除去方法としては、電池缶にエアーを吹き付ける方法があるが、この方法では電池缶内面に付着した水を完全に除去することは難しい。そこで、上記工程(2)のように高周波誘導加熱装置を用いて電池缶を加熱し、乾燥させることにより、電池缶表面に付着した水、特に電池缶内面に付着した水を完全に除去することができる。
その際、電池缶と高周波誘導加熱装置の位置については、図2に示すように、筒状側部3と側部6aとの隙間X、筒状側部3と側部6bとの隙間Y、および底部1と底部6cとの隙間Zの寸法は、例えばX=Y=2〜10mm、Z=2〜35mmである。XおよびYの寸法は、電池缶と加熱装置(コイル)が接しない条件で、できれば短い方がよい。なお、後述の実施の形態では、X=Y=4mmとした。また、Zの寸法は、電池缶の乾燥温度を考慮して設定すればよい。電池缶を加熱装置(コイル)に近づけるほど、すなわちZの寸法が小さいほど、電池缶の乾燥温度は高くなる。なお、後述の実施の形態では、Z=18mmとした。
本発明では、上記工程(2)において、前記電池缶は、前記筒状側部の長さ方向において前記底部から前記開口部に延びる前記電池缶の中心軸の水平面に対する角度が0〜90°となるように設置されている。電池缶内面がより乾燥しやすいため、上記角度は90°であるのが好ましい。また、前記高周波誘導加熱装置は、上部が開口し、前記電池缶の筒状側部および底部と対向する位置に設置されている。
これにより、電池缶を効率よく乾燥させるとともに、加熱時に電池缶表面から蒸発した水が加熱装置に付着するのを抑制することができる。
以下、本発明の電池缶の製造方法の実施の形態として、電池缶に付着した洗浄水を除去するための電池缶の乾燥工程を示す。
(実施の形態1)
本実施の形態の乾燥工程を図1に示す。図1は、電池缶の乾燥工程を示す概略斜視図である。
電池缶を水で洗浄した後、図1に示すように、電池缶は磁界コンベア5により高周波誘導加熱装置6内に搬送される。
図2に示すように、断面がコの字状の高周波誘導加熱装置6は、内部に加熱コイル部を備えた側部6a、6bおよび底部6cからなり、電池缶7を通過させるための搬送空間としての開口部8aを有する凹部8が形成されている。凹部8の両端部の側面は開口し、それぞれ電池缶7を加熱装置6内に搬入するための搬入口8bおよび電池缶7を加熱装置6内から搬出するための搬出口が形成されている。本実施の形態では、加熱装置6は、上側に搬入口8b、下側に搬出口が位置し、電池缶7の搬送経路が上下方向となるように設置されている。
凹部8の開口部8a付近には、凹部8の長手方向に沿って、上下方向に磁界コンベア5が配されている。磁界コンベア5には、電池缶7を固定するための磁石4が一定の間隔で設けられている。電池缶7が加熱装置6の加熱により磁石4が劣化するのを防ぐため、磁石コンベア5が配される部分には側部6bが位置しないように、側部6bの高さ寸法は側部6aの高さ寸法よりも小さく設定されている。
底部1、筒状側部3、および開口部2からなる有底円筒状の電池缶7は、例えば冷延鋼板を製缶加工することにより得られる。製缶加工の方法としては、例えば、電池缶7の生産性を高め、かつコストを低減することができるため、DI工法(Drawing and Ironing)が用いられる。DI工法では、プレス機による深絞り工程によってカップ状中間製品を作製し、このカップ状中間製品に絞り加工としごき加工とを一挙に連続的に施すことにより、所定形状の電池缶7が作製される。
電池缶7は、加熱装置6の凹部8内において、開口部2が加熱装置6の開口部8a、底部1が加熱装置6の底部6c、および筒状側部3が加熱装置6の側部6a、6bに対向するように、加熱装置6内に搬送される。電池缶7は、側部3が磁石4に接触することにより、磁石コンベア5に固定されている。磁石4は、図1に示すように、各磁石4に電池缶7が1個ずつ固定することが可能な間隔で設置されている。
図2に示すように、筒状側部3と側部6aとの隙間X、筒状側部3と側部6bとの隙間Y、および底部1と底部6cとの隙間Zの寸法は、例えば、それぞれ、4mm、4mm、および18mmである。上記以外でも、電池缶の乾燥温度に応じてX、Y、およびZの寸法を適宜設定すればよい。
また、電池缶7は、筒状側部3の長さ方向において底部1から開口部2に延びる電池缶7の中心軸(図1中に示す矢印P1)の水平面に対する角度が0°となるように、すなわち当該中心軸が水平面に含まれるように設置されている。
上記構成において電池缶7が高周波誘導加熱装置により加熱・乾燥される過程を説明する。
加熱装置6の凹部8内の電池缶7は、一定の間隔で設けられた磁石4により固定され磁石コンベア5により上方から下方へ図1中の矢印Q1の方向に搬送される。このとき、加熱装置6の加熱コイル部に交番電流が流れると、凹部8に交番磁界が発生し、その磁界内、すなわち凹部8内を伝導体である電池缶7が通過する。これにより、電池缶7内に電圧が誘起され、電池缶7内を誘導電流(渦電流)が流れる。この電流により電池缶7にジュール熱が発生し、電池缶7が加熱され、電池缶7に付着した水が蒸発する。このようにして、電池缶7を乾燥させて電池缶7に付着した水を除去することができる。
上記構成において、電池缶7は、筒状側部3の長さ方向において底部1から開口部2に延びる電池缶7の中心軸(図1中に示す矢印P1)が水平方向に一致するように設置されている。このため、電池缶7内の水蒸気は内部に残留することなく容易に外部に排出される。
また、加熱装置6は、上側が搬入口8bとして開口し、電池缶7の開口部2側が開口部8aとして開口しているため、水蒸気が上方に流れて加熱装置6内に入り込むことがなく、加熱装置6に蒸発した水が付着しにくい。これにより、水の付着による加熱装置6の故障を抑制することができる。
さらに、電池缶7の搬送方向が、上方から下方への方向(図1中の矢印Q1の方向)であるため、乾燥後の電池缶7への水蒸気の付着が抑制される。
上記電池缶7は、例えば、アルカリマンガン電池、Ni−MH電池、Ni−Cd電池、またはLi電池等の電池缶として用いられる。
(実施の形態2)
本実施の形態の電池缶の製造方法における乾燥工程を図3に示す。図3は、本実施の形態の電池缶の乾燥工程を示す概略斜視図である。
本実施の形態で用いられる加熱装置および磁石コンベアは、実施の形態1の加熱装置6および磁石コンベア5と同じである。加熱装置6は、底部6cが下側に位置し、開口部8aが上側に位置するように設置されている。
電池缶7は、開口部2を上側、および底部1を下側に向けて、加熱装置6内を右側から左側へ水平方向(図3中に示す矢印Q2の方向)に搬送される。
電池缶7は、筒状側部3の長さ方向において底部1から開口部2に延びる電池缶7の中心軸(図3中に示す矢印P2)の水平面に対する角度が90°となるように、すなわち、当該中心軸の向きが水平面に対して垂直方向に上向きとなるように設置されている。このように、電池缶7が設置されるため、電池缶7内の水蒸気は缶内に残留することなく容易に外部に排出される。特に、本実施の形態では、実施の形態1の場合よりも、さらに容易に電池缶7内面に付着した水を除去することができる。
また、加熱装置6は、上側、すなわち電池缶7の開口部2側が開口部8aとして開口しているため、水蒸気が上方に流れて加熱装置6内に入り込むことがなく、加熱装置6に蒸発した水が付着しにくい。これにより、水の付着による加熱装置6の故障を抑制することができる。
さらに、電池缶7が、右側から左側へ水平方向(図3に示す矢印Q2の方向)に搬送されるため、乾燥後の電池缶7への水蒸気の付着が抑制される。
参考の形態1
参考の形態の電池缶の製造方法における乾燥工程を図4に示す。図4は、本参考の形態の電池缶の乾燥工程を示す概略斜視図である。
加熱装置の構造および加熱装置の設置方向は、実施の形態2と同様である。
電池缶7は、開口部2を右側、底部1を左側に向けて、加熱装置6内を右側から左側へ水平方向(図4中に示す矢印Q3の方向)に搬送される。
電池缶7は、筒状側部3の長さ方向において底部1から開口部2に延びる電池缶7の中心軸(図4中に示す矢印P3)の水平面に対する角度が0°となるように、すなわち当該中心軸が水平面に含まれるように設置されている。
上記のように電池缶7が設置されるため、電池缶7内の水蒸気は缶内に残留することなく容易に外部に排出される。
磁石コンベア15には、電池缶7を固定するための磁石14が設けられている。磁石14は、図4に示すように、各磁石14に電池缶7が1個ずつ固定することが可能な一定の間隔で設置されている。そして、磁石コンベア15は磁石14が下側に位置するように、加熱装置6の長手方向に沿って開口部8付近に配置されている。これら以外は、実施の形態2の磁石コンベア5と同様の構成である。
また、加熱装置6は、上側が開口部8aとして開口し、電池缶7の開口部2側が搬入口8bおよび搬出口として開口しているため、水蒸気が上方に流れて加熱装置6内に入り込むことがなく、加熱装置6に蒸発した水が付着しにくい。これにより、水の付着による加熱装置6の故障を抑制することができる。
さらに、電池缶7が、右側から左側へ水平に搬送されるため、乾燥後の電池缶7への水蒸気の付着が抑制される。
参考の形態2
参考の形態の電池缶の製造方法における乾燥工程を図5に示す。図5は、本参考の形態の電池缶の乾燥工程を示す概略斜視図である。
電池缶7の搬送方向を上方から下方への方向(図5に示す矢印Q4の方向)となるように加熱装置6および磁石コンベア15の向きを変えた以外は、参考の形態1と同じである。
電池缶7は、筒状側部3の長さ方向において底部1から開口部2に延びる電池缶7の中心軸(図3中に示す矢印P4)の水平面に対する角度が90°となるように、すなわち、当該中心軸の向きが水平面に対して垂直方向に上向きとなるように設置されている。このように、電池缶7が設置されるため、電池缶7内の水蒸気は缶内に残留することなく容易に外部に排出される。特に、本実施の形態では、実施の形態3の場合よりも、さらに容易に電池缶7内面に付着した水を除去することができる。
また、加熱装置6は、上側、すなわち電池缶7の開口部2側が搬入口8bとして開口しているため、水蒸気が上方に流れて加熱装置6内に入り込むことがなく、加熱装置6に蒸発した水が付着しにくい。これにより、水の付着による加熱装置6の故障を抑制することができる。
さらに、電池缶7の搬送方向が、上方から下方への方向、すなわち図5中の矢印のQ4の方向であるため、乾燥後の電池缶7への水蒸気の付着が抑制される。
本発明の電池缶の製造方法は、アルカリマンガン電池、Ni−MH電池、Ni−Cd電池、またはLi電池等の電池缶に対して好適に用いられる。
本発明に係る電池缶の製造方法における実施の形態1の乾燥工程を示す概略斜視図である。 図1の横断面図である。 本発明に係る電池缶の製造方法における実施の形態2の乾燥工程を示す概略斜視図である。 本発明に係る電池缶の製造方法における実施の形態3の乾燥工程を示す概略斜視図である。 本発明に係る電池缶の製造方法における実施の形態4の乾燥工程を示す概略斜視図である。 従来の電池缶の製造方法における乾燥工程を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 底部
2 筒状側部
3 開口部
4、14 磁石
5、15 磁石コンベア
6 高周波誘導加熱装置
6a、6b 側部
6c 底部
7 電池缶
8 凹部
8a 開口部
8b 搬入口

Claims (2)

  1. 磁性体を含む筒状側部と底部と開口部とを有する電池缶を水により洗浄する工程(1)、および前記工程(1)の後、前記電池缶を高周波誘導加熱装置により加熱して乾燥させる工程(2)を含む電池缶の製造方法であって、
    前記工程(2)が、磁石を含むコンベアを使用して、前記磁石により前記筒状側部の前記磁性体を含む吸着領域を吸着して、前記電池缶を搬送することを含み、
    前記高周波誘導加熱装置が、前記筒状側部の軸方向の長さ以上の幅を有し、前記筒状側部の軸方向の少なくとも一部分と対向する、長方形の第1側部対向部(6a)、前記第1側部対向部と垂直に形成され、前記底部と対向する、長方形の底部対向部(6c)、及び、前記第1側部対向部よりも小さい幅を有し、前記筒状側部の軸方向の一部分とのみ対向する、長方形の第2側部対向部(6b)を含み、
    前記吸着領域が、前記筒状側部の前記第2側部対向部と対向する一部分に前記電池缶の軸方向で隣接し且つ前記第2側部対向部と対向しない部分に設けられている、電池缶の製造方法。
  2. 前記コンベアにより、前記筒状側部の軸方向において前記底部から前記開口部に向かって延びる前記電池缶の中心軸の水平面に対する角度が0〜90°となる姿勢で、前記電池缶を搬送する、請求項1記載の電池缶の製造方法。
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