JP2003272824A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

電磁誘導加熱装置

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JP2003272824A
JP2003272824A JP2002078380A JP2002078380A JP2003272824A JP 2003272824 A JP2003272824 A JP 2003272824A JP 2002078380 A JP2002078380 A JP 2002078380A JP 2002078380 A JP2002078380 A JP 2002078380A JP 2003272824 A JP2003272824 A JP 2003272824A
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JP
Japan
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coil
electromagnetic induction
heating
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induction heating
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JP2002078380A
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Inventor
Yoshiki Hama
慶樹 浜
Shizuo Takada
志津男 高田
Seiichi Takakura
誠一 高椋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属部材の加熱、乾燥、熱融着、熱処理また
は銀ペースト、シリコン系接着剤などの固化に用いる電
磁誘導加熱装置において、コイルをコイル収納部に順次
巻き付けて配設することで、折り曲げ加工のような無理
な応力が加わらないようにして絶縁皮膜の損傷が生じな
いようにし、さらに、コイル収納部に密着して巻き付け
るようにして品質、性能を向上する。 【解決手段】 加熱コイルユニット1にインバータ装置
5より高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユ
ニット1は、電気絶縁部材で被加熱物7を収容する断面
略コ字状の溝状空間2を形成するとともに、断面略コ字
状の溝状空間2の外方にコイル収納部3を形成し、コイ
ル収納部3にコイル4を巻き回して配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部材の加熱、
乾燥、熱融着、熱処理または銀ペースト、シリコン系接
着剤などの固化に用いる電磁誘導加熱装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁誘導加熱装置として
は、特開平9−129191号公報に加熱コイルを中空
同心楕円形状に加工して、その楕円の長軸を対称軸とし
て、コ字型に折り曲げてコイル部を形成し、コイル支持
部材に係止する構成が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁誘導加熱装
置は、撚り加工した加熱コイルを平板状に加工した後、
コ字型に折り曲げてコイル支持台に係止するが、電磁誘
導加熱に用いるコイルは一般的に絶縁皮膜コーティング
された細い銅線を用いるため、折り曲げ時にコイル表面
の絶縁皮膜に傷が入り、線間短絡して過電流による断線
などが生じやすい。さらに、折り曲げ部でコイル線の弾
性により浮きが発生し、加熱性能に影響が生じるなど実
用上問題があった。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、コイルをコイル収納部に順次巻き付けて配設するこ
とで、折り曲げ加工のような無理な応力が加わらないよ
うにして絶縁皮膜の損傷が生じないようにし、さらに、
コイル収納部に密着して巻き付けるようにして品質、性
能を向上することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加熱コイルユニットにインバータ装置より
高周波電流を供給するよう構成し、加熱コイルユニット
は、電気絶縁部材で被加熱物を収容する断面略コ字状の
溝状空間を形成するとともに、断面略コ字状の溝状空間
の外方にコイル収納部を形成し、コイル収納部にコイル
を巻き回して配設したものである。
【0006】これにより、コイルはコイル収納部に順次
巻き付けて配設するので折り曲げ加工のような無理な応
力が加わらないようにできて、絶縁皮膜の損傷が生じる
ことがなく、さらに、コイル収納部に密着して巻き付け
ることができ、品質、性能を向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、加熱コイルユニットと、この加熱コイルユニットに
高周波電流を供給するインバータ装置とを備え、加熱コ
イルユニットは、電気絶縁部材で被加熱物を収容する断
面略コ字状の溝状空間を形成するとともに、前記断面略
コ字状の溝状空間の外方にコイル収納部を形成し、前記
コイル収納部にコイルを巻き回したものであり、コイル
はコイル収納部に順次巻き付けて配設するので折り曲げ
加工のような無理な応力が加わらず、絶縁皮膜の損傷が
生じることがなく、さらに、コイル収納部に密着して巻
き付けることができ、品質、性能を向上することができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、加熱コイルユニットは、空間部芯
部材と、この空間部芯部材の両側面に設けた一対の内壁
部材と、この内壁部材の両側面に設けた一対のコイル部
芯部材と、このコイル芯部材の両側面に設けた一対の外
壁部材によりコイル収納部を構成し、これらの部材を一
体に挟圧保持するとともに、前記一対の内壁部材と前記
一対の外壁部材の間にコイルを順次に巻き回したもので
あり、コイルを容易に巻き回しできるとともに、簡単で
安価な加熱コイルユニットを得ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、加熱コイルユニットは、
空間部芯部材と、複数対のコイル部芯部材と、複数対の
内壁部材と、外壁部材によりコイル収納部を構成し、前
記空間部芯部材の両側面に内壁部材、コイル部芯部材、
内壁部材、コイル部芯部材を順次に配置し、一端で挟圧
保持するとともに、前記複数対の内壁部材と前記外壁部
材の間にコイルを巻き回したものであり、コイル収納部
にコイルを多重に配設できてコイルの出力を増加するこ
とができ、被加熱物の温度上昇性能を向上することがで
き、用途を拡大することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、加熱コイルユニットは、被加
熱物を収容する断面略コ字状の溝状空間を形成するとと
もに、この溝状空間の外方部にコイル収納部を設けて渦
巻き状に形成したコイルを配設したものであり、渦巻き
状コイルは、予め加工したものをコイル収納部に装着す
ることで、コイルの加工が容易に行えるともに、コイル
の配設時にコイルの絶縁皮膜を傷つけることもなく、性
能、品質に優れた加熱コイルユニットを得ることができ
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、コイル収納部は、耐熱樹脂部
材、セラミックなどの非磁性材料で形成したものであ
り、加工性、組立性に優れるとともに、高温加熱性を向
上することができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、加熱ユニットは、コイルをコ
イル収納部に配設して形成するとともに、前記コイル収
納部以外の露出するコイル部を電気絶縁防水部材で被覆
したものであり、水洗後の被加熱物を加熱、乾燥する場
合に生じる水滴や水蒸気からコイルを保護することがで
き、品質、耐久性を向上することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、加熱コイルユニット1は、電気絶縁部材で被加熱物
を収容する断面略コ字状の溝状空間2を形成するととも
に、この略コ字状の溝状空間2の両側面外方にコイル収
納部3を設け、コイル結束部4aを起点としてコイル4
を巻き回して配設している。コイル4には商用電源6か
らインバータ装置5を介して高周波電流が供給されてい
る。被加熱物7は磁性体金属管で搬送用コンベア8に載
置されて溝状空間部を通過する。
【0015】ここで、加熱コイルユニット1を構成する
部材を耐熱性樹脂またはセラミックなどの非磁性材料で
構成している。
【0016】上記構成において作用を説明すると、コイ
ル4は高周波電流により高周波磁界を発生し、この高周
波磁界により被加熱物7を短時間に適宜な温度に上昇さ
せる。加熱の用途は乾燥、熱融着、熱処理、銀ペースト
やシリコン系接着材の固化など各種の加工に適用でき
る。
【0017】コイル4はコイル結束部4aを起点として
コイル収納部3に順次に巻いて配設するので、無理な応
力を受けることがなく、重大な欠陥である絶縁皮膜の損
傷による線間の短絡、焼損を生じることがない。さら
に、適度な引張加重をかけて巻き回すことにより浮き、
たるみを防止でき、品質、性能を向上することができ
る。
【0018】また、加熱コイルユニット1を構成する部
材を耐熱性樹脂またはセラミックなどの非磁性材料で構
成しているので、被加熱物7からの輻射熱、コイル4の
自己発熱に対して加熱コイルユニット1の熱劣化を防止
できるとともに、金属部材の焼き入れなどの高温処理も
可能となり、用途拡大、品質の向上が図れる。
【0019】なお、本実施例では、コイル収納部3にコ
イル結束部4aを起点としてコイル4を巻き回して配設
しているが、図3に示すように、予め加工した渦巻き状
コイル9をコイル収納部3に必要数装着して保持しても
よく、この構成により、予め加工した渦巻き状コイル9
をコイル収納部3に装着するだけで加熱コイルユニット
の組立を行うことができ、簡単で、ばらつきの少ない安
定した品質の加熱コイルユニットを得ることができる。
【0020】(実施例2)図4に示すように、加熱コイ
ルユニット1aは、角棒状の空間部芯部材10の両側面
に一対の平板状の内壁部材11を配設し、この内壁部材
11の両側面に一対の角棒状のコイル部芯部材12を配
設し、このコイル芯部材12の両側面に一対の平板状の
外壁部材13を配設して溝状空間部2およびコイル収納
部3を構成し、これらの部材を挟持部14により一体に
挟持し、一対の内壁部材11と一対の外壁部材13の間
にコイル4を順次に巻き回して配設している。
【0021】ここで、加熱コイルユニット1aを構成す
る部材のすべてまたはその一部を耐熱性樹脂またはセラ
ミックなどの非磁性材料で構成している。他の構成は上
記実施例1と同じである。
【0022】上記構成において作用を説明すると、空間
部芯部材10、内壁部材11、コイル芯部材12、外壁
部材13は簡単な形状の平板状部材で構成し、一端で挟
持して加熱コイルユニット1aとしているので、複雑な
金型などが不要となり、品質が安定するとともに、安価
な加熱コイルユニットを得ることができる。
【0023】また、加熱コイルユニット1aを構成する
部材のすべてまたはその一部を耐熱性樹脂またはセラミ
ックなどの非磁性材料で構成しているので、被加熱物7
からの輻射熱、コイル4の自己発熱に対して加熱コイル
ユニット1aの熱劣化を防止できるとともに、金属部材
の焼き入れなどの高温処理も可能となり、用途拡大、品
質の向上を図ることができる。
【0024】なお、本実施例では、一対の内壁部材11
と一対の外壁部材13の間にコイル4を順次に巻き回し
て配設しているが、図3に示すように、予め加工した渦
巻き状コイル9をコイル収納部3に必要数装着して保持
してもよく、この構成により、予め加工した渦巻き状コ
イル9をコイル収納部3に装着するだけで加熱コイルユ
ニットの組立を行うことができ、簡単で、ばらつきの少
ない安定した品質の加熱コイルユニットを得ることがで
きる。
【0025】(実施例3)図5に示すように、加熱コイ
ルユニット1bは、角棒状の空間部芯部材10の両側面
に複数対の平板状の内壁部材11を配設し、この内壁部
材11の両側面に複数対の角棒状のコイル部芯部材12
を配設し、このコイル芯部材12の両側面に一対の平板
状の外壁部材13を配設して溝状空間部2および複数対
のコイル収納部3を構成し、これらの部材を挟持部14
bにより一体に挟持し、複数対の内壁部材11と一対の
外壁部材13の間にコイル4を順次に巻き回して配設し
ている。
【0026】ここで、加熱コイルユニット1bを構成す
る部材のすべてまたはその一部を耐熱性樹脂またはセラ
ミックなどの非磁性材料で構成している。他の構成は上
記実施例1または2と同じである。
【0027】上記構成において作用を説明すると、加熱
コイルユニット1bは、複数対のコイル収納部3を形成
し、このコイル収納部3にコイル4を多重に配設でき
て、コイルの出力を増加することができ、被加熱物の温
度上昇性能を向上することができ、高温化および高速昇
温化を実現できて、用途を拡大することができる。
【0028】また、加熱コイルユニット1bを構成する
部材のすべてまたはその一部を耐熱性樹脂またはセラミ
ックなどの非磁性材料で構成しているので、被加熱物7
からの輻射熱、コイル4の自己発熱に対して加熱コイル
ユニット1bの熱劣化を防止できるとともに、金属部材
の焼き入れなどの高温処理も可能となり、用途拡大、品
質の向上を図ることができる。
【0029】なお、本実施例では、複数対の内壁部材1
1と一対の外壁部材13の間にコイル4を順次に巻き回
して配設しているが、図3に示すように、予め加工した
渦巻き状コイル9をコイル収納部3に必要数装着して保
持してもよく、この構成により、予め加工した渦巻き状
コイル9をコイル収納部3に装着するだけで加熱コイル
ユニットの組立を行うことができ、簡単で、ばらつきの
少ない安定した品質の加熱コイルユニットを得ることが
できる。
【0030】(実施例4)図6に示すように、加熱ユニ
ット1cは、コイル4をコイル収納部3に配設して形成
するとともに、コイル4のコイル収納部3以外の露出す
るコイル部を電気絶縁防水部材15で被覆している。他
の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】上記構成において作用を説明すると、被加
熱物7の加熱の目的として水洗い後に加熱し水分を乾燥
させるなどがあり、この場合に蒸発した飛沫がコイル4
の露出部に飛散しても電気絶縁防水部材15により保護
することができ、コイル4の耐久性を向上することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、加熱コイルユニットと、この加熱コイル
ユニットに高周波電流を供給するインバータ装置とを備
え、加熱コイルユニットは、電気絶縁部材で被加熱物を
収容する断面略コ字状の溝状空間を形成するとともに、
前記断面略コ字状の溝状空間の外方にコイル収納部を形
成し、前記コイル収納部にコイルを巻き回したから、コ
イルはコイル収納部に順次巻き付けて配設するので折り
曲げ加工のような無理な応力が加わらず、絶縁皮膜の損
傷による線間短絡、焼損、断線などの重大な欠陥を生じ
ることがなく、さらに、コイル収納部に密着して巻き付
けることができ、コイルの浮きがなく、加熱品質、耐久
性能を向上することができる。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、加
熱コイルユニットは、空間部芯部材と、この空間部芯部
材の両側面に設けた一対の内壁部材と、この内壁部材の
両側面に設けた一対のコイル部芯部材と、このコイル芯
部材の両側面に設けた一対の外壁部材によりコイル収納
部を構成し、これらの部材を一体に挟圧保持するととも
に、前記一対の内壁部材と前記一対の外壁部材の間にコ
イルを順次に巻き回したから、加熱コイルユニットを製
作する場合に複雑な金型が不要なり、切削、穴あけなど
の簡単な加工で製作でき、安価でかつ品質を安定させる
ことができる。
【0034】さらに、各種形状の被加熱物の小ロット加
工にも適しており、リードタイムを短縮することができ
る。また、コイルを容易に巻き回しできるとともに、簡
単で安価な加熱コイルユニットを得ることができる。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、加
熱コイルユニットは、空間部芯部材と、複数対のコイル
部芯部材と、複数対の内壁部材と、外壁部材によりコイ
ル収納部を構成し、前記空間部芯部材の両側面に内壁部
材、コイル部芯部材、内壁部材、コイル部芯部材を順次
に配置し、一端で挟圧保持するとともに、前記複数対の
内壁部材と前記外壁部材の間にコイルを巻き回したか
ら、コイル収納部にコイルを多重に配設できてコイルの
出力を増加することができ、被加熱物の高温焼成、融解
など、用途を拡大することができる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、加
熱コイルユニットは、被加熱物を収容する断面略コ字状
の溝状空間を形成するとともに、この溝状空間の外方部
にコイル収納部を設けて渦巻き状に形成したコイルを配
設したから、コイルの加工が容易に行えるともに、コイ
ルの配設時にコイルの絶縁皮膜を傷つけることもなく、
性能、品質に優れた加熱コイルユニットを得ることがで
きる。
【0037】また、請求項5に記載の発明によれば、コ
イル収納部は、耐熱樹脂部材、セラミックなどの非磁性
材料で形成したから、加工性、組立性に優れるととも
に、高温加熱性を向上することができ、被加熱物の高温
焼成、融解など用途の拡大を図ることができる。
【0038】また、請求項6に記載の発明によれば、加
熱ユニットは、コイルをコイル収納部に配設して形成す
るとともに、前記コイル収納部以外の露出するコイル部
を電気絶縁防水部材で被覆したから、水洗後の被加熱物
を加熱、乾燥する場合に生じる水滴や水蒸気からコイル
を保護することができ、品質、耐久性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電磁誘導加熱装置の一
部ブロック図を付加した斜視図
【図2】同電磁誘導加熱装置の要部断面図
【図3】同電磁誘導加熱装置のコイルの他の例の平面図
【図4】本発明の第2の実施例の電磁誘導加熱装置の要
部断面図
【図5】本発明の第3の実施例の電磁誘導加熱装置の要
部断面図
【図6】本発明の第4の実施例の電磁誘導加熱装置の一
部ブロック図を付加した斜視図
【符号の説明】
1 加熱コイルユニット 2 溝状空間 3 コイル収納部 4 コイル 5 インバータ装置 7 被加熱物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高椋 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AA02 AA08 AB27 AD01 AD34 CD62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルユニットと、この加熱コイル
    ユニットに高周波電流を供給するインバータ装置とを備
    え、加熱コイルユニットは、電気絶縁部材で被加熱物を
    収容する断面略コ字状の溝状空間を形成するとともに、
    前記断面略コ字状の溝状空間の外方にコイル収納部を形
    成し、前記コイル収納部にコイルを巻き回した電磁誘導
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 加熱コイルユニットは、空間部芯部材
    と、この空間部芯部材の両側面に設けた一対の内壁部材
    と、この内壁部材の両側面に設けた一対のコイル部芯部
    材と、このコイル芯部材の両側面に設けた一対の外壁部
    材によりコイル収納部を構成し、これらの部材を一体に
    挟圧保持するとともに、前記一対の内壁部材と前記一対
    の外壁部材の間にコイルを順次に巻き回した請求項1記
    載の電磁誘導加熱装置。
  3. 【請求項3】 加熱コイルユニットは、空間部芯部材
    と、複数対のコイル部芯部材と、複数対の内壁部材と、
    外壁部材によりコイル収納部を構成し、前記空間部芯部
    材の両側面に内壁部材、コイル部芯部材、内壁部材、コ
    イル部芯部材を順次に配置し、一端で挟圧保持するとと
    もに、前記複数対の内壁部材と前記外壁部材の間にコイ
    ルを巻き回した請求項1または2記載の電磁誘導加熱装
    置。
  4. 【請求項4】 加熱コイルユニットは、被加熱物を収容
    する断面略コ字状の溝状空間を形成するとともに、この
    溝状空間の外方部にコイル収納部を設けて渦巻き状に形
    成したコイルを配設した請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の電磁誘導加熱装置。
  5. 【請求項5】 コイル収納部は、耐熱樹脂部材、セラミ
    ックなどの非磁性材料で形成した請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の電磁誘導加熱装置。
  6. 【請求項6】 加熱ユニットは、コイルをコイル収納部
    に配設して形成するとともに、前記コイル収納部以外の
    露出するコイル部を電気絶縁防水部材で被覆した請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の電磁誘導加熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084673A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池缶の製造方法
DE102019208610A1 (de) * 2019-06-13 2020-12-17 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Trocknen von galvanisch beschichteten Bauteilen

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